じゃりまん小学校

漫画読書感想文
2002年5月分


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2002年5月度 印象に残ったナイスな作品 一般漫画の部   

◎「週刊少年チャンピオン」2002年24号●秋田書店
  ORANGE:能田達規
◎「おきらくママ」1巻●芳文社 新田朋子
◎「並木橋通りアオバ自転車店」5巻●少年画報社 宮尾岳
◎「Mr.釣りどれん」17巻(完)●講談社 とだ勝之
◎「JUMP MAN」1巻●講談社 井上正治
◎「いちばん」5巻●秋田書店 小沢としお
◎「育ってダーリン!!」A巻●小学館 久米田康治
◎「週刊少年チャンピオン」2002年27号●秋田書店
  一丸伝記:岩塚佳和
  ナックルボンバー学園:川島よしお
◎「釣りキチ三平平成版」1巻●講談社 矢口高雄


うーん、何の脈絡もない選出の仕方。
おきらくママはやっぱ元気な男の子の兄弟がたまりませんな。
こんな子どもがいたら家族は幸せだろう。
Mr.釣りどれんはやっぱちょー太くんですね。向こう見ずな性格だと
ばかり思ってたけど実は友達思いだったんですね。
JUMP MANは競馬マンガにしては読みやすかったのが◎。
一丸伝記は今後の岩塚センセに期待を込めた意味で選出。

2002年5月31日 「釣りキチ三平平成版」1巻●講談社 矢口高雄

ストローハットがトレードマークの釣りキチ少年・三平三平(みひらさんぺい)くんと
兄貴分の鮎川魚紳(あゆかわぎょしん)さんの名コンビが18年の時を経て
平成版釣りキチ三平となって帰ってきました。単行本の表紙もピカピカだ。

平成になったからといって三平くんが大人になったというわけではなく、
三平くんのおじいちゃん・一平が亡くなったのちの三平くんを描いている。
そういえばおじいちゃんが亡くなってから三平は今誰と暮らしてるんだっけ?
魚紳さんと?それともお父さんと?どうなんだろ?

この巻では秋田県田沢湖に棲むと言われる幻の魚・クニマスを求めて
三平くん魚紳さんの2人が、生前に一平が語ったクニマス放流の話を頼りに
双子池の洞窟に潜入するって話です。

途中クニマスにまつわるウンチク話が出てくるのですが
それが話の流れを阻害されることなくスラスラ読めてしまうのがね。いいのですよ。
学研の「○年の科学」に載ってそうな科学マンガっぽい雰囲気があるよね。
釣りはやっぱり理数系だな。

クニマスはマンガの中では実在したのだが、現実ではやっぱり幻。
でもクニマスという魚はマンガの中では確かに実在してるのだ。
ホントに日本のどこかの洞窟の奥深くにでもいそうな気がしてならないのですよ。
読者に夢を与えているよなあ。

18年経った今でもとても楽しく、ためになる釣りマンガだなと実感いたしました。

2002年5月30日 「旋風の橘」1巻●小学館 猪熊しのぶ

ネット上では大変悪名高いマンガです。
しかしそういうマンガに限ってぼくにはハマる場合が多いので
なんのためらいもなく購入しました。

剣道マンガですね。立花橘(たちばなたちばな・高1)というお子さま高校生が
主人公で、剣道部としては無名の椿ヶ丘学院に旋風(かぜ)を吹き入れるために
愛媛県から千葉県までの長い旅を経てやってきたのでした。

・・・といっても橘くんは天性の運動神経はあるのだが、剣道に関しては
ド素人。わんぱくチビッ子高校剣士・橘といった印象が強い。
・・・というか高校生には見えないのだが・・・ミカンばっか食ってるし。
そんな彼のキーワードは“天下”だ。とにかく天下を取ることに執着している。
椿ヶ丘学院に来る前は山奥で天下を取ることを夢見てたんだろうね。

剣道の練習は銭湯の浴場で行われ、練習試合では竹刀を相手に投げ飛ばすなど
かなりなおちゃめっぷりを見せてくれる橘くん。
さすがに相手のすねを竹刀で叩くのには面食らいましたが
まだ子どもなんで良しとしましょう(爆)。

副題は無茶ばっかりするので「ムチャしの剣」が丁度いいんじゃないですか。
そういう感覚で読めばこのマンガもおもしろいかも。

2巻?買いますよ。とりあえずぼくにとってはおもしろかったので。

ところで橘くんチンチンに毛生えてんのかな・・・?

2002年5月30日 「週刊少年チャンピオン」2002年27号●秋田書店

▼ORANGE:能田達規
今回は片岡を全面ピックアップ。
ムサシが影に潜んじゃうくらい片岡目立ちまくり。
さすが南予オレンジ希望の光。かっこいいねえ。

片岡の母親は息子がサッカーするのが
そんなにイヤなのは何故?

▼ハングリーハート:高橋陽一
足首を故障しながらもサッカーボールを蹴る森くんと
夜遅くまでサッカー場整備を手伝った辻脇さん。
この2人のサッカーに対する情熱ぶりを見せつけられて
とうとう恭介のサッカー魂にも火がつきはじめました。
泣いてますもん恭介。本当はサッカーをやりたかったんだね。

普通におもしろかったけど今度の掲載は8月下旬まで
おあずけ。この調子だと今年はあと2回が限度かな。

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
金子くんは学校まで徒歩5秒の位置にある家を
小鉄たちにいいように利用されまくり。
いわばウソ偽りの友達関係。
金子くんが少しかわいそうに思いました。

小学校の週五日制をちゃんとマンガにも
取り入れてますね。

▼バキ:板垣恵介
武道家は人の身体を壊すことが仕事なんですか。
それは自分自身も含んでるんでしょうな。
ということは武道って健康に良くないの?ん?

▼無敵看板娘:佐渡川準
おもしろかった。
展開に勢いがあってなかなかよろしい。
秘密基地に籠城する子供達と美輝ちゃんのいざこざが笑えます。
子供達は何もしてないのに勝手に自爆する美輝ちゃんが
とてもアホ丸出しで思わず吹き出してしまいました。

▼キャラメルリンゴ:内海甲介
おいおい、リンゴとララって同い年だったんかい。
どうみてもお兄ちゃんと弟だろ?ララが13才ねえ・・・

とてもそんな年に見えね


ララはあの頑丈な扉は刀で貫通できたんだから
そのまま穴を開ければ良かったのにねえ。
あ、そうなるとララが落ちてしまうか・・・

▼ラフ&ラフ:立松ミ治

あのオヤジさん、なんだかかわいそうですね。
これでもしゴルフボールが直撃したら誰がオヤジさんの
お見舞いに来てくれるというのでしょう。

・・・と、まあそれはさておき、スイングの途中で
ストレートボールからドローボールに切り替える虎木くんの
反射神経はすごすぎますね。
もっか向かうところ敵なし。

虎木の本格的なゴルフが見られるのはいつなのか。

▼SAMURAIMAN:芹沢直樹

下品なブタガメのくせにガメラみたいな攻撃しやがって。

とりあえず龍馬と遮那王が合体した理由とやらを
待ちましょ。

▼フルアヘッド!ココ:米原秀幸

化け物に変身したココも、ローグの「大好きを守れ」の
一言で我に返るあたりはまだ子供。

▼一丸伝記:岩塚佳和

よっしゃ、今週はバッチリおもしろかった。
登場キャラ達のボケぶりが私の笑いのツボを
突きまくりました。デカポリスのノリが戻ってきた感じ。

先週はちょっと寒かったのでどうしよかと思ったけど
これなら一安心ですな。

見え見えの隠れみのの術に大爆笑。
布に描かれたVサインの子供が笑いを誘ってます。

▼ショー☆バン:原作/森高夕次・作画/松島幸太朗
以下同文

っつーか感想は先週と同じ。
とにかく調子にのってるよね番太郎。

▼ナックルボンバー学園:川島よしお
ムケますよおに!!
ムケますよおに!!?
チンポムケますよおにぃぃぃ!!

流れ星に叶えてもらうよりは
自分の手で叶えた方が確実です。
痛くしないようにゆっくりとね。

ランジェリー婦警もいいですね。
チンチンが立つのは元気な証拠♪

▼虹色ラーメン:馬場民雄
なんだ?太陽が有馬に負けてしまうのか?
どトンコツラーメンに呑まれてしまうのか?
そんな展開。

鳳レイの言っていたラーメン職人ではなくなる
禁じ手とは一体なんだ?

▼しゅーまっは:伯林
おじいちゃんかバーサーカーになっちまった。
というよりはおじいちゃんの顔が狂人的な性格部分をデフォルメして
描かれていたのでそう見えた。

▼フジケン:小沢としお
ん?今度はこのマンガが戦線離脱になるのか?
それよりフジケンとマコトの仲は進展してんの?

▼BMネクタール:藤澤勇希
1%も0.1%も0.01%も成功すれば100%。
いんやーそんな高いところからしかも豪雨の中
飛び降りまたはロープをつたって脱出ですかあ。
成功するかどうか見物です。
瞬時におもしろいことを考えるねシンゴ君。

幡場くんは巨体だからこの脱出法には
苦労させられそうです。

▼A.-D.O.G.S.:原案/北嶋博明・漫画/鈴木ダイ
ジャッカルが腐っていく壊れていく。
彼の終焉もすぐそこ。

ニシキは姑息な催眠術を使うよなあ。
冷酷非情な女だ。
コブラよりニシキを倒して欲しいんだけど。

2002年5月29日 「365歩のユウキ!!!」1巻●小学館 西条真二

いやー笑えますな。これがあの「鉄鍋のジャン」を描いてた
西条真二氏の作品だと思うと余計に可笑しい。

一応、将棋マンガです。紬勇気(つむぎゆうき・中1)という
かわいい顔したいじめられっこの男の子が主人公です。
勇気はひょんなことから元ヤンキー達が巣くう将棋部に入部し、
おどおどしながらも棋士として成長する物語らしいです。

しかしすげーな・・・将棋とヤンキーをくっつけますかね普通。
でもそれが却って将棋に対する暗いイメージを取り払ってるのかもしれない。
絵柄も少し甘ったるいですし、これ読んだら将棋って明るいゲームなんだなと
錯覚してしまうこと請け合い。

カードゲームマンガでよく見られるカードバトルをすると
カードに描かれたモンスターが召喚され、
プレーヤの目の前でモンスターの攻撃が始まるシーン。
このマンガにもそのシステムを導入している。
将棋の駒から戦国の武士が召喚され、将棋盤上で合戦が繰り広げられる。
将棋も、もはやバーチャルの時代なのだ。

この作品は将棋を知らない人でもそこそこ楽しめそうですね。
「ヒカルの碁」が囲碁を知らなくても楽しめるのと同じようなもんですな。
(内容はぜんっぜん違いますけど)

2002年5月29日 「育ってダーリン!!」A巻●小学館 久米田康治

1995年に単行本1巻を出してそれっきりだったのが
なにをとち狂ったか再編集した本を新たに販売するとは
何様のつもりですか久米田先生!?
結局買うしかないじゃないの。旧1巻を所有している
オレの立場はどーなるの?


それはさておき内容ですが、羽留うららという女子高生が許婚の坂本冬馬(11歳・小五)を
自分の理想の男に育て上げるべく一つ屋根の下で2人きりで同棲生活を
送るという物語です。とんでもない話ですが小学生男児と女子高生だから
多分大丈夫でしょう。(←そういう問題か?)

・・・で、読んでみたのですが(一部読み直しもあるが)おもしろかったです。
ちょっと変わったほのぼのカップルコメディとして十分楽しめる。
なにより南国アイスのような下ネタも、改蔵のようなどぎついネタ系ギャグもなく
誰にでも素直に楽しめる内容にしてくれてるのが嬉しい。
久米田氏もそんなネタ使わなくても、こんなにおもしろいマンガが描けるのだと
つくづく感心してしまいました。

比較的冷静な冬馬と、ちょっと暴走気味のうららの凸凹カップルが傑作です。
うららは「男たるもの」とか言いながら、冬馬をいいように家事させてるよなあ(笑)。
ズボラな女。

B巻にも期待。ちゃんと完結編描いたみたいだし未完ってことはないだろ。

関係ないですが久米田氏の描くキャラの首って異様に細長く見えるのは
気のせいなのでしょうか?

2002年5月28日 「いちばん」5巻●秋田書店 小沢としお

おもしろかったです。

片山君は恋に野球にチンコいじりに精が出てますな(笑)。
青春をバッチリ謳歌してます。

この作品は一応ヤンキー達が活躍する野球マンガなんですが、
やたら球児達やオバハンの裸が目立ちまくってますので
正統派野球マンガのつもりで読みはじめてしまったら
ひどい目にあうかも。

いえ、だからといって不快ではなく、楽しく読めるんですがね。

さて、桜台高のエース、片山君の女房役・金田光男が突然
野球部をやめることに。ガウンにパンツ一丁姿の親父さんの
邪魔をかいくぐり、金田を野球部に戻すことができるか?

2002年5月28日 「フジケン」20巻●秋田書店 小沢としお

波浜高の生徒会長を決める“ミスター波浜トーナメント”とは
えりゃー退屈な企画立ててるよなあ。

トーナメント出場者はお祭り気分で大いに盛り上がってるけど
見ている私は盛り下がってます。波浜高にはろくなヤツがおらん(笑)。

そんな中、柔道部主将の柔道男(やわらみちお)はおもしろかったけどね。

2002年5月27日 「MAJOR」39巻●小学館 満田拓也

甘いっ!!甘いぞ山根は!!

なぜ吾郎と勝負するかな〜。
小森の冷静な指示に従ってりゃいいものを。
吾郎の足のケガに騙されたのか?
そのせいで4点あった点差があっという間になくなっちまった。
これさえなければ試合としてはおもしろかったんだけどなあ。
吾郎が苦境に立たされるほどこのマンガはおもしろくなるのよ?

その吾郎はこの巻では出番は少なかったけど試合に出ているときは
まるで右足にケガなんてないような足の運び。大丈夫か?

しかしまー結局吾郎がマウンドに立ったとなりゃ延長戦にでもなれば
また吾郎が苦境に立たされると思うのでそれはそれで試合が
おもしろくなりそうだけどね。

小森は「男子三日あわざれば刮目して見よ」というには大げさすぎるが
大きく成長はしてる。勝負強くなったよね彼。敵に回すと結構脅威ですね。

2002年5月27日 「金色のガッシュ!!」5巻●小学館 雷句誠

どこが舞台であろうとも、どんな強敵が待ち受けていようとも、
友情を常に基本ベースにしてるんで見ていて気持ちいいです。
セッコロとも仲良くなれたしね。これほど友情や仲間を思う気持ちが
ビンビン読者に伝わるアクションバトルマンガがあるだろうか。
清麿はガッシュに出会ったことでホントに変わったよな。

・・・で、イギリスではガッシュがある場所で体が金色に光るという
異常事態が発生。このマンガのタイトルにもある「金色」の意味が
少しだけ見えてきたのか?ガッシュに似ている子も現れて
展開でも魅せてくれるよなあ。

関係ないですが、清麿やガッシュが全速力で走る姿が
とってもおもしろいんですけど。

2002年5月26日 「ファンタジスタ」13巻●小学館 草葉道輝

いやーまさかてっぺい君がレッドカードで退場食らっちゃうとは
思っても見なかったですよ。丞南高校の西郷はなかなか曲者ですな。
しかし自分の思い通りに試合が進むと「シナリオが完結した」などと
少々妄想癖があるところが難。

それにしてもてっぺいのいない水本高校SCのプレーって一体どんな感じになるんだろ?
ある意味見物かもしれない。しかももう負けられない状況だし。

一方、出場停止を食らって孤立するてっぺい。そこへ1人の少年が
てっぺいに駆け寄ってきた。この少年も孤立していて、
てっぺいは今の自分とダブらせてしまったわけですね。
しかもこの少年はてっぺいにポジションを奪われた水本高校SCの
中岡の弟だったなんて話がうまくできとりますな。

2002年5月26日 「クソガキ」1巻●講談社 平川雄一

表紙がシンプルで目立ってたのでね。思わず購入したわけです。

しんぺーという小学4年生の男の子が主人公のギャグマンガ。
笑いを通して友情、根性、愛情がいっぺんに味わえるマンガ・・・・・などと
思わず誤解を招きそうな内容です。

しんぺーは友達付き合いは割と良さそうだけど、両親をはじめとする大人達には
かなり無礼な態度をとっている。大人達の行動にかなり不満を持っているようだ。

しんぺーとしんぺーの友達・キン太と大吉のズッコケ三人組は
いつも行動は一緒だが、一番暴走してるのはやっぱりしんぺー。
キン太と大吉は割とまともだと思う。
大吉はたまにとんでもない行動を起こすが普段無口なので
おとなしい印象を受けます。

ズッコケ三人組はキャラクターはまるっこく描かれているが、
線は固いのでほのぼのした感じはせず、却って暴走しやすいお子さまを
表現してるのではないかと思いました。

・・・とはいっても全体的に見たら普通のギャグマンガですね。
ヤクルトの容器が舌に吸い付いて抜けなくなるお話はおもしろかったけど。
しんぺーのわがままぶりを楽しむマンガとしては丁度いいかもね。

2巻も買ってみる予定。(2003年に出るらしいけど)
ランニングシャツとブリーフで家の中をうろつくしんぺーのオヤジさんが
いい味出してます。

2002年5月25日 「週刊少年チャンピオン」7月5日増刊号●秋田書店

サッカーLOVE増刊ということで
サッカーマンガ一色です。
っつーかなんでハングリーハートがアニメ化されるんだ?

▼地獄ワールドカップ:漫$画太郎
どこがサッカーマンガなんだよ!
はだかのオッサンが車にひかれてるだけじゃねえか。
ちなみに車にひかれて倒れてるおっさんのケツから
見えているモノはウンチじゃなくてチンチンです。(多分)

▼日本LOVE!:吉崎観音
社会人1年の坂上泰奈がワールドカップを見るためだけに
購入したプラズマテレビの中からサッカーの精が出てきて
てんやわんやという内容。

私にとってのサッカーマンガの名作といったら
「キャプテン翼」ではなく、「がんばれ!キッカーズ」なんだけどね・・・

▼ORANGE番外編 日本代表への道:能田達規
お話はオレンジメンバー・コジロー選手の2年前。
世界ユース選手権日本代表候補合宿での出来事。
世界選手権代表が懸かった紅白戦で
三木とコジローが真剣勝負。

三木は今でこそ世界を相手にパワープレーを発揮しているが
彼はいつも、かつて世界代表を賭けて真剣勝負をしたコジローのことを
思っていたのだった。

惜しくも世界から遠ざかってしまったコジローは今、南予オレンジで
再び表舞台で活躍している。

いつの日かコジローと三木が世界を舞台に戦うときが来るのだろうか。
そんな余韻を感じさせる作品。

▼蹴球闘技場 〜激突!!アルゼンチンVSイングランド再び〜:秋月めぐる
んー、確かに紳士的なプレーよりは、勝つために
努力を惜しまないプレーの方が強くなれる気がしますね。

▼ドリブル:木村さとし
やたら中坊中坊とうっとうしかったけど、内容はまあまあ。
普通に読めました。
脚にハンデのある東 京一くん(あずまきょういち・高1)はサッカー部の先輩からも
いじめられ、練習試合にすら出してもらえないつらい日々を送っている。

脚にハンデがあろうとも、逆にそれを利用してスーパープレーを見せる
東くんが良かったです。彼の初の練習試合で大活躍したのは意外だったなあ。
サッカーが好きなこととたゆまない練習が先輩達を翻弄させることができた要因だ。
これで先輩達を見返してやることができたかな?

▼オフィシャルジャッジ:村瀬範行
村瀬範行?はて、どっかで聞いた名前だな〜と思ったら
別冊コロコロでただいま連載持ってますねこの人。

内容はサッカーの審判が訳の分からないことをするという
他愛もない作品。

▼リアルストライカー:守村圭二
ドリブルの東くんとは逆に、器用な足をもつ
颯真海斗(そうまかいと・高1)が主人公。

名門・龍西学園高校のサッカー部キャプテン・本神シンは
有名校以外は屁とも思わないタカビー野郎。

海斗はこの本神を相手にゴールを決める勝負をするのでした。

海斗は背が低いし、靴は逆に履くしどこか幼いな(汗)。
足の平でボールをつかむのはなんというか器用ですよね。
でも裸足で試合にでるわけにもいかんから実践では
使えないでしょう。ちゃんちゃん。

これも普通に読めました。

▼スマイル×11:高寺稔
サッカー部のキャプテン中西がサッカー部に覇気を戻そうと
マネージャー探しに孤軍奮闘するお話。

転校生の示談のぞみちゃんにマネージャーになってもらうために
サッカーのおもしろさをさり気なく伝えて刷り込ませようとする中西が
おもしろかったです。でもやっぱりやり方が露骨な気もしますが・・・

2002年5月25日 「GTO」25巻(完)●講談社 藤沢とおる

そして最終巻。私がこのマンガを初めて読んだのは
吉川くんが女子生徒に裸にされていじめられてた回だった。
その後、鬼塚と一緒にカラオケBOXで女子生徒に
復讐をしたことを今でも鮮明に思い出せる。
その吉川くんも今ではいじめられることもなくなり、すっかり明るくなった。
なんだかんだいっても鬼塚のやってきたことは
とてつもなくでかいんだよな。迷える生徒達を
体全体でぶつかって分かり合おうとする
グレートな教師だった。

最終巻は吉祥学苑が火事で丸焼けになるという
このマンガにふさわしいスケールのでかさ。
さらに鬼塚をはじめとする先生・生徒ともに命を絶とうとする
人が続出。とんでもないエンディングだ。

大門・渋谷の2人はあれだけの悪事をはたらいておきながら
警察につかまらないのは無理があるというか2人のために
ならんぞ(笑)。まあこのマンガでは学校1つ燃やしても
この程度なのだろう。

ラストエピソードは修復工事中の校舎をバックに文化祭が開催。
学校で鬼塚が戻ってくるのを心待ちにしている生徒達と
病院で学校に戻りたいと言っている鬼塚。
いつの間にか鬼塚と生徒達との気持ちがシンクロしている。
それまでの道のりは長かったけど終わりよければ全て良し。
鬼塚が戻ればまたいつものような鬼塚レクチャーが生徒達の心を
ガッチリつかんで離さないであろー!GREAT!!


読み切りのヤシガニのお話は一応ヒキはあったけど
マガジンFRESHにとってもこの単行本にとっても
ただの穴埋め的な存在に過ぎなかった。
いや、つまらなくはないんだけど。

2002年5月25日 「GTO」24巻●講談社 藤沢とおる

完結の25巻と同時発売です。もちろん2冊とも買いましたけど
まずは24巻。

最後まで読んでみたけど、ようやく大門校長と渋谷が
警察に捕まる時が来たと解釈して良いのかな?
大門校長は結局、鬼塚追放と言っておきながら桜井理事長への
復讐を果たしたかっただけなのね。ケツの穴の小せえ女だ。

鬼塚センセはとっとと頭の手術すりゃいいのに・・・
自分の人生観貫いてる場合じゃねーだろ。

吉川くんのズボンを脱がす鬼塚センセが微笑ましかったです。

2002年5月24日 「空の昴」10巻●講談社 本島幸久

ロメリア倶楽部練習場は
ただいま奇跡と魔法の世界に
ワープしてます。


・・・と思わず言ってみたくなるくらい昴のミラクルプレーが続出。
しかも絶対ミスしないし、こうもポンポンと
難易度の高い技をたやすく成功させられると
なんだかなーとは思ってしまうわけなんですが。

このマンガはもう既に我々が考えてるゴルフの常識なんて
無いに等しいことくらい俺には分かっておりますので
こんな魔法じみたゴルフマンガがあっても全然オッケー。
とことんやってくれ。

まあ、昴のスーパープレーと団長・沢渡守の頭脳プレーの
2人で力を合わせて、吾妻・副部長コンビを撃破してくれたまえ。

2002年5月24日 「遮那王義経」4巻●講談社 沢田ひろふみ

鞍馬寺で毎日腕白ぶりを見せながらも、
友達を大切にし、人の命を重んじる漂太。

火事で燃えている小屋の中に自らが飛び込み、
仲間の命を救った漂太はその功績を称え、蓮忍様直々に
“遮那王”という新しい名前をいただくのでした。
今度から漂太は「漂太」でも「牛若丸」でもなく、
遮那王と呼ばれるようになるのですね。太陽の象徴かあ・・・
漂太のイメージにぴったりの名前だね。

もっとも漂太が寺で修行をしなかったとしても
燃えている小屋の中に人がいたなら同じように
助けただろうけどね。いずれにしろ太陽の象徴のような
存在であることに変わりはなかっただろう。

鬼若はすごい握力ですね。心は優しいし、気も小さいんだけど
ウサギを握りつぶすほどの握力・・・・・・こえー!!

鬼の如き握力の強さも、気の小さい者にとってはただ臆病になってしまう
要因でしかないってことですか。
でも鬼若は遮那王と出会ったことで少し明るさを取り戻したようですよ。
鬼若にとって遮那王はまさに太陽のような存在なんですね。

遮那王の行動1つ1つがみんなに勇気を与えることになるのですか。
まるで神の申し子のようだ。

2002年5月23日 「週刊少年チャンピオン」2002年26号●秋田書店

もうこれは・・・
少年誌に載せられないって
なんのこっちゃいな、>バキ。

よくよく考えたら刃牙と梢江のセックスなんて
ティラノザウルスの交尾みたいなもんだろ。byイオナ

▼バキ:板垣恵介
そういやバキの住み家ってこーゆーことされてたんだね。
しみじみと幼年編を思い出してしまいました。
懐かしいですね。っつーか放置するなよそんなラクガキ。

▼ORANGE:能田達規
かつて南予オレンジメンバーだった古賀と内村が奈良モノリスに新加入。
そして南予オレンジの今度の対戦相手はその奈良モノリス。

今回は別チームに移籍した元オレンジ選手2人と片岡選手を取り上げています。
サッカー試合中に特定の人を何人か挙げ、その人達の
ちょっとした人間ドラマを描くのは、もはやこのマンガの定番となっています。
南予オレンジとの試合で、移籍した2人は何を思いながらプレーしているのか。
試合が終了するまでに片岡・古賀・内村はどうなっているのか。
とても気になります。

・・・で、片岡の母親ってなにがどうしたんだろ、一体?

▼一丸伝記:岩塚佳和
昔、岩塚卓という名でデカポリスを描いてた人ですね。
“一丸伝記”。どこかで聞いたことのあるような・・・
内容は現代風忍者ギャグマンガです。

初回の感想は・・・
う〜ん、イマイチ(汗)。
でもデカポリスも初期はこんなもんだったし、
エンジンがかかるのはこれからだと密かに期待してみる。

▼無敵看板娘:佐渡川準
今回は「事件を呼ぶ女」鬼丸美輝ちゃんの回。

美輝ちゃんは出前が出来ないんじゃなくて
出前に行くと珍事件に遭遇してしまうという彼女の変な運命のせいで
出前の任務を果たせないでいる。

さらに見て見ぬふりをすることができない性格も災いして
結局、美輝ちゃんは最後まで出前を成功させることはできませんでしたとさ。
でもイヌネコくらいはほうっておいた方がいいと思うゾ。

今回は普通に読めたけど、まだこのマンガの方向性が
見えてこないですね。

▼ラフ&ラフ:立松ミ治
虎木くん賭けゴルフですか。
やばいアルバイトをしながら、ちんたらゴルフやってる風にしか見えない彼に、
なぜゴルフの実力があるのか分からんなあ。

潤と詩織が抱き合うギャグはおもしろかったですが。

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
まさかアルプスの少女ハイジをパロディにするとは・・・
しかもハイジ子ちゃんのライバルがフグオだなんて・・・

とりあえずハイジ子ちゃんは転校しないようなので
今後もフグオとハイジ子ちゃんの大食い対決は続く!?

ハイジ子ちゃんが引き連れてるヤギ達はきっと乳を集めたり
屠殺して肉を得るために家畜として飼っているのだろう。
何せ食いしん坊だから。

▼SAMURAIMAN:芹沢直樹
う〜ん、どうやら龍馬は取り憑かれた遮那王の能力を身につけたようですね。
しかも遮那王の声は龍馬の耳に届いているので、
今後は遮那王のアドバイスを受けながら龍馬が妖怪を退治していく
お話になるのかしら?

しかしエライモンに取り憑かれましたな龍馬は。
つい先日まで普通の男子中学生だったのになぜこんな目に・・・

▼キャラメルリンゴ:内海甲介
リンゴとララは友達になったばかりなのにもうケンカですか?
そしてもう仲直りですか?展開はやっ。

・・・あれ?ララもキャラメル目指してんの?
忍者大検定最初の試験でこんなんじゃ先が思いやられるぞ。

▼フルアヘッド!ココ:米原秀幸
ココこわい・・・
こんな姿になってもチャコの声はココに届くのかしらン。

▼しゅーまっは:伯林
おもしろかったです。
確かに彩ちゃんはいつの間にかしゅーまっはの回収係に
なっちゃってるよね。

おじいちゃんはしゅーまっはを見ても驚かないヤツは
気に入らないんだなあ。

▼虹色ラーメン:馬場民雄
有馬純太郎の久留米「どトンコツラーメン」。
名前の響きは今ひとつだけどインパクトだけはありそうだ。
ブタの頭骨をまるごと釜に入れているのがなんとも豪快。

あのどトンコツラーメンも食ってみたいけど
何より釜で煮込んだブタの頭骨を思いっきり
しゃぶってみたいです。

▼ショー☆バン:原作/森高夕次・作画/松島幸太朗
サブタイトル通り、番太郎のひとり舞台。
こうなったら行け!とことん行け!!
もうヤケだ!応援してやる!!

ピッチャーとしてのキミの活躍に期待しているぞ!!

▼BMネクタール:藤澤勇希
シンゴくんが高千穂脱出に前向きな姿勢を見せるように。
そして完も「1%も0.1%も成功すれば100%」と言い、
主要メンバー達の士気を高めている

完がそういうセリフを言うと本当に不可能が可能になりそうな
そんな気がしてならないのです。

▼ナックルボンバー学園:川島よしお
タヌキと分かっちゃいても女の裸が目の前にあれば
思わず欲情してしまう男の悲しい性。

▼フジケン:小沢としお
秋山がついにトモちゃんに告白・・・って、
これは別に珍しいことではないですね。全然。

▼A.-D.O.G.S.:原案/北嶋博明・漫画/鈴木ダイ
イヌだのドッグだのラットだの・・・
動物実験という印象がますます強くなってきた。

▼七人のナナ:原作/今川泰宏・漫画/国広あづさ
終わってしまいました。基本的にはナナ達7人のおバカさんぶりを
楽しませてもらいましたが、最後はラブコメディに徹してましたね。
連載期間は短かったけど、突然現れたナナ達7人が受験勉強のために
一生懸命に頑張り、神近くんと同じ学校に通うまでのお話はとても内容が濃く、
印象深い作品になっていたのではないでしょうか。

2002年5月23日 「JUMP MAN」1巻●講談社 井上正治

競馬マンガ。と言っても平地レースではなく、障害レースが
メインテーマになっております。

主人公は橘遥歩(たちばなあゆむ・12歳)。
一目見ただけで馬の体調が分かったり、馬と話せる能力を持っていたりと
騎手としての才能を生まれながらにして持っているような少年です。

遥歩の父・大地の、障害レースでの活躍ぶりを見てその魅力にとりつかれた遥歩は、
今度は自らも障害騎手になるための第一歩を歩み出したわけですね。

この巻はまるまる序章という印象が強いかな。遥歩が競馬学校の門を叩くという
第2巻からが本番でしょう。

それにしてもとても読みやすかった。競馬を知らない俺でも(まして障害レースの
存在すら知らなかった)障害レースのもの凄さが分かったような気がする。
今の週刊少年マガジン連載陣にこんな手堅いマンガがあったとはビックリ。
掲載位置は後ろでもいいからいつまでも続いて欲しい、と思わせる作品ですね。

この作者、前の作品「マラソンマン」でも競馬シーンとかよく描いていたので
競馬マンガは手慣れているのかもしれないですね。

2巻に期待。

2002年5月22日 「Mr.釣りどれん」17巻(完)●講談社 とだ勝之  

終わっちまいました。もっと読み続けたかったんだけどなあ。

カイザーの店を1週間、店長として務め、子供達にバス釣りを教えるちょー太。
そして釣り友達を増やす力があるコーイチ。
この2人のような釣りバカこそが21世紀のMr.釣りどれんを背負って立つ若者だと
感じずにはいられません。

今回ちょー太がすばらしかった。
子供達にバス釣りを教えているちょー太はカイザーそのものでしたね。
未来の小さな釣りどれん達を育ててるちょー太に真のバスGET魂を見た!!
ちょー太はただの釣りバカではなかったのだ!

あと意外にもちょー太は友達思いの寂しがりやさんだということが分かりました。
コーイチが外国へ行ってしまう際、1人でなんでも先に行動しちゃうちょー太の口から
「もう少し三人でたのしんでいたい」なんてセリフが出てくるとは思いませんでした。
ちょー太はコーイチのことを本当の親友だと思ってたんだなあ。
しかも自分の好きな釣りを通して出来た友達なんだから最高じゃないか!!

いやーこの巻読んでたらちょー太のことが一気に好きになっちゃったよ。(←変な意味じゃなくて)
これからもコーイチと一緒に“釣りどれん”増殖に努めて欲しいです。

あとがきにもあったように釣りのある生活を描いたマンガとして大いに楽しめました。
バス釣りを中心とした愉快な釣り仲間達。ホント、楽しそうでしたよ。

とだ勝之氏にはまた月刊少年マガジンで元気なスポーツ系のマンガを
描いて欲しいです。

2002年5月21日 「子どもたち!」2巻●講談社 曽根富美子

いやーかなりきついお話でした(汗)。
というか読んでるだけで気持ち悪くなってきた・・・
でもこれが現実にあるのだとしたらとても深刻。

心に傷を負った子供達を保護し、心のケアに取り組む児童養護施設“光学園”。
子供達が心に深い傷を負った理由はなにも親の暴力によるものだけではない。
父親による性的虐待などという身の毛もよだつような行為をされ、
苦しめられてる子どももいるのだ。

父親が娘(2歳児)の裸の写真を撮ったり、性器をなめさせたり、性交したりと・・・
ああ・・・もう挙げてるだけで気分悪くなってきた。
自分の父親にこんなことされると気持ち悪いなんて域は越えて恐怖ですよ。
怯えてどうにかなってしまうのも当然です。
こんな子供達の心の傷をどう回復させるのか。非常に難しい問題ですね。

2002年5月21日 「転生ANIMA」●秋田書店 うういずみ

女子高生、源呼春(みなもとこはる・高1)の前に突然現れた
2人の男子高校生、犬城狼怖(けんじょううるふ)と猫野大河(びょうのたいが)。
実はこの2人は交通事故で死んでしまった呼春ちゃんのペット、
犬のウルフと猫のタイガーのそれぞれの生まれ変わりなのでありました。
でも前世の犬猫の習性を残した中途半端な生まれ変わり。
おまけにしっぽまで生えている。

要は狼怖と大河が源一家と同居することになり、この2人を中心に
ワンニャン大騒動を巻き起こす、といった感じの内容なのです。

うういずみテイストのハチャメチャギャグが存分に盛り込まれていて
笑いながら楽しませてもらいました。
どのお話もちゃんと転生ANIMAの特性を活かしてますし、
今回はそれがうまい具合にうういずみのハチャメチャギャグに
マッチしていたと思う。

ネット上ではこの作品は随分こき下ろされていましたけど、
私はこの作品はおもしろいと思いますよ。
作者がうういずみだからって毛嫌いする必要はないよね。

あ、そういえば小学生編がカットされていましたね・・・
まああの最悪な夢オチを載せるよりはカットされた方がいいのかな。
代わりに描きおろし29ページのおかげでうまく1冊の単行本でまとまりました。

2002年5月20日 「ファイアーエムブレム 覇者の剣」1巻●集英社 原作/井沢ひろし・漫画/山田孝太郎

表紙絵の剣を持った少年(アル)がかっちょよかったので購入。

このマンガはタイトルと同名のゲームをマンガ化した作品なんだけど、
俺はそのゲームを知らない。でも読んでみたらおもしろかったです。
つまり、ファイアーエムブレムを知らなくても冒険ファンタジー作品として
十分楽しめるということですね。正直読む前は「ゲームマンガなんて」と
高をくくっていたんですけど(汗)。

舞台は暗黒大陸エレブ。主人公のアル(15)は旅立ちの際に
父親からもらった剣が、人と竜の戦争を終結させたハルトムート軍のものだと知り、
そのハルトムートが創ったとされる“炎の紋章”を探すべく冒険の旅をするという物語です。

ゲームファンタジーの世界なので当然、魔法やドラゴンも登場いたします。
悪者もいっぱいいます。分かりやすくていいやね。

タニア城のお姫さまティーナが高貴な人ではなく、普通の女の子みたいな
感じなのがいい。そんなお姫さまにこびへつらうことなくタメ口をきいてる
アルがいい。アルは元気があって正義感があふれているのはいいけれど
すぐにオヤジからもらった剣を盗られてしまうことが多いようです。
肌身離さず持っていた方がいいんでねえの?

敵兵の処刑でのアルの戦いッぷりがかっちょよかったなあ。
ティーナのライブの魔法を信じて自らガントの剣の攻撃を受けるアルに
ほれぼれするオイラなのでした。

2002年5月19日 「貧民の食卓」2巻●新潮社 おおつぼマキ 

プータローオヤジが腕によりをかけて材料費100円以下の貧民料理を作り上げる
究極の貧乏料理マンガ第2弾。

無職で働く気もないオヤジなんぞ嫌われて当然のはずなんだけど、
留吉は子供達には優しいし、料理も安くてうまいものを食わせているので
“働いてお金を稼ぐ”以外では良き父親としてうまくいっているようだ。
怒り顔や暴力が似合わない人だからそこが憎めない要因なのかもしれないね。
それとも貧乏だとより家族の絆が強まるとか・・・?

この巻ではやたらと恋に絡んだお話が目立ってました。
娘の千夏ちゃんと鮎川くん、そして息子のハジメくんの担任・井山先生と
甘栗組の親分さん。会うたびに顔を赤らめちゃって。
でもいくらラブラブモードに入ってもおおつぼマキ氏の絵柄と
貧乏がテーマのこのマンガではロマンチックもヘッタクレもなかったのでした。

全体的にまあまあ楽しく読めました。作者による100円料理の解説も
気にならなかったし。(←?)

2002年5月19日 「クレヨンしんちゃん」32巻●双葉社 臼井儀人

だらだらだらだら買い続けて32巻。

もうはっきり言ってどうだっていいんですけどね。
なのに買い続けてる理由は中にはおもしろいギャグが
あるからだと思う。(←思うってどういうことよ?)

まあとりあえず臼井儀人氏の描くオカマはうざいので
スーザン小雪とやらをこのマンガから追放して欲しいところ。

四郎(よんろう)くんの部屋のカベの穴は、めぞん一刻の四谷さんみたいな
ものなんでしょうね。(しかも名前に同じ『四』が使われている)
カベの穴から野原家に出入りしてるし、勝手に野原家のご飯とか
当たり前のように食っちゃてるし、四郎くんはかなり厚かましい。

マサオくんは根っからの小心者で強い者に従っていくタイプ。
妄想癖もあり、ある意味しんちゃんよりも将来的に心配だ。
とりあえず女の子の奴隷から自力で脱出しましょうね。

ところでステロイド麻酢尾が消されてしまう一件はどうなったのでしょう?
次巻に続くの?珍しいですね。

2002年5月18日 「並木橋通りアオバ自転車店」5巻●少年画報社 宮尾岳

この巻も自転車にまつわるお話を楽しませてもらいました。
どの話もスッ・・・とその世界観に入り込めちゃうというかなんというか。

「ふらっか〜ず」「おいしい水」「セカンド・ステップ」辺りが特に好きかな。
「セカンド・ステップ」はてっきりプジョーの車はこのマンガの性格上
そのままキャンセルにでもするのかと思ったけど、ちゃんと購入して乗ってるところが良い。
夫の憧れの車と色がお揃いの妻の自転車。夫の思い出と共に妻の人生は
また新たに動き出します。ええ話やね。

「おいしい水」は自分でゴールを切った後に飲む水はおいしいというお話。
わかっちゃいるけど読後感爽やかなお話でしたね〜。思わずニンマリ。

このマンガ、月一連載から週一連載になったらしいけど
あとがきの作者のやる気あるコメントを見る限りでは大丈夫そう。
作者は大変だけど、これからも頑張って欲しいです。

2002年5月18日 「おきらくママ」1巻●芳文社 新田朋子

表紙絵の物干し竿に吊り下げられてる男の子2人が
かわいかったので購入。
このマンガは三井家のママさんパパさん、そして2人の
やんちゃな息子、かずきくんとしゅんくんのあったかファミリーを描いた
アットホーム4コママンガです。

2人の息子の笑顔が多いのが印象的。それだけでも
このマンガ全体の雰囲気が明るくなっていい感じ。

ママさんパパさんはどちらかといったら現実的。
一戸建てが欲しいだの幼稚園の先生は美人だの
実際こんなオバハン・オッサンお母さんお父さんはいるでしょうねー。

かずきくんしゅんくんは別にませた子供ではないし、
ママさんもヤンママではなく、パパさんも職業はさらりいまん。

そんな三井家は至って普通の家族。だから内容も平和的で読んでてホッとする。
当然わざとらしいギャグを狙ったものもなく、最後まで気持ちよく読める。
これはいいマンガだなあ。

2002年5月16日 「週刊少年チャンピオン」2002年25号●秋田書店

週刊少年チャンピオン7月5日増刊号買おうかな。
どうしようかな。

▼ラフ&ラフ:立松ミ治
新連載ゴルフマンガ。虎木真という高校生が主人公。
虎木は普段はバイトで盗み(キャンペーンガールの看板とか)を
しているみたいだけど(バイトで盗みというのも変な表現だな・・・)
銀色学園ゴルフ部の特待生ということですから
ゴルフの腕はすごいみたいです。

虎木に限らず、高校生が他人のスイングを見て
あーだこーだ言えるのはきっと銀色学園ゴルフ部の
レベルが高いからなんでしょうね。
初回は特に真新しいところはなく平凡で無難な線といったところか。

ガチンコゴルフマンガと謳ってますがベリースペシャルみたいな
内容になるのだけはやめてね。いや、その心配はないか・・・

▼バキ:板垣恵介
次はバキと梢江のバトル!?また別の楽しみができましたね!
ヤングチャンピオンでもなんか起きるみたいですし。
そうなるとドイルのことなどどうでもよくなってきちゃうんですが・・・
タコ殴りドイル見ても仕方ないし。
まあ「僕ノ負ケデチュ」と言ってくれたなら話は別ですけどね。

▼キャラメルリンゴ:内海甲介

やっぱリンゴとララのコンビはとてもよく似合う。
強いけどアホなリンゴ。弱いけどまじめなララ。
凸凹コンビのようでそうでないところがGOOD。

それにしてもこのマンガにおいて「忍者」とは何!?
手裏剣を使うところをみるとやっぱり我々が
普通に思い浮かべる忍者と同じなのか?
それとも忍者としての仕事がいろいろあるというのか?
(HUNTER×HUNTERのハンターみたいに)
その辺りがよく分からないなあ。
まあお話自体は楽しく読ませてもらってるけどね。

リンゴの兄ちゃんはすごい有名らしいけど、
とりあえず黒金一派を敵に回したということで
よろしいか?(というか黒金一派って今後登場するのか?)
次号、忍者試験開始。ララも試験受けるのかな?

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
すごいムチャクチャな内容ですね今週。
そんなことより奈々子先生は小鉄を上半身裸で
授業を受けさせているのですか?

▼SAMURAIMAN:芹沢直樹
先週号の不気味な影の正体は
「俺のケツの穴をなめろ」とかほざく変態亀男でした。
そんなに男になめてもらいたいか?

ところでこれは妖怪退治マンガになるの?
まさか違うよね?
サムライバトルマンガだもんね?

▼拳魂:今谷鉄柱
電車の席に座っても立ってもハル奈ちゃんに
ほめてもらえると思ってる拳太くん。
自分に都合のいい妄想してるよなあ。

しかし拳太は空手はがんばってます。
最初の頃とは大違いだ。この調子だ!!

▼無敵看板娘:佐渡川準
新連載。血の気の多いラーメン屋の娘、
鬼丸美輝が主人公。

虹色ラーメンみたいに味勝負ではなくて
美輝の大暴れぶりを楽しむ人情マンガに
なるのかな?
だとしたら虹色ラーメンとネタはかぶらないだろう。

美輝が客とてんやわんやしたり、大食いなどの
イベント勝負をしたりするお話になってくれたらいいな。
味勝負だけは避けて欲しい。

▼ORANGE:能田達規
BOMオレンジのCMおもしろいなー。
ムサシのキャラクター性が引き出されていて
見てるだけで心地よい感じ。

ムサシは子供に人気あるんだね。
それだけで俺、ムサシのことが好きになりそう。
子供に人気ある=嫌なヤツではないって図式が
俺の中にあるからね。ムサシサイコー!!

▼虹色ラーメン:馬場民雄
太陽も義綱も後半はラーメンの味を変えてきましたか。
というか義綱はラーメンの味を元通りにしただけなんですが。
義綱のほうはそのまま後半も激辛ラーメンを出して、
太陽のラーメンを食った客をも激辛ラーメンの味に
塗り替えてしまう作戦とばかり思ってたけど違ったのね。

冬瓜を使ってくるとはねー。冬瓜で激辛ラーメンの味を
打ち消すことができるのか。考えもしなかった。
あの激辛ラーメンを上回る濃い味のラーメンを作るものとばかり・・・
いやお見事です。納得です。

結果、義綱は負けたけど、良太くんが明るかったのが良かったです。

▼ショー☆バン:原作/森高夕次・作画/松島幸太朗
今週も「地球はオレを中心に回っている」的なプレイを
見せつける番太郎であった。

見開きページに汚名返上に燃える番太郎とありますが、
一部、汚名挽回となっているところもあるだろう。

前の試合で番太郎の父ちゃんとアー坊のせいで赤っ恥をかき、
ボロボロになった番太郎を偵察していた丸吉中。

あの偵察も今思えばやっぱ見られて良かったんだよね。
案の定なめてかかってた。それこそ番太郎の思うツボ。

▼BMネクタール:藤澤勇希
んん?紀伊がダメですと?
何がダメなの?4000人の命は?

▼七人のナナ:原作/今川泰宏・漫画/国広あづさ
次号最終回。短い間だったけど楽しませてもらいました。
しかし潔く引くよねこのマンガ。受験が終わっても
ダラダラ長く続けることなくキチッと終わらせる
この潔さ。

オリジナルナナが分身ナナ達それぞれの性格を次々に見せつける。
1人のナナになってしまう日はすぐそこ・・・(泣)

▼フジケン:小沢としお
またヤンキーバトル復活かなと思ったけど、
トモちゃん探しじゃそれはないでしょうな。

▼A.-D.O.G.S.:原案/北嶋博明・漫画/鈴木ダイ
アナコンダ君、“熱血”ってそういう時に使う言葉じゃないってば(笑)。

2002年5月15日 「コンビニぶんぶん」1巻●竹書房 藤島じゅん

コンビニエンスストア“ぶんぶん”で働く1人の若い女性店長と
2人の学生アルバイターによるボケぶりを堪能する4コママンガ。
店員はスプライトだの六条麦茶だの午後のミルクティーだのを
模した名前。いかにもコンビニって感じの若者たちです。
帯の4コママンガがおもしろかったので購入。

今時の学生さんがコンビニでアルバイトしたらこんな感じになるんかいな。
チャラチャラしてはいないけど、社会的な感覚が少々ズレてるし
接客態度もあまりほめられたものじゃないのでこんなんでアルバイト
つとまるんかいなとちょっと不安な要素もありますが
それでも一定の客が来るのは不思議ではあります。
っつーか決まった客しか来てないような・・・

コンビニネタが主な内容になるのかと思ったけどそうではなくて
コンビニ店員やコンビニにやってくる客のボケぶりを楽しむマンガです。
そこそこ楽しく読めたけど少し物足りなかったかな〜・・・(汗)
まあいかにも昭和50年代のお若い人が描いたような絵と内容ではありました。

りんぐちゃんはちょっと高1には見えないな(汗)。
あれは小学生だよ・・・キャラはおもしろいけど。

近所の中学生、山崎君はいいっすね。
ビンボくさいけどなんかかわいい。

2002年5月13日 「こちら葛飾区亀有公園前派出所」129巻●集英社 秋本 治

両さんの「犬の生活」!が良かったかな。

犬はペットというよりは家族の一員だと思っている方も多いようですが
犬のホテルやレストランは、いささか行き過ぎですね。
ペットに興味のない者から見たら異常な光景。
特に金持ちに飼われている犬は我々一般人よりは贅沢な毎日を
過ごしてるんだろうね。変なの。

両さんは人間のプライドを捨てて麗子の犬になりすまして
やりたい放題食い放題の日々を過ごしていたのでした。
人間の両津よりも麗子の犬の方が人並みの生活を送っているとは
皮肉なもんだ。
でも両さんは犬よりゴキブリのほうが似合ってたりして。

寿司神様は例によって両さんをのけものにすると
復讐してやるぞ!の回でした。
両さんは外国の偉い人を相手にするより、幼稚園児相手にしている方が
両さんらしくていいのになあ。
復讐なんかするより子供達にサンタさんやドラえもんの巻きずしを
作ってあげる方が数倍喜ばれて大金星のはずだったのに惜しい。

2002年5月13日 「A.−D.O.G.S.」1巻●秋田書店 原案/北嶋博明・漫画/鈴木ダイ 

舞台はちょっと先の近未来。
人殺しなんて当たり前となった程に凶悪・凶暴化した少年犯罪。
少年法改正により厳罰化が実現されても、
我が物顔で犯罪を重ね、悪行を繰り返す少年たち。

そんな凶悪少年はもはやこの世には不必要ってことで
凶悪少年バスターズのエードックスという組織が
この狂った少年等を殺して退治する、といった感じで
話が進行していく。

凶悪少年をR.A.T(ラット)と充てているのがポイント。
つまり凶悪少年に情けは無用。動物実験に使われるネズミと思え、
ということなんでしょうかね。

今現在でも少年犯罪は問題になっているので、凶悪少年を
やっつけた時の「やった!!」と思わせるような感覚(爽快感?)が
もっと欲しいよね。凶悪少年の残虐さはよく描けてるんだけど。

少年犯罪がテーマになっているだけでもおもしろくなりそうな
要素はありますので2巻に期待したいところ。

鈴木ダイの作者コメントがおもしろかった。
小さい頃、ショベルカーとブルドーザーが戦ったらどっちが強いんだろう、と
本気で思っていたようです。子供の頃からダイナミックな発想力を
お持ちのようで。

2002年5月12日 「ONE PIECE」23巻●集英社 尾田栄一郎

アラバスタでのルフィVSクロコダイル戦と、時計台からの爆破阻止が
この巻にてまとめてカタついてますね。
クロコダイルは得意の砂技がほとんど使えてなかったので
ルフィにやられるのは時間の問題だと思ってたんですけどね。
それにしてもクロコダイルは憎たらしいヤツだったなー。
時限爆弾を仕込む辺りは用意周到というか心底憎かったです。
まさに人を絶望に追い込む悪魔。こんなヤツこの世にいらん。

どのマンガでもそうだけど悪党をやっつけて国を救って、
そしてその別れの時ってのが爽やかでいいよね。
当然、今回のアラバスタもそう。
ビビの「ルフィ達と冒険はしたいけどこの国を愛してるから行かない」
のセリフが印象的だったなあ。やっぱビビはアラバスタの王女ですわ。
1度絶望のどん底に叩き落とされた国だからこそ、今ある平和をより強く
実感できるんだよな。すばらしい。

次巻から新章スタートになるのかな。

2002年5月11日 「ライジングインパクト」15巻●集英社 鈴木央

んー、ガウェインとランスロットの一騎打ちでこのマンガ
締めくくるつもりなのかしら?それもまた良し。

そーなるとグラール=キングダムのことなど
どうでも良く・・・じゃなくて最終的には何らかの形で
アーサーが絡んでくるんでしょうね。

これらをどうまとめてくれるのか見物。

2002年5月11日 「HUNTER×HUNTER」14巻●集英社 冨樫義博

なかなかおもしろかったです。

要点をグリーンアイランドだけに絞っていますし、
No.000から099までのカードを全部集めるという
明確な目的もありますのでなんの迷いもなく
最後まで読むことができました。

このマンガただでさえ刊行ペースが遅いので
あれやこれやといろんなお話を同時進行させたら
訳分かんなくなるのよね。読み返す必要性が出てしまう。
今回それが解消されていたのが良かった。

G・Iのカードって000〜099以外にもたくさんあるんだなあ。
・・・というか無限にあるんじゃないの?カードの種類って。
お金やただの石までカードになったんじゃあそらカード集めも
大変だわな。

この巻で一番良かったのはゴンとキルアが
行動を共にしていることですね。

この2人は馴れ合ってるわけではないのですが、
ある意味現実に近い友達同士と言っても
いいんじゃないでしょうか。

2002年5月11日 「龍 〜RON〜」30巻●小学館 村上もとか

鳳花って曹徳豊に襲撃された時に左腕を失っていたのか。
27巻を読み返してみたら確かにそうでした。
それにしても鳳花ってすさまじい人生送ってるネ。
あんな過去を背負ってたら普通は気が狂って
死んでしまってもおかしくないのに淡々とした態度。
ヤツは強者です。

核心の“黄龍玉壁”は、龍を始めとするお偉いさん方が
少しずつこれに近づいているといった感じ。
黄龍玉壁の行方はどうなるのか。鳳花の命を狙う曹徳豊も加えて
まだまだこの話の先は長そうだな。

2002年5月9日 「週刊少年チャンピオン」2002年24号●秋田書店

ななか6/17がアニメ化だってさ。
だったらピース電器も・・・いや、それは言うまい語るまい。

▼バキ:板垣恵介
オリバが隕石に当たった程度で死にますかねえ?
烈海王が地割れに巻き込まれた程度で死にますかねえ?
1秒で分かる独歩くんのウソ。
烈海王の「救命阿(ジュウミンア)」のセリフが笑わせてくれます。

▼キャラメルリンゴ:内海甲介
やっぱチャンピオンのマンガって感じがしないね(汗)。

リンゴが船の旅の途中で知り合ったララという
とても臆病な男の子。
ララって女の子みたいな名前だけど漢字で書くと「乱乱」で
暴れん坊っぽい名前であることが分かる。

その証拠に黒金の兄貴の右腕いきなりぶった切り!!
俺、びっくりしちゃった。いつもオドオドしているヤツに
武器を持たせるととても危ないよなあ。

・・・という訳でリンゴとララは仲良しに。
これからどんな旅が始まるのか楽しみです。
ホント、この2人は親分子分って感じがして
息の合ったコンビになりそうなので期待。

でもまだこのマンガの世界観が見えてこないですね。
まあそのうち見えてくるでしょ。

▼ORANGE:能田達規
そうか。美菓ちゃんの南予オレンジを必死に
立て直そうとする姿を見て南予オレンジに入る
決心を固めたのですねムサシは。

ますます南予オレンジとムサシは切っても切れない関係に。(もちろん美菓ちゃんも)
今回ちょっと感動しました。
ちらほら降る雪をバックに美菓ちゃんに声をかける
ムサシがかっちょいいです。

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
大鉄は譲る譲らない以前の問題ですな。
ただのワガママだよありゃあ。
小鉄と花子の場合はお互いはじに寄れば
万事解決なんじゃないの?・・・って
それ以前になんで違うクラスの
花子が出てんの?

▼SAMURAIMAN:芹沢直樹

また先週と打って変わって龍馬の日常が中心。
こうしてみると龍馬も普通の中学生なんですね。

さて前回は龍馬の身の周りに異変が起きたけど
今回は龍馬自身に異変が起きました。
これからどんな展開になるか先が読めない。
そして勝海がこの一件に関わっているのか
全く分からない。次号が楽しみです。

▼ナックルボンバー学園:川島よしお
夜になると息子は一人トイレでむせび泣くのですか。
やさしいねえ。
でも本番の時でもほとんどムダになりますよ。
実際に子供を作る時でも競争に負けたその者達に対して
ちゃんとあやまるつもりなのでしょうか少年は。

▼拳魂:今谷鉄柱
拳太は相良に追いついてるようで追いついてないんだな。
でも強くなってるのは確かなようだ。
バカ力だけはあるし、雰囲気がなんとなくフジケンそっくりな拳太くんです。

しかし・・・自分で洗いたいモノって・・・・・・
なんのことなんでしょ(笑)。

▼虹色ラーメン:馬場民雄
「どんな手を使ってでも勝つ」と言った八幡義綱の言葉の意味が
ここでようやく分かりました。

私も途中でこれに気がついたのですが義綱のラーメンは
いわば激辛ラーメン。太陽のラーメンを先に食おうと
後に食おうと、最後には激辛の味しか残らないという作戦。

確かにえげつないですが義綱は策士ですね。
相手のラーメンを不利にしつつ、自分のラーメンを
美味しく仕上げるなんてこれはなかなかできるもんじゃ
ありません。

相手を不利にするだけなら簡単なんだけどね。
あくまで正攻法の中での作戦です。
太陽はこれを上回る味付けをすること以外に
方法がないようにも思えますが・・・

▼しゅーまっは:伯林
相変わらずしゅーまっはにいいように
言いくるめられてる彩ちゃんなのです。
おじいちゃんバードウォッチングって
全然鳥見てないじゃんか。

▼ななか6/17:八神健
最終回にしてはやけにあっさりしてるなと思ったら、
第一部完ですと!しかも第二部は秋に再開!
おまけにアニメ化!まさに大どんでん返しでした。

ただの萌え萌えマンガやラブラブマンガじゃなくて
七華や稔二、雨宮さんなどの人間性も丁寧に描かれた
心温まるお話でありました。

第二部の稔二と七華は一体どんな姿で登場するのでしょう。
期待に胸が高鳴ります。

▼ショー☆バン:原作/森高夕次・作画/松島幸太朗
番太郎、絶交調!!

以上。

番太郎、「お山の大将になってやる」って
キミ最初からお山の大将気分じゃん。

▼フルアヘッド!ココ:米原秀幸
やっとココが登場か。次号はココ対バーツの対決か?
でもそれをただ見てるだけのライツワイズじゃないと思うけど。

▼BMネクタール:藤澤勇希
BMの歴史はまだまだ終わらない。
さらにBMは完たちに襲いかかるのであった。

それにしても完のセリフ1つ1つがカッチョ良すぎなんですけど。
2つの選択肢とかみんな一緒にとか。
クールなシンゴの心の拠り所、それが麻綾完なのだ。

▼フジケン:小沢としお
最近またおもしろくなりましたな。
フジケンを巡って2人の女の子が激しいバトルという
設定だけでも十分笑えます。
巨乳・パンツ・殴り合い。

このマンガに登場する男は基本的にはバカだが
女もバカだ・・・

▼七人のナナ:原作/今川泰宏・漫画/国広あづさ
8人目のナナの名前は「白ナナ」に決定。
う〜ん、なんか最終回っぽいお話になってきましたね。
1人のナナに戻る日は近いのか。

高校受験が終わったら最終回になってしまうのでしょうか?
なんとなく淋しいですね。
そんな中、神近くんの笑顔はかわいい爽やかでしたが・・・

▼A.-D.O.G.S.:原案/北嶋博明・漫画/鈴木ダイ
リカオンが肉片にされてしまったのかどうか
ずーーーーーーっと待っていましたよ。
でもリカオンはこの危機をすんでの所で回避してました!やるねえ。
まさかアナコンダ君も自分の肉片を浴びることになるとは
夢にも思ってみなかっただろう。

ブルは悲惨だ・・・

2002年5月8日 「光の島」2巻●小学館 尾瀬あきら

表紙の光くん、たくましいなあ。
とても小学1年生には見えない体格です。

それはさておき2巻では唄美島の危機感が直に伝わる内容でしたね。
光くんと由美ちゃんが唄美島にとってどんなに大切な存在か。
唄美島の過疎の波を食い止めているのにどれだけ貢献してるか
本当によく分かる。

だけど肝心の親がそれを心良しとしていないんだよなあ。
光くんを東京へ戻すか戻さないか。由美ちゃんを児童数の多い
小学校へ行かせるかどうか、いつも唄美島の年輩の人たちと
子供達の両親との間でいがみ合いが絶えない。

本当は光くんも由美ちゃんも唄美島廃村を食い止めるためとしてではなく、
唄美島の自然をめいっぱい体で感じることの喜びを味わわせてあげたいことに
親も島民も同意の上で唄美島に送り出すのが一番いいんだけどね。

さて、唄美小学校も夏休み。東京へ一時的に戻ってきた光くんに
母親はもうつきっきりで離さない。光くんは果たして再び唄美島へ
行くことがあるのか。由美ちゃんはどうなるのか。
いいところで終わらせてるなあ。まあこうして光くんは精神的にも
たくましくなっていくんだろうね。

2002年5月7日 「ORANGE」2巻●秋田書店 能田達規

おもしろかった。というよりは1巻の時より
南予オレンジのイメージが明るくなったのが
良かった。

なんてったって1巻のときは南予オレンジのダメっぷりが
モロに表に出てましたからねー。
美菓ちゃんのおじいちゃんが創った南予オレンジが
市民に見放されるなんてこれほど悲しいことはないからな。

ムサシの導入で俄然活気づいた南予オレンジ。
彼が点を入れると宣言すれば、その期待に必ず応えてくれる。
だから南予オレンジが解散のピンチに立たされても
彼がいるだけで希望の光が強く射し込むような
そんな気がします。

試合の度にオレンジの選手を1人か2人目立たせて
自然にオレンジイレブンのメンバー紹介風に仕立てているのが
良いです。コイツはこんなヤツなんだ、というのが
よく分かりますよ。

2002年5月5日 「ショー☆バン」7巻●秋田書店 原作/森高夕次・作画/松島幸太朗 

この巻でも番太郎の絶好調が続きます。
辻京中相手に4打数4安打、さらに投げる方でも
かすらせない記録8人達成などと自分の中での
好投記録を作り、どんどん伸ばしていく。
まさに打って良し投げて良しの好調ぶり。

しかし巻末付録の1年生紹介のページにもあったように
番太郎は浮き沈みが激しいからこの先相手チームに
叩きのめされたらどうなってしまうのか心配なんですよね。

ほら、泳静中戦ではもうすでに番太郎が爪を切ってしまったことと
ノブチンのスライダーのサイン無視の2つのイヤ〜な要素が・・・
でもズタボロになって精神的にも強くなって欲しいね番太郎は。


ところで表紙の折り込みのところに作画担当・松島幸太朗氏の
顔写真が。そうか。あのあんちゃんが愛くるしいアー坊を
描いていたのか・・・

2002年5月5日 「フルアヘッド!ココ」26巻●秋田書店 米原秀幸

スイートマドンナ号を始めとする複数の海賊船が
動力石のある浮島へ向かう途中で、化獣・巨獣が
わんさと現れ、クルー達が皆で共闘して襲いかかる化獣を
倒していくというただそれだけの内容。

いや、ちゃんと化獣をやっつけながらも目的地には
確実に近づいてる訳なんですが。

そんな中、パンクスやガーシュ、カマラの思い出話なんかも
盛り込まれていて、こいつらもこれからの決戦の中で
死んでいくのかしらと心配になる私。

2002年5月4日 「ぼへみあん」●集英社 ビッグ錠

日本人少年のマンジローと黒人少年のリンカーン、
そして少女マリアの3人が、ニューヨークを舞台に
様々な冒険の日々が繰り広げられる。

舞台といっても表舞台ではなく、裏の方ね。
地下道にもよく行くこの3人は、そこに住み着くホームレス達とも
意外にうまくやっている。

最初の方は正直、「なんだかな〜」ってな感じだったんだけど
読んでいくうちに少しずつおもしろくなってきたかな。
完全に大人の向けのマンガで、スクリーントーンを
使わない画が印象的。

テロで地上は壊滅状態にさらされ、地下道へ逃げ、
絶望に打ちひしがれる人たち。
しかしマリアの歌と1人の男の作った料理が
地下道の人たちに活力を与えた。

最後はビッグ錠お得意の料理マンガみたいになっちゃったけど
国籍に関係ないピザを作り上げるお話はなかなか良かったです。

・・・・・・でもお好み焼きは日本のピザと言えるのか???

2002年5月3日 「ななか6/17」6巻●秋田書店 八神健

いいね。ほのぼのしてて。
ななかの無邪気な顔を見てると思わず笑みがこぼれてしまう。
ただし、言い換えればのーてんきなだけなんだけど(笑)。

まじかるドミ子が目立った巻だった。
ドミ子ちゃんはこのマンガの世界にすっかり溶け込んでいますね。
もうクレヨンしんちゃんのアクション仮面以上に馴染んじゃってます。
ドミ子ちゃんがなかったらこのマンガのおもしろさが激減してしまうくらい
重要なキャラになってます。

やー、このマンガ読んでると心が癒されますな。ぬくぬくしててぽかぽかしてて
なんかこう、「はあぁぁぁ・・・」と力と疲れがいっぺんに抜けていく感じ。
 
いい意味での脱力感。

2002年5月2日 「TRAFFICKER」2巻●小学館 光永康則

修太って見た目は高校生のガキなのに
何故レーサー顔負けのバイクの腕前を持ってんのか不思議。

どんなむちゃくちゃな時間を指定しようと
依頼された物は必ず時間内に運ぶことがチューチュー便のポリシー。
それは分かるのだが、一般ドライバーに迷惑をかけたり
車両を破壊したりしてはいけません。

修太は暴走族じゃないんだからそこら辺はよくわきまえましょう。
彼はバイクで暴走しまくっても、運んでいる物は温かいのだ。

まあでもこの巻は基本的におもしろかった。
修太とアヤノがお互いを信頼し合って超高速便を経営しているのが
よく分かった。