じゃりまん小学校
漫画読書感想文
2005年7月分

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今月読んだマンガリスト:8冊
NICE! は特に良かったと思う作品
ヤタガラス6巻 週刊少年チャンピオン2005年32号 美鳥の日々8巻 WILD LIFE9巻
いっぽん!1巻 週刊少年チャンピオン2005年33号 週刊少年チャンピオン2005年34号
週刊少年チャンピオン2005年35号 総評



2005年7月度
総評
一般漫画の部
週チャンは、なんといってもショー☆バンだなあ。
番太郎がキャプテンに任命されてから
ただごとではないストーリー展開になっていたけれど、
例の雨の中のやりとり以降は話がさらに盛り上がって
毎回読者に予想も付かなせないようなヒキで読ませる。

とにかく降りしきる雨の中で清田と番太郎の間に何があったのか。
この謎が解けるまでは気になって落ち着いて読むことができませんよ。良い意味で。

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2005年7月31日 日曜日


週刊少年チャンピオン 2005年35号
2005年7月28日発売
秋田書店 250円
▼ナンバMG5(エム・ジー・ファイブ):小沢としお
先週、剛が制服姿でケンカに臨むのはやめろと言ったこと取り消し。
剛の制服姿には場を和ませる効果がある。
穏やかな心を持ちながら腕っぷしもダテじゃない
剛のキャラに魅力が増した。

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
ほとんどフェードアウトしていたハッチとスタスキーが活躍。
今後も裕太とからませれば彼らの出番はもっと増えるかもね。

ショー☆バン:原作/森高夕次・作画/松島幸太朗
長いことじらされたが、涼山中の新キャプテンは番太郎。
しかし番太郎のこの自身に満ち足りた態度はなんなんだ?
新入部員だけでなく、チームメイトからも厚い信頼を得ているし、
涼山中そのものも東京中に名を轟かせるほど強くなると言う成長ぶり。
良い意味で番太郎の「お山の大将」が周囲によって際だってる感じ。
一体何があったんだ?
もう、こうなると気になるのは清田がどんな愛のムチを
番太郎に仕掛けたのか、だ。

おもしろいことになってきてるなー。

▼無敵看板娘:佐渡川準
昭彦はブツレンジャーの偽物が悪事をはたらいていることに腹を立てて
ブツレンジャーに変装して犯人に立ち向かうも、
もともと力が強くなっているわけではなく、
ただのアブナイ特撮オタクに変貌しているだけ。

全く強くなっていないところがまた笑いを誘いますよね。
浦安鉄筋家族のノブくんのごとく花見町の名物キャラのまとめ役として
比較的地味な昭彦が良い感じでハメを外しまくっている。

▼ドリル園児:おおひなたごう
セミの鳴き声はセミがあまりに早口でしゃべるので
人間の耳には「ミーン、ミーン」としか聞こえないということだが、
それはアブラゼミでしょ。
セミには違う鳴き方をするツクツクボウシやヒグラシなどの種類もいます。
それに鳴くのはオスだけだとどこかで聞いたことがあるんですが、
この辺を考えると今回はツジツマが合うというにはかなり苦しいと思うが・・・

でもこんな発想も小さなお子様だからと考えるとかわいらしく思える。
セミの大合唱もセミのせわしない会話だと思うと
なかなか風流で趣があるかも。

▼番長連合:阿部秀司
全学会はケンカマッチを前にしてドリームメンバーが
次々に倒され修一と立花も伝説のケンカ師の説得に苦戦と
ヒジョーにまずい状況。

ケンカマッチ前哨戦は東口の圧倒的優勢。
ホントにケンカマッチを行うのかどうかも怪しくなってきた。

▼いっぽん:佐藤タカヒロ
うーん、春は大嶋を仕留める絶好のチャンスを逃し、
肉体的にも精神的にも限界にきてもおかしくないはずなのに
まだ闘志を絶やさないか。
春の不屈の闘志には恐れ入る。

▼麺屋台ロード ナルトヤ!:馬場民雄
どうでもいいけど、天星厨房料理人の八木の目が
名前の通り山羊みたいなのが笑える。
でも不気味。

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2005年7月29日 金曜日


週刊少年チャンピオン 2005年34号
2005年7月21日発売
秋田書店 240円
ショー☆バン:原作/森高夕次・作画/松島幸太朗

キャ〜!アー坊だアー坊だ!

アー坊が堂々と表紙飾ってますよアナタ。
そっかー。アー坊も野球をするのかー。
しかも小3にして両投げができるなんてスゴイ!
その腕前は兄貴譲りでしょうか?
あ、ちなみに性格までは兄貴譲りじゃなくてもいいからネ♪
あ゛あ゛〜、3年生になっても可愛すぎますキミは。
このままアー坊の野球人生を見届けたい・・・

もういっそのこと「さらば中学野球の章」になってることだし、
行方不明の番太郎のことはほっといて
アー坊をメインに・・・って、
あら?番太郎いたの?

・・・ということで涼山中野球部は見た感じ全て円く収まってるみたいだけど
肝心の番太郎はどうなのかな?
この雰囲気だとキャプテンは番太郎の可能性が高いように見えるけど。

▼モテキング!:原作/青木健生・漫画/田中ヨシキ
ふーん、
主人公がただ単にドーテードーテと騒ぐだけのマンガじゃなくて、
ホストの仕事がどんなもんかも窺える仕事系マンガの要素も入っている点は
GOODかしらン。

▼ナンバMG5(エム・ジー・ファイブ):小沢としお
剛は平穏な高校生活を断ち切る以前に
普通の高校生姿でケンカに臨むのは
なんとなく威厳がなくなるんで直ちに着替えてほしいもんだなと。

▼無敵看板娘:佐渡川準
木偶の効果はともかく、オオクワガタを燃やすなんて
前代未聞の事件だあね。
もったいないというかかわいそうというか。

▼番長連合:阿部秀司
高野は洗脳使い。
そうか。その能力を駆使して前に厳戒態勢の中をかいくぐって
東っちがいる病室に侵入することができたんだな。

あの時すでに東っちの目は療養中のため
何も見えない状態のはずなのに高野と気軽に接していたから、
目なんて見なくても人を洗脳させることができるのかな?
なんにせよ高野は恐ろしいヤツ。

▼いっぽん:佐藤タカヒロ
おおおおお〜、春に柔道のなんたるかを叩き込んだ師匠・新井辰美が
なぜインターハイ県大会決勝戦で春を見学しに来たんだ!?
春にとって、いや、このマンガでは雲の上の存在であるはずの人物を
こんなところでもう登場させちゃっていいのか??
この方の登場で試合中の春にどんな影響を与え、
どんな結末が待ち受けるのか。
うーん、ある意味おもしろいことになってきたな。

それにしても春の、体力限界でも自分を奮い立たせて
己の力を引き出そうとするシーンはすごかった。
春の苦しくてもどうしても勝ちたいという執着心と闘争心、潜在能力と
1試合の中でもこれだけ熱く魅せてくれるとは。
やるやる。

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
あー、始まったねー。小鉄の夏休みスペシャルが。
確か夏休みが終わるまで一睡もしないんだよね。
もうこのマンガに於いての恒例行事ですね。
こち亀の日暮みたいなモンかな。

早速小鉄は今年一発目の夏休みイベントとして
お友達を道路に並べて自転車で飛び越える荒技をやってのける。
元気があって良いなあ。
やっぱ、この時期の小鉄が一番活き活きしてる。

▼ドリル園児:おおひなたごう
どうしておなかが減ると「グ〜」と鳴るのか。
それはおなかが減ることがGOOD(グー)な行為だから。

ま、確かにおなかが減ると食べ物がおいしくいただけますし
今回は割とつじつまがあっているような・・・?

▼麺屋台ロード ナルトヤ!:馬場民雄
やっぱヒロミがスパイであることが濃厚。
だとしたらいつ本性をさらけ出すんだ?

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2005年7月22日 金曜日


週刊少年チャンピオン 2005年33号
2005年7月14日発売
秋田書店 240円
▼モテキング!:原作/青木健生・漫画/田中ヨシキ
新連載。
チビで彼女イナイ歴18年の桜たまを(18)が主人公。
桜たまをはある日突然、自分の父が経営していたホストクラブで
父がトンズラした借金のカタとして働かされることになるのだが、
父が着ていた「D.Tジャケット」を美人のオーナーから渡されてそれを着た途端、
あら不思議、いい女の呼び声が分かり、どんな女とも打ち解ける
スーパーホストへと進化を遂げたのだった。

・・・とまあこんな感じでしょうか。
主人公の桜たまをくんは女のことしか考えておらず、
しかも童貞童貞とうっとうしいくらいなまでに童貞を連発。
さらに泥臭く且つ古臭い絵柄も相まって
どうも下ネタな方向に話が進んでいきそうな。

この絵柄では、美人のハダカをメインとした明るいイメージの話にはなりにくいでしょう。
男の性欲を描いたドロドロな展開になっていくんじゃないでしょうか。
あくまでファーストインスピレーション範囲での予想ですけど。

▼無敵看板娘:佐渡川準
ま、子が飼い犬を見て育つというテーマそのものが可笑しいやね。
いっそ若菜ちゃんを犬娘に育て上げるのも一興かもしれないが
彼女のキャラクター性を考えたらそうもいかないか(笑)。

▼ナンバMG5(エム・ジー・ファイブ):小沢としお
松がどんなに熱いヤンキー魂を持っていても所詮は犬。
家族に気持ちが伝わることはなかった。
そして家族も松の訴えを理解できず、
なんともアホな難破一家。

しかし剛は早くも平穏な高校生活を捨てますか。
いや、私は松が剛の強い味方になってくれることを
期待しているのですが・・・

▼南風!BunBun(ハエ!ブンブン):米原秀幸
南風文化包丁は表はただの包丁やさん、
しかし裏は危険なことまで引き受ける何でも屋さん。
それがいいたかったんですか。前置き長いぞ。

でもファミリーでそんな家業をすれば
ただヤンキーものにするよりは
話がおもしろくなりそうな気がするんですけどね。
文星くんの出番はあるのか?

▼いっぽん:佐藤タカヒロ
大嶋は春の体力を削る作戦がアダになったか。
中学時代、ひたすら孤独に柔道の練習に打ち込んでいた
春のヒーロー魂を呼び覚ましやがった。

▼ブラックジャック 〜黒い医師〜:原作/手塚治虫・漫画/山本賢治
体に傷を付けずに手術をする男登場。
そういえば昔、そんな人をテレビで見たことあるよな〜。
今、思うと実に胡散臭いんですが、
現在もそんな技を持っている医師が世界のどこかにいるんだろうか?

さて、大脳がない奇形児、“無頭児”ですが
まあなんといいましょうか・・・
本当に生まれてくる確率が稀であることを祈りたいですな。

ショー☆バン:原作/森高夕次・作画/松島幸太朗
今度こそ番太郎が中3に。
新章も“さらば中学野球の章”ということで
問題児杉本や、清田の弟など目に付く人物がチラホラいる中で
新生涼山中野球部がスタートしている。

涼山中は東京都の優勝候補と噂されるほどにまで強くなっているようだが、
読んでてどうにも異様な雰囲気が拭えない。
そう、番太郎にくわえ、ノブチンまでもが見かけないのだ。これはどういうことだ?
あの降りしきる雨の中で行われた清田への番太郎の泣き落とし事件以降、
番太郎の処遇がどうなったか分からないのだ。
ホントにどうなるんだろ?
まさかく・・・

▼番長連合:阿部秀司
どうしても立花&修一が出て来るとギャグマンガと化すなあ。
こんな状況で老師と若者の話を持ち出してくるか?

▼麺屋台ロード ナルトヤ!:馬場民雄
だから「情報が遅いぞ!この役立たず」って誰のことなんだい?
まさかヒロミの客寄せダンスが敵に情報を送るサインになっているとか
そんなことないよな?な?

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2005年7月18日 月曜日


いっぽん! 1巻
佐藤タカヒロ
秋田書店 少年チャンピオン・コミックス 409円
熱血柔道マンガ。

今まで他人と柔道をしたことが無く、たった1人で柔道に打ち込んできた
熱血柔道バカ・春康文(はるやすぶみ・高1)の伝説の柔道物語。
中学生最後の柔道大会でデビュー戦となる春の柔道バカ伝説は
最強の柔道家直伝の“背負い”を引っさげて
華々しく始まったのである。

絵柄がギャグマンガっぽいのが気になりますが
それは誰にでもこのマンガの世界観に馴染みやすくするための
配慮と思えばむしろ好ましいこと。
なにより、春の柔道バカが純に伝わってくるのがいい。

彼の過剰とも思える自信満々ぶりに思わず笑ってしまうこともあるが
それはあくまで柔道バカとしての演出の面であって
誰に対しても臆すことがないその心意気は立派なものである。

はれて酒田高校の柔道部員となった春はこれからどんな成長を遂げるのか。
酒田高校柔道部は人数が少ないけど
柔道バカな春にそんなこと関係なし。

しかし春にとっては人間相手に柔道をすることすら経験が少なく、
おまけに背負いしか知らないので
ただひたすら強さを見せつけて勝ち進むというわけにはいかないだろう。
が、それだけに春の潜在能力は未知数。
一癖も二癖もある強敵と対戦させ、経験を積めば
春の秘めた能力が引き出され、さらに強くなっていくと思う。

中学時代に春を負かした強敵・北村克也や
最強と謳われた新井辰美も今後の伏線となりえるだろうし、
春の柔道バカ伝説、これからも楽しませてくれそう。

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2005年7月17日 日曜日


WILD LIFE 9巻
藤崎聖人
小学館 少年サンデーコミックス 409円
動物病院マンガなのに、人間の子供の肝移植の手術話が出てきたりして
なんか変わってるな〜と思ったけど
陵刀司の七不思議どころか七百不思議のうちのひとつを見せられたと思えば
別に大した問題ではないか。
しかし陵刀はどこまで謎めいた男なんだろう。
「命を救うことへの鉄生くんの情熱は昔の僕よりはるかに上」だなんて言われても
陵刀自身すごすぎる人なのであまり説得力がないような・・・

瀬能さんのお見合い話は、相手の男が早くも獣医としての詰めの甘さを露呈。
こちらは問題ないっしょ。

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2005年7月13日 水曜日


美鳥の日々 8巻(完)
井上和郎
小学館 少年サンデーコミックス 409円
・・・ということで最終巻。

セイジの周りの人間が目標を持って大人に成長していき、
美鳥とセイジもこのままじゃいかんと
美鳥はセイジの右手として過ごした楽しかった日々の思い出を
リセットしてしまうのを覚悟で本来あるべき体に戻って締めくくりとなりました。

美鳥は記憶がなくなってしまったけど、
それでもセイジがちゃんと美鳥に好きだという気持ちを伝えたのが良かったかな。

もっとも私はセイジがアブナイ道を歩みそうになった時に美鳥が止めたり、
あるいは耕太の同性愛問題とか、高見沢のフィギュアマニアとか
そんなのメインに楽しんでましたけどね。
ま、これらの変なイベントも、狂犬と言われたセイジの右手に美鳥が現れたからこそ。
まさに美鳥の日々を楽しませてもらったと言えましょう。
おもしろかったです。

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2005年7月11日 月曜日


週刊少年チャンピオン 2005年32号
2005年7月7日発売
秋田書店 240円
▼ナンバMG5(エム・ジー・ファイブ):小沢としお
そういや、剛は不良やってる以上は
生キズは避けられないんだよなー。
つくづくヤンキーと平凡な高校生を両立させるのは
難しいものだと思ふ。

んで、あっという間に剛の正体が分かってしまった者が1人と1匹。
1匹は難破家のヤンキー犬・松(たぶん雑種)で、
剛の学校生活での軟弱ぶりに怒りを覚えてるようだが、
剛がヤンキーに変身してその正義感を見せつけた時、
松もその精神に共感を覚える時がくる・・・と思ふ。

▼いっぽん:佐藤タカヒロ
ついに始まった春VS大嶋代表戦。
春は最初は大嶋の迫力に気圧されたものの
それを振り払うかのように自らを奮い立たせて
大嶋という大物に突っ込んでいく。

最初はビビッてもすぐに体勢を立て直し
自分のペースに持ち込んでいけるのが
春の柔道での性格の持ち味。
もう2度と臆することなくまっすぐにいけいけ。

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
涙の梅干玉はサッカーボールでも通用しますか。
それにしても野球のボールと比べてサッカーボールの炎の魔球は
すごい迫力だ。

▼番長連合:阿部秀司
なあんだ。外国人助っ人って、格闘家がどうのこうのじゃなくて
メスと食い物奪われて腹立ててる野獣じゃん。変なの。

・・・にしても源が外国人にノックアウトされたのは
女タッグマッチのための余剰人員を整理するために過ぎなかったのは哀れですな。
ま、女タッグマッチの話が出た時点で予想はできていましたが。

▼無敵看板娘:佐渡川準
勘九郎は美輝ちゃんが生きていく上で
必要不可欠な存在だったんですねえ。

なんか弱肉強食で弱者がいなくなると
強者が生きていけなくなるとかそんな感じ。

ショー☆バン:原作/森高夕次・作画/松島幸太朗
うーん、清田と番太郎のやりとりがとても見苦しかったですが
オレが見てきた中では今回のが一番清田がキャプテンらしい行動をとっていたな。
番太郎の天狗になった鼻を折れるのは清田だけだし。
しかしこの後どうなっちゃうんだろうなあ。
早く来い来い新学期。

・・・って、ああ、番太郎ってまだ3年生になってなかったのね。
こういう勘違いも大量のマンガを取り扱うサイトの醍醐味と言うことで。

▼ドリル園児:おおひなたごう
月が欠けるのは空が笑っているからって発想は
子供らしくて微笑ましい。
不良マンガが集う現在の週チャンには
こんなのがあってもいいんじゃないか。

▼麺屋台ロード ナルトヤ!:馬場民雄
美人にはだらしないナルミも子供には案外冷たい態度か。
でも今回はそれが当たってるかもな。

▼MASTER GUN MASTER:鈴木ダイ
・・・ということで最終回。
うまくまとまってはいるけれど、
凡庸な正義モノで締めくくっているのが惜しい。

もともとこのマンガには頭がイカれた敵キャラが
残虐性むき出しで人をなぶり殺すみたいな展開を期待していたので、
魔法のランプが出てきた辺りからそれが薄れてしまって
拍子抜けしてしまった。

次回作ではもっと敵キャラに魅力を出しましょう。

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2005年7月9日 土曜日


ヤタガラス 6巻
愛原司
講談社 講談社コミックス 409円
楓中と二ノ宮中との練習試合で強引に楓中の助っ人となった茂木1人だけが
試合で活躍するも、やはり茂木1人ではどうにもならず
点差はじわじわ開いていく。

これまでも茂木がトレセンの選手になれるかってことで
彼の個人プレーとしての成長ぶりだけにピックアップしていた感が
否めなかったんですが、(それはそれで良いけれど)
ここで過去にチームメイトに裏切られたために
1年間サッカーから離れていた長谷部が登場。
茂木のアシスト役になることでやはりサッカーにも
チームワークが重要なのだと再認識させられた話だった。

仲間の大切さを知ったところで非情な現実を突きつけられる
トレセン推薦枠の限定。
よりによってなんで間の悪い時にそんなイジワルするのよ。
当然、イモリくん、危ないッスよねえ。
せっかく長谷部がサッカーするようになって嬉しいはずなのに
推薦枠を巡ってライバルになるなんて。

イモリくん、このままこのマンガからフェードアウトしちゃうのかなあ・・・

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2005年7月4日 月曜日