じゃりまん小学校
漫画読書感想文
2005年1月分

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今月読んだマンガリスト:27冊
NICE! は特に良かったと思う作品
金色のガッシュ!!16巻 かってに改蔵25巻 週刊少年チャンピオン2005年6号 
美鳥の日々7巻 こわしや我聞1巻 週刊少年チャンピオン2005年7号 いでじゅう!8巻
僕と彼女の×××2巻 666〜サタン〜8巻 ミスター味っ子2 1巻 
週刊少年チャンピオン2005年8号 それいけ!!ぼくらの団長ちゃん6巻 ロボこみ1巻
第4回転校生 ミニパトラプソディー2巻 団地ともお2巻 冒険王ビィト7巻 シャーマンキング30巻
ハルコビヨリ1巻 せんせいになれません3巻 週刊少年チャンピオン2005年9号 じゃんぷる3巻
銀牙伝説ウィード28巻 がじぇっと2巻 猿ロック3巻 魁!!クロマティ高校10巻
フードハンター双雷伝4巻 麺王フタツキ!2巻 総評



2005年1月度
総評
一般漫画の部
週チャンは相変わらず「いっぽん」がおもしろいが
ナルトヤにもちょっと注目かな。
宿場カードがトランプになっているのがおもしろい。
トランプって設定が後々の何かの伏線には・・・・
なってないか(笑)。

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2005年1月31日 月曜日


麺王フタツキ! 2巻(完)
西条真二
講談社 講談社コミックス 409円
そしてあっけなく撃沈。

麺コンテストは、トンデモなテーマの麺料理や
生意気な審査員など、鉄鍋のジャンそのまんまのノリで
おもしろくは読めたのですが、
どこか的はずれだったんでしょうね。
最後は強引に学食料理で締めくくった感じで
なんともわだかまりが残る読後感でありまして。

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2005年1月31日 月曜日


フードハンター双雷伝 4巻
小川悦司 原案協力:小笹和俊
講談社 講談社コミックス 409円
食材市場を仕切りたがる「都察院(とさついん)」の隊長、ウンコくんが
司馬と響を罠にはめるつもりが実は2人はハナから罠だと知った上で
超危険で難題なダイヤモンドフィッシュに果敢にも挑み、
いつものように司馬の足技と、響のダマスカスの剣さばきで
見事ダイヤモンドフィッシュ入手成功と。
ウンコくんしてやられたり。

しかしこのまま引っ込んでしまうウンコくんじゃないだろ?
その腕に巻いているダマスカスリング、
フードハンターと何か関係があると睨んだが
どうなんでしょ?

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2005年1月31日 月曜日


魁!!クロマティ高校 10巻
野中英次
講談社 講談社コミックス 409円
ま、この巻はなんと言っても
単行本10巻達成企画(じゃないのは分かってる)
スペクタル巨編・はやし太の地底猿帝国でしょうなあ。
林田がいきなりマンホールの穴に落ちたらそこは猿帝国って
突拍子もなく物語がスタートして、
その後も無表情なキャラに屁理屈紛いの蘊蓄に
クロマティ高校そのまんまのノリで
いつもとなんら変わらないテンポで読むことができた。

それにしても野中英次氏の描く地底人は
乏しい顔の表情が功を奏して妙に雰囲気が出てるよなあ。
人間以外のキャラをもっと目立たせてもいいかもしれん。

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2005年1月30日 日曜日


猿ロック 3巻
芹沢直樹
講談社 ヤンマガKC 539円
金庫破り以降、全くカギの解錠なんぞしていない耶太郎ですが、
たまには耶太郎の高校生活を覗くのもよかろう。

耶太郎が通う高校では、女子がジュラシックパークの恐竜と化し、
そんな悪環境の中で耶太郎のクラスの男子たちは
いかに童貞をいち早く捨てられるかという「童貞マップ」なるものを
掃除用具を入れるロッカーのドア裏に貼ってあるのだ。

誰1人拒む者もなくクラス全員が童貞マップを
参考にしているのがすばらしい。
性格は十人十色だが誰もが皆、根は童貞とか女の子のことしか考えてない。
さすが耶太郎の通う通称童貞高校だ。
・・・っていうかなんで常日頃女のことしか考えてない耶太郎が
こんな高校に通ってしまっているのか?
あまりに情けなさすぎて笑ってしまいますネ。

耶太郎の鍵師としての仕事ぶりだけを見たら
危険な仕事に手を染めつつも
犯罪者に同情せず警察に手回ししたり
かっこいいところを見せてはくれているんだが
いかんせん普段の素行があまりにも・・・ねえ(苦笑)。

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2005年1月30日 日曜日


がじぇっと 2巻
衛藤ヒロユキ
マックガーデン BLADE COMICS 579円
周一くんがおもしろい位置づけのキャラになってきましたね。
ノラ機械・ビビリアンと人間の間に立って
壊れた機械を直す「直し屋」を父から受け継いだ周一くん。
これは人間の心にも関与することになり、
心の変化が激しい中学生時代を描いた物語としては
ますますおもしろくなってきたといったところ。
どんどん衛藤ジュブナイルワールドが拡がっていくなあ。

派手な場面も特になく、ビビリアンがごく自然に
フツーの中学生の生活に密着しているからのめり込みやすいんだよ。
そこがこのマンガの良いところだね。

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2005年1月29日 土曜日


銀牙伝説ウィード 28巻
高橋よしひろ
日本文芸社 ニチブン・コミックス 530円
さあ、いよいよ詰将棋のような展開になってまいりました。
法玄という玉将をいかにして詰めるか。

法玄は麗華や裏切られた部下に
オレの仲間になれと命令しても
もはや寝返る者は誰一匹いない。

逆に敵駒を味方につけた奥羽軍は
法玄を徐々に追いつめていけばいい。
奥羽軍は仲間のためなら自ら捨て駒になることも厭わない
頼もしいヤツらなのだ。
ウィードも父親の銀と感動の対面も果たせたし
法玄を詰むのももうすぐだろ。

それよりも銀とウィード、総大将親子が同じ志を持って
悪犬・法玄を討つというのはこのマンガでは前代未聞の展開。
大将親子が一緒に戦うなんて、銀が子犬の頃はなかったもんなあ。
それが今、こうして現実のものとなっている。

銀とウィードには法玄をさっさとうち倒して
奥羽の楽園の象徴であってほしいですな。

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2005年1月29日 土曜日


じゃんぷる 3巻
週刊少年ジャンプ編集部
集英社 ジャンプ・コミックス 409円
読者投稿コミック本です。

時代が流れても基本的には「ジャンプ放送局」ですね。
リアルタイムでジャンプ放送局を楽しんだ世代でも
そんなに違和感なく楽しめるんじゃなかろうか。
ドラクエ・ドラゴンボール・キン肉マンネタもご健在ですし
むしろ最近のジャンプマンガネタが鳴りを潜めちゃってますから。

それにしてもホントによくこんなアホくさくて思わず笑っちゃうネタを
ポンポン思いつくもんだ。
いつの世も投稿戦士の作品には驚かされっぱなしです。
大したモンだ。


P.S.
方位を4つ言いなさいと言われ、
「ほーい、ほーい、ほーい、ほーい」と答えた、
というネタは確かジャンプ放送局にあったような・・・

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2005年1月28日 金曜日


週刊少年チャンピオン 2005年9号
2005年1月27日発売
秋田書店 240円
▼番長連合:阿部秀司

目標はただひとつ 全国制覇だ!!

さすが全学会の総番長・東っちだ。
1000人以上はいる構成員全員を
この一言で士気を高めやがった。
某塾長の「儂が塾長の―――である!!」と
通ずるものがあるなあ。

・・・ってことで新章スタート。
千葉を完全制圧し、全学会の全国制覇へ向けての県外第一歩は池袋。
上総連合とのすさまじい抗争も序章にすぎなかったことを考えると
池袋攻略がどんな闘いになるか想像だにつかん。

東っちに打ちのめされ改心した吉田と畠山は
岩橋の家で住み込みで働いてるみたいだけど
すっかり毒気が抜けとるのー。
まあ会長の天からの声を実践して良い傾向だと思うけど。

ショー☆バン:原作/森高夕次・作画/松島幸太朗
番太郎のその態度&性格には
イジュくんだけでなく観客や読者のオレまでも
振り回されてしまうのー。

▼剣聖ツバメ:高橋功一郎
よくよく考えたらこのマンガって剣道マンガじゃないよね。
かつての剣豪が現代の剣道剣士の体を借りて
斬りまくってるイメージだもの。

不意打ち闇討ちはお手のもので
そこには剣道らしさが何もない。
これが本格剣道まんがということなのか?

▼輪道:井ノ内貴之・原案/乗峯栄一
そういえば風祭は女の子2人に
携帯のカメラで男の大事な物を撮られていたんだっけ。
すっかり忘れてたよ。
心身共にやつれた状況でよくそんなことを思い返すよな。

ところであの女の子2人はまだ風祭の写真を持っているのかね?

▼無敵看板娘:佐渡川準

じゃあな挑戦状

・・・っていくらなんでもそりゃひどすぎるだろ美輝ちゃん。
肉体的にも精神的にも完全に打ちのめされた勘九郎が哀れ。

▼いっぽん:佐藤タカヒロ
春に負けて悔しさをこらえる黒田を見てると
グッとこみ上げてくるものがあるね。

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
固軟(コナン)くんは一皮むけたんじゃなくて覚醒したんじゃない?
そして本当に一皮むけたのは闇崎駿の顔面だよ。

▼エレル:藤澤勇希
ついにコーセーが粘菌とご対面。
しかし粘菌をどうすればいいのかコーセーにはまだ分からない状況。
粘菌はこのまま放っておくといずれ人類を滅ぼす存在となり得るか・・・?

▼麺屋台ロード ナルトヤ!:馬場民雄
おいおいおい、宿場カードってトランプだったんかい!
まるで電車のスタンプラリーだな。
でもうまい具合にちゃんと53ヶ所のチェックポイントが
トランプの枚数分になっているのがミソ。
アイデアだけは実に冴え渡ってるなこのレースは。

でもこの様子だとその地点での宿場カードは
1人だけにしかもらえないみたいなので
屋台バトルは意外とレベルは高そう。

なのにナルミはなに競馬なんかやってるんだよ・・・
しかもスッてるし。

▼ロボこみ:やぎさわ景一
悪意のない料理下手な人間が、とかく材料を手当たり次第ぶち込んで
それを被害者がどうしても食べなきゃならない状況に陥いるという
ギャグマンガの基本というかお約束というかそんなお話でした。
・・・というか病人にジャイアンシチュー紛いな食い物作るなよ。

委員長の弟妹が作った灰色の雑炊よりも、
キミたち弟妹の方がかわいくておいしそうなんですが(爆)。

▼MASTER GUN MASTER:鈴木ダイ
まさかリズホの手にした手榴弾から
人造人間かなんかが「MORE」とかほざきながら
飛び出してくるんじゃあるまいな。

▼ドールガン:出口竜正
純太が女子寮の理事長に!!
なんておいしい役回りもらってるんだおまえわっ!!
と、とりあえず紅き死の戦士・ワルビーにお礼言っとくか!?

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2005年1月27日 木曜日


せんせいになれません 3巻
小坂俊史
竹書房 バンブーコミックス 619円
2巻の時よりも先生キャラの印象がより強烈になってますね。
特に池田先生と保健医の和泉先生。
この2人の非常識な行動の影響が
普段の学校生活にまで及んでしまっている。

池田先生は金がないので食べ物も満足に買うことができず、
食糧確保のために学校の給食はもちろんのこと、
イベントの1つである女子からのバレンタインチョコまでアテにしている。
女子の人気度を測るためではなく、食糧確保のためってのが情けないよなあ。
池田先生のツキのなさが際立ってる。

和泉先生は、保健医のクセして薬の扱い方が一般人以下。
薬の種類を間違えるわ、容器に何の薬が入っているか分からなくなってしまうわ、
それなのに違う薬を処方して被害を被るのはいつも自分以外の人。
保健医としてどうこういう前に、それって人としてどうなのよ?
とか思ってしまいます。

多分コイツらは学校を教育の場だなんて思ってないんでしょうなあ。
憩いのオアシス程度に思ってるんじゃないかしら。

でもちゃらんぽらんな先生どもの発言の中にも共感を得るものもありました。
河田先生の歴史(日本史)に対する考え方。
なにせ歴史って争いや戦いばかりでつまんないし、
そのつまんないことが起きた年号をいちいち覚えなきゃならんし。
オレが歴史の授業が大嫌いだった理由を河田先生はサラッと言ってのけました。
ちょっとスカッとした気分。

さらに体育の授業で倍率制サッカーを導入したのが斬新。
例えば運動の得意な人のゼッケンは「1」。
運動が嫌いな人や苦手な人にはゼッケン「10」をつけさせてプレイし、
ゴールを決めた人のゼッケンに書かれた数字がそのまま得点になるというものだ。
このルールでサッカーをすれば運動の苦手な人でも
一生懸命がんばれるかもしれないし、
弱いチームが大逆転する可能性だってある。

いいアイデアなので是非どっかの小学生サッカーチームにでも
やらせてみたいものだ。

・・・ということで3巻でオレの中での河田先生の株がかなり上がった。
生徒達の立場から見ても総合的に喜ばしてることになるんじゃないかな。
さすが手の込んだ仕掛けが好きというだけはありますねえ。
実におもしろいわ。

一方、生徒の方は桃山くんが地味にがんばってますね。
このまま彼を放置しておいたら本当に小学7年生までがんばりそうだ。
ちなみに桃山くんが登場したらあと1本で区切りがつくのです。
桃山くんを見かけたら「あと1本で終わりだよ〜」と思いましょう。

長くなりましたがおもしろかったです。ウン。
河田先生のおもしろ授業に注目だ。

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2005年1月26日 水曜日


ハルコビヨリ 1巻
小坂俊史
竹書房 バンブーコミックス 619円
永井ハルコ(24)と里見靖(さとみやすし・24)、
2人のスチャラカな同棲生活を描いた4コマ。
最初、2人の関係は兄妹とばかり思っていたけど
一応カップルなのね。

同棲といってもそこは4コマ王子こと小坂俊史氏の描くマンガです。
恋だの愛だのハートフルだのスイート感覚だのとは全く無縁。
ラブラブ気分など微塵も感じられません。
特にハルコの場合は、結婚の話題が出ても
結婚式の時に出てくる料理のことを気にする始末です。

恋に関してはハルコもやっさん(里見靖の愛称)もお互いが平行線で
この分だと、いつまでたっても2人が結ばれることはなく、
最終回になっても結婚しないまま締めくくってしまいそう。
あるいはドラゴンボールの悟空みたいに「じゃ、結婚すっか」の一言で
告白シーンを済ませてしまうとか。

まあエンディングについては小坂俊史氏の妄想力・・・じゃなくて
想像力におまかせするにしてもやっぱ想像つかないなあ。
小坂俊史氏の描く告白シーンって。

このマンガは“同棲”という恋だの愛だのに発展しそうなテーマを
敢えて無視してそのまま小坂流エッセンスをぶちこんでる感じですからね。
ハルコがずぼらな性格なのは一目瞭然だが
それを了見が狭いなりに受け止めるやっさんも
性格の根本はめんどくさがりや。

そういったテキトーでいい加減な要素を前面に出すことで
家庭的な雰囲気を超薄味にして
中途半端なカップルの同棲生活が引き立ってます。

・・・で、結局のところハルコは一緒に同棲しているやっさんを
いいように利用する日々が続くまさにタイトル通り、
“ハルコ日和”なマンガですね。
今のところ2人の共生生活を楽しんでます。

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2005年1月25日 火曜日


シャーマンキング 30巻
武井宏之
集英社 ジャンプ・コミックス 409円
正直、全体的に話の流れが全然つかめてないっす。
要はハオがついにシャーマンキングになってしまったと。
それを葉くんたちが阻止しに行くと。
そして決戦の場はムー大陸であると。
そういうことでいいんだな?

となるとポイントは葉くん達がハオの野望をどうやって阻止するかだ。
そこだけを重点に見るしかない。残り2巻分でどうまとめていくのか。
ここまできたからにはせめて最後まで見続けるつもり。
それ以上もそれ以下もなし。

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2005年1月24日 月曜日


冒険王ビィト 7巻
原作:三条陸 漫画:稲田浩司
集英社 ジャンプ・コミックス 409円
ああグリニデ、やられちまったんだなあ。
作者はグリニデを倒すのに半年もかかったと言ってるけど
オレにとってはあまりにあっけない幕切れに感じた。
仮にも七ツ星の上級魔人ですよ?
魔人の中でも最強の中の1人のはずなのに、
いや、なにより本当は暴力的なくせに
クールな知将と自らを抑えるさまがおもしろかったのに。

でも、最期の最後でグリニデが
純粋に穏やかでクールな性格になれたのは良かったです。
それでいて完全な悪で。
敵ながらあっぱれなヤツだった。

さて、グリニデを倒したビィト一団はこれからどうしますか。
サメ男は次の物語への前哨戦だとは思いますが
果たしてどんな冒険が待ちかまえているやら。

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2005年1月24日 月曜日


団地ともお 2巻
小田扉
小学館 ビッグコミックス 530円
ともおくんはどっちかといったら見た目がもうダメダメ人間っぽい。
ストーリーも彼の情けない部分が目立ってるけど、
なんてことはない、こうみえてもともおくんはそこらへんにいる
普通の小4男児なのですよ。
そういう平凡な少年・ともおくんにスポットをあてた
どらまちっくなマンガなわけです。

・・・ということでおもしろいですよ、ともおくん。
平凡な子供でもここまで生活を追っていくと
笑える部分が見えてくるモンですね。
加えてともおくんの行動にも共感できるので
自分の小学生時代と照らし合わせながら楽しめるのですね。

ともおくんは今ひとつ冴えない少年だけど
友達もいて気にかけてくれる大人達がいて、
人付き合いは結構いいほう。

周りの人間も何かしらの悩みがあって
自分なりの努力をしてそれを乗り越えようとする。
つまりともおくんだけダメ少年と決めつけることはないってことです。

ともおくんの一番の友達・よしもとくんが
自分がともおくんの友達としてどうなんだ?と悩むお話が好きです。
いつも何気なく付き合ってる友達を見て
自分を見つめ直すのも人生大事でしょう。
成績優秀でスポーツ万能のよしもとくんも例外ではないのです。
16点のテストをひっくり返して「こうすりゃ91点だ」
人を小バカにしたおせっかいにつきあえるのも、ともおくんだけだもんな。
(そんなことされて怒らないともおくんもどうかしとる)

ま、よしもとくんにはそんなともおくんでも友達として大切にしてほしいわけで。

ところでともおくん、あのものすごいデザインのジャンパーを
冬中着続けていたのにはビックリ。
前にはワニの絵、後ろには土星と犬が3匹並んだ絵のジャンパーを
見事に着こなしていたのです。男だぜ!

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2005年1月23日 日曜日


ミニパトラプソディー 2巻
奥谷かひろ
竹書房 バンブーコミックス 619円
ちょっと変わった性格の若者警察官4人の仕事風景を描いた4コママンガ。

前巻の感想で、主人公の川名恵美はまじめだと書いてありますが、
実はショタコンであることがこの巻で判明されました。
・・・って今時の小学生はショタコンなんて言葉知ってるんかい!!
まあ仮にそうだったとしても女性なのであまり気にすることもないとは思いますが。

あと、川名恵美と元暴走族の池下まりなは
割とまともに仕事している面も見られますが、
ヒーロー好きの本郷剛は普段警察官としての仕事してるのかな〜。
デパートの屋上以外パトロールしてなさそうだよね。

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP 1巻
2005年1月22日 土曜日


第4回 転校生(売却・処分)
30冊
●苺ましまろ 1巻 メディアワークス ばらスィー
●きみの声 ぼくの指 1〜3巻 講談社 横谷順子
●一番湯のカナタ 全3巻 小学館 椎名高志
●RED 1〜11巻 講談社 村枝賢一
●BIBLE 単巻 講談社 村枝賢一
●恋愛出世絵巻えん×むす 1〜4巻 秋田書店 瀬口たかひろ

久しぶりに本棚を少し整理。
30冊中7冊はダブり買いの処分となっております。

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2005年1月22日 土曜日


ロボこみ 1巻
やぎさわ景一
秋田書店 少年チャンピオン・コミックス 409円
このマンガの単行本は本屋を何軒か回ってやっと手に入れました。
人気があるのか初版本の発行部数が少なすぎるのか。
秋田書店のコミックは往々にしてこーゆーことがある。

で、このマンガの主人公は転校生・石上勇介(高校生)くん。
彼が通うことになった高校が舞台で、

どみゅん
 む゛いんむ゛いんむ゛いん
  モ゛ゴモ゛ゴモ゛ゴモ゛ゴ・・・


などと妙な駆動音を立てながら
ミサイルを放ちまくる女子高生型ロボット・鈴木ロボ子を始めとする
いろんな女子どもに石上が振り回される日々を綴った学園ショートコメディ。

石上の周りにはとても変わった女子高生が頼みもしないのに寄って集まってきます。
中には幽霊やバケ猫なんかも登場しますがクラスメイトからの視線はごく自然体。
むしろ「おまえらヘンだ」とツッコミを入れまくってるのは石上だけなんです。

基本は女達がボケ役で男(石上)はツッコミ役。
でも石上は一見まともなようだけど変な女共の影響でちょっとズレている感があり、
そこが石上のキャラの魅力やマンガ全体のおもしろさに結びついてます。
周りにいる女の子達の性格も十人十色でどれも楽しい。
下ネタも無いし、キャラの性格で直球勝負している。

しかしロボ子はロボットで、礼子はすでに死んでいるのに
なぜクラスメイト達は気にしないんでしょうね。
ロボ子が知らない間に催眠術でもかけてるとしか思えないんだけどな〜(笑)。

ブラックな面も多々見られるが全体的に賑やかで軽いテンポで読ませる。
あくまでロボ子や礼子を普通の人間扱いすることを貫き通す作者の姿勢が
笑いの余韻が微妙に残る後味の良いマンガに仕立てているのかもしれない。
実際笑える箇所も多いですしね。
こういう口の中の脂っこさを洗い流すような緑茶的なマンガは貴重なので
末永く連載を続けて欲しいものです。

最後に上手いと思わせたのはこの「どみゅん」って駆動音の文字表現。
思わず頭の中で自分なりの駆動音を想定してしまうわ。NICE!だ!

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2005年1月21日 金曜日


それいけ!!ぼくらの団長ちゃん 6巻(完)
小野寺浩二
少年画報社 YKコミックス 519円
ホントにおまけだな、延長戦だな、と思わせるような
はっきり言ってどうでもいいような内容で、
漢華高校応援団員の本領発揮といいましょうか、
はたまた作者の本領発揮といいましょうか、
今までの中で一番下ネタギャグにターボがかかっていた。
暴走して止めようがないくらい。

このマンガから応援取ったら
成人向けエロマンガに限りなく近くなることがよく分かった。

うーん・・・オレとしては5巻のニセエンディング以降の話は
無かったことにしたいなあ・・・(汗)

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2005年1月21日 金曜日


週刊少年チャンピオン 2005年8号
2005年1月20日発売
秋田書店 240円
▼剣聖ツバメ:高橋功一郎
ツバメの前に現れたカワイイ女子高生・白鳥美紀。
こいつも剣道の腕は立つようだけど
ツバメに近づいた目的はなんだろ。
どうもツバメに取り憑いた霊の存在を知っていそうだな。

ショー☆バン:原作/森高夕次・作画/松島幸太朗
とりあえず清田の心の中でかすかに燃えていた黒き炎は
番太郎のジャンケン勝利によって鎮火。

清田の演技だったらしい。拍子抜け。

しかし鬼頭監督は国木田学院相手に選手同士のジャンケンで
勝った方がピッチャーをやれだなんて一体どういう魂胆なのか?
普通しないぞそんな指示は。
涼山中は監督も含め、曲者揃いだ。

▼無敵看板娘:佐渡川準
エツ子さんは市民の笑顔が見たいだけとはいえ
見返りなんぞ求めてるから
美輝ちゃんに今一歩のところで勝てぬのだな、とつくづく思った。

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
大鉄さん、あなたがゴキブリのように身軽なのは認めますけど、
だからといって布団をかぶったまま空を飛ぶというのは
ものすごくムリがあると思うのですが。

▼ブラックジャック 〜黒い医師〜:原作/手塚治虫・漫画/山本賢治
ブラックジャック、荒野のど真ん中で
己の腹をかっさばいてオペ開始。
生きた心地しないよなあ。

さらに野生ディンゴまで襲いかかってきて一瞬死を感じさせる。
人間の内臓なんて肉食獣から見たら栄養満点のご馳走だもんな。
いや〜、やっぱ屋外で手術なんてするもんじゃないわな。

▼麺屋台ロード ナルトヤ!:馬場民雄

うおーっ!!いろんな食の屋台が一堂に会して
東海道五十三次屋台レース開催かい!!

ナルミとトウヤはいきなりえりゃあスケールのでかい屋台レースに巻き込まれたモンだ。
しかも大抵の屋台は自動車などを使ってレースに参戦してるけど、
ナルトヤ屋台はロバですよ?
ずいぶんのんびりした旅になりそうだなオイ。

しかし53カ所のチェックポイントでカードを集めるのが目的なら
別にラーメンに限らずいろんな料理の屋台が入り交じっても大丈夫なわけだな。
その辺はナイスアイデアだと思う。

▼エレル:藤澤勇希
こうして光成はいつの間にか病院で知り合った少年達を仲間にして
惨劇の前にたどり着いたのでした。

いいね。かつてのBMのノリだ。
背が低くて無口なコロは何かと役に立ちそうだね。
それと同時に一番ただ者ではない雰囲気を感じるけど。

▼ロボこみ:やぎさわ景一
ロボ子がダイエットっすか。
もっともロボ子の場合は体中についているミサイル発射台とかが
一番ムダな贅肉だと思うがな。

▼いっぽん:佐藤タカヒロ
春と黒田では柔道に対する考え方、取り組みが違うということか。
それが今回の試合の結果として出てしまったようだ。
ま、ありがちっていえばありがちだけど最後まで熱い試合だったことには
変わりない。

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2005年1月20日 木曜日


ミスター味っ子2 1巻
寺沢大介
講談社 イブニングKC 539円
あの天才料理少年「ミスター味っ子」こと味吉陽一(あじよしよういち)が
35歳の大人になって青年誌に帰ってきました。
陽一が経営している定食屋さん「日之出食堂」も健在です。

母と妻と息子の陽太(14)を残して陽一は世界中を漫遊、
そして世界中の料理をこの目で見て回って
7年ぶりに日之出食堂に帰ってきた。

読めば読むほどに20数年後のミスター味っ子ワールドがあらわになってくる。
絵柄はミスター味っ子連載当時の泥臭さは今ではもうすっかり抜けていて
良く言えば洗練されていて悪く言えば人なつっこさがない。

なにより陽一が、一馬が、中江兵太がみんなオッサンに・・・
ちょっとショックですがこれも時の流れなんでしょうかね。

陽一の息子、陽太は父親譲りで料理の腕前は立つみたいですが
1巻を見る限りでは今のところは陽一が料理の腕前を余裕で振るってる感じ。
陽太と料理の腕を競ったり、厳しい修行があったり、
あるいは日之出食堂を盛り立てていくでもなく
普通に苦もなく料理界の強者共の舌を唸らせる料理をたんたんと作り上げてます。
かといって、挑発的でもなし自分の腕をひけらかす様子もなし。
もう大人の余裕ってヤツですね。

気になる点はかつて陽一も所属していた味皇料理界が黒幕になってしまっていること。
これはかつての味将軍グループを彷彿させるがどうなっているのか。
なにしろ展開が大人しいのでね。分からないのですよ。

少年マンガだったら陽太が戦線に立つのだろうけど
陽一ががんばっちゃってますしねえ。
とにかくこれから味吉親子がどんな料理技を見せてくれるか
楽しみにしてますよ。

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP
2005年1月18日 火曜日


666〜サタン〜 8巻
岸本聖史
スクウェア・エニックス ガンガンコミックス 409円
ジオ一行は伝説のオーパーツを求めて
上界の街・ロックバード主催のO.P.T.の闘技大会
オリンピアに出場することに。
早い話、狭い闘技場の中で多数のO.P.T.達が繰り広げる
サバイバルゲームなので
こちらはジオくん得意のエフェクトでクリアできるとして、
ロックバードの住人ってあんな麿眉のヤツらばかりなんですかね?
とにかく早くロックバードを見てみたいものだが。

ところで伝説のハッカー・インビジブルとやらはなかなか笑える小娘ですな。
しっぽがLANケーブルなってるってなんだそりゃ。

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2005年1月15日 土曜日


僕と彼女の××× 2巻
森永あい
マッグガーデン BLADE COMICS 579円
1巻を読んだのが2年前なのでどんなマンガだったのか
すっかり忘れていたのですが、読んでいくうちに
「ああ、このマンガはとてもえげつない男女の体入れ替え物語だっだんだな」と
過去の記憶がよみがえってまいりました。

男の体を手に入れた桃井さんは水を得た魚の如く
自分の体で徹底的に遊びまくっているのに対し、
上原くんは女の体を手に入れても不幸が襲いかかるばかり。
シスコンの保健体育教師にまでつきまとわれてしまうし
体を入れ替えても桃井さんに縛られているせいで
根本はほとんど変わらない。

桃井さんは男になってしまっても楽観的で
むしろこのままでもいいと思っている。
仮に女に戻ったところで番外編を見る限りでは
凶暴な性格は変わらないだろう。

上原くんは一応、男の体に戻りたがっているようだけど
戻ったところでこちらも進展はなさそうだ。
・・・というより2人の性が入れ替わることで
どういう結末が待っているのか全く見当がつかないなあ。

とりあえず今は桃井さんと上原くんの2人が巻き起こす大騒動を
素直に楽しんでいればいいのか。
しかし2人に巻き込まれる周囲の人間が犠牲者みたいな感じで
毒気が強いなあ。笑えるからいいけど。

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2005年1月14日 金曜日


いでじゅう! 8巻
モリタイシ
小学館 少年サンデーコミックス 409円
このマンガでは確実に時は流れてるんだということを実感した巻。

もちろん林田部長達が2年生になったからってこともあるけれど、
林田部長と森さんの恋の発展話や、ミウミウの移籍騒動話が
余計に時の流れを際立たせる。

普段はふざけあってる伊手高柔道部員も
何かに悩んで成長していくのだとしみじみ思った。
からかい役の藤原コロ助もなんだかんだで
結局林田部長に助け船を出してるし
外観はバカでも中身は結構まともなのかもよ柔道部員は。
人として大事な物を持ってると思う。

それでいて恋にしろ移籍にしろ内容がそんなに深刻っぽくならず
それを土台とした軽いノリのギャグが
ちょうどいい湯加減さじ加減っすね。

そういえば伊手高柔道部に新入生が入ったのですよ。
女子2人男子1人。男子の愚地(おろち)くんは
かなり強烈な顔と性格で笑わせてくれますが
まだまだ浮いてる感が否めない。
林田部長や藤原コロ助などに人生のなんたるかを
教わるといいだろう。

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2005年1月14日 金曜日


週刊少年チャンピオン 2005年7号
2005年1月13日発売
秋田書店 240円
▼いっぽん:佐藤タカヒロ
まだまだつづく春と黒田の熱闘。
春は最高の技が黒田に通じなくてもすぐに別の技で反撃に出るから
最後まで気が抜けない。

春を見ていると勝利への執着心というよりは
相手を倒す可能性を見つけだすことに執着しているような。

▼エレル:藤澤勇希
どうやら人の体に寄生するアメーバーがキーになるみたいだけど、
まだ表立った攻撃とかは仕掛けてないみたい。

まずは光成の周りの人間関係を固めてる感じかな。

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
小鉄のクラスって階段で授業をしてもなんら違和感がないのな。
学校内にスペースさえあればどこでも授業ができてしまう
小鉄のクラスメイト達の逞しさを見た。

▼無敵看板娘:佐渡川準
はははは。
卵50パック1円 先着1名様
とはこのマンガらしい強引な間違いだ。
思わず声上げて笑ってしまった。

でも花見町ではこういう特売もアリだよね。

▼麺屋台ロード ナルトヤ!:馬場民雄
あら、トウヤママもう仮退院ですか?
パパさんもごきげんのようだし大事にはいたらなかったのかな。
でも退院ってのがちょっと怪しい。
肝心な時にまたぶっ倒れるんじゃないかと心配なんですけど。

▼ドールガン:出口竜正
最初はドールガンは除霊なんかもやるんだと思ったけど、
これは亡霊の能力や動きを純太の体に反映させるという
ドールガンの新技披露といっていいのかしらン。

▼ロボこみ:やぎさわ景一
ロボ子は不発弾を掘り当ててしまって大爆発。
でもこれはロボ子が普段暴走を起こしていることとなんら変わりはないので
大したことはないない♪

ショー☆バン:原作/森高夕次・作画/松島幸太朗
うわー、清田、おまえもかよ。
まさか涼山中は全員スイッチ一つで簡単にブラックモードに
変身できるんじゃないだろーな。

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2005年1月13日 木曜日


こわしや我聞 1巻
藤木俊
小学館 少年サンデーコミックス 409円
タイトルのとおり、何でも壊すレッキングクルーなお仕事をしている
解体業社・工具楽屋(くぐらや)25代目社長・工具楽我聞(くぐらがもん・高2)が主人公。

なぜ高校生が一企業の社長さんをしているのかはさて置いといて、
物を壊す技にはハンマーやダイナマイトを使ったものだけでなく、
“仙術”といった己の拳を用いた武術に通ずるようなものもあるということ。
そして壊す物の対象が老朽化した建造物だけでなく、
頑丈な金庫や敵のアジトなど実に広範囲にわたって
いろいろな物を壊しまくるということ。

この2点だけでも、ぼく自身が考える範囲のこわし屋さんの常識を
打ち破ってくれてますね。

仕事をやり遂げることに情熱を燃やす我聞に対して
ヒロイン役の秘書・國生さんが理数系のクールな女の子なので
この2人がなんとなくアンバランスなのが気がかりですが、
おもしろくなりそうな要素はあるのでとりあえず見守っていきたい。

さらに解体業社・工具楽屋にも我聞の父のことを中心とした
色々と謎めいたところもあって話がそちらに傾きすぎやしないかと気がかりなんですが
今は純粋に我聞の突貫ぶりだけを楽しむことにします。
彼がどんな技を使ってどんな物を壊してくれるのか。
これがこのマンガのウリだと思うので。

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2005年1月9日 日曜日


美鳥の日々 7巻
井上和郎
小学館 少年サンデーコミックス 409円
セイジと美鳥の楽しい日々の中にも、
美鳥がセイジの右手からいなくなる日が
刻一刻と近づいた感じがする第7巻。

そんな中、それとは全く無縁の空手家の逆転親子の話が
アホらしくておもしろかったっすね。
あんなショタお坊ちゃんな38歳男がいてたまるかっつーの。
しかも男にモテモテだし、このマンガではかわいい男の子は
男にモテるっつーのが定説みたいですね。

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2005年1月7日 金曜日


週刊少年チャンピオン 2005年6号
2005年1月6日発売
秋田書店 250円
▼エレル:藤澤勇希
BMの作者が送る新連載マンガ。
ホラーコミックとのことですが、
ファーストインスピレーションは
ホラーと言うよりは怪奇現象モノって感じかな。

初回から主人公・明智光成(あけちこうせい・小5)くんの性格から
数々の怪奇現象までストーリー全体に藤澤節が全開しまくり。
火事に巻き込まれてしまった光成の妹のこととか、
アメーバーみたいな粘菌の正体とか未知な部分も多いが
この分だととりあえずは期待できそうかな。
次号以降もチェック。

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
仁ママってタチの悪い雪女みたい・・・

▼無敵看板娘:佐渡川準
オチがキレイにきまってましたね。
さすがに二階の高さまで雪が積もってしまったら
美輝ちゃんと敏行しか遊ぶ者はいないでしょう。

▼ロボこみ:やぎさわ景一
結局パピプ星人は地球に何しにきたんだろ・・・

▼いっぽん:佐藤タカヒロ
春のねばり強さを前に、黒田の闘争心もさらに燃え上がり、
どちらの力が上かはっきりさせないと気が済まなくなった黒田。
結果的に正々堂々の勝負になっているのがすばらしい。

▼麺屋台ロード ナルトヤ!:馬場民雄

偉鋭華威流(いえけいりゅう)
横浜ラーメン
佛醐味(ブッコミ)!!


ワハハハ!
いやー、世の中って広いよなあ。
旅をすればいろんな人との出会いがある。
しかしまさか暴走族の総長が、
ラーメン屋台でラーメン作っちゃうなんて
一体誰が予想しましょうか。

だいたい総長の一番麺を食うために部下がついてくる暴走族なんて
聞いたことねーや。

・・・ってことでこいつら実は暴走族じゃないだろ。
暴走族に人を惹きつけるラーメンは作れない。
さしずめこいつらはラーメンとバイク、両方の虜になってしまった
血の気多い野郎共の集まりといったところでしょ。

▼番長連合:阿部秀司

笑え 笑え 笑えよ


ひゃっひゃっひゃー。
なにを迷って出てきたんだか会長さんよ!
東と吉田の最終決戦を美談にまとめてしまう
会長さんの出現に思わず爆笑。

▼アクメツ:脚本/田畑由秋・作画/余湖裕輝
ついに生の正体が明らかに。
・・・ってやっぱそれ以外考えられないよなー。

しかし1人の男のあるプロジェクトによって生が生み出されていたとはねー。
・・・となるとアクメツは何者かの手先ってことなのかね?????
分からん。

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2005年1月6日 木曜日


かってに改蔵 25巻
久米田康治
小学館 少年サンデーコミックス 409円
人の心の隙間を突いたネタや、他のマンガのことを皮肉ったネタが満載で
それがウリとなっているこのマンガ。

この巻も激しくやっとるね〜と思いながら読んでいくと
改蔵の父親がどんなヤツかというネタ以外のお話が載っていたのには
ちょっとびっくり。

・・・というかこのマンガの本筋ってなんだろ?
最初は南国アイスなノリだったのにいつからネタマンガになったんだ?
・・・と改蔵の父親の回を見てそう思った。

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2005年1月1日 土曜日


金色のガッシュ!! 16巻
雷句誠  
小学館 少年サンデーコミックス 409円
ゾフィスの放った1000年前の魔物との戦いのさなか、
パティとビョンコが土壇場でガッシュに加勢するという
このマンガの王道とも言える展開に思わずニヤリ。
後に2人とも魔界に戻ってしまうし、
仲間のち別れというこのマンガお得意のお涙頂戴的展開も織り交ぜて
ゾフィス編大いに盛り上がっているといったところです。
勇気だ!友達だ!仲間だ!なあガッシュ!


人気投票はヨポポの底知れぬ人気にびっくり。
死しても(死んでないけど)なお順位を上げて13位に食い込んでいるとは。
「ヨポポ」としか言えない少年のどこかに、惹かれる要素があるんでしょうなあ。

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2005年1月1日 土曜日