じゃりまん小学校
じゃりまん読書感想文
2004年11月分

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今月読んだマンガリスト:12冊
NICE! は特に良かったと思う作品
別冊コロコロコミックSpecial2004年12月号 小学一年生2004年12月号
小学二年生2004年12月号 小学三年生2004年12月号 小学四年生2004年12月号
小学五年生2004年12月号 小学六年生2004年12月号 プレコミックブンブン2004年12月号
コミックボンボン2004年12月号 デュエルマスターズ14巻 月刊コロコロコミック2004年12月号
少女少年7巻 総評



2004年11月度
総評
じゃりまんの部
学年誌はなんといっても玉井たけし氏の訃報だ。
小学四年生や小学五年生の次月号で発表するんでしょうか。
なんだかんだいっても玉井たけし氏は
今まで学年誌で大きく貢献していたからね。
ご冥福をお祈りします。

ブンブンは毎月読み切りの作品が読めるようになったのはいい感じ。
来年辺り連載陣とトレードもありかな?

コロコロはながとしやすなり氏のミラクルボールが
どんな路線の野球マンガになっていくのか素直に楽しみだ。
主人公の宮本不滅くんが冗談通じなさそうな性格してるのが
却って気になるのですよ。

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2004年11月30日 火曜日


少女少年 7巻
やぶうち優
小学館 てんとう虫コミックススペシャル 510円

そして限界の第7巻。学年誌での連載はひとまず終了となりました。
今回の少女少年は主人公・太一というアニメ声の少年が
昔見たミュージカルの女の子を求めて、声優界デビューするというお話です。
もちろん太一は女装してます。

なんといいましょうか、恋のトラブルよりも友情が際立ってたお話でしたね。
瞬とは男同士の友情、そして声が出なくなってしまったミュージカルの女の子には
女装した太一が励ましてあげると。

太一がなぜ瞬に自分が女装していることを秘密にしてしまったのか
よく分からなかったんですが、
瞬にはそんなことはとっくのとうにお見通し。
太一が瞬に自分が女装していたことを打ち明けても
特にあわてることもなくごくフツーに自然体。

少女少年1〜7を通して、この巻が一番少女に変装した少年を
少女として取り扱っていたのではないだろうか。
そういう意味では最終巻と呼ぶにふさわしいかもしれないね。

・・・で、一応最終巻ですが、まだ「ちゃおDX」という雑誌で
連載が続いてるんだとか。
正体がバレたら大事件ということで、
そこがこのマンガ本来のおもしろさなので
単行本になった際には買ってみようかと思います。

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2004年11月21日 日曜日


月刊コロコロコミック 2004年12月号
2004年11月15日発売
小学館 480円
▼F−ZERO CLIMAX:板垣雅也
最速マシンを使ったカーレースゲームの読み切りマンガ。
作者は別コロでウチュウジンマンガを描いていた人。

宇宙最速を名乗る強者どもが集まった今回のサーキット場は・・・
なんとド田舎!
最速マシンで牛や馬フンなどの障害物をよけてゴールを目指す。

みなさん童心にかえったようなカーレース展開でおもしろいですね。
リュウとシャドーがデッドヒートでゴールまでよけてしまうオチには思わず失笑。

▼絶体絶命でんぢゃらすじーさん:曽山一寿
なんか、じーさんとちゃむらいのやりとりを見てると、
NHK教育ののっぽさんとゴン太くんのノリを思い出してしまう・・・

やってることはとってもえげつないけど。

▼コロッケ!:樫本学ヴ
リゾット、テトの救出作戦に成功!!
・・・とはいえ、今回は裏バンカーサバイバル本編からは
話が外れていたな。

次号は重要キャラが落ちるみたいなので
その時のストーリーの盛り上がりに期待。

▼ケシカスくん:村瀬範行
いくら揚げ物でサクサクッとしてても
文房具は食品になりはしないぞ。

▼デュエルマスターズ:松本しげのぶ
勝ちゃんとザキラが直接対決となり、
急展開になったような気もしますが、
ザキラはその昔、勝ちゃんの父親とデュエルし、
倒したことがあるそうで、これはそう簡単に
決着はつかないだろう。
ホワイトとなった白凰のこともありますし。

デュエルするんでしょ?白凰。

▼デュエル・ジャック!!:伊原しげかつ
強さとは全く無縁の、愉快で楽しいアイデア技のつまったネタデッキで
デュエルを楽しんじゃおうというお話。

これはデュエルだけじゃなく、全てのホビーに通ずるものが
あるかもしれないなあ。
むしろデュエルに負けてばっかりの人は、
この方法でまずデュエルそのものを楽しむことが肝心。

そうすればショーのように闘いの後でデュエリスト同士がお花畑で
手と手を取り合って爽やかな気分になれるよきっと。

▼ドラベース:まんが/むぎわらしんたろう・原案協力/藤子プロ
Bドーム杯出場の座をかけてドラーズの1軍と2軍が入り交じって障害物レース!
野球対決をしない決着法は意外性があっておもしろい。

それに今まで優勝賞品で遊んでばかりいたドラーズ一軍の持久力を見る
良い機会だしね。持久力が落ちてしまっても根性と底力で
二軍に逆転勝ちすることができるか!?

▼金色のガッシュベル!!:原作/雷句誠・まんが/矢高鈴央
りんご→ゴリラ→らっぱときたら次はパンツと相場が決まっておろうが。

▼爆封スラッシュ!キズナ:青木たかお
上級魔獣は魔書に封印されてもしゃべったりすることができるのな。
この分だとブレイドは魔獣の姿よりも本の姿でいる時間のほうが長そうだ。
しかも好戦的だし、炎は小うるさい本を手にしてしまったようなもんだな。

▼ミラクルボール:ながとしやすなり
新連載。
うちゅう人田中太郎のながとしやすなり氏が送る中学生野球マンガ。

不良ばかりが集まる廃部寸前の武蔵丸第三中学野球部に
プロ野球選手をめざすミラクル少年・宮本不滅(みやもとふめつ)がやってきた。
宮本不滅の投げたボールは剛速球で狙いも百中、
片手打法から繰り出されたボールは勢いよく天高くボールが舞い上がる。
いずれも力強く。

よろしいんじゃないでしょうか。
主人公の宮本不滅は名前だけでも結構インパクト強いし、
一見クールだけど野球にかけた情熱は熱い。

それに中学生野球を主体としながらもひょうきんな顔をした部員達や
宮本不滅が放つ強烈なボールなど、
児童マンガらしさもしっかり加味されている。

コロコロという雑誌で中学生野球マンガはなかなかない題材なので
宮本不滅のぶっとんだ必殺技を駆使して
ものすごく激しい野球マンガに期待したいところ。

今度はギャグなしのようなので
ながとしやすなり氏の本格的スポーツマンガの
お手並み拝見といこう。
今のところは掴みはOK!期待度も高まる。

▼ロックマンエグゼ:鷹岬諒
世界最大の最強のネット部隊、アメロッパ軍登場、
あっという間に闇エリアを消滅。

そんな強い部隊がいるならとっとと出動させろよ。
もったいつけずに。

▼星のカービィデデデでプププなものがたり:ひかわ博一
サンプルのおかずを見ながらご飯を食べる節約法は
カービィにうってつけだろう。

▼B−伝説! バトルビーダマン:犬木英治
ヤマトとカインは、お互い仲間の命がかかったデス・シーソーで
敵同士としてビーバトル対決。
ジャンクビーダー戦初っぱなからつらい戦いを強いられるなーと思ったら
カインの機転で全員救出成功。

やっぱ一度結んだビーダー同士の絆は
そう簡単には切れないんだよなー。
カインとの前哨戦がそれを証明してくれた。

▼かっとびレーサー!ダンガン狼:こしたてつひろ
せっかくシンジローがダンガンは遅くても勝てることを
教えて勇気づけてあげたのに、
あの百貫デブ恩を仇で返すようなマネしやがって。

ありゃあ絶対、友達できないタイプだな。
できてもすぐに裏切りそう。

▼のってけ!野郎 アムドライバー ジェナス爆闘伝:小西紀行

おまえ超弱えーよ┐( ̄Д ̄)┌
それでもアムドライバーかよ
才能ないと思う。
田舎に帰れば?(^▽^)

顔文字が腹立たしさを余計に際立たせてますな。

▼太陽少年ジャンゴ:原案/小島秀夫・まんが/ひじおか誠
うわああ、やるせねえ、やるせねえよ。
ジャンゴが兄ちゃんを救いに暗黒城に乗り込んだというのに
吸血鬼に変身する兄を見ながら暗黒城を後にするなんて。
ダーインもむごい演出してくれたもんだ。

絶望感にうちひしがれるジャンゴ。
しかし悲しみに暮れる暇もない。
一刻も早く立ち直って地球を独り占めしようと企む
ダーインを始末してほしいところだ。

▼鉄魂!!ZOIDS核闘技:溝渕誠

ハァ〜。
日本の道路ってどうしてこんなに混むのかねえ・・・・・・

ん!?


ええーっ!!?

幹線道路がひしめく都会の街に巨大なゾイドが出現!!
なんて非常識な!
しかもゾイドを操縦してるのは鉄魂(=子供)だし。
おまけに大型トラックにわざと突っ込もうとしている!!

これは普通に考えたら街中が大パニックになるとこだぞ。
街を破壊したらどう責任を取るつもりだ。

▼サルゲッチュ ウキウキ大作戦!:後藤英貴
バナナ色の絵の具、あれは匂いつきなんでしょうかね。
くさりきった色を使うのは勇気がいりそうですが・・・(汗)

▼コロッケ!外伝〜時空の冒険者ハム〜:樫本学ヴ
別冊ふろくにて。
バンキングに誘われて時を超え、
コロッケは自分の子孫、ハムと激闘を繰り広げる。

プリンプリンやウスターの子孫が今よりかっこよくって
ちょっと笑ってしまった。
キャベツの子孫が見られなかったのは残念。

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2004年11月19日 金曜日


デュエルマスターズ 14巻
松本しげのぶ
小学館 てんとう虫コミックス 409円

なんと、幽は洗脳なんかされていなかった!
洗脳されていたのは幽が助け出したかった仲間。
幽は自分の兄が子供達から伝説のカードを奪い取る
悪の集団のリーダーと分かり、
兄との約束で仲間達を悪の集団から解放するため、
敢えて心を鬼にしてバトルアリーナの試合に臨んだのだ。

それにしてはクズクズクズクズ言い過ぎなんじゃないかと思う
今日この頃なんですが。本音ですか?

・・・ということでバトルアリーナで優勝した勝ちゃんの新たな敵は幽の兄貴。
幽もフツーの女の子に戻り、ホッと胸をなで下ろしたのも束の間、
今度は白凰が幽の兄に記憶を吸い取られてしまい、幼児化現象状態に。

しかしまー白凰も、デュエルの神殿では冷めた表情をしてたし、
今度はあどけないお子さまみたいな仕草をとって見せたりして大変ですな。
多重人格者なんでしょうか?
ちょっと心配なんですが今度の白凰はカワイイから良しとす。
でも今度の事件で一番の被害者はやっぱ白凰だな。
それだけ白凰の実力は本物と言うことですか。

カワイくなった白凰を元通りにするのはちともったいないですが
勝ちゃんは最高の友であり最強のデュエリストである
白鳳の失われた記憶を取り戻すため勇敢にも不亞城へ向かう。
幽の兄貴が手強いのは間違いないので不安と言えば不安なんですが
その前に松本しげのぶセンセの生み出した
奇妙奇天烈なザコキャラがたくさん登場しそうで
そっちのほうはむしろ楽しみだったりします。
早速、幽の兄の側近が変なヤツらだし。


外伝では伍代翔くんに仲間が順調に増えていきます。
闇坊主のぽく念(6)と黄昏ミミの妹ナナ。
加えてドジなメガ吉くんとなんかまとまりのないパーティですが
皆デュエルを愛する心は一緒だ。
伍代翔くんの後についていき、デュエルの心意気ってヤツを
肌で感じ取れ。

外伝は外伝でおもしろい物語を描いててこちらも要チェックです。

P.S.

中扉絵の伍代翔くんの決めポーズがお気に入り。

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2004年11月17日 水曜日


コミックボンボン 2004年12月号
2004年11月15日発売
講談社 480円
▼愛とグルメの栄養戦士 LaLaLaクッキンガー:松下幸志
九十九本島料理勝負、終わってみれば
クッキンガーのストレート勝ちかあ。圧勝じゃん。
途中、奄美と秋風の妨害もあってピンチに立たされたけど
持ち前の発想と料理の腕で見事チャンピオンに輝きましたね〜。
自信満々だった奄美と秋風は形無し。

透明のトマトジュースはありえない話ではないと思う。
ジュースに決まった色なんてありはしないのだから。
ぼく自身も透明のオレンジジュースがあってもいいんじゃないかって
幼少時代から思ってましたので、その答えの1つがこれなんだなーと思いました。

長年の胸の支えが取れた気分。

▼ドクターマリオくん:あおきけい&みかまる
ルイージはマリオに似てないのがそんなにショックか?
負のオーラが漂ってるとはいえ
自分らしさがアピールできて別にいいと思うが。

▼へろへろくんめっちゃワールド:かみやたかひろ
ボロボロくんはそれだけ太りゃ冬眠の必要ないんじゃない?
脂肪の衣を身にまとってるようなもんだし。

▼ラクガキ王国 ピクセルの大冒険!!:コイトデルタ
ピクセルにとって手強い強敵が現れ、
アクションバトルがヒートアップしているのはいいが、
一体これのどこがラクガキマンガなんだと
最近疑問に思い始めた。

▼とびだせ!!ターパン:やまにのぼる
ウンコで打楽器を作るという発想がすごすぎ。

▼ゲゲゲの鬼太郎R 妖怪千物語:原作/水木しげる・作画/ほしの竜一
ネズミ男のオナラガスを利用した火炎攻撃なんて
そんなのアリか?

▼メカ沢くん:野中英次+ダイナミック太郎
う、メカ沢くんのバーコードヘアー、
不気味なほど似合ってるぞ・・・

▼IDATEN翔:藤原としひろ
いけ好かない忍者ライダー・狐影の手によって
破壊されてしまった炎帝と雷王。

この2台がどんな復活劇を成し遂げてくれるのか見物だ。
まさかこのまま朽ちてしまうワケじゃあるまい。

▼棋神伝バトルコマンダー:津島直人
光剣は強敵・天照を討つために
肉を切らせて骨を断つ作戦に出たか。
敵を倒すためなら自滅覚悟を厭わない
光剣らしい戦法だな。

▼マジシャン探偵A:石垣ゆうき
おおおお!?なんかすごいことになってるぞ!
ここへきて純一郎がスーパーマジシャンに覚醒しやがった!!!
その名もジャック・ザ・マジシャン!!
ジョーカーとの戦いに敗れたアキラに代わり、
純一郎がジョーカーと直接対決!!
アキラが伝えた純一郎への切なる想いが
彼の才能と白虎の杖の秘めたる能力を目覚めさせたのだ!!

なんかかっこいいぞ。

ジョーカーも無理矢理杖を奪うつもりが
とんだ誤算になっちまったな。

▼やわらか忍法SOS:帯ひろ志

むふふ♪
惨多さん、ステキなプレゼントをどうもありがとー。
名前は縁起でもない漢字の組み合わせだけど、
おかげさまで快太のチンチンを拝ませてもらったよ。

子供の夢は踏みにじっても大人の夢は叶えてくれる
ありがた〜い惨多さんなのだ!!

・・・・・・と、変態発言はこれくらいにして
それ抜きでも十分おもしろかったよ。
アヤメのゲテモノケーキを巡って百池家はクリスマスの日も忍者修行。
これは見方を変えれば賑やかで騒ぎまくってて
とても激しいクリスマスパーティだよね。
百池家も実に愉快なイベントを考えついたものだ。

読者サービスも怠らず楽しませてくれて◎。

▼スパイダーマンJ:山中あきら
今回はスパイダーマンJとマコト刑事のコンビネーションプレーが冴え渡る。
特にバスの天井とばし攻撃がすごかったですね。
マコト刑事が言っていた慣性の法則を
スパイダーマンJがキチッと応用している。
もしマコト刑事の助言がなかったら
スパイダーマンJはなす術がなかっただろうね。

マコト刑事はスパイダーマンJの良き理解者だな。

▼メトロイド サムス&ジョイ:出月こーじ
サムスとパワードナイトの激闘に入り込むスキがないジョイ。
しかも敵であるパワードナイトにビショップが仕掛けた爆風から
身を挺して守られてしまったと。
そしてサムスはグリード団に囚われの身になってしまい、
最後までジョイは何もできなかった状態。
これはサムスと共に冒険した者としてはちと情けない。

今度こそジョイの力でサムスを救い出せるか?
根性&気合いだぜ!

▼ウルトラ忍法帖 輝(フラッシュ):御童カズヒコ
おいおいおい、なんだかシリアス路線になってきてるじゃねーか。
たかが怪夢瑠だぞ?1体くらい消えてもいいと思わねーか?

▼爆進!スイッチレイダー:渡辺格

わははは

そっかー、そうきたかー。
・・・ってなことで最終回を迎えたこのマンガ、
負けた方が一生レイダーで遊べないという重大な賭けがかかった決勝戦!
早々と1本目で宇川にレイダーを破壊された桃次郎が2本目に向けてとった策は、
かつてのライバル達が使ったレイダーの部品をかき集めて
1台のレイダーを作り上げることだった。

なぜか知らんが桃次郎と戦ったライバル達が桃次郎の元に集結、
そして桃次郎が

オラにほんのちょっとずつ
元気を分けてくれ〜


と言わんばかりの雄叫び。思わず大爆笑してしまいました。
そしてその元気玉レイダーで勝利へ一直線と。

ま、なんというか終始ムシのいいストーリー展開だけで
終わってしまったような気がするな。
特にラスト3ページは思わず「なーにが最高じゃー!!」
心の中で叫んでしまいました。
でも笑えたから良しとす。

懲りもせず渡辺格氏の次回作にまた期待。
渡辺格氏の描く直情バカな少年主人公が
笑いありバトルありって感じのお話がオレは好きなので。

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2004年11月16日 火曜日


プレコミックブンブン 2004年12月号
2004年11月6日発売
ポプラ社 480円
▼まかせてペットくん:そにしけんじ
ゲーム中にのぼるくんからの救いの声に呼び出され、
ごきげんななめのペットくん。

まるでゲーム中に母親におつかいを頼まれ、
嫌がるお子様みたいですな(笑)。

▼ファントム:大斗改
初っぱなから100年後の地球は大陸が1つになるなんて
ムチャクチャ言ってて大笑いさせてもらったんですが、
エイプに化けたゴールデンアックスの偽者どもを
ブラックとチトが1人1人消去法で見抜いていく様がおもしろかった。

・・・というか、ブラックもチトも一発で見抜けよ・・・
顔見ればすぐわかるじゃん。

そしてエイプもいつの間にやら全身から包帯がとれて完全復活!
・・・でも全身包帯の時でも元気いっぱいだったから
復活って感じがしないな。

▼ラッキーナイト カスタードくん:渡辺道明
超陰険なチョコ・パ姫にいじめられ、父の墓の前で泣き叫ぶカスタードと
それを慰めるカスタードの父の亡霊。

なんか健気というよりは哀れな親子だよなあ。
今月もチョコ・パ姫の卑劣なイヤガラセが炸裂してるし、
父の願いはカスタードとチョコ・パ姫には届きそうにないんですけど。

・・・にしてもチョコ・パ姫がペットの大蛇に
子犬をエサとして与える姿が絶句モン。
わざわざ子犬を生贄にする前に写真を撮るとは
とても冷酷非情なお姫さまですネ。

▼名探偵ズッコケ三人組:シナリオ/矢澤和重・まんが/新山たかし
話だけを見てみるとパン屋さんが犯罪を犯して良かったような。
だって母の思い出がつまったオルゴールをまともに取り返そうとしたなら
一生懸命働いて大金をはたかなきゃならなかったかもしれないもんな。

ま、犯罪が割れて初めて分かる事実ってモンもあるんだよね。
商店街の人とも和解したしめでたしめでたしってトコか。

▼かいけつゾロリ4コマ大作戦:原作・監修/原ゆたか・
まんが/きむらひろき・滝沢のぼる・新山たかし・熊沢かえで

七夕とクリスマスって似てるんだなー。
どっちも木に飾りをつける辺りが。

▼いたずらまじょ子の大冒険:原作・監修/藤真知子・まんが/みずなともみ
鏡の精の正体は、かなり口が悪い男の子だった。
でも鏡の精というよりは魔法使いじゃん。

▼フェアリーアイドルかのん:袴田めら
おお、Mr.アフロってピエール山田の変装だったのか。
オレは気づかなかったゾ。

・・・にしてもピエール山田の事務所は
ダンス専門の先生を呼べないくらい
資金的に窮地に陥ってるのか?

▼とつげき!ぷるぷる学園:くぼたまこと
町内雪合戦でたけしのチームが優勝、
たけしたち人間は賞品の焼肉が食えて、
宇宙人ガマーが雪の食い過ぎで腹をこわして
焼肉を食えないオチがよし。

たまには人間にいい目を見せないとね。

▼銀河特命隊パキントキント:作/並木さとし・まんが/山上正月
うーん、本当に下町の日常を思わせるストーリー展開だな。
本格的なSFなんかじゃなく、ご近所お騒がせマンガ宇宙版といったノリなんだろうね。
今回もそれなりにおもしろい。

▼タロットマスター:岩村俊哉
人の占力を数値化して見ることができる「占力眼(インファー)」だなんて、
こりゃまた某格闘マンガのスカウターのパクリじゃねーかと最初は思ったけれど、
その後ザジタに襲いかかる敵を、クラスメートのみんなが
小さな占力を合わせてやっつける発想が良かった。
占力眼は、1人1人は小さな力でもみんなで力を合わせれば
大きな力を出せるってことを読者に教えるための伏線アイテムだったのね。GOOD。

ただ、炎に焼かれてしまったウドックスがかわいそう。
ウドックス自身に罪はないんだから
望み通りクリスマスツリーにしてあげれば良かったのに。
クシャミしてルーレットの位置をずらした涼子ちゃんって残酷ね。

▼スパナ:凪沢亮介
ま、柱犬を使ったインチキサッカーよりも
正々堂々勝負した方が勝っても負けても気持ちいいってことやね。
カズマもいい友だちがいてよかったじゃないの。

▼キュウマ:前田春信
ギクシャクしていた星ノ月チームが
再びまとまってきましたなあ。

こうなると対戦相手の羽田シャインズの立場は
一体なんなんだろう?とか思ってしまうんですが。
星ノ月の団結力を上げるためのただの数あわせみたいな
役割になってしまって。

▼からどろ:大西俊輔
洋平に悪霊退治を依頼した女の子が悪霊だったってのは
もう予想ができてたんですけどね。

それにしても洋平は身も知らない女の子のために
電車2つ乗り換えてバスと2時間の歩きで
山奥の不気味な洋館まで足を運ぶとは
お人好しもいいとこだぞ・・・

▼島の子だっちゃ!:ないとうくるみ
山の恵みを皆で分けようと考えるおばあちゃんは偉大。
心の余裕が見られるよね。
今の日本人に忘れられつつある心のヨユーが。

▼はるかアテネ:石神たかし
読み切りです。2004年夏期ブンブンまんが大賞奨励賞受賞作品。

舞台は紀元前490年のアテネ。
主人公はポロス。舌を出して一見だらしない少年だが
英雄になりたいが為にアテネ侵略を狙うペルシャ軍との戦争に自ら志願、
そして勝利の報告をするために42キロの長い距離を
ただひたすら走り続ける。

学校にも行かず羊と戯れてなんだかな〜って感じの少年が
実は父思いの芯の強い少年だったってのが
この物語を読んでビンビン伝わってくる。

父のためにアテネのために仲間が倒れようとも
裏切られようともただひたすら走り続けるポロスに
思わず感動しちまいました。

ストーリーもしっかりしてるし、主人公とその父のキャラ立ちもキチッとしていて
感情移入もしやすい。
世界史のことをよく分からん人でも楽しめる。
古代ギリシャのマラソン伝説をテーマにしつつ
このマンガのオリジナリティも加味されて読み応えもバッチリ。
何度読み返しても飽きが来ないし間違いなくおもしろいです。NICE!

▼でかける刑事:大崎良平
こちらも読み切りで、2004年夏期ブンブンまんが大賞奨励賞受賞作品。
熱血刑事・尾井かけるが主人公のドタバタ刑事ギャグ。

これは脇に散りばめられた小技的なギャグがおもしろかったかな。
勝手にエンディングに入ったり、野次馬に馬を起用したり、
殺された人の名前が「転佐礼太(ころされいた)という名前だったり。

まあその分刑事ギャグとしての笑いはほとんどなかったんですけどね。
でも笑えたからとりあえず良しとしましょ。

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2004年11月15日 月曜日


小学六年生 2004年12月号
2004年11月1日発売
小学館 540円
▼ちなつ@DOKKIN:原作/神月春美・画/青木俊直
ちなつ、盲腸で入院。
弦がお見舞いに来てくれたものの
ARIONの正体は相変わらず不明。
・・・つーか姿がチラホラ見えてもいい距離なのに
なぜ未だ影だけなんですか?

結局印象に残ったのは、さやかちゃんのボーイフレンド、
卓郎くんだけ。
このマンガの中で一際目立っていたな。

▼文具天国:そにしけんじ
たかしくんの家には消しゴムがいっぱいあるんだなー。
どっからわいて出てきたんだよ。
・・・にしてもたかしくん、ちょっと無くしすぎじゃないですか?

・・・で、最終的にたかしくんのふでばこに収まったのが
プロレスラーの形をしたキャラクターケシゴム。
そんなもん使えないだろ文房具として。

▼あさりちゃん:室山まゆみ
短気なタタミおねーさまは
編み物でミトンを作るよりは買ってきた方が早そうです。

▼がんばれ!ドッジファイターズ:原作/村上としや・まんが/斉藤むねお
ファイターズは今度はモンゴル相撲のチームと対戦。
どうやら最終号まで本格的にドッジボールで世界中を回るみたいね。

ジャンプボールでボールの主導権を得る通常のルールとは違って
相撲でボールの主導権を得る特殊ルールがなかなかおもしろい。
それがドッジ進行の妨げにもなっていないし。

でもどうせならコートも土俵に見立てて円くすれば
もっとモンゴルらしいドッジボールが見られたんじゃないかな。

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2004年11月9日 火曜日


小学五年生 2004年12月号
2004年11月1日発売
小学館 540円
▼マサルの一手:監修/森内俊之・まんが/村川和宏
マサルに一級昇進を先に越されてしまい、
暗い気持ちで一級昇進がかかった対局に臨む綾乃。
しかし今回は対局する相手に恵まれてましたね。
女だと思ってなめてかかったバカが現れやがった。
どんな相手でも真剣勝負で臨むのが鉄則。
まして自分の実力を出さないのだから負けるに決まってる。
綾乃の対戦相手は愚かしいとしか言いようがないっすね。

・・・にしても将棋界は女性にとって厳しい世界なんだろうか。
将棋は頭を使った競技だし性別は関係ないと思うけど
やっぱり女性が少数ってだけでプレッシャーになるんだろうか。

▼おやつ学校おやつ組 プリンとゼリィ:
作/デビルロボッツ・構成/田平正雪・コイデヒロカズ・マンガ原案/玉井たけし

お菓子マンガなのに、ソフトクリームを牛のウンコだとほざくあたりは
やっぱり玉井センセ原案なんだなって思わせる。

▼文具天国:そにしけんじ
文房具の世界にもクリスマスはあり、サンタクロースはやってくるのだ!
名付けて「サンタクロース鉛筆」。

サンタクロースのマスコット付き鉛筆のことで
ちょっとかわいいけど期間限定ですね。
クリスマスを過ぎたらもう使えない。
たかしくんの手でゴミ箱行き決定。

▼しっぽでハッピー!!:兄崎ゆな
里緒は宙(そら)を公園に呼び出して衝撃の告白。
そして宙の返事が

オレはオマエのこと・・・・・・

以下次号へ続くという非常にいいところで終わってしまっている。
あああ〜どうなるんだ〜?
これで「オレはオマエのことをかわいいペットだと思ってるよ。」
とか言ったら大笑いだけど。

しかし里緒ものんきなモンですね。
犬たちはドロボウを捕まえるためにがんばってるのに
その間、里緒は宙のことしか考えてないなんて。
だからドロボウに人質にされるんじゃ。

▼デュエル・ジャック!!:伊原しげかつ
やっぱ構築済みデッキがてっとり早いですか。
ミニ四駆もそのまま組み立てただけのほうがてっとり早いですしねえ。
人の本心を突いたギャグだ。

▼小五法律相談所:取材・文/鈴木雄・まんが/中山雅也・デザイン/ゴトウアキヒロ
今月で最終回。
最後のテーマは、レストランで青虫入りの料理が出てきたらどうなるのか。
「絶対当たる占い」と書かれた看板をつけて営業していると不当表示となるのか。
の2つ。

どっちもありえなくもないですね〜。

もし自分がレストランで青虫入りの料理を出されたら・・・
うーん、気持ちよくないですね。食べる気が失せる。
いくら予期せぬ事故とはいえ客にこんなモン出すのは
やはりあってはならない行為。

この後、同じ料理を出し直させるだけでなく、
おわびのジュースを1本つけてもらうとか
値引きしてもらうくらいしないと
客は納得しないんじゃないかしら。

占いはどんなに「絶対当たる」と表示されても
所詮占いなので、その辺は客も承知しておかんと。

・・・といったところで小五法律相談所は今月でおしまい。
毎回毎回身の回りにある小さなトラブルを
法を以て解決するおもしろい企画のマンガでしたね。

▼ないしょのつぼみ:やぶうち優
なんだよ。根本くんのあの問題はすっとばしたんかい。
夢精なんぞでごまかしやがって。

・・・で、沙耶ですが、誰にでも大人の体と心の成長について語る辺り、
大人になる前に死んでしまった幽霊か幻かなんかの類だと思うんですよ。

とにかくつぼみちゃんに弟か妹ができたらどうなるかだな。
消滅するかあるいは転校してしまうか。

▼さくら予報:山辺麻由
お♪またおバカなノリが復活しているではないか。
やっぱ変態教師・目黒がしゃしゃりでると
ギャグっぽい雰囲気になってくるなあ。
大体、生徒に教師代理を頼みこむなっつーの。
やることがムチャクチャだ。

・・・で目黒代理となった桜馬(さくま)も
いいようにはるりちゃんをてなづけてる様が笑える。
つくづくはるりちゃんって超単純なシト。

早乙女は目黒に抱きついて塾を追放されたとのことだが、
早乙女の素行より目黒の素行のほうが数倍問題があることに
気がついて欲しい。

▼おねがいっ!!ラブ☆スター:みなな☆あゆ
今回は飽きっぽい射手座ガール・倉橋いおりちゃんの恋愛運を占います。
明らかに今までの女の子とは違うタイプですね。
自分から「飽きた」とフッてしまい、後から後悔するタイプ。

男の子の方もおひつじ座少年ということで飽きっぽく、
完全に2人の恋が断たれたと思ったら、
男の子のほうはもっといおりちゃんに気に入ってもらおうと
クリスマスツリーに登って目立とうとしていたのだ。
バカと煙は高いところに登る

とにかく見捨てられないで良かったですねいおりちゃん。
今度は逃がさないよーに。

▼がんばれ!ドッジファイターズ:原作/村上としや・まんが/斉藤むねお
あーあ。案の定、監督同士のいざこざに子供達を巻き込みやがんの。
神黒監督は足を洗ったとは言え、所詮元暴走族。
トラブルの発生源なんだよなそれだけでも。
早速、福岡代表の子供達に悪影響を与えやがった。

神黒監督は暴走族時代に太田監督とドッジボールをやって何を得たのか。
ファイターズと福岡代表のスーパーキャッチパワーズとの試合を通して
その真意が明らかとなる。
とにかくファイターズが勝たないとこの一件は永遠に解決しないだろう。
神黒監督のためにもファイターズ、勝つしかない!

▼ゼルダの伝説+4つの剣:姫川明
あいやー、リンクのパパさん、ゼルダ姫に呪いの兜をつけられちまったよ。
一体4人のリンクはどうするのでしょう?
4本のフォーソードで間接的に兜の闇を打ち払うのか?
まさか白兵戦というわけにもいくまい。

▼あさりちゃん:室山まゆみ
いやー、笑った笑った。おもしろかった。

なんでも略すことを許さないさんごママVS
なんでも略すあさりちゃんの美しい日本語バトル!

さんごママが「おたん生日おめでとう」と聞かれれば
あさりちゃんは「おたおめ」と答える。

「転居のお知らせ」なら「転知ら」
「赤ちゃんが生まれました」なら「赤うま」

というように変な略語がいっぱい出てきておもしろかった。

あさりちゃん、マジで何でも略せばいいってもんじゃないってば(笑)。

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2004年11月8日 月曜日


小学四年生 2004年12月号
2004年11月1日発売
小学館 540円
▼キラキラロック:溝口涼子
小学4年生以下の子だけでバンドを組むことになったことりちゃん。
まずはメンバー集めのために異常なテンションで張り切ることりちゃんですが
大丈夫か〜?なんか周りはシラケ気味なんですけど・・・(汗)

でもダンス好きのリョウジをバンド仲間にすることができたらでかいよね。
バンド結成へ大きく前進となる。
果たしてリョウジの心を動かすことができるのか。
ことりとユイの2人の歌に期待だ。

▼絶体絶命でんぢゃらすじーさん:曽山一寿
じーさん、パクリ絵がうまいね。

▼燃えろ放課後!もっともっと学園:玉井たけし
今回は新札登場ということでお札についていろいろと。

今度の新五千円札には初めて女の人の肖像が出るということなのですが、
今までどうして女の人が採用されなかったのか。
これは何も男女差別なんかじゃなく、男の人に生えているヒゲが複雑で
ニセ札作りの対策の一つだったんですと。
だからヒゲがない女の人がお札に載る機会が
なかったということなんですな。
こりゃ知らなかった。お勉強になりますなー。

そして新札登場で使われなくなった旧札はダンボール等に
リサイクルされるそうです。
なんかもったいない話ですな。

▼モンガの大地〜ボクの動物日記〜:菊田洋之
そういえば優太のおじいちゃんがもしポックリ逝っちゃったら
里山動物病院はどうなっちゃうんだろ・・・
と思ったけれど優太が引き継いでくれる可能性大なので大丈夫だな。
今回は獣医のまねごとをしておじいちゃんにこっぴどく叱られたけどね。

▼なないろ☆ミラクル:かなき詩織
ついに始まった汐見くんを賭けた、ななこVS麗香
女同士の戦い。名付けて「どっちが美しいか勝負」。

しかしいざ始まってみると麗香が勝手に自滅していく様子。
ついには、ななこちゃんに逆ギレ。

まあ、今のななこちゃんには何言っても感じないだろうね。
逆に麗香に励ましの言葉をかけちゃうんじゃないですかね?

▼がんばれ!ドッジファイターズ:原作/村上としや・まんが/斉藤むねお
全日本ドッジボール選手権開始!
ファイターズは神奈川代表で優勝をめざす。

全日本ドッジボール選手権で使用するカラーコートには魔物が潜んでいる。
その魔物の正体は・・・
どうやらその正体は転びやすい床質に秘密があるようだ。
それをいち早く見抜き、逆にモノにすることができれば
ファイターズにも勝機が見えてくるだろう。

とりあえずドッジボールをハンドボールの名門校に入学するための
通過点としか考えてないチームなんぞ叩きのめしてしまえ。
全大会優勝チームなんてなんのそのだ。

▼あさりちゃん:室山まゆみ
ま、なんつーか、あさりちゃんもめいっぱい勉強して
テストの点が悪かったのなら救いようがあるんですけどね・・・

でもテストをしている時の態度があれじゃあね・・・

▼ポケモン4コマ大百科 ポケモン映画スペシャル:山下たかひろ
ポケモン界では野外でコタツを出して暖まるのは
普通なのか?

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2004年11月7日 日曜日


小学三年生 2004年12月号
2004年11月1日発売
小学館 540円
日本のワカサギって中国やアメリカ、カナダにも輸出(?)してるのか。
なんかもったいないような話だな。
ただでさえ日本って資源が少ないと思うし。

▼ひとみ☆マジック:池田多恵子
新連載。小学生の女の子マジシャンが活躍するマジックマンガ。
作者は前にいちごショコラを描いていた人。

主人公はスーパーマジシャンの卵・ひとみちゃんという
小学三年生の女の子で、
ひとみちゃんは相棒の鳩・ポポが拾ってきた
KIDSマジックコンテストのチラシを見て出場を決意。
同じくスーパーマジシャンを目指すちょっと意地悪な幸一朗と
腕を競いながら優勝を狙う。

さて、初回はおとなしい出だしといったところですが、
今後の展開はどうなるんでしょ?
なにせKIDマジックコンテストの優勝賞金が10万円で
さらに副賞としてラスベガスマジックショーツアー旅行にご招待だってんだから。
もうこりゃあ近いうちにラスベガスへGO!GO!の展開でしょ。

・・・なんてことを勝手に予想してみたが
なにやらおもしろくなりそうな予感。
ただ手品を通り越して魔法になってしまわないように注意。
もっともそうなってしまってもこの作者の場合は
キャラの魅力でカバーできると思うから
あんまり心配はしてないけどね。

とにかく次号以降もチェック&期待。

▼それゆけ!トンとり:杉木ヤスコ
悪いことすると必ずひどい目に遭うという教訓を
なんのひねりもなくストレートに表現してますな。
こんなの久しぶりに見たような気がする。

▼ふわふわシナモン:まんが/月梨野ゆみ
みるくってバブバブとしかしゃべれないのに、
サンタさんに手紙を書くことができるんだ。
不思議ですね。

いったいサンタさんにどんなことを書いたんでしょう。

▼フルーツのようせい ポップンベリー:スギちゃん
おいおい、プレゼント交換なのに
3人とも自分が持ってきた物をもらってるんじゃ
プレゼント交換じゃないじゃん。

▼甲虫王者ムシキング:今賀俊
超必殺技を封じられてもキングは外国産の甲虫共と互角の戦い。大したモンだ。

カクタスは自分が連れてきた外国産甲虫が
キングに手こずっているところを見てただただ苛つくだけ。
しかしカクタスは触覚をのばしキングの足にからみつかせ
動きを止める邪魔を仕掛けてきた。

卑怯だけどタンゴはただなにもせずに見ているだけか?
キングは結構がんばっているのに。
相棒がやられるのを見て加勢することもできないのか?
なんとかしろタンゴ。

▼星のカービィ:さくま良子
カービィ、頼むから飛行機に乗せてもらってる間だけでも
おとなしくしてくれよ・・・

カービィが飛行機に乗ると空を飛ぶはずが、
どんどん地面に堕ちていくよな。

▼がんばれ!ドッジファイターズ:原作/村上としや・まんが/斉藤むねお
全国大会で調子を上げている学と良平。
だが今度のファイターズの相手、秀才揃いのトップ・ブレインズは
2人を挑発するような発言で心理からかき乱す作戦に出た。

でもなんかエリートとかほざいててもやってることは
ただのこざかしい小細工じゃねーか。
スポーツ精神に則らない三流以下の選手がやることだよ。

マンガスポーツ界に於いてこんなしょーもない作戦立てて
うまくいったためしがない。
学と良平はブレインズの心理作戦に見事にひっかかり
ファイターズのチームワークを乱しているが多分最初だけ。

あとは計算通りにいかない試合運びになってきて
ファイターズが大暴れするのも時間の問題だろう。
秀才ほど計算通りにいかなくなるともろい。

▼金色のガッシュベル!!:荒磯智之・原作/雷句誠
ブリが飾ってあるクリスマスツリーはおかしいけど、
お菓子が飾ってあるクリスマスツリーは別にいいんじゃないか・・・?

▼みらくる!ぱんぞう:つるおかけんじ
いくら訓練用とはいえ毒がある危険なクリーチャーを放すのはまずいだろ。

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2004年11月5日 金曜日


小学二年生 2004年12月号
2004年11月1日発売
小学館 540円
未来に向けて進化し続ける乗り物はなにも電車や自動車だけではない。
自転車だって進化し続けている。
もともと自転車は空気を汚さないし、コンパクトに折りたためる物のあるし、
免許もいらないので子供でも運転できるし、今まさに注目してもいい乗り物のはず。
中には小さな力でスピードが時速100キロまで出る自転車も開発され、
日本でも自転車タクシーとしていくつかの県で既に活躍しているとのことだ。

あとは自転車のための道路整備がどこまで追いつけるか。
自転車が通れる広い道や駐輪場の設置も
今後の課題として重要だぞ。

▼ポケモン4コマ大百科:やましたたかひろ

ミュウツーはポケモン喫茶を荒らすのに
コーヒーにゴミを入れちゃダメだろ。
・・・というかぬるい。ぬるすぎる
せめてゴキブリくらいは用意しておかんと。

ゴミをも喰らうカビゴンやベトベターがゴキブリを食べるかどうか
見ものじゃないか。
サービス精神の乏しいヤツだ。まったく。

▼フルーツのようせい ポップンベリー:スギちゃん
ベリーナは大きなくつしたを作って中に入って
サンタさんを待ち伏せ、プレゼントをもっとくれと要求するとは。
ようせいなのに夢がないなあ。

▼星のカービィ:さくま良子
福引き会場にカービィが来てしまったら
福なんて来やしないやね。

▼甲虫王者ムシキング:今賀俊
小二でもタンゴとキングの前に食虫植物がウヨウヨ。
おまけに上はクモの巣だらけ。
カクタスも本格的に森を破壊しはじめたな。

甲虫がクモの巣に引っかかってしまったら
クモはやっつけることができても
クモの巣から脱出することはできないのか。
なるほどな〜。

ノコギリクワガタのジョーもクモの巣に引っかかってしまったが
自慢の大ばさみも威力を発揮せず。
でもキングが助けてくれて笑い話ですんでよかったね。

▼ドッジボーズ:あさだみほ
山奥で熊と修行をしパワーアップした一球たちは、
今度こそ初代ドッジボーズに打ち勝とうと
体力があるうちに再試合を挑んできた。

・・・でも言い換えれば子供VS年より軍団。
大地を削り、空を切り裂く弾丸ボールがコート内で炸裂しまくり!
いったいあんな老体&小さな体で
どうやって剛球を投げ続けることができるんだろう。

そんな疑問をよそに、新旧ドッジボーズ対決中のコート内は
いままさに危険地帯だ。

▼ふわふわシナモン:まんが/つきりのゆみ
雪を生クリームで代用する発想がいかにも
おかしの国っぽくていいなあ。
オレだったら発泡スチロールくらいしか
思い浮かばないよ。

▼ハム太郎とふしぎのオニの絵本塔:原作/河井リツ子
ひまわりの種をネタにして作ったお寿司は
人間にとってはあまりおいしそうにはみえないな。

▼学習体験コミック ドラえもんのなんでもチャレンジ:
原作/藤子・F・不二雄・まんが/三谷幸広

新札登場にちなんで、今回はお金の歴史について。

今現在日本で見慣れている10円玉も昔は10円札だったのです。
その昔は小判や銅銭なんてものも存在し、
さらに昔は貝や石のお金も存在していたそうです。

大昔の人間は貝や石のお金を使って
いったいどんな買い物をしたのでしょう。
ちょっと想像がつかないですね。

▼わんこ・みっくす:あべさより
リサイクルバザーで売られた中華料理店の飼い犬・シャンシャンのおふとんは、
わんこたちのクッションとして生まれ変わりました!

中華料理の匂いがしみついたクッションが全員に行き渡り
みんなごきげん!
リサイクルバザーの大成功例ですな。
ハッピーハッピー。

▼あさりちゃん:室山まゆみ
まあ確かにそうめんは夏の食べ物と決まってるわけじゃないけど、
真夏風に部屋を模様替えしてまで食いたいのか〜?

さんごママのいじっぱりにも困ったモンだ。

▼トキメキW(ダブルユー):まんが/森江真子・原案協力/永野ゆかり
あいぼんとのんが、ろてんぶろでひとやすみしていたら
おさるのたいぐんがやってきてあっというまにかこまれちゃったあ。
どうしよう?

うたをうたってごまかしちゃえー♪

ごまかせてたまるかっ!!

▼ねこねこファミリー:そにしけんじ
やはりネコの世界ではサンタクロースもネコなんだろうか・・・?

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2004年11月3日 水曜日


小学一年生 2004年12月号
2004年10月30日発売
小学館 540円
▼甲虫王者ムシキング:今賀俊
大きくて頑丈な甲虫といえども、食虫植物にはかなわないのか。
カクタスもとんでもない物を植え付けるなあ。

そんな中、よりによってタンゴはアンバーを食虫植物の花園の中に落としてしまった。
アンバーはいったいどうなってしまうのか?
食虫植物の中に入ってしまったらダークアンバーになってしまうのか?
それともすんでのところでキングかプン太がアンバーを拾いあげるのか?
アンバーの運命やいかに!?

▼ふわふわシナモン:まんが/つきりのゆみ
みるくにとっては大きな木の実も、小さなとりさんも、
とても不思議な物に見えるのかな。
かわいらしくてほのぼの。

▼ポケモン ピカチュウ・ニャースの大ぼうけん:まんが/ふくやまけいこ
時には格闘技のチャンピオンになることよりも
他人の体のことが優先されることもあるだろう。

今回はかくとうポケモン・マクノシタがそんな教訓を小1のみなさんに教えてくれたぞ。
小1諸君もマクノシタを見習おう。マクノシタ、かっこいいなあ。

▼星の子うらない ロコとマル:みなな☆あゆ
なんだ、かりんちゃんケーキ作りを途中でさぼっていた割には
とっても上手にケーキができたじゃないか。
意外にもかりんちゃんには料理の才能があるようで。
絵はヘタなくせに。

▼わんこ・みっくす:あべさより
頭の上にバドミントンの羽根が乗っかっただけで
毒ヘビにかまれてると勘違いするタスケの想像力は
とても豊かだ。

▼フルーツのようせい ポップンベリー:スギちゃん
ベリーナは一瞬でケーキを消す手品を披露するが、ただ食べただけ。
でも一瞬でケーキをまるごと食ったのはすごいんじゃないか?

▼たたかえ!キーボッツ:寿ミナト
かつての敵、ドラグーがアレックスの仲間に。
こうなったらガルドの新たな刺客・
ギガルーダとギガオークも仲間にしちまおうか?
そして皆で力を合わせてガルドを懲らしめると。
(倒すんじゃなく、懲らしめるね)
その後、みんなで仲良くハッピーエンド。
どう?このエンディング。

▼星のカービィ:さくま良子
でっかいホットドッグもカービィにかかればひと口。

もし食べ物に関するギネスブックに挑戦するならば、
カービィがいたらとても無理な話。

▼ママだって1ねんせい:都あきこ
今回のテーマは「放課後の子供の過ごし方」。

確かにテレビゲームばかりはよくないけど
だからといって我が子をサークルとかイベントに参加させる必要はない。
ただブラブラと散歩したり、走る電車や自動車をぼんやりと
眺めたりするだけでもいい気分転換になりますよ。
自転車で当てのない旅に出かけるもよし。

 前月 次月 じゃりまんTOP 漫画TOP 7月号 8月号 9月号 10月号 11月号
2004年11月2日 火曜日


別冊コロコロコミックSpecial 2004年12月号
2004年10月30日発売
小学館 440円
▼甲虫王者ムシキング:おおせよしお
第2の関門でザックはカブト丸の家来・ヤイバをゲット。
しかしなにゆえカブト丸は外国産のカブトムシを家来にできたんだ?
謎だな。

▼絶体絶命でんぢゃらすじーさん:曽山一寿
今回はアドベンチャー方式で、じーさんと孫が
さらわれたゲベを助けに行くというもの。
途中、強引にゲームオーバーになってしまう仕掛けが
いくつもあっておもしろかったが、
なによりアドベンチャーゲームをやっているうちに
校長先生の存在をついつい忘れてしまうのが絶妙で
本当にうまくできたアドベンチャーゲームだなーと思う。

このゲームの本当の目的は校長の存在を
どこまで覚えていられるかだな。

▼ケシカスくん:村瀬範行
ケシカスくん、身を粉にして運動なんかしたら
体がいくつあってももちませんってば。
自分の体の特性をよーく考えんと。

▼デュエルマスターズ外伝:松本しげのぶ
なにやら不亞城を背景に、不亞幽とバケツマンが知り合った経緯が
描かれてありますが、なぜバケツマンが素顔を見せず
バケツをかぶったままなのに不亞幽はなんの疑いもなく受け入れたのか。

そして不亞城になぜ数学博士なんぞがいるのか。
不亞幽の過去を解き明かすつもりが却って謎は深まるばかり。
全く以てワケわからないっす。ザキラ様の世界は。

▼ポケットモンスターエメラルド:伊原しげかつ
え?終わりなのこれ?
なあんだ。おもしろかったのにい。

・・・ということで、だでだで少年によるポケモントレーナー物語は
今月でおしまい。
最後のエンタとラルド師匠とのバトルは
エンタがポケモンセンターに行って
ポケモンの体力を回復させたかどうか気になったんですが、
いつの間にかちゃんと回復させてたんですね。

バトルもトレーナー同士がポケモンを信頼して
ポケモンの限界を超えた最高の戦いを見せてくれて見応えあったし、
読者にケツを見せてくれるサービスもあったし、
やっぱり伊原マンガだなって思わせるポケモンマンガであった。
GOOD。

▼サルゲッチュ ウキウキ大作戦!:後藤英貴
おサルのスーパーはハズレのさんまがあったり
ししゃもの卵が一粒10円だったりインチキばっか。

しかし1階ごとに専門の売り場になっているスーパーは豪快だ。
でもしいたけ売り場は個人的にイヤ。

▼ボクらの太陽外伝 ジャンゴVSロックマン:ひじおか誠
太陽少年のジャンゴとロックマンの夢の競演。
2人の必殺技で闇の王・シェードマンを撃破する。

しかしまさかジャンゴとロックマンがひとつのゲームで競演するとは思わなかった。
だってゲームメーカー違うじゃん。不思議な感覚。
でも闇を打ち破るという点では共通するところがあるのか。一応。

ジャンゴはそのまんまの性格だけど、このマンガのロックマンは
どこか大人っぽい雰囲気ですな。
まあ今回はゲストキャラだけにロックマンの礼儀正しい性格が
モロに出たということかな。

ジャンゴは熱斗くんよりはデカオに似てるよね(笑)。

▼D・M激王伝ゲット:倉谷友也
アラン、バケモノに変化、のち改心。

かつて友と誓った者同士が戦い、
敗れたアランが死ぬ間際になって友情を取り戻すとは
やっぱ見ていてせつないなー。

さて、この悲しみを乗り越えて
これからゲットはどうするんでしょ。
新章ですかね?

▼トイレの神様:黒葉潤一
懲りずに3回目連載です。でもおもしろかったよ。

けん太に不気味なまでにそっくりなかーちゃん、
汚い単語だけを強調して朗読するトイレの神様、
そして授業参観で力んでる様を母親に見せつけるけん太と
笑えるところが随所にあってよかったです。

くどくない程度のお下品ギャグがいいね!

▼激闘!エグゼ兄弟 ロックメ〜ン:川野匠
今回の熱太と冷二の教訓

知らないオジサンのあとについてきてはいけません

以上!!

▼一発逆転!パワプロくん:山下たかひろ
パワプロ野球部が作るタコ焼きはなにひとつ
まともなものがないよな〜。ひとつくらいまともなタコ焼きがあっても
よさそうなもんだけど。

まあ、砂糖と石灰を入れ間違えたタコ焼き以外は
味を我慢すればなんとか食えそうですが。

▼豪快野球坊 ベスボル:毛内浩靖
ベスボルは弱虫の幼なじみ・パーちゃんと再会。
そして無情の野球バトル対決が始まる。

パーちゃんの剛速球や大きなバットを振り回して
風圧でボールを跳ね返す豪快なプレーに対して
ベスボルはいつものまっすぐなプレーに
ちょいと頭を使った作戦で対抗。
必殺技も特殊能力もない力と力のぶつかりあいに
思わずドキドキ。なかなか白熱したバトルだった。
おもしろかったっす!NICE!

読者からおもしろ球場名も募集しているみたいなので
どんなスタジアムが登場するか楽しみです。

▼星のカービィデデデでプププなものがたり:ひかわ博一
カービィの女将姿はかなり気持ち悪いゾ・・・

▼ロックマンゼロ:舵真秀斗
新生ゼロはカエル型のサイバーエルフ・クワッパをゲット。
それにしてもどこか懐かしさを感じさせる口調で話すサイバーエルフだ。
おやびーん!!って・・・

▼ダッシュ&スピン 超速ソニック:春風邪三太
なんだそりゃ。映画などとは程遠い。
子供のドジをビデオカメラに撮って笑う番組以下じゃねーか。

▼カントリーガー爆:たてまつひろはる
読み切り片田舎野球マンガ。

広大な畑を賭けてカントリーガーの爆と
小学生メジャーリーガー・一条ヒカルの野球対決が始まった!

うーん、絵はうまいんだけど、
もっと田舎らしさを表に出してもいいんじゃない?
野球マンガ界では球速200キロ以上を出す小学生なんて
ごまんといるんだから珍しくも何とも

え?そんな小学生、野球マンガ界にもいない?

ま、天高く投げた爆のボールがストライクゾーンに来てしまうのには
ぶったまげたけど、ヒカルとの対決はやっぱり普通のものになってしまうんだな。
いっそヒカルもキャラの性格はそのままで田舎モンという設定の方が
内容として楽しめたかもしれん。

・・・ということで次はギャグかコミカル路線でいってみようか。
(勝手なこと言ってんなオレは)

▼めちゃかわ:谷口あさみ
めちゃかわは確かに犬の服着てたよな。
じゃあ中身はなんなんだろ?
やっぱ宇宙人ですかね?


おおせよしお氏の甲虫王者ムシキングが単行本になるそうで。
・・・で、ブレーダーDJはどうなっとんの?
あれまだ単行本では未完ですよね・・・

 前月 次月 じゃりまんTOP 漫画TOP 2月号 4月号 6月号 8月号 10月号
2004年11月1日 月曜日