じゃりまん小学校

漫画読書感想文
2002年3月分

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2002年3月度 印象に残ったナイスな作品 一般漫画の部   

◎「あずきちゃん」1〜5巻●講談社 原作・秋元康/木村千歌
◎「週刊少年チャンピオン」2002年16号●秋田書店

  スイートレガシー:瀬口たかひろ
◎「週刊少年チャンピオン」2002年17号●秋田書店
  ナックルボンバー学園:川島よしお
◎「葉弥」3巻●小学館 村川和宏
◎「築地魚河岸三代目」3・4巻●小学館 作/鍋島雅治・画/はしもとみつお
◎「DRAGON SCREW」3巻(完)●秋田書店 井深英記
◎「週刊少年チャンピオン」2002年18号●秋田書店

  UMEBOSHI:森田克俊

今月はこんな感じ。
スイートレガシーは主人公マモルくんの「ボクはおチンチンのはえた
女のコに仕立てあげられてしまったのです」のセリフが忘れられないよ。
葉弥は品川くんのお話がナイスでした。

2002年3月31日 「こむすめざんまい」●学研 北條知佳

作者・北條知佳さんとわがままざんまい、大泣きざんまいの愛娘・ナナちゃん(2)の
子育て奮戦記。

読んでみると平凡でありながら一般家庭の幸せが伝わってきますな。
毎日ナナちゃんがいろいろしでかして大変だけど、
そもそもそれをマンガのネタにすることができるのだから
それだけで安心できるし微笑ましく読めます。
子どもって成長すると親も感動するのね。

それにしても自分と娘は可愛く描いてあるのに
ダンナさんが全然かっこよく描かれてなくてかわいそうですなあ。
もうちっとかっこよくは描けなかったのか?

全体的におもしろかったけど欲を言えば弟・ボンが誕生してからのお話も
描いて欲しかった。続編希望。


ところでちょっと子育てマンガに疑問があるんだけど
自分の子供をネタにしたマンガを実際その子供が読んでみて
恥ずかしくは感じないのだろうか?

もしぼくが子育てマンガ・「ママぽよ」のヒョウガくんの立場だったら
絶対単行本回収を訴えますけど。

2002年3月30日 「子どもたち!」1巻●講談社 曽根富美子

児童養護施設で懸命に生きる子どもたちと先生を描いたマンガ。
舞台は児童養護施設“光学園”。
本作品では親の暴力で心に深い傷を負った
子どもたちを主にピックアップしている。

最初はとっつきにくく、且つテンポも悪く、読みにくかったのですが
読んでいくにつれてだんだん読みやすくなり、このマンガの世界観が
見えてきたような気がしました。

光学園の諸星園長が子どもたちに愛情を惜しみなく注いでいるのがよく分かる。
また、子どもだけでなく暴力を振るった親にもカウンセリングの場を設け、
真摯な態度で聞いてあげる。
そうして親と子、お互い心が打ち解け、一緒に暮らせるようになるまで
時間は長くかかるのだということも理屈抜きでよく分かる。

このマンガに対するまじめな取り組みがひしひしと伝わってくる作品。
児童養護施設の実状をまじめに知りたいあなたに。

2002年3月29日 「たんぽぽ保育園カンタマン」●集英社 萩岩睦美

徹底的な教育方針、そして異常なまでに規律と礼儀を重んじる
たんぽぽ保育園に見習い男性保育士、北條幹太(ほうじょうかんた)が
やってきた。

たんぽぽ保育園は副園長先生を筆頭に
園児達に無理矢理勉強や躾をさせ、
園児達はやや怯えながら保育園生活を送っている。
その躾の最たるは園歌斉唱。これには私も驚いた。

とうさんかあさんほぼさんのー♪
いいつけしっかりまもりますー♪
(中略)
いーつかなるよーなんでーもできるー♪
えーらいひとー♪


保育園の規則を歌詞にしてまで園児達を縛り付けるのか!?
幹太先生じゃなくても呆れますなこれは。

幹太先生はこりゃいかんとたんぽぽ保育園の教育方針を曲げて
園児達たちと一緒に泥遊びしたりちょっと遠くの林まで散歩に行ったり。
子供達をのびのびと遊ばせ、自然とのふれあいの大切さを教える方針をとります。
幹太先生には幹太先生のポリシーがあるみたいだね。
そんな彼に子供達も惹きつけられ、いつの間にか“カンタマン”という
ニックネームまでついてしまいました。

実際にはそう簡単に保育園の教育方針なんて変えられるはずはないのですが
妙にリアリティがあるのはなぜだろう。やっぱ、あやかちゃんの存在かな。
泣いてばかりのあやかちゃんが幹太先生と出会ってからすっげー
積極的で明るい子になった。こうなったらいいな、という理想の保育園の図やね。

でも光があれば陰もあって幹太先生の活躍を見て
複雑な心境の立場に置かれているのが吉野梨香子先生。
吉野先生は両親と暮らしているのだが30歳で未婚であるため、
親からいろいろと言われ、家庭の事情はあまり良くなさそうだ。
保育園と家庭のストレス両方たまって大爆発しなきゃいいけど。

このマンガって2巻出るのね。単巻かと思ってたのに。ならちゃんと単行本に
「1」を載せましょうね。

全体的におもしろかったので次巻も出たら買います。

読み切りの「あかり」もおもしろかった。
スリで生計を立ててる男がひょんとしたことから
女の子をさらってしまい、一緒に暮らすことになるというお話。
うまくできたエンディングだ。

2002年3月28日 「週刊少年チャンピオン」2002年18号●秋田書店

あ〜あ、ついに次号より高橋陽一氏の「ハングリーハート」が
再開されるのかあ。はっきり言ってあんまり期待してない。
それよりも森田克俊氏や平川哲弘氏のような若手の新人に
掲載の場を与えてやって欲しいんだけどなあ。
今回のこの2人の読み切り作品は良かったと思うよ。

あと前に「ノボルのバカヤロウ!」の感想で
丸山洋氏の描く女性キャラはヘッポコと書いてしまったが
フレッシュまんが賞4月期大募集のページに描かれていた
丸山洋氏の女の子のイラストはかわいかった。
・・・というわけで「ヘッポコ」と書いたことを撤回させていただきます。

▼ショー☆バン:原作/森高夕次・作画/松島幸太朗
いやーおもしろかったー!
番太郎の父ちゃんと弟の応援がすごくイイ!!
あの応援のせいで番太郎のプライドはズタズタに
されてしまったみたいなんですけど
試合は勝ったんだから問題なし!
まあ、番太郎からすれば恥ずかしかったんだろうけどね。

偵察していた次の対戦相手にも番太郎の真の実力を
見せずに済んで良かったんじゃないの?

ところで番太郎は試合中楠瀬に対して
「試合に出て『試合勘』を養ってもらわないと」とは
どういうことなんでしょう。
キミはいつからそんなにエラくなったのだね?

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
ずっとタクシーの運転席から見たアングルのまま
話が進行していくのかと思ったらそうではなかった。

それにしてもドア一つ、門一つでなにやら大変なことになってますね。
順子さん、門の外の笛が取れないって・・・

犬ですかあなたは。

笛を縦にすれば取れるだろう。
門を作った本人が馬鹿門でどうすんのよ。

▼ORANGE:能田達規
ムサシ絶不調。
美菓ちゃんが言ったことを気にしてんのかな〜。
ムサシが一生懸命なのはよく分かるのだが。

南予市長はその体格・性格にピッタリな苗字だな。

▼フルアヘッド!ココ:米原秀幸
そういえばミガルって最初は自分自身が
消えてしまいたいなんて思っていたんですよね。
この世はつまらないなんて。
そんなミガルに派手な人生を与えてくれたバーツ。
バーツに感謝している時のミガルの顔の表情がいい。

▼BMネクタール:藤澤勇希
BMは塩に弱いのね。了解。

▼虹色ラーメン:馬場民雄
今度は忍者ですか。おもしろいなあ。
前には鶴の恩返しがあったし日本らしくていいじゃないか。
とにかく表紙が印象的。

地元大会を盛り上げる演出計画のため
太陽と金森のラーメン対決は開始時間を少し遅らせることとなった。
・・・で、いざ大会が始まってみると今のところはラーメンとは
無関係の演出ばかり・・・

ホント、どんなラーメンを作るんでしょうね金森は。
見当がつかん。

金森は完全に忍者になりきってるなあ。
誰だよ、風車の矢文なんて投げてるヤツは。

▼UMEBOSHI:森田克俊
前後編の読み切り。
前に「わんダフルDAY」を描いてた人の作品。

梅星錦哉(うめぼしきんや)いう男子高校生が主人公のボクシングマンガ。
最新設備のある立花学園高校ボクシング部に特別編入としてやってきた
梅星くんであったが、最初は誰でも3軍入りというやり方に納得がいかず、
1軍の選手にいきなり試合を申し込むのであった。

熱血というよりはコメディっぽい感じがしたけどおもしろかったです。
どこか絵がほのぼのしてるのよね。
自分としてはその方が好みなので嬉しいけど。

今のところ梅星くんの実力は、2軍で一番強い選手をあっさり
ノックアウトしてしまうほどの強さだ。

彼の根性は十分に見て取れた。後編はどうなるのだろう。期待。

2年生の山田マモルくんがかわいいです。
高校生どころか小学生みたいな山田くんの
実力のほどは?

▼WARP アンカーエクスプレス:平川哲弘
こちらも読み切り。
前に「サイクルエクスプレス」を描いてた人の作品。

前作と同じ、自転車便マンガですね。
涼介という学生が主人公で、父や姉と一緒に
アンカーエクスプレス“WARP”という自転車便を
運営している。

時間厳守が社訓であるために自転車で信号無視や
自動車破損などの大騒動を巻き起こす。
当然、警察沙汰にもなってしまい、
最後には警察やパトカーと鬼ごっこ。
TRAFFICKERのチューチュー急便を彷彿とさせるなあ。

まあそこそこにおもしろかった。

▼フジケン:小沢としお
さらば豊樹・・・って
まさか豊樹をこのマンガから始末したわけでは
あるまいな?

▼七人のナナ:原作/今川泰宏・漫画/国広あづさ
生活指導の先生、そんなしょーもないコスプレに
寸評せんでもええです。

▼A.-D.O.G.S.:原案/北嶋博明・漫画/鈴木ダイ
空を飛ぶヘリコプターを強引に叩き落とす男が
すごかったな。

▼ななか6/17:八神健
雨宮は外国へ行っちゃったし
17歳七華も最後の手段とか言ってるし
こりゃあますます最終回の予感が。

2002年3月28日 「DRAGON SCREW」3巻(完)●秋田書店 井深英記

これにて完結・・・って完結してないでしょ。
このマンガのようにおもしろい作品が
ラストまでキチンと描ききれてないうちに
終わらされてしまっていることが最近多くて私は悲しい。

今までどんな苦境に立たされても笑顔でダンスを披露してくれた竜人。
派手な動きも加わって読者のぼくに竜人のダンス好き、ダンスの楽しさが
ビンビン伝わってきた。
しかし太ももに傷を負ってからは竜人の泣き顔も見られ、
今度は逆に痛々しさが直に伝わって辛かったな。
でもそれは竜人というキャラクターがちゃんと生きてるってことなので
それはそれですばらしいことです。

このマンガを一貫して読んでみると竜人は本当に
ストリートダンスを踊るためだけに生まれてきたのだと
思ってしまうくらい夢中でダンスを踊ってましたよね。
しかも楽しそうに踊ってたし観客も竜人のダンスに引き込まれてた。
ホント、読んでて楽しかったです。

他に井深センセはどんなマンガが描けるのかなと思っていたら
読み切りの「TAKURO!」が掲載されてた。
やはりおもしろかったです。
基本的に井深センセの描く主人公って音を上げないのですね。
そこが魅力。

これなら次回作も大いに期待できるでしょう。

2002年3月27日 「浦安鉄筋家族」30巻●秋田書店 浜岡賢次

30巻続いたこのマンガも本誌ではすでに終わってしまっている。
・・・が、「元祖!浦安鉄筋家族」という続編が今連載中なので
小鉄の疲れ知らずパワーはまだまだ続きます。

▽435発目“内粉”
遊びすぎでヒザの調子がおかしくなってしまった小鉄。
小鉄って1日中動き回ってるから無理もないよ。
でもレントゲン写真を撮られて医者に忠告されても
当の本人はいつも通り走り回り、ヒザを酷使していくのであった。

小鉄は力一杯動き回ることが生きている証なので
体がぶっこわれても遊び続けるでしょう。

▽436発目“ドンチャン・ピラピラー♪”
写真に、木の上に首を吊った男性の霊が。
でも実は木の手入れをしているただのオッサンだったのには笑った。

▽437発目“マイ・クラブ”
何度かあった水不足ネタですが今回は良かったじゃん。
雨を降らす方法が見つけられて。

▽438発目“ドイツオチ”
カブトムシをクワガタだけでなくいろんなものと戦わせるという内容。
実際いろいろな生き物と戦わせたらおもしろそうだね。

▽439発目“ヒザは平気”
小鉄のフライング登校せいで登校日が1日早まってしまった。
まあ理由はどうあれ早く学校に行きたくてしょうがないのは
いいことじゃないかな?

▽440発目“新・卵争”
確かに卵6個2円は安いが学校抜け出してまで
魅力的なもんなんでしょうかね子供達にとって。

▽441発目“マルバム”
小鉄の母・順子が裕太の不気味な人形と格闘。
納豆の糸が人形と順子の体にからみつき、順子が動く度に
人形が操られ、襲われてしまう展開に爆笑。確かにバケモンだ〜。

▽442発目“ヒガンテ”
小鉄は湿布薬のニオイが好きらしいです。
まあ心理として嗅いでみたくはなるよね。

▽443発目“無事で良かった”
おじいちゃんと孫が遊ぶという微笑ましい情景を
根本から覆す内容。
孫を抱いてその重さに苦しがる金鉄じいさんに爆笑。

▽444発目“新・手っちゃん/リベンジ”
小鉄のハナクソが主の元を離れ、旅をし、
再び小鉄の鼻の中に帰還するという内容。

きたねーなー!

自分のハナクソがこんなんだったらヤダ。

▽445発目“いまじん”
日本一おもしろくない男、坂上欽一再び。
小鉄たちにとってはおもしろくなくても
ぼくにとってはとても味のあるステキなキャラなのです。
たまに出てくれると嬉しいね。

▽446発目“先生、またやってしまいました・・・”
範馬勇次郎・女バージョン再び。
花園の母ちゃんに調理器具はいらないようです。
水に濡らした生米を20分間握ってご飯作っとるし。

▽447発目“肉唄”
フグオの4種類のランドセルがおもしろかった。
勉強用はもちろん分かるが、アイス用、ジュース用、
早弁用ってなんやねん!!

でもそれらのランドセルが全て活躍することなく
終わってしまったのは残念。

▽448発目“本の話”
ペダルを踏むとフタが開くゴミ箱を買った仁親子ですが、
そもそもゴミをも無駄にしないこの一家にゴミ箱は不要なのでは・・・?

2002年3月27日 「ネコの王」2巻●小学館 小野敏洋

“ネコの王”となった修は今まではネコの雑用ばかりで
王と言っても大したことはなかった。
これからもそんなのほほんとした展開が続くのかなーと思いきや
ネコを食らうケルベロス退治は雑用レベルでは済まされない
戦いだった。

修がネコ達のためにケルベロス退治に一肌脱いであげたのが良かったかな。
ネコ達と一緒に野宿する修を見てるとネコと人間の壁が
このマンガの世界では無いに等しいことがよく分かる。

最後に修も言っていたけどなんで生き物は生き物を食うのでしょうね・・・
これって実は俺が普段から考えてることなのよね。
まあだからといって肉を食うのをやめるつもりはないけどね。

あとやたらと女子小学生のシリのどアップが目立ったんですが
なんのつもりなんでしょーね?
あーこれがロリマンガってヤツなの?
俺には良くわかんねーや。

俺は女子小学生のシリより修の方が好きだし。

猫女神様は・・・俺の中ではキャラが全然立ってないです。
せっかくの巨乳もマヌケなマスクで台無し。

古麻子ちゃんはあいかわらず修くん一筋なのがGOOD。

2002年3月26日 「うえきの法則」2巻●小学館 福地翼  

100人の神候補の中から1つしかない“神の座”をめざして
バトルするというサバイバル的な展開が「金色のガッシュ!」に
似ているような気がするし、
主人公・植木くんの性格は前にも書いたけど「シャーマンキング」の
葉くんに似ているような気がするし、
“才”に至っては「花さか天使テンテンくん」のサイダネを
思い出してしまう。

でも決してパクリというわけではなく、このマンガ独自の
世界観はあると思います。植木くんは一見ぼーっとしてるけど
前向きに生きているみたいだし個性的なキャラだと思う。
彼を中心に読んでみればこのマンガの世界観が見えてくるんじゃないかな。

ただ、ゴミを植物に変える能力をバトルのためだけに
使うのはなんかもったいないなと思うのです。
バトル以外にもなにかおもしろいことに使えそうなんだけどなあ。
意外性が欲しいところ。

あと特殊能力を使って人を傷つけてしまうと自分の才能が
1つ減ってしまうということだったが、同じ特殊能力を持つ敵を
倒すと、新たな才能を1つ手にすることができるという設定は
おもしろいなと思いました。

今後の植木くんの行動にチェックだね。

2002年3月25日 「築地魚河岸三代目」4巻●小学館 作/鍋島雅治・画/はしもとみつお

やー、魚河岸だけあっていろんな魚やエビなどが出てきて
どれもうまそうだ。ホントうまそうに食うよなあ旬太郎。

安くて贅沢気分を味わえるお総菜はないものかと
スーパーの店長から依頼された旬太郎。
エビフライも良かったけど、やっぱり印象に残ったのは
ハモのつけ焼きですね。

ハモって関東では本当になじみのない魚なんですよね。
たまにスーパーで見かけることはあるけれど
すでに調理されており量も少ない。

俺は神奈川県民だけどこのマンガに掲載されてた
ハモのつけ焼きはうまそうだったけどなー。
関東じゃだめなのか?

関東のスーパーに置かれたハモのつけ焼きは
全く売れなかった。
しかし関西出身と思われる若者3人がやってきて
ハモのつけ焼きを見て大いに喜んでた。

関西の人にとってハモは懐かしい故郷の味なんだなあ・・・
と思わせます。

うーん、おもしろかったなあ。

2002年3月24日 「交通被告人前へ!!」下巻●小学館 作/今井亮一・画/ウヒョ助 

続いて下巻。
読んでみても正式裁判って何のための裁判なのかさっぱり分からんね、
ということが分かった。
被告人となった千葉をハナから相手にしない(バカにしてる)
検察官の態度がとてもイヤらしかったですね。
被告人の訴えを無にする裁判がまかりとおってしまう
今の交通裁判って・・・

あとこのマンガに出てくる検察官、裁判官、証人らがなんだか楽しそうに
裁判を執り行っていたのが印象的でした。
そんな中、若い女性弁護士・若宮五月が千葉のために
エービスについてまじめに取り組んでいたのが良かった。
初めはいい加減な人に見えたので心配したのですが。

ノルマ達成のための取り締まりがほとんどであるというのは
ドライバーの皆さんならとっくに分かってることなのでその辺は敢えて
言わないけど、警察官は青キップや赤キップを切るという行為が
どんなものであるか、ドライバーにどんなことをさせることになるのかを
これを読んで考えてもらいたいですね。

青キップに反則金の金額を殴り書きで書くほど
交通違反の取り締まりは気軽なものではないのです。
っつーかノルマ制度そのものがおかしいんだよねやっぱ。

2002年3月24日 「交通被告人前へ!!」上巻●小学館 作/今井亮一・画/ウヒョ助 

「駐禁ウォーズ!!」がなかなかおもしろかったので
その前作であるこのマンガを上下巻合わせて買ってみた。
「駐禁ウォーズ!!」のテーマが駐車違反になっているのに対し、
こちらはスピード違反重視の内容。
どちらもドライバーが思わずしてしまいそうな(させられてしまいそうな)
違反にスポットを当ててますな。

主人公の千葉浩二(大学4年生)が深夜運転中に
無人式自動取り締まり機「エービス」に引っかかってしまい、
超過速度60キロで免停をくらってしまう。
自分はそんなにスピードは出していないと正式裁判を
申し立てる千葉であった。

こんな交通違反の実態を描いたマンガがあってもいいと思います。
裁判についての云々も分かりやすかったし。(特に略式裁判について)
ところで無人式自動取り締まり機って信頼性あるのかな〜。

警察関係者が完全に悪役になってます。
いくら無頼派交通ジャーナリストの今井亮一氏が
警察官や取り締まりを憎むのは筋違いだとか言っても
こんだけ警察官らをあくどく描いてしまっては
あまり説得力がないかも。

2002年3月23日 「築地魚河岸三代目」3巻●小学館 作/鍋島雅治・画/はしもとみつお

今回は日本の魚事情や魚河岸全体の厳しさを
真正面から捉えていた話が多かったような気がする。

旬太郎はまだまだシロウトまるだしですが
これらの厳しい現実にぶつかっても、
持ち前の挑戦心=舌の記憶力で真剣に取り組み
貴重な経験を得ていく。

魚河岸には来る人来る人それぞれに
いろんな人生があって、それがどんなに辛いものであっても
希望や前向きな目的を持って魚河岸にやって来てるのだと。
そんな風に思いました。

回転寿司の存在が昔ながらの江戸前の寿司屋を
崖っぷちに追いやってるとはなあ。
俺も恥ずかしながら江戸前の寿司屋よりも
回転寿司を選んじゃうよ。安い云々いうよりも
気軽で入りやすいもんね。

まあ本当の旨い寿司を食べたいのであれば
江戸前風寿司屋の方なんでしょうけど・・・

拓也くんは似合わないタキシード姿はまだいいとして
その髪型はヤメレ。

2002年3月22日 「葉弥」3巻●小学館 村川和宏

葉弥の旧友・川合と玄五郎のハヤ釣り対決や
川の水が地下を通って別の場所からまた流れ出す
伏流水のしくみ、そしてニホンカワウソの川太郎と
四万十川を舞台にいろんなお話が盛り込まれています。
まあいろいろあるけど共通点はこの魅力いっぱいの
四万十川をこれからも守っていこうってことなんだろうね。

川太郎が実在したのかしないのかはっきりしないような
終わらせ方がまたいいですね。
人前に姿を見せることはなかったけどその痕跡ぐらいは
残してくれるだろうからね。それを見れば沙耶ちゃんたちに
ニホンカワウソがいるんだという希望も持たせられるし。

あとは葉弥の小学生時代のエピソード、
転校生の品川くんの話が良かったかな。
意地っ張りの品川くんがクラスメイト全員敵に回して
葉弥と釣り勝負をするのですが負けてしまい、
みんなに嫌われてしまうのですが、
転校前日にクラスメイトたちと釣りができて良かったことや
四万十が大好きなことを父親や先生に打ち明ける場面は
ちょっと泣けました。それを知った川合も感動の涙。

四万十川の子供達って爽やかで素直な子ばかりなんだな、
と思いました。


紅式部を賭けた葉弥と瑞樹の女同士の釣り対決は
瑞樹が自分の髪の毛を釣り糸に使うという奇抜な釣りに驚き!
葉弥ピンチ!

2002年3月21日 「フジケン」19巻●秋田書店 小沢としお

フジケンとマーチンのタイマンバトル。
マーチンは殴られてもほとんど無表情だし
タフで腕っ節も強いので、すげー冷酷なヤツだと
思ったけどそうでもなかったね。
フジケンとのタイマンバトルが終わった後、
マーチンの本当の姿が見られたような気がする。
彼も普通の人間なのだと。

あとは最終ページまでフジケンの日常ギャグが
だらだらと。どれもこれもおもしろかったです。

2002年3月21日 「虹色ラーメン」4巻●秋田書店 馬場民雄

表紙がいいですね。
東雲高ラーメン部のオリジナルラーメンであり、
且つこれからも更なる美味を発展させてゆくであろう“三色ラーメン”。
表紙では東雲高ラーメン部員が三色ラーメンを作る際の
それぞれの役割分担が一目でわかるようになってます。

ひかりちゃんが菜箸でつまんでるのは太陽と一緒に作った三色ナルト。
スープ開発は長谷川くん。そして麺を伸ばすは赤城くん。
長く伸びた麺からは美しい虹が見えている。

三色ラーメンはこのマンガではまさに“ラーメンの中の主役”と
いった感じで、この巻でも三色ラーメンの活躍ぶり、
成長ぶりを存分に味わえるぞ!じゅるっ、食いてー!!

で、その三色ラーメンは今回は文化祭と料理対決番組で大活躍!
女性も思わず豪快にズルズルすすってしまうほどのうまさだ!!
ますます食いてー!!

三色ラーメンは太陽だけでなくラーメン部員みんなで作った
ラーメン部のラーメンだから誰にも負けて欲しくはないし
太陽だけでなくラーメン部員みんなを応援したくなります。
三色ラーメンを1回出しただけで終わりにしないのがミソですな。

狂牛病はよくよく考えれば過去のかいわれ大根(O−157)と
同じような騒ぎなんですね。
今、かいわれ大根を恐れている人はいるのだろうか?
牛肉はどうなんだろうか?
牛そのものは安全なんだろうけど、今は狂牛病とは別の問題で
牛肉が食べにくくなってるからなあ。

2002年3月20日 「週刊少年チャンピオン」2002年17号●秋田書店

フルアヘッド!ココの米原秀幸先生のサイン会が
ゲーマーズ立川店で開催されるんだと。

続・元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
新連載・・・って言っていいのかなこれは。
このマンガの説明はもう不要でしょう。

“元祖”がついたことで変わったところは
◎小鉄たちが小学3年生になったこと。
◎話数表示の1発目・2発目が1固め・2固めになっていること。
◎仁が小鉄と同じクラスになり花子は他クラスになったこと。
◎担任が奈々子先生になったこと。

・・・ってほとんどキャラ変わってないじゃん。
新しいクラス、新しい担任。
確かに言われてみればそうだけどさあ。
なんか・・・ねぇ。騙された気分。

でもまあノブがいてくれて良かったです。
ノブって影薄かったから消されてしまうと思ったんだけどね。
一安心です。小鉄たちのまとめ役として彼は必要。

・・・というわけでこれからもいつものように
楽しませてもらうとしましょう。
真新しさはなかったけど、心機一転って感じはしたからね。
期待はしておきますよ。

▼屋台シェフ里一郎:橋本俊二
今回で最終話。
ここへきてやっと一郎がオムライスを順番に並べた秘密が
明かされました。大方予想通りでしたが、一人一人、性別や
年齢によって別の材料を入れるというのは思い浮かばなかったなあ。
ただ、同じ材料の範囲でご飯やタレの量を微妙に変える程度だと思ってた。

「味分け」は料理人として素晴らしい心遣いだとは思うけど
これ実際のレストランでは能率悪くてやってられないだろうね。
屋台だからこそ成せる技。

内容はオーソドックスな料理マンガでしたがなかなか楽しめました。
単行本出たら買ってもいいね。

▼ナックルボンバー学園:川島よしお
チンコネタ多し。どれもおもしろい。
それ以外のネタもおもしろい。
ぼく的にハズレの無い最高の回だった。

鷹が「何番だっけ?」なんて言うか!!

▼バキ:板垣恵介
なんだよジャック邪魔すんなよ。
せっかく烈海王がドイルにとどめを刺すところだったのに。
またおあずけ。

▼ショー☆バン:原作/森高夕次・作画/松島幸太朗
まーたいいところで終わってるじゃんか。
楠瀬以降、打ちに打ちまくって気がつけば10対5。
涼山中絶好調!
でも見せ場はやっぱり番太郎くんですね。
この流れを止めることができるか?
この流れを維持することができるか?

▼スイートレガシー:瀬口たかひろ
前後編の後編。
少しは洋菓子マンガらしくなったような気がします。

ヨシノちゃんがおもしろかった。
見てくれは悪くても味は一級品のケーキ(?)を作ってしまう
ノーテンキな女の子です。

今回はこのヨシノちゃんがとても目立っていたせいで
おチンチンの生えた女の子・・・じゃなくて主人公マモルはあんまり
目立ってませんでしたね・・・

全体的にそこそこレベルで楽しめました。
ヨシノちゃんイチゴ味の納豆って・・・
ゲテモノの類だよそれは。

▼ORANGE:能田達規
ついに美菓はマリ子の言っていたことをムサシに切り出しました。
「オレより5千万の方が大切なのか」
そうきましたか・・・
なかなか考えさせられる1コマです。

1コマといえばまるまる1ページ使って
唖然呆然姿のムサシが描かれてましたが
いいですね、アレ。心地よい脱力感だ。
その後の試合は大変なことになってますけど・・・

最近このマンガおもしろい。

▼フルアヘッド!ココ:米原秀幸
ハルク復活!死んでしまったと思ったのに。
しかも復活早々カマラから旦那になる男だと
告白されてしまうとは・・・
ダブルで嬉しい。
頼むからカマラ死ぬんじゃねえぞ。

▼虹色ラーメン:馬場民雄
今度の舞台は飛騨高山ですか。そこの対戦相手・金森長近は
ひとクセありそうなキャラですね。
髪なんか縛っちゃって・・・
目つきもあやしい。

でもこいつのラーメンは最初はあんまりおいしそうなラーメンが
見られなかったので、すごい選手とは思えないのよね。
それだけにどんなラーメンを作るのか気にはなるね。

太陽も金森の作ったラーメンがまずいからといって
対戦相手をなめてないで気を引き締めて欲しいのだが。

▼七人のナナ:原作/今川泰宏・漫画/国広あづさ
無意味な7番勝負やってるな〜。
なんなんだよ、ピッキング勝負ってのは・・・

俺としては「神近くうん♪」とか言いながら
ナナ達が神近くんを追いかけてる場面が一番おもしろいんだけどな。

それにしても月枝は黒ヒョウとキスしたときにできたキズが
シールだったとはねえ・・・
神近くんのためとはいえ幼稚な考えが幼すぎ。

▼フジケン:小沢としお
こちらもフジケンが幼いね〜なんて気分で読んでたら
豊樹が学校やめてフランスですと?

そういえばここんとこ豊樹は目立ってなかったから
ここらへんで豊樹を盛り上げる話があってもいいかも
しれないね。

▼A.-D.O.G.S.:原案/北嶋博明・漫画/鈴木ダイ
ニシキのテレ番予定表、なかなか笑わせてくれますね。
棺桶から墓場までって・・・似たようなもんじゃねえか(笑)。

・・・いや、街の人を恐怖にどん底に陥れるには
十分すぎますね。

▼しゅーまっは:伯林
今週おもしろかった。春一番三兄弟の意味のない
やりとりが好きだなあ。
しかし、ゆまさんはそんな三兄弟を無情にも料理の材料に
してしまうのだった。
最後にはゴミ袋に捨てられ、あわれな三兄弟でした。

▼ななか6/17:八神健
6歳ななかが成長するといずれは17歳七華とダブってしまうんだな。
6歳ななかが消えてしまうのはやっぱりやだな。
雨宮もどうなっちゃうんだろうね。
稔二の立場はどうなる?

▼BMネクタール:藤澤勇希
扉絵で登場キャラの自己紹介。
シンゴくんいないけど。
自己紹介カードの性別欄に
完は「♂」、幡場は「漢」と書いてあるのが
らしくていい。

ミドくん見違えるほどたくましくなった。
左目は大丈夫なのか?

2002年3月18日 「迷探偵史郎シリーズ」9巻(完)●秋田書店 芹沢直樹

今まで「お姉す〜ん」などと言いながらも
キッチリ仕事をこなしてきた史郎にも挫折するときが
やってきました。
あのあゆみの無残な姿といったら・・・
依頼人をほったらかして先走りした結果がこれだった。

女性キャラをここまでボコボコにするとはね。
かなり衝撃的でした。

さすがの史郎もこれには大ショックだったようですが、
途中で仲間の励ましもあってやっぱり最後には
仕事をビシッと終わらせてくれました。

このマンガ、この巻で最終です。
推理モノではない探偵コメディとして
楽しませてもらいました。
今までありそうでなかったよね。
こういうマンガ。

史郎の「俺は玲子一になりたいんだ」のセリフが
とてもキマっててかっこよかったです。

2002年3月18日 「キーチ!!」1巻●小学館 新井英樹

染谷輝一(そめやきいち)、通称キーチというわがままな3歳児が主人公。
自然体ですごい3歳児を描いたマンガらしいけど、
すみません。つまらなかったです。
なんか最近こんなのが多いなあ。
ネット上で話題になっていたり評判のいいマンガが
私には合わなかったりすることが最近多いです。
残念な限り。

とにかくキーチという子供が好きになれないんですよ。
わがままで園児を殴ってばっかりで先生や大人に
迷惑をかけまくって・・・
こんなのが人間の生き様なんでしょうか。
それ以前にひねくれてるにしても全然3歳児らしくない。

お話もどんな内容であろうとキーチのわがままっぷりが
前面に出ていますので、全部同じに見えてしまうのも×ですね。
っつーか訳分からないです。

ファンの方にはすみませんが2巻以降は買わないでしょう。

2002年3月15日 「週刊少年チャンピオン」2002年16号●秋田書店

ついに次号より、「元祖!浦安鉄筋家族」が始まる。
新しいクラス。新しい担任。この言葉に期待していいのか?
次週予告を見る限りではいつもと同じメンバーじゃん、
という気持ちが拭えないんですけど。

▼ORANGE:能田達規
今週は2本掲載。

ムサシの誕生日回想シーンを読んでると、
きっかけは単純であってもムサシが約束にこだわる理由が
とてもよく分かる。根は優しいんだよね。

ムサシはオレンジにいるべきではない?
それはムサシ自身が決めること。
ムサシは何を言われようとも南予オレンジには居続けるだろうけど
美菓ちゃんがマリ子の言っていた話を
切り出したとき、ムサシがどう答えるのかが見物。

▼スイートレガシー:瀬口たかひろ
前後編による読み切り。作者は前に週チャンで菊之助を
描いていた人。

お話は、一流のお菓子職人をめざすために主人公・マモルくんが女装して
女子専門校である不動洋菓子学校に通うというもの。

出だしから主人公のマモルくんが、「なんとボクはおチンチンのはえた
女のコに仕立てあげられてしまったのです!!」
と、なかなか
インパクトのあるセリフでスタートしてます。
普通の男のコはこんなこと言わないし、女装してまで洋菓子学校に
通おうなんて思わない。
マモルくんはまさにショタコンの方のための空想・妄想の中にだけ存在する
キャラクターと言えよう。

だって「おチンチンのはえた女のコ」なんて言うよりは、「女の格好に」って
普通に言えばいいじゃんか。こういう言い回しがある種のキャラ萌えファンの
妄想を促す。

パティシエという単語が出てきますがあんまり関係ないね・・・

▼しゅーまっは:伯林
「ちんちんかも」って言えんのか彩は。
なまじ照れるからいかんのだ。
おじいちゃんにからかわれる原因にもなる。
でもまあそこがこのマンガの笑える要素の1つにも
なってるわけだけど。

▼ショー☆バン:原作/森高夕次・作画/松島幸太朗
楠瀬くん、ヤッタネ!!
7対5と涼山中が逆転したのはいいけど
あまり調子の良くない番太郎が
また何か見せ場を作ってくれるのかな?
(いい意味でも悪い意味でも)

▼浦安鉄筋家族:浜岡賢次
一目で梅宮辰夫だとわかってしまうところがスゴイね。

ラストの太った小鉄たちがとても子供らしく見えた。
みんなおなかがポッチャリしてて笑顔なので
却って健康優良児に見えるね。

▼屋台シェフ里一郎:橋本俊二
“自分の舌にウソはつけない”
これは料理評論家の宿命だ。
もちろん山本女史も例外ではないでしょう。
彼女が敵の作った料理でも、それを食って美味いと感じたら
素直に「美味しい」と言えるタイプの人であることを
祈ってるよ。

さて、今週もオムライスを順番に並べた秘密は
出てなかったな〜。まさか忘れてはいないだろうな作者は。

▼ナックルボンバー学園:川島よしお
化学部の挑戦はいくらなんでもナニをおっきくして
試験管やビーカーを割るのは無理があるだろう。
あれって意外に弾力があるから。

▼BMネクタール:藤澤勇希
舞台は変わって完が収容所から脱出する話になってる。
香ノ宮の腕は大丈夫なのかな。
幡場も加わってこれからどんな展開が
繰り広げられるのか期待。

▼ノボルのバカヤロウ!:丸山洋
最終回はものすごい締めくくりだ。

さぁ先生(ぼくを)
お召し上がり下さいませ

どうやって?

まあ悪くはない作品だった。

▼フジケン:小沢としお
マコトはケーキのイチゴがない場合、
代わりにウメボシを乗せるという。
その発想がスゴイデス。

なんでそうなるかな〜。
そんなケーキ美味しいはずないのに。

自分で食ってみたか?マコトよ。

▼七人のナナ:原作/今川泰宏・漫画/国広あづさ
神近くんの下の名前が勇一であることが判明。

神近くんは転校生の萱野月枝に奴隷のような態度を
とっているのでなんでかな〜と思っていたら

バカらしい。

黒ヒョウとキス?なんでそんなバカみたいな
罰ゲームを泣いて神近くんに懇願するかなあ。

なんかこのマンガの女性キャラはバカばっかり(笑)。

▼虹色ラーメン:馬場民雄
鳳レイに負けてしまった太陽。
でも次の戦いに期待が持てる負け方だったのが
良かったかなあ。

主人公・榊太陽が勝っても負けてもおもしろい。
そういうお話の持って行き方しています。

▼A.-D.O.G.S.:原案/北嶋博明・漫画/鈴木ダイ
三振でアウトという軼狼のセリフが良い。

コーンは三振でアウトになってしまい、
狂った軼狼の手によってただの肉片に。
どれがどの部分なのかよーわからん(笑)。

▼ななか6/17:八神健
ドラマCD化決定!!ななかの声は誰がやるんでしょ?

お話はまた最終回のにおいを漂わせるような内容で
一抹の不安が。

2002年3月13日 「ONE PIECE」22巻●集英社 尾田栄一郎

お話はルフィVSクロコダイル戦と、時計台からの爆破阻止の
2つに絞られましたね。

ルフィとクロコダイルの激しいバトルが相変わらずおもしろい。
ルフィは水が無いなら代わりに血でクロコダイルにダメージを与えるなど
あれこれ見せてくれる。

クロコダイルはアーロン以来久しぶりに“憎い”と思える敵キャラなので
なんとしても怒りの鉄拳をヤツにぶちこんで欲しいところ。

2002年3月13日 「狂四郎 2030」12巻●集英社 徳弘正也

狂四郎はユリカに会いに行くために殺戮モンスター“S”をぶった切り、
そしてユリカは行政監察官の残虐ぶりを目の当たりにすると。

2人は常に危険と隣り合わせの毎日を過ごしてます。
狂四郎もユリカも確実にその距離は縮まっていると思うんだけど、
まだまだ遠いような気がしてならないのは気のせいか。

つまり、これからも一波乱どころか荒れに荒れまくる可能性が
大ってことですよ。

2002年3月13日 「ライジングインパクト」14巻●集英社 鈴木央

キャメロット杯が終わってからは、ガウェインは
いつものプニプニ坊主、そしてプニプニゴルフプレーに
戻ってますな。ガウェインらしくていいね。

今回は古梨カントリーJr.杯でリーベルやライザーが
活躍する話が中心でしたが(ガウェインもちょっとだけ活躍)
そういえばクエスターの父・アーサーが
なんか企んでるんだよな。
気になるな〜。

ちなみにこのマンガ、もう週刊少年ジャンプでは
終わってるのよね・・・
だから「新章スタート」という帯の言葉もあんまり
期待はできないかも。
単行本はあと2冊くらいはでるのかな?

2002年3月11日 「あずきちゃん」5巻(完)●講談社 原作・秋元康/木村千歌

あーおもしろかったー!

恋に関するマンガがこんなにもおもしろかったとは。
ますますアニメが見たくなってきたなあ。

5巻ではあずきちゃんは中学3年生に。
そして3度目のクラス替えは、なんと今までのパターンを覆し、
勇之助くんや竜一くんと同じクラスに!

いやー、1年、2年のクラス替えがこのための伏線に
なっていようとは!すばらしすぎます。

それにしても内容が濃い!単行本5冊にあずきちゃんの
恋に関するエピソードが無駄なくギュ〜ッと詰め込まれていますので
本当にあずきちゃんの住む世界を覗いてるような感覚で
読んでしまいますよ。

長期連載してればいいってもんじゃないんだね。
このマンガ読んで改めてそのことを思い知りました。

あと、勇之助くんと竜一くんは、あずきちゃんが
好きな者同士ってことで恋敵になるんだけど、2人とも
闘志むき出しにしないでさりげなく自分の良さをアピールする
演出がまたニクかったです。

たった5巻でもこのマンガについて語りだしたらキリがないですね。
友達のこととか、高校受験のこととか。

ラストエピソードは弟のだいずとそのガールフレンドが出ているな、
と思ったら、はっはあ〜そういうわけですか。

・・・ということで最後もキッチリまとめてハッピーエンド。
満足の一冊です。

2002年3月11日 「あずきちゃん」4巻●講談社 原作・秋元康/木村千歌

あっという間にあずきちゃん中学2年ですよ。
さらに中1時代のクラスメイトとはまた離ればなれです。
相変わらず運がないね。

・・・で、勇之助くんがアメリカから帰ってきてあずきちゃんと
同じクラスになり嬉しいはずなのですが
竜一くんとつき合っていることが勇之助くんに
知られてしまった時のことを思うと・・・

小学生時代以上に恋の悩みは深刻になり、
悩みに悩むあずきちゃん。
1人の男の子をものにするためにライバルと
競い合うよりも数倍真剣な悩みになってしまいました。
一体、勇之助くんと竜一くん、どちらとつき合うことに
するのか・・・?見ているこっちもドキドキしてしまう
展開になっております。

今までうまいことピンチを交わしてきたあずきちゃんですが
もう泣きたくなるくらい切羽詰まっちゃって。
でも最後は勇之助くんの優しい性格に救われましたね。

次巻で最終巻です。

2002年3月10日 「あずきちゃん」3巻●講談社 原作・秋元康/木村千歌

さてさて中学生になったあずきちゃんですが、
大好きな勇之助くんはアメリカへ転校しちゃうし
小学生時代の友達とは別のクラスになっちゃうし
とても不安なあずきちゃん。
確かに新しいクラスに知り合いがいないと
心細いよね。

そんな中、あずきちゃんは同じクラスになった
松岡竜一という男の子に目をつけられる。
竜一くんは勇之助くんに比べるとやや下品で
無神経な部分もあるが、あずきちゃんを笑わせようとしたり
元気づけようとしたり一生懸命。
最初は竜一くんのことが大嫌いだったあずきちゃんも
なぜかそんな彼の心を理解したのか、徐々に好きになってしまい、
あとはあずきちゃんと竜一くんの恋物語へと発展していきます。

中学生でここまで!?とは正直思いますが、
相変わらず登場キャラクター達が中学生らしいのが
とても良いです。だから感情移入もしやすい。
ストーリーも全然わざとらしくないのがスゴイ。

中学生となってさらに複雑になったあずきちゃんの
異性への想いがよく描けてるなあ。
ヘタな恋愛ドラマよりおもしろいぞこれは。

アニメ見てぇ〜!

2002年3月10日 「あずきちゃん」2巻●講談社 原作・秋元康/木村千歌

いやー、あずきちゃんホントに勇之助くんのことが好きなんだねえ。
勇之助くんのこととなると他のことは頭に入らない。
勇之助くんのことで頭がいっぱいになる。
しかも性格がシャイだから勇之助くんに対する
想いがよりいっそう強くなってます。

あずきちゃんは勇之助くんに手編みのマフラーを編んだり
交換日記までしちゃってますけど、小学6年生でここまでやる子は
なかなかいないんじゃないでしょうかね〜。
こういうところは結構大胆なあずきちゃんです。

でも普通の女子小学生の日常としては特に違和感なく
おもしろく読めます。登場キャラクター達もちょっとおませな
小学生っぷりがよく描けてます。嫌味なキャラが1人もいないのが良い。
こういう小学生なら実際いるだろうな、と感じます。

勇之助くんは背が高い以外は普通の男の子って感じが
するんだけど、やさしいし勇気もあるし、そこが彼の
魅力的なとこなのかも。

あずきちゃんと勇之助くんのくっつきそうでなかなかくっつかない恋物語を
これでもかというほど見せつけられてますが、
絵はほのぼのしてて少女マンガ風な絵と言うよりはちびまる子ちゃんみたいな
低年齢向けの絵を描いてますので、少女マンガであってもこれは
男の子でもOKでしょう。

素直におもしろいです。

2002年3月10日 「あずきちゃん」1巻●講談社 原作・秋元康/木村千歌

NHKアニメにもなったほどの有名なマンガですが、
アニメはほとんど見てなかったので、これを機に
一気にマンガで読んでしまおうと思いついて
全5巻購入したわけです。

主人公は野山あずさ(11)。ニックネームはあずきちゃん。
性格は恥ずかしがり屋さん。
ある日、あずきちゃんのいる5年2組に小笠原勇之助くんが
転校してきて、あずきちゃんはもうその日のうちに勇之助くんに
一目惚れ・・・ってな感じでスタートしてます。

読んでみるとこのクラスの生徒たちは男女ともに好きな子を
決めているようなのです。その上、あずきちゃんは勇之助くんが好き、
ケンちゃんはあずきちゃんが好き、かおるちゃんはケンちゃんが好きという風に
恋愛関係もかなり複雑。だから恋に関するトラブルも多い。

このマンガはあずきちゃんの日常を主に描いてますが、その中でも
恋に関するトラブルをあずきちゃん(たち)がどう乗り越えていくのかを
楽しむマンガなのではないかと思います。実際読んでて楽しいしね。
子供の恋愛だけに難しくしないで、分かりやすく、且つ微笑ましく描けてるのが
いいカンジです。

ぼくの小5時代は男女の仲が悪かったので、こんな小学5年生が
いるかどうかあやしいもんだと疑ってしまうのですが、
まあ子供らしくて健全でいいんじゃないでしょうかね。

これ読んだらあずきちゃんのアニメ見たくなってきちゃった。

2002年3月10日 「実録企画モノ」●太田出版 卯月妙子
             「新家族計画」1・2巻●大田出版 卯月妙子

ネット上で評判良さそうだったんで3冊まとめて買ってみたのですが
久しぶりに「あちゃ〜やっちまった」ってな感じ。
私にはかなりキツくて読めたもんじゃありませんでした。

3冊とも基本的にはAV女優兼1児の母の苦労っぷりを
描いた作品なんですが、絵は荒すぎるし
AV女優なんてそもそも私は全く興味がないので
ひたすら読み飛ばしてしまいました。

エロマンガ誌に連載されていたマンガなので
仕方ないとは思いますが、見たくもない
セックスシーンや性器などをどーんと描かれると
それだけでキツいものがあります。

ファンの方にはすみませんが、つまらないと言うよりは
私には合わなかったマンガということでご容赦下さい。

でも企画モノの地獄参観日はおもしろかったかな。

2002年3月9日 「おやつ」5巻(完)●秋田書店 おおひなたごう

このマンガも最終巻。

特に印象に残るマンガって訳ではなかったけれど、
藤子・F・不二雄っぽい絵と、単純明快なギャグセンスが
結構好きで読んでました。

読者投稿企画のオリキャラも特に意識してなかったんですけど
ニセおやつは数あるオリキャラの中でもピカイチだったなあ。

最終話は文字通り“おやつ”で締めくくってて
良かったです。

2002年3月8日 「ゲッチューまごころ便」17巻(完)●秋田書店 緋采俊樹

後藤紅男が繰り広げるハチャメチャ宅配便コメディもこれにて完結です。
最初はお仕事マンガということでピース電器と同じような感覚で読んでましたが、
そうして読み続けているうちに、まごころ便ならではのおもしろさがあることに気づいたのは
いつ頃からだっただろうか。

さるちゃん(孫梨花)の天ぷら料理もおもしろかったけど
やっぱり17巻での見どころは最終話、8年後の紅男が勤めるまごころ便が
舞台となっているお話でしょう。

8年後の紅男の姿が見られなかったのがちと残念ですが、
男の姿に戻った梧やいぬくまjr.、そして紅男の娘・紅代ちゃんといった
意外なキャラクター達が見られたのが良かったです。

みなさんその後は幸せな生活を送っているようで心温まるエンディングに
なっていると思います。

あとこのマンガの元作品ともなっている“ゲッチュー!お届けマン”が
収録されています。紅男の性格はこのころから変わってないですね。
しかしここでもまごころ便のマークがネコだったり、紅男がたばこを
吸っていたりと意外なものが見られますよ。

このマンガも初めは評判良くなかったみたいだけど、最後には
比較的多くの読者に惜しまれつつの終了。
ぼくもまごころ便は、かなり好きでした。

能田先生もチャンピオンに再び登場したことだし、緋采先生も
そろそろ新連載開始しないのかな?

2002年3月7日 「週刊少年チャンピオン」2002年15号●秋田書店

次回ORANGEが一挙2話掲載!
ファンとしては嬉しい限りです。
能田達規氏がこういう扱いをされたのって
チャンピオンじゃ初めてじゃないでしょうか。

でも、あと4週で高橋陽一氏のサッカーマンガが
また始まるのよね・・・はぁ。

▼ORANGE:能田達規
ムサシのスペイン時代のことが
出てきてましたね。
ムサシの両親の顔も拝めたし。

でもなんでスペインのプロ契約を蹴ってまでして
南予オレンジに入ったのかはまだ謎ですね。

ムサシっていじめられっ子だったのか。
ハナタレのムサシがかわいかったりする。

▼ショー☆バン:原作/森高夕次・作画/松島幸太朗
ここんとこ楠瀬くんが目立ってるね。
滅多に目立つことのない楠瀬くんは果たして、
見せ場を作ることができるかな?

地味な存在の楠瀬くんだけど涼山中野球部には
欠かせない存在になってきてます。

▼バキ:板垣恵介
すげーなー、烈海王。
これでもかこれでもかとドイルに連続攻撃を
仕掛けます。

ドイルに火をつけたそのあとでちゃんと
消化器を使って消火作業にあたる烈海王が
ちょっとおちゃめ。笑ってしまった。

▼ノボルのバカヤロウ!:丸山洋
この人の描く女性キャラって・・・ヘッポコ。

▼浦安鉄筋家族:浜岡賢次

墓にお供え物を置いただけで死人が
よみがえるわけねーだろって思っていたら
なるほど、バカ春巻だったわけですか。
納得。

最後のオチが笑えました。
他人の家で浅ましく肥え太りやがって。

▼虹色ラーメン:馬場民雄
鳳レイのラーメンを食べると鳳凰だけが背景に描かれ、
榊太陽の三色ラーメンを食べると鳳凰と虹が背景に描かれる。
これだけでも差は歴然かなと思ったのですがまだまだ太陽の
三色ラーメンには不満要素があるみたい。

天虹の小麦粉を完璧に使いこなし、
完成された三色ラーメンを食した時、
いったいどんなイメージが頭の中で描かれるのだろうか。
虹と数羽の鳳凰が・・・・・・陳腐な発想しかできない私。

▼フルアヘッド!ココ:米原秀幸
デッドはクラウドとの戦いの最中に
ミガルやバクチ・バーツなど仲間のことを思い出したり。
まさか死ぬのか?デッド。

▼フジケン:小沢としお
ミスター波浜も無事に決まって一件落着。
私はハナからフジケンも副会長も
優勝するとは思ってなかったよ。
でも山栗はいつの間に校舎屋上に着地したんだ〜?
何度見ても着地シーンがないんですけど。

さー次号からはどんなお話が始まるのか?

▼ナックルボンバー学園:川島よしお
孫悟空がちょっとおもしろかった。なるほど、
ヘンなことを考えると股間の緊箍呪の輪が
しまって痛くなるわけだ。
・・・じゃなくて股間のイチモツがでかくなるだけか(笑)。

しかしあれは緊箍呪の輪というよりはアレでしょうな。

▼しゅーまっは:伯林
そもそも化け物屋敷の彩ちゃん家で
勉強会なんてするのが間違いなんだよね。
エスアイエムオーの歌、○の部分をとっぱらって
聞きたかったなあ(笑)。

▼七人のナナ:原作/今川泰宏・漫画/国広あづさ

こっちも負けずに勉強会やってるねえ。
当然ナナ達が勉強なんてするはずないんだけどね。

しかし大人になる匂い袋を開発するとは・・・

おまえら一体どんな得体の知れないものを
混ぜたのだ?


やはりバカが7人も集まると危険なモノまで
開発してしまうのですね。
七人寄ればもんじゅ原子力の知恵ですか。

大人になった神近くん、見たかったねえ。
でも多分、あののほほんとした顔に
チョビ髭がついただけだと思いますが。

▼屋台シェフ里一郎:橋本俊二
今回は高橋シェフの豪華すぎるオムライスの試食が
メインで、一郎のオムライスを順番に並べた秘密は
明かされなかった。なかなかじらしますね。

しかし高橋シェフは一般大衆の食い物となったオムライスを
あんな高級に仕上げるかねえ。やりすぎじゃないの?

これに対抗するのは一郎のオム丼。
中身がどんななのか期待しちゃう。

▼BMネクタール:藤澤勇希
シンゴくんの言うこと聞かないとBMのエサに
なってしまうことがわかんないのかな〜、司令は。

▼ななか6/17:八神健
結局、那由は子供番組の域を超えることは
できませんでした。

オヒョーヒョヒョヒョヒョの笑い声が
とてもステキです。

▼A.-D.O.G.S.:原案/北嶋博明・漫画/鈴木ダイ
コーンは軼狼が来るのを待ち伏せしてバットで
殴りかかろうとしてますが、軼狼の運命は?

A.殴られても平気
B.コーンが待ち伏せしているのに気づき、軼狼が反撃orよける

どっちかだな。

2002年3月4日 「HAL(はいぱあ あかでみっく らぼ)」2巻(完)●あさりよしとお ワニブックス

これにて最終巻。
なんか突然な終わらせ方してますが、
まあそこそこに楽しめました。

このマンガでもあさりよしとおのサイエンス魂を
“エセ科学知識”や“うさんくさい科学理論”といった形で
楽しむことができました。

ただ「マイカーを買って維持するよりはその都度
タクシーを呼んだ方がトータル的に安上がり」という
意見には妙に説得力があって納得してしまいました。