じゃりまん小学校
漫画読書感想文
2006年8月分

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今月読んだマンガリスト:14冊
NICE! は特に良かったと思う作品
ロボこみ2巻 週刊少年チャンピオン2006年36+37号 銀牙伝説ウィード30巻 魁!!クロマティ高校11巻
あひるの空4巻 週刊少年チャンピオン2006年38号 カペタ6巻 DANDOH!!ネクストジェネレーション3巻
こわしや我聞3巻 月刊少年シリウス2006年9月号 週刊少年チャンピオン2006年39号 ひまじん3巻
月刊少年シリウス2006年10月号 週刊少年チャンピオン2006年40号 総評



2006年8月度
総評
一般漫画の部
週チャンは、先月ものすごいインパクトで新連載をむかえたイッシンが
正直今はヘタレ気味。
・・・というか平凡なギャグマンガに落ち着いたと言うべきか?

竜の国のユタは、やはり今、恐竜がちょっとしたブームになっているから
それに合わせての連載なのだろうか。

かつて週チャンに連載されていたムシバトルマンガ・サイカチを思い出すなあ。
ムシキングに恐竜キングですか。

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2006年8月31日 木曜日


週刊少年チャンピオン 2006年40号
2006年8月31日発売
秋田書店 240円
▼白亜紀恐竜奇譚 竜の国のユタ:所十三
新連載。恐竜と人間が一緒に暮らす世界が舞台の冒険マンガ。
中世時代をイメージしたRPGの世界観を醸し出しているが魔法は一切存在せず、
代わりに恐竜を加えたような設定になっている。

見たところ草食竜は人間が飼い慣らしていて
野性の肉食竜が敵といった感じかな。
最後まで普通に読めたけどこの1話だけではなんとも言えず、
しばらく様子見とする。

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
晴郎は食い物食いまくってぶくぶく太ってしまうと
迷惑な存在になるんだな。
大鉄のグータラぶりといい勝負だ。

▼無敵看板娘N(ナパーム):佐渡川準
今回の明彦の一件は、特撮を愛する物達の心の叫びを
代表して読者に訴えているのであろうか。

・・・にしても明彦は洗濯物を取り込もうとしただけで
下着ドロに見られちゃうのね。
花見町の人達から信用ないんだなあ。哀れ。

▼クンクンカムカ:沼田純
いくらなんでも人間の女性のおっぱいと
犬のチンチンの触り心地の区別くらいつくだろう。
オダノブオ(17)、大人への階段の先は長いな・・・

▼ショー☆バン:原作/森高夕次・作画/松島幸太朗
鬼頭監督に怒鳴られ、続投決定後の番太郎のすさまじい暴れっぷりは
チームメイト、対戦相手、観客、そして読者をも
混乱の渦に巻き込んでいる!!

番太郎が監督に見せた涙は、前の生島ノリちゃんが見せた涙と同等とか
そんなことすらどうでもよくなる暴走ぶり。
このまま放っておいたら野球の試合すら成り立たなくなってしまうと思うのだが
これでもし涼山中が勝ってしまったら
もうミラクルとしかいいようがないな。マジで。

▼涅槃(ねはん)姫みどろ:原作/大西祥平・漫画/中里宣
みどろが将棋を知っていたなんて意外ですな。

・・・そんなことより、あの勝負師が好きな将棋を指したまま逝くことができたのは、
みどろが用意した厄い薬を飲まなかったからだろう。
飲んでいたらどうなっていたか・・・
ということで今回はハッピーエンドの類だ。良かったネ。

▼ナンバMG5(エム・ジー・ファイブ):小沢としお

ハイ 副部・・・

おいおいおい、その発言はまずいだろう剛くんよ。
まさかそんな初歩的なミスで自らボロを出してしまうとは思わなかったぞ。
剛が言ったこのセリフを部長&副部長が時と共に忘れてくれればいいんだけどな。
なんか気になるよ。

▼発明軍人イッシン:阿部秀司
イッシンの発明品は厄いわ。
飛野玉のぶざまな姿を見てるとそう思ふ・・・

▼いっぽん:佐藤タカヒロ
五十嵐が田代を負かしたのは偶然ではなく、
体が負けを許さなかったとする五十嵐の実力主義的な思考回路がすばらしい。
「運も実力のうち」なんて真の強者には通用しないことを思い知らされる。

▼少年ルパンと奇妙な犯罪:木々津克久
読みきり。
少年探偵が、墜落死したお婆さんの真相を解き明かすという内容のマンガだが、
少年探偵の推理力よりも、お婆さんが殺された真相のほうが
最近の少年犯罪にありがちな命を軽視したやり口で後味が悪く印象に残る。
もちろんそれが悪いと言うわけではないが
衝撃的な事件の真相に比べて主人公がちょっとおとなしすぎる感アリ。
それとも事件の殺伐さを全面に出したかったのかな?

▼キレルくん:五島慶彰
さやかと神童のガチンコ勝負は一生決着がつかないことが
今回のお話ではっきりした。
これからもキレルくんが絶対邪魔するあろうからだ。

▼現代怪奇絵巻:根本尚
巨大な野菜はまずい。そうでしょうねえ。
そもそも野菜に限らず巨大な食べ物は
味が大味になりがちなんじゃない?

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2006年8月31日 木曜日


月刊少年シリウス 2006年10月号
2006年8月26日発売
講談社 500円
え?タイマー3の単行本が出るの?
ヤッター!!

▼時間救助隊TIMER3:能田達規
遊園地でジェットコースターが事故を起こしたので
鉄雄くんが必死に1人で救出活動をおこなっているよそで
防衛軍は鉄雄くんをテロリストと思いこんで
そこが遊園地だろうとかまわず本気でレーザー砲をぶっ放ってきた!!

鉄雄くんはなんとかタイマー3の任務は果たせたけれど
パワードスーツは破壊され、防衛軍の真の恐ろしさの一部分が窺え
気が気じゃない展開。
それから防衛軍のミンミン少佐との接触もどうなるか気がかりだし
鉄雄くんと女の子との絡みでは今度は桐島さんにスポットを当てているし
今週もいろんな意味でドキドキもの。
これで次週どう決着つけるんだろうなあ。
やはりおもしろいのです。

※他に気になったマンガ

▼もえちり!:堂高しげる
かわいいけど頭が悪そうな女の子がいっぱい出てくる
4コマギャグマンガ。
今月は萌える夏祭り・四国・九州編をテーマに
4コマギャグをお届けしている。

長崎編ではリアルに描かれた男性器がいっぱい描かれてますが
作者さんはこれを描いてる時、どんな気持ちなのかとっても気になります。
ある意味女の子よりは見慣れた物だから
気軽に描きやすい!?かも。

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2006年8月30日 水曜日


ひまじん 3巻
重野なおき
芳文社 MANGA TIME COMICS 599円
森川つぐみのインドアライフ3弾。

相変わらず内職で生計を立て、アパートの部屋から一歩も出ないつぐみちゃんですが
むさ苦しさや堕落している雰囲気は一切なく、
むしろ活気があって家の外同様の騒動を巻き起こしている。
サボテンの緑丸も順調に自滅しているし
MHK男は順当におっぱらってるし
借金大王の宮本くんも適当にあしらって
不規則ではない超インドア派の暮らしのパターンができあがっている。
少なくとも不健康に思えることはない。

「家の中ばかりいてたまには外へ出ろ」と言ってるヤツが
つぐみちゃんの暮らしを見たら得も言われぬ敗北感を味わうことでしょう。
そんな楽しいインドアライフな生活を毎日送っているつぐみちゃんは
常に勝者なのです。

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2006年8月30日 水曜日


週刊少年チャンピオン 2006年39号
2006年8月24日発売
秋田書店 240円
今週から連載開始となった車田正美氏以外の人が描く聖闘士星矢は
果たして新規読者や従来の星矢ファンに受け入れられるのでしょうか。
とりあえずオイラはいろんなマンガ感想サイトを回って
どんな評価を受けているのか高みの見物をする予定。
ちなみにオイラが読んだ感想は
「星矢とは無関係なオリジナルストーリーだったら良かったのにな」ってな感じです。
つまりファンタジーマンガとしてはなかなかいい出来映えなのではないかと。

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
午前1時に元気よく登校する小鉄に怖いものなし!
亡霊がこようが校舎の屋上から飛び降りようが小鉄は不死身なのです。

小鉄が死から程遠い存在であることを再認識するお話。

▼魔剣士ZANN(ブレイダー・ザン):大舞キリコ
今度の敵は剥製に生命を与えることができるブレイドの持ち主か?
・・・っていうか普通、画廊のオーナーといえども鷹の剥製をナデナデしたりするか?
この辺りの話の流れがちょっとわざとらしい。

▼発明軍人イッシン:阿部秀司
おもしろかったけど、真実しか書けないペン「暴露」や
季節を自在に変えられる「四季将軍」の効果を見ているうちに
なんだかタチの悪いキテレツ大百科やドラえもんを見ているような気分になってきた。

▼無敵看板娘N(ナパーム):佐渡川準
花見町ケンカ山車(だし)大会の決勝戦は
美輝とカンナの体を張ったぶつかり合いとなりました。
もう山車の外見上のデザインなんてどーでもいいじゃん。

封印解除の間際、美輝の背景に浮かぶ人たちは
いずれも美輝にとって良き戦友たち。
その中に辻くんがいて明彦がいないのは笑えた。

そのうちカンナも美輝の戦友仲間の中に入るのだろう。

▼ナンバMG5(エム・ジー・ファイブ):小沢としお
美術部の部長が冷たい態度をとっていたのは本心ではなかった!
「そろそろ難破くんを許してあげたら・・・」
そんな部長と副部長のやりとりを
剛がファーストフード店でこっそり聞いていたのが涙ぐましい。

その後、部長が不良にからまれてるけど
これが剛にとって悪い方向に話が進みそうで心配。
たとえば特服の正体が部長にバレそうになるとか。

▼椿ナイトクラブ:哲弘

夏休み茜ちゃん研究

はーい、五十六さーん、
茜ちゃんのトイレ使用中と入浴中の写真がありませーん!
冬休みの研究の時にはぜひお願い致しまーす!

▼ショー☆バン:原作/森高夕次・作画/松島幸太朗
番太郎はデーブにランニングホームランをかまされても
まだなお自分のピッチングスタイルを変えないとぬかすか。
あくまで自分の意思を貫き通すのね。でも男らしくねー!!
「ウチの打撃は相手投手から“2点以上”は取るであろうから」って
悪い意味でチームメイトを頼ってるじゃん。
すげー悪辣ぶりだ。震え上がるよ。

▼涅槃(ねはん)姫みどろ:原作/大西祥平・漫画/中里宣
まだ高校生であるが故に人々に認めてもらえず、
満たされない天才作曲家として不満を抱いている呉(くれ)は、
自ら作曲家としての伝説を作り上げるために
一度死んで伝説になってから生き返る作戦を思いつくところまでは良かったんだけど、
死んでから伝説になるまでの経緯を考えてなかったのは失敗だった。
大々的に死の飛翔をしたあげくに載った新聞記事が
「ノイローゼで紙ばらまく」じゃあ有名になりはしないわな。
結局、オルゴールと引き替えに己の命を失うことになるなんてとん死にだな。

そしてみどろの店に置かれたオルゴールは、
今後「呪いのオルゴール」としてみどろにとっての
伝説のアイテムになるんじゃないだろうか。
みんなも命は大切に・・・

▼いっぽん:佐藤タカヒロ
五十嵐に振り回されて苦戦を強いられてる田代が
あれこれ打開策を見いだしている時に外野の新関の一言で我に返り、
自分の柔道をとりもどし、攻撃力を増していくシーンは
春でなくともこちらも力が入ってしまう。
熱い試合だ。滾(たぎ)るぜ。

▼キレルくん:五島慶彰
さやかがキレルくんとデートするとキレやすくなるからおもろいなあ。
さやかに群がるヤンキー共を一瞬にして従わせるギャグに失笑。
しかしこの2人お互い全然波長が噛み合ってないよな〜。
カップルと呼ぶにはまだまだ早すぎる。

▼キャンフライ:山下勲
残念ながら神判の日が来る前に終わってしまいましたが
発展的エンディングで良かった。
でも小太郎があきらを抱えて夜空を飛んでいる間にも
カラス共が人間達を襲ってるんだろうな・・・
ってことでハッピーエンドじゃないじゃん。
惜しい。

▼現代怪奇絵巻:根本尚
アニメの女はいいですよね。おしっこもうんちもしないし。

空を見るとゴミのような微生物がピンピンと移動するってのは
ただ単に眼球が汚れてるだけなんじゃないのか?

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2006年8月25日 金曜日


月刊少年シリウス 2006年9月号
2006年7月26日発売
講談社 500円
また能田達規氏のタイマー3が載っているということで購入。
今度は11月号まで集中連載するとのこと。

▼時間救助隊TIMER3:能田達規
鉄雄くんとのぞみちゃんとデンチューの、時間救助隊タイマー3の面々が
ひょんなことから「愛国戦士テロテロ団」なるテロリスト集団と間違われて
防衛軍を敵に回して激しくもスピーディなチェイスが繰り広げられる。

1話目を見る限りでは、防衛軍とのバトルあり、家族愛あり、
鉄雄くんとのぞみちゃんのちょっと甘いシーンありの
いろんな要素てんこ盛りのヒーローアクションストーリーだ。
特に今回は鉄雄くんとのぞみちゃんが急接近していて
この事件を機に2人の関係がどうなっていくのかも一つの見どころとなりそう。
テロ事件、のぞみちゃんとの関係、いずれもドキドキする展開で見ていてとてもおもしろい。

次号ではこれに加えてテロテロ団をやっつける話も加味されるだろうから
おもしろさにもさらに拍車がかかるはず。
2話目も大いに期待。NICE!

※他に気になったマンガ

▼ふぁにいみゅうじあむ:伯林
「伯林」ってどこかで聞いたことあるなあと思ったら、
前に週チャンで「しゅーまっは」を描いてた人じゃんか!
シリウスで描いてたのね。

既に4話目なのでキャラ設定とかよく分からないのだけど、
かわいいけどロクなこと考えてない女の子数人が
異世界でマンモスと戦ってますね。
これだけでもすごくぶっとんだ話ですけど
さらに女の子の中には巨大なイエティに変身する者がいて
その変貌ぶりに圧倒されます。
かわいい女の子が雪男(!?)に変身ですよ!!
理性は一応残ってるみたいだけど
マンモスを一撃で倒す化け物なんて理性がないのと同じだ。

シリウスでもかつてのしゅーまっはの非常識ぶりを
マンガ内で存分に発揮しています。
おもしろいかった。

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2006年8月22日 火曜日


こわしや我聞 3巻
藤木俊
小学館 少年サンデーコミックス 409円
静馬ばーさんや、元ヤンキーの保科(ほしな)さんや、
秘書の國生さんなどの、いろんな凄腕の持ち主が我聞の周りにいて
その度に我聞が未熟者扱いされている印象があるんですが、
ピンチの時にはきまって駆けつけるし、仙術も少しずつモノにしてるし、
なんだかんだで壊し屋稼業の任務もこなしてるし
少しは成長してるんじゃないの?

あ、でも赤字出しっぱなしは深刻な問題か・・・

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2006年8月20日 日曜日


DANDOH!!ネクストジェネレーション 3巻
原作:坂田信弘 作画:万乗大智
小学館 少年サンデーコミックス 409円
ルチオ大魔王も次から次へと姑息なことを考えつきますねー。
冷房の効いたドームの中でゴルフを楽しむなんて
そんなの聞いたこともないわいな。
しかしゴルフコースのあらゆる自然をものにして勝利へ導くダンドーにとって
これほど不利な条件となるコースはない。
か弱い妖精・龍ノ介をキャディに従えて
ますますダンドーのゴルフが乱される気もするんですが、
こんなんでもダンドーにとっては
元気の素くらいにはなるんでしょうね。

大魔王は新庄パーティを根絶やしにするためとはいえ
よくもまあ巨額をつぎ込んでこんなコースを造ったモンだよ。
相当のヒマ人だなあ。

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2006年8月19日 土曜日


カペタ 6巻
曽田正人
講談社 講談社コミックス 530円
中三に成長したカペタ。
マネージメント役のノブとの友情を深めてますねー。
いや、ノブのほうがカペタに入れ込んでいるのか。
その辺りはカペタの父が言うように
小学生の時にはひとりぼっちだったカペタに
心が共有しあえる戦友ができたってことでいい傾向。
ノブはかつてはいじめっ子だったのにね。

カペタはフレームがイカれた3年落ちのカートで
コーナリングの際、己の全体重をかけて曲がるという
人車一体とはかけ離れた操り方しとります。
まあある意味レーシングに熱が入っている結果とも言えますが。

とりあえず中学生編もならではのおもしろさがあって
一安心かな。

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2006年8月19日 土曜日


週刊少年チャンピオン 2006年38号
2006年8月17日発売
秋田書店 250円
聖闘士星矢・冥王神話は今後は不定期で連載する模様。
でも全話オールカラーでお届けするのはマンガとしてすごく魅力だ。
そしてもう一つ、車田正美氏とは違う人が描いた聖闘士星矢が
次週より連載されるそうな。
画の担当は今まで少女マンガを描いていた人らしいですが
少女マンガというよりは同人誌っぽいな・・・
いずれにしろ車田正美氏っぽい雰囲気全くナッシング。

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
フグオの神懸かり的なアイス棒“あたり”出現連続記録の正体は
自分の歯でアイス棒に「あたり」の文字を瞬時に彫っていたことだった!

インチキだけど、神懸かり的な才能であることは間違いない。

▼無敵看板娘N(ナパーム):佐渡川準
花見町でケンカ山車(だし)大会が開催!
美輝&明彦が作った山車は見るからに物騒で
勝負前から飛び散る木片泣き叫ぶ敗者の姿が容易に想像できる。
明彦が言っていた「よい町内会は絶対マネしないでください」を
そのまま実践する熱いケンカ勝負となりそうだ。

▼魔剣士ZANN(ブレイダー・ザン):大舞キリコ
新連載アクションバトルマンガ。
主人公のナオミが持つ母の形見である指輪の石には
ブレイドという特殊能力を持つ魔剣士が宿っていて
その石を全て集めれば人間界を操れるほどの力を得ることができる。
だがそのためには石を持つブレイド同士が闘って相手を殺さなければ
石を手に入れることができない。
もともと一般学生のナオミがいきなりこんなこと聞かされても受け入れられず
闘って石を集めることを拒むが
既にクラスメイト2人がナオミの石を奪おうと
ブレイド共々襲いかかるのだった。
―――といった感じの出だし。

闘うことを好まない少女が闘う運命にあるブレイドと共に
戦いの中で成長していく―――
これは前に週チャンに連載されていた“MASTER GUN MASTER”と
趣旨が似ている。

しかし、コピーで「頭脳(ブレイン)バトル」と書いてあることから
頭脳的な作戦も要求されることが予想され、
攻撃だけではないブレイドの特殊能力を駆使した
人との連係プレーが見どころになっていきそう。

初回を見る限りでは指輪の石がどうやってクラスメイトの手に渡ったのか、
石をいくつ集めればいいのかなど謎な部分も多いが
ストーリー的にはなんとも言えず微妙。
とりあえず次号以降の展開を見守ることにする。

▼発明軍人イッシン:阿部秀司
撫子のイッシンに対する「面白い」発言が乱発していて非常にうっとうしかった。
おまけに読むテンポまで乱してしらけてしまった。

▼ショー☆バン:原作/森高夕次・作画/松島幸太朗
番太郎の7球連続のあとのスライダー作戦も
結果としてデーブに見破られた結果となってしまう。
そうそう腹黒番太郎の思惑通りにいかない試合運びがおもしろい。

▼涅槃(ねはん)姫みどろ:原作/大西祥平・漫画/中里宣
父親が亡くなり、会社の相続権を巡って争う兄弟のために
父親の遺した屋敷の中で平和的解決策の降霊会が行われるはずが
金の亡者達のラストを飾る舞台となろうとは。
最後に燃え上がるクライマックスが最高!!?

▼キレルくん:五島慶彰
ま、神童の空手道も、キレルくんの遊び道も、
熱中できるものがあることは良いことだ。ウンウン。

▼椿ナイトクラブ:哲弘
五十六が茜に
たこやき食べる?
チョコバナナとか
って言っていたけどこの2つの組み合わせに他意はないよな?な?

▼現代怪奇絵巻:根本尚
シャワーから出た水が「つめたい」なのに
思わず「あつい」と言ってしまうケースはよくありますが
ここからさらに発展してやけどを負えば
リアルシャドーの完成になります。

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2006年8月17日 木曜日


あひるの空 4巻
日向武史
講談社 講談社コミックス 409円
暴れん坊の問題児・夏目もバスケ部に入ってからは
多少態度のでかさは残るもののバスケにはマジメに取り組んでいて
空とは違ったバスケバカを見せてくれてるのは良い傾向。

しかし、夏目をバスケ部に迎え入れた後も偵察や
女子との試合が主でバスケ部としての本格的な活動はまだまだ見られず、
土台作りが長引いているといった印象強し。

それほど九頭龍(くずりゅう)高バスケ部は荒んでいたのかな?
立て直しには相当の時間がかかるとか。

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2006年8月16日 水曜日


魁!!クロマティ高校 11巻
野中英次
講談社 講談社コミックス 409円
前田の作文が映画化する話がありましたが
あれって漫画家の世界でもありえるんじゃないかと一瞬思った。
読者からアンケートをとったりとか、
前田(作者)の思った通りのストーリーが描けないとか
妙にリアリティがあるので。

作品の持ち味が損なわなければ
多少作者の意図と違った内容でも読者としてはいいのかもしれないけど
なんか複雑な気分だった。
うーーーん、どうしても前田が売れっ子の漫画家に見えてしまうな・・・(苦笑)

あと頭につけるアレの名前、まだ不明のままなのか・・・

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2006年8月11日 金曜日


銀牙伝説ウィード 30巻
高橋よしひろ
日本文芸社 ニチブン・コミックス 530円
法玄死す。
しかも人間の銃によるもので悪党の限りを尽くした法玄にとって
似合いの末路となった。
ウィード達とあれほどの死闘を繰り広げても
死んでしまうとあっけないものだ。
しかし最後まで悪党を貫き通したなあ法玄・・・

さて、次なる敵はなんと犬じゃなくて猿。
まだ得体が知れてないがボスザルは酒に仔犬の血を混ぜて飲むのが趣味だとか。
犬の世界では法玄みたいなのがいて荒れていたが
猿の世界も相当淀んでいるようですな。

ところで犬と猿って言葉を交わすことができるんですね〜♪
ってそんなことはどうでもいっか(笑)。

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2006年8月11日 金曜日


週刊少年チャンピオン 2006年36+37号
2006年8月3日発売
秋田書店 250円
▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
プールにサメがいるかと思いきや巨大なウンコ・・・
どうあがいても国会議員と巨大なウンコは切っても切れないウン命にあるのね。
最近はこれに加えてあかねちゃんもセットにされているようで哀れ。

▼無敵看板娘N(ナパーム):佐渡川準
明彦の特撮戦隊教育講座がおもしろかった。
「戦隊モノは正義や道徳を分かり易く教えてくれるシロモノ」
確かにおっしゃるとおりで。
こういった戦隊モノが世の犯罪防止にも役立ってるわけですな。
必修科目も当然と言えるだろう。

何気に美輝ちゃんレスだったのもイイ。
戦隊モノは明彦の独壇場だ。

▼発明軍人イッシン:阿部秀司
4週連続玉砕オチにはならず。まあ妥当な線か。

今回のイッシンの発明品・脳内制御解放装置「超人」は
おもしろい実験結果が見られたのはいいけれど
もうひとつの感動発生機はどうした・・・?
あれもおもしろそうな発明品だったのに日の目を見ず
いきなり玉砕してしまったのがなんとも残念な実験結果だ。

▼ナンバMG5(エム・ジー・ファイブ):小沢としお
伍代を助けに行った剛が待っていたのは
美術部部長の冷たい態度。
なんとも残酷な結末に。

お礼を言いに来た伍代の前で
普通人としての精一杯の強がりを見せる剛を見てると
グッと来るものがあるなあ。
がんばるのだ剛。

▼涅槃(ねはん)姫みどろ:原作/大西祥平・漫画/中里宣
執事は30年ぶりに感動の再会をした女性歌手のために、
一肌脱ぐといういい話ではあるものの
みどろのことはまるで信用していないのが笑えた。
でもそのおかげで今回はみどろもいい人になってしまっているのは
やはり執事の判断の正しさが生み出した結果だ。

▼椿ナイトクラブ:哲弘
相変わらず茜の体が色っぽいの一言に尽きる。
故に男からも女からも狙われ
いつ操を奪われるか分からない日々を送らされているのは
その体ではもはや仕方がないといったところ。
男のオレから見てもホント、色っぽすぎる。

そして三輪の夏への解釈もすばらしい。
夏なら男と性犯罪を犯してもいいってか。
そりゃあないだろう(苦笑)。

ヤンキーフィギュア:ミッチェル田中
最終回。
ヒツジくんが完全インドア派なのは分かったけど、
あの黒ネコの行動から察するに
ヒツジくんにフィギュアにはない
本物の女性の良さを味わわせたかったんじゃないかしら。
にしてもあれじゃ逆効果だとは思いますが。
まあ単なるイタズラでしょうけどね。

女性キャラがたくさん登場していて、きれいに描けてはいたが
いずれもヒツジくんが女性に殴られて続けているため、
萌えのイメージよりも血の気の多さだけが残った。
普通にヒツジくんのヘタレっぷりのほうが数倍おもしろかったし
よかったと思います。

▼キレルくん:五島慶彰
水球が乱闘と化すジェノ学のイベントも怖いですが
さやかの持ってるクギ付きバットのほうがもっと怖いです。
まさか水球の時に使わないよね?

▼キャンフライ:山下勲
小太郎が学校でいじめられても何とも思わないのは
実はあきらめやすい性格の裏返しだったのね。
そんな小太郎が人間のためにカラスから守ろうと
第一歩を踏み出したのは立派。

しかし小太郎たった1人ではあまりにも地道な努力すぎるな〜。
そのうち小太郎に劇的変化が起こるんじゃないかな?

▼現代怪奇絵巻:根本尚
「色つきそうめんの奪い合いごときでケンカ」は
小学生以下の兄弟ではよくあること。
他にも、ミカンの葉っぱがついているのとついていないのとか
いろんなバージョンがありそうですな。


袋とじの聖闘士星矢を読んだんですが
ギリシャ神話かなんかをテーマにしたバトルマンガなの?

それと昔、週チャンに連載されていた某パチンコマンガで
画が聖闘士星矢を描いていた人に似ていると言われていたのを思いだした。

今思うと「そんなに似てるのかな〜?」ってな感じですが微妙ですな。

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP 31号 32号 33号 34号 35号
2006年8月10日 木曜日


ロボこみ 2巻
やぎさわ景一
秋田書店 少年チャンピオン・コミックス 409円
奇妙な駆動音を立てながら動き回るロボット少女・鈴木ロボ子を始めとする
愉快な女の子達に振り回されて心も体も休まる時が全くない
かわいそうな石上くん。

女子学生が石上くんの周りにたくさんいるというのに
恋愛だのエッチだのとは全く無縁で、
むしろクセのある女の子達にケガさせられて
殺されそうになることもしばしば。

まあその主犯格は当然ロボ子なんですけどね。
石上くんが近づくと決まって誤動作&故障するし。

そんな中、石上くんが委員長の胸をわしづかみにできたことが
最高の喜びですかね。
その後ボコボコにのされてますけど。

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP 1巻
2006年8月8日 火曜日