小室直樹文献目録 一般文献 1977010
[ 表題 ] 方法論:先進国問題の視座
- [ 副 題 ] 無
- [ 著 者 ] 小室直樹
- [ 該当頁 ] 153〜265頁
- [ 図 表 ] 多数
- [ 注 記 ] 無
- [ 分 類 ] 図書・論文
[ 書名 ] 『先進国問題の帰趨と国際社会への反映』
- [ シ リーズ ] 「21世紀への課題」シリーズ X
- [ 出版者 ] 総合研究開発機構
- [ 総頁数 ] 320頁
- [ 発 行 ] 1977年09月01日発行
- [ ISBN等 ] 無
- [ 価 格 ] 頒価3000円
- [ 箱 ・帯 ] 箱無・帯無
- [ 体 裁 ] A4判:29.6×20.9cm
- [ 注 記 ] 無
目次
§1 先進国の概念
- 1 『先進国』概念と先進国問題
- 2 先進国の指標
- 2-1 文明
- 2-2 思考上の陥穽
- 2-3 東洋の技術
- 2-4 東洋の科学
- 2-5 発明と社会的要請
- 2-6 先進国指標としての科学技術水準
- 3 先進国の社会学的特徴
- 3-1 先進国としての近代資本主義国
- 3-2 先進国問題と資本主義社会
- 3-3 近代資本主義
- 3-4 近代資本主義社会の特殊性
- 3-5 近代資本主義と社会主義
- 3-6 近代資本主義と社会主義の類似点―マーケット・メカニズムなど―
- 3-7 資本主義のエトス,社会主義のエトス
- 4 近代資本主義社会の特徴
- 4-1 近代資本主義の特徴
- 4-2 近代資本主義成立の条件―労働のエトス―
- 4-3 労働の社会的中枢化
- 4-4 労働の規範化
- 4-5 労働の組織化
§2 先進国問題の社会学的背景
- 1 先進国問題
- 1-1 先進国問題の視座
- 1-2 先進国の特徴的現象
- 1-3 先進国問題の諸例
- 1-4 先進国における固有な問題
- 2 産業社会とそれ以後の社会
- 2-1 過渡期としての現代社会
- 2-2 『産業』ということの意味について
- 2-3 過渡期の特徴
- 2-4 技術進歩と社会の変化
- 2-5 産業社会以後を考察する要点
- 3 エトスの変革
- 3-1 産業社会における労働
- 3-2 資本主義社会における労働
- 3-3 単純労働のエトス
- 3-4 創造的労働のエトス
- 3-5 資本主義社会の成立と労働のエトス
- 3-6 エトスの変革
- 3-7 ヴェーバー論理の社会学的エセンス
- 3-8 カルヴァンの教義とそのインパクト
- 3-9 ヴェーバー論理の誤解
- 3-10 エトスの変革の可能性
§3 座標軸としての古典資本主義モデル
- 1 座標軸の設定
- 1-1 座標軸の必要性
- 1-2 古典的資本主義社会
- 1-3 古典的資本主義社会の経済システム
- 1-4 パースンズのAGIL図式
- 1-5 社会的下位システム
- 1-6 下位システムにおける機能自足性
- 2 経済システムの機能自足性
- 2-1 『最大多数の最大幸福』について
- 2-2 パレート最適
- 2-3 全体社会の経済的機能要件
- 2-4 古典的資本主義社会の特徴
- 3 法システムの機能自足性
- 3-1 法システムとは何か
- 3-2 『法』の社会学的定義(1)
- 3-3 『法』の社会学的定義(2)
- 3-4 法の機能(1)
- 3-5 法の機能(2)
- 3-6 法の2重制御モデル
- 3-7 法の二重制御モデル― 一般の場合―
- 3-8 社会と法システム
- 3-9 社会における法システムの作動理論
- 3-10 法の安定性と法に関する予定調和説
- 3-11 法システムの作動に関する予定調和説
- 4 政治システムの機能自足性
- 4-1 政治現象のとらえかた
- 4-2 権力による社会制御としての政治
- 4-3 近代政治社会における権力の特徴
- 4-4 三権分立による制御因子
- 4-5 古典近代政治社会の特徴
- 5 古典資本主義社会の変貌
- 5-1 先進国問題の要諦
- 5-2 経済システムの変貌
- 5-3 政治システムの変貌
- 5-4 政治システムにおける機能自足性の喪失
- 5-5 法システムの変貌
- 6 教育システムの機能自足性
- 6-1 古典教育システムモデル
- 6-2 教育システムの定義
- 6-3 古典的資本主義社会における教育システムの特徴
- 6-4 古典近代的教育システムの変貌
- 6-5 日本とくに東京における教育に対する一つのコメント
- 7 先進国社会の国際モデル
- 7-1 古典的先進国国際社会
- 7-2 国際経済の古典モデル
- 7-3 古典的国際経済社会の変貌
- 7-4 古典的国際政治社会の変貌
所蔵館
情報元
- 管理人(2011-09-24 新掲示板ログ[840]参照)
他文献
- 「方法論:先進国問題の視座」(1977008) と同一内容。表紙,まえがき及び奥付を変えただけで,頁数,誤植を含めて,他は同じ。
備考
- 本書と同名(『先進国問題の帰趨と国際社会への反映』)の論文集は,3点存在する。
- (1) 1977年06月発行のもの。この論文集が,1977008 である。
- (2) 1977年09月発行のもの。この論文集が,本書である。
- (3) 1977年10月発行のもの(日本経済調査協議会発行,調査報告77-2,198p,26p (国会図書館請求記号EF1-7,大学図書館 CiNii))。この論文集には,小室直樹博士の文章は無い。
- 「21世紀への課題」シリーズ(全10巻)の他の巻には,小室直樹博士の文章は無い。
内容
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更新日
- 2011-09-24 新規作成