項目名 | 死の方程式 |
読み | しのほうていしき |
分類 | ミステリドラマ |
作者 | |
公的データ | 薬品を葉巻に仕込んで爆破し、叔父を殺害した天才科学者との対決を描く。(おっぺ) 脚本:ジャクソン・ギリス 監督:エドワード・M・エイブロムス ゲスト:ロディ・マクドウォール(「猿の惑星」) |
感想文等 | どんなに凝った作風であっても、犯人キャラが薄かったりしてつまらない奴なら、見終わってしばらくすれば、「どんな話だったっけ?」と忘れきってしまう。 しかし、犯人キャラが濃い話だと、これがいつまで経っても忘れない。ストーリーやプロット、トリックなどの細部は忘れても、キャラクターそのものはいつまでも記憶に残り、またあの話を見たいなあ、、と再視聴してしまったりする。それが「物語」というものなんだろう。 で、この「死の方程式」の犯人が濃い(笑)。長いシリーズの中で、いろいろな形で印象的な犯人キャラがあったが、この「死の方程式」の犯人は、狂騒的キャラということでは随一ではないか。 このキャラだからこの話が成り立ち、このキャラだから、あのエンディングが成り立つ。 幕切れがいつまでも記憶に残る。 コロンボシリーズの長所は、犯人役に名優を配し、こういう形で「残る」話を作って行けたというところにあると思うのだ。 だから、新シリーズもできたらそんなふうに作っていって欲しかったんだけれども、、、(おっぺ) |