小室直樹文献目録 一般文献 1981002
[ 書名 ] 『日本教の社会学』
- [ 副書名 ] 無
- [ 著 者 ] 山本七平,小室直樹
- [ シ リーズ ] 無
- [ 出版者 ] 講談社
- [ 総頁数 ] 343頁
- [ 発 行 ] 1981年08月17日初版第1刷発行 まで確認
- [ ISBN等 ] 書籍コード (分)0030-(製)458157-(出)2253 (0)
- [ 価 格 ] 定価1200円
- [ 箱 ・帯 ] 箱無・帯有
- [ 体 裁 ] 四六判 19.4×13.7cm ハードカバー
- [ 図 表 ] 無
- [ 注 記 ] 無
- [ 分 類 ] 図書
目次
まえがき (小室直樹)
[ 第T部 日本社会の戦前,戦後 ]
第一章 戦後日本は民主主義国家ではない
- 仮面をかぶった民主主義
- マイナスシンボルとしての民主主義
- 日本人の自由感覚
- 言霊と「言論の自由」
第二章 戦前の日本は軍国主義国家ではない
[ 第U部 神学としての日本教 ]
第三章 宗教へのコメント
第四章 日本教の教義
- 日本人を理解するために
- 日本教の教義としての「空気」
- 実体語と空体語
- 応用問題・日本のマスコミ
第五章 日本教の救済儀礼(サクラメント)
―― 自然,人間,本心,実情,純粋,序列,結婚
- サクラメントは救済儀礼
- 自然・本心・実情・人間
- 「純粋」という名の情緒規範
- 日本人のイデオロギー感覚
- 日本的序列
- 日本的許しの構造
- 日本的結婚
第六章 日本教における神義論(テオデイツエー)
第七章 日本教的ファンダメンタリズム
[ 第V部 現代日本社会の成立と日本教の倫理 ]
第八章 日本資本主義の精神
- 資本主義成立の条件
- 潜入した共同体
- 奇妙な資本主義国,ニッポン
第九章 日本資本主義精神の基盤
―― 崎門の学
- 正統性の問題――浅見絅斎
- 湯武放伐論
- 『靖献遺言』
- いまも生きている絅斎の思想
- 国学も水戸学も革命思想にはなり得なかった
- 町人の合理性と下級武士のエトス
「まとめ」 ―― あとがきにかえて
所蔵館
情報元
他文献
備考
- カバー写真=日本国土開発の『水のみち』より/装幀:井上正篤
- 帯字句 表:
たぐいない変則社会・日本と日本人をえぐった問題の書!/「戦後日本は民主主義国家ではない……」,いま最も注目すべき二人――論理の魔術師・山本七平と知の狩人・小室直樹が日本社会の虚妄のベールをはがしつつ,日本人のマグマを切開した緊急討論集。
内容
更新日
- 2005-03-02
- 2017-05-03 他文献 欄 情報追加
- 2022-10-01 他文献情報 追加