じゃりまん小学校
漫画読書感想文
2003年12月分

卒業文集に戻る

今月読んだマンガリスト:22冊
NICE! は特に良かったと思う作品
週刊少年チャンピオン2004年1号 出直しといで!6巻 山賊王5巻 空の昴18巻 
ヤタガラス3巻 華麗なる食卓10巻 カペタ1巻 週刊少年チャンピオン2004年2+3号
カペタ2巻 焼きたて!!ジャぱん9巻 美鳥の日々4巻 うえきの法則10巻 ロボットボーイズ1巻
ふぁいとの暁5巻 金色のガッシュベル!!テレビアニメ版3巻 GONTA!2巻 ダンコン5巻
ドームチルドレン3巻 魔法陣グルグル16巻 鋼の錬金術師6巻
週刊少年チャンピオン2004年4+5号 ラーメン発見伝10巻 総評



2003年12月度
総評
一般漫画の部
週チャンはロボこみが連載決定で喜んでいたのも束の間、
今度はORANGEが最終回を迎えるのでガックリ。
でもフジ丸の時みたいに「ねーねーなんでこんなに展開早いのー」
なんて終わらせ方ではなく、キチッと完結して最終回を迎えられそうなので
まあ読者としては満足かな。

しかしそうなると今の週チャン連載陣のままでは買い続けるのはちと厳しい。
来年の新連載陣に期待しましょう。

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2003年12月31日 水曜日


ラーメン発見伝 10巻
作:久部緑郎 画:河合単
小学館 ビックコミックスペリオール 530円
優勝賞金1000万円を我が物にせんと、ラーメンに全てを捧げた強者達が集う
「ラーメン・マニア・キング」。
途中、ラーメンとは無縁のクイズ研究会までもが決勝戦に名を連ねて
番狂わせな場面もありましたが、なかなかおもしろかったです。
ラーメンに関する微妙な味の違いを己の味覚と嗅覚と知識で見破っていく。
そんな問題が次々繰り出されていくので、
ラーメンの強者たちの実力を存分に見られて良かったです。
中にはちょっとひねくれた性格の輩もいましたが
皆、ラーメンが心底好きなヤツばっかなんだよね〜。
ラーメンに関しては誰にも負けねえ!という気持ちの裏返しですね。
緊迫したクイズ大会でおもしろかったです。

・・・で、優勝賞金を手にした藤本サンですが、
ある程度予想はできましたが、これですんなり自分の店を開業・・・・・・
というわけにはいきませんでした。
まーた、芹沢氏がイヤミながらも理にかなった意見をズバズバ
藤本サンに指摘するのです。
しかも「オマエには本当に自分が作りたいラーメンがない」とはっきり
言われてしまってはそりゃあ大ショックだよなあ。

気持ちよく自分の店を開業するにはまず目の上のたんこぶ・芹沢氏を
ギャフンと言わせるラーメンを開発せにゃあ。
そんなわけで藤本サンのラーメン修行が再スタートです。

藤本サンがくじけそうになっても、佐倉サンが藤本サンに恋心を抱いているみたいなので、
この人が矯正してくれるでしょう。ダイジョブダイジョブ。

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2003年12月31日 水曜日


週刊少年チャンピオン 2004年4+5号
2003年12月25日発売
秋田書店 240円
ドカベンプロ野球編が今週で最終回。
でも早々と次号よりパリーグに新生2球団を追加した
スーパースターズ編がスタートします。
どうなるのかね〜。
本領発揮は来年のシーズンが始まってからだな。
どうせ従来の6球団はそっちのけになるんだろうけど。

▼曲芸家族:みさき速
最後のコマに思わず笑った。
胸の谷間に顔をうずめて気持ちよさげに照れる天。
でもそれは健康な男子としては正常な反応。
別に、天自身に異常はないんだよね。
周りの人たちが変態まがいなことをしているだけ。

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
逆上がりの猛特訓をした結果が、
口で逆上がりかい!!
笑うに笑えない・・・かわいそうな順子さん。

▼バキ:板垣恵介
ドリアン一体何しに来たんだよ・・・
試合中に飴なんかなめやがって
幼児化現象?

▼ロボこみ:やぎさわ景一
ロボ子って歩かなくても前へ進むことができるのな。
滑るように移動して掃除するロボ子に思わず吹き出してしまった。

今週も適度なボケが効いてて楽しい。

▼番長連合:阿部秀司
は・は・は・は・は・・・
暴走族が命をはれる結束力があるですと?
何をバカなことを。
ヤクザならまだしも我が身だけが可愛い暴走族に
結束力なんてあってたまるか!
夢見すぎです、堂本くん。

源は全学会を抜けてただの三下三中の生徒になります宣言。
そのまま足洗って青春を謳歌して欲しいもんだがね。
まあそうもいくまいが・・・

▼無敵看板娘:佐渡川準
うーん、明彦の余命が幾ばくもないと分かっても
美輝ちゃんは「遊び相手としてかなり頑丈だったよ」としか
声をかけることができないのか。哀れ明彦。

これでもしめぐみちゃんが今回の明彦と同じ境遇にあったら
美輝ちゃんはなんと声をかけるのだろう・・・
・・・って、そういえばめぐみちゃんが美輝ちゃんの部屋に
漬け物石を放り込んだのはどうなったんだ!?

▼輪道:井ノ内貴之・原案/乗峯栄一
哲のレーシングチームは結局輪が入ることになって丸く収まったか。
勝手にじーちゃんを死んだことにして、輪をだましてチームに入れようとする哲に
「そりゃあまずいんじゃねえの?」と不安に思いましたが、
今回もじーちゃんご本人が登場したおかげで輪をだまさずに
気持ちよくレーシングチームに迎え入れることができましたとさ。
2週連続ナイスなじーさんだ。

▼アクメツ:脚本/田畑由秋・作画/余湖裕輝
トリビアの泉ですか。
なんだかアクメツのテロ行為がだんだん
陳腐化していくような。

▼フェイスガード虜:おおひなたごう

一部地域ににより発売日が異なります

↑なるほど、確かに雑誌とかによく書かれてる「一部地域」って
具体的にどこの地域のことをいうんでしょうね。
離島くらいしか思いうかばんなあ。

▼Switch:米原秀幸
ナナシの顔を見て「今の誰?」とほざく翔平。
とういうことは、カズミちゃんに話しかけてきたナナシはニセモノですな。
で、最後に登場したヤツはのっぺらぼうで
そいつがナナシに変装してカズミちゃんの目の前に現れた・・・

・・・という筋書きを勝手に予想してみる。

▼虹色ラーメン:馬場民雄
今週号を読んで、このマンガも終盤を迎えてるのだな、と思った。
与田老人があれだけ悪役に徹しているのも、
何か魂胆があってのこと。
いわばこれは与田老人から太陽への最終試験・・・!!
ほら、瓦礫の中に残された無傷のドンブリがあるだろ?
そのドンブリから与田老人の真意を見抜くことが重要なんじゃないのか太陽?
・・・・・・とオレは思いたい。

だって太陽だけでなくラーメン部全員こんな目に遭わせて
あんまりじゃあないですかアナタ。
きれい事かもしれないけどオレはそう思いたいんだよ。

▼ORANGE:能田達規
はあああぁぁぁ・・・次週で最終回かあ・・・
のーセンセのマンガが最終回になると分かると
なんか脱力してしまう。おまPの時もそうだったな。

でも打ち切りではなく、連載開始当初からの目標であった
南予オレンジF1昇格の夢をキチッと果たすことができたのだから
これでいいのかもな。
次週、どうキレイにまとめてくれるのか。要チェック。

ちなみにムサシは今まで胸の内に秘めていた
ミカンちゃんへの想いをついに言葉に出してしまいましたね〜。
なんかあったかくてごっつーええ感じ♪

▼GONTA!:原作/七三太朗・作画/森田克俊
キンヤは、崖から岩だらけの海面に向かって飛び降りることで
相手の攻撃がスローに見える潜在能力を引きだしていたという訳か。
これもボクシングジムに取材した作者の成果ということかね?

いくらなんでも1回飛び降りれば死ぬだろ、その特訓法は。
でも笑えるから許す。

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2003年12月25日 木曜日


鋼の錬金術師 6巻
荒川弘
スクウェア・エニックス ガンガンコミックス 409円
まだまだ続いてます、エルリック兄弟の過去のエピソード。

どういう経緯でエルリック兄弟は体を持っていかれてしまったのか、
エドが鋼の錬金術師の称号を得たのか。そんなところがメインなのかな。

禁忌の錬金術“人体錬成”を使うと、人型の物の怪が現れて
罰ゲーム的なイベントが発生しようとは。こんなのってアリなのか?
ただ、体が消滅って訳ではなかったんですね。
元の体に戻る際、またこんなのに睨まれたらすごくイヤなんですが
どうなんでしょう。

エルリック兄弟が人体錬成を行う前は、錬金術の厳しい修行もあったけど
割と楽しい日々を過ごしていたようで。
この過去編を読んでいるうちに、ますますアルを元の体に戻したいなという願いが
強くなってきました。

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2003年12月24日 水曜日


魔法陣グルグル 16巻(完)
衛藤ヒロユキ
スクウェア・エニックス ガンガンコミックス 409円
これにて最終巻です。
魔王ギリとの最終決戦も、やはり随所にギャグがちりばめられていて
おもしろかったです。
ギャグの中にも隠し味としてニケとククリの恋心を匂わせるシーンもあって
ホロッときますね。

10年以上も連載が続いていましたが路線を全く変更せずに
最後までこのマンガ独特の世界観を崩さず保ち続けたのは
すごいことだと思います。

ニケは勇者してても基本は面倒なことが嫌いな少年だし、
ククリはものすごい魔法が使えても、
普段は失敗ばかりのドジな魔法使いの女の子。
成長してるんだかしてないんだかさっぱり分からない
この2人のやりとりにオレは何度笑わせてもらったことだろう。

いつでも明るく楽しく読めるこのマンガこそ
本当のファンタジーマンガと呼べるのかもしれません。
他のファンタジー冒険マンガとはひと味違った世界観を
楽しませてもらいました。

それにしても1巻ではものすごく地味だったトマが
最後までニケの冒険のお供についていくとは・・・
下手すりゃ一発キャラなのにね、と思うと感慨深いものがあります。
しみじみ。

最後に、ククリの「ニケ・・・くん」って言葉に思わずニンマリしてしまいました。
ニケとククリのお友達としてのおつきあいは
このセリフからはじまるんですね。なんだか嬉しくなっちゃいます。
心温まるハートフルなエンディングで良かったです。

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2003年12月22日 月曜日


ドームチルドレン 3巻(完)
山崎風愛  
スクウェア・エニックス ガンガンコミックス 409円
核戦争で地球上のほとんどが壊滅、
核シェルター“ドーム”に残されたわずか数人の人間達が
新天地を求めてついにドームを離れ、旅立っていく。
それによってわずか数人の中で交わされる次の世代へのバトンタッチ。
うーん、つくづく重いテーマだ・・・

いや、まあこれだけ少ないと人類が以前のように繁栄していくのは
とても容易なことじゃなさそうですね。
世代がしんたやケイの子供達へ受け継がれても
それでも人類はほんのわずか。
自然回復の任務も担っているので
僅かに残された人類の責任は重大だ。
次の世代の子供達のために自然を遺しておいてあげないと。

そうやってこれから気の遠くなるような年月をかけて
以前のような地球に少しずつ近づいていくのだろう。

その途中で、もしかしてまた人と人とが争う戦争も繰り返され・・・
いや、それはないだろう。しんたやユーリ、ケイの血が受け継がれている限り。
人類繁栄の再スタート、起点はあのドームの中の
10人の仲間たちから始まったんだから。

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2003年12月21日 日曜日


ダンコン 5巻
小沢利雄
秋田書店 少年チャンピオン・コミックス 409円
桜庭高校応援団員の団結力と、漢(おとこ)らしさを十分に見せつけてくれますね。
普段は思春期まっさかりの男子高校生らしくおバカな行動をとっているけど
やるときゃやります。

椿は応援することで選手達に目に見えないパワーを与えるだけでなく、
悪にも勇敢に立ち向かいます。
女の子は好きだけど、美人局を仕掛けるような女には容赦しません。
見かけは不良でも中身はちゃんと善悪の判断が身に付いてる。
正義感のある応援団員なんですねえ。エライ。

どうりで160キロもある団旗を持ち上げられるわけだよ。

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2003年12月20日 土曜日


GONTA! 2巻
原作:七三太朗 作画:森田克俊
秋田書店 少年チャンピオン・コミックス 409円
キンヤは打倒飛田のためにボクシングにのめり込んだはいいが、
まだまだボクシングをナメてる感が否めないねえ。
その上自分の思った通りに事が運ばないと気がすまないワガママな性格。
ボクシングに身を委ねても気分は今まで通りケンカバトルなんだろうね。

ただキャラとしてはキンヤはおもしろいんで、ワガママな性格はそのままに
ボクシングでの非常識な行動を取り去れば、
予想がつかない攻撃をあれやこれやと見せてくれるすごいボクサーになり得るかも。
根性もあるし、勝利への執着心も尋常じゃないので
キンヤを倒すのはかなり手こずりそうですね。


インターハイ地区予選でキンヤのデビュー戦が始まりますが
そこまでの経緯がものすごいムチャクチャ。
なにがなんでもインターハイ地区予選にエントリーするという闘争心は買いますが
とりあえず試合前のコーラぐびぐび飲み干すのはやめましょう。なっ、キンヤ。

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2003年12月20日 土曜日


金色のガッシュベル!! テレビアニメ版 3巻
雷句誠
小学館 少年サンデーコミックス ビジュアルセレクション 879円
今のところ原作に忠実だしアニメも毎週見ているので
内容については特別に触れる点はないんですけども。

ガッシュと清麿ってよく涙を流しますね。
そう、2人は涙を流すことによって友情を確かめ合っているのだ。
まさしく友情の涙。

でも清麿とガッシュに涙ってあんまり似合わないと思うので
なるべく笑顔でいてほしいものですね。ええ。

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2003年12月18日 木曜日


ふぁいとの暁 5巻
あおやぎ孝夫
小学館 少年サンデーコミックス 409円
FB対決決着。
見応えあるいい試合だったね。
これも暁と城戸がいたからこそ。

この2人がいなかったら、ドロドロの試合になっていたことだろう
・・・ってそれ以前にこの試合すら成立してないか。
しかしまあ暁って見かけによらずタフだよね。
疲れ切っても城戸を翻弄しているところがスゴイわ。
あとさり気なく無口な赤坂もがんばっていましたね。
彼はこの試合の陰の功労者ですな。

・・・で、この試合でFチームはどうなったのだ?
「失格即バスケ部追放システム」は存続か?
なによりなんで暁が城戸と一緒に試合に出ている?
いろんな疑問を残しつつ次号へ。

急展開すぎるぞ。

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2003年12月16日 火曜日


ロボットボーイズ 1巻
原作:七月鏡一 作画:上川敦志
小学館 少年サンデーコミックス 409円
電子ロボット製作がテーマの、サンデーにしてはちょっと変わった趣向のマンガ。
主人公の迫水天馬(さこみずてんま・高1)くんは
電子ロボット製作に情熱を燃やす少年。
天馬は女子のスポーツ名門校と呼ばれる新葉学園でロボット部を設立、
裏庭のボロ部室を使って周囲の冷たい視線も全く気にせず、
たった1人でロボット製作に励むのでありました。
その後、星沢くんが仲間として加わり、ロボット競技大会に向けて
ロボット製作に熱心に取り組む。

おもしろかったです。
自分の手で作り上げたロボットを動かす。
たったこれだけなんですが、なんというか男のロマンを感じます。
こういう世界は女の方ではなかなか理解できないんじゃないかな〜。
もっとも、このマンガでは女性キャラはほとんど悪役になっちゃってますので、
素直に天馬くんと星沢くんのロボット部員の行動だけに集中して楽しみましょう。

天馬が出場するロボット競技大会って子供のホビーのスケールをでかくしたような感じで
見ていて楽しいです。小難しい題材を使ってちゃんと少年マンガしてるじゃないか。

題材が地味なので、あまり長続きしそうもないけど、
10巻くらいまで続いてほしいという願いを込めてNICE!
これからもがんばるのだ。

あ、メロディベアは大爆笑しました。いいですね、アレ。

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2003年12月15日 月曜日


うえきの法則 10巻
福地翼
小学館 少年サンデーコミックス 409円
神候補二次選考バトルは、5人までグループ参加できるという
コースケにとってはヒジョーに都合のいいルール。
すでに4人仲間がいるので、残りの1人、ヒデヨシというサル野郎を仲間にするため、
コースケと森はヒデヨシに接近を試みる。

ヒデヨシは親のいない子供達の施設、「たいようの家」で
子供達とよく遊んでいるのだが、
コースケ以外にもヒデヨシを仲間にしようとする悪の一団がいて
コイツらはたいようの家を潰そうと企んでいるのだ。

たいようの家が潰される?子供達が殺される?
なんて心配していたのですが、そうか。
能力者は一般人を傷つけると才が1つ減るんだった。
おまけに神候補は人間の財産を破壊してはいけないというルールもあって、
おかげで純粋にコースケ&ヒデヨシのヒーローぶりを大いに堪能できた。
このマンガお得意のいきあたりばったりな設定が
今回もうまい具合にハマっています。

テンコの命も救われてゆーじょーを感じずにはいられない巻でしたよ。

ちなみにこのマンガほめてるんですよ、私は。
いきあたりばったりなルールをキッチリストーリーに活かす。
これも作者の才能ですもんね。

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2003年12月13日 土曜日


美鳥の日々 4巻
井上和郎
小学館 少年サンデーコミックス 409円
セイジは、美鳥が右手に出現してからモテまくりですな。
ケンカ好きだけど、弱い者いじめが嫌いな根は心優しい高校生なので
そこに惚れてしまうのかな。

だんだんと美鳥の正体を知る者が増えてきましたね。
ここまでくるともう美鳥の正体を公(おおやけ)にしても
良さそうなモンなんですが、
やっぱセイジがケンカ最強と謳われてる以上、
右手が女の子になっちゃってるんじゃ
なにかとカッコがつかないだろうし、
なにより美鳥の家族のことを考えると
公にするわけにはいかないんだろうね。

でもおかげでセイジは賑やかな退屈しない日々が送れていいじゃないか。
ねえ。

セイジの姉には相変わらず眉間にしわを寄せてしまいますが、
真行寺耕太くんのキャラクター性で中和。
耕太くんいいキャラだなあ。
美鳥よりもセイジの方に心が傾きつつあるような。
男同士のボーイズラブも笑えるのなら全然オッケー。
もっと耕太くんとセイジの関係を親密にさせよう。

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2003年12月13日 土曜日


焼きたて!!ジャぱん 9巻
橋口たかし
小学館 少年サンデーコミックス 409円
何と申しましょうか、パン作り大会だというのに
何故、和馬たちは無人島で危険な目に遭わなければならないのでしょうか。
・・・とはいえあんな厳しい環境下の中でたいやきパンを作り上げたのは立派だ。

サンピエールのオーナーの陰謀のせいで、
モナコカップ本戦、これからもまともな試合をさせてくれなさそうです。
次回はどんなトンデモな舞台を見せてくれるんでしょうか。
でもどんな試合内容であってもちゃんとパンは作ろうね。

ピエロくんの思い出話は、ネコを電子レンジに入れるネタが
えぐくて個人的にツボでした。

サンピエールのオーナーは日本代表をゴキブリ扱いしていますが
和馬のヘアスタイルを見てると、サンピエールのオーナーの言っていることも
あながちウソじゃないな、とか思ってみたり。

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2003年12月12日 金曜日


カペタ 2巻
曽田正人
講談社 講談社コミックス 530円
ええじゃん。おもしろいですよ。
カペタはどんどんレーシングの世界にのめり込んでいくなあ。
しかも主人公の考え方が前向きなので
少年マンガらしくて読んでて心地いいです。
ひとりぼっちじゃなく、いろんな人に見守られて
レーシングしてるのがいい感じです。

レーシングともなるとやはりライバルの出現もあって
さらにこれから先おもしろくなっていきそう。
退屈な日々を送っていたカペタが一変して
車で夢と希望を追い求めるロマンチックな少年になりました。
活き活きしててステキだ。

カペタの現在の目標はとーちゃんの作ってくれたカートで
SLレースでいい成績を残すこと!
その願いは叶うか?打ちひしがれるか?
先が楽しみな展開です。NICE!

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2003年12月12日 金曜日


週刊少年チャンピオン 2004年2+3号
2003年12月11日発売
秋田書店 240円
▼ORANGE:能田達規

祝・南予オレンジF1昇格!

いや〜南予オレンジがここまでやってくれるとは。
長かったなあ。
あの廃部寸前だった覇気のないチームが
よくぞここまで勝ち上がってきたものだ。
今まで南予オレンジに起きたいろんな事件や苦労の連続を
頭の中でしみじみ思い返してみたり。

やっぱチームの団結力もすばらしいが
サポーターの力もでかかったね。
そう思わずにはいられないです。

南予オレンジがF1に昇格したことで
このマンガも一区切りついたわけですが、
まだ連載は続くようですね。
今後の展開はどうなるんだろ?
とりあえず見守った方がよさそう。

イーリスにとっては痛恨の逆転劇でしたね。

▼ロボこみ:やぎさわ景一
こちらもめでたく連載決定。
鈴木ロボ子は間違いなく変わったロボットなのに
一般生徒と何ら変わりがない学校生活を送り、
クラスにもすっかり溶け込んでいる。
それに納得いかない石上くん。
一体何に納得がいかないんだ!?
周りの人間の反応?ロボ子の存在?

なんにせよバカらしい設定がおもしろいですね。
今週は割とおとなしかったけど
次週以降エンジンがかかって爆笑ギャグをかましてくれることに期待。

▼番長連合:阿部秀司
悪神会の鮎川くん、上部の人間にも見放されちゃったねえ。
っつーか暴走族風情が「四天王」なんて謳うなよ。
みっともねーなー。

堂本は相変わらず口だけは達者だね。

▼無敵看板娘:佐渡川準
美輝も勘九郎も子供達の夢を破壊しまくってるよなー。
サイのソリに乗ってサンタがやってきてたまるかっ!

▼曲芸家族:みさき速
今回は学校で天が無理矢理女装されてしまうお話。

・・・とはいえあまりパッとしなかったな。
内容も大したことはなく平凡。
ただマイナスのオーラは誌面から伝わってきますがね。

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
浦安にやってきたサンタさんは、
子供達にプレゼント渡すよりも
泥棒稼業で金を稼いだ方が似合ってそう。
夜の浦安を屋根づたいに身軽に走る姿は
さながら怪盗のようだ。

▼ドカベン プロ野球編:水島新司
なんと次号で最終回だってさ。
まあ50巻も続いてるので
ここらで一区切りつけるのは
タイミング的にもいいかもしれないですが。
どんなもんなんでしょ。

▼輪道:井ノ内貴之・原案/乗峯栄一
あんだよ、まりもの入浴シーンからスタートかよ。
最近、まりものお色気シーンが目立つので
こういう路線にも頻繁に手を出していくのかなと思ったけど
おじーちゃん乱入のおかげでお色気シーンぶちこわしとなりました。
ナイスだじーちゃん!

施設にいる子供達は未来のロードレーサーですか。
凄も輪も頼もしい後輩ができましたね。
輪の過去にこだわらないさっぱりした性格のおかげで
先週の気まずい雰囲気を引きずることはなかった。
輪はつくづく大人じゃ。

ショー☆バン:原作/森高夕次・作画/松島幸太朗
一瞬ノブチンまでブラックになるかと思ったが
そうならなくて済んで胸をなで下ろすオレ。

ランニングホームランがこんな形で
ノブチンを悩ませることになろうとは・・・

▼Switch:米原秀幸
汀は前々からただものではないと思っていたけど
どうもナナシに似た能力を持っていそうな気がするんだが。
どうだろう。
汀もブランに追われる身なのかね。

▼フェイスガード虜:おおひなたごう
逆トンカチが何気なしにおもしろいぞ。
おへそを叩いたらデベソになるということは
チンチンに使ったらへこんじゃうんでしょうか?(笑)

▼虹色ラーメン:馬場民雄
サンタの恰好をした久保くん。よく似合ってるよ。
その巨体は子供達の人気を集めるのに適してるね。

・・・で、与田ラーメンが瓦礫の山に。
これは太陽達とは敵対関係になるという
与田老師からのメッセージか?

▼GONTA!:原作/七三太朗・作画/森田克俊
キンヤは、死のダイブから自分の弱点を克服する何かを
発見できたんでしょうか。
猪頭に勝負を挑むからには勝算はあるのでしょうが、
どんな特訓をしたんでしょう?
あまりに短時間すぎるので気になる。

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2003年12月11日 木曜日


カペタ 1巻
曽田正人
講談社 講談社コミックス 530円
車が大好きな少年・平勝平太(たいらかっぺいた・小4)が主人公の
ジュニアカーレース物語・・・なのかなこれは。

車以外なにも興味がないカペタ(勝平太の愛称)。
別の言い方をすれば、車にはすごい執着心があり、
走るときには、自分が自動車になったつもりで走るほど
カペタは車が大好きなのだ。

そんなカペタがある日、父自作のゴーカートを一目見たその瞬間から
ゴーカートの虜になってしまい、カーレーサーとしての本能に火がつき始めたのです。


おもしろかったです。
カペタは母が亡くなっていて、仕事で家を空けることが多い父と2人暮らし。
いじめっ子にいじめられることも多いので
いつもひとりぼっちな印象が強いんですが、
カペタはカペタなりに力一杯生きてるのが伝わって来るのでね。
それが良かったです。

父自作のゴーカートがカペタにとって最高の贈り物だったんだよ。
このおかげでカペタをいじめていたノブがいじめをやめて、
カペタとつき合うようになったのです。
オレはこれだけでも十分嬉しいよ。
やっぱりひとりぼっちは寂しいもんね。
そしてカペタ自身もこれから父や友達に支えられながら
自ら車を運転できる喜びをだんだんと実感していくのだろう。
いい傾向だ。ウン。

オレの個人的な希望としては、話の途中で
たった1人の肉親である父を死なせてほしくない。
苦境の場面はレースのみで十分だものね。

また、カペタを中学、高校とあっという間に成長させたりせずに
カペタの小学生時代を中心に描いたレーシング物語にしてほしい。
子供ならではのおもしろさってものがこのマンガにはあるのだと思う。
あっさりカペタを成長させてほしくはないなあ。

そんなわがままを言いつつ2巻に期待。

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2003年12月10日 水曜日


華麗なる食卓 10巻
ふなつ一輝
集英社 ヤングジャンプ・コミックス 530円
父を求めてマキトはたった1人で大阪へ。
そして洋食店「華屋敷(はなやしき)」を拠点に、
マキトのカレー料理の腕前が、対決を通して次々とお披露目することになるのでした。

マキトは、父を探すというよりはカレー料理対決をしに
大阪へやってきたように感じました。
カレー店・ガネーシャから大阪へと舞台を移し、
そこでマキトのカレー料理旋風が次々に吹き荒れる、
といった感じで話が進行しています。
もしかしたらこれらの対決も父に会う前の
マキトの料理修行の一環なのかもしれません。

ついでに大阪編になってから、女の子のエロエロ度も増してます。
これが適度にくだらなくておもしろいんだわ(笑)。
とりあえず大阪でのマキトの活躍に期待しますよ。

追伸

17歳の女の子が男子トイレに入って「仮性?真性?」って聞かれたら
びびります。マジで。

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2003年12月10日 水曜日


ヤタガラス 3巻
愛原司
講談社 講談社コミックス 409円
茂木ってこち亀の両さんみたいな性格だよね。
そんな雰囲気をビンビンに感じます。
自分のことを秘密兵器だぜってうっとうしいくらいアピールしとるし、
試合前にメシ食っとるし、
無神経で他人がどんな心境であろうとおかまいなし。

こんな調子で練習試合にもまともに参加させてもらえないので、
こりゃあ茂木の個人的スキルアップだけで終わるのかなと思ったけど、
いざ試合に出してみると、いつの間にか城ヶ丘FCを盛り上げる
存在になっていたんですねえ。
てっきり自分勝手な性格が城ヶ丘FCの足を引っ張るんじゃないかと思いましたけど、
交流大会では金田のミスキックをしっかりフォローして点に結びつけてます。
チームメイトのミスを帳消しにしてるんですね。

茂木にパスを回してくれればどんなミスキックでも下手とは言わず、
「ナイスパス」と言って期待に応えるプレーをしてくれるのがありがたい。

金田も今までは個人のレベルアップだけに徹していたんですけど
茂木と同じコートでプレーをしているうちに
茂木の潜在能力に気づきはじめて仲間と認めてくれたみたい。

新人交流大会の試合で茂木は、やっと自分1人のサッカーから
チーム全員のサッカーへの第一歩を踏み出したといったところでしょうか。
茂木は特に意識してないみたいだけど
金田と良いコンビになってくれるかな?これから先が楽しみ。

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2003年12月9日 火曜日


空の昴 18巻
本島幸久
講談社 講談社コミックス 409円
全日本ジュニア対抗戦決勝、少年4人の死闘はまだまだ続く。
昴が左手親指を骨折しても、
兵藤が平衡感覚を失っても、
吾妻が腰を痛めても
菰田がプレッシャー依存症に罹ろうとも、
こいつらの勝利への気迫が本物である限り、
奇跡もまた限りなく続く。

・・・まあこんなところでしょうか。

しかし4人とも故障かよ。
やはり奇跡のミラクルショットを連発すれば
その代償として少年達の体を破壊していくんでしょうか。
昴も兵藤も真剣勝負まっただ中なのにやりきれない話ですな。

でもチームプレーが見られたのは良かったかな。
昴や兵藤のように実力のある者が体を壊し、
それを支える吾妻や菰田までもが体を壊してしまう。
皆で痛みを分かち合う・・・なんて大層なモンじゃないけれど、
実力者の独りよがりにならないような試合運びは評価できます。
吾妻も菰田もただのカカシにしていない点がよろしい。

でもさ・・・、危篤状態に陥ったじーちゃんの心電図と
昴のゴルフボールの軌道をダブらせるのは

ちょっと控えて欲しかったよ。
あれは却って笑いを誘うぞ。

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2003年12月8日 月曜日


山賊王 5巻
沢田ひろふみ
講談社 講談社コミックス 409円
長門や高氏から激烈に憎まれてる高時。
特に高時の暴言に、ものすごい形相で怒りをこらえる高氏の姿がなんとも。
ああやって身内の人間からも反感を買いまくってるんだろうね高時は。

さて、この巻では今までのおさらい的な内容が盛り込まれています。
初期に登場した後醍醐天皇や新田義貞が登場してますし、
五行の星についてのあらましも説明されている。
これから起こる大決戦を前に、改めてこの物語の概要を
おさらいするといったところでしょうか。

新田義貞の登場で鎌倉幕府を滅ぼす運命を背負った
「五行の星のアザ」を持つ6人が紹介され、
おのおのが打倒高時のための布石を打ち始めた。
相変わらず、長門の兵法が見事に嵌って敵を撃退させるが
いよいよ五行の星の中心人物としての度量が試される時が来た。
今度は敵の数20万。こちらは3000。
さあ、どんな手でこのピンチをかわすか長門。
それとも仲間が駆けつけるか。
いいところで終わっているなあ。じれったい。

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2003年12月7日 日曜日


出直しといで! 6巻(完)
一色まこと
講談社 アッパーズKCDX 539円
誰が誰に恋してるだのなんだのの恋の発展話は鳴りを潜め、
3年J組の生徒の人生相談っぽい印象を受けたな。
ひたすらバスケに打ち込んでいた茜さえも、
これからどんな進路を見つけていくのか・・・
なんて重みを感じました。

初期のちゃらんぽらんな設定はどこへやら。
でも生徒が1年、2年と学年が進むにつれ、
卒業後の進路について悩み、考えていくというのは現実味のある話。
そんな一面をこの作品から垣間見たような気がいたします。

締めくくりの感想は「みんな大人になったねえ」
これに尽きる。

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2003年12月7日 日曜日


週刊少年チャンピオン 2004年1号
2003年12月4日発売
秋田書店 240円
いやったーーーっ!!
ロボこみが早くも次週より連載決定ですよ〜!!

そうこなくっちゃ、秋田書店!!
少しだけ見直しました。

▼Am a Boy:立原あゆみ
恐竜の次は蜜蜂ですか。
しかも痛快ドタバタ変身シリアスって・・・
このマンガのどこが痛快なんでしょうか。
まあ、いいや。

▼番長連合:阿部秀司
悪神会の頭・鮎川は、「ただじゃすまさねえ」なんて言ってた割には
全学会に手も足も出ないお粗末な戦いっぷりだったな。
さすが自分で自分のことをゲス野郎と言うだけはあるネ。

ショー☆バン:原作/森高夕次・作画/松島幸太朗
涼山中、都大会進出!
市大会決勝戦ではノブチンがサヨナラランニングホームランを
かっこよく決めてくれました。いやーめでたいめでたい。
だけどそのせいで足を捻挫かよ。

自分の体に気を使いながらプレーせよってことを
訴えているのかな?
今、試合に勝利しても次に試合に出られなくて負けたんじゃ
元も子もないもんな。

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
2階へ続く階段を上る。
たったこれだけのことが金鉄じーさんにはすごく大変なことなのです。
なんせ12年ぶりですからねえ。

階段を上る金鉄じーさんの姿は
まるで猛吹雪の中、頂上を目指す登山家のようだ。
家の中の環境そのものが金鉄にとっては
一つのデカイ山といえるのだろう。
なかなか見応えのある箱庭登山劇でありました。

▼曲芸家族:みさき速
輪と円と天の三つ子の兄妹が全く見分けがつかないですと?
同性ならともかく、いくらなんでも男と女は性の差が出るだろ。
ましてもう中学生なんだし、見分けがつかないというのは
かなりムリがあるぞ。完全にボケてるな輪と円は。

▼アクメツ:脚本/田畑由秋・作画/余湖裕輝
鶴田、せっかくテレビカメラの前で熱弁を振るっても
村瀬総理の支持率を落とすことはできなかった。
きっと醜い脇毛とパイ毛を視聴者の前にさらけだしたからだな
・・・って違うか。

▼無敵看板娘:佐渡川準
めぐみちゃんがちょっと体格のいい美輝ちゃんに変装。
やっぱめぐみちゃんのすることってどこか感覚がズレていて
おもしろいなあ。
最初はぎこちなかったけど、だんだん美輝ちゃんの性格に
近づいているじゃありませんか。

目玉は残しといてあげる♪
黄泉への道・・・
手探りで歩くのは危ないでしょうからね♪


なんとも残忍なセリフ。
本物の美輝ちゃんも言いそうだよね。
思わず笑ってしまいました。

▼憑鬼忍法帳 雷悟:上山道郎
鬼の子・朧より式鬼の能力を授かった雷悟。
その能力に英霊気(えれき)の力を加え、
朧をつけ回す異形の鬼を打ち倒すことができた。

雷悟に憑依した式鬼って主人に話しかける意思を持っていたんですね。
雷悟の心臓を喰らい、忍法者としての能力を与えた式鬼が
自分の名前を雷悟に求める辺りはちょっとだけ「かわいいヤツだ」
なんて思ってしまった。
式鬼は雷悟を強くするためのただの「きっかけ」じゃなかったんですね。
これなら式鬼も雷悟の良き相棒として
これからも雷悟とともに忍法者に課せられた運命を
切り開けるんじゃないでしょうか。
おもしろかったです。

雷悟は自然のパワーを味方につけた忍法者という印象が強かったね。
次回作に期待。

▼輪道:井ノ内貴之・原案/乗峯栄一
輪が魁悟家の一員ではないことを17年間隠し通したみんなを責めるよりも、
自分が凄の夢を奪ったことのほうを責めるなんて
キミは人間が出来過ぎてるぞ輪。
大人だ輪は。泣かせる。

▼Switch:米原秀幸
ハッピーが初めて活躍してない?
バトルに参加してない?
今までハッピーの行動をさり気なくチェックしていただけに
ちょっとだけ嬉しかったり。

▼虹色ラーメン:馬場民雄
ゲ、皇(すめらぎ)の暗黒浄化作業がやっと終わったかと思ったら
今度は仲谷内までもが陰湿な性格だったのかよ!
どうしてこうもブラックな野郎共が次々と麺王杯に現れるんだ?
これも与田が太陽達に与えた試練なのか?
それにしても後味が悪すぎるぞ。

▼UKキングダム:藤澤勇希
廃校となった学校の七不思議現象を海斗は次々に看破していく。
この辺りが実にテンポ良く且つ楽しく読めました。
もっとも一番笑えたのは財宝そのものでしたけどね。

▼ORANGE:能田達規
後半終盤でついに1点をもぎとった南予オレンジ!
オレンジの誰かがファールをしてしまってゴール無効という
最悪な展開も窺えただけにこの1点はとてつもなくでかい。
それが紛れもないゴールだったことが分かって安心した。
だがデッドヒートはまだまだ続く。

今度はガルマンが、イーリスオーナーの白鳥が燃えに燃えまくってます。
次週は巻頭カラー。どんな結末がオレンジ、イーリスを待っているのでしょう。
いやー楽しみだ。NICE!

▼GONTA!:原作/七三太朗・作画/森田克俊
ボクシング部の地獄合宿開始。
トレーニングは地獄でも、周りは南国ビーチで天国といったところか。
こんな遊ぶのにもってこいの環境で、
誰も文句一つ言わずトレーニングに励んでいるところがすばらしい。

キンヤはどんな個人トレーニングをするつもりなのかな?
協力者として山田くんが手伝ってくれるとおもしろいんですが。

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2003年12月4日 木曜日