小室直樹文献目録 一般文献 2017001
[ 書名 ] 『田中角栄 政治家の条件』
- [ 副書名 ] 戦後日本の輝きとその体現者
- [ 著 者 ] 小室直樹
- [ シ リーズ ] 無
- [ 出版者 ] ビジネス社
- [ 総頁数 ] 343頁
- [ 発 行 ] 2017年04月01日初版第1刷発行 まで確認
- [ ISBN等 ] ISBN 978-4-8284-1946-6 C0036
- [ 価 格 ] 定価1500円+税
- [ 箱 ・帯 ] 箱無・帯有
- [ 体 裁 ] 四六判 18.8×13cm ソフトカバー
- [ 図 表 ] 無
- [ 注 記 ] 無
- [ 分 類 ] 図書
目次
第1章 対談 田中角栄元首相 『1982年を睨む』
- 「自衛のための戦力は当然だ」
- 日米中の二等辺三角形同盟
- 「日米安保」にはウラ協定があった
- 貿易摩擦をどう解消するか
- 「日本は『社会主義国家』だ」
第2章 異説 田中角栄
- はじめに
- 典型的な「官僚政治家」
- 田中角栄と法律
- 本質的に法律に無知な高級官僚
- リーガル・マインドの欠如
- 戦後も変わらない役人の法律音痴
- 特異な官僚共同体
- 共同体の隠語としての法律知識
- 田中角栄の奇蹟と悲劇
- 日本社会の中の「法」
- 民衆にとっての異邦人 田中角栄
- 戦後デモクラシーの権化・田中角栄
- 共産国家としての戦後日本
- 「構造的汚職」の構造
- 共同体と機能集団
- 田中角栄のイデオロギー
- 戦後デモクラシー最大の試煉
第3章 角栄を無罪にせよ ―― 私の真意
- テレビの発言に四百本の抗議電話
- エスタブリッシュメントを敵にした角栄
- とにかく外交の天才
- 官僚を使える唯一の政治家
- 角栄を“悪”とする「空気」
- 社会党に言い寄った福田赳夫
- 「角栄は賄賂をとってよろしい」とは
第4章 角栄選挙解剖 ――日本の選挙風土に「汚職」は無関係
- 独裁者に殺されたデモクラシー
- 国会議員はふん縛れぬ
- デモクラシーを守り抜く角栄
- 新潟三区の声こそ,神の声
第5章 「世論」と裁判
- ロッキード裁判は司法の自殺である
- 田中角栄は無罪の推定
第6章 緊急提言 田中角栄待望論
- 奇蹟を演じた大政治家
- 秀吉と角栄の類似
- 「敗戦」を知らなかった将軍
- 今こそ必要!!「列島改造」
- アメリカ経済の全盛時代に
- ニクソンは銃を日本に向けた
- 角栄こそ世界第一流の政治家
第7章 さらば!田中角栄 天才政治家が戦後日本政治に残した功罪
- 角栄は信長的政治家だった
- 天才的な役人操縦術
- 無名時代に築いた議員立法
- 田中政治の“罪”とは何か?
- アメリカが求める田中的政治
第8章 角栄学序説 田中角栄引退後の「日本政治」を憂う
- 角栄研究の貧困
- 狡猾なる役人
- 官僚コンピューター論
- 刮目すべき議員立法
- 海部さんに出来るか
第9章 田中角栄以前,以後
所蔵館
情報元
- 児島高徳さん(2017-03-03 新掲示板ログ[1140]参照)
他文献
備考
- 帯字句 表:
角栄を死に待ちさせたロッキード裁判は司法の自殺である!
角栄氏との対談掲載!
内容
更新日