語る「万華鏡」

(悪の温室)

悪の温室(あくのおんしつ)

項目名悪の温室
読みあくのおんしつ
分類ミステリドラマ

作者
  • まだ書き込みはありません。
  • 公的データ
  • 刑事コロンボシリーズ。狂言誘拐が現実の誘拐殺人に。(おっぺ)
  • トニーは資産家の子息だが父の遺言のため自由にできる金は少ない。妻のキャシーが次々に愛人を作ることに心を痛めたトニーは叔父のジャービスに相談、ジャービスはトニーの狂言誘拐を計画するが彼の本当のねらいは…。ピーター・フォークの吹替えは石田太郎が担当。

    脚本:ジョナサン・ラティマー
    監督:ボリス・セイガル 
    ゲスト:レイ・ミランド
  • 感想文等
  • これは最近、石田太郎バージョンしか放映されなくなってしまった。。。その点「策謀の結末」と同じなのだけど、「策謀の結末」みたいに小池朝雄バージョンの鮮烈な記憶がないのであまり未練は(笑)。寧ろ、石田バージョンだと(小池バージョンは違うようだ)ウィルソン刑事の声が石丸博也なので、それはなんだか楽しい(笑)。
     さて、本題に移ると――この作品は、とにかく犯人役がまた印象薄い。レイ・ミランドなんだけど。コロンボが相手取るほどの頭脳派でも権力家でもない感じなので、対決の緊迫感がないのだ。で、見終わってみると、コロンボとウィルソンのやり取りの方が印象に残っていて、犯人は何してたんだっけ、となってしまう。おかげでかどうか判らないが、ときどき「毒のある花」とごっちゃになってしまう(^^;。
     できれば、とこれまた無い物ねだりなのだけれど、コロンボには名犯人との丁々発止な頭脳戦、心理戦を求めてしまうのだ。出なければ、コロンボの出る幕ではないと感じているので。。。(おっぺ)
  • この項目に書き込む / この項目の一部を削除する
    閉じる / 注意事項 / 新規項目の登録 / リロード / 管理モード