じゃりまん小学校

漫画読書感想文
2002年4月分

卒業文集に戻る

2002年4月度 印象に残ったナイスな作品 一般漫画の部   

◎「光とともに・・・」2巻●秋田書店 戸部けいこ
◎「週刊少年チャンピオン」2002年20号●秋田書店
  ORANGE:能田達規
◎「ひまわり幼稚園物語 あいこでしょ!」2巻●メディアワークス 大井昌和
◎「駐禁ウォーズ!!」3巻●小学館 作/今井亮一・画/ウヒョ助 
◎「週刊少年チャンピオン」2002年21号●秋田書店
  SAMURAIMAN:芹沢直樹
  ORANGE:能田達規
  虹色ラーメン:馬場民雄
  しゅーまっは:伯林

  フジケン:小沢としお
◎「週刊少年チャンピオン」2002年22+23号●秋田書店
  ORANGE:能田達規
◎「お受験します!」4巻(完)●講談社 飛鳥あると・原作/畑嶺明
◎「焼きたて!!ジャぱん」1巻●小学館 橋口たかし


こんなもんかな。
光とともに・・・は何度でも読み返したくなる良作。
ORANGEはこの1ヶ月読み応えがありました。
週チャン21号フジケンは男同士の接吻シーンにこの作品の
本質を見たような気がします。

2002年4月30日 「HORIZON」4巻●小学館 菊田洋之

これもいい感じ。おもしろかったです。
派手さはないけれどまじめで堅実なラグビーマンガになってますね。

結局、光たち中船橋高校は、私立船橋学園との対戦で
1点も入れることができず、惨敗してしまうのですが、
後半戦は船橋学園の一軍を相手に1点も取られなかったので
すごくよくがんばったと思います。
船橋学園の選手達にもそれがよく分かったみたいですよ。

地獄の合宿はすごすぎです。
練習スケジュールもすごくキツイものがあるのに
より厳しい練習を望むとは。熱血してるねえ。
前巻の「俺を殴ってくれ」と根本的にやってることは
変わらん。今時こんな高校生(以下略)

鬼のような練習で汗だくだくのボロボロ状態の光たち。
でも片桐がラグビー部に入ってくれてチームとしては
上向き状態です。あとは結束力を強めれば・・・

2002年4月30日 「リベロ革命!!」11巻●小学館 田中モトユキ

おもしろかったです。
おそらくはこの藤原戦で決着がついたらこのマンガはお終いに
なるんだろうね。

バレーボールは例えれば25段の階段を先に登り切るゲーム、ですか。
その階段は上の段に行けば行くほど段差はきつくなり、20段を越えた辺りからは
ロッククライミング状態。とても駆け上るなんて不可能な階段です。

ラリー状態が続いて20点をとったあたりからが本当の勝負。
汗だくで息が上がっている要たちにあの壁同然の階段が立ちふさがる。
みんなで力を合わせて苦難を乗り越えていく様が見ていて良かったです。
試合の流れとそれに合わせて階段をのぼる場面が同時進行。
階段をのぼる場面が要たちの試合の話を阻害することなく取り込まれてるのは
見事としか言いようがないです。

というか普通に読んでも試合の臨場感が伝わってくるんですけどね。
やっぱ選手達が一生懸命にプレーして汗だくになったら読者も
熱くなりますわな。


ところでこのマンガで初めて登場人物紹介のページがありますね。
最終巻間際ではなく、最初から登場人物紹介のページを作っておけば
良かったのに。ねえ。

2002年4月29日 「DANDOH!!Xi」7巻●小学館 原作/坂田信弘・漫画/万乗大智   

92ヤードもある排水溝の下をゴルフボールが
潜り抜けるなんて、これはもう神技の領域です。
でもダンドーはそれをやってのけてしまうんですよね。
もうダンドーがどんな神技見せてくれても驚かんぞオレは。

それにしてもモリコーネはよくやった!
ダリオの悪巧みを阻止した功績は大きい。
試合がよどんだものにならずに済んだものな。

ラミアが少しギャグ化しているのが気になる。
チンパンジーと言われたり、巨乳と言われたり・・・
それよりも何故ラミアは自分が女であることをダンドーに隠すんだろう・・・?
分からないなあ。

インド招待戦が終わってからはなんだかドタバタギャグのようなノリ。
おもしろいから良いけれどちょっとゴルフマンガから
遠ざかってしまったような気がする。

全英最終予選ではダンドーの熱いゴルフプレーを
また見たいですね。ミラクル技でかまわないから。

2002年4月28日 「かってに改蔵」15巻●小学館 久米田康治

自分にもこんな思い出があるであろうあんなことやこんなこと。
そしてマンガのパロディネタ。15巻となった今でもこれらのネタが
健在&満載です。

おもしろかったのは「後の祭り」とか福本マンガに出てくる黒服が
登場しているとことか。
一番笑えたのはやっぱドラえもんの6巻最終話ネタですかね。
アレ、そのまんまじゃないですか。
こんなことが許されていいのかなあと疑問を持つ私。

万乗パンツはそんなに気になりますかねえ。
確かにラミアのあのシーンはすごかったですが
それはあくまでラミア本人がすごいと思っただけで
別にラミアがはいてたパンツなど気にも留めてません。

2002年4月28日 「焼きたて!!ジャぱん」1巻●小学館 橋口たかし

こちらも週刊少年サンデーで話題になってる作品です。
読んでみたら期待通りおもしろかったので良かったです。

日本人が誇れる日本ならではのパン、“ジャぱん”。
主人公の東和馬(16)が最高のジャぱんを実現させるために
パン修行に励む物語ですね。
和馬は類い希なるパン創りの才能を持っているが
ジャぱん以外のパン知識がほとんど無いことがポイント。
クロワッサンすら彼は知らなかったのだ。
クロワッサンはパン職人でなくても誰でも知ってるはずだもんねえ。
どういう環境で育ったんだろ。ジャぱん開発以外、目もくれなかったってことか。

主人公を始めとする登場キャラクター達がおもしろいですねー。
主人公の脇を固める女の子キャラと関西弁キャラも好感持てますし
お話もちゃんと少年料理漫画しています。

和馬の武器でもある“太陽の手”で今後も自分の中で思い描いた
“ジャぱん”を創り出すことができるか。“ジャぱん”の意志を貫くことができるか。
この辺がこれからの注目すべき点かな。大いに期待です。

ところでこのマンガを読む前に表紙で主人公は
てっきり女性だと思ったんですが違っていましたとさ。

2002年4月28日 「なんだかコワレ丸」1巻●集英社 矢也晶久

ネットでも評判になってたし、単行本の表紙も目立ってたので
思わず購入した。読んでみたらバカバカしくておもしろかった。

いろいろあるけど大ざっぱに言えばスケベで男の欲情まるだしの人形・コワレ丸と、
骨董屋さんの次女、蘆屋ゆうり(あしやゆうり・中2)が繰り広げる
ボケ・ツッコミ型のギャグマンガだと思っておけば間違いないでしょう。
コワレ丸は烏帽子(えぼし)をかぶっており、この世の女性を我がものにせんと
現世制覇を企んでいるらしい。

コワレ丸が1200年前の人物だけあって彼の発する言葉だけでも
笑ってしまう部分がいくつかあった。桃源郷とか妙齢の女人とか。
このような言葉の表現が絶妙で、コワレ丸のキャラにも合っており、
このマンガ独特のおもしろさを出していると思います。

あと気になったのはこのマンガが蘆屋三姉妹を始めとする
女性キャラが大半を占めてるって事。
コワレ丸がこれらの女性キャラと交わすやりとりが
バカ丸出しで笑えましたね。
女性キャラは全然色気ないので、萌えマンガが苦手な人も
多分OKのはず。

この作品は思っていたよりは幾分楽しめたけど、
ルビの使い方があんまりいただけないのが正直な感想。

2002年4月27日 「お受験します!」4巻(完)●講談社 飛鳥あると・原作/畑嶺明

最終巻となります。1巻から4巻まで通しておもしろかったです。
このマンガで良かったのは、なんといっても村上家の元気ッぷり。
この一言に尽きます。

順平・華・勇気。この3人のまっすぐな性格を見てると
気分がスカッとしますよ。
周りの保護者達が少し陰険モード入っていたこともあってか
余計にこの3人のがんばりが際立ってました。
理想の家族像です。

また、勇気くんや華のセリフひとつひとつが光ってました。

「ボロは着てても心は錦鯉」

いい言葉じゃないか。
この精神で勇気くんもまっすぐに小学生時代を歩んでいって欲しいです。

エンディングも番外編もきれいにまとめています。
ホント、このマンガに出会えて良かったと思ってますよ。

2002年4月27日 「あひるの王子さま」3巻●角川書店 森永あい

なんかますます毒の効いたマンガになっているような。
麗一くんはなかなか笑顔を見せないし(元がネクラだからしょうがない)
全体的に少し暗い内容になっているように思えます。
麗一くんに明るい未来はあるのかしら?

大前先輩の両親がおもしろかったです。顔が。
たしかに大前先輩はこの両親の子供ですわ。
母親はあんな顔でかわいそうですね。
母親よりも父親の方が可愛かったりして。

しかし・・・大前先輩が美人になってしまったのはショックだなあ。
いつまでも333の女子高生であってほしかった。
あの顔ほうが愛嬌があるような気がしないでもないんですが
なにより完全に大前先輩の持ち味を殺されてしまいましたからねえ。

女湯は見なかったことにします。

2002年4月27日 「赤ちゃんと僕」4巻●白泉社 羅川真里茂 (文庫本)

やー、榎木家の周りにはいろんな人が集まってきますねー。
その中でもぼくはゴンちゃんが好き。藤井さんちの一加ちゃんと正樹くんも好き。
今回、一加ちゃんと正樹くんがたくさん登場してたので嬉しかったです。
藤井家6人兄弟の中でもこの2人は一際個性があるキャラになってますよね。

一加ちゃんはブラコンの他にショタコンロリコンという言葉も知っていたんですか。
いやーおじさん思わずどっきり。俺って元気な男の子キャラ好きだしな〜(滝汗)。

拓也くんもイヤミのない、いい性格してます。弟の面倒見てるから
他人の淋しい気持ちとか分かるのかしら。前に嫌な目に遭わされていた
日影くんや広瀬くんとも仲良くなっちゃってますし。
他人の不幸な話を親身になって聞いてあげてるのよね。
拓也くんは精神年齢が少し大人なのかもしれない。

逆に精神年齢が低いんとちゃう?と思わせるのが
拓也くんの父の会社の同僚ですな。
母に先立たれ、父と子供2人で大変な生活を送っているというのに
そういう人の家にズカズカとあがりこんで新年会やりますかねえ、普通。

2002年4月25日 「週刊少年チャンピオン」2002年22+23号●秋田書店

ぼくの中では「ORANGE」「虹色ラーメン」「ショー☆バン」が
週チャンの主力作品だと思ってます。この3作品最近おもしれーや。

▼キャラメルリンゴ:内海甲介
新連載ですね。主人公の花形リンゴ(13)が
最高忍者「キャラメル」をめざすべく旅をするお話になるのかな。

なんか、前作の「SPRING MAN」よりものびのびと
描けているような気がします。
やっぱり内海甲介氏はこういう画風の方が合うのかしら。

忍者と言っても忍びの者ではなく、このマンガの世界では
英雄的存在であるらしいですね。護衛から財宝探しまで
なんでもござれでみんなが知っている忍者とはかなり違う設定だ。

子供受けしそうな絵と内容なのでチャンピオンでの
ワンピース的存在になり得るのか!?
次号以降のお話に期待。

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
浜岡センセ、頼むから画太郎氏の影響は受けないでくれ。
ただでさえこのマンガ、そういう要素はあるんだから。

▼SAMURAIMAN:芹沢直樹
とりあえず今回で序章は終了ね。
瀕死の状態の龍馬に鎧武者の「遮那王」が共生することで
今回の話は終わり。
前回の修学旅行風景と比べるとすごい変わりようだ。

遮那王と呪罹の決戦も見ていておもしろかったし、
遮那王が龍馬と共生するまでのお話の持っていき方も上手。
なかなか良かったです。

今のところGOOD。

▼拳魂:今谷鉄柱
あまりの自分の情けなさに少しは空手に対して
前向きな姿勢を見せたか拳太は。

ところで

破離拳カラテって
あんたんとこだったんかい!!


ハリケンって・・・・・・その名前なんとかなりませんかね?

▼フルアヘッド!ココ:米原秀幸
確かにバーツの言うとおりファルコンの汚物と
言うにふさわしいヤツだねえアレは。

ところでやっぱりパンクスは人間ダイナマイトを
実行しちゃったのでしょうか。

▼ORANGE:能田達規
はいそうです。美菓ちゃんの言うとおりです。
ムサシは南予オレンジになくてはならない存在なのです。
そんなの最初っから分かってたことじゃーん。
もう試合場が選手達のエネルギーで満ちてます。

しかし能田先生がサッカーマンガでこんな迫力のある画が
描けるとは思っても見なかった。(失礼)
改めてこの人のすごさを再認識。

今回のキーマンはさいたまのソン選手。

▼虹色ラーメン:馬場民雄
扉絵がいいねえ!良太くんの鎧甲姿。実によく似合う。
背景に鯉のぼりを描いて子供の日を上手に演出してます。

太陽は本当にラーメンバカですね。でも杉妹さんには
理解できないようで・・・
それでも気持ち悪いはひどすぎるよなあ。

そういえば今回から赤城と長谷川がいなかったんだよな。
でも特に違和感なく読めたのは新入部員2人がもう
ラーメン部の輪の中にすっかりに溶け込んでいるからだな。

最後に太陽の次の対戦相手、八幡義綱の
「どんな手ェ使てでも勝つために父さんの味変えます」は
自分の味を出せると言うことなのでとてもいいことだと思いますよ。
その意気込みや良し。ただ試合でどうなるのか。

▼ショー☆バン:原作/森高夕次・作画/松島幸太朗
番太郎、化けたねえ。とっても感じわる〜。
もはや増長の域を超えてます。
キャッチャーじゃなくてピッチャーがサインするたあねえ。
聞いたことねえや。

この番太郎のクソ生意気な態度にもノブチンは特に
腹を立てる様子もなくただ従っているようだが・・・
(この辺がノブチンの懐の深さ)

こんな状態で番太郎がもし相手チームにガンガン打たれてしまったら
どんな顔するのだろうと秘かに期待してるんだけど
今回の対戦相手は涼山中をなめてかかってるようなので
多分それはないでしょう。

風雲急を告げたら告げたでまた見せてくれますよねこのマンガは。

▼フジケン:小沢としお
んー、おもしろかった。
昔の日常ダラダラのノリが戻ってきた感じ。
今回は賭け野球。
フジケンの「ショー☆バン全巻読んだのに」のセリフが
よろしいですなあ。

▼BMネクタール:藤澤勇希
シンゴの母ちゃん、初めて見た。
そうか。BMの歴史は終わったのか。
・・・となるとこのマンガも・・・

いやあ、もっと続くでしょう♪

▼しゅーまっは:伯林
傘と遊ぶ女子中学生ってそんなにおかしいか?
おかしいのだろうな。男の子に指をさされる
彩ちゃんがいい感じです。

カワイイ顔して洗濯しゅーまっはを屠殺したまはちゃんも
いい感じです。

▼ななか6/17:八神健
とうとう来週で最終回か〜。
6歳ななかと共に17歳七華も稔二の元から離れていった。
このままじゃあまりに悲しすぎるエンディング。
次号の大どんでん返しに期待。

▼A.-D.O.G.S.:原案/北嶋博明・漫画/鈴木ダイ
あれ、リカオンの安否は次号までおあずけ?
うーーーーーーん・・・

ブルは最後に男を見せた。
報われるといいけどね。

▼七人のナナ:原作/今川泰宏・漫画/国広あづさ
困った外国人、迷子の子供、自殺志願者、不良に絡まれた中学生・・・
よくもまあこれだけの障害物が次々に現れるものですネと
思わず感心してしまいます。

いやーそれにしても八人目のナナって何者なのさ?
名前は何にします?

2002年4月25日 「赤ちゃんと僕」3巻●白泉社 羅川真里茂 (文庫本)

この巻も拓也くんが弟の実くんの面倒を見るお話はそんなになくて、
拓也くんの周りの人たちを描いたお話が中心。

1巻の時のあの感動はどこへ???と一瞬思ってしまいましたが、
ただでさえ母親がいない上に、まだ子供である拓也くんが
実くんの面倒をみなくちゃならないという、結構暗い設定のマンガなのでね。
少しでも内容を明るく、楽しくするためには子育て苦労話を離れて
周りの人達の人間関係を描いたお話もいいんじゃないかなと。
それに相変わらずと拓也くんと実くんの兄弟は一緒だしね。
仲睦まじい。

拓也くんの同級生、藤井昭広の妹・一加ちゃんと弟・正樹くんがおもしろい。
いーキャラしてるなー。実際こんな子がいたら笑えますよ。
っつーか藤井一家おもしろすぎですってば。
もっと出してよ。

第32話は「昔の父」を読んでたら駄菓子が食いたくなってきた。
うまいし遊べるし何より安い!

このマンガのお子ちゃま達って口調はお子ちゃまでも
言ってることは大人びてないか・・・・・・?

2002年4月24日 「GTO」23巻●講談社 藤沢とおる

スゲー!!鬼塚センセー!!渋谷のイタズラで「赤い牙」という
過激派にさせられてしまったあの大事件を切り抜けちゃいましたよ。
たくさんのパトカーや多数の機動隊までかけつけるほどの大事件を
クビ覚悟の課外授業とやらで美談で終わらせてしまう鬼塚センセの
機転の良さに脱帽。

しかしまー回を追う毎に生徒のイタズラもより悪質なものになってきてますねー。
もっともあんなイカレた女が校長じゃ無理もないけど。

そうか、モトヨンの生徒達が教師にやたら反抗するようになったのは
相沢のちょっとしたイタズラが原因だったわけか。
じゃあそれが解決したらすべてまるくおさまるわけだな?
それでそのまま最終巻へ一直線ってわけだな?

屋上から落ちた相沢は内山田のクレスタ6回目の犠牲によって
助かるのか?

2002年4月23日 「BMネクタール」9巻●秋田書店 藤澤勇希

ま〜ったくBMの真の恐怖を知らないヤツが多すぎですなあ。
コンキエンスの3バカといい、ダグラス司令といい。
BMを暇つぶしや金儲け程度に考えちゃダメよん。
それを十分に分かっているシンゴくんが忠告してんのにねえ。
ま、こういうアホなヤツらはBMの餌食になるのが関の山。
ほうっておきましょう。

そういえばコンキエストの隊長っていつからあんな危ない性格に
なっちまったんだ・・・?

2002年4月23日 「茄子」1巻●講談社 黒田硫黄

掲示板でオススメしてくれたので買って読んでみたのだ。

ナスをテーマにしたオムニバスマンガ・・・とは断言できないかもしれない。
なぜならナスが目立って無さ過ぎだから。
アオバ自転車なら自転車が切っても切り離せない存在になっているし、
細腕三畳紀なんかテーマになっている三葉虫をどっかんどっかん出してくる。
それらに較べ、この「茄子」はあまりにもテーマであるナスが地味すぎる存在に
なってしまってるのですよ。どの話もナスは無くてもいいんじゃないかと思うくらい。
もう少し目立たせてもあげてもいいんじゃないの?

お話のほうは割とスラスラ読めたかな。最初のお話「3人」が印象的でした。
18歳の少女と13歳の少年が突然、野良仕事のおっさんの家に押し掛けるお話。
13歳の少年はその年頃の男の子にありがちな悪ぶって見せたりする性格が
とてもよく表現できていると思います。

最後のランチボックスもなかなかいいお話。

このマンガ、キャラクターの性格が実際の人間のように
上手に表現されてます。

2002年4月22日 「最強野球部リベンジャーズ」7巻●小学館 平松真

新キャラとして女子マネージャーの佐倉暦と
新たにリベンジャーズのベンチ入りとなった刈谷大輔を導入。
主人公の森山もキャラが立ってきてますますおもしろくなってきてます。

都市対抗戦ですが、予備校生野球部だけにリベンジャーズにとっては
試合前から既に崖っぷちに立たされた状態。
理事長の命により試合に負けたら勉強に打ち込むためにリベンジャーズは即解散、
マネージャーの暦ちゃんも偏差値を1つでも下げたらマネージャーを
やめなければならない。リベンジャーズはもう絶対負けられない状況なのだ。

もともと偏差値の低いリベンジャーズ選手達に
勉強と野球を両立させるのは難しいんですよね。
こいつら完全に野球に傾いてるもん。

新キャラ2人ですがなかなかいいですね。
暦ちゃんはアイドルタレントから単なる野球部のマネージャーに
転向した割にはチャラチャラしないでリベンジャーズのために
懸命に取り組んでるし、刈谷のほうも嫌なヤツながらも
的確な発言をしてくれていずれリベンジャーズにとって
重要な存在になりかねないのですよ。

2002年4月22日 「銀牙伝説ウィード」14巻●日本文芸社 高橋よしひろ

悪しき狂犬・法玄とウィード達との直接対決はまだまだ先になりそうね。
法玄も用意周到だな。ずる賢い。

法玄の手下は人間にも危害を加えるとんでもないヤツらだ。
今ウィード達と闘っているヤツらのボスはカマキリ。
コイツの狡猾かつあくどい作戦で人間をも巻き込んでしまい
防戦一方のウィード達。

この他にもスナイパーやロケットの存在、そして銀の無事が気にかかる。
これらの話が1つにまとまるのはいつなのだろうか。

2002年4月21日 「球魂」16巻(完)●小学館 岩田やすてる

最終巻。玉磨温泉村の存亡がかかった重大な試合で
幕を下ろす形となるこのマンガ。
スグル・明彦VS彩華の刺客、鄭(テイ)・張の因縁の対決も
ラストスパートに差し掛かっているだけあってスピーディで
思わず見入ってしまう試合展開。

応援席の細川達も重い玉磨大団旗を揚げることでスグル・明彦と
一緒になって彩華と闘っているのがよく描けてます。
でもアレを見て男塾みたいだと思った人はたくさんいるのでは
ないでしょうかね。

全体を通しておもしろかった。
最初はあの絵から稲中みたいなギャグマンガかと思ってたんですけど
実際、読んでみたらかなり熱い卓球マンガだったのには驚きでした。

2002年4月21日 「賭博破戒録カイジ」5巻●講談社 福本伸行

チンチロで大勝したカイジは久々に地上に出られることになる。
しかし帝愛の人間には常に見張られている。その期間は20日間。
しかもその間に元金80万を6000万にせにゃならんという
大きなお荷物も背負わされてるので、自由はあって無いようなものだ。

最初は娑婆に出たらそのままカイジの逃亡劇が始まるものとばかり
思っていたけど、カイジのややお人好しな性格のせいで
結局、娑婆に出てもまた危ない橋を渡ることに。それが高レートのパチンコ台。
カイジは穏やかで平和な生活には生きがいを感じない人なんだよね。
困ったお人。

チンチロのように人間相手ではなく今度はパチンコ台が相手。
このパチンコ台にはどんな仕掛けがあるのか。裏操作をする人との駆け引きなんかが
見られることになるんだろうか。気になりますね。

今まで高レートのパチンコ台で大当たりをした謎の人物が2人。
・・・って謎の人物じゃねえよな、ありゃあ(笑)。

2002年4月21日 「しゅーまっは」4巻●秋田書店 伯林

大爆笑しまくり!おもしろかったなあ。
週刊少年チャンピオン掲載時は読んでも
あんまり大したことがなかった回でも
こうしてまとめてじっくり読むとおじいちゃんと彩ちゃんの会話が
絶妙で笑える回ばっかりだ。いいねえ。
萌えマンガを脱してしゅーまっはギャグに徹しているのがイイ。

この巻ではいつも彩ちゃんをからかってるおじいちゃんが
過労で倒れてしまい、逆にゆまちゃんにひどい目に遭わされる
お話が収録されています。
ゲテモノ好きだと思ってたおじいちゃんも、
やっぱり普通の人間だったのね。

ゆまちゃんはバケモノを料理するクセはなんとかなりませんかねえ。

2002年4月20日 「七人のナナ」1巻●秋田書店 原作/今川泰宏・漫画/国広あづさ

鈴木ナナという女子中学生が主人公。
ある日、不思議なクリスタルの力で性格の異なるナナが6人増え、
オリジナルも加えて全部で7人のナナになってしまいます。
この7人のナナ達が学校で大騒動を起こすという
ちょっとラブラブモードも入ったドタバタ学園コメディです。

週刊少年チャンピオンではいわゆる“萌えマンガ”の部類に入るのですが
これはおもしろいです。
ボーイフレンドの神近くんのためならどんな行動も気にしない。
そんなナナ達のバカっぷりを楽しんでおります。

神近くんもかっこいいというよりはかわいいという印象が強く、
性格もどこかズレててのっぺりしてておもしれーヤツだな〜
とか思ってみたり。

7人のナナは顔や姿は同じだけど性格は七人七色。
でも基本はちょっとオバカさん神近くん一筋。
今後も彼女達の巻き起こす大騒動に期待です。

2002年4月20日 転校生(売却・処分)

この日に以下の転校生あり。
今回は少年・児童マンガ中心。

●パスポートブルー 全12巻 小学館 石渡治
●プニャリン 全4巻 小学館 コージィ城倉
●ジャントニオボム 秋田書店 浜岡賢次
●人間凶器カツオ! 1〜3巻 講談社 刃森尊
●グルームパーティ 1〜4巻 秋田書店 川島よしお
●機巧奇傳ヒヲウ戦記 1巻 講談社 神宮寺一・會山昇


じゃりまん7冊含め、計32冊で1450円也。

2002年4月19日 「曉!!男塾」2巻●集英社 宮下あきら

バッチリおもしろかったです。

金蜥蜴(きんとかげ)とかいう暴走族と男塾が全面対決です。
社会のダニ、暴走族を殲滅させるのは大変結構なことですが
男塾もやってることは暴走族とそう変わりないよなあ。

金蜥蜴の総長・明石十蔵とやらには笑わせていただきました。

なんなんだあのバイクは。
乗ってて恥ずかしくはないのか。
特撮ヒーローでもそんなバイク乗らんぞ。


見てるこっちが恥ずかしい。

そして総長・明石十蔵が言った

「俺達 族は人の道踏み外して走んのが商売、
だが男の道踏み外す野郎は許さねえ」


このセリフには男塾の精神にも通ずるモノがありますが
暴走族が言っているだけにイマイチ説得力に欠けました。

あと煩悩退治の断煩鈴(だんぼんりん)に大爆笑。
断煩鈴は中国の仏教僧も行っていたと言われる精神修行法で
やり方は素っ裸になってチンチンにひも付きの鈴を結び付けて
女性の裸を見てもボッキして鈴を鳴らさないようにするという
大変にレベルの高い修行だ。
アレは自分の意志でコントロールできないからね。
これを男塾の授業で執り行った。塾生のナニの太さは並じゃなかった!

2002年4月19日 「シャーマンキング」18巻●集英社 武井宏之   

シャーマンファイトそっちのけで、瀕死状態の蓮を救うお話と
アンナが花組と対決するお話が同時進行。
ちょっとよりみちしすぎかな。

たまおの持霊・コンチとポンチがおもしろいです。
こいつらもオーバーソウルすると意外とかっこいいんですよね。

たまおがチンコイ・・・いえ、「コンチイン」と一声かければ
必殺技のラブ・ストライクが相手に炸裂します。
ネーミングがおもしろいです。

葉くんが蓮を救うためにシャーマンファイトを
辞退するはめになったのがとても気になるので
そろそろそっちメインで話を進めてほしいな。

2002年4月19日 「NARUTO」11巻●集英社 岸本斉史

ナルトの修行の相手をしてくれる先生は
エビス先生からガマ仙人に代わりました。

いいねえ、久々のお色気の術。確か木ノ葉丸にも使えたよね。
この術は子供がいたずらするのにもってこいなのです。
またいつかハーレムの術も披露してください。

・・・話変わって、なるほど。ナルトの体の中に封印されている
九尾のチャクラを利用して口寄せの術の修行ですか。
うーん、九尾のチャクラを使っている割にはあんまり大した術では
ないような・・・

この術が中忍選抜試験本選でどう活かされるのかが
ポイントかなあ。

それとも本選で対戦中に新たな術を見出すのか?

ちょっと考えただけではわからないですね。
とにかくネジとナルトの対戦に注目。

2002年4月18日 「週刊少年チャンピオン」2002年21号●秋田書店

本当に萌えマンガが鳴りを潜めた感じ。
ナナもななかも掲載位置は随分後ろになってしまった。
最もこの2作品は普通のマンガとしても楽しめるんだけどね。
特に萌えマンガと意識する必要はないですよね。

あと内海甲介氏のキャラメルリンゴはやっぱり忍者モノでしたね。
ぼくとしてはこの人には熱いスポーツマンガを描いて欲しかったけど
前に忍者ハナオという読み切り忍者マンガを描いていたので
ファンタジー・忍者マンガ方が内海甲介氏には合っているのかもしれません。

▼SAMURAIMAN:芹沢直樹
新連載ですね。
周防龍馬(すおうりょうま)という普通の中学生少年が主人公。
京都へ修学旅行中、龍馬が密かに恋心を抱いている早乙女静に
同級生の黒部勝海が告白しているのを目撃したら、
龍馬の身の周りに異変が生じ、鎧武者2人を呼び寄せてしまった・・・
ってな感じでスタートしてます。

まだ始まったばかりなので2人の鎧武者の存在はあまり気にせず、
中学生達の修学旅行風景のほうを楽しませてもらいました。

最初に龍馬がカツアゲされそうになった相手ってヤクザかと思ったら
高校生だったのね。
エロ本に反応を示す龍馬がおもしろかったです。

とりあえず次号もチェックかな。

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
糊・・・というよりは納豆のような粘着力の
鼻水を出しまくる大鉄。
タクシーの中が鼻水まみれの絵は
すごかったですね。

▼ORANGE:能田達規
南予オレンジに活気がでてきましたね。
・・・というよりは試合そのものに活気が漲ってきた。
ムサシがいるというだけでこれほど南予オレンジメンバーに
やる気が出てくるものなのか。
相変わらず魅せてくれます。

▼バキ:板垣恵介
烈海王から料理や輸血のサービスまで受けて
いたれりつくせりのドイル。

なんか不自然に烈海王とドイルの仲が良くなってないですか?
いいけど。

▼ショー☆バン:原作/森高夕次・作画/松島幸太朗
小沢家には平和が戻ったけど
ノブチンとの関係は自ら暗雲を呼び寄せたかたちに
なってしまった番太郎。
幸い相手チームは涼山中をなめてかかってるようだけど、
この試合はただでは済まされないような予感。

ま、オレはとりあえず

アー坊の笑顔が見られたから
それでいいや♪


▼拳魂:今谷鉄柱
拳太たちが道場破りをしようとしている空手道場の名前に
目がいってしまった。

破離拳カラテって・・・・・・(汗)

ステキな道場名ですネ。マンガみたいで。
手からビームが出そう(爆)。

拳太は空手に対してはあんまり前向きじゃあないなあ。
むしろ後ろ向き。
今のところはヘナチョコ街道まっしぐら。

▼フルアヘッド!ココ:米原秀幸
パンクスは人間ダイナマイトと化すのか?

▼虹色ラーメン:馬場民雄
・・・・・・・・・(汗)

赤城くんはケガをして幸せそうですね・・・
まあ彼は普段女運がなさそーなので
これくらいのサービスはOKでしょう。
あの巨乳看護師もなんか頭悪そうだし
赤城にやさしくしてますし。

でも今回はとてもおもしろかったです。
鶴の恩返しの良太くんがまた登場しているのが嬉しかった。
ナルトバッジまでつけてるのがGOOD!
太陽は良太くんの弟子(?)である八幡義綱と対戦します。
ラーメン甲子園でどんなラーメンが飛び出すか楽しみですね。

▼しゅーまっは:伯林
すごくおもしろかったです。大いに笑いました。
今回はなんといってもおじいちゃんですね。
本筋とは全然関係のないことを言ったり、
彩ちゃんに鬼貧乳と言ったりちょっとしたボケが
冴えわたってます。
ナイスだ!!

▼フジケン:小沢としお
これもおもしろいじゃありませんかアナタ。
このマンガの合コンにブスは必須アイテム。
だからこのブスにフジケンと紋二が取り憑かれて
ハイお終い!・・・と思ったら大どんでん返しですね。

いやーすばらしい。フジケンと紋二、2人は男の友情なんて世界は
もうとっくに通過していらっしゃる。
さらに先の禁断の世界へいってしまわれた。
女がだめでも男があるさ、なあ!

▼七人のナナ:原作/今川泰宏・漫画/国広あづさ
あののほほんとした神近くんもピリピリする時があるんだねえ。
まあなんにせよ最後には神近くんがナナ達にちゃんと謝ったので
ホッと一安心。

▼A.-D.O.G.S.:原案/北嶋博明・漫画/鈴木ダイ
ついに軼狼とジャッカルとリカオンが凶悪番付の殺人3on1に挑戦。
コートには先ほどミンチにされた人間の肉片がまだ残ってます。
たまんねーなー。

アナコンダはミンチにした人間の鮮血を浴びることで
プライドが満たされていくのか。
怖いなー。こんな化け物どう攻略していくんだ?

▼ななか6/17:八神健
うそでしょ!?
6才ななかがあと1度きりしか出てこられないなんてうそでしょ?
そんな残酷な終わらせかたがありますか!!!
もしこのまま終わったらあまりに悲しすぎますよ、ええ!

▼ナックルボンバー学園:川島よしお
女子のアソコってどうなってるんでしょうねえ。
カガミで映さないと本人でも見えないらしいっすからねえ。

▼BMネクタール:藤澤勇希
たった2台で4000人を乗せることができる超大型トレーラー。
これを使ってついに本土へ大移動開始。

無事に済むかな〜。

今回は完と香ノ宮さんがかっこよかったですね。


スクライドは今週で最終回。

2002年4月17日 「ヒカルの碁」16巻●集英社 原作/ほったゆみ・漫画/小畑健    

佐為がいなくなって腑抜けになったヒカルはさておき、
この巻では伊角の中国棋院囲碁修行がだいたいのメインとなっております。

楽平(レェピン)くんがおもしろくてカワイイキャラしてるなあ。
あんなにおもしろい楽平くんを一発キャラで終わらせてしまうのは
あまりに惜しいのでいずれまた出して欲しいな。

中国の囲碁界では30才過ぎると若手に地位を引きずり降ろされてしまうのか。
うーん、なんてレベルの高い・・・

伊角は俺の中では印象の薄いキャラなんだけど
こうして彼を中心にしたお話を読んでみると、なるほど、
今まで見えなかった伊角の性格なんかが見えてきました。

なかなか読ませるなあ。おもしろいよ。

2002年4月16日 「駐禁ウォーズ!!」3巻●小学館 作/今井亮一・画/ウヒョ助 

罰金は 文句いわずに 払いましょう

いきなり扉絵写真の横断幕に書かれたこの標語を見て大爆笑してしまった。
もちろんこんな横断幕がホントにあるわけないのですが
実際、こんな標語が書かれた横断幕がどこかでありそうですよね。

それにしてもおもしろい!羽鳥のキレっぷりに爆笑の連続。
それでいて交通違反の取り締まりの実態についてを楽しく分かりやすく
マンガに取り入れてます。今井亮一氏のコラムはちょっと分かりにくい
ところがあるからな〜。だけどこれはマンガとしても十分楽しく読める。

警察関係者が悪役になってます。特に警察官の顔を誇張して
描いてますので悪役と言うよりは食わせ者扱いにされてますね。

そうか。反則金制度は30年程前にできてしまったのか・・・

2002年4月14日 「20世紀少年」8巻●小学館 浦沢直樹

謎の巨大物体の正体はただのガラクタの集まりだったようで。
しかも細菌をまき散らすとか言って実際はガラクタの頭の部分にある
布の裂け目から窒素ガスが漏れているだけ。

なんだかな〜。

ところでハットリくんの正体って誰だろ?

2002年4月13日 「ひまわり幼稚園物語 あいこでしょ!」2巻●メディアワークス 大井昌和

か・・・かわいい!

のーくんとあっこちゃんの2人の天使がとってもかわいい!!
2人の天使のキッスを見てるとあああああ・・・もうとろけちゃう(照)。

そんなわけでこれを読んでる間、私の頭の中はこのかわいい
2人の天使のことで頭がいっぱい。いやー、もうおじさんまいったまいった。

その後はこれがきっかけで水明とアイコちゃんとハル先生の三角関係が
成立してしまうのですが、もうそんなことはどうだっていいです。

「ほら、のーくんこっちに飛行機とんでるよ」
と言ってのーくんが振り向きざまにキスを仕掛けるあっこちゃんが
サイコーでした。微笑ましい。たとえあっこちゃんに苛立ちの気持ちが
あったとしてもカワイイものはカワイイです。

2002年4月12日 「バキ」12巻●秋田書店 板垣恵介

この巻はオリバ特集って感じですね。バキ全然登場してないし。
とにかくオリバファンの方は必読です。

ドイル戦や柔道錬成場では圧倒的な強さを見せつけたオリバですが
渋川剛気には軽くあしらわれたり。
オリバは渋川剛気とは相性が良くないようだ。

最後の方ではあの懐かしの鎬ミ昇クンが登場。
烈海王より強いと豪語してますが今ひとつ
“強い”というインパクトに欠けるんだよね。彼は。

2002年4月11日 「週刊少年チャンピオン」2002年20号●秋田書店

また新連載が続々登場するということで今からとっても楽しみ。
今回の拳魂も出だしとしては良かったし、
芹沢直樹氏や内海甲介氏も帰ってくるので嬉しい限り。
あと岩塚佳和(岩塚卓)氏も期待です。

内海甲介氏の「キャラメルリンゴ」ってどんなマンガなんだろう。
子どもの後ろに刀が描いてありますが忍者モノなんでしょうか?

新連載陣がこれだけあると当然終わりになってしまうマンガも
多々あるかと思いますが、どれが終わりになるのかなー。

▼拳魂:今谷鉄柱
新連載。華咲拳太というヘナチョコな少年が
ケンカに強くなるために空手を始めるという展開になりそう。

「喧嘩」という漢字には「華」という漢字が入っているので
ケンカは本来華やかなものであるとか言ってる
道場のじーさんのセリフに笑ってしまいました。
ケンカって華やかですか〜?

内容は平凡だけど楽しいノリで読むことができた。
拳太は強くなることはできてもへなちょこな性格は
変わらなさそうです。次号に期待。

▼ナックルボンバー学園:川島よしお
「ほりもの」で笑ってしまった。
女の人の「そこでねェッ」のセリフで大爆笑!!
そこは「ほりもの」というよりは「ほりだしもの」
なんちって。

▼虹色ラーメン:馬場民雄
ラーメン部に新入部員2人来ましたか。
いいねー。賑やかになって。
くれぐれも一発キャラ的な扱いはやめてね。

2人いる新入部員のうち女の子のほうは絶対、
加賀美さんの妹だと思ったんだけどなー。
タカビーな性格してるし、花を巻散らしてるし。
でも結果は杉さんの妹ということで今後も活躍してくれるかな?

長谷川がなぜラーメン部を抜けるのか気になります。

▼バキ:板垣恵介
カラスがドイルの潰れた目をつついているのが
ちょっと怖かった。

烈海王がまるで忍者のごとく川の水面を渡る場面は
笑えたなあ。てっきり跳んで川を越えるのかと思ったけど
これには意表をつかれた。

▼ORANGE:能田達規
いいねいいね。実にいいね。
活気づいた南予オレンジメンバー達が実にいい。
やっぱムサシが活躍しないとね。
ムサシは南予オレンジのムードメーカーなんだからガッツでいかなきゃ。
そして陰の南予オレンジのムードメーカ、美菓ちゃんも強くなった。

試合展開もスピード感があってあっという間に読み終えた。
増ページでも読み足りないと思えてしまう読後感。
いやー、すばらしいです。

▼ショー☆バン:原作/森高夕次・作画/松島幸太朗
ついに番太郎とノブチンが大ゲンカ。
こうしてみるとノブチンの方が人の心が見抜ける分大人だねえ。
ノブチンに比べて番太郎が随分お子さまに見えましたよ。

しかし・・・これでも番太郎の増長は治りそうにないね(笑)。
竜崎にピッチャーとしていい性格していると言われてはね。
・・・というわけで番太郎の増長はさらに続く。

▼フルアヘッド!ココ:米原秀幸
片肺を火薬で満たすなんてことして
生きていられるのだろうか?

とにかくパンクスはすごい改造人間だったんですね。

▼BMネクタール:藤澤勇希
今週でやっと主要メンバーが集結。
今後の展開が楽しみだ。
完たちは相変わらずムチャクチャやってて
大変だろうけど今後の展開が楽しみだ。

▼ななか6/17:八神健
今頃気づいたのか稔二!!
呼び捨てにされている時点で気づけよなー。
ななかがドミ子の最終回を見てますます
落ち込んでるぞ!!

迷えるななかを救えるか稔二!?

▼フジケン:小沢としお
ん?「フジケンが1番」「フジケンが1番」と
立て続けに言われてるのになんとも思わないのか紋二は。
てっきりフジケンと決着をつけるかと思ったけど
穏便に済ませましたね。

▼がんばれ酢めし疑獄!!:施川ユウキ
確かにOLの文字をじっと見てると
ハングル文字に見えてくるね。

他にはストとか。

▼七人のナナ:原作/今川泰宏・漫画/国広あづさ
今回は県庁所在地テストでナナ達が大奮闘。

萱野月枝さんはいくらずっと海外にいたからって
日本をバカにしたような答えを書くのやめてもらえます?

岩手県の県庁所在地を岩手と書くのはまだ許せますが
秋田県の県庁所在地が浦和ってこたぁねえだろうによ。

その後、県庁所在地を全て暗記しようと必死な月枝さんですが
まーはっきりいって無駄な覚え方してますね。

▼樹海少年ZOO1:原作/ピエール瀧・作画/漫$画太郎
最近、ケツのどアップや排泄シーンばっかり。
どゆこと?

▼A.-D.O.G.S.:原案/北嶋博明・漫画/鈴木ダイ
おー、こちらも改造人間が出てます。
サンゴのふくらんだ胸から鉄アレイが出てきたのには驚いた。
女を装っていたのか(汗)。

凶悪番付のバスケットボールは怖かった。
人間ミンチですよ人間ミンチ!!
あれはテニスラケットでもできるかも・・・!?

2002年4月10日 「昴」8巻●小学館 曽田正人

このマンガの主人公・昴を見てると、ダンスに取り憑かれてるというか
異常なほどの執着があるというかそんな過激な感情が私に伝わってきます。
「DRAGON SCREW」の主人公とはエライ違いだ。
まあどっちもダンスをするためだけに生まれてきたと思える点では共通していますが。

昴はいつまでシステロンバレエ団にとどまるつもりなんだろう。
1つの場所にいつまでもいるようなタイプの娘じゃないと
思うんだけどな。

2002年4月10日 「美味しんぼ」81巻●小学館 作・雁屋哲/画・花咲アキラ   

今回、自分的にうまそうに思えた料理がてんこ盛りでした。
水飴・生ハム・切り刻んだ完熟トマトをたっぷりかけたチャーハン・
きしめんの煮込みうどんなどなど。
ああ、挙げるだけでもよだれが・・・

イタリア対決に出てきた生ハムは食ってみてーなー。
生ハムメロンは俺から見たら奇妙な食い物だけど
イタリア料理って基本的には日本人の口に合いますよね。

そんなわけでこの巻は満足満足。

しかしこのマンガでピカチュウが出てくるとは思ってもみなかった(笑)。

2002年4月4日 「週刊少年チャンピオン」2002年19号●秋田書店

来週は虹色ラーメンとORANGEが増ページ。
やったね!

あと次号より新連載の拳魂(けんだま)もおもしろそうなので
期待しておく。

そしてハングリーハートが連載再開。
・・・と思ったのも束の間、次は27号に連載することに。
ねえ、週チャンでまともに連載する気あるの?高橋センセ。
いいのよ、ムリせんでも。

▼フルアヘッド!ココ:米原秀幸
バーツがバクチに言っていたセリフを読んでたら
洞窟の中をバクチとココとミルカの3人で探検した話を
思い出しちゃった。

懐かしいね。

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
さすが大金持ちはスケールがでかいやね。
菊池家は家を失っても貧乏になったわけではないから
アパートや銭湯をまるごと買ってしまうことができるわけだ。
贅沢だなー。狭い普通の空間にも慣れろよなー。

でもあかね一家らしさがよく出ていてとてもおもしろかったです。

▼虹色ラーメン:馬場民雄
あのじーさん、目が弱いなんて言ってる割には
しっかり女のシリ触ってんじゃねーか。しかも美人の。
スケベじじいは最低だぞ。

でもじーさんの言うように確かにあの忍者小僧君は
小賢しい知恵で自分を有利にすることだけを考えて
味をないがしろにしてしまっていたよな。

というわけで残念ながら忍者小僧君が本気を出して作ったラーメンを
見ることはできませんでした。次こそは気合いを入れて作ったラーメンを
見せて欲しい。

▼ハングリーハート:高橋陽一
ついに・・・ついに連載再開。1月末以来ですね。
叶がサッカーを再び始め、新入部員も集まってくるかなー
ってなとこで終わり。しかも次回は5月末までおあずけ。

今後もたまに出て、長期休んでの繰り返しですか?
だったら早期撤退したほうがいいと思いますけど。
サッカーマンガならもう間に合ってるし。

▼ORANGE:能田達規
うーん実にいい話じゃないか。
いろいろあったけどやっとチームのみんなの気持ちがまとまりました。
さあ、反撃はこれからだ!逆転も夢じゃない!

ムサシ、男らしかったぞ!

▼ショー☆バン:原作/森高夕次・作画/松島幸太朗
あああっ!オレのアー坊に
なにしやがる番太郎!!!


私は悲しい。

い、いえ・・・なんでもないです(汗)。

番太郎の発言からノブチンはあの「サイン無視」の一件を
思い出してしまいました。
今度こそ2人の間に暗雲立ちこめるか!?

これをきっかけに番太郎の増長がおさまれば
いいんだけど。

▼バキ:板垣恵介
あのあんちゃん相手が悪かったねー。
烈海王から物をパクろうとするとは
身の程知らずなヤツ。
週チャン毎週読んでりゃこんなことには
ならなかったろうに(嘘)。

▼BMネクタール:藤澤勇希
ああ、また新たなBMによる犠牲者が。
そのかわいそうな人とはジャン・クローシュ補佐官と
シンゴくんの秘書です。

死に際の2人の落ち着いた態度が
潔かったというかなんというか。

▼フジケン:小沢としお
懐かしのキャラが出てますな。
それにしてもフジケンのことを
まだジミーなんて呼んでいたのか。

タイマンで芽生えた友情はいいやね。
すぐに打ち解けて人ン家の夕飯に
ありつくことができるのだから。

▼UMEBOSHI:森田克俊
うむ!梅星錦哉の根性、しかと見届けたぞ!

・・・てなことで、なかなか楽しませてもらいました。
前後編の2話構成なので描き切れてない部分は
多いと思いますが、梅星くんのいきなりの1軍入り伝説は
根性に始まり、根性に終わるということがよく分かった。

次回作に大いに期待。

・・・で、山田くんの実力のほどは?

▼ななか6/17:八神健
うひゃー、キツいことを言うね17歳七華は。
でも「ねんじ・・・ちゃん」なんて言ってる時点で
稔二に見抜かれてもよさそうなもんだと思うけど
どうなんだろう。

それとも父のことを言われてしまったので
判断がつかなくなっているのか?

▼A.-D.O.G.S.:原案/北嶋博明・漫画/鈴木ダイ
どてっ腹に風穴を開けられてもなおも襲いかかるサンゴ。
しかもガラスが刺さった目が開いてるし、
恐ろしいことこの上なし。

2002年4月2日 「きみの声 ぼくの指」1巻●講談社 横谷順子

夏木るるという耳の不自由な女子高生が主人公。
彼女の普段の会話は専ら手話で行われる。
耳が不自由という一点を除けばどこにでもいる
ちょっと生意気な女子高生です。
そんなるるが聾学校(ろうがっこう)ではなく
自らの志望で健常者のいる普通の高校に
進学することになります。

るると同じクラスになった生徒達ですが
みんないつの間に手話を覚えたんだろう。
るるが1人入っただけでみんなが手話を覚えるとは
思えないんだけど・・・
でもそう思いつつも最後まで違和感なく
読めたのは不思議というかなんというか。

それと手話が試験の時のカンニングにも使えてしまう
問題があるのは意外でした。
聾唖者(ろうあしゃ)のための会話法を悪用してしまうとはね。
驚きです。

手話以外ではEメールでも難聴者とのコミュニケーションが
取れることが分かりました。手話よりはこちらの方が
お手軽ですね。もちろん使う時や場所は弁えるべきですが。

主人公が難聴者であること以外は
普通の少女漫画とあまり変わらないような
気がしました。

印刷が黒ではなく赤茶系の色だったので
なんだか雑誌を読んでる気分。
安っぽく思えてしまったかな〜。

2002年4月1日 「光とともに・・・」2巻●秋田書店 戸部けいこ

自閉症児の光くんがいよいよ普通の小学校に
通うことになりました。あさがお学級です。

本当にすばらしいですねこの作品は。
両親・学校の先生・お友達のお母さん方が
いつも光くんを温かく見守ってくれてます。

今まで顔の表情の変化に乏しかった光くんも
それに応えるかのように笑顔を見せるようになりました。
光くんも遠回りではあるが確実に成長してるのだと。
そう感じずにはいられません。

この作品の良いところは自閉症の子供を
取り上げているのにも関わらず、非常に読みやすい。
自閉症の子の特徴や接し方などもマンガの中で
うまく取り入れてある。しかも内容が前向きで明るい。
心が洗われますよ。いい作品だなあ。

光くんに妹・花音(かのん)ちゃんができて
こちらもすくすく成長していきますが
大きくなった花音ちゃんは自閉症の兄を見てどう思うのか。
この辺りが今後のテーマになりそうですね。

裏表紙の絵がお気に入りです。