語る「万華鏡」

(殺人処方箋)

殺人処方箋(さつじんしょほうせん)

項目名殺人処方箋
読みさつじんしょほうせん
分類ミステリドラマ

作者
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  • 公的データ
  • 刑事コロンボの第1話。パイロット版に当たる。
    犯罪を犯した精神科医にコロンボが罠を仕掛ける。(おっぺ)
  • 同名の舞台劇をTVムービー化した記念すべき第1作。高名な精神科医レイには愛人がいた。レイは金目当てで現在の妻キャロルと結婚したのだが、それに気づいたキャロルは離婚するとレイを脅し、レイは愛人を共犯にしてキャロルを殺してしまう。

    脚本:リチャード・レビンソン、ウィリアム・リンク
    監督:リチャード・アービング 
    ゲスト:ジーン・バリー
  • 感想文等
  • 私は基本的に、「共犯者」がいるプロットというのは好きじゃなくて、1人の知能犯が全てを支配している。。。というタイプのミステリが好みなのですね。というのは、だいたい、共犯者がボロを出すとか裏切るとか、そういう話を少年時代にやたら目にして、うんざりしちゃったもので(笑)。
     その点でいえば、コロンボシリーズでも最初の「殺人処方箋」、これも共犯者もので、そして私のがっかりするタイプのラストだったのだけど、ただ。。。映像本編というより、ノベライゼーションの方で、コロンボがこの共犯者たる犯人の愛人に対して、あんたはこの私にずっとつきまとわれる、犯人の助けなんかは当てにならないぞ、あんたは――
     「独りで戦うんだ」
     と言う、この「独りで戦うんだ」と脅しているのか励ましているのかよくわからないようなセリフがなんだか不思議に気に入ったので。まあ、記念すべきコロンボ第1作という意味もあってですが(笑)。
     さすがにパイロット版なので、まだコロンボのキャラクターが後々とは違ったりしています。何しろパリッとしてかっこよさげ(笑)。(おっぺ)
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