小室直樹文献目録 一般文献 2022004
[ 書名 ] 『新装版 日本教の社会学』
- [ 副書名 ] 戦後日本は民主主義国家にあらず
- [ 著 者 ] 山本七平,小室直樹
- [ シ リーズ ] 無
- [ 出版者 ] ビジネス社
- [ 総頁数 ] 387頁
- [ 発 行 ] 2022年09月01日初版第1刷発行 まで確認
- [ ISBN等 ] ISBN978-4-8284-2431-6 C0036
- [ 価 格 ] 定価1540円(本体1400円+税10%)
- [ 箱 ・帯 ] 箱無・帯有
- [ 体 裁 ] 新書判 17.6×11.7cm ソフトカバー
- [ 図 表 ] 無
- [ 注 記 ] 無
- [ 分 類 ] 図書
目次
まえがき (小室直樹)
[ 第1部 日本社会の戦前,戦後 ]
第一章 戦後日本は民主主義国家ではない
- 仮面をかぶった民主主義
- マイナスシンボルとしての民主主義
- 日本人の自由感覚
- 言霊(ことだま)と「言論の自由」
第二章 戦前の日本は軍国主義国家ではない
- 真の軍国主義とは何か
- 一人もいなかった天皇主義者
[ 第2部 神学としての日本教 ]
第三章 宗教へのコメント
- 最狭義と最広義の宗教
- 日本教的宗教観
第四章 日本教の教義(ドグマ)
- 日本人を理解するために
- 日本教の教義(ドグマ)としての「空気」
- 実体語と空体語
- 応用問題・日本のマスコミ
第五章 日本教の救済儀礼(サクラメント)
―― 自然,人間,本心,実情,純粋,序列,結婚
- サクラメントは救済儀礼
- 自然・本心・実情・人間
- 「純粋」という名の情緒規範
- 日本人のイデオロギー感覚
- 日本的序列
- 日本的許しの構造
- 日本的結婚
第六章 日本教における神義論(テオデイツエー)
- 神義論の意味
- 空気をつくったものを日本を制する
第七章 日本教的ファンダメンタリズム
- 空気絶対のファンダメンタリズム
[ 第3部 現代日本社会の成立と日本教の倫理 ]
第八章 日本資本主義の精神
- 資本主義成立の条件
- 潜入した共同体
- 奇妙な資本主義国,ニッポン
第九章 日本資本主義精神の基盤
―― 崎門(きもん)の学
- 正統性の問題――浅見絅斎
- 湯武放伐(とうぶほうばつ)論
- 『靖献遺言(せいけんいげん)』
- いまも生きている絅斎の思想
- 国学も水戸学も革命思想にはなり得なかった
- 町人の合理性と下級武士のエトス
「まとめ」 ―― あとがきにかえて
所蔵館
情報元
- 渡邊政志さん(2022-07-13 新掲示板ログ[1406]参照)
他文献
- 1981年、講談社から『日本教の社会学』(1981002)として刊行。
- 1981年(講談社)版は,『山本七平全対話4 日本教の社会学』(1985007)に改稿され,所収。
- 2016年,ビジネス社から『日本教の社会学』(2016004)として再刊。本書は、この2016年(ビジネス社)版の新装版。
備考
- 帯字句 表:
そして戦前日本は軍国主義国家ではなかった!碩学による「日本教」の徹底分析!
橋爪大三郎氏(社会学者)推薦!
内容
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更新日
- 2022-10-01 新規追加