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小室直樹文献目録 一般文献 2018001

[ 書名 ] 『国民のための戦争と平和』

  • [ 副書名 ] The Theory of War and Peace
  • [ 著  者 ] 小室直樹(・色摩力夫)
  • [ シ リーズ ] 無
  • [ 出版者 ] ビジネス社
  • [ 総頁数 ] 223頁
  • [ 発  行 ] 2018年02月03日初版第1刷発行 まで確認
  • [ ISBN等 ] ISBN 978-4-8284-2004-2 C0031
  • [ 価  格 ] 定価1600円+税
  • [ 箱 ・帯 ] 箱無・帯有
  • [ 体  裁 ] 四六判 18.8×13.5cm
  • [ 図  表 ] 図8,写真3,表1
  • [ 注  記 ] 無
  • [ 分  類 ] 図書

目次

 まえがき

 1 “平和主義者”が戦争を起こす

  • みんなが平和を愛した結果が第二次大戦となった
  • 戦争は個人の「心の内なる」問題ではない
  • 台風の上陸を法律で禁じようとする平和主義者
  • 日本の「平和主義者」は神州不滅主義者か
  • ヒットラーの奇跡はなぜ可能だったのか
  • 猫を虎に育てたヒットラー
  • 平和への讃歌を逆手にとったヒットラー
  • 戦争の決意ができずに崩壊したフランス
  • 「平和主義」という宗教は,「戦争」を過小評価している
  • 日本はうまくやっていると信じる人は「センス」のない人だ

 2 戦争を否定すると近代文明が崩壊する

  • 「戦争」と「けんか」はどこがちがうか
  • 戦争がないのが平和,というのは間違い
  • 戦争とは,つける薬がないものにつける薬である
  • 日本の敵はソ連と決めつけるのは早い
  • 侵略戦争にも歴史の必然がある
  • 満州,朝鮮をめぐる「必然」とは何だったか
  • 真珠湾攻撃は,「突如」ではない
  • 全面降伏論は,まるっきりのナンセンスだ
  • 日本の非武装中立は白昼夢である
  • 尖閣列島,竹島問題の解決法は例外
  • 北方領土は,戦争によらなければ返ってこないのか
  • 紛争をそのままにしておくと,文明が崩壊する
  • 戦争は,消極的な意味で,万能薬である
  • 「現状維持」をめぐる二つの正義
  • 第二次大戦で「猛毒」を除いて成長した日本
  • 「戦争」の語を,あまり法技術的な意味にとってはいけない
  • オルテガ・イ・ガゼの戦争論
  • 建て前と実態があまりに離れると,その国は破滅する
  • 日本は清帝国の二の舞にならないか

 3 国連の幻想と国境の思想

  • ナンセンスな日本の「国連中心主義」
  • 国連とは,そもそも何だろうか
  • 「自衛」の名目さえつければ,何でも自由な国連憲章
  • 日本は国連の外様大名である
  • 平等主義は国連を弱くする
  • 国連はユニバーサルなものではない
  • 国連の事務総長は首相と同格と思う非常識
  • 変化すべきものを変化させまいとする矛盾
  • 多数決制度の致命的欠陥
  • 全会一致制で衰退したポーランド
  • 国連は戦争に代わる手段ではない
  • 国際社会を知るための鍵,「社会」と「結社」
  • 「そこにある」ものと「そこで作る」もの
  • 「憲法上それはできない」という弁解は成立しない
  • 西洋人は「社会」と「制度」の区別ができない
  • 国家権力は「解毒剤」である
  • 単一民族国家の日本は,「国家」をよく理解できない
  • ソ連は国民国家に変質して,安全になった
  • 文化や経済には絶対的国境がない
  • 正義は「空箱」にすぎない
  • 国際法はまだ低開発段階になる
  • 真の平和主義とは何か

 初版刊行時の推薦の言葉

所蔵館

情報元

  • 錦織俊二さん(2018-01-18 新掲示板ログ[1156]参照)

他文献

備考

  • 帯字句 表:
    “平和主義者”が戦争を起こす
    平和を愛した結果が第二次大戦という悲喜劇!

内容

  • -

更新日

  • 2018-08-26 新規追加
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