じゃりまん小学校
じゃりまん読書感想文
2007年8月分

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今月読んだマンガリスト:10冊
コミックボンボン2007年9月号 小学一年生2007年9月号 コロコロイチバン!2007年15号
小学二年生2007年9月号 小学三年生2007年9月号 小学四年生2007年9月号
小学五年生2007年9月号 小学六年生2007年9月号 プレコミックブンブン2007年9月号
月刊コロコロコミック2007年9月号
簡易式感想評価レベル
評価レベル 解説
TOP 最高におもしろい。のめり込み、何度でも読み返しちゃう。
HIGH とてもおもしろい。
UPPER なかなかおもしろい。
MID 普通。 またはちょっとだけおもしろい。
LOW 一応、読んでいる。印象には残らない。
BAD 読めるがおもしろいとは思わない。
PASS 読んでいない。




月刊コロコロコミック 2007年9月号
2007年8月11日発売
小学館 480円
▼Wii~っす!!リモコンくん:矢高鈴央
評価レベルMID
コメント:今回も、「コントローラーのストラップ(以下略)。

マリオパーティー8のフリースローはあくまでゲームの中でするのであって
実際にストラップをフリースローしちゃいけません。
それくらい分かってますよねみなさん。

▼ペンギンの問題:永井ゆうじ
評価レベルMID
コメント:南極からやってきたペンギン・小林ジョニーがベッカムくんと激しいバトル!
ジョニーは3年前に大好きな銀はがし(スクラッチ)をベッカムくんにやられてしまって
それ以来恨みを持っている。ベッカムくんの知り合いらしい、実にくだらない動機ですこと。

バトルのほうもゴードンさんが現れてから実にバカバカしい戦いで、
くだらないなりに笑えておもしろいです。

途中でベッカムくんが押された時に
ゆみちゃんが「ラーメンの麺がのびたからパワーが落ちている」と力説してましたが
ラーメンが必殺技だと妙に説得力を感じます。
そしてチャーシューを入れればチャーシュー麺にパワーアップし、
またベッカムくんの強さが復活する・・・
こりゃなんの変化もないオムライスのジョニーが負けてしまうわけだわな。

▼西遊記ヒーローGo空伝:小西紀行
評価レベルUPPER
コメント:なんでも台無しにする妖怪・オシャカさまは読者が考えたキャラクターらしいですが、
壊れてしまった物をオシャカにすることとかけたネーミングセンスはすばらしい。
また、オシャカさまの頭の中が既にオシャカになっているおバカな行動の数々もおもしろい。
でも「ナイスオシャカ」は、使い時も言葉自体も恥ずかしいことこの上ないから
流行らないと思うぞ。

▼うまいぜ!!カプすけ日記:黒葉潤一
評価レベルMID
コメント:ドラゴンとの戦い、さらわれたお姫様、失われた秘宝を求めて・・
こんなことがカプすけのお兄ちゃんの日記に書かれてビックリ仰天のカプスケ。

まあ、グリコカプリコが生きて動いてしゃべる世界ですから
カプリコが冒険ファンタジックな日常を送るのも不思議な話ではないでしょう。

▼ぼくはガリレオ:樫本学ヴ
評価レベルMID
コメント:倒れて戦闘不能の状態になってしまっても
ガリレオとゴーギャンに身代わりとして利用されてしまっているマゼランが哀れだねえ。
神様になるためには、敗者を踏み越えるような非情に徹することも必要なのか・・・

▼絶体絶命でんぢゃらすじーさん:曽山一寿
評価レベルUPPER
コメント:じーさんの代わりとなる謎のキャラクターは
外見はいつものそやまんがらしいダサイセンスではあるものの
その変態っぷりに大笑いした。

・・・・・・とは・・・自分を
いためつけることによって・・・・・・、
興奮して強くなれる生き物なんだ・・・♡
ぐぇっへへへへへへへへへへへへへへへ

まさか児童誌に、こんなマゾなキャラが登場しようとわ・・・
そう考えるとあのダサダサなキャラデザも
変態的な性格には合っていたのかもしれんね。
個人的には不幸を呼ぶちゃむらいよりおもしろくて好き。

▼ドラベース:まんが/むぎわらしんたろう・原案協力/藤子プロ
評価レベルMID
コメント:空飛ぶ荷札で自分が荷物になってアメリカへ飛んでしまったチビえもん。
しかしそのおかげでチビえもんが勝利を呼ぶ天使になろうとはね。
ボールが空中でイレギュラーするという、ありえない奇跡を起こしてくれた。

▼サルゲッチュ ウキウキ大作戦!:後藤英貴
評価レベルMID
コメント:400メートルうんていは人間さまにはキツい種目ですね~。
おさるさんならではのスポーツでしょう。

▼絶対音感オトダマスター音速伝授コミック:足立たかふみ
評価レベルMID
コメント:DSソフトの「オトダマスター」の魅力を描いたマンガ。
DSのマイクが外部の音に反応してオトダマなる精霊を生み出す。
その音は単なる“音”だけでなく、言葉や、たて笛で吹いたメロディによっても
違うオトダマが出現するのだ。
どうやら「ウンコ」という単語や、
チャルメラのメロディでしか登場しないオトダマもいるらしい。

マイク機能をフルに使ったこのゲームは音で楽しむだけでなく
携帯性を重視して外でDSを持って遊ぶゲームとしても最適だ。
いろんな場所で試せますね。

▼トレジャーガウスト:勝見直人
評価レベルMID
コメント:有無を言わさずデスホールドランとのコンビを解消しておいて
今さら「極悪ガウストハンター一族との戦いで傷つけたくなかった」などと
言われてもねえ・・・
そりゃキャプテンガリバーが悪いでしょ。
むしろ極悪ハンターである範人の性悪ぶりを見習って欲しいモンだ。

そしてガウストハンターの願いを叶えてくれるという
伝説のガウストを捕獲すべく範人に負けず劣らずの
曲者揃いの範人一家(母・姉・おじいちゃん)が初登場。
個人的には超エロじじいの範人のおじいちゃん・釣仙人に
がんばってもらいたいところだが
多分、範人のおねーちゃんがメインになっていくんだろうな・・・

・・・で、範人のおねーちゃん・ツナミは一体どんな人なのでしょう。
単純に姉弟ゲンカしたらどっちが強いんでしょうね???

▼ミラクルボール:ながとしやすなり
評価レベルUPPER
コメント:地区大会2回戦で再び“勝者の会”と試合をすることになった三中野球部。
不滅が沢村を三振に打ち取り、さいさきは良さそうだけど
実力だけでなく、団結力の面でもさらなるパワーアップをした勝者の会は
そう簡単に勝たせてくれそうにないな、と思わせる。
チームから信頼されている沢村や、優等生の福本弟くんの一件も交えて
単なる因縁対決ではない、いろいろと興味深いイベントを盛り込んだ試合になりそうで
おもしろい。

▼ケシカスくん:村瀬範行
評価レベルMID
コメント:ミナコちゃん、今度はボウズの股間を生キン蹴り。
容赦ねえなあ。

▼デュエルマスターズFE:松本しげのぶ
評価レベルMID
コメント:パーフェクトゲームならぬパーフェクトデュエルで慟哭のベルベルに圧勝した白凰。
「デーモン・コマンドが3体そろったこの状況を理解できないお前は
世界一あわれなやつだ」
と宣告してからのデュエルは
オイラには到底理解できないすさまじいものだった。
理解できるのは白凰がすごすぎること。それだけ。

▼デュエルマスターズ超獣博士D.M(ドクターメテオ):御狐ちひろ
評価レベルPASS

▼ポケットモンスター ダイヤモンド・パール物語 ポケモンD・P:伊原しげかつ
評価レベルMID
コメント:ハレタとアカギのやりとりのさなかに、サターンがヘタレ役に徹していたのが
ちょっと哀れだったなあ・・・
まあ、その甲斐あってアカギに見捨てられずに済んで良かったけど。

▼星のカービィ!も~れつプププアワー!:谷口あさみ
評価レベルMID
コメント:大体、なんでも壊す破壊神のカービィに
クーラーの修理なんてできるわけないじゃないか。
案の定、デデデ大王のクーラーを物理的に壊してしまったけど、
罰としてカービィ自らがクーラーになったので許す。

デデデ大王に悪魔のようなイヤガラセをしまくっている
学年誌版のカービィも見習ってほしいもんだね。

▼ウズマジン:おおせよしお
評価レベルMID
コメント:ありゃ、案外あっけなく人間界がマジン界に塗り替えられちまったな。
これは鳩中ジンのココロの中にいるジンが覚醒したから
その影響で彼が存在していたマジン界が出現したということか?
だとしたらマジン界を復活させたのはシグマではなく、むしろジン自身なんじゃないのか?

▼スーパーマリオくん:沢田ユキオ
評価レベルLOW
コメント:なし

▼ポケットモンスター:穴久保幸作
評価レベルLOW
コメント:なし

▼流星のロックマン:板垣雅也
評価レベルLOW
コメント:なし

▼名作劇場 ドラえもん:藤子・F・不二雄
評価レベルMID
コメント:ドラえもんが裏山のゴミを拾ってきれいにするのび太のために
「心の土」を使ってのび太が裏山とおともだちになるという
今月も2008年春に公開される新ドラ映画にちなんだストーリーでございます。

お話の中では、森の木々達がのび太のために葉っぱのベッドや木の実を提供し、
イヤなヤツがくればどこからともなくハチや鳥が現れて追っ払ってくれますが、
自然を愛する心を持っていれば「心の土」を使わずとも
自然はそれに応えてくれるものです。
オイラの自宅周辺には昼寝ができるような裏山はないからな~。
自然と触れ合う機会も少ないわい。

▼推理の星くん:まんが/せいの奈々
評価レベルUPPER
コメント:クラウディアったら、いつの間に月子と入れ替わったんだ・・・
しかしクラウディアの名前って、雲(曇り)の“Cloud”から来ていたんだなあ。
気がつかなかった。

・・・にしても、クラウディアは何考えてるんだろうねー。
彼女の心の中はその名の通り雲で隠れてよく分からないですね。
クラウディアはこれからも星くんのライバルとして登場するのか、
それとも星くんが改心させるのか、はたまたこれまでの行動はワケありなのか。
謎が謎を呼んでますますおもしろくなりそうです。

※別冊付録

▼絶体絶命でんぢゃらすじーさん大長編 どっちみちおっぱい:曽山一寿
評価レベルUPPER
コメント:たまに行われる、じーさんの大長編が別冊付録まるまる1冊で登場。
もし己の人生をやり直せるとしたら、叶わぬ夢を追い続け、人生を台無しにする『夢の道』と、
夢も希望もなくムダな人生をただ生き続ける『現実の道』のどちらを選ぶかという、
スケールのでかい悩みをテーマに、巨匠・そやまんが先生が挑む。

じーさん達が山登りに出かけて早速遭難してしまったところで、
まわしをしたよぼよぼのおじいさんを発見。
聞けばこのおじいさんは夢見関という名前で力士になることを夢見ていたが、
結局夢が叶わず今まで過ごしてきたので、
夢をあきらめて人生をやり直すことができる
「時空の分かれ道(タイムフォークロード)」を求めて山にやってきたとのこと。

結構真面目な人生相談的なストーリーに、そやまんがギャグが随所に加味されており
この2つがまるで水と油みたいな関係で見事なまでにミスマッチ。
おかげで不真面目すぎなお話になってしまったが、
これこそがそやまんがの持ち味なのだろう。
「真面目」に「不真面目なギャグ」を強引に持ち込むギャグセンスは
「わざぼー」にも通ずるものがあります。
胸を張って歩くという、人が前向きに生きるための大切なことを
辛口なそやまんがギャグで説くというのはどうかとは思うけど、
ギャグ自体はおもしろかったので良しとす。

ちなみに、おっぱいと張り手で“胸を張る”という単語が成立してしまうなら
乳が張ることも“胸を張る”ということに

※付録

▼西遊記ヒーロー 偽!?Go空伝!:小西紀行
評価レベルMID
コメント:折り込み付録に描かれたGo空伝の特別編。
全ページカラーでしかもニセモノの悟空一行が登場していた割には
内容があまりパッとしなかった感じ。

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2008年1月11日 金曜日


プレコミックブンブン 2007年9月号
2007年8月6日発売
ポプラ社 480円
▼学校の怪談:原作・監修/日本民話の会・まんが/小川京美
評価レベルMID
コメント:なし

▼大仏刑事:大崎亮平
評価レベルMID
コメント:映画館のチケット売り場で「ハゲ1枚ですね」と
ゴトウ刑事をおちょくる大仏刑事にちょっとだけ吹き出してしまった。
しかもハゲは料金3倍の特別サービスですか・・・(苦笑)

▼少年ダンディ:ボッカ
評価レベルMID
コメント:ジュンコに銃を向けられて「心臓を撃ち抜くぞ」と言われても、
とっさに「じゃあオレはキッスでオマエのハートを撃ち抜くぜ」
などと言い返すダンディくんに爆笑。
かっこいい男性が言ったセリフならサマになっているのでしょうが
ダンディくんが言ってもギャグにしか聞こえんなあ。

▼ラブスイーツ プチモン♡コレクション:小鳩まり
評価レベルLOW
コメント:エルシーが、ライバルのジュリアと互角の戦いをしている最中に
シャンティが突然具合が悪くなってしまい、ぶっ倒れてしまいました。

でも大丈夫でしょ。すぐ近くにプチモンの救護所があるみたいだし。

▼宇宙侍コジローくん:矢萩隼人
評価レベルLOW
コメント:読み切り。勉強家の小学4年生・青空有太(あおぞらゆうた)くんが
家に帰ってトイレに入ると、ちょんまげをした卵みたいな変なヤツが便器に居座っていた。
彼の名はコジロー。職業は宇宙のドロボーを捕まえる宇宙侍。
聞けばコジローは自分が取り逃がしてしまった宇宙の凶悪犯を追って
地球にやってきたのだとか。
でもコジローは有太くんを困らせるようなことばかりして
有太くんの前に執拗に現れるのだった。

宇宙侍・コジローくんのキャラクターデザインがぱっとしないため宇宙の侍という感じがしない。
さらにコジロー、有太くん、凶悪犯、全ての登場キャラがどれも立ってない上に、
ギャグもありきたりなドタバタの応酬でおもしろみに欠けますね。
せめて有太くんにとってコジローがいなくなったら寂しいくらいに思わせてくれたらなあ。
有太くんにとってコジローが単なる邪魔者でしかないこと自体が寂しいです。

▼かいけつゾロリ:原作・監修/原ゆたか・まんが/きむらひろき
評価レベルPASS

▼かいけつゾロリ4コマ大作戦:原作・監修/原ゆたか・
まんが/きむらひろき・熊沢かえで・村上ゆみ子・神田達志

評価レベルMID
コメント:フライパンでバドミントン、そばつゆに満月を映した月見そば、
ノシシの指が太くて電卓のボタンが押せない、
腹ペコでもハミガキして食後の気分などなど、
「うまい!」と思わせる4コマが多かったですね。

▼パール王国物語 プリンス×プリンセス:田伊りょうき
評価レベルUPPER
コメント:パール王国の宝物庫で繰り広げられる
サンと半魚人の海賊団女団長による剣を交えた真剣勝負!
王国内での出来事なのに
まるでサンとレナが大冒険をしているかのような感覚になれたのが不思議。
半魚人の海賊と戦ったからかな?
勝負の後も後味良くて平和的にまとめた点が好感触。

レナ姫命のリチャードもうっとうしいなりにおもしろいです。

▼パン&ジェームスのおきらくアニマル小学校:まんが/滝沢のぼる・協力/カドリー・ドミリオン
評価レベルLOW
コメント:アニマル小学校の卒業生の中に
たった1匹だけ存在したと言われるアニマルの頂点・アニマルマスターを目指すパンくん。

でも、そもそもアニマルマスターになれたという動物はどこの誰なんでしょ。
イメージが湧かないじゃん。

▼熱血先生!:井漕尚樹
評価レベルMID
コメント:熱血先生、ついに悪の帝王と対決。
悪の帝王は指一本で地割れを起こすことができるなんて
そりゃ常人のすることじゃないぞ。
熱血先生の熱血パワーも気力が源だし、
もはや熱血とかそんなのとっくに通り越した
ドラゴン@ール化した戦いになりそうだが・・・

▼サイボーグ犬ワッチー:高田ミレイ
評価レベルMID
コメント:皇太子の護衛にワッチーとラルフが絡んでしまったらヤバイんじゃないか?
普段からこの2匹は町を破壊するような行動しまくってるし。

▼守護闘神狛王:津島直人
評価レベルMID
コメント:新連載。2月号の読み切りが連載化。

主人公の狛牙太陽(こまがたいよう・小4)が通う小学校のプールで
児童が次々プールの中に引きずり込まれる事件が発生。
そこで事件解明のためクラス委員の太陽くんと美富士さんがプールの水を抜きに来ると
とつぜんカッパの妖怪が美富士さんに襲いかかろうとする。
その時、太陽の首につけていた勾玉が光り、中から狛犬が出現、
果敢にも妖怪に立ち向かうのだった。

いわゆる妖怪退治モノで、ストーリーも特に目立った点はありませんが、
ちょっと頼りなさげな太陽と狛王のコンビのやりとりが楽しいかな。
さらに太陽は美富士さんに対してちょっとエッチな感情も持ち合わせている
密かに恋しているみたいなので、いいところがあまりない太陽が
妖怪退治を経験して心身共に成長していく過程も見所となりそう。
これからおもしろくなるかどうかは今後の展開次第。

▼まかせてペットくん:そにしけんじ
評価レベルMID
コメント:経費削減・・・っていうかエコ活動のために
ペットくんがジェット噴射を使わずに自転車を使って移動したり、
スチール団はソーラーパネルで自家発電をしたり、
彼らなりにがんばっているのだなあ。その点は感心。

だけどスチール団はのぼるくんを攻撃型ロボットから助けるためとはいえ、
のぼるくんに向かってスチール手裏剣を投げたらダメ!!!
一瞬のぼるくんの体がまっぷたつになるかと思ったよ。

▼忍たま乱太郎:原作/尼子騒兵衛・まんが/小倉あん子
評価レベルMID
コメント:床下に埋めてある竹筒の中身は毒薬ではなく
学園長が仕込んだ梅酒でした。
これもテレビでやっていたかな?

でも一応、忍者がいる学校なんだから
毒薬の1つや2つあってもおかしくはないやね。

▼ロビー&ケロビー:原作/黒崎玄・まんが/おぎのひとし
評価レベルMID
コメント:トイレ君ね・・・まあ、汚く使われるのに腹を立てる気持ちは分かりますが
クソションベンを飲み込むのがトイレ(便器)の仕事なんだし仕方がないんじゃないですか?
ある程度は仕方がないでしょーね。
みなさんも、毎日こんな大変な目に遭っているトイレ君を労って
たまには洗ってあげて差し上げましょう。

▼超人ママMAX:北枕よしたけ
評価レベルPASS

▼和和和ワッピちゃん:ルコラニコラ
評価レベルLOW
コメント:新連載。アニメ化もされてるみたいだけど
よく分からないマンガだな。
個人的にはクワガタツマミと同じ類。
多分次号からは読まない。

▼恐竜の時間:塩屋仁
評価レベルMID
コメント:今回はニンテンドウDSソフトの
恐竜育成バトルRPG・恐竜モンスター特別編を加えた2本立て。
多数の恐竜仲間を従えたアルバートサウルスが恐竜グランプリ会場を一目見ただけで
とっとと帰る仕草をみせるところがおもしろい。
後ろ姿がいい味出してるよ。

▼ペンペとギンギー:中川いさみ
評価レベルMID
コメント:ペンぺはスイカの中にカエルを入れた後で
無理矢理ギンギーにスイカ割りをやらせた挙げ句に
ギンギーが叩いたのは熊の頭だなんて、ギンギーに対してあまりな仕打ち。
なんかペンぺが死神みたいに思えてきた。

▼まんぷく天女エビス:中田悠紀子

評価レベルMID
コメント:ぼさつ界の七福神・エビス(女の子)はお釈迦様に
人を幸せにするまでぼさつ界戻ってくるなと言われて
修行のために人間界に落とされてしまった。
ラーメン店の前で気を失ってしまったエビスは
そこに住んでいる少年・章太に発見され、
エビスは章太の店が繁盛していないと知るや否や
店を盛り立てようとするが―――

エビスもお釈迦様も若い娘さん風にアレンジされ、
まるで普通の人間となんら変わりない風貌ですが、
それがうまい具合に、このマンガの雰囲気にはまっています。
章太は完全にエビスをごく普通の女の子と見なして、
エビスのために店を盛り立てようとがんばってるので、
純粋にやる気のない男の子を励ます女の子、といった感じのストーリーとして
受け入れやすいお話になっていると思います。

ただ、エビスが人間界で修行するストーリーがメインだし、
お釈迦様は人間に近い姿だし、他の七福神は登場しないしで、
ぼさつ界が存在している意味があまりないので
別にエビスが七福神じゃなくてもいいような気もしますが、
章太がエビスと出会ったことがきっかけで、
2人で店をもり立てていくお話としてだけでも十分おもしろいので、まあOKでしょう。
次回ガンバレってなところ。

▼ねこむし:イタガキノブオ
評価レベルLOW
コメント:絵本にもなっているらしいねこの顔をしたいもむしが主人公の4コマ。
読み切り。

画はほのぼの系ですが、いもむしの前足6本が
妙にリアルに描かれているような気がして
ちょっと不気味(汗)。

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2008年1月7日 月曜日


小学六年生 2007年9月号
2007年8月3日発売
小学館 580円
今月の大特集は、学年誌ではもうすっかりおなじみの地球温暖化がテーマ。

現在、日本では地球温暖化の原因になっている二酸化炭素の排出を抑えたエネルギー源が
多数実用化されています。
バイオ燃料、風力発電、太陽光発電などなど。
そして、それらの長所だけでなく、今後の課題(デメリット)も
キチンと説明されているところに注目。
もしその課題をクリアした時、地球温暖化に歯止めをかけることができるか?

しかし二酸化炭素以外にも課題はある。ゴミの排出による資源の無駄遣いもそのひとつ。
ちなみに佐賀県が日本で一番ゴミが少ない県なのだそうです。
これは言い換えれば日本で一番エコな県とも言えるのかな???
みんなもゴミを出さない地球に優しい生活を考えてみよう!

▼ポケットモンスタースペシャル ダイヤモンド・パール編:
シナリオ/日下秀憲・まんが/山本サトシ

評価レベルPASS

▼なないろジュエル:かなき詩織・原案協力/福田幸江
評価レベルMID
コメント:ななこは葵くんに挑発されて
舞台で葵くん以上の演技を見せる勝負を受けることに。

葵くんは相変わらずななこのことを「あんた」扱いですが、
2人の関係は今はそんなに悪くはなさそう。
でもこの先どうなっていくのか展開が読めません。
ホントにななこと葵くんが仲良くなってハッピーエンドになれるのかな~。

▼小説王子:鈴木小波
評価レベルMID
コメント:前後編の読み切り。
同学年の子を数人集めてホラばっかり吹いている少年・夏目創(なつめそう)が、
ひょんなことから天才少年と即興で小説を書き下ろすバトルに参戦、
今まで書いたことのない小説にチャレンジするというお話。

創の頭の中で思い描いたウソが物語となり、
ひいては小説になるというストーリーは
小説とは誰にでも気軽に書けるものなのだと思わせる。

オイラは小説は字面ばかりでなんとなく堅苦しいイメージがあって
買って読もうという気が起きないんですが、
「ハガキ文学グランプリ」のコーナーに掲載されている
小学生の書いたオリジナル小説は普通に読んでいる。
・・・ということは実は小説って堅苦しくはないんだねえ。

創の活躍で小説に興味を持つ読者が増えてくれるといいですねー。

▼どうぶつの森 ホヒンダ村だより:あべさより
評価レベルMID
コメント:コタロウが転んだその先にはさよりんが・・・!!
占いで転ぶと言われても必ずしも悪い結果になるとは限らないですね。

▼よゐこ+トホホな犬 誠に勝手ながら芸能活動始めました。:
原作/あいみてつろう・絵/よしのえみこ

評価レベルMID
コメント:トホホな犬とよゐこに加えて、
普段からトホホな犬のタイヤを外そうと企んでいるおばあちゃんまで
タイヤをはめてしまいましたか。
しかもタイヤに髪型を描いてカツラ代わりにするとは新たな発見です。

▼トホホな犬:あいみてつろう
評価レベルMID
コメント:トホホな犬がタイヤを外したとたん上から鉄骨が!!!
結果的には助かったけど、
ヘタしたら大ケガどころでは済まされない事件だけにかなりショッキングだ。

▼556(ココロ)ラボ:原作/きむらゆういち・まんが/姫川明
評価レベルMID
コメント:ココロが見つけた「スペシャルサイコスプレー」にはなぜか4つのボタンがあり、
ボタンを押しながらスプレーをかけると、押したボタンによって嬉しくなったり悲しくなったり
コロッと気分が変わってしまう不思議なスプレー。
これまでのココロのお父さんが遺した発明品の中でもっとも非科学的なグッズ。
これはもうドラえもんの世界だなあ。

このスプレーで落ちぶれたサッカー部を立て直すことはできそうだけど
簡単に立ち直ったりせず、スプレーが巻き起こすトラブルを交えながら
ドラマが展開されていくのでしょうね。
ココロがこのスプレーを使ってどんな助っ人ぶりを見せるのか楽しみですよ。

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2008年1月4日 金曜日


小学五年生 2007年9月号
2007年8月3日発売
小学館 550円
▼556(ココロ)ラボ:原作/きむらゆういち・まんが/姫川明
評価レベルMID
コメント:またまたパパの地下室から変わった物を見つけ出したココロ。
外見はちょっとオシャレなメガネといったところだが
当然ただのメガネであるはずがない。
このメガネにはどんな力が秘められているのか・・・
それはお化け屋敷と噂される廃墟となった診療所で発揮されることだろう。
オバケが苦手なムサシの行動と共に楽しみ。

▼ミニ四駆レーサーカケル:坂井孝行
評価レベルMID
コメント:今回のつぐみのマシンは、スパイクタイヤに接着剤をしみこませて
砂地を走行中に少しずつ砂がタイヤにくっつき、ノーマルタイヤに変身する技は
なかなかおもしろいアイデアで楽しませてくれた。
・・・といってもつぐみの対戦相手の女の子のマシンが地味すぎたこともあるけど。
でもその分、丈太郎にキスをして気絶させちゃったから
そっちの方で楽しませてもらったかな♪

▼ないしょのつぼみ:やぶうち優
評価レベルMID
コメント:つぼみの下半身におりものの感覚が。
男のオイラにはおりものがどんなものなのか想像がつきませんが、
男の生理現象よりは大変なんでしょうねきっと。

▼シナモン 4コマ:つきりのゆみ
評価レベルMID
コメント:カプチーノは、今まで自分がいつ何を食べていたのかを
ずーっと記憶しているのか。
そりゃあ、夏休みの日記をつけ忘れたときに威力を発揮するわなあ。

・・・となると、カプチーノが好きな虫のこともいつまでも記憶しているのかな?

▼うちゅうの王:監修/森内俊之・まんが/ささけん
評価レベルMID
コメント:圧倒的な強さで虎宇に負けてしまって
将棋から距離を置いてしまう宙。
しかし雅は宙とまた将棋が指したくて雨の日も風の日も
将棋盤を用意して河原で待ち続ける―――

・・・って、雅くん、いくら宙と初めて会った場所が河原だからって
雨が降ったら家に帰りましょうよ。
だいたい将棋は室内ゲームなんだし、雨に濡れたら将棋盤や駒が傷んじゃうし。

そんな折、突然、肝っ玉母さんと言わんばかりな風貌の宙の母親がやってきて
てっぺん道場の下克上トーナメントにエントリーせよと言ってきた。
どうやらその“てっぺん杯”なるトーナメントは
年に1回、歩組~王組のレベルに関係なく
てっぺん道場の生徒なら誰でも入り交じって参戦できる大会なのだとか。

じゃあ、歩組とか香組とかレベル分けする意味がないじゃーんとか思ったりするわけですが
宙が王組の虎宇にリベンジできる絶好のチャンスなので目をつぶろう。
母親も応援している宙の活躍に期待。

▼シンペイ伝説 とばしてポン!:むさしのあつし
評価レベルMID
コメント:点火前の花火玉をたくさん抱えるのは危ないぞさすがに。

▼名探偵コナン:原案/青山剛昌・まんが/丸伝次郎+阿部ゆたか・プロット/平良隆久
評価レベルMID
コメント:なし

▼なないろジュエル:かなき詩織・原案協力/福田幸江
評価レベルMID
コメント:ただでさえ海嫌いのカズトくんが
今度は撮影のために来た無人島で熱中症になってダウン!
しかもななこと2人きり!
ななこは助けを呼ぼうにも、泳いで行くか、なんとか上へ行けそうな崖を登るかしないと
移動もできない究極の選択状態。

ななこにとっては大変だけど、カズトくんと一緒だと退屈はしませんね。いろんな意味で。

※別冊付録

▼ポケットモンスタースペシャル ダイヤモンド・パール編:
シナリオ/日下秀憲・まんが/山本サトシ

評価レベルPASS

▼ヒミツのわん☆タッチ:兄崎ゆな
評価レベルMID
コメント:隼人くんが妹の玲菜を連れて撮影に行ってる孤島には
偶然にも大介のおじさんの別荘が・・・・・・

ってなことで隼人のいる孤島へちゃっかり行くことになったまおとぬーと大介。
相変わらずの堂々とした都合のいいストーリー展開に爆笑。
その後も玲菜が1人で歩けるようになるまでの過程があざといが不思議と悪くはない。
ムシの良さがこのマンガのウリになっているからそう思えるのかも。

▼文具天国:そにしけんじ
評価レベルMID
コメント:黒田さんの硬派な性格はあの鋭くとがった芯のせいだと思ったけど
そうじゃなかったのね。どんな風に削ろうとも黒田さんは黒田さんだった。

まじめ君になったりオネエキャラになったり
いろんな性格の黒田さんが見られて楽しかった。
芯が削られるたびに性格を変えてみたりする
黒田さんのおちゃめな一面が見られたのが良いです。

▼激辛4コマ 暴君ハバネロ:アミーゴ・マサヤッチ
評価レベルMID
コメント:ハバネロが浜辺で女の人の体を借りてセクシーボディに。
でもその女の人の水着・・・ものすごくきわどくないですか?

▼どうぶつの森 ホヒンダ村だより:あべさより
評価レベルMID
コメント:

コタロウはシゲのものだっ!!

さよりんったら、どこかの@女子が喜びそうな発言を・・・(大汗)
コタロウのことが好きなのをごまかすにしても、
もうちっと気の利いた発言が他にあるだろうに・・・

▼学ぶな危険!うらきょうかしょ:藤波俊彦
評価レベルMID
コメント:なし

▼トホホな犬:あいみてつろう
評価レベルLOW
コメント:川で溺れてしまったところをトホレンジャーに助けてもらったまるしば。
ああ、トホレンジャーの活躍がカラーで見られないのがつくづく残念だなあ。

▼あさりちゃん:室山まゆみ
評価レベルMID
コメント:桜貝小学校100問検定は、桜貝小学校の生徒ではなく
読者にやらせてみたらおもしろいかも。
単行本を80巻以上も出しているこのマンガなら
それも不可能ではないでしょう。

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2007年12月26日 水曜日


小学四年生 2007年9月号
2007年8月3日発売
小学館 550円
▼きらりん☆レボリューション:原作/中原杏・まんが/小坂まりこ
評価レベルMID
コメント:雪華のせいで足をくじいてしまったきらりをかばって
オンステージを成功させたあかりちゃんに嫉妬して
きらりと光野さんについていけません
などといけしゃあしゃあと身勝手な発言をする雪華。

別についていかなくてもいいのですが、
そこはみんなおともだち主義のきらりとあかりちゃんのことだから
このまま雪華を放っておくなんてことはないんだろうね。

それとも雪華が他の事務所へ行って無意味なアイドル対決でも
おっぱじめるのか?

▼空色のエプロン:池田多恵子
評価レベルMID
コメント:雄介がお世話になっているレストラン「キッチン・フライパン」の
マスターの一件については、雄介と空がお手伝いをすることで
うまくおさまりそうだけど、聖也の件はまだほったらかしだよな・・・

空が何か良いアイデアを思いついたようだけど、
ひょっとして聖也もキッチン・フライパンで修行をさせようとしているのかな?
まあ、自分が好きになってしまった男の子2人を手助けするのはつらいですよね空。

▼絶体絶命でんぢゃらすじーさん:曽山一寿
評価レベルMID
コメント:2分後にスキップしながらパンティーを持って駅前のソバ屋へ行くという
じーさんのムチャクチャな海外旅行計画に意味もなく盛り上がるじーさんと孫だが
最後のページであっさりやる気なしなエンディング。
孫も、だんだんじーさんの行動パターンが読めて
適当にあしらうことができるようになった感じ。

▼ポケモン4コマ大百科:山下たかひろ
評価レベルMID
コメント:暑い真夏の夜に、より涼しくなれるのは怪談話か、はたまたジュゴンのダジャレか・・・
大いに悩むところだ。

▼みんなのどうぶつの森:こやまゆき
評価レベルMID
コメント:ひょんなことから、ぴんくがデザインした失敗作の服が
人気を集めてしまいました。

世の芸術の中には偶然から生まれた産物がたくさんあるのですよええ。

▼なないろジュエル:かなき詩織・原案協力/福田幸江
評価レベルMID
コメント:なし

▼GOGO!たまたま たまごっちすく~る:ヤスコーン
評価レベルMID
コメント:ぼんおどり大会で優勝すれば、かき氷食べ放題!
・・・でもかき氷なんてそんなにバカスカ食えるシロモノじゃありませんしねえ。
微妙な優勝賞品だ。

▼わい♪わい♪放課後学習もっとクラブ:まんが/宮原美香
評価レベルMID
コメント:今回は社会で、その地方ならではの野菜
「地野菜(じやさい)」がテーマになっております。

地野菜というと、種を絶やさないように面積の小さな畑でほそぼそと育てているため、
その周辺の土地の人たちしか食べられないイメージがありますが、
中には京都の水菜や沖縄のゴーヤのように
今やスーパーで買えるほど入手しやすくなった地野菜もあります。

今回出てきた加茂なすの味噌田楽もおいしそうだし、
どこかの地方では生のままで食べられるなすも存在するらしいので
そういった地野菜のおいしさが認められて全国的に有名になればいいですね。
消費者はいろんな食材を求めているから
どの地野菜も大いにその可能性を秘めていると思います。

▼ゼロデュエルマスターズ:川久保榮二
評価レベルMID
コメント:大会でれくちゃんが敗れて、お約束の落とし戸が開いて暗闇の中へ。
れくちゃんの対戦したイヤミなメガネくんも、
いかにもやられ役っぽかったんだけどなあ。無念。

▼ふわふわシナモン:原作/せきちさと・まんが/つきりのゆみ
評価レベルMID
コメント:シナモンが作ったアイスは、取れたてミルクとタマゴ、
そして雲のかけらと思い出エッセンスパウダーが入っています。
現実にはないこのマンガならではのスイーツですね。
思い出エッセンスで見られる過去の思い出は
ほのかな甘~い味がすればいいんですけど。

▼あさりちゃん:室山まゆみ
評価レベルMID
コメント:神様は石を落として当たった子の願いを叶えてやるとか言って
あんな巨大な石をあさりちゃんめがけて落とすなんて危険極まりない神様だな。
さすがのあさりちゃんも恐怖でふるえてますよ。
おちゃめな神様じゃ済まされないっすよ。

▼名探偵コナン:原案/青山剛昌・まんが/太田勝・窪田一裕
評価レベルMID
コメント:電話から聞こえる花火を上げた音で、犯人の居場所を割り出す推理は科学的だけど、
巨大なヘビ花火を使って塔の窓から侵入したり、
ロケット花火に引っ張ってもらって水上スキーをしたりするのは
ちょっと科学的にムリがあるのではないかと。

▼ちょボットオンライン:よしのえみこ
評価レベルMID
コメント:今回はメールに音をつける方法を伝授。
しかしオイラは基本的にメールは
受送信ともにシンプルなテキスト形式に設定してますので、
音楽はつけませんし聞こえもしません。
なんかパソコンが重くなりそうで嫌だし・・・(汗)

※別冊付録

▼ポケットモンスタースペシャル ダイヤモンド・パール編:
シナリオ/日下秀憲・まんが/山本サトシ

評価レベルPASS

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2007年12月21日 金曜日


小学三年生 2007年9月号
2007年8月3日発売
小学館 550円
今月の世界の水不足の特集に載っていたんですが、
なんと、水不足の国に船を使って水を輸送する事態が既に起こっているらしい。
つまり、水の輸出入が行われている国が実際にあるということになる。
うーーーん、ちょっと信じられないですね・・・
日本は幸い水資源には恵まれているようですが、
海外で水不足が深刻化していることを考えると、
水の節約もおろそかにはできませんね。
人が飲んだり、植物や家畜に水をあげる分はなかなか減らせないから
まずそれ以外に使う水の節約方法を考えなければ・・・
いろいろあるでしょみなさん。

▼はっぴーカッピ:まんが/キャンディぐみ
評価レベルMID
コメント:小三でも新連載開始。
画担当がついていないとなると、小三のはっぴーカッピが本家本元かな?

食べ物を食べると魔法が使えるカピバラ王子のカッピが
ココナという女の子のもとにやってきて
食べ物を要求したあと、ココナに魔法をかけて騒動を巻き起こす
コミカルなアニマルマジカルコメディ。

ココナのお母さんは料理研究家で、
ココナ自身も今は料理がヘタだけど
将来はお母さんみたいな料理研究家になりたいという設定になっています。
ココナはまずは手始めにカッピの力を借りて
お友達のバースデーケーキ作りに励んでいる様子。

こういっちゃあなんだが、小三版はキャラの外見が少々大人びてて明るさに欠けるな。
個人的には小一、小二版が好き。

※別冊付録

▼甲虫王者ムシキング:今賀俊
評価レベルMID
コメント:アクティオンゾウカブトのボッチの意識を乗っ取り、幻影まで見せて
タンゴとの同士討ちを企てる謎の人物の正体は!?
たんぽぽの花みたいな頭の形に特徴があるコイツは一体何の種(シーズ)なんだろう・・・

▼怪盗!ポケモン7(セブン):あさだみほ
評価レベルPASS

▼ポケモン4コマ大百科:やましたたかひろ
評価レベルMID
コメント:

かんじゃをかんじゃう♪(患者を噛んじゃう)」

うーん、またしてもジュゴンのダジャレがキレイに決まってるなー。

あと、ルージュラの、何をしたことにしようかな絵日記もおもしろいです。
自分を美人に描いているところなんかルージュラの図々しさがよく出ていてGOOD。

▼ゼロデュエルマスターズ:川久保榮二
評価レベルMID
コメント:大会でデュエルに負けた者は地面の落とし戸が開いて落ちてしまうという
古典的なシステムに思わず失笑。王道だな。

▼ミニ四駆レーサーカケル:坂井孝行
評価レベルMID
コメント:三獣士の2番手・九紋イラくんのマシン・スパイダーストークもおもしろいなあ。
マシンからクモ(蜘蛛)が飛び出して
相手のマシンに取りついちゃうなんて発想がステキですよ。
負けはしたけど、見る者を楽しませるという点ではやはり三獣士のマシンに
軍配があがっちゃいますねえ。やられ方も派手だし。
それに対してつぐみは地味だよね~。

三番手のカケルは何かおもしろい見せ場を作ってくれるんでしょうね?

▼星のカービィ:さくま良子
評価レベルMID
コメント:デデデ大王は毎度毎度迷惑をかけるヤツがいて
そいつのせいで憑かれて疲れてしまって
そりゃあ王様も辞めちゃいたくなりますよねえ。

でも子供がいないデデデ大王が王様を辞めてしまうと
某ピンク色の悪魔が、王様になりたいと名乗りを上げてしまうので
プププランドの平和のためにもデデデ大王には王様として
ずっとがんばってもらわにゃあ。

▼きらりん☆レボリューション:原作/中原杏・まんが/池田多恵子
評価レベルMID
コメント:

あら?
このモッサリした男の子はダレ?

うわー、雲井さん外見男の子っぽくて悩んでいる女の子に対して
キツいこと言ってるなー。

しかし、きらりが考案したイメチェンのおかげで
女の子はなかなか可愛く変身。雲井さんもビックリ!!

いや、そんなことよりも女の子に暴言吐いたことはキチンとあやまろうね、雲井さん。

▼オシャレ魔女 ラブandベリー:溝口涼子
評価レベルMID
コメント:なし

▼GOGO!たまたま たまごっちすく~る:ヤスコーン
評価レベルMID
コメント:

「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、沙羅双樹の花の色」

そんな朗読、学園祭で誰も聞きに来ませんってまめっち・・・

ござるっちは右手をケガするわ、恋文は燃えてしまうわで踏んだり蹴ったり。
忍者の恋修行も厳しいようです。

▼どうぶつの森 ホヒンダ村だより:あべさより
評価レベルMID
コメント:アブラゼミの鳴き声「み゛~んみ゛んみ゛ん」の「み゛」だけを伸ばして
村メロにするさよりんの発想がすげぇ。
普通のアブラゼミの大合唱よりやかましそうだ。

▼プリ☆かわ☆シナモエンジェルズ!!:まんが/つきりのゆみ・原作/せきちさと
評価レベルMID
コメント:新連載。
3つに裂けてしまったブランドもののバッグを捨てずに
それぞれ3つのバックにリメイクして復活させるモカはエライです。
エコですね。

▼あさりちゃん:室山まゆみ
評価レベルMID
コメント:作者も会得した目を開けながら眠る技「開眼爆睡」。
すぐどこでも寝られるあさりちゃんにも簡単に会得できるかと思ったけどムリだったか・・・
それでも新学期に先生の前で「閉眼爆睡」ができるあさりちゃんの
神経の図太さには閉口するものがあります。

▼トホホな犬:原作/あいみてつろう・まんが/よしのえみこ
評価レベルMID
コメント:ハンガー三兄弟の左側にいる犬はメスでしたか。
そのメスが他の兄弟とケンカして家出ならぬ
ハンガー出をしてしまった話なんですが、
兄弟とはいえ、性別が違うと何かと生活のリズムが合わないことってありますよね。
ハンガー三兄弟もちょっとしたことが原因でケンカしたり元に戻ったりと
ハンガー三兄弟家庭の事情の一部分が垣間見えたお話。
なかなかに興味深い。

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2007年12月18日 火曜日


小学二年生 2007年9月号
2007年8月3日発売
小学館 550円
セミの中には、13年~17年も生きる種類がアメリカにいるらしい。
もしかして昆虫の中で長生きなのはセミの仲間なのかな?
セミは短命の代名詞に挙げられるのに
17年も生きるセミがいるなんておもしろいですね。

▼ゴールケッター勇斗:こしたてつひろ
評価レベルMID
コメント:スカイFCは、大洋キャプテンのがんばりと
勇斗の機転を利かせたテクニックが功を奏してキューティーFCを下して1回戦突破。
勇斗は足の速さではカケルにかなわないと判断して
カケルとの接戦で自分で自分にトスを上げる戦法をとったのがナイス。

▼ムシキング小学校:むさしのあつし
評価レベルMID
コメント:新連載。
ムシキングに登場するカブトムシやクワガタ達が小学校で大暴れする4コマギャグ。
ムシキング小学校は、森の中にあるムシキングの筐体の形をした木の中にあり、
給食は甘い樹液が天井から降ってくる発想がおもしろし。

▼ポケットモンスター ダイヤモンド&パール:坂井孝行
評価レベルLOW
コメント:なし

▼ポケモン4コマ大百科:やましたたかひろ
評価レベルMID
コメント:今回のジュゴンのダジャレはおもしろかったぞ。
ダンジョンの中にある宝箱の中に、
「たからがあったから」と書かれた紙が入っていたのがポイント高い。
思わずクスッと笑ってしまった。

▼GOGO!たまたま たまごっちすく~る:ヤスコーン
評価レベルLOW
コメント:なし

▼あさりちゃん:室山まゆみ
評価レベルMID
コメント:あさりは夏バテするとごはんにアイスクリームをぶっかけて食べるんですか。
普通の人にはありえないものすごい組み合わせだな。
夏バテしても悪食のあさりらしさは健在ですね。

▼どうぶつの森 ホヒンダ村だより:あべさより
評価レベルMID
コメント:さよりんは、サラちゃんの夏カゼのお見舞いとして
打ち上げ花火を上げるなんて粋なことをするじゃないか。
おまけのトーテムポールと寝袋2つが、
花火を花と見立てた茎と葉っぱの役目を果たしています。

▼はっぴーカッピ:原作/キャンディぐみ・まんが/みづほ梨乃
評価レベルMID
コメント:小学二年生にも新連載で登場。
食べ物を食べることでいろんな魔法を使うことができるようになるカピバラのカッピくんが、
みなみココナという明るい女の子のもとにやってきて
絵がじょうずでないココナのために
きれいな色をしたサンドイッチを食べて魔法をかけると
ココナは天才アーティストのように絵がじょうずに描けるようになりました!
でもカッピのおなかがすいてしまうと、魔法も切れてしまい、
ココナの描いた絵も、もとのヘタレな絵に戻ってしまうのだ。

カラーの効果もあるでしょうけど、全体的には明るいノリのコメディでおもしろく感じる。
主人公のココナがちょっと天然入っているのもおもしろくなっている要因かな。
次号以降もガンバレ。

▼ふわふわシナモン:げんさく/せきちさと・まんが/つきりのゆみ
評価レベルMID
コメント:メガネでおしゃれですか。
フレンズ達でもメガネをかけただけでイメージが変わるものですね。
でもいくらメガネは顔の一部だからって
マジックで顔にメガネを書いたらイカンでしょみるくくん。
まあ、フレンズ達のメガネファッションは楽しめたからいいけど。

▼きらりん☆レボリューション:原作/中原杏・まんが/池田多恵子
評価レベルMID
コメント:きらりは10都市で行われる全国コンサートツアーのために
ボイストレーニングや体力作りに励んだというのに
いきなりコンサートツアー初日前に簡単に足をくじくなよ・・・
お約束すぎるぞ。

▼オシャレ魔女 ラブandベリー:溝口涼子
評価レベルMID
コメント:魔法を使ってカヅキにおすもうさんのコスチュームをさせてしまったせいで
オシャレ魔法を封印されてしまったラブ。
しかし公園の噴水をバックに、いつものラブらしいノリのダンスを披露して難題を克服。
ラブはオシャレ魔法を使わなくても周りを元気にする才能は持っているようだね。
今回そのきっかけを作ったのはもちろん他でもないカヅキだ。
イタズラは愛の裏返しってのは定番過ぎるけど
照れ屋なカヅキらしさが出ていていいかな。

※別冊付録

▼かいけつなぞレンジャー:上重☆さゆり
評価レベルMID
コメント:タカが愛用しているうわばきは、異様な臭気を漂わせる殺人うわばき。
なんだか細菌兵器的なものを感じますな。
今さら洗っても手おくれだから速やかに買い直せ。

 前月 次月 じゃりまんTOP 漫画TOP 4月号 5月号 6月号 7月号 8月号
2007年12月12日 水曜日


コロコロイチバン! 2007年15号
2007年7月25日発売
小学館 460円
▼Mr.マリック超魔術少年団:原案監修/Mr.マリック・まんが/青木たかお
評価レベルMID
コメント:Mr.マリックと、絵画どろぼうのハートのQ(クイーン)との対決がおもしろかった。
ハートのQはオバケに変装して絵画を盗んでいたけど
絵画に描かれた人の絵そのものがオバケみたいな作品もありますよね。
夜中にそれを見たらヒカルくんじゃなくても驚きますよ。

▼駈斗戦士(カードウォリアー)仮面ライダーズ 超変身ギャグ外伝!!:
小西紀行・原作/石ノ森章太郎

評価レベルMID
コメント:ドラグレッダーと龍騎が出会ったきっかけって、
所さんのダーツの旅システムをパクッたものだったのか。
しかも矢が刺さった場所が東京都千代田区一ツ橋って・・・(苦笑)
確かにその場所にはいろんなマンガキャラの出会いと別れが頻発するだけに笑える。

▼オレだよ!ワリオだよ!!:沢田ユキオ
評価レベルLOW
コメント:キンキンタマタマポロリンコ。
言葉にはできるが実物はおぞましいお宝でした。

▼おいでよどうぶつの森 ~ペーパー村のナッツ!~:矢高鈴央
評価レベルMID
コメント:最終回。
冷たいイスをアイスとして売るダジャレはうまい。

あと、ナッツが蜜が塗ってある筆で
あやしいねこの顔を描いてあげるギャグもナイス。
虫好きにはたまらないですよ。

▼わざぼー:曽山一寿
評価レベルMID
コメント:みみみとわざ武王の最終決戦は宇宙を舞台に
割とまともなバトルで決着をつけてくれました。

とりあえず今回で第1部終了ということなのだが、
最初はあんなふざけた丘で「たから」とやらを
ヘンなヤツらから守るだけだったのに
何やら世界征服を企むヤツらと戦うにまで発展し、
気がつけばスケールが壮大になっちゃいましたね。

わざ武王は誰かとコンビを組んでいるらしいですが、
それが誰なのかを推測するのは例によってやめておこう。
なんといっても作者が作者だし・・・ね。

▼ポケモンクイズパズルランド ピカチュウは名たんてい
出題/嵩瀬ひろし・まんが/須藤ゆみこ
評価レベルLOW
コメント:なし

▼ポケモンD・P(ダイヤモンド・パール)4コマギャグ図鑑:山下たかひろ
評価レベルMID
コメント:「夏やすみになつた」というダジャレは、かなり苦しいぞジュゴン。

▼ガリガリ君:小ガエル
評価レベルLOW
コメント:縁日でガリガリ君に心を込めて作ることを諭されて30年後、
自ら焼きそばを作る社長として成功を収めた金持ちの坊ちゃん・ひでおくん。

・・・で、一方のガリガリ君は30年後に何をしているんでしょうか?
やっぱりヅラで遊んでるんでしょうか?それとも永遠の少年???

▼デジタルカラーセレクション ドラえもん:藤子・F・不二雄
評価レベルMID
コメント:「シネラマン」という薬を飲めば周りが広がったように見え、
狭い部屋が広く感じ、家庭の浴槽ならばあっという間にプールにいる感覚になれる。
ただし、薬を飲んだ本人のみが広く感じるだけで
実際に土地が広くなったわけではない。
でも狭い場所で何かをするときには便利そう。
たとえば狭い場所で野球をする時とか。
あ、でもその場合はボールにも薬を飲ませなきゃダメかな???

▼ミニドラにおまかせ!:原作/藤子・F・不二雄・まんが/岡田康則
評価レベルMID
コメント:今回は、くぐるといろいろな動物に変身できる
変身リングなる道具を使ってんのび太が騒動を起こします。

馬に変身すれば買い物も早く済ませられ、
キリンに変身すれば高い木に引っかかった模型飛行機も簡単に取れます。
動物って人間には無いすばらしい能力を持っているんですね~。
もちろんレッサーパンダだって人間の裸にはないかわいらしさを持っている。
のび太くんが身をもって教えてくれたぞ。

▼ただいま参上!!ヤッターマン:難波孝
評価レベルMID
コメント:ドロンボー一味のデカパンロボは
股間の部分が自爆装置になっていて
ちょうどチンチンのところが導火線になっているデザインが
いかにもちょっとエッチなボヤッキーが作ったロボットだな~と思わせる。
どんな時でも不要な自爆装置をつけて
いつでも負けられる準備をしておくことこそ
ドロンボー一味のマヌケでおもしろいところだ。

▼地獄人形クグツくん:坂井孝行
評価レベルMID
コメント:読み切り。
怖がりな小学生・江口翔人(えぐちショート)くんは
学校の図工室でふとしたことから悪霊の封印を解いてしまい襲われてしまう。
しかしその時、「クグツ」と名乗る人形みたいなヤツが現れて
翔人くんの体を操って一緒にバトルを展開する。

・・・ということで内容はごくフツーの妖怪退治アクション。
クグツくんが翔人くんの体を操って妖怪を倒すというだけのストーリーだけど
まあまあおもしろかったです。
でも事故死した先生の奥さんの霊が教室にいるという設定はいらなかったね。

▼脳みそパニック IQスブタ:黒葉潤一
評価レベルMID
コメント:苦労柳さん、学校の警備員が着物を着て
夜間の校内をうろついちゃだめでしょ。怖いから。

▼だるだるばあさんとほげほげじいさんのギャグギャグ日本昔ばなし:大崎亮平
評価レベルMID
コメント:妖怪・かぐや悲鳴が一番おもしろかった。
トゲトゲの髪型にハダカのオッサンが悲鳴をあげるキャラデザがナイス。

▼あつまれ!えんため笑学校:しげおか秀満
評価レベルPASS

▼兄弟戦士お兄マン!!:立川史
評価レベルLOW
コメント:なし

▼獣神伝-勇者と希望のカード-こしたてつひろ
評価レベルUPPER
コメント:新連載。
前号まで連載されていた「最強番犬ガオー」のキャラ達を使った
カードゲームバトルマンガ。
DSのゲームにもなっているらしいが詳細は不明。

前作の主人公である伝説の番犬・ガオーの獣神カードを持っている
ポコと名乗る少年は、修行のために都へ行く途中で
木から落っこちた子供を助けるために今まで出したことのない獣神ガオーを呼び出すが
カードから召還されたのは獣神とはとても思えない
アホヅラした犬のできそこないであった。

ポコが子供を助けたいという一心でガオーを召還できたのはいいが、
出てきたのはどうみても頭の悪そうなクリーチャーで
しかもご主人様に逆らうマイペースぶりがおもしろい。
最後にポコが獣神に殴られ倒れている場面で
「がんばれ、ポコ 負けるなポコ~!!」の無責任なナレータの応援もまた笑いを誘う。
意表をつかれたストーリー展開にポコの前途多難な冒険が予想され楽しくなりそうな予感。
期待はしておく。

▼つるぜ!カメスケくん:むぎわらしんたろう
評価レベルMID
コメント:都会に行ってしまった、たろうの幼い頃の友達・ダイゴと偶然再会。
しかしダイゴは「海は潮風でベタベタになるから最悪だ」と
海で遊んだ頃の楽しさを忘れてしまった様子。
そこでたろうはダイゴに海で遊んだ頃の楽しさを思い出してもらおうと
カニを捕るために沖に出るが―――

で、この後、この手のお話によくあるベッタベタの王道路線へと
ストーリーが続くのでありますが、
昔、たろうとダイゴが一緒に作った流木製のくじらが
偶然に助けに来てくれる演出はうまいと思った。
2人にとっては感動モノ。

▼ぜんまいざむらい:原作/m&k・まんが/勝見直人
評価レベルLOW
コメント:なし

▼超さわやか!?TV生活おはスタ少年:ピョコタン
評価レベルLOW
コメント:なし

▼ムシキングバトラー力(リキ):犬木栄治
評価レベルMID
コメント:制限時間がない時に、敢えて相手の攻撃を受けることで
時間を作って3手先を読むリキの頭脳作戦がキマっててかっこよかった。

しかし、ブラック博士ってあんなにおちゃめさんだったっけ・・・?

▼ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦:内山まもる
評価レベルMID
コメント:光の国を手始めに宇宙征服を企むメフィラス星人は
ウルトラマン11兄弟の合体光線によって野望と共に消滅しましたとさ。

さすがのメフィラス星人も11人ものウルトラマン相手じゃかなわなかったか。
もっともそんな程度でやられてるようじゃ宇宙征服も夢のまた夢やね。

▼最強古代王者決定ギャグ オレたち恐竜キング:河合じゅんじ
評価レベルMID
コメント:同じ必殺技ばかりで観客に飽きられているティラノザウルスは、
激烈石頭・パキケファロザウルスを相手に
エッグクラッシュなる新必殺技で見事に相手を料理してくれました。

・・・・・・って、こりゃただ卵を割るだけの技じゃん。
しかも卵を割っているのはパキケファロザウルスだし、
人のフンドシで相撲を取るとはまさにこのことだな。

▼ダジャ拳だじゃ丸:のむらしんぼ
評価レベルMID
コメント:だじゃ丸は、自分の乳首にハチを刺させて
ちくっと刺されてちくちくび~!!とは
笑わせてくれるというよりは泣かせてくれる。

そんなところをハチに刺されたら痛いだろう。敏感なんだぞ乳首って。
男の大事なところの痛みを堪えることに匹敵する体を張ったダジャ拳だ。

▼祝(ハピ☆ラキ)ビックリマン伝説:原案協力/下田淳・まんが/むさしのあつし
評価レベルLOW
コメント:ビックリマンチョコいかだで無人島を脱出しようとしたら
ゲンキがチョコいかだを食べちゃって脱出不能になっちゃいましたが
最初からチョコでできたいかだでは、海水や日光で溶けちゃって
脱出は不可能なんじゃないのか・・・?

 前月 次月 じゃりまんTOP 漫画TOP 10号 11号 12号 13号 14号
2007年12月3日 月曜日


小学一年生 2007年9月号
2007年8月1日発売
小学館 550円
今月号の、大ネズミ・カピバラの特集の中で、
ワニと一緒にひなたぼっこをするカピバラの写真が載っていました。
ワニに食べられてしまうこともあるのにのんびりした動物だな。
それともいざとなったらワニより素早く逃げられるという
カピバラの余裕なのか!?おもしろいですね。

▼ポケットモンスター ダイヤモンド&パール:
シリーズ構成/湯山邦彦・まんが/あさだみほ

評価レベルPASS

▼きらりん☆レボリューション:げんさく/中原杏・まんが/小坂まりこ
評価レベルMID
コメント:月島さんのペット・とりどしが
ぼんおどりの最中に、たいこを叩き壊してくれちゃいました。

結局、月島さんはぼんおどりの邪魔しに来ただけですね。
なにやってんだか。

▼甲虫王者ムシキング チャンピオン・ロード:三鷹公一
評価レベルMID
コメント:アダーの手下となったパラワンオオヒラタクワガタには
ムシキングのキングトルネードスローが全然効きません。
さあどうしましょったらどうしましょ。

▼オシャレ魔女 ラブandベリー:溝口涼子
評価レベルMID
コメント:ラブとベリーが変装して入れ替わるなんて
おもしろいこと考えるなあ・・・なんて思ったら
ラブに変装したベリーの生け花の方がもっと笑えた。
花なのに、なんでほうきや空き缶が生けてあるんだ?

▼おしえて!ドラえもん まんがひみつどうぐ百か:
キャラクター原作/藤子・F・不二雄・まんが/田中道明

評価レベルMID
コメント:今回はキャンピングカプセル。
地面に刺しただけで、即席まんまるテントが完成。
中にはベッドやトイレも完備され、まるでちょっとしたアパートみたい。
これがあれば家出・・・じゃなくて1人暮らしもOKだね。

▼ふわふわシナモン:げんさく/せきちさと・まんが/つきりのゆみ
評価レベルMID
コメント:真夜中に、本物のケーキを作れとシナモンに指示するモカ。
シナモンは一生懸命作ったものの実はモカが寝ぼけていただけでした。

なんて、はた迷惑な寝ぼけ方してんだよモカは。
真夜中にケーキを作ったシナモン、ごくろーさま。

▼GOGO!たまたま たまごっちすく~る:ヤスコーン
評価レベルMID
コメント:なし

▼はっぴーカッピ:原作/キャンディぐみ・まんが/みづほ梨乃
評価レベルMID
コメント:新連載。小学生の女の子・ココナが登校中に不思議なキーホルダーを見つけて
ランドセルにくっつけたら、あら不思議、中からカピバラの国の王子のカッピくんがあらわれた。
カッピは食べ物を食べると魔法が使えるようになり、
お腹が空くと魔法が切れてしまうのだ。

今月号の特集がカピバラだったのはこのマンガのためだったのか?
元気で明るくてちょっとドジな女の子と、不思議な動物の組み合わせはこの手のマンガの定番。
なので、ココナのドジぶりと、カッピ王子が食べ物を食べた時に使えるようになる魔法が
このマンガの魅力となるところでしょうか。
初回は明るくて良い感じ。次号はどうなる?

▼おいでよ どうぶつの森 ニコニコ村ものがたり:こやまゆき
評価レベルMID
コメント:最終回。まおちゃんがタランチュラに噛まれて
悲惨な結末・・・と思ったら、どうぶつの森のタランチュラは
噛まれたら家に戻されるだけか。一安心。

▼名たんていコナン えいごで大かつやく:原作/青山剛昌・絵/金井正幸
評価レベルMID
コメント:公園にある物や公園での遊びを英語で。
ジャンケンは英語でscissors、rock、paperで
直訳、はさみ・岩・紙そのまんま!!
「JANKEN」じゃないんかい!!!

▼星のカービィ:さくま良子
評価レベルMID
コメント:プププランド「きれいな人」コンテストに
女性の水着を着て登場するデデデ大王と、ふんどし姿で登場するカービィ。
どっちも頭がおかしいんじゃないかと疑ってしまうセンスですが、
笑いをとってるのは間違いなくデデデ大王だな。
本人自身も美女になりきっとる。

▼なぞポン 正ぎのなぞなぞたぬき:上重☆さゆり
評価レベルMID
コメント:虫じゃないのに虫と言われるすぐ泣く人は「泣き虫」。
でも、なんで「泣き虫」って言うんだろ・・・謎。

▼ほのぼの親子の育児コミック ふーちゃん一年生:松本ぷりっつ
評価レベルMID
コメント:今回は夏休みがテーマ。
夏休み中は、お子様が小学校へ行かないので
親子共々、一日の生活リズムが崩れがち。

それどころかお子様が1学期で覚えたことやできたことが
夏休みの間に忘れてしまう危険性も。

夏休みは子供にとって楽しいことだけど、
1学期で覚えたことをそのまま維持できるかの修羅場にもなってますね。
放っておけば幼稚園児に戻った状態で2学期を迎えてしまうかもしれないのだ。
おそろしい。そう考えると、夏休みの宿題ってとっても大切なんですね~。
みんなも宿題はちゃんとしましょうね。

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2007年11月12日 月曜日


コミックボンボン 2007年9月号
2007年8月11日発売
講談社 500円
鬼太郎と目玉おやじの体のひみつが掲載されていますが、
とても変わった構造をした内臓が多数搭載されています。
一例として鬼太郎の足の骨にはバネがしこまれており、
胃袋は中には蛇が棲んでいて、相手を攻撃する際に役立つそうです。

でも少なくともその蛇が活躍するシーンをオイラは見たことがないです。
そんなことしなくても鬼太郎はじゅうぶんに強いですしね。

▼突撃チキン!:坂本憲司郎
評価レベルUPPER
コメント:苦戦の末に将棋戦隊を倒し、勝利の余韻に浸るドンキー一行。
その一方でチェス王国を裏切った、O=ショウとクロスが
最後に意味深なやりとりをしていましたが
今思えばO=ショウは本当にチェス王国を殲滅しようとしていたのだろうか・・・
殲滅が目的じゃなくて、平和になってやり場がなくなった戦士による暇つぶしを
しているだけのようにも思えてきた。
でも王家の鍵がなんなのかも気になりますしね~。
まーおもしろいですよ。

▼デルトラクエスト:原作/エミリー・ロッダ・漫画/にわのまこと
評価レベルMID
コメント:新章の「うごめく砂」は、初っぱなからリーフ達に襲いかかる
砂漠の化け物がかなり不気味だ。
人を食って、満腹になったら胃袋を切り離して子供に与えるなんて
エグいモンスターだ。
この章はバトルがメインか!?

▼ゲゲゲの鬼太郎 妖怪千物語:原作/水木しげる・作画/ほしの竜一
評価レベルMID
コメント:水の妖怪・水虎(すいこ)を倒すには、何でも凍らせる雪女が有効か。
雪女って人を襲うイメージがあるけど、鬼太郎を慕っているのか普通におとなしいな。
もっとも、口から出る吹雪で攻撃されたらたまったもんじゃないけど。

そしてこれまで平和好きな妖怪が突然暴れ出すように仕向けた黒幕は
このマンガでは悪玉妖怪の総大将ということになっているぬらりひょん。
この雑誌が残り数回であることを考えると、鬼太郎との直接対決の日も近いか?

▼機動戦士ガンダムALIVE:
原作/矢立肇・富野由悠季・シナリオ構成/皆川ゆか・漫画/高山瑞穂

評価レベルPASS

▼MONSTER SOUL:真島ヒロ
評価レベルUPPER
コメント:最終回。
「魂喰い」のモンスターと化した人間を、
魔族のアキと人間のセルシュが仲間を信じるという想いを1つにしてうち倒し、
そしてその後は人間と魔族の居場所が1つになる第一歩がスタートする
最高の締めくくりとなりました。
去年の短期集中の時からの当初の目的でもあったので、
アキとセルシュの出会いがきっかけで
人間と魔族が笑いあえる世界になったことは素直に喜びたい。
純粋なファンタジーバトルマンガで終始しており、
バトルシーンも友情を大切にした少年マンガらしいストーリーで良かったです。

▼ドクターマリオくん:あおきけい&みかまる
評価レベルMID
コメント:なし

▼天使のフライパン:小川悦司
評価レベルMID
コメント:キッズバイキング決勝で、国見と夏川仁が師匠直伝のパスタで勝負することを決め、
同じ題材で対決することに。
国見がパスタを作るのにアイスクリームメーカーを使っているのが気になるところですが、
もうひとつの謎である墨の味に似た食材を使ったパスタは正直イメージ暗いし、
食欲もわかないなあ。
でも謎の食材の正体はまだ不明なので、あっと驚くパスタに大化けする可能性は大。
国見ならそれをやってくれるでしょ。

▼小鐵伝!!:岩本ゆきお
評価レベルUPPER
コメント:小鐵は華会の席で犬丸(ポチまる)と朧滅人の月華を
天道一家の仲間であることを大親分の前で宣言。
小鐵たちを襲ったからくり人形が
六ノ界第十一席親分・玉刃鋼(たまはがね)の斬世(ざんせ)の仕業だったとしても
そのことが今ひとつ踏ん切りがつかなかった小鐵に犬丸と月華を仲間に取り入れる
後押しをしたカタチとなった。
情報収集の犬丸と、身軽な攻撃がウリの月華、
小鐵の仲間の組み合わせもまたおもしろいです。

▼海の大陸NOA+:じゅきあきら
評価レベルPASS

▼天使のタマタマ:鈴木マサカズ
評価レベルMID
コメント:読み切り。いつもぐーたらで昼寝ばかりしている天使のタマオくんは
神様に怠けてばかりだと怒られて、下界に降りて困っている人間を助けるように命令される。
困っている人間の頭の上には、天界人にしか見えない玉、「コマッタマ」があり、
コマッタマを持っている人間を助けて、コマッタマをヨカッタマに変えてゲットしないと、
天使としてのパワーを失い、天界から地獄の底までまっさかさまに墜ちたあげくに
悪魔になってしまうのだ。
しかし下界におりたタマオくんは友達のヒカルくんと一緒に困っている人を探すが
なかなか見つけ出せず、自分が困った状態になって途方に暮れてしまうのだが・・・

タマオくんは友達のヒカルくんとともにチンチン丸出しの天使なので
なんとなくどっかの花さか天使を思い出してしまうのですが、
このマンガもギャグとほのぼのがうまくミックスされた
程よい笑いを提供してくれるマンガといえる。
時にはおふざけ、時にはしんみり。
この手のギャグマンガの王道をいっている。
神様が語尾に「ゴッド」つけてしゃべるセリフもGOOD。
手堅いがおもしろかった。

▼おジャ魔神山田くん!!:ダイナミック太郎
評価レベルUPPER
コメント:浦島太郎のパロディネタですが、かなり笑わせてもらいました。
竜宮城にいたチョウチンアンコウの疑似餌はサイコー。
人間界にこんな肉食のチョウチンアンコウがいたら
マヌケな男は、たちまち餌食になってしまうかもネ♪

▼ジェントルさん:山路シャイ
評価レベルPASS

▼友まっしぐら:原作/七三太朗・まんが/飛永宏之
評価レベルUPPER
コメント:1点先制した快進中は、北川中・高久の実力プレーによって
あっという間に逆転されるも、友が霊感を頼りに仲間達に的確に指示して、
高久のプレーを封じ続ける作戦はじわじわと確実に効いてきている。
霊感だけではない、みんなで勝とうという意思が快進中の選手達から伝わってくる。

友は快進中だけでなく、北川中の司令塔にもなっちゃってるね。
この試合を支配している証拠だ。

▼SDガンダム フルカラー劇場:あずま勇輝
評価レベルPASS

▼SDガンダム 三国伝 風雲豪傑編:
原作/矢立肇・富野由悠季・構成/岸本みゆき・漫画/ときた洸一

評価レベルPASS

▼ネギま!?neo:原作/赤松健・藤真拓哉
評価レベルPASS

▼しあわせの星ハガル:山下てつお
評価レベルUPPER
コメント:最終回。ブランクに体を乗っ取られたテッタが
ブランクの攻撃から文字通り体を張って一般市民を守る
テッタのちょっとしたヒーローぶりが窺えつつも
人の生き方を捉えた重い余韻を残しつつの締めくくりとなった。

まあ、ハガルが地球にやってきてテッタの家族と一緒に暮らすようになったのは
もともとはハガルが地球に潜む歪みを1年以内になくすことだからね。
でもハガルの仲間達の中にも歪みに歪みきったヤツはチラホラいたので
人間もハガルの仲間達もお互いに歪んだ部分を直しあって仲良くできれば良いかと思います。
とりあえず地球のリーダーはマルムシにならずに済みそうですね。
めでたし。

▼ホタルナ妖:松本零士
評価レベルMID
コメント:なし

▼悪の華:上西園茂宣
評価レベルUPPER
コメント:読み切りギャグマンガ2本立て。
悪の組織・有限会社アクダーの面々が千葉県を制圧すべく作戦を練ったり
人員を募集して面接したりと、低レベルな悪玉達がてんやわんやするギャグマンガ。

おもしろかったです。1本目は悪の怪人達が千葉県を征服するとか言っておきながら
やってることは千葉県の豆知識を茶化したコントで、これが結構ハマりましたね。
普通は日本なら首都である東京から攻めるべきですが、千葉県にはなんといっても
巨大な某魔法の王国がありますからね。怪人達が悪事をはたらくのには打ってつけの県でしょう。

2本目は面接の回で、読み始めは1本目に比べたら大したことはないと思ったけど、
(有)アクダーに面接に来た若者がウサギをいじめると言ったあたりからグッとおもしろくなってきた。
総統や地獄男爵と面接していくうちに彼らに感化されていく若者がステキです。

いい意味でバカバカしいマンガ。だけどそれがこのマンガのギャグのおもしろさにも直結している。
怪人達がどこか人間くさいのもこのマンガらしいおもしろさを醸し出していて魅力。
最後まで楽しめました。

※別冊付録

ホラーとギャグがぎっしりつまった別冊付録。

▼ゲゲゲの鬼太郎 妖怪千物語:原作/水木しげる・作画/ほしの竜一
評価レベルMID
コメント:クラスで目立たない“ショボ英(ひで)”こと英樹くんは
ある日、ネズミ男から奇跡のネックレスを1000円で買ってからというもの
不思議な力が宿り、天才マジシャンとしてテレビでも有名な少年にのし上がった。
しかしそのネックレスは己の寿命と引き替えに力を得るネックレスだったのだ。

鬼太郎にしては、なんとも後味の悪いテレビではオンエアできそうもない
ダークな結末となりましたが、
今回の諸悪の根元はなんといってもネズミ男。
これが普通の悪玉妖怪なら鬼太郎がこてんぱんにやっつけて退治してしまうところだが
ネズミ男の場合は、ネコ娘に顔をひっかかれる程度で済んでしまうのが腹立たしい。
鬼太郎の忠告を聞かない英樹くんも悪いが、
人の人生を狂わせたネズミ男にも厳しい罰を与える必要があるだろう。

▼妖童 安達ヶ原の怪:猿山画楽
評価レベルMID
コメント:読み切り。第4回ボンボン漫画大賞グランプリ受賞作品。
舞台は江戸時代末期~明治時代っぽい片田舎で、岩五郎(7)という孤児が主人公。
岩五郎は妖怪が見える特殊能力を持つ“妖童(ようどう)”と呼ばれる人種で
いつも1人で暮らしていた。
そんなある日、同じく妖怪が見える能力を持つ謎の男が現れて―――

妖怪ものによくある独特の雰囲気がこの作品からもモロに見て取れる。
ストーリーは妖怪が見える“妖童”にスポットを当て、
表面からは見て取れない心の内ややさしさがじわっと感じ取れるようなお話で、
実写版でもできそうななかなかリアルな時代背景を醸し出している。

ちょっと内容は暗いけど、エンディングは岩五郎にとって
未来的に希望が持てるものでもあるので読後感は良かったです。
でも、岩五郎の出生の秘密に触れるシーンが核心で
妖楽と安達ヶ原の鬼婆とのやりとりがメインとなり、
これから始まるストーリーの前口上的な内容でもあったので
岩五郎にもうちょっと活躍の場を与えて欲しかった気も。

▼トリッキーさん:松下幸志
評価レベルMID
コメント:読み切りギャグマンガ。作者は前にクッキンガーを描いていたヒト。

病気のおじいちゃんを自宅療養で治すべく、夏休みを利用して
中古物件に引っ越ししたでがらしくん一家。
しかし、家の中に入ってみると、変な現象が次々に起こる。
その原因は全身黒スーツに身を包んだ変なオッサン“トリッキーさん”が住み着いて
持ち芸とやらを披露しまくっているからなのだった。
トリッキーさんに徐々に取り憑かれるでがらしくん一家が待つ結末は?

こ・・・これがあのクッキンガーを描いてたヒトのマンガか!?と最初は思ったりもしましたが
よくよく考えたら、松下幸志氏は過去にドラゴンキッドくんのような
ウンコ・チンチンをこれでもかこれでもかと連発する下ネタマンガも描いていたんですよね。
トリッキーさんはドラゴンキッドくんに比べたらお下品じゃないけど、
かといって万人向けでもなく、画風は一見するとへろへろくんのかみやたかひろ氏に近い。

全体的にはごくフツーの一家がトリッキーさんという名のバケモノが住み着いたお化け屋敷で
大騒ぎするという平凡なギャグマンガで、笑いどころもごくフツー。
特筆するところはないけど、作者のギャグらしい持ち味がこの作品に出ている。
でもオイラはやっぱりクッキンガーのようなマンガが好きだなあ。

▼走れ!ビッグG:松本久志
評価レベルUPPER
コメント:こちらも読み切りギャグマンガ。
平凡な小学5年生・大城吾郎くんは、ある日、着ている服やサッカーボールと共に急成長。
身長は10階建てのビルに相当し、体重は1トンを超えるが、中身は小学生の吾郎くんは
リフティングに失敗したサッカーボールで車や住宅を損壊させてしまう。
これに危機感を持った政府は吾郎くんを「ビッグG」と称して
これ以上、町を破壊しないよう監視するが―――

ギャグマンガだけに内容はバカバカしいですが(もちろんいい意味で)
これまで、クラッシュギアTURBOのようなヒーロー系のホビーマンガを描いていたヒトが
画風を変えずにギャグに挑戦したのは称賛に値すると思う。
巨大化した吾郎くんが何か悪いことを企んでるわけでもなく、
むしろ、より無邪気な行動を取ってるようにも見えますが
それに対して政府に携わっている大人のみなさんが吾郎くんに忠告したり、
最悪の状況を予想したりのあわてぶり、ボケぶりが楽しい。
ただ、ビッグGがチンコを出して滝の如く放尿するシーンを見てみたかったなあ・・・
それだけが心残りだ。

▼オインコくん:唐沢なをき
評価レベルLOW
コメント:読み切り。作者はどっかで聞いたことがある名前なんですが
いかんせんこの人の作品は読んだことがないので詳細は不明。

お友達のミカちゃんにすすめられて、鳥を飼うことにしたノノ太くんは
早速、お父さんにお願いしてみましたが、
お父さんが買ってきたのはノノ太くんの体よりも大きな怪しい鳥でした。

・・・で、この後、この鳥(オインコくん)が意味不明な行動ばかりとって
ノノ太くん父子を困らせるありきたりの内容となる。
キャラはかわいいが、オインコくんがただ図体がでかいだけで
特殊な能力も暴れる以外なにも持っていないし
これならコロコロの某ペンギンマンガの方がよっぽどインパクトがあるといったところ。
正直今ひとつ。

▼NINJYAシュリケンくん:森川たかし
評価レベルMID
コメント:読み切り。
舞台は現代だが、殿の子孫のケンジくんが伝説の忍者であるシュリケンくんにしごかれながら
殿の修行に励むという設定のストーリー。

こちらも画はかわいいが、シュリケンくんがあらゆる手で
ケンジくんの命を脅かし、忍者というよりは暗殺者みたいな行動ばかり取って
ブラックジョークでは済まされないギャグに徹している。

でも笑いどころもあって全体的にはおもしろい。
シュリケンくんは、ケンジくんに来世に立派な殿になるように励ましていたのか・・・(爆)
納得だな(苦笑)。
凶器がいっぱいで出てくるマンガだけど不思議と殺伐とした感じがしないのが良い。

▼とびだせ!!タパおっ!:やまにのぼる・小田太郎
評価レベルLOW
コメント:本誌に連載されている「ターパン」と「ろぼおっ」の作者による合作マンガ。
単品ではどちらもそこそこおもしろいギャグマンガであるとはいえ、
かたやウンコチンチンギャグ、かたや不条理系ギャグと方向性が違うので
この2作品によるコラボ企画はかなり難がある。
どちらの作品の良さも活かされることなくとっちらかったお話になってしまった。

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2007年9月16日 火曜日