感想文等 | 私がコロンボに「出会った」のって、たぶん中学の頃じゃないかと思うんですが、いっとう最初にたぶん「構想の死角」を見たんですよ。 それまでの「刑事○○」ものって、「太陽にほえろ」というか、「夜明けの刑事」というか(うっ、古い。。。)、「事件」が起きて、みんなで捜査して、なんだかその結果「真相」がわかって、みたいな、「推理」のかけらもないものってイメージだったんですよね。 で、何の気なしにテレビを見てて、「刑事コロンボ」てのが始まって、「ああ、刑事物か。。。」みたいな感じで、「スタスキー・ハッチ」とかを見るような気分で(これも古い、笑)見てて。。。 「構想の死角」って、あとで知ったんですが、かなりコロンボの最初期作なんですね。そのせいか、実に凝った作りで、見ながら。。。 「あれ、この刑事はなんだか着眼点が鋭いな。。。あれ、何てとこに目を付けてるんだ、このよれよれは。。。ええっ、ドルリー・レーンの仲間か、あんたは!。。。コ、コロンボとかいったな。。。やるじゃないか!」 てな感じで、一気にこのミステリオタク中学生は一気にコロンボ君に参ってしまったわけです。それからせっせとNHKを見て、ノベライズを読んで、、、 倒叙ものだから、「あっ!」というのは「どんな手抜かりか」とか「そんなものが証拠に!」とか、鮎川哲也さんの一時期の短編の妙味と同じようなところだったんですが、やっぱり「二枚のドガの絵」とか「歌声の消えた海」とかには「おおっ!」と思いました。「ルーサン警部の犯罪」なんかもそうかな。 コロンボさんの頭脳と名犯人の頭脳がぎりぎりのところで火花を散らすのが好きでした。。。 今や、過去形ですな。 だって、賢くないんだもの、新シリーズの犯人って。きっぱりと。 新シリーズも、「目先」での工夫じゃなくって、コロンボとしての本質のところで工夫して、勝負してきて欲しいなって、やっぱり思ってしまうのでした。(おっぺ)
旧作がよい。 ・新作はちょっと ・「別れのワイン」とか、「忘れられたスター」とか、しんみりさせるミステリ。しかも素晴らしい倒叙。 ・「権力の墓穴」も佳作です。
・声は小池朝夫。 ・「構想の死角」もいい。 ・「忘れられたスター」がいい。 ・「別れのワイン」がいい。 ・新作はイマイチ
『 刑事コロンボ 』いまハマって見ているものです。 全シリーズ22本(45話)?だったかな。DVDが出ています。 今、32話まで見ました^^ 『 刑事コロンボ 』の一番最初の監督は誰だか知っていますか? 驚く事にあの「スピルバーグ」なんですよ。 コロンボは身なりはボロボロで犯人からいつもバカにされます。 拳銃という武器も絶対に持ちません。 でも彼は「殺し」という犯罪を絶対に許さないんです。 そんなポリシーという武器を持つ刑事さんです。 コロンボ役は名優ピーターフォークさん。
細かく言えば、ピーター・フォークが最初にコロンボを演じた単発物としての第1作「殺人処方箋」と、それが好評だったためシリーズ化が見込まれ、パイロット・フィルムとして作られた第2作「死者の身代金」の監督はリチャード・アーヴィングという人です。 で、いよいよシリーズ出発ということで作られた「シリーズ第1作」の監督がスピルバーグですね。これが、私が初めて観た「構想の死角」になります。(おっぺ)
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