小室直樹文献目録 一般文献 1982014
[ 表題 ] 田中角栄元首相 「1982年を睨む」
- [ 副 題 ] 無
- [ 特集等 ] 無
- [ 著 者 ] 田中角栄,小室直樹
- [ 該当頁 ] 30〜36頁
- [ 印 刷 ] 単色
- [ 図 表 ] 無
- [ 注 記 ] 無
- [ 分 類 ] 雑誌記事・対談形式
[ 掲載誌名 ] 週刊ポスト
- [ 号 数 ] 1月15日号;第14巻第3号;通巻第634号
- [ 出版者 ] 小学館
- [ 発 行 ] 1982年01月15日発行
- [ ISBN等 ] 雑誌コード 20053-1/15
- [ 価 格 ] 定価230円
- [ 体 裁 ] B5判 25.6×18.2cm
見出し
- ことし11月の自民党総裁選を前に田中元首相の身辺に重大な審判が下されようとしている。行政改革,日米防衛問題,貿易摩擦問題と“日本丸”の前途は多難である。一無所属議員でありながら,国政を動かす,自民党最大の百八人を率いる派閥の領袖は,正念場に立たされたいま何を考えているのか。気鋭の政治学者・小室直樹氏が2時間半にわたって直撃取材を試みた。
- 「自衛のための戦力は当然だ」
- 日米中の二等辺三角形同盟
- 「日米安保」にはウラ協定があった
- 貿易摩擦をどう解消するか
- 「日本は『社会主義国家』だ」
所蔵館
情報元
他文献
備考
内容
- 以下,一部引用。
田中 私は議員生活を三十五年間もやっているから知っているのだが,日米安保条約にはウラ協定のようなものがあるんだ。経済協定が……。
小室 それは,はじめて聞く話だ。安保のウラ協定!気が遠くなるような話だなァ。
田中 米国は,兵器や宇宙開発のなかで,新しい科学技術を生み出した。それにロイヤリティーを払っていたら,いまのわが国の蓄積外貨はあっという間に吹っ飛んでしまう。米国は戦後,新技術を無償で提供してくれたんだ。日本と西ドイツが,戦後復興できた最大の理由は,そこにあるといっても過言でない。 だから,米国には,ただでさえ借りがある。それは別にしても,保護貿易にでもなったら,途端に五十年前に戻るわけだからねェ。
更新日
- 2005-08-07
- 2014-09-20 表紙画像 追加,掲載誌情報 追加
- 2017-05-03 他文献情報 追加