じゃりまん小学校
漫画読書感想文
2005年9月分

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今月読んだマンガリスト:11冊
NICE! は特に良かったと思う作品
週刊少年チャンピオン2005年40号 きららの仕事7巻 月刊少年シリウス2005年10月号
週刊少年チャンピオン2005年41号 シャーマンキング31巻 ラーメン発見伝12巻 NARUTO24巻
週刊少年チャンピオン2005年42号 冒険王ビィト8巻 週刊少年チャンピオン2005年43号
アイシールド21 10巻 総評



2005年9月度
総評
一般漫画の部
のー先生のサッカーマンガ「フットブルース」、おもしろいです。
ORANGEもいいけど、主人公が子供ってだけでかなり読みやすいのよね。
オレって根が単純だから。
え?野球を敵視するような描写?
まー、Q島はそういう島なんだからしょうがないでしょうよ。
風間兄弟の活躍で何か変わるかもしれないじゃん。ねえ。

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2005年9月30日 金曜日


アイシールド21 10巻
原作:稲垣理一郎 漫画:村田雄介
集英社 ジャンプ・コミックス 409円
まるまるアメリカで地獄の特訓2000キロの巻ですね。
セナくん達にとっては死ぬ思いまでした特訓なんだろうけど
読者から見たら試合以外の番外編として十分おもしろい内容になっていた。
実際苦労する面よりも「やりゃあできる」を
デビルバッツ一丸となって見せつけてますものね。
おまけに仲間が加わってご褒美にラスベガスでギャンブルとくりゃあ
もう見ているこっちもワクワクしちゃいますよアナタ。

そんなわけで楽しみです。秋大会。

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2005年9月24日 土曜日


週刊少年チャンピオン 2005年43号
2005年9月22日発売
秋田書店 250円
▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
金子先生の席の前にそびえ立つアンドレ・ザ・花子。
果たして、金子先生はこの女から奪われた日照権を、
義務教育の権利を、存在感を奪還できるか!?
花子に怯えながらなんとか方法を考える金子先生の姿が涙ぐましいね。

▼フットブルース:能田達規
・・・で、野球少年の風間勇がすっかりサッカーに魅せられたわけですが、
学校も町もどこもかしこも野球が全ての野Q島でのサッカー普及の道はあまりに険しい。
野球びいきだけじゃなくて島民全員がサッカー嫌いなのがこれまた手厳しい。
当然風間兄弟の父親もそんな島民の1人。
頑固な性格に加え、元高校野球部のエースで
肩を壊して甲子園に行けなかった夢を風間兄弟に託しているので
この父親を納得させるのは難しい。
はっきりいって前途多難。
島民からの風当たりが悪くならなきゃいいけどね風間兄弟は。

しかしそこで伊豆諸島・小笠原諸島全体が主催しているサッカー大会ですよ。
他の島のサッカー少年と交流とかもありそうなのでおもしろくなりそう。
でもその前にQ島でサッカー部員を集めなきゃねぇ〜。
どうやって集める気だろ?
いまのところ島内にいる限りはムリだと思うな。

まあ、まだまだこれからどうなるか予想がつきませんし
あれこれ想像できるだけでもこのマンガのおもしろさは未知数。
次週どうなるか楽しみ。

▼ショー☆バン:原作/森高夕次・作画/松島幸太朗
どうでもいいけど、ショートを守る番太郎は久しぶりに見たな。
オレがこのマンガを読み始めた当時の
ショート・番太郎のショーバンだ。
少しだけ懐かしく思ったり。

▼ナンバMG5(エム・ジー・ファイブ):小沢としお
難破家で夕飯をゴチになる伍代と、
賞金ほしさに市松の罠にハマっていく藤田さん・・・
どっちもおもしろくなりそーなシチュエーションじゃねーの。

藤田さんはカワイイこと以外は基本的にバカなんだなあ。
今週号を見てつくづくそう思う。

▼無敵看板娘:佐渡川準
昭彦は自作したブツレンジャーのパジャマ着て
脱水症状を起こすくらいの根性を見せるなら
最初から子供用のパジャマを購入してそれを着るくらいの
根性を見せてたほうが良くなかったか?

▼サイカチ〜真夏の昆虫格闘記〜:企画・原作/藤見泰高・漫画/カミムラ晋作
昆虫は思考回路がONとOFFしかない。
まるでコンピュータが0と1だけで全てを判断しているかのように。
昆虫の体の構造がメカニカルにできてることを良く表してる蘊蓄ですね。
それをうまくマンガに活かしてます。GOOD。

▼まわれEARTH!!〜俺のために〜:平川哲弘
読み切り。
作者は前に何回か読み切りマンガを週チャンに描いています。

主人公は健全なストーカー少年・ケンちゃん。
ケンちゃんは、幼なじみの香奈ちゃんが子供の頃に
「ケンちゃんのおヨメさんになる」と言った言葉を信じ、
香奈ちゃんにうざがられているとも知らず
今日も元気に明るくつきまとうのだった。

“ノーテンキすとーかーコメディ”と謳っているだけあって、
ストーカー少年を主人公にしても不愉快な気持ちにならず、素直に笑えます。
平川哲弘氏独特の画が主人公のノーテンキな性格とうまいことマッチして
ケンちゃんをストーカーからおじゃま虫に格下げしている効果があるんですね。
また、香奈ちゃんの彼氏・ユージがケンちゃんに倒されても
香奈ちゃんはユージを心配し、ケンちゃんを徹底的に嫌っているのも
彼の存在意義がはっきりしていて良いです。
ストーカーは永遠にその想いが報われることはないのだよ。

ただ、正直これ1話だけでは物足りない気がするな。
3〜5話くらいの短期集中連載とし、
ケンちゃんがあの手この手で香奈ちゃんの気を惹こうとする
彼のしつこさをもっともっと見てみたかった。
少なくともこのマンガはそういうタイプのマンガだと思う。

▼番長連合:阿部秀司
ケンカマッチ第1戦は高野の催眠術で東口の勝利。
女同士のバトルを大いに楽しむつもりが、
高野の恐ろしさを知らしめる試合になっちまうとはなあ・・・

まさか東口は外人プロレスラー2人にも
高野のトリガーを仕掛けているんじゃあるまいな?

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2005年9月22日 木曜日


冒険王ビィト 8巻
原作:三条陸 漫画:稲田浩司
集英社 ジャンプ・コミックス 409円
魔人を創った創世主・“暗黒なる瞳(ダークネス・アイズ)”とやらが姿を現し、
これでビィト戦士団が倒すべき最終的な強敵は
ベルトーゼと暗黒なる瞳と、あとはシャギーということになるんだろうか。

さて、予想通り、サメの魔人は大したことはなく、
次にビィト戦士団と対決する7つ星の魔人は、不動巨人ガロニュート。
いかつい体つきに合わず、人のことを小馬鹿にした口調で
自分のことを「ボクちゃん」などと、なかなか個性的な魔人ではあるんだけど、
あのグリニデ様に比べたら、キャラの性格のおもしろさの度合いは今一歩。
オレの中ではグリニデ様の存在がいかに大きかったか思い知らされるなあ。

女性魔人のロディーナはどうかな?
おもろいキャラだといいんだけど。

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2005年9月16日 金曜日


週刊少年チャンピオン 2005年42号
2005年9月15日発売
秋田書店 250円
▼フットブルース:能田達規
私の中で殿堂入りとなっている漫画家・能田達規大先生の
待望のサッカーマンガが新連載!

舞台は東京から遠く離れた伊豆諸島Q島。その島は野球が盛んで、
二卵性双生児の風間勇・海(かざまゆう・かい・小5)兄弟も
野球が大好きな野球少年だったが
東京から来たサッカー好きの転校生と一緒に
本土にあるでっかいスタジアムで行われたサッカーの試合を見に行ったことで、
熱い試合展開と選手のスーパープレーに心を打たれ、
勇はサッカー選手になることを決めたのだった。

もう、さすがサッカーマンガの巨匠が描くマンガだなと思わせるストーリー展開で
最後まで風間兄弟の立場に立って読むことが出来た。
特に勇がサッカーを見始めて間もなく、ハートがバクバクしはじめて
試合に見入っていくうちにサッカー少年へと変貌していく瞬間に立ち会えたってのは
鳥肌モンですよ。
もともとスポーツ好きだったのか、あの心臓がバクバクした瞬間に
秘めたるサッカー魂を呼び覚ますスイッチが入ったんだなきっと。

前作のサッカーマンガ、「ORANGE」にも出てきているチーム名が見られるが
初回を見る限りではほぼ完全なオリジナルサッカー少年マンガといった感じ。
まずは野球王国の島内に現れた反乱分子のサッカー少年達が
どう大暴れするかお手並み拝見といったところかな。
あまり前作のイメージを引きずることなく
むしろ断ち切るくらいの気持ちで臨んで欲しい。
まあ、これまで2作品サッカーマンガを描いてきたのー先生のことですから
この辺りは心配はないと思いますが。

いや〜、しかし、初回から能田サッカーワールドにぐんぐん引き込まれていきましたよ私は。
掴みはサイコー。次号以降の双子の行動に期待!NICE!

▼ナンバMG5(エム・ジー・ファイブ):小沢としお
やはりしゃしゃり出やがったか、猛兄ィ。
でも頭が悪いおかげで剛はバレずに済んだのね。
いや、頭が悪いというよりはのーてんきなんだねきっと。
そんなわけで猛兄ィの実に熱血ヤンキーらしいバカッぷりを楽しませてもらった。

これで難破一家で普通モードの剛の姿を知る者は松と猛兄ィ。
その後も残りのメンバーである父、母、妹にも普通モードの剛と会わせて
なにかコントをやらかすつもりなんでしょうか?
猛兄ィだけでも十分おもしろかったので
トライしてみる価値はあると思うんだけど。

▼ショー☆バン:原作/森高夕次・作画/松島幸太朗
そうか。番太郎の雨の中の特訓は、あの清田との名場面と直結していたのか。
雨降って地固まると清田が言ってますが、
そう言うからには2度と地盤が崩れることのない
ガッチリしたチームワークで皆を引っぱって欲しいモンですけどね。>番太郎

・・・ということで清田と番太郎の雨の中のやりとりの後どうなったかが
大体分かったので、もう誰がエースナンバーをつけるかなんてのは
オレはどうでもいいっス(汗)。

「さらば中学野球」は、全国の中学校の野球部員の誰より最後に「さらば」する、
つまり全国大会で優勝する、の目標の意味だったんですね。
オレはてっきり涼山中がヌルい中学野球とさらばし、
高校野球レベルを目指すものとばかり思ってたよ(苦笑)。

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
あかねは青虫の死骸入り縦笛を吹き、
スズメバチの巣を背負い、
そして最後にはスズメバチに刺されて生死の境をさまよい、
蜂の恐怖を体全体で感じてますね。

あかねは貴重な体験をしたと思う。

▼無敵看板娘:佐渡川準
花見町小学校で生徒を不審者から守る訓練が教師の間でおこなわれ、
そこに美輝が乱入し、訓練に加わって大暴れ!

・・・っていうかさー、美輝やめぐみ、勘九郎などの
花見町の名物の面々がいれば花見町小学校どころか
花見町そのものの治安は安泰なんじゃないか?

▼サイカチ〜真夏の昆虫格闘記〜:企画・原作/藤見泰高・漫画/カミムラ晋作
ほほう、クワガタの習性・本能を利用して
飼い主がクワガタを自由に操るってか。
稲穂ねーちゃんはヒラタクワガタをまるで家畜を操るかの如く
腕前を披露して見せてます。
まーすごい。

ちょっと今回は虫の蘊蓄が多かったけど
それが不思議とこのマンガの雰囲気に合っていて苦にならない。
却って現実味のあるストーリーを醸し出してるのかも。

▼番長連合:阿部秀司
おおーっ!
試合終盤で彩野は最後の力を振り絞って修ポンラブパワー全開ですか!
いいぞいいぞ!
やはり最後に物を言うのは愛の力だ!
これでまた俄然試合がおもしろくなってきたけど
まだこれが勝負の決め手となる訳じゃなさそうだな。

いったいどんなパワーの持ち主がクス玉を割って決着をつけるのか。
エンターテインメントとして楽しみですね〜。

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2005年9月15日 木曜日


NARUTO 24巻
岸本斉史
集英社 ジャンプ・コミックス 409円
バトルばっかりでストーリー展開がスローリーなような気もしますが
そのバトルが適度におもしろいからまあ仕方がなく。

音の4人衆に苦戦を強いられるナルト達に
砂の3人衆が加勢して一気に戦いは有利な展開へ。

我愛羅が多少てこずったもののあっという間に音の3人をノックアウト。
我愛羅は見せ場を作るために手こずったのだろうけど、
味方になると頼もしいよね。
加勢した3人の中でも特に思い入れがあるキャラだ。

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2005年9月14日 水曜日


ラーメン発見伝 12巻
作:久部緑郎 画:河合単
小学館 ビックコミックスペリオール 530円
この巻では、最初に芹沢サンが言っていた

ラーメンという料理には一切の決まりごともセオリーもない、
あるべき型など存在しない。
常に変化し、進化し続けていかなくてはいけない


ということをマンガを通して実に分かりやすく解説してますね。
実際そう思わせる話が多い。

「冷凍麺はマズイ」「機械より手で打った麺のほうがウマイ」
「ラーメンは大衆食だ」などなど、これらの固定観念を
次々打ち崩していくストーリーを読んで、
「ああ、ラーメンって全ての分野に於いて型にはまることなく
いくらでも進化できるものなんだな」と
自分なりに納得してしまった。

ラーメンに伝統なんてないんだなーとつくづく実感。
常に未来を見据えた発展的な料理なんだと思った次第。
やっぱりラーメンはそれだけ奥が深いってことですね。

ちなみに藤本サンのラーメンマスクの格好は笑える。
三流プロレスラーみたいだ(笑)。

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2005年9月12日 月曜日


シャーマンキング 31巻
武井宏之
集英社 ジャンプ・コミックス 409円
ほとんど感情移入して読んでいないので、
作者が言うような、事の真相とか
怒りの抗議とかお詫びとかオレにとっては
割とどうでもよく。

で、お話のほうは、ハオがいる王の社(やしろ)に辿り着くには
10あるプラントを攻略していかなきゃならないという
コテコテのバトルゲームのような展開。
その中で頭の切れるヤツが生き残るような戦いが繰り広げられる。
まあ割と冷めたバトルッすよ。

ここまでで砂漠と谷と火山のプラントが出てきて残りは7つ。
そして次巻は最終巻で、どー見積もっても7つのプラント攻略シーンは
省かれるであろう状況。

いやはや、こんなんで一体どんなエンディングが待っているやら。
想像つかないんですが。

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2005年9月11日 日曜日


週刊少年チャンピオン 2005年41号
2005年9月8日発売
秋田書店 250円
▼ショー☆バン:原作/森高夕次・作画/松島幸太朗
杉本は番太郎の投げる新型スライダーを体験してその実力を認めた。
これにて2人のわだかまりも解けたみたいだけど
清田はその対決の審判として介入するのが精一杯に見える。
だんだん清田の存在がフェードアウトしていくような気が。

▼いっぽん:佐藤タカヒロ
新井もまた春と同じく柔道が全てだったのか。
いや、新井が春をそうさせたのか?

しかし倒れた春を見てえりゃー興奮しているおばあさまですが、
(最初男かと思った・・・)
まさか春は柔道をするのに差し支えのある爆弾抱えてるんじゃないだろうな?

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
仁ママの悪い性格がよく現れてる回。
醜いねえ。

仁ママの暴走を仁が止めてくれてるのが本当に救いだ。
もっとも牛も豚も、仁ママの浅はかな欲望ごときじゃ
倒されないでしょうけどね。
ああ醜い醜い。

▼無敵看板娘:佐渡川準
勘九郎とエツ子さんの日陰の強者対決は、エツ子さんの自滅かあ。
再戦を望みたいが、この先何回やっても決着がつかないような気がする。

▼サイカチ〜真夏の昆虫格闘記〜:企画・原作/藤見泰高・漫画/カミムラ晋作
読めば読むほどに科学マンガっぽいですね。
今回はクワガタの生態に詳しい稲穂ねーちゃんの部屋の中を公開。
およそ高校生の部屋っぽくなくまんま昆虫研究室。
いくら虫好きでもこの部屋で寝るのはイヤだなあ(苦笑)。

それはともかく、バトルの方はどうなってるんでしょ?
強いクワガタを造り上げ、ムシバトルをすることが
このマンガの見所だと思うんだけど、
今度のクワガタ相撲大会とやらでそれが見られるかな?

▼ブラックジャック 〜黒い医師〜:原作/手塚治虫・漫画/山本賢治
B・Jは呪いだの祟りだのの類を信じない。
ま、そりゃそうだ。
そんなものがあったならそれこそ医者なんていらないモンね。
除霊師でも呼べばいい。

B・Jは怪奇現象が起きまくってる最中(さなか)、手術をやり通したけど
それはあくまで自分の医師としての信念を貫いたまで。
でもミイラを墓に埋めるという死人に対して思いやりがある一面も見せており、
やはり一筋縄ではいかない男だ。

▼ナンバMG5(エム・ジー・ファイブ):小沢としお
フツーの高校生姿の剛と、猛兄ィが偶然出会っちゃったらどうなるか?
なかなかおもろいシチュエーションで結構楽しめた。
どうやら剛は猛兄ィに気付かれずに済んだみたいだけど、
他人の伍代が気付いてるのに、
血がつながってる実の兄貴が気付かないっていうのは
どういうことだよ(笑)。

しかし一難去ってまた一難、
藤田さんにヘンなヤツが絡んできて
また猛兄ィがしゃしゃり出てきそーよ?
剛としてはそのほうが大ピンチなんじゃないかなあ。

▼Pound for Pound:所十三
んー、不良だけかと思ったら
割とかわいいおしりも描けるのね。ぷりてぃ。

▼番長連合:阿部秀司
うーん、やはり殴り合いで決着つけるのか。
尾頭がドロップキックを杉田にお見舞いするシーンはかっこよかったけど、
エンターテインメントとしては面白味に欠けるよなあ。

あ、いや、戦ってる尾頭が聞いたらブチ切れるなこりゃ。


次号より能田達規氏のサッカーマンガが新連載。
前作の「ORANGE」はJリーグを意識したマンガだったけど、
今回は完全な少年サッカーマンガとなるようで
今から大いに楽しみだ。

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP 35号 36+37号 38号 39号 40号
2005年9月9日 金曜日


月刊少年シリウス 2005年10月号
2005年8月26日発売
講談社 500円
また能田達規氏の読み切りマンガが載っているので
買ってみました!

▼時間救助隊TIMER3:能田達規
創刊号で読み切りとして掲載されていた近未来ヒーローマンガが
読者の人気に応えて再登場!

・・・ということで今回も時間を操作して人々の危機を救う
時間救助隊タイマースリーこと田中鉄雄くんと児玉のぞみちゃんと
特殊ロボットのデンチューの3人の活躍と苦悩の日々を描く。

今回は1話目の続編ということで、亡き鉄雄くんのおじいさんの
タイマースリーに対する想いと、
鉄雄くんがのぞみちゃんと初めて出会った時の話など、
タイマースリー結成秘話を交え、
タイマースリーのせいで日々の生活に不満を持っている
鉄雄くんなりのヒーローに対しての前向きな努力を描いている。

タイマースリーの力を持ってしても不可能なことを、鉄雄くんの機転で可能にする。
やっぱ人の命を救えると知ってしまっている以上は
嫌と言っても放っておけないのが鉄雄くんの正義感というかいいところなんですよね。
2話目もそんな彼の影の努力を見させてもらいました。

バイク事故で運転手の胴体がガードレールで切断されまっぷたつになってしまったり、
人が落雷にモロに打たれるシーンがあったりとショッキングなシーンもあったが
この人達もタイマースリーによって救出されてますので特に問題なし。
タイマースリーもパーフェクトではなく、
精一杯努力して人を救うという使命感があってこそのヒーローなんだと感じた。
身近な近未来ヒーローとしてこれ以上のヒーローはいないよね。
おもしろかった!


※他に気になったマンガ

▼魔女っ娘つくねちゃん+:まがりひろあき
絵がかわいかったので思わず目に止まってしまった。
既に単行本やらDVDやら出まくってるみたいだけど
オレは今まで知らなかったなこのマンガ。

えーっと、かわいいけど超一流(なのか?)の魔女娘・つくねちゃんと、
魔法使い志望でつくねちゃんの弟子でもある男の子・神田くんによる
ヌル〜い魔法ギャグマンガです。

今回を見る限りでは神田くんは魔法の修行をしていません。
・・・っつーか魔法使いにすら見えません。ただの少年です。
服装も魔法使いっぽくなくてフツーの服にしかみえないのでなおさら一般人です。
ほうきに乗って空を飛んでる神田くんの姿に違和感を覚えます。

でも男の子が魔法使い見習いって設定が良いです。
また、つくねちゃんや神田くんの魔法で
しょーもないコントを繰り広げているところが却って斬新かもしれません。
魔法はオマケ程度で主に登場キャラのヌルいギャグを楽しむマンガなのかな。
まあまあのおもしろさであった。

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP
2005年9月6日 火曜日


きららの仕事 7巻
原作:早川光 漫画:橋本孤蔵
集英社 ジャンプ・コミックスデラックス 530円
まだまだ続きます、腕のある寿司職人達が一堂に集い、
鎬を削って己の技術を競い合う「スシバトル21」。

その見所は握られた寿司の完成度ではなく、
職人達の寿司の握り方や魚の蘊蓄云々。
蘊蓄はともかく、握り方は皆とても個性的で、
特に笑えたのが永田龍児の「雲龍握り」。
なんなんですかあれは。

握り始めの時の、己の左手と右手を上下互い違いにして合掌するような構えに爆笑。
太極拳を彷彿とさせるその手の構えは対極図の陰と陽を表現しているそうだが、
もしあのままの構えだったら握りにくいことこの上ないだろうな〜。
まああそこから雲が流れるようなウネウネした握り方で度肝をぬかれるわけですが。

それに対してきららは真面目すぎてパフォーマンスの点で見劣りするけど
江戸前鮨の伝統を守ることが目的だからそんな必要ないのかもな。
旨い寿司を作ってくれればそれで良し。地味だ。

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2005年9月2日 金曜日


週刊少年チャンピオン 2005年40号
2005年9月1日発売
秋田書店 250円
▼サイカチ〜真夏の昆虫格闘記〜:企画・原作/藤見泰高・漫画/カミムラ晋作
新連載。昆虫バトルマンガ。
昔から日本で親しまれてきた
カブトムシやクワガタを使って戦わせる遊び“昆虫相撲”に燃える少年・真夏くんは、
メスに産卵させたところから育てあげたヒラタクワガタの力丸(りきまる)を相棒に
様々なライバルを相手に昆虫相撲を勝ち抜いていく
・・・みたいな感じのマンガになっていくんでしょうか。

現在のムシバトルブームにかこつけて企画されたマンガなのだと思うけど(あくまで推測)、
某児童誌の甲虫マンガ連載軍とは明らかに違う分野のマンガ。
あちらはファンタジーだが、このマンガはあくまで
現実世界でおこなわれるリアルなムシバトルなのだ。

まるで小学生向けの自然科学マンガを思い出させるような
自然が残る町並みを舞台に子供達が繰り広げる昆虫相撲。
甲虫の生態に詳しいねーちゃんも仲間に加わって
どんなストーリーにしていくのかある意味注目したい作品ではある。
内容が内容だけに週チャンにしてはガキっぽいですが
得てしてオレはそういうマンガが好きなので
ちっとは期待してみる。

・・・でも、これは夏季限定かな?
冬場は冬眠しちゃうし(笑)。

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
じーちゃん達はバスの席に座るのが目的なら
バスに乗ってから奪い合えば良かったのに。
炎天下の中ケンカご苦労様。

▼無敵看板娘:佐渡川準
若菜ちゃん、なんだかんだで理科の宿題、
延期されて良かったじゃないの?
うまいことやったなあ。

▼番長連合:阿部秀司
うーん、綾野の修ポンラブパワーでは、
杉田を倒すことはできなかったか・・・

綾野、お前の修ポンへの愛の力はそんなものか?
杉田に勝てないまでもせめて傷のひとつも負わせてほしい。

▼Pound for Pound:所十三
腕ひしぎ十字固めやスリーパーホールドの技の解説があって
実践的な格闘マンガの雰囲気は出してるね。
内容は喧嘩っ早いならず者が格闘の道を歩むというありがちな話だけど。

ちなみにオレはPRIDEなんて知らないから。

▼ショー☆バン:原作/森高夕次・作画/松島幸太朗

ショー・バン
 ショー・
バン

な・・・なんだ?このやりとりは?
これが番太郎流詫びの入れ方なのか・・・?
な・・・なんかすごい生意気になったぞ番太郎・・・

こんな番太郎と杉本達の素直になれない妙な雰囲気の中に
清田が介入する余地なんてあるのかね?

▼ナンバMG5(エム・ジー・ファイブ):小沢としお
剛はなんだかんだで松にも学生服姿見せてないんだな。
例え家族に内緒にしているとはいえ
共に不良相手にバトルした弟分なんだから
松になら見せてもいいんじゃねー?

▼いっぽん:佐藤タカヒロ
やはり春は体力を使い果たしていたか。
まさに死力を尽くし、気力だけで闘ったようなもんだな。
先輩の田代と五十嵐にとっては
自分たちの役目を果たせなかったわだかまりも残るが、
これは熱戦を見た後の脱力感みたいなもの。
それだけ春の柔道への想いがメラメラ熱かったってこった。
ここは素直に全国キメたことを喜こんどけ。

▼麺屋台ロード ナルトヤ!:馬場民雄
なんと、ヒロミが天星厨房のスパイである理由が
天星厨房に弱みを握られてるからではなく、
病弱な双子の兄が天星厨房だからなんですと!

んー、またドロドロの展開になっていきそうだな〜。

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP 34号 35号 36+37号 38号 39号
2005年9月1日 木曜日