じゃりまん小学校
漫画読書感想文
2002年1月分
2002年1月度 印象に残ったナイスな作品 一般漫画の部 |
「GTO」22巻●講談社 藤沢とおる
「100万$キッド」2〜5巻●講談社 石垣ゆうき・原案協力/宮崎まさる
「週刊少年チャンピオン」
虹色ラーメン:馬場民雄
「魔法陣グルグル」11巻●エニックス 衛藤ヒロユキ
以上!!
GTOはいじめられっ子の吉川くんがいい感じで活躍していたのが
嬉しかったです。よくここまで明るくなったよね。
一応、鬼塚のおかげか!?
100万$キッド、またこの作品に似たようなマンガを描いてくれ〜。
誰でもいいから。
2002年1月31日 「週刊少年チャンピオン」2002年10号●秋田書店 |
ハングリーハートの次回連載は19号からなんだってさ。
それまでにORANGEを終わらすなんてことはないよね・・・
▼ハングリーハート:高橋陽一
さり気なく自分の別作品をアピールですか。
別にいいけど。翼くんや岬くんや日向くんの
名前は出てもさすがにムサシくんの名前は出なかったか。
小石を拾いまくって荒れたグラウンドを
きれいにするとはなかなかやるもんだねえ。
サッカーを愛す前にまずグラウンドを愛せってこと
なのかいな。
・・・で、本格的な連載は4月までおあずけ。
どんな新展開が待ち受けているやら。
▼浦安鉄筋家族:浜岡賢次
寒くてたまらないはずなのに、なぜ仁ママは通販で
脚立なんぞ買ってしまったのか理解に苦しむ。
仁ママが脚立を使って天井裏を覗いたら
ゴキブリが仁ママの顔面にたかりまくり。
しかも笑顔だったんで思わず吹き出してしまいました。
▼バキ:板垣恵介
えーい勇次郎
邪魔すんじゃねえ!
いいとこなのによぉって
まるで俺、のぞき魔みたいなこと言ってるね・・・
▼ショー☆バン:原作/森高夕次・作画/松島幸太朗
あいやー、番太郎予想と違ってわりと元気そうで
いい傾向。今回は番太郎の投げる球はストレート?
スライダー?ってな感じでテンポ良く読めました。
おもしろかったです。
前のピッチングで番太郎がサイン違いではなかったことが
ノブチンに知られてしまった。さあ、ノブチンは番太郎に
どんな態度を示す?
▼ORANGE:能田達規
美菓ちゃん、南予オレンジのために
修学旅行も犠牲にしていたとは社長家業も
大変だねえ。でも、いい友達には恵まれているようで
美菓ちゃんはいろんな人に支えられてるよね。
さて、オレンジメンバーの下柳、妻と息子の前で
ナイスプレーを見せることができるか!?
下柳の息子、ヒロシくんがムサシにサインをねだってますが
子供に人気があるのはいいことです。
▼虹色ラーメン:馬場民雄
藤原秀郷って地元でそんなに人気あるの?
父親もあきれてるようだしそんなに人気あるとは
思えないけど。
それよりも太陽がどんなラーメンを作ったのか
気になりますね。あの笑顔はきっとなにか
ナイスなアイデアをひらめいたに違いない。
▼しゅーまっは:伯林
中年男の頭の味がする豆ってどんなんだ!?
決して食いたくはないが気にはなる。
▼A.-D.O.G.S.:原案/北嶋博明・漫画/鈴木ダイ
コーンみたいなヤツってホントにこの世にいそうで怖いです。
なんのためらいもなく人質の女の子の頭をバットで殴るなんて。
しかも「アウトォ」だなんてまるでゲーム感覚。
まさに冷血獣だ。
▼転生ANIMA:うういずみ
意外や意外な展開でおもしろいです。
ぼくもてっきりウルフが人間の女性に一目惚れしたのかと
思いましたよ。一目惚れしたのはジュリアちゃんだったのねー。
人間になったのにますます動物化しているタイガーとウルフ。
それを見た創造神は2人を子供にしてしまいます。
でもぼくとしては子供になってくれた方がいいな・・・♪
▼フジケン:小沢としお
柔道男が顔の表情を変えないのは
それ以外の顔の表情が描けないからでしょう。
しかしあっけない・・・
▼七人のナナ:原作/今川泰宏・漫画/国広あづさ
なんかここ最近スケベ度が増してるような。
でもおもしろいから許す。
今回はナナ達が高校球児と野球で対決。
そして試合は進み、ナナ達は野球でまともにやりあっても
かなわないと判断するやいなやパンチラやお色気作戦などで
球児達を翻弄する。
・・・まあナナ達に一言言わせていただきますが・・・
おまえらそろいもそろってバカだろ(笑)。
本当にナナ達が頭わるそーに見えました。
いや、でもおもしろかったですよ。
▼ななか6/17:八神健
このマンガって「最終回が近いのか?」と思わせる内容が
多いから困る。今回もそう。ななかの運命は?
みなさんがどう思われてるか知りませんが、
七人のナナと転生ANIMAは単行本が出たら買ってもいいね。
浮き沈みは激しいけど、やっぱおもしろいです。
2002年1月30日 「山賊王」2巻●講談社 沢田ひろふみ |
1巻の感想で内容がキツいなどと書いてしまいましたが、
2巻は結構楽しめたな。
長門が楠木正成のいる悪党(悪者の意味ではなく強い者の集まり)に
仲間入りするお話あたりからおもしろくなってきてます。
子供ながら長門の行動には驚かされますね。
悪党に入ってから、長門の能力が引き出された感じがする。
数々のピンチをどう乗り越えていくか?
悪事を働く敵にどう立ち向かっていくか?
これらの難題を長門は機転を利かせて軽々突破していくのです。
地頭の侍達から村人を救うお話は好感が持てました。
小夜叉というおもしろい友達(?)も加わってこれから先の展開が
ますます楽しみになってきましたね。
2002年1月30日 「遮那王義経」3巻●講談社 沢田ひろふみ |
漂太は鞍馬寺で清盛に命を狙われながらも元気に、
真っ直ぐに生きてます。
清盛に利用されてしまい、漂太の命を狙った最上正房と慎左。
最後にこの2人は清盛に殺されてしまうのですが、
2人の死に涙する漂太が印象的だったなあ。
自分の命を狙った2人の死にも悲しく思い、涙するとはね。
この2人が死んだのは自分のせいなのだと。
子供ながらに正しい心を持った子なのだと思います。漂太は。
あとは漂太が巻き起こす鞍馬寺での大騒動ってな感じで
わりと楽しく読めました。あの宗蓮はバカですね。
漂太に呪いをかけて、自分に災いが起きてりゃ世話ねーや。
2002年1月27日 「バキ」11巻●秋田書店 板垣恵介 |
オリバって受刑者の身分でえーモン食ってるなー。
このマンガでは強さこそが正義なのか?
一方、バキに男の大切なモノをつぶされたシコルスキー。
文字通りシコルこともできなくなったなこりゃ。
予想できただけに余計に笑える。
・・・まあちょっとかわいそーだけどね。
最後にオリバにもぶっとばされて、シコルスキーはもう
終わったでしょ。
2002年1月27日 「迷探偵史郎シリーズ」8巻●秋田書店 芹沢直樹 |
史郎はいつでもどこでもお姉すわん魂が燃えています。
でも男女関係なく、こんなのに付きまとわれたらイヤだよね(笑)。
「ハッピーウェディング」は、製薬会社の社長を親に持つ1組のカップルの話。
2人は結婚したいけど、2人の親はそれぞれお互いに敵対している製薬会社の社長さん。
親には当然猛反対される。それぞれの親はなんとか会わせまいと
2人に妨害しまくるが、史郎の協力のもと、ついに2人は出会うことができ、
結婚することを決意する。
本当は政略結婚を企てた黒幕をつかまえる話だったんだけど、
犯人探しなんてどーでもよくなるようなお話でした。
2人が幸せになれればそれでいいのッ!
さて史郎、今度は女子中学生から人捜しの依頼を受けましたが
果たして・・・?
2002年1月24日 「週刊少年チャンピオン」2002年9号●秋田書店 |
高橋陽一の新連載があちこちで話題になってたけど
いざ読んでみたら内容は至って普通でしたね。
チャンピオン誌に高橋陽一の作品が載るだけでも
インパクトがあったのかいな。
▼ハングリーハート:高橋陽一
新連載サッカーマンガ。サッカーマンガといえばこの人。
でも俺はこの人の作品をまともに読んだことがないです。
叶恭介という高校生が主人公で、昔はサッカーを
やっていたようだけど、今はやめてしまって
ケンカばかりしている。
サッカーをやめてしまった理由はイタリアの名門チームに
入団が決定した兄の成介が関係しているようだ。
とりあえず今週は可もなく不可もなく様子見です。
恭介はサッカーボールで信号機を壊したらあかんでしょ。
兄の成介はいいヤツっぽいけれど恭介はいいヤツ系の
キャラクターではないな。
▼バキ:板垣恵介
勝つためならどんなことでもする。
それはこのマンガではごく普通のこと。
だからドイルの「拳銃が必要なら迷わず使うべき」と
言うセリフにぼくは何の違和感も抱かない。
ドイルの意見にさんせー。
男の闘いなら今のバキを見たらいいんじゃないかな。
なかなか魅せる見せる内容だよ。
▼七人のナナ:原作/今川泰宏・漫画/国広あづさ
神近くんカワイイ・・・
ナナさまのやってることって
家庭教師でも何でもないじゃん。
パチスロが出てきてるし。
やってることは他の6人と同レベル。
▼フジケン:小沢としお
や・・・柔 道男って・・・(滝汗)
不覚にも大笑いしてしまった。
あれ・・・男だよな?
女だったらもっとおもしろかったんだけどなあ。
惜しい。
▼ななか6/17:八神健
ふーん、朝霞さんを母親として受け入れるかどうかは
17歳の七華が決めるのね。いいんじゃない?
▼ORANGE:能田達規
おもしろいなあ。ポンポコ旅行社って。
名前だけでもイケてるのに豪華なバスまで
提供してくれるとはとってもとっても嬉しい限り。
つまりは南予オレンジのスポンサーになったと
いうわけだね。
それにしてもあの覇気のなかったチームがよくぞここまで
甦ったものだ。正月杯もムサシ抜きで勝ったようだしね。
▼しゅーまっは:伯林
あのアイボールしゅーまっは、ちゃんとケツがありましたね・・・
▼フルアヘッド!ココ:米原秀幸
やっぱりあの巨鳥はルピの巨鳥だったんだねえ。
なじみキャラのザウルス君もやられちゃって、
なんか切ないっす。
▼ショー☆バン:原作/森高夕次・作画/松島幸太朗
爪を切るというただそれだけのことで
番太郎が落ちていくぞ。ホントにこのまま
落ちていくのか?
▼虹色ラーメン:馬場民雄
高校生によるラーメン大会「ラーメン甲子園」。
太陽の初戦の相手は栃木県の佐野ラーメン、
「ふじわら」の三代目・藤原秀郷。
そいつはとってもおいしいラーメンを作るのだが、
残念ながら典型的なやなヤロー。
▼転生ANIMA:うういずみ
途中からシリアスな路線だったのだが
最後はやっぱりギャグで終わり。
蚤が体中についてしまっている以上は
完全な人間になるのは難しいねえ。
2002年1月23日 「100万$キッド」5巻(完)●講談社 石垣ゆうき・原案協力/宮崎まさる (文庫本) |
これにて最終巻です。この巻ではひろしが強敵2人と対戦する。
1人は14歳の若きギャンブラー、「ザ・マン」とファイブカードスタッドポーカーで勝負。
もう1人は必勝法伝説を持つ男「ドクター・リー」とドローポーカー勝負。
どちらも今までのように1話完結しておらず、
数話に渡って熱いポーカー勝負を繰り広げる。
14歳の若きギャンブラー対決がおもしろかった。
(ひろしもザ・マンも14歳)
イカサマ・小細工一切なしの純粋な心理戦ポーカー勝負。
結構見応えがありました。
ザ・マンが勝負を下りようとしたとき、ひろしがそうさせないために
相手に有利な条件を提案するのですが、その辺の駆け引きも
良かった。
ドクター・リーのほうは酸欠状態にしたり、超音波を出したりで、
ひろしが精神状態ズタボロにされてしまいますが
そんな苦境の中ひろしはがんばるのです。熱いです。
しかし・・・必勝法なんていうからどんなものかと思ったら・・・
イカサマより始末悪いぞ(笑)。
・・・というわけでひろしは自分がギャンブル王になるために
元手1億円を有意義に使ったのでありました。
このマンガは1988年に週刊少年マガジンに連載されてたらしいですが、
この手のマンガ、また連載して欲しいですね。
いまの週刊少年マガジンじゃムリだろうから、せめて月刊のほうでぜひ。
2002年1月22日 「100万$キッド」4巻●講談社 石垣ゆうき・原案協力/宮崎まさる (文庫本) |
相変わらずのワンパターンなのですが、おもしろいです。
1話1話ピシッとまとめてあるから内容もダレず、
テンポ良く読めるのが◎。
1回の試合をわざわざ2週3週にも渡って描き上げる必要は
全くないということだ。1話にまとめてくれた方が
内容が濃くなり、のめり込みやすくなるというもの。
この巻ではひろしがルーレット・ブラックジャック・クラップスに挑戦。
ブラックジャックでは配られた2枚のカードですでに19や20が
できあがっているというのにもう1枚カードを引いて21を完成させる
神業が大連発。
あと22以上になってしまった場合は「バスト」というのが
正式なんだけど、「ドボン」と表現するあたりは少年漫画だねえと
しみじみ思いました。
毎回毎回おもしろいイカサマ技を見せてくれますが
ここまできてイカサマネタが尽きていないのも感心します。
2002年1月22日 「Kamedas2」●集英社 秋本治 |
こち亀全集「Kamedas」の第2弾です。
単行本データベースやら登場キャラ分析やらキャラクターグッズやらが
てんこ盛り。有名漫画家との合作もある。
▽遠き日のメモリアル
実は中川は子供の頃に偶然にも両津と1度会っていた。
おぼっちゃまの中川は幼少時代、下町の社会見学の時に
両津と出会い、下町での生活ぶりを両津から学んだのだった。
下町っ子はケンカっぱやいが、友達づきあいも大切にする。
そんなわけで、両津と中川はすぐに仲良しに。
金持ちも下町っ子も分け隔てなくつきあえるっていいよね。
銭湯で中川は両津から“正しい銭湯の入り方”を教わる。
前を隠さずにフリチン状態で歩く中川の顔は嬉しそうだった。
微笑ましくていいなー。大人だとこうはいかないよ(笑)。
▽『こち亀』赤塚キャラに乗っ取られる!の巻
赤塚不二夫と秋本治の合作。
中川と麗子がバカボンパパの本名を聞き出す。
この2人にはバカボンパパの本名をつっこんでは
いけないことが理解できてないようだ・・・
▽勘吉、金太郎と万吉にどつかれる!の巻
本宮ひろ志と秋本治の合作。
勘吉が金太郎や万吉と終始殴り合ってるだけの内容だが、
なんとなく男っぽさを感じる。
▽帰ってきた東大通!の巻
小林よしのりと秋本治の合作。
“東大一直線”って25年も前の作品なのに
古くささを感じさせないのはすごい!
両さんと息がぴったりなんですよね。
▽『こち亀』サファイアに初登場の巻
このマンガが女性誌に掲載されると少年誌の時よりも
下品さが増すことがわかりました。
特殊刑事課の刑事率いる中年男4人のバレリーナ姿は
とっても不気味だ。でもおもしろい。
2002年1月21日 「貧民の食卓」1巻●新潮社 おおつぼマキ |
妻に先立たれたというのに職にも就かず、パチンコ・マージャンで
食費を稼ぐという、とんでもぐうたら男、赤柿留吉が主人公。
中学生の娘と小学生の息子がいるというのに、
3食昼寝つきが板について働く気が起きない
だとさ。あきれてものも言えない。
しかしこの男、料理だけはめっぽう得意で、毎回毎回材料費100円以内で
うまい料理を作るのだ。2人の子供達はこの料理にすっかりだまされてると
いう訳だね♪子供達が明るいのがせめてもの救い。
基本は料理マンガだけど、赤柿家の日常を描くファミリーマンガとしても
楽しめます。(むしろこっちがメインかな)父はぐーたら、息子はまだ幼いので
結局しっかりしているのは中学生の娘ということになる。
赤柿家の男は頼りにならん(笑)。
ちなみに登場キャラクターのほとんどが関西弁です。
人情味あふれる関西の人の日常が楽しく読めますよ。
あとマンガの途中で作者が100円料理の解説をしますが、
あれ、はっきりいって邪魔ですね。お話の流れを阻害していると
思う。解説はマンガの終わりにしてほしいです。
最後に赤柿留吉に一言。
働け!!!
2002年1月20日 「魔法陣グルグル」14巻●エニックス 衛藤ヒロユキ |
ついに魔法ギリが復活したみたいですが、
なんか実感がわかない。でも復活したので
ニケとククリはトマを再び仲間に加え、
敵の本拠地へ。
いよいよ最終決戦に向けてお話が進行していくわけですが
やっぱり“いーかげん”ですね。(もちろんいい意味で)
とにかく“偶然”“行き当たりばったり”“テキトー”がこのマンガの信念。
このノリを忘れずに最終決戦に臨んで欲しい。
P.S
1回のページ数少なくなってるな〜。
15巻は・・・今年秋あたりか?
2002年1月20日 「魔法陣グルグル」13巻●エニックス 衛藤ヒロユキ |
この巻はギャグが控えめで、ククリと服職人・ミウチャの
友情を描いた内容がメインですね。
踏ん切りがつかずに今一歩というところで自分に自信が持てないミウチャ。
しかしククリ達の助言により、ミウチャは自分に誇りを持てるようになり、
洋裁店を開くことになる。
ミウチャとククリは顔が似てるからもしかしたら双子かもしれない・・・
といった期待や不安を通して、お互いが自分を見つめ直すという
結構まじめな内容でした。
全体的にはニケ達がレフの村で時間を止められてしまい、
脱出するのに四苦八苦するという大変なお話だったんですが、
それがミウチャとククリの友情話に関係していたので、印象に残り、
個人的にピックアップした次第です。
P.S
ニケが最初に勇者として現れたときに兵士のひとりにチンチンを
さわられたというのが、実は後々の伏線になっていたのには
恐れ入った(笑)。
2002年1月19日 「魔法陣グルグル」12巻●エニックス 衛藤ヒロユキ |
花の王女さまのお話がとってもおもしろかったです。
大爆笑しまくりました。基本は冒険ファンタジーでも
ところどころでキチッとすちゃらかギャグを出してくれてるのが
すごく嬉しい。
この巻ではニケとククリが子育てをしたり、レイドにさらわれたククリを
ニケが助けに行ったりと大変でしたが、初期に比べたらホントに
冒険マンガしてていい感じです。
2002年1月19日 「魔法陣グルグル」11巻●エニックス 衛藤ヒロユキ |
ニケがメッチャ活躍してるし、ギャグもおもしろかったです。
まさにRPG風冒険ギャグと呼ぶにふさわしい満足のいく内容だった。
グルグルの魔法を使えるのはククリであっても、
やはり勇者を名乗っている以上はニケにがんばってもらわないとね。
ニケは地の王に会うために1人でゲソックの森を
冒険することになるのですが、対大ボス戦で体力が
なくなってしまったその時、ククリが助っ人に現れる。
ククリの優しい笑顔にニケは照れながら「サンキュー」と一言。
いいねえ。この2人が仲のいいところを見せられるとなんとなく嬉しい。
旅を始めたときから2人はずっといっしょだもんな。
ところでククリはかぼちゃパンツ(死語)をはいてます。
似合うと思うけど。
2002年1月19日 「球魂」15巻●小学館 岩田やすてる |
なんか玉磨温泉村復興物語って感じがしないでもないですが・・・
まあおもしろいから、いっか。
・・・で、玉磨温泉村復興のキーとなっている5人の玉磨高卓球部のメンバーたち。
玉磨温泉村が廃村になるかどうかは彼らの卓球の腕にかかっているわけだ。
彼らはそんな重荷を背負わされてもプレッシャーになるどころか、
パワーの源とし、帝桂学院相手に気迫のこもったプレーを見せる。
帝桂学院戦はなんとかスグル抜きで勝って欲しかったのですが、
気迫だけでは帝桂学院には勝てず、スグルまで出番が回ってしまったのが
ちと心残り。でもそれくらいしぶとく、強い相手なのです。
スグル対木世田の決戦は、それぞれ“想い”みたいなものがあって
故にすさまじい試合でした。特に木世田の“51%理論”はすごかった。
51%理論を信じ切ってあんながむしゃらなプレーをするとは。
理にかなっているように見えるけどやっぱりムチャクチャなプレーだよね。
そんな熱い試合をよそにあの彩華のオバハン・・・
スグルに「おめでとう」と言っている顔がとてもステキでした(笑)。
2002年1月18日 「最強野球部リベンジャーズ」6巻●小学館 平松真 |
予備校生軍団・リベンジャーズの選手たちに
いきなりメジャーリーグ入団テストの話が
舞い込んできました。
(ホントに唐突すぎです)
んでもって森山が入団テストで並はずれた実力を見せつけて、
それがテスト進行役の人に気に入られ、アメリカ行きの
話まで持ち上がる。
となると
リベンジャーズ解散、最終回へ!?
・・・と、一瞬考えてしまったが結局森山はリベンジャーズに
居座ることに決定。
もしかしたら森山はアメリカへ行くんじゃないかと
思ってたんだけどね。でも行ってしまったら
リベンジャーズがなくなってしまうし、
メジャーリーグで活躍する森山を見ても
しょうがないので、これはこれでいいんじゃないかな。
(予備校生としての活躍がウリなんだと思うし)
森山って野球一筋かと思ったら女の子の視線とか
気にしてるのね(笑)。
結構森山が目立ってる巻でした。
2002年1月17日 「週刊少年チャンピオン」2002年8号●秋田書店 |
次週よりキャプテン翼を生んだ巨匠、高橋陽一氏がサッカーマンガを
新連載するらしい。サッカーマンガならORANGEがあるのに・・・
1つの雑誌にサッカーマンガは2つもいらないという理由で
ORANGEが切られそうで怖い。
それよりも1つの雑誌に巨匠は2人いらないということで、切るのなら
ドカベ・・・いえ、なんでもありません(汗)。
▼バキ:板垣恵介
あらら、攻撃をしかけたミ昇クンのほうが
やられちゃったよ。まさかドイル戦これでおしまい?
▼ななか6/17:八神健
今回は催眠術ネタ。
今のななかも催眠術にかかっているようなもンだけどね。
でもおもしろかった。カンフーななかがかっちょいいです。
▼浦安鉄筋家族:浜岡賢次
ポリタンクの中身が空になるオチを予想していたのですが、
びっくりですね。あのおじいちゃん、見かけはヨボヨボなのに
パワーはあるみたい。信じられないけど。
▼転生ANIMA:うういずみ
今回は大河と狼怖が食器と格闘してます。
なるほど、元イヌとネコですものね。箸やスプーンを使ったことが
ないわけだ。
しかし人間が動物の食べ方をまねると汚いですねー。
2人とも食器で四苦八苦してますが大河と狼怖、
それぞれ苦労の仕方が違っていたのが良かったです。
▼BMネクタール:藤澤勇希
冷却装置を使っても使わなくても銀次とミハルはもう
万事休すかと思ったんですが、うまくピンチを
切り抜けましたね。大きな音に救われた。
今後、大きな音でBMを操る戦法とか
出てくるのかな。
▼ショー☆バン:原作/森高夕次・作画/松島幸太朗
監督は番太郎が爪を切ったことを
知らなかったのか。
・・・で、監督は番太郎をどうする気だろう?
この先、試合で番太郎は泣くのか?笑うのか?
▼虹色ラーメン:馬場民雄
おもしれー!!もう見どころ満載!!
赤城がラーメン作りに気合いを入れてるとことか
太陽が鳳レイの麺の説明をしているときの
1人悦に入ってる態度とか。
むちゃくちゃおもしろかったです。
鳳レイは3歳の頃から製麺の品質管理を任されてる
麺の天才なんだけど(そんなガキいるか!!!)
赤城の前ではそんなすごいやつでもオトイレに
されてしまうのであった。赤城サイコー!!
▼A.-D.O.G.S.:原案/北嶋博明・漫画/鈴木ダイ
生きている者の肉を腐らせる(?)謎の男が
また登場してますね。
軼狼がこの男と出会ったとき、どんな態度を
とるのかな?
▼七人のナナ:原作/今川泰宏・漫画/国広あづさ
カンニングを実行する者VSカンニングを阻止しようとする者。
なかなかおもしろかったです。
ナナっちは改心したと思わせといて、他のナナ6人の背中に
カンペを張り付けてテストを続行。なんとも小憎らしい(笑)。
6人のナナ達の後ろ姿がとってもマヌケです。
▼ORANGE:能田達規
ゴンザレス大活躍!
これでぼくはきみのことを忘れないだろう。
どんどんキャラを立たせて欲しいです。
▼フジケン:小沢としお
田原副会長の解説いーかげん。
フジケンが腕相撲をしているときとした後での
コメントが全然違うじゃないの。
▼柔道放物線:今井智文
新連載。柔道ギャグマンガ。2本目はまあまあおもしろかった。
ダメな柔道部員達が練習場所を賭けて茶道部の部員と対決するという
半ば強引な展開に思わず吹き出してしまった。
(しかも練習場所って茶道場だし)
今後は柔道部員達が練習場所を求めてただひたすらさすらう
お話になるのかいな?
2002年1月16日 「魔法陣グルグル」10巻●エニックス 衛藤ヒロユキ |
悪魔になったククリを元に戻すためにニケは大奮闘!
そして最後はニケがククリのほっぺにキスをして一件落着。
ニケとククリのちょっとしたラブラブ物語だね。
微笑ましくて良いです。
あと、グルグルの魔法は子供にしか扱えない魔法なんだそうです。
と、いうことは早くギリを倒さなければいけませんね。
ククリが子供でいられるうちに。
2002年1月15日 「魔法陣グルグル」9巻●エニックス 衛藤ヒロユキ |
魔物と人間が一緒に住むアラハビカの町で、
ククリが悪魔になってしまいます。
ニケへの片思いが原因。
悪魔になってしまったククリを元に戻すために、
ニケが結構苦労しているようなので少しは
冒険マンガらしい展開になってきたかなあと
思います。
2002年1月15日 「魔法陣グルグル」8巻●エニックス 衛藤ヒロユキ |
この巻でやっとニケが活躍しました。
光魔法キラキラの“火の剣”でニセ大臣を討ち倒します。
盗賊の能力もバッチリ見ることができて
かっこよかったです。
・・・でもその後はいつものようにテキトーなノリのニケに
戻ってしまうわけなんですが。
イエタ村のお話はちょっとほのぼのしてていい感じでしたね。
そしてニケとククリはトマと別れて再び2人きりの旅に。
ちと寂しくなりましたな。
そういえばキタキタおやじが出てなかったんですね。
こいつがいないとニケが大活躍できるのかもしれない。
2002年1月14日 「魔法陣グルグル」7巻●エニックス 衛藤ヒロユキ |
この巻は、きりなしの塔攻略の続きと、ニケの盗賊修行の
お話がメイン。
キタキタおやじと、4巻の26章からしばしば登場する
“呪われた村長のブロンズ像”がとてもおもしろかったです。
あの不気味なブロンズ像、いつまで登場させる気だろ・・・?
1巻と比べてみると大分絵柄が変わってきましたね。
2002年1月14日 「魔法陣グルグル」6巻●エニックス 衛藤ヒロユキ |
ニケ達3人は、きりなしの塔を探検します。
きりなしの塔に住む魔神サイレンを敵よりも早く
味方につけるためです。
塔の中はといいますと、毎度ながらいーかげんなトラップや
謎を解くヒントが適当に出現。敵も怖くもないし
なんだかなあという感じでサラサラッと読みました。
でもそこがこのマンガのおもしろさなのであります。
グルグルの魔法を使えるのはククリだけなので
ククリが1番がんばっているように思えます。
ニケやトマもククリに負けずがんばってほしいものです。
今気づいたんですが1巻から本のカバーをはずすと
楽しい絵が見られるんですね。
2002年1月13日 「魔法陣グルグル」5巻●エニックス 衛藤ヒロユキ |
トマという少年が仲間に加わりました。トマはニケとククリが
旅を始めてから最初に立ち寄った町(キタの町)で
知り合った少年です。あの時は地味で目立たなかったけど
今回は2人のまとめ役としてがんばっています。
現在は“魔技師”になるために修行中。性格はまじめ。
この巻ではボスキャラとの対決はナシ。
ニケたち3人のレベルアップが主な内容です。
レベルアップするためには多額のお金が必要で
お金のない3人はいきなり商売をはじめます。
なんともおかしなお話。
そしてお金をためた3人ですが、多額のお金を払ったわりには
いつものようにアホみたいなレベルアップ方法でした。
ニケは盗賊の能力があるみたいだけど、
一応光の者だし盗賊だけでは終わらないでしょう。
2002年1月13日 「魔法陣グルグル」4巻●エニックス 衛藤ヒロユキ |
妖精の村に辿り着いたニケとククリですが、
おっせかいな妖精たちはなんとか2人をラブラブな
関係にしようと一生懸命。でも結果は現状維持と
いうことで進展なし!お疲れさん!
2人は当てのない旅をしているわけではなく、
世界征服を企むギリという魔王を倒すべく旅をしている。
今のところ襲いかかってくる魔物はすべてククリが
やっつけちゃってます。ニケはあんまりいいところが
ないですね。ま、楽しいからいいけど。
ニケの真の力が発揮されるのはいつなのかな。
2002年1月12日 「魔法陣グルグル」3巻●エニックス 衛藤ヒロユキ |
冒険マンガでありながら相変わらずのほほんとした
緊張感のないノリ。しかしこのマンガにおいてそれは
決して悪いことではないのです。
もとからおちゃらけた内容のマンガであるわけだから
これでいいんです。
ぼくとしてはニケという少年の、勇者とは言い難い
ちょっとおバカさんな行動を見て楽しんでます。
「いい加減な性格の勇者」が彼のウリなのです。
また、勇者というよりはどこにでもいる普通の子供という
印象が強いですね。
さて修行を終えたニケとククリですが、ククリは魔法力が
UPしましたがニケは・・・相変わらず笑わせるだけ。
村人を犬にしてしまう悪いボス、ギザイアもやってることは
凶悪でしたが・・・なんとも情けない結末。2人の修行の成果を
見せるまでもありませんでした。
この巻で、ククリはニケのことが大好きであることがわかります。
え?ニケのどこに惚れたの?という気がしないでもないですが、
微笑ましくていいんじゃないでしょうか。
2002年1月12日 「ENDZONE」1巻●集英社 えんどコイチ |
3本の短いストーリーで1話構成という一風変わったマンガ。
3本ともテーマは同じだが、舞台設定などは全く違う。
別の言い方をすれば1回の連載でテーマは同じだが
内容が違うショートストーリーが3本読めるというわけだ。
この巻では6話構成だがお話としては6×3で18話収録されている。
内容はえんどコイチお得意のヒューマン・ストーリー。
お話は案内役のムーによって進行する。
でもこれ読者年齢層が高そう。小中学生が見てもわかんないな。
個人的にいいなあと思うのは我が子のために自分の片目を
犠牲にするドラゴンのお話、「ドラゴンの花嫁」と
ロールプレイングゲームの主人公キャラたちが勝手な行動をする「RPG」かな。
かたや家族愛が感じ取れるちょっと感動のストーリー、
かたやRPGの主要キャラたちの本音(?)を捉えたコメディっぽいストーリー。
どちらも好きです。
ミラクルとんちんかんの最終巻に書いてあったけど
えんどコイチ氏は本当に抜作先生とは決別したみたいですね。
とんちんかんのようなギャグマンガよりもヒューマン・ストーリーのほうが
この人の本当の持ち味であるとつくづく思いました。
2002年1月11日 「BMネクタール」8巻●秋田書店 藤澤勇希 |
完たちのバスでの救出劇がおもしろかったです。
バスを停めることができないのがキツいよね。
停めたらBMにタイヤを食われてそれで終わってしまう。
ピンチに陥っている幡場と香ノ宮が待つ現場に向かって
バスを4、5時間も走らせ続けて、もし途中でガソリンが切れたら
どうすんだなんて考えてる暇もなく、完の向こう見ずな救出作戦が
敢行されたのでした。
完のスーパードライビングテクニックにはしびれます。
あんな大型バスをまるで小型車のように小回りきかせて
運転してるんだもんな。
2002年1月11日 「ONE PIECE」21巻●集英社 尾田栄一郎 |
サンジ、ナミ、ゾロがそれぞれバロックワークスのヤツらと戦い、
苦戦を強いられる。
それぞれのバトルに時間をかけてるので、今どれぐらい
お話が進行しているのか分からなくなるときがあります。
・・・って今の状況もあまりよく把握していませんが。
こんな場合は少し前の巻に戻って読み直すに限るね。
バトル自体はおもしろかったです。(特にナミ)
2002年1月10日 「NARUTO」10巻●集英社 岸本斉史 |
リーはやっぱり我愛羅に負けてしまいましたが、
我愛羅に怯むことなく最後まで立ち向かっていたのが
印象的でした。あっさりやられた訳ではないのです。
中忍選抜試験本選のトーナメント開始までは1ヶ月の期間があり、
それまでナルトはエビス先生と一緒に修行することになる。
う〜ん・・・この話長びきそうだなあ。
11巻までに終わりそうにないなこりゃ。
2002年1月10日 「昴」7巻●小学館 曽田正人 |
うん。おもしろかったです。
刑務所での公演は一応成功。そのことが新聞に載って
その後のシステロンバレエ団は慰問公演のために刑務所巡りですよ。
スゲー!刑務所で囚人相手にバレエを披露するなんてちょっと考えたら
ものすごいことだよね。
今までこのマンガに対して重く、暗いイメージがあったのですが
この巻はわりと明るいノリで読めた。
昴が囚人たち相手でも精一杯バレエを踊っていたからなんだと
思うなあ。
2002年1月9日 「週刊少年チャンピオン」2002年6+7号●秋田書店 |
2002年初の週チャンざますね。
ORANGE単行本1巻も明日発売!!
買うぞぉ!
▼浦安鉄筋家族:浜岡賢次
涙くんの魔球がおもしろかったです。
涙くんの投げた薬が、まるで犬にでもなったかのように
父のいる家に向かってまっしぐら!
涙くんの魔球ってすごい!!
▼転生ANIMA:うういずみ
今週も笑わせていただきました。
この寒いのにプールだなんて・・・しかも外だし。
このマンガの今の季節って夏なのかいな。
ウルフはしっぽをどうやって隠すのかと
思ったら・・・なるほど、うまくごまかしたね。
しかしこのマンガで下ネタが出るとは
思っても見なかった(笑)。
小春の弟はおもろいキャラだね。
▼ショー☆バン:原作/森高夕次・作画/松島幸太朗
ここでセンターを抜ければ一応番太郎の
汚名返上にはなるが果たして・・・?
▼七人のナナ:原作/今川泰宏・漫画/国広あづさ
一見純情そうな神近くんも男だったんだねえ。
・・・で、ナナちゃんたちは神近君の何を
見たがっていたのだろう(笑)。
(視線は顔の辺りなんだけど・・・)
▼しゅーまっは:伯林
内容は地味でしたが結構楽しめました。
こたつしゅーまっはは見た目も機能も
普通のこたつと変わりないんですが
スイッチひとつでイッちゃうところが
かわいいです。
藤宮さんはメスでさばくより、スイッチを
ガンガンいじってほしかったです。
▼A.-D.O.G.S.:原案/北嶋博明・漫画/鈴木ダイ
軼狼・・・すごい悲惨な過去持ってんだねアナタ。
というわけで今回は軼狼の過去についてのエピソードです。
・・・で、触れるモノすべての生を拒むという謎の男。
こいつの体っていったいどうなってんだろう。
人間なのか?なんだか現実離れした話になってきたね。
▼虹色ラーメン:馬場民雄
新たなライバル、鳳レイ登場。
生徒会長よりも花が似合いそうな人です。
▼ななか6/17:八神健
う〜ん、17歳七華が人気投票1位かー。
読者のみなさんは大人ですなあ。
俺は1位に稔二を推すが・・・
▼ORANGE:能田達規
ムサシのナイスプレーに触発されて、秘めたる
闘志を少しずつ見せるゴンザレス。
彼は一体どんなプレーを見せてくれるのか。
期待。
▼BMネクタール:藤澤勇希
3バカ、予想通りでしたな。
所詮こうなる運命だったのだよ。
▼悪夢でゴメン!:東篤志
後編。前作のPika☆Pokoスクランブルよりは
おもしろく読めました。
ナツミは自殺をして成仏できなかったペナルティとして
死神と一緒に良太の魂を抜き取ろうとしていたのか。
とんでもない話だね。
まあ最後は死神含めて楽しいエンディングに
なってるので良かったです。
ハッピーエンドとは言えませんけど。
2002年1月9日 「ユーアーマイサン」1巻●芳文社 佐藤ゆうこ |
たけちゃん(2)とその両親、ゆーちゃん(作者)とカズくんの
あったか家族を描いた子育て4コママンガ。
作者の実話談を4コマにしているらしい。
幼児の突然のとんでもない行動や発言は見ていてハラハラするけど、
それと同時に楽しくもある。
このマンガでもたけちゃんの愉快な行動や発言を十分に楽しむことができます。
また、たけちゃんがどんな子供なのかこれを読めば分かってきますよね。
個人的にはとってもかわいい顔をして
はなくそ たべる?
などと言うたけちゃんがとてもお気に入りなんですが
実際こんなこと言われたらいやですね・・・
なかなかおもしろかったです。
子供の行動もこんなふうにおもしろいマンガになるんですね。
2002年1月8日 「吉浦大漁節」●白泉社 たくまる圭 |
某本屋さんで目立つところに置いてあったので
思わず手にとって買ってしまったマンガ。
吉浦という港町が舞台。カジメ(中1)という少年が主人公で、
両親は亡くなり、姉も嫁いで家を出ていってしまったため、
自宅で1人きりで住んでいる。そんなカジメ少年の日常を描いた話。
ホントのホントにただひたすらカジメ少年の日常を描いただけなんです。
親を亡くしたときの寂しさ、人と接したときの暖かさ、
好きな人と別れたときの切なさなんかが丹念に描かれた
作品。
読んでいると、なんかこう、しんみりしてきますね。
そういうマンガが好きな方にはおすすめ。
2002年1月8日 「駐禁ウォーズ!!」2巻●小学館 作/今井亮一・画/ウヒョ助 |
主人公・羽鳥優子は駐禁で強引にレッカー移動させられた件で、
どうして車をすぐに移動できるのにわざわざレッカー移動をする
必要があるのか。さらにレッカー代まで払わなければならないのか。
これらの疑問に納得のいく答えを警察に求めましたが、
最後まで読んでみても警察からのちゃんとした答えは
得られなかったのでありました。
しかしあの稲子原カヲリとかいう婦警はなんじゃありゃあ。
人の上に立って指導できるタイプの人間じゃないぞ。
雨の日に花に水をまく行為が全く無意味であることは
誰にでもわかることではないか。
こんなわかりやすい例えを出しても
「違反は違反」「規則は規則」
↑とまるでバカの一つ覚え何かの合い言葉のようにその言葉を
何回も何回も連発するだけ。すごい女だ。
まあ実際こんな婦警はそうそういないとは思いますが、
こんなのに捕まるのはやだねったらやだねえ。
あと最後まで読んで気がついたのですが
稲子原巡査長(こんなのが巡査長かよ・・・)も署長も
羽鳥の意見に対してまともに答えちゃいないよね。
のらりくらりと人の意見を巧みにかわしてちゃんとした答えを
出してないです。結局話が一歩も進んでいません。
2002年1月7日 「ゲッチューまごころ便」16巻●秋田書店 緋采俊樹 |
20歳の誕生日を迎え、大人の仲間入りをした紅男ですが、
だからといってなんら変わりはなく、いつものように
ドタバタと騒がしい彼を見て楽しんでおります。
我ら甲虫探検隊がおもしろかったです。
夜の自動販売機にぶわっとたかる昆虫たちが
不気味です。誘蛾灯という表現がまたおもしろい。
たとえ人気のあるカブトムシも、いっぱい集まると
ゴキブリに見えなくもないよね。
あと図書館の話とかいろいろ楽しませてもらいました。
2002年1月6日 「+ANIMA」3巻●メディアワークス 迎夏生 |
クーロ達4人の当てのない旅が続きます。
冒険モノのマンガにしてはホッとする内容で
心温まりますな。舞台がファンタジーな世界だけに
おとぎ話のような感覚で読めますです。ハイ。
ハスキーは男だということがわかりました。
ちゃんと素っ裸になってそれを証明してくれました。
肝心のソレは見ることはできませんでしたが。
2002年1月6日 「しゅーまっは」3巻●秋田書店 伯林 |
相変わらず変なしゅーまっはを作っては彩ちゃんを驚かせて
楽しんでるおじいちゃんですが、なんとまあ今度は
メイドさんしゅーまっはの“ゆま”が新キャラとして登場。
美人だけどこいつのやることが尋常じゃなくて・・・
結局、彩ちゃんを困らせるキャラが1人増えただけ。
七夕の短冊に書かれた「しゅーまっは作るのやめてくれます
ように」という願い事は天には届かなかったのでありました。
読み切りの“実録鳥人間コンテスト”はおもしろかった。
しゅーまっはのノリそのまんまじゃん。
2002年1月6日 「ショー☆バン」5巻●秋田書店 原作・森高夕次/作画・松島幸太朗 |
この巻では番太郎は低調。いいとこないですね。
対仙葉戦ではフォアボールの連続で相手に8点も
与えてしまい、それでもマウンドを降りることが
許されない番太郎。見ていてちと辛かったな。
ああ、泣いちゃってるよ、番太郎。
しかし監督の指導のもと番太郎は心身ともに確実に成長していく。
がんばれ番太郎!
・・・ところで番太郎って野球の素質もあるんだろうけど
やっぱ周りの環境にも恵まれてるよね。
あの監督といい、ノブチンの兄といい・・・
涼山中学校に入ったことが彼にとって幸運だったのかな。
2002年1月5日 「ラッシー」2巻(完)●集英社 高橋よしひろ |
えっ?もうおしまい?ずいぶん短い旅ですね・・・
もうちょっとラッシーに冒険させてあげてもよかったのでは???
結局、旅の途中でラッシーが出会った犬はジャーマン(ロク)と
千代丸だけか。
それにしてもあっけない幕切れだった・・・そんだけ(汗)。
2002年1月5日 「並木橋通りアオバ自転車店」4巻●少年画報社 宮尾岳 |
アオバちゃんって自転車の小さな妖精さんみたいだね。
近くにアオバちゃんみたいな子がいたら自転車に対する考え方が
変わっていたかもしれないなー。
・・・なあんて、私は自転車を持っていなかったりして。
お話はホロッとしてしまうものから笑えるものまでいろいろ。
登場キャラクターもいろいろです。
私のお気に入りは「1コイン・チューニング」「真冬のビーチ・クルーザー」
「その角を曲がって」あたりですね。
今まで平凡な暮らしをしてきた人たちがアオバ自転車店の自転車に出会うことで
なにかが変わった、今まで見えてなかったものが見えてきた、
そんな新しい発見がきっとできる。
アオバ自転車店の親子の人柄の良さと自転車へのこだわりが
そんなすばらしい自転車を作り上げるのだな、と思いました。
2002年1月5日 「100万$キッド」3巻●講談社 石垣ゆうき・原案協力/宮崎まさる (文庫本) |
裏ポーカー選手権を終えたひろしは今度は
闇のルーレット大会に出場。
裏の次は闇ですか。
このマンガはだいたいパターンが決まっていますね。
1.最初はひろしがボロ負けする
2.途中で対戦相手のクセやトリックを見抜く
3.最後に大きく賭けてひろしの逆転勝ち
↑このマンガは次の回へのヒキはなく、お話が1話完結系に近いので
試合の時は毎回このパターンであると思っていいでしょう。
まあ、言ってみれば“ワンパターン”ってことだね。
しかしそれでもこのマンガがおもしろいと思うのは、
対戦相手がどんな技を見せてくれるのか?
そしてひろしがどんな返し技を見せるのか?
この2つに期待してしまうんだな。
ワンパターンなんて跳ね返してしまうほどの。
このマンガは週刊少年マガジンに連載されてたみたいだけど
コミックボンボンでもOKだね。もちろんいい意味で。
2002年1月5日 「100万$キッド」2巻●講談社 石垣ゆうき・原案協力/宮崎まさる (文庫本) |
ははは。おもしろいです。まさしく少年漫画のノリです。
いいねー。
裏ポーカー選手権(←裏ポーカー選手権っていうネーミングが
すばらしい)で対戦相手のイカサマを見抜き、怒濤の逆転劇を
見せるひろし。そして勝負に勝ったときには対戦相手に
解説までしてくれる。
対戦相手「なぜ私が負けたのだ?」
ひろし「その秘密はこれさっ!!」
みたいなノリで楽しく解説してくれます。
聞けばそんなことあるわけないじゃーん、とは思いますよ、俺も。
でもそこがいいんですよ。少年漫画らしくて。
実践ではこんなイカサマ使えないし実際ないと思いますよ。
でも、現実にないから楽しめるんですよマンガとして。
あと、ひろしはポーカーの他にブラックジャックとルーレットに挑戦します。
ブラックジャックは最低の勝ち方が見られますよ。
2002年1月4日 「電光石火」6巻(完)●小学館 盛田賢司 |
この作品もよく分からないですね(汗)。
全6巻通して人を斬りまくるという印象だけが残ってしまった。
とにかく主要メンバーがどんどんどんどん斬られ殺され、しまいにゃあ
主人公まで斬られてしまってなんじゃこりゃあ!?ってな感じっすよ。
人殺しすぎですってば。
ハッピーエンドどころかダークな気分になるエンディング。
やりきれませんな。
2002年1月4日 「GTO」22巻●講談社 藤沢とおる |
あれほど男を憎んでいた常盤愛がなんとまああっさりと。
菊池がうまいこと彼女の憎しみを浄化してくれたみたいだね。
吉川のぼると上原杏子のデートの話は良かった。
オタッキーでいじめられっ子の吉川にも得意なものがあって、
それが良い形で上原を喜ばせることになるんです。
嬉しくなっちゃいますね。初期の頃は女子からもいじめられていて
自殺まで考えてた吉川が、ここまで成長しようとはね。
生きてりゃいいことってあるもんですよ。
・・・で、あの大門校長ですがね・・・・・・
完全に鬼塚追放に燃えてるね。なぜよ?
菊池は・・・渋谷が仕掛けた盗聴器、気づくよな?
2002年1月3日 「魁!!クロマティ高校」3巻●講談社 野中英次 |
自分の中ではこのマンガは地味な部類に入るんだが、
地味は地味なりにいい味を出していておもしろい。
メカ沢がバイクになっちゃたっつーのも笑えるんだけど
ぼく的にはマスクド竹之内のマクラ棒が最高でしたね。
こいつにかかればどんなゴワゴワなマクラもモチのような柔らかさに。
これには不良生徒も納得だね。
2002年1月3日 「新鉄拳チンミ」13巻●講談社 前川たけし |
チンミ対ボル将軍戦決着。長かったなあ。
ボル将軍は本当にしぶとく、執念深いヤツだった。
結局ボル将軍は自害してしまったのですが、
まだまだチンミと戦えるぐらいの余力はあったんじゃないかと。
それぐらいボル将軍からすさまじい気迫を感じましたね。
とにもかくにもカナンの町にやっとこさ平和が戻ってなによりです。
カナンの人たちもいい人たちばかりだし。
なんかこうグッと込み上げてくるものがありました。
しかしお話はここで終わりません。オウリン将軍と皇帝が
なにやらチンミに頼み事があるみたい。
また一波乱ありそう。
2002年1月3日 「空の昴」8巻●講談社 本島幸久 |
昴は北海道一の名門校、蒼北学院に行くために
そこでゴルフ受験を受けることになるんだけど
試験の内容がおもしろいんだわこれが。
パー3、パー4、パー5の3つのホールを14打で回れとは
随分甘い試験だなと思ったら、一度使ったクラブは没収だとさ。
しかもコースもものすごいですし。
でもそこはマンガ。こんな試験があるかっ!などと言ってはいけません。
そんな中、昴が機転を利かせたスーパープレーでピンチを
あれよあれよと切り抜ける。
そんな昴を見て、同じコースを回っている人たちも
昴のスーパープレーに惹かれ、実力以上のプレーを
発揮する。いいですねえ。15番の後藤くんはちとピンチですが。
個人的には24番の相沢光くんにがんばってもらいたいです。
あの子好き。なんとなく。
2002年1月1日 「喰わせモン!!」3巻●講談社 寺沢大介 |
海がだんだんいいヤツになってきてます。彼のいい加減な性格は
鳴りをひそめたみたいです。でもそのおかげで読み心地が幾分
良くなったような気がします。
ところで神戸グルメマンの馬利権三はとても笑えるキャラクターですね。
あの権三箸。
吉野杉四方柾目手彫総漆塗下がり藤象嵌細工
↑なんのこっちゃ。
それとうまいものを食したとき、おどけた顔の表情をしてくれるんで
思わず笑っちゃいますね。
旨し!旨し!旨し!!
そう、おいしいものを食べたときは「うまい」の一言でいいのだ。
ちなみにこの巻での海は、カレー料理と中華料理に挑戦してます。