小室直樹文献目録 一般文献 1974003
[ 表題 ] 総合化の理論的方法論的基礎研究と予備的実証的研究
- [ 副 題 ] 無
- [ 著 者 ] 小室直樹
- [ 該当頁 ] 127〜349頁
- [ 図 表 ] 多数
- [ 注 記 ] 無
- [ 分 類 ] 図書・論文
[ 書名 ] 『東京都社会指標の研究開発』
- [ シ リーズ ] 49年3月
- [ 出版者 ] 東京都総務局統計部
- [ 総頁数 ] 348頁
- [ 発 行 ] 1974年03月30日発行
- [ ISBN等 ] 印刷物規格表第2類; 印刷番号(48)3496
- [ 価 格 ] 不明
- [ 箱 ・帯 ] 無
- [ 体 裁 ] B5判 25.6×17.9cm
- [ 注 記 ] 無
目次
序
- 1. 研究指向―諸難題の克服をめざして―
- 2. 使用される諸方法―学際的研究の必要性―
- 3. 研究態度―大胆な試行の発進―
- 4. 社会指標における非線型問題
- 5. 本稿の構成―「理論」と「実証」の操作的統合をめざして―
- 6. 研究戦略―当面の目標を将来のための投資―
[T] 社会指標作成のための理論的方法論的基礎
- §1. GNP神話の崩壊―はじめの問題意識―
- 1. GNPと社会指標
- 2. 経済活動と都民(国民)福祉
- §2. 社会指標作成のための基礎的諸問題(1) ―非線型問題―
- 1. 基礎的ニード,満足の飽和状態および新需要の出現
- 1-1 福祉領域と福祉変数とのあいだの非線型性
- 1-2 限界効用逓減項目,逓増項目
- 1-3 社会指標と各福祉領域とのあいだの非線型性
- 2. 補完・代替
- 2-1 福祉領域における補完関係
- 2-2 補完関係と社会における情報布値
- 2-3 福祉領域における代替関係
- 3. 福祉領域における上級関係,下級関係
- 4. 福祉領域とそれを構成する諸変数との対応関係
- 4-1 プラス効果とマイナス効果
- 4-2 福祉貢献行列
- 4-3 福祉変数の直接効果・間接効果
- 5. Trade-off Problem ―非線型問題の総合―
- 5-1 トレード・オフ問題
- 5-2 福祉変数に関する無差別曲線は可能か
- §3. 社会指標作成のための基礎的諸問題(2)
―社会的福祉関数構築をめぐる諸問題―
- 1. 個人の効用と都民福祉
- 1-1 微視的立場と巨視的立場
- 1-2 社会福祉関数の存在問題
- 2. 指標構成の問題
- 3. 経済的効用と社会的効用
- §4. 社会指標の社会的背景
- 1. 社会的効用における情報効果
- 1-1 デモンストレーション効果
- 1-2 社会的学習効果
- 1-3 公共の福祉に対する真の要求(real demand)と
みせかけの要求(phony demand)
- 1-4 効用の準拠枠組と地位の不安(status anxiety)
- 2. 脱工業化社会の諸問題
- 2-1 工業化社会とその変貌
- 2-2 工業化社会の構造
- 2-3 危機の時代における構造的変化
- 2-4 危機の時代における諸問題
- §5. 社会指標におけるシステム問題
- 1. 問題の性質
- 2. 社会学におけるシステム分析としての構造機能分析
- 2-1 構造-機能分析の基礎理論
- 2-2 制御分析としての構造機能分析
- 2-3 巨視的機能分析と微視的機能分析
- 2-4 構造-機能分析の定式化
- 3. 東京都における福祉政策のシステム問題
- 3-1 自動充足項目と緊急項目
- 3-2 資本主義経済のシステム問題
- 4. 社会システムの機能的要件と社会指標
- 4-1 巨視的社会指標の構成
- 4-2 社会システムの機能的要件
[U] 社会指標作成のための予備的実証的試行
―用いられた諸方法の説明―
- §1. 巨視的変数の時系列的・横断的分析
- A. 主成分分析による結果
- B. 分散分析による結果
- §2. グループ・インタヴュー
- §3. ファセット・デザインによる生活態度構造分析
- §4. 社会不安尺度構成
- §5. 顕示選好の問題
残された課題
所蔵館
情報元
他文献
備考
- 総目次:T暫定指標群/U総合化の理論的方法論的基礎研究と予備的実証的研究
- 都立中央図書館の東京資料室で閲覧可,貸し出し不可。東京都下公立図書館なら申し込んで,貸し出し可のところもある。
内容
更新日
- 2005-08-05
- 2005-08-09
- 2019-12-03 画像 追加。
- 2019-12-05 書誌情報 追加。