じゃりまん小学校
漫画読書感想文
2003年11月分

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今月読んだマンガリスト:26冊
NICE! は特に良かったと思う作品
週刊少年チャンピオン2003年49号 出直しといで!2巻 出直しといで!3巻 出直しといで!4巻
ちゃぶだいケンタ5巻 アクメツ4巻 ちんつぶ1巻 最強伝説黒沢2巻 
並木橋通りアオバ自転車店9巻 週刊少年チャンピオン2003年50号 Switch5巻 ひまじん2巻
山田一家ものがたりゴージャス じゃんぷる2巻 シャーマンキング26巻
週刊少年チャンピオン2003年51号 アイシールド21 5巻 HUNTER×HUNTER18巻
ONE PIECE30巻 狂四郎2030 17巻 きららの仕事4巻 泌尿器科医 一本木守!6巻
週刊少年チャンピオン2003年52号 ランナーズ・ハイ!1巻 ショー☆バン15巻
出直しといで!5巻 総評



2003年11月度
総評
一般漫画の部
26冊かよ〜!!少ないなあ。
こんなことだから未読の本がたまるんだ。反省。

重野なおき氏の4コママンガはどれも最高。
おかげで重野なおき信者となりました。
それくらい入れ込んでます。

ランナーズ・ハイ!は、ヒロミの幼稚園時代の
「ボクは力いっぱい男の子なんだー!!」のセリフに萌え。
喘息持ちのセリフとは思えん。

週チャンは読み切りのほうがヒットするな個人的には。
Am a Boyも子供学級も今ひとつなので
もっと活きのいいマンガを求む。

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2003年11月30日 日曜日


出直しといで! 5巻
一色まこと
講談社 アッパーズKCDX 539円
このまま茜と土屋のカップルが成立して終わりまで一直線・・・
かと思ったら、進路の話になっちまって
なかなか恋のトラブルに決着がつきませんね。
ま、たしかに茜を始めとする3年J組の生徒達は
ちゃらんぽらんな日々を送っているヤツらばかりなので、
コイツらの将来はどうなるんだと気になる要素ではあるんですが。

さて、このマンガのテーマってなんだったっけ?
もしかしたら茜の視点から見た高校生日記なのかもしれないなあ。
ってことでこんな感じで次の最終巻はどう締めくくってくれるのか。

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2003年11月30日 日曜日


ショー☆バン 15巻
原作:森高夕次 作画:松島幸太朗
秋田書店 少年チャンピオン・コミックス 409円
もう15巻ですよ。目標60巻のうちの4分の1を早くも達成しています。
あと45巻・・・ペース的にムリか!?

それはともかく、2年生になった番太郎は、
試合ではまだそんなに表立ってはいないけど
心の中では早くも「お山の大将」的な考えを持つ一面が窺える。
特に春の大会の初戦では番太郎のブラックな一面が際立っていた。
「竜崎さん、ちゃんと捌いてくれるかな・・・!?」
おまえ、同じチームメイトだろう。信じろよ番太郎・・・
竜崎とタッキーのエース争いもあって
この分だと番太郎は2年生なっても先が思いやられますな。
負けん気の強さが暴走に変わりやすい性格なのでね。
この選手を鬼頭監督はどう取り扱ってくれますか。見物。

ところで小学2年生になったアー坊の登場はまだかい?


間違い探しの答え↓

1.お店の看板の「野菜」が「野花」になっている
2.番太郎の髪の毛の光り方
3.お店の中にある棚の 上から三番目の商品札
4.アー坊の影
5.のりっぺの服のボタン
6.犬のしっぽの向き
7.右側の箱の数


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2003年11月29日 土曜日


ランナーズ・ハイ! 1巻
原作:七三太朗 漫画:井深英記
秋田書店 少年チャンピオン・コミックス 409円
派手なダンスバトルマンガ、ドラゴンスクリューの作者が描いたマンガってことで
購入してみましたけど、いいですね、これ。

喘息持ちで超運動オンチの主人公・網野広美くん(中1)の
陸上部長距離ランナーとしての活躍と成長を描いた物語です。
ヒロミは生まれながらの喘息持ちのため、今まで医者に運動を止められていたが
ついに解禁、彼の長距離ランナー人生が今、スタートを切った。

ポテ、ポテ、ポテ、ポテ・・・

うわっ、遅っ!!
ヒロミの走る姿を見てると脱力してしまう。
このヘンテコなフォームの走りが、喘息以上に
超運動オンチの印象を強烈に与えてしまう。
これじゃあ陸上部のみんなからけむたがられるのも・・・(汗)
でもヒロミは周りの反応を気にせず、
運動することの喜びを確実にかみしめているんですね。
天然でマイペースな性格が精神力・集中力の強さに直結している感じです。

今回のマンガは原作者付きですが、井深英記氏の描く弱音を吐かない主人公の精神が
前作同様受け継がれています。
だから気持ちよく読めますし、ヒロミの友達の高原拓斗くん同様、
主人公を応援したくなるのです。

ヒロミは陸上部にはあまり馴染んでいない様子ですが
なんと実力で駅伝メンバーに選出されました。
駅伝予選会でヒロミに待ちかまえる運命は?
今から楽しみ楽しみ。NICE!

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2003年11月29日 土曜日


週刊少年チャンピオン 2003年52号
2003年11月27日発売
秋田書店 240円
▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
あんな投票の仕方で小鉄が学級委員長に決まってしまったのか・・・
次回から小鉄の委員長としての活動がちゃんと見られるのだろうか。
私としては学級委員長よりも3年1組の担任を皆で投票して欲しい。
カムバック奈々子せんせーーーい!!

▼バキ:板垣恵介
サムワンさんの扱いがひどすぎ。
タマはじかれるわオーガにのされるわ。
形無しだ。いとあわれ。

▼Switch:米原秀幸
ナナシと津田島の間に挟まってハッピーがいい位置につけてるね。

▼曲芸家族:みさき速
天にサーカスの才能がない云々言うよりは
まず一堂サーカスの人間環境を先に改善すべきであろー。

▼無敵看板娘:佐渡川準
美輝ちゃん、無銭飲食よりもお残しのほうが許さないってか。
美輝ちゃんのストーカーまがいの追いかけ回し方がおもしろかった。

うーーーん、もし鬼丸食堂に入ったら美輝ちゃんを怒らせないように
何事にも気を配って食事せんと。
何がきっかけで怒るのか分からないし・・・

▼憑鬼忍法帳 雷悟:上山道郎
前後編の読み切りらしいですね。
作者はコロコロとかでちょくちょく描いてらっしゃる方です。

雷悟(らいご)という、英霊気(えれき)の力で
生き物をしびれさせる能力を持つ少年が主人公の時代劇ファンタジー。
ある日ひょんなことから雷悟は山の中で
小さな角のある女の子・朧姫(おぼろひめ)と知り合い、
その後、朧姫の素性を知っている謎の敵が
雷悟に襲いかかってくるのだった。

よろしいんじゃないですか。
思ったよりも週チャンによくフィットした画風だと思います。
また、上山道郎氏得意の少年ヒーロー的なストーリー展開が
十分に活かされてる感じ。
時代劇マンガが苦手なオレでも最後まで読めました。
おもしろかったです。
ぜひサムライジとトレードしてほしいものです
次号、後編に期待。

▼輪道:井ノ内貴之・原案/乗峯栄一
あちゃあ・・・
凄とイチゴ園のねーちゃんの話を輪が盗み聞きしてるんで
まさかあの事実まで知れるんじゃないかと心配してたんですが案の定でしたね。
扉絵のまりものセクシーポーズなんぞで鼻のばしてる気分じゃなくなったよ。
こうなるとあのたった1枚だけの輪と母との写真ってどうなるんでしょ。

▼ORANGE:能田達規
前半の10分のうちにゴールを決めないと絶望的。
越智監督がそう予想したはずなのに
なんだ、このムサシとコジローの怒濤の如く攻めようは!
ムサシは少し先の戦況を頭の中で想定してついに執念で1点もぎとったぞ!
・・・ん?もぎとったんだよな?
変な茶々は入れないよな?
最後のコメントでちと心配になったもんで。

▼番長連合:阿部秀司
今回の登場キャラで一番むかつくのはやっぱ堂本だよな。
いまんとこ口ばっかで己の力を見せてないし。
変なところでいきがってるんだよな。やっぱ堂本むかつく。
・・・と源の肩持ってみたり。

まあでも堂本の実力を見せつけない話の運び方は
うまいな。

▼DENCO:佐藤寛
ははは、電光くんそのものが2ストバイクみたいな野郎だったということですか。
まあ状況が悪くなれば逆転への活路が見出せるようになるあたりは
そっくりなのかもしれませんね。
悪くはないエンディングでしたよ。

▼虹色ラーメン:馬場民雄
今回の100円ラーメンVS神宮寺グループの対戦は
あまりにも分かり切った結果となりました。
そりゃあそうでしょ。
100円ラーメンにはなーんも魅力も感じませんでしたから。
しかも与田じいの新弟子の腕試しの場にさせられちゃってるし。
もう少し100円ラーメンならではの良さを見せつけても良かったよな。

ところでこれを読んだ全国の100円ラーメンショップの店主は
どんな気持ちになるだろうね。

▼GONTA!:原作/七三太朗・作画/森田克俊
キンヤが立花学園ボクシング部の地獄合宿に参加ですか。
なにやらおもしろくなりそうな予感。
付き添いに山田くんが選ばれているのがいいだす。

▼UKキングダム:藤澤勇希
旧校舎の中を探検する海斗&久遠&いじめられっ子の亀原。
探検しているうちに宝探しのことはどうでもよくなってきて
海斗と亀原が久遠にあんなことやこんなこと・・・
ってなことにはならないか(笑)。
ま、大した探検にはならないと思うよ。

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2003年11月27日 木曜日


泌尿器科医 一本木守! 6巻
高倉あつ子
秋田書店 ヤングチャンピオンコミックス 539円
すっかり安定した泌尿器科コメディになっていますね。
昼間の茶の間を湧かすような楽しさがこのマンガにはあります。

盛茂病院を舞台とした医者と患者とのやりとりがおちゃらけてて楽しいです。
それに泌尿器科を通していろんな患者の人生観が見られるというのもニクイ。
1話1話が喜劇なんですね。
下品になりすぎない程度に話が進行していくので
読後感もさっぱりいい感じです。

この巻はどのお話もおもしろく読めたけど、
特に気になったのは一本木守が子供達から
「チンコ切り星人」と恐れられていることかな。
ま、チンコ切り星人に会いたくなければ、
普段からチンチンの手入れを怠らないようにしましょうね♪
悪ガキ共。

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2003年11月27日 木曜日


きららの仕事 4巻
原作:早川光 漫画:橋本孤蔵
集英社 ジャンプ・コミックスデラックス 530円
近々テレビやグルメ雑誌などを通して
大々的に開催される鮨トーナメント、「スシバトル21」。
この巻ではその土台作りとも言えるお話がまるまる収録されています。

坂巻慶太や神原朱雀などの強力な鮨職人の野望や神業が
これでもかってくらい紹介されており、
否が応でも盛り上がらずにはいられない状況となっております。

坂巻は銀座を、伝統ある鮨屋だけが幅を利かせてる時代に幕を下ろし、
新たに世界中の鮨屋が鎬をけずる激戦地区になるような場を構想しているのだ。
強引だがものすごいことを考える男だ。
確かにそんな鮨屋横町みたいな通りがあったら
お客さんはウキウキしてしまうかもしれない。
しかも安くていいネタの鮨を食べられるのならなおさら。
もちろん伝統ある鮨屋も加わって競い合えば
これ以上ない鮨屋パラダイスが完成する。
うーん、いいかもしれない・・・

だが坂巻の弱点がないわけでもない。
同じスシバトルの参加者、北邑美和(きたむらみわ)がヒントになってると思うんだが。
やっぱタバコだろ。坂巻の弱点は。
あんなにバカバカ吸って舌がどうにかなっちまわない訳はないから。

やっと始まったスシバトルの1回戦も、本編とは無関係の者同士の対戦。
だが古いものをありがたがる時代は終わるという
坂巻の思い描いた構想通りの試合運びとなっている。
うーん、見せてくれます。おもしろい。

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2003年11月25日 火曜日


狂四郎2030 17巻
徳弘正也
集英社 ジャンプ・コミックス デラックス 530円
今までバーチャル世界でしか会えなかった狂四郎とユリカが
エレベータ内の狭い空間の中で現実に会ってしまったのです。
偶然か、はたまた仕組まれたことか?
いずれにしろこの巻でのクライマックス的な場面となっています。
でもたったの1分間だけどね。

自分のような汚れた人間が人を愛していいのか悩む狂四郎とユリカ。
バーチャルを通して何度かお互い胸の内をぶちまけた2人が
今さら何言ってんだ、とは思ったのですが
いざ、現実に会えるとなると、自分の今までしてきたことを
見つめ直してしまうんですかね。
状況が状況だけにお互いの想いは複雑なようで。

さて、この後はどうなるかな〜。
まほろばの破壊工作も楽な道のりじゃないだろうし、
光明も怪しいセリフ吐いてたし。
感動的なあとには暗い雲が立ちこめてきそうな予感です。


おまけですがユリカの天使のポーズは笑ってしまいました。

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2003年11月24日 月曜日


ONE PIECE 30巻
尾田栄一郎
集英社 ジャンプ・コミックス 409円
ありゃ、ルフィとエネルの直接対決、意外に早かったですね。
だいたい人間と直接対決してしまうような神なんてたかがしれてるものです。
しかもルフィのゴム能力のおかげで自称・神様のカミナリ攻撃が効かないなんて
あまりにベタすぎて笑っちゃうわなあ。
神ならゴムくらいでカミナリ攻撃を跳ね返されるなよ。
ルフィと戦っていくうちにエネルの器の小ささが
あらわになっていくような気がします。

エネルは破壊神どころか、自分を独裁者だと思いこんでる
妄想癖の激しいお方にすぎませんな。
こんなのに空島を消滅させてたまるもんか。

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2003年11月23日 日曜日


HUNTER×HUNTER 18巻
冨樫義博
集英社 ジャンプ・コミックス 409円
グリード・アイランド編終了。
あれだけ爆弾魔達と、熾烈で凄惨なバトルを繰り広げても
結局、ゴンが優勝することを想定して作られたゲームっぽいよな。
さしずめゴンを主人公としたロールプレイングゲームみたいなものか。
ゴンと会ってもいないのにゴンの行動を予測してゲームを製作したジンってヤツは
やっぱすごいよ。うん。

新章はなにやら不気味な展開。
キメラアントという昆虫の化け物が人間を喰らうみたいな。
巻末の幼い兄妹がかわいそすぎ。
いつもえーかげんな原稿描いておきながら
こういう印象づけはしっかりしてるな。

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2003年11月23日 日曜日


アイシールド21 5巻
原作:稲垣理一郎 漫画:村田雄介
集英社 ジャンプ・コミックス 409円
とある病院に入院中のホワイトナイツの桜庭の前に
同じく入院中のファンの小学生が現れた。
しかし桜庭は勝手にヒーロー扱いされてプレッシャーなんだと
自分の胸の内を小学生に思いっきりぶちまける。

これって瀬那くんも同じ境遇だよなと思ってしまった。
瀬那くんも蛭魔にヒーロー扱いされて、常にチームから応援席から
プレッシャーかけられてるもんね。
でも瀬那くんの場合はこれを自分の気弱な性格を返上する好機と見て
前向きにがんばっているわけだけど。

いずれ瀬那くんも小学生のファンとか現れるんでしょうかねえ。
今のところ注目は浴びてるけどファンはいないもんねアイシールド21って。
いずれ桜庭みたいにファンができるようにがんばんなきゃね。

蛭魔の陰謀(?)で、デビルバッツは現在、アメリカ高校チームとの対戦権を賭けて
太陽スフィンクスと熱戦中。
栗田くんはデビルバッツでは一番でかいけど、
スフィンクスには栗田くんよりもでかい巨漢がいて、
猛然と力で押しかけられて栗田くんが大苦戦!

栗田くんと同体格の敵キャラを出すことで彼の底力がはっきり見られました。
栗田くんもラインマンとして奮闘しているのですね。
これからも弱音を吐かずがんばってほしいものです。

あとハァハァ三兄弟も男を見せてくれますね。意外だ。

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2003年11月21日 金曜日


週刊少年チャンピオン 2003年51号
2003年11月20日発売
秋田書店 230円
▼バキ:板垣恵介
過去の栄光がチコピン1つで崩れ去ってしまいましたサムワン海王。
こういう負け方が一番屈辱かつ腹が立ちますよね。
ボコボコに殴られた方がまだマシ。

▼曲芸家族:みさき速
つまり、呪三郎くんを燃やせば
ドクターも正気になるんじゃないかしら。
誰か実験を・・・

▼輪道:井ノ内貴之・原案/乗峯栄一
輪は魁梧家の実の息子ではなかったということか。
凄が起こした交通事故がきっかけで
輪が魁梧家の一員になろうとはちと皮肉な話だ。

・・・となるとたった1枚だけあった母と輪の写真や、
ママチャリに命名した“りんどう号”などの思い出の品が
妙に謎めいてくるな。

ショー☆バン:原作/森高夕次・作画/松島幸太朗
番太郎がおとなしい。
なにか企んでるんじゃないかと睨んでるのは
私だけなんだろうか。

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
小鉄って単純な性格ですからね。
何も食べなくても自分がこうだと強く信じ込めば
そのとおりになっちゃうんじゃないですか?
髪の毛が伸びたのはまさに小鉄の能力(ちから)だ。

▼無敵看板娘:佐渡川準
辻って、よく手品でとんでもない失敗をやらかすから、
普段から生傷が絶えなくてもおかしくはないんじゃない?

▼番長連合:阿部秀司

こら!

なに円満に終わらせてるんだよ。
不良に男も女もねえだろうによ。
立花にやらせてしまえばいいだろう。
横山邪魔だ!ゴキブリみたいにしゃしゃりでるんじゃねえ!

女総長もなに笑顔見せてるんだよ!
「いつか(東に)会ってみたいな」だなんて
ぬるすぎるぞおまえ
女のプライドはどこへ行った?

▼DENCO:佐藤寛
前後編読み切りのバイクマンガ。
2ストバイクの偉大さを知っている立花電光くんは、
4ストライダーの火伏晃くんに
「2ストの時代は終わった」と告げられ腹を立てて
強引に火伏にバイクレースを挑んできた、みたいな内容。

そんなに2ストと4ストって差があるんでしょうか。
バイクのことをよく知らないオレにとってはそこらへんが分からん。
後編のレース展開で2スト4ストらしい走りとか見せてくれるのかな。
一応チェックは入れてみる。

なお、私はバイクのことは全く知らないので
変な文章になっていたらごめんなさい。

▼虹色ラーメン:馬場民雄
何度も言うがただ「安い」だけじゃそんなに魅力的なラーメンには
ならないと思うけどね。
インスタントラーメン王の言葉には重みがあるが、
オレとしては錆び付いた鎧を着た亡霊的意見にも聞き取れるね。
戦時中じゃないんだから。

精魂込めて作ったラーメンをできるだけ安くお客さんに提供することこそ
人気ラーメン店たる秘訣なんじゃないですか?

▼ORANGE:能田達規
おおおお〜、越智監督〜!!
過去に美菓ちゃんとそんなやりとりがあったとは。

このイーリス戦が終わってしまったら
その後、オレンジはどうなるんだ?
もちろんオレンジイレブンは今はそんなことも考えず
がむしゃらに勝利へ向かってVゴールを決めに行く。
F1昇格を信じて。

いや〜マジで盛り上がってます。

▼GONTA!:原作/七三太朗・作画/森田克俊
よーやったぞ、キンヤ。よくぞがんばった
負けはしたものの(負けないとおかしいでしょいくらなんでも・・・)
キンヤの並はずれた精神力と体力を尾津にまざまざと見せつけてくれた。
おまけに尾津の連続KO記録も止めたことだし、
初公式戦にしては大金星ではないだろうか。

梅星キンヤ、こいつはすごいボクサーになりますよきっと。

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2003年11月20日 木曜日


シャーマンキング 26巻
武井宏之
集英社 ジャンプ・コミックス 409円
う〜ん、ホロホロの過去話と、葉くんとガンダーラ戦の話で
またシャーマンファイトから話が大幅に逸れていきそうな展開だな。
でもオレもホロホロの過去話には興味あるし、困ったモンだね。

ホントに脇道逸れるのが好きな作者だなとつくづく思いました。
というかむしろ脇の話の方に力を注いで描いているような気がする。

以上。

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2003年11月19日 水曜日


じゃんぷる 2巻
週刊少年ジャンプ編集部
集英社 ジャンプ・コミックス 409円
週刊少年ジャンプの読者投稿ページ、「じゃんぷる」の単行本第2弾です。
みんな小技の利いたネタをよく考えつくよね。おもしろいです。
ドラゴンボールやサザエさん、ドラクエのパロディネタが目立ってた。
これらの作品は投稿者から見たらまさにネタの宝庫なんですね。
今度はアメリカネズミネタにもチャレンジしてみて下さい。
イラストの場合は、小綺麗にまとめるよりも雑に描かれた方が
却っておもしろさが増すようですね。

3巻では、4コマGPの増ページ希望。
一般投稿者による4コママンガは、プロとはまた違ったおもしろさがある。
もっと読んでみたいです。

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP 1巻
2003年11月18日 火曜日


山田一家ものがたりゴージャス
森永あい
角川書店 あすかコミックスDX 903円
貧乏子だくさんマンガ、山田太郎ものがたりが
ゴージャスな総集編となって復活。
山田太郎をはじめとする愉快な兄妹達の
数年後の私生活を描く。

おもしろかったです。
貧乏子だくさんなはずなのにちっとも貧乏くさく感じないのは
それは山田一家の面々があまりにも美男美女過ぎるから。
加えて頭もいいし運動神経もバツグン。
彼らはその生まれ持った恵まれた容貌と才能をフルに駆使して
いいように世間を渡り歩いてる感じですね。立派だ。
家は貧乏でもやることはゴージャスです。
あひるの王子さまの麗一くんも山田一家のたくましさを
見習ってほしいところですね。

さて、この本を買うともれなく台湾人による
山田太郎ものがたりの実写版DVDがついてきます。
私は当然のように見ません。
3Dには興味ないからね。

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP
2003年11月17日 月曜日


ひまじん 2巻
重野なおき
芳文社 MANGA TIME COMICS 599円
年がら年中家に閉じこもりっきりの超インドアライフを満喫する20歳娘、
森川つぐみのずぼらな日常生活を愉しむ4コママンガ。
家の中でもあまり動くことをしないつぐみちゃんの部屋には
常にこたつがセットしてあります。
季節感もへったくれもあったもんじゃないですね(笑)。

楽しく読みました。いいです、インドアライフ。
部屋にこもるという暗いイメージが全くないの。
むしろ自宅内の限られた空間の中で、
新しい発見、とんでもない事件、
楽しい過ごし方などが次々繰り出され、
一日部屋の中で過ごすのもいいよな〜、
と思ってしまうほどにつぐみちゃんのインドアライフは楽しい。

個人的には、冬にプランターを出して、朝になってできた霜柱を
ひとりじめして踏むネタが最高でした。
確かに霜柱踏みは冬ならではの贅沢な遊びですよね。
つぐみちゃんは、お金も時間もかけずに楽しい時を過ごすコツを心得てるなあ(笑)。

そしてつぐみちゃんのインドアライフをさらに楽しいなと思わせてくれる
和久井理沙ちゃんの存在も忘れてはいけません。
理沙ちゃんは、つぐみちゃんのずぼらなインドアライフにツッコミをいれつつ、
逆に、つぐみちゃんのインドアライフにうまく利用されちゃってる時もあるので
つぐみちゃんにとって理沙ちゃんはなくてはならない存在だったんですねー。
GOODだ。

いや〜、それにしてもおもしろい。マジでおもしろい。
今まで陰湿なイメージが強かった閉じこもり生活だが、
そんなことはない。工夫と考え方次第では明るく、楽しい生活も
できるもんなんですねー。
インドアライフでも明るい生活ができるという可能性が
これで大きく拡がりました。

インドアライフ=根暗、無職という固定観念を根底から覆す作品。
作者の発想力、想像力にただただ驚かされるばかりです。NICE!

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP 1巻
2003年11月15日 土曜日


Switch 5巻
米原秀幸
秋田書店 少年チャンピオン・コミックス 409円
ナナシの命を狙う謎の組織集団の正体が少しだけ見えてきました。
その集団名は“M.O.P(モップ)”。
いかにも裏社会の掃除屋さんって感じの名前で不気味だ。
しかもM.O.Pの一員である汀(みぎわ)は
ナナシに似た能力を持っているようです。
目玉はまるで両生類みたいで無表情で話しかけてくるので気味悪いですね。
ナナシと同じ改造人間っぽいんだけど
汀とナナシって無関係なのかな〜。疑問。

ふと、元ヤクザの津田島がこのマンガの重要キャラになってるなって思った。
いつの間にかナナシとつるんだ形になっている。
ナナシに自分を逃がせと依頼してる手前、
少しは義理堅い性格になってるのかな?

めぐみちゃんにからかわれるシーンもあり、
津田島の元ヤクザとしての怖さ・威厳がみるみるうちになくなってきて、
良い傾向。

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP 1巻 2巻 3巻 4巻
2003年11月14日 金曜日


週刊少年チャンピオン 2003年50号
2003年11月13日発売
秋田書店 230円
▼番長連合:阿部秀司
おっ、立花がレディース相手に
なかなかかっこいいとこ見せてくれるじゃん。
その手に持ったバットでちゃんと女の体を
ボコボコにしてくれるんだろうね?
タイマン勝負に負けてもそれくらいはしてほしいものだ。

それすらもできなかったらやはりおまえはただのブタってことで。

▼輪道:井ノ内貴之・原案/乗峯栄一
チャリンコ部を潰された哲は、なんと自分で実業団チームを
結成させちまいやがった。
むー、さすが転んでもただで起きないヤツ。
潰されてもまた新しく自転車チームを立ち上げるその意気込みや良し。
輪はどうだか分からないけど栄華が今後の展開よっては
哲の自転車チームに入ってくれそうなので
そうなれば哲にとっては願ったりかなったりといったところかな。
資金面に難有りだが哲の自転車チームの立ち上がりはまずまず?

▼バキ:板垣恵介
回復の上にまだ超回復なんて存在するのかよ・・・
さすが中国4000年の歴史だな。

▼曲芸家族:みさき速
今度はホモか獣姦か?と思ったら単なる貧乳でした。
ちぇっ、つまんねーの・・・って何期待してるんだろオレ。

▼無敵看板娘:佐渡川準
美輝ちゃんは即却下したけど、明彦の考えた水のヒーローは、
「かわいい」という制約がなかったら、
川をきれいにするイメージキャラにはぴったりだったんじゃないのかな。
で、美輝ちゃんの考えた「汚川救急太」は当然悪役ってことで。

▼Switch:米原秀幸
走行中の車という限られた範囲で繰り広げられる
ブランと、ナナシ&津田島の攻防戦!
ナナシ津田島コンビがいくら手を尽くしてもブランはしつこく車にしがみつく。
このカーアクションがなかなか楽しませてくれますね。

ショー☆バン:原作/森高夕次・作画/松島幸太朗
番太郎の野球論より、ノブチンのチームメイト分析のほうが
理にかなっていると思うのは私だけ?

▼虹色ラーメン:馬場民雄
100円ラーメン側は宣伝も安く仕上げるつもりかい。
それはただケチってるだけなんじゃ・・・
味の方は大丈夫なんだろうね?

皇(すめらぎ)は現在太陽と大いに盛り上がっています。
ラーメンなんか大嫌いだーーーーーー!!
と力一杯叫んで太陽に泣きすがります。

まさか幼児返り現象の前兆でしょうか。
・・・まあなんでもいいから早くラーメン作ってよ。

▼アクメツ:脚本/田畑由秋・作画/余湖裕輝

てめえにはアクメツの何たるかをたたき込んでやる
死ぬ前になっ

・・・アクメツの「何たるか」ってなんなんですか?

▼ORANGE:能田達規
後半18分で早くもシュミット退場。
これによりイーリスは守りに入ってしまったようです。
シュミットの役立たず
オレンジ、まさにここからが試練の時。
時間をめいっぱい使って勝利への突破口を見いだせるか!?
最後にムサシとコジローがアイコンタクトを取ったようにも見えたが・・・

イーリスのオーナー・白鳥ってハーフだったのか。知らなかった。
・・・で、そのチーム編成は白鳥の個人的な理由で組まれたものだったかもしれないと。
・・・となるとイーリスのチーム全体そのものが
弱点になってるのかもしれないな〜。
うまく表現できませんが。

なんにせよまだあきらめてないぞ南予オレンジ。
最後まで闘志の炎を燃やせ!

▼GONTA!:原作/七三太朗・作画/森田克俊
キンヤはホントによくやった、よくやったよ。
ボロボロになりながらも持ち前のタフさと精神力で
終盤、尾津との殴り合いに持ち込んだだけでも
大したモンだと思うよ。

でもさすがに視野が狭くなっているという弱点を
尾津に気づかれたんじゃ今度こそキンヤはノックアウトでしょう。
しかも本人はそれに気づいてないし。

これでまだ大どんでん返しがあるというのか?

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2003年11月13日 木曜日


並木橋通りアオバ自転車店 9巻
宮尾岳
少年画報社 YKコミックス 519円
なんとアオバちゃんのお母さんが自転車店に復帰ですよ。
今まで入院療養でほとんど姿さえ見せなかったのに。
まあなんにせよめでたいことだ。

これでアオバ自転車店に、父・母・娘と強力な自転車マニアが3人揃い、
自転車店はさらに盛り上がるだろう。
そしてこれからも自転車を通してお客様にステキな自転車人生を
提供していくことでしょう。
アオバちゃんのお母さんと、お客さんとのやりとりも見てみたいものです。

この巻の個人的ベストエピソードは組み立て自転車「ロビン」ですね。
プラモデルさえも作れないぶきっちょな父親が5歳の息子のために
組み立て自転車「ロビン」を、失敗しながらもなんとか完成させていくお話です。

自転車をプラモデルのように組み立てて作る楽しさ、
作った自転車を実際に乗って走らせる楽しさ、
この楽しさを親子で共有できるすばらしさ。
もちろん作る途中で失敗したら親子共々不安な気持ちになる。
まさにひとつの自転車が作り出す人と人との触れあい。
このエピソードにはそんな自転車の魅力がいっぱいつまっています。
「ロビン」の良さがマンガの中でいい具合に表現されていてかなりいいお話ですよ。
おすすめ。

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2003年11月12日 水曜日


最強伝説黒沢 2巻
福本伸行
小学館 ビッグコミックス 530円
黒沢って、疫病神にでも取り憑かれているんじゃないだろうか。
金に困っているわけでも犯罪を犯しているわけでもないのに(犯しそうにはなったが)、
自ら破滅の道を選んで進んでいるような気がする。

だいたい黒沢は人付き合いが苦手なくせに
他人に気に入られようとするのがそもそも間違い。
同僚達と輪になって話す言葉一つ一つがうすら寒い。
さらに声をかけられる人間は不良中学生とかロクなヤツがいない。
・・・ということで、キミは間違いなく孤独で一生を過ごすタイプの人間です。
だから他人なんか当てにせず、まずは趣味の1つも持ちなさい。
そうすりゃあ不幸な目に遭う確率はグンと減るよ。

追伸

黒沢がファミリーレストランの「ファミリー」という言葉がとても気になるから
ファミレスが苦手というのには正直驚いた。
そこまで自分が孤独であることにコンプレックスを持っているとは・・・
重症だ。

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2003年11月12日 水曜日


ちんつぶ 1巻
大和名瀬
実業之日本社 MBコミックス 690円
「ちんこのつぶやき」、略して「ちんつぶ」。
そんなバカなタイトルにつられ、つい買ってしまった私です。

内容は俗に言うやおいですね。
始まりは私立マイボーイ高校の修学旅行中でのできごと。
マイボーイ高校の生徒を乗せたバスは、珍古神社へ行く途中、
バスの運転手がハンドル操作を誤って
珍古神社に突っ込む事故に遭ってしまう。
その拍子に、ラブラブな関係の綾瀬くんと取手くん、
そして嫌い合っている岩淵くんと神谷くんの4人の体に異変が起きてしまう。
なんと、それぞれのキャラの「ちんこ」に、別のキャラの人格が宿り、
話しかけて来るではないか!!
以降、4人の高校生とちんこ達とが喋り合うという
奇妙な生活が続くのであった。
ヘンな話だ。

今までとは違った観点のやおいマンガだと思いますね。
男同士ではなく、男とちんこになった男のボーイズ・ラブですから。
一見すると美少年らが自分のちんこに向かって喋るシーンはアホ丸出しで
思わず引いてしまうのですが、よくよく考えたら
男ってのは常にちんこと戯れている訳で、
それを考慮したら、ちんこと喋るのは
自らを慰める行為とあんまり大差ないのではないかと。
まあそれなりにおもしろかったです。
今度はちんこ同士のボーイズ・ラブにチャレンジして下さい。

本編以上におもしろかったのが作者による「ちんつぶ裏話」。
ブタの睾丸食ったとか、ちんこ型の飴をなめたとか
すさまじいまでのちんこエピソードが綴られてます。

・・・しかしすごいな。作者は女性なんでしょうか。
そして読者層も当然女性ってことになるんでしょうか。
これだけちんこまみれのマンガも珍しいわ。
ちんこ型のクッションを抱いた男の子の絵まで描いとるし。
でも男の方もエロエロなグロいマンガを描いている方は
たくさんいらっしゃいますので、それを考えたら
ちんこを描きまくる女性漫画家がいても
おかしくはないのかもな。

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2003年11月10日 月曜日


アクメツ 4巻
脚本:田畑由秋 作画:余湖裕輝
秋田書店 少年チャンピオン・コミックス 409円
天下り官僚を次々に死に追いやるアクメツ。
それはそれで結構なことだが何度見ても気分は晴れず、
恐怖感だけが募るばかり。
暴走族みたいに表立って人に迷惑をかけるヤツらを死に追いやる分には
気分はスカッとするけれど(個人的意見)、
役人は影で甘い汁を吸っている、つまり目に見えた悪行ではないので
いくら殺しても恐怖感だけが残るんだよね。
それに悪徳官僚を皆殺しにしたところで日本の経済がすぐ良くなる訳じゃないし。
まあだからこそ、アクメツみたいなテロリストがコイツらを裁かなきゃならないってのは
ストーリーとして分からなくもないですが。

・・・で、アクメツが滅亡寸前の日本を世直しするためのテロリストだってのは分かった。
だが問題は数多くいるアクメツの存在だ。
今まで数多くのアクメツが自爆したが、それらの死体を司法解剖した結果、
全て全く同じ人物だったってのはどういうことだよ。
クローンじゃあるまいし、ますますアクメツの正体が気になるばかり。
なんとかしろ。

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2003年11月10日 月曜日


ちゃぶだいケンタ 5巻
うめ
講談社 モーニングKC 539円
ケンタの顔ですが、すっかり現在ので定着しているようですね。
昔はタラコクチビルだったんですが。
オレとしては今のほうがかわいらしさが増しているので
お気に入りです。

さて、この巻では、招猫商店街のテレビ撮影騒動で
随分振り回された感があるケンタですが、
金や食い物にがめついケンタもやはり人の子、
魚吉のおっちゃんの気持ちを裏切ってまで
スターになるような子じゃなかった!

ダメオヤジのせいで自分が商売人として
働くことの苦労を知っているからこそ
人の気持ちを踏みにじっちゃいかんのだよな。
まるで招猫商店街の代表のごとく
「ヤラセをやめろ」とプロデューサーに訴え続けるケンタの姿を見てオレは、
ケンタはきっと将来、招猫商店街を背負って担う大物になるだろう、
なーーーんて思ったりしたかしないんだか(笑)。

ケンタの恋人(?)サワも、人の道を踏み外そうとするケンタを
我に返らせてあげたりとね。
結構ケンタのことを気にかけてる様子で、そのおかげで苦労の連続ですが、
これもちょっと見栄っ張りでマヌケなケンタに惚れてしまった女の子の運命でしょうか。
お父さんの見張りが大変だけどこれからもケンタをよろしくってことで。

ケンタのオヤジさんは相変わらずダメダメ。
ちょっとくらい汗水流して働く姿や、
サワのお父さんに怒られたケンタの気持ちを察して
やさしく慰めてあげるシーンを見せつけてもだまされんぞ。
そんなんで今までのダメオヤジぶりを帳消しにしようだなんて
そうはイカのゴールデンボール。

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2003年11月9日 日曜日


出直しといで! 4巻
一色まこと
講談社 アッパーズKCDX 539円
今までとは打って変わって、茜たちの恋に絡んだケンカやトラブルが
多くなってきました。
のほほんとしたあの空気はどこへ行った?

この巻まででおおよその主要メンバーが恋に悩んでるってことになり、
トラブルにも巻き込まれています。
まだのほほんとしてるのは土屋だけか?
・・・となると、このマンガはもともと茜と土屋の
恋物語だったのかなもしかして。

これからも高校生の激しい恋のバトルが展開されるんでしょうか。
そう考えるとちょっと憂鬱ですが、
ケンカの中にもそれぞれのキャラの人間性が窺えて
ただの恋バトルに終始していないのはGOODな点。

それにしても茜と仁子の女同士のケンカは
すさまじかったですネ・・・

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2003年11月8日 土曜日


出直しといで! 3巻
一色まこと
講談社 アッパーズKCDX 539円
森下茜ちゃんってオツムがかなり弱い脳天気な女の子かと思っていたけど、
青菜高校の女子バスケ部では、みんなに頼られてる存在だったんだ。

確かに名門・青華学園との試合では茜の力闘ぶりが見られ、
同時に彼女の意外な一面も見ることができました。
しかし茜以外はヘタレなヤツらばっかりだったのが見ていてもどかしかった。
茜が5ファールで退場のピンチに立たされてるのに
他の選手は何もしようとしないとはどういうことだよ。

もう1つ意外だったのは山田くんですね。
山田は女子バスケ部の監督をしているんだけど、
退場させられて悔しがる茜をなだめたり、
自分も茜が好きなのに、土屋が茜をなぐさめに来るやいなや
自分から潔く身を引いたりと、
顔に似合わずなかなか男らしいところを見せてくれてます。
ヒゲなんか生やしてケンカっ早そうなのにね。
ちょっと山田のことを見直してみたり。

茜のスクールライフの中でしばしば見られるちょっとした恋話は
甘すぎずに、ごく自然体にサラッッと描き上げているのが好感触。
男子と女子が馴れ合いで付き合ってるのが
見ていて心地いいです。

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2003年11月7日 金曜日


出直しといで! 2巻
一色まこと
講談社 アッパーズKCDX 539円
読んでる途中で違和感を感じました。
え?昭和52年の作品なのにドラクエ?おかしいな〜、
と思ったら昭和62年(1987年)の作品でした。

巻末に、「ビッグコミックスピリッツ昭和53年11号より24号掲載分を収録」って
書いてあるじゃんかー!うそつきー!!

と、こんな調子で読んでる第2巻ですが
この巻もだるーい気分で楽しめました。

大福が、相沢というワルに恋をしてしまうんだけど
それ以上の発展はないのです。
恋の話を絡めて大福という1人の女の子にスポットを当てて
彼女の人間性を見るショートドラマになってます。
大福のちりちり頭が、亡くなった父の遺伝だったなんて
泣かせるじゃありませんか。ええ。
今まで大福は、茜の単なる腰巾着的な存在だけのイメージだったのが
このエピソードによってそれらは払拭、さらにグンとキャラが立ちました。
大福も普通の女の子と同じように恋をするんですねー。

恋と言えば茜と土屋もいい感じになってきてますが
こちらもまだまだ発展なし。
もっとも私は恋の話なんぞどーでもよく、
素直に青菜高校の生徒達のスクールライフを楽しんでます。

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2003年11月7日 金曜日


週刊少年チャンピオン 2003年49号
2003年11月6日発売
秋田書店 240円
▼Switch:米原秀幸
ブランが現れてからおもしろくなってきたかな。
ナナシがブランから逃れるためにあれやこれや見せてくれそうなので。

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
たかがソファーでこれだけの人が集まりますかね・・・
・・・で、ソファーに座りきれなかった人は、
晴郎の肉ソファーに座るっていうのはどーでしょ?

▼無敵看板娘:佐渡川準
美輝がめぐみに頭を下げるのは死んでもイヤなのは分かっていたが、
美輝の母が美輝に頭下げるのがイヤだったのは新たな発見。

辻くんはトランプを投げる技が本当に成功すれば
美輝ちゃんに少しは抵抗できるようになるんですがねえ。
エイなんてどこから出てきたんだよ・・・

▼Am a Boy:立原あゆみ
これにて第一部完結ということで次回は2004年1号にて新章スタート。

今度新章が始まる際には“恐竜は2時間前に生きていた”なんて
副題はいらないでしょ。っていうか副題そのものがいらない。

▼バキ:板垣恵介
毒素が完全に抜けたバキは久々に笑顔を見せてくれましたね。
李海王にも礼は言ったし、烈海王がご馳走を出して祝福してくれたし
このまま気持ちよくおうち帰るかな。

▼アクメツ:脚本/田畑由秋・作画/余湖裕輝
結局シュークリーム爆弾の犠牲者はアクメツなのね。
自ら命を断つという考え方がすごいが
このマンガにしてみれば無難な展開に収まっている。

ショー☆バン:原作/森高夕次・作画/松島幸太朗
番太郎がノーヒットノーランを決めてくれました。
偶然でも何でも、マリックの予想を裏切っただけでも
どことなく気分がいい私です。
そうそうマリックの予想通りに試合が進んでたまるかっつーの。

でも番太郎のノーヒットノーランを達成させたのは、
瞬時に打ち上げたボールを取ったノブチンのおかげ。

・・・で、その影の功労者のノブチンに声をかけるヤツはいないのか?
番太郎だけに長々と自分の野球論を語らせていいのか・・・?

▼子供学級:桜井のりお
最終回です。でも作者コメントとハシラのコメントから察するに、
来年の春に再登場しそうだね。

ちなみに梅子先生の身長は129.3センチ。
ドラえもんと一緒やん。

▼曲芸家族:みさき速
人を剥製にしたがる変人の次は幽霊か。
どうやら最初からサーカスマンガにするつもりはなかったらしいな。
まあ、でもこういう正体の見えてこないマンガって
ある意味チャンピオンの誌面には合っているのかも。

▼番長連合:阿部秀司
うわっちゃ、人様の迷惑も省みず某レストランで作戦会議かい。
みっともねえなあ。

それにしてもホンッットに頭悪そうな面構えしたヤツらばかりだ。
全学会の組織図まで作っちゃって恥ずかしくないのかね〜。
図にしないと自分の地位が確認できないってか。
情けない。

そんな程度の低い会議の途中で、堂本と源がケンカしそうになったが
東のヤツよけいなことしやがって。
せっかく堂本のケンカシーンが見られそうだったのに・・・
堂本がどれほどの腕っ節なのか知りたいんだよオイラは。

▼忌まわれ薬師(いまわれくすし):佐藤千江子
読み切りです。
薬漬けの母の肉を喰らい、自らの血を妙薬に変えた
1人の薬師(くすし)の物語。

思ったよりはおもしろく読めた。
一見不気味ではありますが、
過去に母の肉を喰らって一命を取り留めた旅の薬師が
今度は自分が母にしてくれた時と同じように、
自らの血を病人に分け与えて病を治していくという
すんごく切ないお話なんですよ。
そうすることで母の肉を喰らった罪を一生かけて
清算していくこととなるのです。
ある意味母性愛を感じますね。

でも読み切り1回だけじゃ物足りなかった正直。
もう2、3話くらい続けて読みたい気分。

▼ORANGE:能田達規
後半最初の10分で入れなければならない点を入れられなかった・・・!!
もうオレンジは意気消沈するしかないのか?

15分というわけにはいかないのか?
・・・うー、恐るべしGKガルマン。
オレンジの希望の芽を摘み取りやがった。

こうなると、ガルマンが最後に言ったセリフが
そのまま三島に重くのしかかってきます。
怒り・・・失望・・・不安・・・

でも監督のセリフから察するにイーリスに攻める気がある限りは
オレンジにもチャンスがまだあるんじゃないのか?

あーもーわかんねえよー。

▼輪道:井ノ内貴之・原案/乗峯栄一
チャリンコ部は学校側による強制廃部かあ。
自転車部同士のレース対決は
結局、輪の思惑通り(?)2つの自転車部が和解して
丸く収まったなあ。

哲とトンボは今度は学校外で自転車部を作りそうな気が・・・

▼虹色ラーメン:馬場民雄
剛田社長の「ラーメンを自動販売機にしたいくらい」発言はおもしろいとは思うが、
それでもただ安いだけの100円ラーメンに人を惹きつけるほどの
魅力があるとは思えない。
これになにかしらの要素が加わらない限り
100円ラーメンに勝ち目はないと思うんだけどなー。
なんだか剛田の100円ラーメンもどんなのを出すか気になってきた。

▼GONTA!:原作/七三太朗・作画/森田克俊
キンヤは殴られ続けることによって
過去のイヤな思い出が走馬燈のように脳裏をよぎり・・・って違うか。

このままだと尾津の勝利でしょうなあ。
キンヤは負けはしたけど秘めたる能力を引き出せたってことで
めでたしってことにしましょ。

★希望トレード
子供学級→ロボこみ
Am a Boy→忌まわれ薬師
左側がおなかいっぱいのマンガ。右側がもっと食べたいマンガ。

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP 44号 45号 46号 47号 48号
2003年11月6日 木曜日