じゃりまん小学校
じゃりまん読書感想文
2007年3月分

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今月読んだマンガリスト:10冊
別冊コロコロコミックSpecial2007年4月号 小学一年生2007年4月号 小学二年生2007年4月号
小学三年生2007年4月号 小学四年生2007年4月号 小学五年生2007年5月号
小学六年生2007年4月号 プレコミックブンブン2007年4月号 コミックボンボン2007年4月号
月刊コロコロコミック2007年4月号 総評
簡易式感想評価レベル
評価レベル 解説
TOP 最高におもしろい。のめり込み、何度でも読み返しちゃう。
HIGH とてもおもしろい。
UPPER なかなかおもしろい。
MID 普通。 またはちょっとだけおもしろい。
LOW 一応、読んでいる。印象には残らない。
BAD 読めるがおもしろいとは思わない。
PASS 読んでいない。




2007年3月度
総評
じゃりまんの部
今年の学年誌は去年のマンガがそのまま引き継がれた作品や
続編の連載が目立ち、あまり斬新さは見受けられなかった。
まあ、おもしろければそれにこしたことはないんだけど、
だったら小二のだじゃれマンも続けてほしかったなあ・・・
川久保榮二氏も他の漫画家の作品じゃなくて
作者の持ち味を活かしたハチャメチャなオリジナルマンガを連載すべきだよ。

ボンボンは読み切り作品はダメダメ。
でも友まっしぐらがいい意味でぶっ飛んたサッカーマンガしてていい感じ。
なんでもかんでも都合のいい展開を霊感でごまかしてる感があるかもしれないが
普通に読んでる分にはそう感じさせないのがこのマンガのいいところだな。期待。

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2007年3月31日 土曜日


月刊コロコロコミック 2007年4月号
2007年3月15日発売
小学館 480円
▼Wii〜っす!!リモコンくん:矢高鈴央
評価レベルMID
コメント:超人気ゲーム機・Wii(ウィー)の実践マンガ。
コントローラーのリモコンくんが読者にWiiで遊ぶにあたっての
注意事項やルールをマンガで説明する。

リモコンくんのキャラデザインはちょっと違和感アリ。

▼絶体絶命でんぢゃらすじーさん:曽山一寿
評価レベルMID
コメント:おまけマンガのカン太郎くんがおもしろかったです。
「ひろしの運命やいかに」ってマヌケなオチがナイス。

じーさんと校長先生はエンディングから103ページに戻って
同じことをずーっと続けそうですな。

▼西遊記ヒーローGo空伝:小西紀行
評価レベルMID
コメント:悟空が沙悟浄の邪魔をする
いつもの悪いクセから発展した吸血バトルがおもしろかった。
結局みんな血を抜かれて干からびてるじゃんかよ・・・

▼ペンギンの問題:永井ゆうじ
評価レベルMID
コメント:ゴードンさんといい、校長先生といい、漁師さんといい、
ベッカムくんの周りにいる大人達はみんなやさしいなあ・・・
特に帽子とステッキ以外素っ裸になってしまったゴードンさんは
自己犠牲精神にのっとった方だよ。
オッサンにしてはきれいな体だし
その姿は卑猥なイメージほとんどなし。

▼サルゲッチュ ウキウキ大作戦!:後藤英貴
評価レベルMID
コメント:ヒロキが目立っているのは嬉しいが
新1年生ネタで活躍させてるのはなぜなんだろう?

▼ウズマジン:おおせよしお
評価レベルMID
コメント:ジンの兄は入院、そして今回のジンの相手は
母を失い、なおもいじめられ続けるひとりぼっちの少年。
グッとこみ上げてくるものがあるけど、
前世のジンにしろ現世のジンにしろ、みなさん辛すぎる過去を背負ってますな。
ストーリー的にやや重苦しい雰囲気が漂ってる。

▼ケシカスくん:村瀬範行
評価レベルMID
コメント:ケシカスくんのせいで、ボウズの答案用紙がすべて白紙にされて
ヒドすぎるバカになっていたのか・・・

もしかしてケシカスくんはボウズにとって
タチの悪い疫病神なのではないかと思い始める今日この頃。
少なくとも文房具としてのお役には立ってないなあ(苦笑)。

▼ミラクルボール:ながとしやすなり
評価レベルMID
コメント:ゼブラスターズ入団テストに
江夏が仮面の男として潜伏していたことも意外だったが、
その目的が江夏コンツェルン傘下のゼブラスターズが
危険な入団テストをしてないか様子を探るためであること、
なにより権堂自身が覆面で正体をかくしていたプロ選手であったことが驚きだ。
荒木キャプテン達もかけつけてるし
また予想もつかない方向へ話が進んでいるな。

こうなるとテストのことはどうでもよく
ゼブラスターズ立て直しが目的になるのか?

▼ぼくはガリレオ:樫本学ヴ
評価レベルMID
コメント:神様になる者として当たり前な「正直」さを試すテストで
超苦いジュースを飲んだガリレオは「あっま〜い!!!」って
一体どうゆうことなんでしょうね?
ガリレオはたとえ正直であってもやってることは
ほめられたものじゃないからな〜。
非常に苦いジュースもガリレオにとっては甘いってのもアリかもしれない。

▼ポケットモンスター ダイヤモンド・パール物語 ポケモンD・P:伊原しげかつ
評価レベルMID
コメント:ハレタと戦うことでバトルを楽しむ心が芽生えたアカギが
それを振り切ってハレタに猛攻撃、あくまで自分が新世界の神になる計画を貫く。

こういう一面が見られるとアカギもそう悪いヤツじゃないように見えるんですがね〜。
意志強そうだしね。もうちっとハレタとの接触が必要か。

▼星のカービィ!も〜れつプププアワー!:谷口あさみ
評価レベルLOW
コメント:なし

▼流星のロックマン:板垣雅也
評価レベルMID
コメント:なし

▼デュエルマスターズFE:松本しげのぶ
評価レベルMID
コメント:Dr.ルートとバベルの対決。
バベルは「正しいかどうかはザキラさまが決めることだ」
ザキラに対して忠誠心を見せるあたりはかなりの強敵なのだと思わせる。
多分、Dr.ルート負けちゃうんだろうなあ〜。
いや、勝ってほしいけど。

▼デュエルマスターズ超獣博士D.M(ドクターメテオ):御狐ちひろ
評価レベルPASS

▼スーパーマリオくん:沢田ユキオ
評価レベルLOW
コメント:ゲドンコ姫のパンティは良くても
ピーチ姫のパンティはやっぱ児童誌だからダメなんだろうな
・・・っていうかこの作者自身が女性の下着を描(以下自主規制)

▼トレジャーガウスト:勝見直人
評価レベルMID
コメント:いつの間にか範人とチャイドランの間に固い友情の絆が形成されとるな。
ガウスト達も範人に惹かれちゃってるし、
チャイドランがさらわれたことで範人のガウストに対する何かが変わったのかもな。

▼ドラベース:まんが/むぎわらしんたろう・原案協力/藤子プロ
評価レベルMID
コメント:自由な発想でプレイするイギリスチームに対して
日本チームはひろしのためにチーム一丸となって
堂々としたプレイで勝利をものにできた感じ。
王道だけど地味だなあ。

エンターテインメントとしてはイギリスチームの方がウケが良かったと思う。

▼ポケットモンスター:穴久保幸作
評価レベルLOW
コメント:なし

▼推理の星くん:まんが/せいの奈々
評価レベルUPPER
コメント:新章スタート!!
・・・といいたいところだけど、今回はトリックスター編から一段落ついた星くんが
探偵犬・ライデンと競い合いながら共に誘拐された金持ちの猫ちゃんを探しに
町周辺を探索してます。

ライデンもまた、星くんや月子ちゃん、太陽の瞳のように「雷」がトレードマークになってますね。
もちろん瞳にも稲妻模様が浮かんでおり、作者なりのこだわったキャラクターデザインが窺えます。

ライデンはIQ180もあるせいか人を馬鹿にした態度が少々気になりますが、これも個性。
星くんにとっては頼もしい仲間を得て、これから起こる大事件に臨むのでしょう。期待。

しかし星くんが猫ちゃんの飼い主からサル呼ばわりされて
やっぱりサルに似てるんだなー・・・と思っていたのはオレだけじゃなかったのね(笑)。

▼名作劇場 ドラえもん:藤子・F・不二雄
評価レベルMID
コメント:もしもボックスを使わなくても
年々、たこあげや羽根つきのない世界になりつつあるような。
寂しいけど。

▼太陽少年ジャンゴ:原案/小島秀夫・まんが/ひじおか誠
評価レベルMID
コメント:合体技には合体技。ポー兄妹の融合よりも
ジャンゴ達の太陽と月の二重斬りのほうがかっこいいね。

▼舞闘天国アフロダンサーズ:川野匠
評価レベルMID
コメント:最終回。もともと広告の販促マンガ感覚で読んでましたので
特に感慨深いものでもなく。
川野匠センセの作品は別コロのほうで楽しむってことで。

▼ラチェット&クランク ガガガ!銀河のがけっぷち伝説:のむらしんぼ
評価レベルPASS

※別冊付録

▼劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール
ディアルガVSパルキア ダークライ:鷹岬諒

評価レベルLOW
コメント:なし

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2007年4月30日 月曜日


コミックボンボン 2007年4月号
2007年3月15日発売
講談社 480円
▼突撃チキン!:坂本憲司郎
評価レベルMID
コメント:チキン一行の旅のお供になったバウワーウは
3年前に自ら魔物の封印を解いてしまったせいで
ガールフレンドが魔物の呪(のろ)いによって、感情を奪われてしまい、無表情に。
一見、お調子者のバウワーウにも、そんな辛い事情があったのですね。

復活した魔物は仲間と力ずくで倒すことができたからそれがせめてもの救いだが
表情が奪われるとしゃべることもままならないマリアがかわいそうですね。

2話目の童話・うさぎとかめをモチーフにしたストーリーがおもしろい。
本来の物語では堅実型な亀を悪役に設定しているところもまた良し。
この手の冒険マンガはたくさんあるのに
毎回確実にこのマンガならではの世界観を形成しているのはスゴイ。

▼機動戦士ガンダムALIVE:
原作/矢立肇・富野由悠季・シナリオ構成/皆川ゆか・漫画/高山瑞穂

評価レベルPASS

▼デルトラクエスト:原作/エミリー・ロッダ・漫画/にわのまこと
評価レベルMID
コメント:なんだ、クリーン・チュルナイ編はもう終わりなのか。つまんないの。
もうちっと潔癖ギャグを見たかったのに。

一方、トムは客であれば誰であろうと拒まず受け入れる商売人としては中立的なヤツでした。
胡散臭いけどファンタジーの世界ではこういうヤツが結構重要な役割を担ってたりするのでOKだ。

▼ゲゲゲの鬼太郎 妖怪千物語:原作/水木しげる・作画/ほしの竜一
評価レベルMID
コメント:今春からのアニメ化にともなって、本作が1年数ヶ月ぶりに復活。
初回・・・じゃなくて久方ぶりの連載第19話目は
ネズミ男がダイヤモンド妖怪と手を組んでセレブな気分になってます。

ネズミ男が「セレブ」だなんて全く似合わない言葉を使ってますが、
40年以上も半妖怪やってるヤツが時代に取り残されることなく
現代でも商魂たくましく生きているのはむしろ感心する。
そのうち携帯電話やパソコンも使いますかね?

▼友まっしぐら:原作/七三太朗・まんが/飛永宏之
評価レベルUPPER
コメント:友の霊感サッカー全開の回ですな。
友自身は大したプレーはしてないけど、ボールの行方を察知するとか、
ゴールキーパーの飛ぶ方向が分かるとか、空いているスペースを発見するとか、
次から次へと神懸かり的な霊感をこれでもかこれでもかと連発して発揮されると
都合のいい展開を通り越してむしろ読んでて気持ちがいいですよマジで。

しかも友のチームメイトが友の目を見て自分がどこの場所に行けばいいのか
アイコンタクトを取るという相乗効果も現れてるし
この紅白戦で友の存在感が一気に増した。
あとは友自身がどれだけ霊感で技量が上げられるかどうか。
それはキャプテンとのPK戦3本勝負に懸かっているが、
もし3本ともキャプテンのシュートを止めることができたなら
友のポジションはゴールキーパーからフォワードまでなんでもアリってことに・・・!?

友の霊感サッカーは未知で未知数。
どこまで伸びてくれるのか楽しみですよ。

▼天使のフライパン:小川悦司
評価レベルUPPER
コメント:夏川仁の過去の境遇は決して恵まれたものではなかったが
それ故に、子供向け料理人としての環境には恵まれていたということか。
母親に見捨てられ連れてこられた児童養護施設こそが彼の原点。
前の炭酸料理を鑑みるに子供向けの料理なんてそれこそ苦手分野だと思っていたけど
こりゃとんでもない強敵になりそうだ。
キッズバイキングでその腕前を披露する際には児童養護施設の子供達が
応援にくることだろう。

一方の辻くんは高校では勉強そっちのけで
頭に思い描くのは国見くんのことばっか。
高校男児がそんなことでええのんか?
友達思いですね。

▼ドクターマリオくん:あおきけい&みかまる
評価レベルMID
コメント:こちらも料理バトル。
しかもスーパーキノコを食べると健康的に巨大化するという
オリジナルゲームの原点に返っております。

ドクターマリオにはスーパーキノコは出ませんけど

▼ゴキちゃん:須賀原洋行
評価レベルLOW
コメント:なし

▼ネギま!?neo:原作/赤松健・藤真拓哉
評価レベルPASS

▼プルーの犬日記:真島ヒロ
評価レベルLOW
コメント:ん?次号で最終回なのか?
いつもスルーだけど、作者の真島ヒロが目立ったキャラだったので思わず目をとめてみた。

▼SDガンダム フルカラー劇場:あずま勇輝
評価レベルPASS

▼SDガンダム 武者番長風雲録:原作/矢立肇・富野由悠季・一式まさと
評価レベルPASS

▼おジャ魔神山田くん!!:ダイナミック太郎
評価レベルUPPER
コメント:コピー魔人形にしろ、お金のなる木にしろ
魔神・山田の持ち出してくるアイテムってロクなものがないよなあ・・・

でもそれでひどい目に遭ってる楽喜くんのツッコミがまたおもしろかったり。

▼しあわせの星ハガル:山下てつお
評価レベルUPPER
コメント:いつも母親代わりに家事全般をやってのけるミホねーちゃんが過労で入院。
いなくなって初めて分かる、家事をいつもやってくれる人のありがたさ。
こういう家族の絆が読者に伝わる心温まるお話っていいですよね。
ハガルやシゲルの存在も一役買っててナイス。

でも、「スーパーの主」はありゃあ歪みまくってるなあ。
ミホねーちゃんが戻ってもスーパーへ買い物のお手伝いは勘弁して欲しいモンだね。
次号休載。

▼マッスルG:せぐち忍
評価レベルLOW
コメント:読み切りです。
バスが自宅の佐々木一家が繰り広げる体力ギャグマンガ。

佐々木一家の牛次郎(10)と拓三(たくみ・3)が
外見からしてとてもお子様には見えない。子供を描くのが苦手なのでしょうか。
画だけですでに青年誌が似合いそうな困ったちゃんな状態。

加えて、勢いだけのギャグが30ページもあって
ムダなボリュームがかなりツライ。

▼ガブリン:小林まこと
評価レベルMID
コメント:ネコが魚を食らうのは常識だけど、
化けネコが半魚人を襲うのも、自然の理に逆らわない妖怪達にしてみれば
これも当たり前のことなのか。
発想がおもしろいやね。

▼海の大陸NOA+:じゅきあきら
評価レベルPASS

▼恐竜世紀ダイナクロア:宇野比呂士
評価レベルMID
コメント:火の竜・トロオドンは宝石でおびき寄せて罠にはめ、
巧みなチームプレーで獲物である人を捕らえる。
おまけに火まで使う知能の高さ。
コイツらはまさに人を食べるために進化した恐竜界の人食い人種と言えよう。
頭はいいくせに言葉は通じないのだから
人間にとってこれほど恐ろしい天敵もいないだろ。

▼化け猫あんずちゃん:いましろたかし
評価レベルPASS

▼とびだせ!!ターパン:やまにのぼる
評価レベルLOW
コメント:次号も毛むくじゃらのオッサンの下半身を見なきゃアカンの?

▼堂々泥棒ドードロさん:あいけん。
評価レベルLOW
コメント:読み切り。人がいない間にコソコソと物を盗むのがコソ泥なら、
人がいても堂々と盗むのがドードロ(堂泥)。

そのドードロが高級寿司が喰いたいと願う貧乏な親子のために、
高級な寿司ネタを盗みに行く・・・という話。

作者が意図しているかどうかは知らないけど、
ドードロの緩い性格、強引なボケをかますキャラの印象だけが表立っており、
肝心の“堂々と泥棒行為をすること”自体は印象薄。
せっかくコソ泥からヒントを得た珍しい泥棒「ドードロ」を誕生させたのだから
その設定をもっと活かしたギャグストーリーにしてほしかった。
ドードロが誰かのためにドロボウをするというストーリー設定も
ドードロの持ち味を活かせない原因になっていると思う。
全体的にキャラの印象づけがちぐはぐしてて分かりにくいストーリーだった。

▼平成極道小学生仁と侠:今木商事
評価レベルUPPER
コメント:1月号に掲載されていた極道小学生が主人公のギャグマンガが再登場。
今回は仁の家におじゃました侠が仁の部屋でエロ本を発見してしまい、
読むか読むまいか葛藤してしまうのでありました。

エロ本が表紙の一部しか見えていないため、
実はエロ本じゃなかったというオチだろうというのはさすがに推測できてしまうが、
じゃあ本当はどんな本なのかが最後まで気になったし、
侠の葛藤シーンで昇り竜と下り竜が現れて
それぞれのセリフのギャップの違いがおもしろかった。

銃で昇り竜をあっさり仕留める侠に爆笑。
ニセのエロ本に惑わされる辺りまだまだガキの域だな。
次は下り竜の誘惑に負けないようがんばれ。

▼ジェントルさん:山路シャイ
評価レベルPASS

▼ろぼおっ!:小田太郎
評価レベルMID
コメント:ひろしが取調室で「ハートの3でした!」と吐く場面が
なぜか笑っちゃったなあ。

▼月刊小田太郎:小田太郎
評価レベルLOW
コメント:なし

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2007年4月25日 水曜日


プレコミックブンブン 2007年4月号
2007年3月6日発売
ポプラ社 480円
▼かいけつゾロリ:原作・監修/原ゆたか・まんが/きむらひろき
評価レベルPASS

▼かいけつゾロリ4コマ大作戦:原作・監修/原ゆたか・
まんが/きむらひろき・滝沢のぼる・熊沢かえで・村上ゆみ子

評価レベルMID
コメント:アリさんもシートを敷いてお花見を楽しんでるのがほほえましいなあ。

▼くわがたツマミ:原案/ラレコ・まんが・ねじまき我人
評価レベルLOW
コメント:

朕(ちん)の・・・后(きさき)にっ!!

こんなバカなこと言いながら女の子をさらおうとするオッサンって
とっても危険だと思ふ・・・

だいたい「朕の后」って今時のRPGでも言わないようなセリフを
よくもまあ恥ずかし気もなく言えたものだ。
ギャグの発想が一世代古い。

▼まかせてペットくん:そにしけんじ
評価レベルMID
コメント:ウサギ騒動の話が一番おもしろかった。
ペットくんが、逃げたウサギを捕まえるためのマヌケなアイデアが笑える。

一方、ペットくんの胴体部分が別のボトルに入れ替わると
性格も変わるというのはちょっとビミョ〜。
ペットくんじゃないような気もする。

▼ペンペとギンギー:中川いさみ
評価レベルLOW
コメント:サルローの父が目指しているのは、メジャーの星じゃなくて、ダメジャーの星。

▼大仏刑事:大崎亮平
評価レベルLOW
コメント:いくら作者の画力では迫力ある格闘シーンが描けないからって
それと差し替えに作者の幼少時代の写真を載せることはねーだろうによ・・・
せめて殴り合いのシーンを見せないためのお子様への配慮とか
そういう理由にしたらいいのに・・・
ギャグ絵しかかけない己の力量を暴露しただけ。赤っ恥。

▼学校の怪談:原作・監修/日本民話の会・まんが/小川京美
評価レベルLOW
コメント:なし

▼ハンナのかばん アウシュビッツからのメッセージ:
原作/カレン・レビン・監修/石岡史子・まんが/近藤たかし

評価レベルUPPER
コメント:収容所で働かされているハンナの母親の愛情や、叔父さんの親切も、
つかの間の幸せの一時すら許さない2人の状況に思わず胸がグッとくる。
と同時に、暗い状況から脱しようと懸命に生きるハンナとジョージに
魔の手が徐々に近づいてくるのかと思うとやはり気が滅入る。

▼恐竜の時間:塩屋仁
評価レベルMID
コメント:ヒラヒラした物を見ると突進してくる闘牛のような恐竜ですか。
現在の爬虫類にそんなヤツがいたら恐ろしいですね。
コモドオオトカゲとかがそんな性格だったらイヤだな。

▼ラブスイーツ プチモン?コレクション:小鳩まり
評価レベルMID
コメント:プチモンバトルは相変わらずなんだかな〜って感じだけど、
プチモン専門のお医者さんの話は
今までのバトルとは違ったストーリーでちょっといいかも。

▼タロットマスター:岩村俊哉
評価レベルMID
コメント:なし

▼熱血先生!:井漕尚樹
評価レベルUPPER
コメント:そうだよそうだよ、熱血と言ったら野球は欠かせないよなあ。
全教科に野球を取り入れた松阪牛先生の授業がおもしろい。
今回はちょっとやりすぎた感もあるが、それ自体は決して悪くない。
今度は国語と算数以外の授業もぜひ見てみたい。

▼超人ママMAX:北枕よしたけ
評価レベルPASS

▼サイボーグ犬ワッチー:高田ミレイ
評価レベルMID
コメント:ワッチーと国語辞典を合体させてもかしこくはならなかったか。
・・・というか合体なんかしなくても国語辞典の中身だけを吸収して欲しいんだよね。
まあ、ワッチー自身が犬とサイボーグが変な風に合体した珍獣なんだけど。

▼おさわり探偵小沢里奈:原案/サクセス・シナリオ/白川晶・まんが/加曽利りあら
評価レベルLOW
コメント:なし

▼アキラのうどんはサヌキもり!!:津島っくす
評価レベルMID
コメント:今回はサヌキ達のパートナーであるアキラ達人間の家族の紹介。
特にサツキをピックアップし、その両親の非常識ぶりを見せつけている。
夫婦そろって大砲持ってアキラの家に大穴開けたり、ライオン50匹プレゼントしたり
暗殺者かアンタらは。

でも麺類みな兄弟、サヌキ達が人間達と兄弟のように家族の一員になってはしゃいでいて
見てると嬉しくなってきますね。

▼名探偵ズッコケ三人組:シナリオ/矢澤和重・まんが/新山たかし
評価レベルMID
コメント:今回は殺人や犯罪とはなんら無縁の、
小学校内で給食が無くなる事件にハチベエ達が挑む。

刑事さんも出ないし、給食が無くなった理由も子供達の優しさがあってのことだったし
久しぶりに子供らしい少年探偵団が見られて良かったです。
まあ、のらネコに給食を与えるのは感心しないけどネ。

▼少年ダンディ:ボッカ
評価レベルMID
コメント:くわ・・・閻魔校長の放尿シーンは最悪だ・・・
滝の如く雄々しく放たれるションベンは
このマンガの濃い画と相まってさらなる下品さと汚さを増加させる。
これで女の子読者は確実に離れていっただろ。

▼おかん:凪原ナツ
評価レベルPASS

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2007年4月24日 火曜日


小学六年生 2007年4月号
2007年3月3日発売
小学館 580円
今月の特集は、ソメイヨシノをはじめとする様々な桜の紹介が。
いずれも春にはきれいな色の花を咲かせるんだけど
葉桜の季節になると毛虫もわんさか湧くんでしょうね。
これが桜の悩みの種。

▼ポケットモンスタースペシャル ファイアレッド・リーフグリーン編:
シナリオ/日下秀憲・まんが/山本サトシ
評価レベルPASS

▼なないろジュエル:かなき詩織・原案協力/福田幸江
評価レベルMID
コメント:撮影が始まると、いつもの笑顔を見せる葵くん。
しかしななこの前では「そーゆーの、うざい。」と相変わらず冷たい態度。
これは本当の葵くんではないと信じ込むななこは
真相を確かめるため芸能界の道を歩むことに。

近所のにーちゃんのためならとことん一途だな、ななこ。
今は自分とは遠い存在である葵くんを追い求めて
いったいどんな物語になっていくのか分からないですよ。

▼どうぶつの森 ホヒンダ村だより:あべさより
評価レベルMID
コメント:食虫植物は実際に存在するけど、
魚を食べる植物が存在したらコワイね・・・

▼556(ココロ)ラボ:原作/きむらゆういち・まんが/姫川明
評価レベルMID
コメント:今月号の小学五年生に掲載されているのと内容は一緒なので
そちらを参照のこと。

▼トホホな犬:あいみてつろう
評価レベルMID
コメント:トホホな犬って、タイヤを首にはめてるんじゃなかったのね。
薄いタイヤを身につけてるところを横から見るとそれがよく分かる。

▼よゐこ+トホホな犬 誠に勝手ながら芸能活動始めました。:
原作/あいみてつろう・絵/よしのえみこ

評価レベルMID
コメント:知らなかったとはいえドッグショーで堂々とタイヤコントをやってのける
よゐことトホホな犬。
結果は、賞金は手に入らなかったけど、賞品のドッグフード1年分が手に入って良かったですね。
貧乏人にとってはドッグフードも貴重な食料なのだ。

▼超脳覚醒ブレイン☆レボリューション:監修/和田秀樹・漫画/鈴木小波
評価レベルLOW
コメント:新連載。携帯ゲーム等で流行(はや)っている「脳トレ」をマンガにしたもの。
いくつかの文字が反転、上下逆さになった文章を読んだり、
渦巻き模様のコマがあって本を回しながら読んだり、
いかにも脳を刺激しそうなマンガでございます。

しかし、まともに読んだらゴチャゴチャしているだけで訳が分からなくなりますので、
マンガとして楽しむのではなく、目の錯覚を利用した「だまし絵」感覚で読むと
いいのかも知れない。
しかしこれは疲れたときに読むとキツイものがあるなあ・・・

p.s.

「12歳のための小説もっとすらすら講座」のコーナーで
兵庫県の人の文章がうまいと思った。
主人公が「かおる」という名前で、クラスメートに「吉子(よしこ)」がいるときたら
ほとんどの人が主人公は女の人だと思ってしまうだろう。見事。

 前月 次月 じゃりまんTOP 漫画TOP 小五11月号 12月号 1月号 2月号 3月号
2007年4月23日 月曜日


小学五年生 2007年4月号
2007年3月3日発売
小学館 550円
▼556(ココロ)ラボ:原作/きむらゆういち・まんが/姫川明
評価レベルMID
コメント:新連載。原作者は結構有名な方らしいけどオイラは聞いたことがないので
詳細は不明。まんが担当は学年誌では超有名な方なので詳細は不要。

主人公は春野ココロという12歳の女の子。
ココロは産休のために学校を辞める先生への寄せ書きが書かれた紙を渡すように
クラスメートから頼まれたが、トイレに行っている間に無くなってしまい、
途方に暮れたまま帰宅。
科学者の父は他界、カメラマンの母は仕事で忙しくココロは家ではひとりぼっち。
こんな時パパならどうするだろうと思ったココロは
パパの形見のおしゃべりロボット・パパロボを見つけに行くと、
ふとしたことから物置の中の壁に「556・LABO」なる秘密の入り口を発見。
中に入ってみると父が研究室に使っていたらしい地下室が現れて???

出だしはこんな感じ。
これから何か壮大なストーリーが始まりそうな雰囲気は漂わせているが
いかんせん今回はただ秘密の地下室を発見しただけなので
これから話がどんな方向に拡がっていくのかこの時点ではまだ不明。
今月は様子見だ。

▼化石超進化スペクトロブス:あさだみほ
評価レベルMID
コメント:今月号の小学四年生に掲載されているのと内容は一緒なので
そちらを参照のこと。

▼なないろジュエル:かなき詩織・原案協力/福田幸江
評価レベルMID
コメント:小五でも新生ななこがスタート。
幼なじみの葵くんがアイドルになってから態度が冷たくなってしまったことが気になって
自分も女優をめざして葵くんを追いかけるななこ。
まずは葵くんが出演するドラマのオーディションを受けたが
同じくそのドラマに出演する軽いノリのアイドル・カズトくんに気に入られて
早くもななこの女優への道のりは困難が多くなりそうな。

今回のななこは小学生にしては随分大人みたいな外見で
周りの人達もどこか大人びてます。
カズトなんかななこに軽々しくキスなんてしちゃってます。
演技でもないのにこんなことが許されていーんでしょーか?
カズトは葵くんの真相を突き止めるのに邪魔な手強い相手になること必至だ。

▼ポケットモンスタースペシャル ダイヤモンド・パール編:
シナリオ/日下秀憲・まんが/山本サトシ

評価レベルPASS

▼シナモン 4コマ:つきりのゆみ
評価レベルMID
コメント:シナモンに関する情報をお届けする「シナモン通信」の中に
シナモンの4コママンガが1本だけ掲載されている。
だけどシナモンの4コマが読めるのは「小五」だけだからとても貴重なのだ☆

▼うちゅうの王:監修/森内俊之・まんが/ささけん
評価レベルMID
コメント:新連載将棋マンガ。

ほほ笑み小5年生の卯花雅(うのはなみやび10・小5)くんが河原で将棋の特訓をしていると
どこからともなく謎の少年が現れて「おまえ、将棋好きか?」と雅に聞いて
雅が「好きだけど」と答えると謎の少年は将棋盤をひっくり返して去っていった。

その後、学校の将棋クラブで目下49連敗中の雅が
50連敗したらクビになってしまう対局で大ピンチを迎えると
突然、河原で出会った謎の少年がやってきて
右脳をフル回転させて一気に形勢逆転してしまう。
この少年は雅と同じクラスに転入してきた子津宙(ねずちゅう・小5)。
とにかく将棋好きで、ある目的でほほ笑み小学校にやってきたらしいが・・・?

ちょっち癖のある画だが同時にキャラに個性が出ていておもしろい。
キャラの名前に密かに干支が入っているのがポイント。
将棋は未だ完全な攻略法が見つからず無限の可能性を秘めていることから
「宇宙」とするところからついたタイトルだとは思うが、
果たして将棋マンガを通してその無限の可能性が伝わるのかどうか?

・・・と、難しいことは言いませんから個性的な性格や打ち手のキャラを登場させて
読者を楽しませてくれればそれでいいんじゃない?このマンガの場合。
将棋を知らない読者&初心者が
「将棋やってみようかな」と思わせるようなマンガになってくれれば。

▼シンペイ伝説 とばしてポン!:むさしのあつし

評価レベルLOW
コメント:新連載。パズルボードゲーム・シンペイを題材にした2ページマンガ。
舞台は33世紀の未来世界で、シンペイくんとポンペイくんと未来ペットのシンベイダーが
ぶっとびシンペイギャグを繰り広げる。

とりあえず33世紀にも人類は存在するようです。

▼環境&エネルギーブック:まんが/太田勝・窪田一裕
評価レベルMID
コメント:今月号の小学四年生に掲載されているのと内容は一緒なので
そちらを参照のこと。

▼ミニ四駆レーサーカケル:坂井孝行
評価レベルUPPER
コメント:今月号の小学三年生に掲載されているのと内容は一緒なので
そちらを参照のこと。

▼ないしょのつぼみ:やぶうち優
評価レベルMID
コメント:学年誌ではすっかおなじみのやぶうち優センセが描く
女の子の心と体の成長をテーマにしたマンガ。

主人公は小鳥遊つぼみ(たかなしつぼみ・10)。
つぼみは学校から家に帰るやいなや
近所に住む同い年の男の子・辰午(しんご)の親からの差し入れをもらって
パソコンに向かってメールのチェック。
すると「MIRA☆」という差出人から「ともだちになってください。」とのメールが。
でもつぼみは自分に滅多に来ないメールなのにと不審に感じて削除してしまう。

翌日、変質者にだまされそうになったつぼみを救った勇敢な女の子が
つぼみと同じクラスになってその女の子の名前が「未莱(みら)」。
偶然にも昨日見たメールの差出人と名前が一致していたのに気が付くつぼみは―――

初回からいろんな個性を持つ男の子や女の子が登場していますので
この時点で既に思春期目前に控えた
少年少女らの心理描写を描くお膳立てはできたも同然。
あとはこのマンガのお決まり路線にどう変化をつけていくか・・・って
大した変化はつけられないとは思うのだが
とりあえずつぼみちゃんらのとんでもない発言に期待。

※別冊付録

▼どうぶつの森 ホヒンダ村だより:あべさより
評価レベルMID
コメント:さよりんがケチでガサツでわがままでバカであっても
そこがさよりんのいいところなんだで済ますコタロウは
ふところが広いのかそれとも無責任なだけなのか。

▼ヒミツのわん☆タッチ:兄崎ゆな
評価レベルMID
コメント:まおが登校の途中で見かけた夢の中の王子様が
超有名な人気アイドル・久住隼人(くすみはやと)だったことを知ったまおは、
よせばいいのに一発で惚れてしまい隼人を追って、
ぬーのパワーで大人に変身してテレビ局にズカズカ侵入。

まおは相変わらず行き当たりばったりでなりふり構わない行動ではあるものの
子犬の耳を引っ張った隼人にビシッと注意して
まおと隼人とのやりとりは割とまとも。
でも、意地が悪いだけでまともなのは隼人だけなのかもしれないな〜。

っていうか大介はまおの暴走を止められないのか。ダメな男だな。

▼激辛4コマ 暴君ハバネロ:アミーゴ・マサヤッチ
評価レベルUPPER
コメント:

キャラメルコーン「辛いものを食べて口から火が出たヤツはいなーーーい!!」
ハバネロ「マンガだろバカ」

それだったら食べてすぐ横になったら牛に変身するとか
目からウロコが落ちるとか、のどから手が出るとか
なんだってマンガなら許せることになるじゃないか・・・
それを言っちゃおしまいだよ。笑ったけど。

あと、ネコの手を借りても確かに仕事ははかどらないですね。ちゃんちゃん。

▼名探偵コナン:原案/青山剛昌・まんが/丸伝次郎+阿部ゆたか・プロット/平良隆久
評価レベルPASS

▼文具天国:そにしけんじ
評価レベルMID
コメント:新連載。といっても毎年高学年の学年誌に
ひっそりとお目見えしてますこのマンガ。

ガサツな小学5年生・たかしくんの文房具のリーダー格ともいえる
長芯なHBえんぴつの黒田さんが大活躍。
問答無用でえんぴつやシャープペンシルの芯を折りまくってひんしゅくを買うかと思ったら
そのおかげでえんぴつけずりが失業するかもしれない危機から救っているぞ!
えらいぞ黒田さん!頼もしいぞ黒田さん!!

▼学ぶな危険!うらきょうかしょ:藤波俊彦
評価レベルLOW
コメント:大相撲で力士が尻を見せても怒られないのは
それが見慣れた光景だから。以上。

▼トホホな犬:あいみてつろう
評価レベルLOW
コメント:さすがに大きなタイヤの中に入って転がして遊ぶのは危険でしょう。
大事故になるから良い子と良い犬はマネしないよーに。

▼あさりちゃん:室山まゆみ
評価レベルMID
コメント:あさりとタタミの都市伝説ギャグがおもしろかった。
タタミの「ピーマンを食べると頭がからっぽになるからピーマンを食べてはいけない」
というのはタタミが考えた都市伝説の割りには発想が単純だな。

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2007年4月19日 木曜日


小学四年生 2007年4月号
2007年3月3日発売
小学館 550円
▼GOGO!たまたま たまごっちすく〜る:ヤスコーン
評価レベルMID
コメント:たまごっちすく〜るの世界には温泉研究部や修行部などの
変わった部活があるようです。
実際、小学校で温泉研究部があったら楽しいかもね。

▼みんなのどうぶつの森:こやまゆき
評価レベルMID
コメント:愉快などうぶつ達が住むカラフル村にやってきた明るい女の子・ぴんく。
ぴんくはカラフル村の住人達からお祝品をいっぱいもらって
物が部屋を占拠されてしまっている状態です。
歓喜の涙ですねえ、ぴんくさん。

▼なないろジュエル:かなき詩織・原案協力/福田幸江
評価レベルMID
コメント:新生ななこが小四でもスタート。
ななこは3年前にお隣近所で密かに好きだったお兄さん・葵くんが
アイドルとして旅立つ際に庭に一緒に埋めたタイムカプセルから声がするので
掘り出してみるとヘアピンについている宝石から小さな妖精が出現。
一緒に埋めてあった葵くんのサファイア付きペンダントに異変があるため
本人の身に何かあるのではないかと心配になったななことルウは、
テレビ局の入り口で葵くんを発見するも冷たい視線であしらわれてしまう。
果たして葵くんに何があったのか・・・?

こんな感じの出だし。この様子だとななこが妖精のルウと一緒に、
葵くんやその弟でクラスメートの悠樹くんとのやりとりを交えながら
ストーリーが進行していことになりそうです。

前作は内気なななこがモデルに挑戦して自らも成長していく話だったが、
今回のはラブストーリー路線中心になっていきそうだな。

アイドルとして活躍している葵くんは3年ぶりに出会えたななこに冷たいまなざし。
どうなってるんでしょうね?
それに葵くんの弟の悠樹くんとも仲は悪くなさそうだし、
ななこがどっちに心惹かれていくのかも気になる点かな。

▼絶体絶命でんぢゃらすじーさん:曽山一寿
評価レベルMID
コメント:ようするにじーさんは孫にゴミを捨てて欲しかったんだな。
しかしあのランドセルは・・・本物のオッサンじゃないよね?ね?

▼ポケモン4コマ大百科:山下たかひろ
評価レベルMID
コメント:ルージュラの優雅な一日特集。
ルージュラがメインだとホントにドタバタギャグまんがになるよなあ。
枕元においたポケモン達の写真の数々はやはり盗撮なんだろうか?

▼きらりん☆レボリューション:原作/中原杏・まんが/小坂まりこ
評価レベルMID
コメント:あかりちゃんはいきなりきらりと一緒におしゃれして
ステージに立ってアイドルデビュー。そして失神。
こんなムチャクチャなストーリーをサラッとやってのけるのは
女児向けマンガだからこそなせる技だな。

▼環境&エネルギーブック:まんが/太田勝・窪田一裕
評価レベルMID
コメント:地球の環境と電池について、
ツヨシくんとマイちゃんと乾(いぬい)先生の3人が分かりやすく教えてくれる教育マンガ。
去年もこのメンバーで電池マンガやってましたね。
今回はそれに環境がテーマに加わって、
一気に資源対策などの環境問題が身近になってきた感じ。

世界中至る所で異常気象を生じさせる地球温暖化現象。
その原因は莫大な二酸化炭素の排出による温室効果。
よく地球温暖化問題で二酸化炭素排出が話にあがると
自動車が真っ先に悪者扱いされるけど、
それだけではなく工場や店や会社、
さらに家庭ゴミもムダな二酸化炭素排出の原因になっているのです。

つまり、大人も子供も関係なく人間1人1人が
二酸化炭素排出量を減らす努力が必要というわけですね。
買いたい物があっても我慢して今使っている物を長持ちさせるとか、
資源確保のためにゴミはキチンと分別して捨てるとか、
使わない電気はこまめに消すとか、
誰にでも簡単にできるエコプロジェクトはいくらでもある。
みんなも早速実践だ!

▼空色のエプロン:池田多恵子
評価レベルMID
コメント:去年の「空色のおんぷ」に続く、空という女の子が主人公のマンガ第2弾。
今回はエプロンなのでお料理がテーマかな?

空は寝ぼすけで遅刻常習犯。
今日も寝坊して朝食を抜いても遅刻してしまいクラスメイトの雄介にイヤミを言われつつ
その後、転入生・天海聖也(あまみせいや)がやってきて空は聖也に一目惚れ。
以降も空は懲りもせず遅刻を連日続けるのだが
なぜか机の中にはいつも空宛のお弁当が入っていて、
朝食を食べてない空は疑いもなしに弁当をバクバク食べる日々が続いていたが
ふと誰が作っているのかが気になり、
今度はがんばって誰よりも早く学校に来て弁当を作ってくれる人の正体を
突き止めようとする空だが・・・?

女の子が体重とか気にせずに食べ物をおいしそうに食べてる姿はほほえましい。
なので純粋においしそうな物を作り、
それをおいしそうに食べるのを見て楽しめる
お子様お料理マンガになってくれればいいんじゃないかと。

▼ポケットモンスタースペシャル ダイヤモンド・パール編:
シナリオ/日下秀憲・まんが/山本サトシ

評価レベルPASS

▼ちょボットオンライン:よしのえみこ
評価レベルLOW
コメント:今年もネットの住人、ちょボットとピョコたんとネコのスナギモさんが
パソコンのちょっとしたテクニックを教えてくれます。
今回はパソコンのごみ箱のためすぎに注意がテーマ。
いらないデータをごみ箱に入れただけでは、実は捨てたことにはならないんですよ〜。
本当にいらないごみデータはごみ箱からも完全に抹消しましょうね。
これ常識。

▼化石超進化スペクトロブス:あさだみほ
評価レベルMID
コメント:新連載。同タイトルのニンテンドーDSソフトを漫画化。
はるか宇宙、ニジーロ惑星系は謎の宇宙生物・クロールに支配されようとしていた。
これを阻止すべく惑星警備隊のラーレン(男)とジーナ(女)は
クロールを倒すことができる唯一の古代生物で今は化石と化した「スペクトロブス」を探し、
機械でよみがえらせるために宇宙を旅していたのでありました。

そしてついにスペクトロブスの化石を発見、よみがえらせてみると
なんとシーサーみたいな顔した小型のモンスターが愛嬌をたっぷりの笑顔を振りまくが
これが伝説のスペクトロブスには見えず、戸惑うラーレン。
そこへ黒い渦を巻いたクロールがラーレン達に近づいてくるが・・・???

初っぱなからラーレンが激しいアクションバトルを見せているので
純粋にスペースバトルっぽくなるのかと思ったら、
伝説のスペクトロブスがおもしろい顔だったので一気に雰囲気が和んだ。
しかしコイツこそ惑星を平和を守る鍵を握る生命体。
次号でその真価が発揮されるはずだが果たして・・・?

▼名探偵コナン:原案/青山剛昌・まんが/太田勝・窪田一裕
評価レベルLOW
コメント:海賊船上で結婚式を挙げて花婿が海賊の船長だなんて
カッコイイ演出だなあ。
地味な花婿が花嫁より目立ってるよ。

▼あさりちゃん:室山まゆみ
評価レベルMID
コメント:子供のお化粧ってやりすぎると化け物になるよね。
中学生や高校生にもたまにそういう女の子がいらっしゃいますが・・・
まあ、せめて心臓の弱いお父さんを驚かせる化粧はやめましょう。

▼ふわふわシナモン:原作/せきちさと・まんが/つきりのゆみ
評価レベルMID
コメント:フレンズ達がエリート学校に通うことに?
こう言っちゃあなんだけど、フレンズ達はお勉強とはあまり縁がないようにも思えますが・・・
まあ、お勉強じゃなくて何かを学ぶという点でがんばってくれれば
それで楽しめるよ、うん。

▼わい♪わい♪放課後学習もっとクラブ:監修/出雲晶子・まんが/宮原美香
評価レベルMID
コメント:みんなの周りにある国語算数理科社会を
もっとクラブのメンバー・荒谷学(あらたにまなぶ・小4)くんと
荒谷知乃(あらたにしるの・小4)ちゃんと最斗先生がマンガで解説。
去年の小四に掲載されていた「もっともっとファミリー」に相当する作品。
今月は理科で「月食」がテーマです。

学くんは本当はヨットクラブに入りたかったらしいけど
間違えてもっとクラブに入ってしまったそうです。
かなり無理があるボケですね。

 前月 次月 じゃりまんTOP 漫画TOP 小三11月号 12月号 1月号 2月号 3月号
2007年4月11日 水曜日


小学三年生 2007年4月号
2007年3月3日発売
小学館 550円
▼ドラえもん:藤子・F・不二雄
評価レベルMID
コメント:映画「のび太の新魔界大冒険」公開記念として
単行本に収録されている「魔法辞典」を掲載。
魔法辞典は辞典ではなく白紙のノートみたいなもので
そこに自分の好きな魔法とその魔法の使い方を書くと、
魔法が使えるようになるという秘密道具である。

発想が単純明快だけに読んでみると結構おもしろいです。

※別冊付録
今年も小三のマンガは別冊がメインです。

▼怪盗!ポケモン7(セブン):あさだみほ
評価レベルPASS

▼ポケモン4コマ大百科:やましたたかひろ
評価レベルMID
コメント:タイトル文字のポケモンの「ポ」の字が「ホ」になっていたのは
気がつかなかったな。半濁音の“○”まで愛するとは
ピンプク恐るべし・・・

▼甲虫王者ムシキング:今賀俊
評価レベルUPPER
コメント:前にカクタスの本体だと思われていたサボテンが
ニードルの本体だったのか。
・・・ということはパラの本体もどこかにあるはず。
キノコ型の本体が。

小学三年生でも、カクタスの種から生まれたバトルシーズ(種)が
タンゴとキング&新しく仲間入りしたニードルに襲いかかる。
タンゴとキングの新必殺技が飛び出すのか
それともニードルの森を操る力が役に立つのかまだ不明。

▼ゼロデュエルマスターズ:川久保榮二
評価レベルMID
コメント:一言で言えば作者(松本しげのぶ)と違う人が描いているデュエルマスターズ。
主人公の切札勝舞はもちろんのこと、角古れく太、黄昏ミミ、白凰など
登場キャラはすべて一緒。画はびみょ〜なところ。

去年まで超非常識なサッカーマンガを描いてた人が
今年は他の漫画家の作品をおとなしく描いてます。
でもたまには作者ならではのとんでもなギャグを散りばめて
読者を笑わせる展開もアリだと思います。
松本しげのぶ氏だって元はギャグマンガ作家なんだから
それくらいは認めてもいいのでは?

▼ミニ四駆レーサーカケル:坂井孝行
評価レベルUPPER
コメント:今年も坂井孝行氏のミニ四駆マンガがひっそりと連載。
主人公は大鳥カケル。ミニ四レーサーなりたてのほやほやだけど
ミニ四のためなら全裸になることだって厭わない情熱を持っているぞ!
最新型ミニ四駆「アバンテX」に、電池の余力を全て使い切って
限界を超えた能力を発揮する「雷轟(らいごう)システム」を搭載して
カケルのミニ四レーサーの挑戦が今始まる。

▼星のカービィ:さくま良子
評価レベルMID
コメント:いくらなんでも丸っこい体型のカービィに腹筋はムリでしょう・・・
自ら実証して見せてくれました。

▼きらりん☆レボリューション:原作/中原杏・まんが/池田多恵子
評価レベルMID
コメント:きらりは後先考えずに何でもよく食うなあ。
きらりを太らせるための敵の策略とはいえ、
その食いっぷりはむしろ見ていて気持ちいいぞ。
そういえば最近、大食いの女性の方がよくテレビに出てらっしゃいますし、
きらりもアイドルなんかやめて大食い女の道を歩んでみてはいかが?

▼オシャレ魔女 ラブandベリー:溝口涼子
評価レベルMID
コメント:車いすの子でもダンスが踊れることを見いだした
ベリーの思いつきがすばらしい。

▼GOGO!たまたま たまごっちすく〜る:ヤスコーン
評価レベルLOW
コメント:ミミズ校長はいずれ誰かに踏みつぶされるな・・・

▼どうぶつの森 ホヒンダ村だより:あべさより
評価レベルMID
コメント:ホヒンダ村に花を咲かすために
さよりんの元にやって来たスズランの精。
しかし、さよりんには花を育てる心も、花に癒される感情もナッシング。
全て金。現実的ですね。

▼ふわふわシナモン:原作/せきちさと・まんが/つきりのゆみ
評価レベルMID
コメント:のろい(呪い)のパン伝説って、
つまり食べられるワラ人形みたいなものか?
のろう相手そっくりの顔型のパンを作って食べれば
その相手も傷つくそうです。
丑三つ時にワラ人形に向かってぶつかり稽古するよりは
健康的なのろい法かなあ。

▼あさりちゃん:室山まゆみ
評価レベルMID
コメント:こっちものろいネタですか。
かめののろいがかかっているため、かけっこではのろくて一番になれない・・・って
これは単なるダジャレじゃん。

▼トホホな犬:原作/あいみてつろう・まんが/よしのえみこ
評価レベルMID
コメント:シャポンコお気に入りの缶を盗んだのはトホホな犬でした。
ちゃんと伏線も張っているのがGOOD。

 前月 次月 じゃりまんTOP 漫画TOP 小二11月号 12月号 1月号 2月号 3月号
2007年4月5日 木曜日


小学二年生 2007年4月号
2007年3月3日発売
小学館 550円
▼GOGO!たまたま たまごっちすく〜る:ヤスコーン
評価レベルMID
コメント:袋とじ。まめっちを班長にしてみんなで集団登校。
こういうの見てるとたまごっちってホントに学年誌によく合うマンガだなって思います。
学年誌オリジナルデザインのたまごっちもできたみたいだし
ますます学年誌内で絶好調のたまごっち軍団です。

▼ポケモン4コマ大百科:やましたたかひろ
評価レベルMID
コメント:“ダイヤモンド・パール”と副題がついても
やってることは今までのポケモン4コマと一緒。
作者同様、寒いギャグが好きなジュゴンや
誰にでも結婚を迫るルージュラの悩殺ギャグも健在。

▼どうぶつの森 ホヒンダ村だより:あべさより
評価レベルUPPER
コメント:今年も小二で連載。
さよりんと森の動物たちが繰り広げるお話は
あべさより風ギャグエッセンスも加味されて愉快で楽しい。
今回はさよりんがお花畑にある落とし穴にはまってエライことになってます。

▼きらりん☆レボリューション:原作/中原杏・まんが/池田多恵子
評価レベルMID
コメント:画担当が変わり、リフレッシュの意味で
もう一度初めて読む人のための復習的なお話。
それでいて、きらりはポン酢の一気のみで酔っぱらえるという
これまで読んできた人でも驚きの新発見ができたりします。

▼あさりちゃん:室山まゆみ
評価レベルMID
コメント:新連載・・・といっても、もう学年誌では
何年も連載を続けている超ベテランマンガですね。

今回は新学期を迎えたあさりとタタミにさんごママさんから
物置の掃除を言い渡され、あさりは小さい頃に使っていたアイテムを
次々に発見しては遊んで楽しむのでした。

しゃべるおまるもあさりにとっては楽しいおもちゃになりえると思うんですがねえ。
さすがにこれは恥ずかしいか。

▼星のカービィ:さくま良子
評価レベルMID
コメント:デデデ大王特製の自動パン作りマシンも
カービィにかかったらパンもマシンも形無し。
破壊神カービィの本領が発揮されている。

▼オシャレ魔女 ラブandベリー:溝口涼子
評価レベルMID
コメント:ラブ&ベリーがイザベラ先生から与えられた試練は
オシャレで人間の男の子の気を引き、両想いになること。
でももしそうなったらホントにラブ&ベリーは人間の男の子と結ばれてしまうのか?

とはいってもラブとベリーの両想い作戦が
誰か(意地悪な女の子)に妨害される過程を楽しむことがメインになりそうなので
その辺はあまり気にしなくてもいいでしょう。

▼ふわふわシナモン:げんさく/せきちさと・まんが/つきりのゆみ
評価レベルMID
コメント:イチゴ狩りで1時間以内ならイチゴ食べ放題に挑戦するシナモン。
シナモンはイチゴをたくさん食べることに執着しすぎて
イチゴをたくさん摘んだだけでタイムアップになってしまい、
最後まで食べられなくて残念無念。

エスプレッソみたいにイチゴ狩りでもティータイムを嗜むくらいの
心の余裕を持ってほしいもんだネ。

▼かいけつなぞレンジャー:上重☆さゆり
評価レベルMID
コメント:新連載。なぞレンジャー1号のタカくんと2号のナオちゃんと
3号の猫のテツが出すなぞなぞで読者を楽しませる趣旨のマンガ。

キャラはかわいいし、なぞなぞも比較的簡単で読みやすいし、
お手頃な2ページマンガなりに楽しめますよ。

▼ゴールケッター勇斗:こしたてつひろ
評価レベルMID
コメント:新連載。こしたてつひろ氏が描く少年サッカーマンガ。
ちょっと背が低いけど、ボールを持ったらゴールしか目に入らない火の玉小僧・
寅石勇斗(とらいしゆうと・小2)が主人公。
勇斗くんは自宅が病院なのに、父がサッカー選手で海外遠征中で
母が医者という、かなり変わった家庭でいらっしゃいます。
そんな勇斗くんが父のような世界のサッカープレイヤーを夢見て
小学生サッカークラブでシャカリキにがんばる物語です。

勇斗が所属するサッカーチーム・スカイFCでは小2ながらも勇斗がセンターフォワードを務め、
チビの機動力を活かしたすばしっこいドリブルでがむしゃらにゴールに突っ走っていく様は
小2とはとても思えない現実離れしたプレーで、
作者の生み出す火の玉小僧の元気の良さを大いに堪能でき、
これまでこしたてつひろ氏のマンガを見てきた方なら容易に想像がつくストーリである。
「い、急げ」「ロ、ロングシュートだ」などの
こしたてつひろマンガでよく使われる詰まり言葉も健在。
確かに常識を強引に突き破る勢いがあるが、これが1年間持続できるかどうか微妙。
でもおもしろいのでしばらくは勇斗の行動を温かく見守ろう。

▼ポケットモンスター ダイヤモンド&パール:坂井孝行
評価レベルPASS

▼甲虫王者ムシキング〜森の救世主〜:今賀俊
評価レベルMID
コメント:新連載。
カクタスが遺したバトルシーズ(種)軍団が森を再び破壊しようと企む。
そのさなかでタンゴにアンバーを届けに先を急ぐジョーを偶然捕まえた乱人(らんと)は
ジョーの持っているアンバーを持つと体が小さくなって虫との会話も可能に。
しかし乱人の目の前で繰り広げる外国甲虫とジョーの激しいバトル。
果たして乱人はアンバーを守り抜くことができるのか・・・?

タンゴとキングに代わって、これまで脇役だったノコギリクワガタのジョーと
新キャラの悪ガキ・乱人の迷コンビが話の中心となって
カクタスが最期に遺したバトルシーズと戦いぬくという展開になっていきそう。
タンゴとキングは正義感と優しい心を併せ持った名コンビだが
ジョーと乱人は今のところはガサツな性格がやや共通しているというだけで
まだコンビにすらなってない状態。
だがこれから先、どんな風にジョーと乱人がバトルシーズとの戦いの過程で成長していくのか、
乱人がアンバーを使いこなすことがありえるのか、目を見張るものがある。
次号以降も注目かな。

▼ショー二付属おたより学園(読者投稿ページ)
まんが担当はそのだかずみ氏で去年と同じなのに
デベソがトレードマークの男の子進行役のガックンがいないのはやっぱさびしい・・・
メガネをかけた一見まじめそうな男の子・ショータくんも
その振る舞いからすぐハダカになってくれそうな要素は持ってるんですがね〜。
うーん・・・


小学二年生も小学一年生同様、去年とあまり代わり映えのない連載陣ですが、
去年にはなかったこしたてつひろ氏のマンガがある分
小学一年生よりは真新しさ感じられるかな。

 前月 次月 じゃりまんTOP 漫画TOP 小一11月号 12月号 1月号 2月号 3月号
2007年3月29日 木曜日


小学一年生 2007年4月号
2007年3月1日発売
小学館 550円
今年の小学一年生のマンガ連載陣は、
新作がほとんどない、去年と代わり映えのないラインナップですが
新一年生にとってはそんなこと関係ないですね。
純粋にマンガを楽しむがよろし。

▼甲虫王者ムシキング チャンピオン・ロード:三鷹公一
評価レベルMID
コメント:今年も三鷹公一氏によるムシキングが掲載。
カブトムシのムシキングがオオクワガタを打ち負かして
森のチャンピオンとなってその後、
悪いやつを求めてやっつけにポポと一緒に冒険の旅に出る。

副題が変わっても例のごとく悪者にされた外国甲虫を
ムシキングが倒しつつの冒険になるのだろう。
必殺技ももちろんトルネードスロー!!

▼オシャレ魔女 ラブandベリー:溝口涼子
評価レベルMID
コメント:今年もめでたく連載。
すがすがしい青空の下、ラブとベリーは公園で
2人だけのドレスパーティを開催。
この時点ですでに人々からあこがれの視線をあびているぞ。

現実なら人々から冷たい視線をあびること必至だが
それを超えるオシャレの魅力が2人にはあるのだろうきっと。

▼ポケットモンスター ダイヤモンド&パール:
シリーズ構成/湯山邦彦・まんが/あさだみほ

評価レベルPASS

▼きらりん☆レボリューション:げんさく/中原杏・まんが/小坂まりこ
評価レベルMID
コメント:去年に引き続いて今年も連載。
主人公の月島きらりがどんなアイドルか知らないお子様のために
ステージでドジを踏んだり、ケーキをバクバク食ったり
自分の本性をさらけ出すきらりです。
女の子らしいですねえ〜♪

▼GOGO!たまたま たまごっちすく〜る:ヤスコーン
評価レベルMID
コメント:今年も(以下同文)。
学校が舞台のたまごっちすくーるでは、新キャラの「じどうっち」が登場、
新しく迎えた小学一年生という雑誌にとてもよく似合うと思います。

▼おしえて!ドラえもん まんがひみつどうぐ百か:
キャラクター原作/藤子・F・不二雄・まんが/田中道明

評価レベルMID
コメント:こちらは新連載。
ドラえもんやのび太くんたちメインキャラクターが繰り広げるコントで
ひみつ道具を楽しく紹介。今月はタケコプター。

タケコプターは頭につけて自分で空を飛ぶことができる定番アイテムですが、
頭以外の体のどの部分につけても大丈夫なのです。
故障すると体ごと回転してしまいますので取り扱いには十分注意しましょう。

▼ふわふわシナモン:げんさく/せきちさと・まんが/つきりのゆみ
評価レベルMID
コメント:今年もシナモンの活躍が小一で見られます。
今回はシナモンのフレンズ達がジャム作りに挑戦してますよ。

バラのジャム、クローバーの葉っぱで作ったジャム、
ムシ好きのカプチーノが作ったムシ入りジャム・・・はありませんが
個性豊かなジャムで楽しませてくれます。

▼おいでよ どうぶつの森 ニコニコ村ものがたり:こやまゆき
評価レベルMID
コメント:新連載。今年の小学一年生の「どうぶつの森」はこやまゆき氏が担当。
ニコニコ村のまおは瞳が大きなかわいい女の子だ。
タヌキしょうてんでおてつだいをしながら、なにかとやらかしてくれそう。

▼名たんていコナン えいごで大かつやく:原作/青山剛昌・絵/金井正幸
評価レベルLOW
コメント:名探偵コナンの英語教室が今年も掲載。
カタカナにルビは振ってあっても英文には振ってありませんので
例によってお父さんかお母さんに読んでもらいましょう。

▼星のカービィ:さくま良子
評価レベルMID
コメント:今年もカービィの悪魔のようないたずらを
小学一年生という雑誌で披露してくれるようで・・・

今年初っぱなのカービィの悪行は、自分の誕生パーティを開くため、
プププランドの住人を強引に吸い込んで参加者を集めてます。
誕生日じゃなくったって普段からありとあらゆるものを吸い込んで
人々に迷惑をかけているのに。
早速カービィの困ったちゃんぶりを発揮。

▼なぞポン 正ぎのなぞなぞたぬき:上重☆さゆり
評価レベルLOW
コメント:去年に続いて今年もなぞなぞたぬきのなぞポンが
みんなになぞなぞを出すよ。
ダジャレを応用すれば簡単に解けるなぞなぞばかりだよ。

▼ほのぼの親子の育児コミック ふーちゃん一年生:松本ぷりっつ
評価レベルMID
コメント:今年の巻末育児マンガを担当するのは
育児マンガではすっかりおなじみの松本ぷりっつ氏。

「うちの3姉妹」という子育てマンガと同じキャラを投入しているので
学年誌ならではの真新しさはないが、
子育て人気マンガが学年誌でも読めるという点は
作者の実体験さながらの内容で親御さんでも楽しみながら読めるんじゃないでしょうか。

 前月 次月 じゃりまんTOP 漫画TOP
2007年3月21日 水曜日


別冊コロコロコミックSpecial 2007年4月号
2007年2月28日発売
小学館 440円
▼絶体絶命でんぢゃらすじーさん:曽山一寿
評価レベルMID
コメント:扉絵の、顔の輪郭がでかくて
目鼻のパーツが小さく描かれたじーさんたちがおもしろかった。
孫がいなかったのが残念ですが。

それとじーさん、ヘンタイが来たら、金玉ひきちぎんなきゃだめじゃん。
この根性無し。

▼ポケットモンスター レジギガス捕獲大作戦!!:溝渕誠
評価レベルMID
コメント:読み切りポケモン攻略コミック。
主人公の少年・カイトは、キッサキしんでんの最下層に眠る
伝説のポケモン・レジギガスを捕らえることができるか!?

本当は3人の仲間と力を合わせてレジギガスを捕獲する予定だったが
カイト1人だけで戦うハメに。
持ち前の冷静な判断力と勇気でレジギガスと力で対等に渡り合ってます。
おもしろいバトルだね。

▼ポケットモンスター ダイヤモンド・パール4コマ劇場:松島リュウ
評価レベルLOW
コメント:またまたポケモンダジャレが炸裂。
高度なものから単純なものまでさまざま。

▼デュエルマスターズFE:松本しげのぶ
評価レベルMID
コメント:勝ちゃんは8歳の頃から非情なるデュエルに出会わされる運命にあったのか。
怪しい男がれくちゃんを人質にして火のカードを奪うべくデュエルで勝ちゃんに襲いかかるが
尊敬する父・勝利と共に武者・ドラゴンを呼び出し、撃退することに成功。
その後、怪しい男はやられながらも執念で今度は白凰の元へ。
多分、コイツに白凰の母ちゃんが殺されてしまうんだろうね。
罪悪感のない死神によって白凰に憎悪の感情を覚醒をさせるべく
凄惨な事件が起こることを予感させるエンディングが印象的。

▼西遊記ヒーローGo空伝:小西紀行
評価レベルMID
コメント:悟空の不意打ちと、キントウン3号機のロケットパンチが合わされば
いろんな意味で怖いものナシって感じですな。
沙悟浄と猪八戒はほとんど役に立ってないし。

▼ケシカスくん:村瀬範行
評価レベルMID
コメント:ふでばこと、のり(糊)と、イチゴの匂いつきケシゴムで
即席ゴキブリホイホイを作りあげるケシカスくんのアイデアがすばらしい。
ケシカスくんにかかったら文具を使って作れない物はないかもね。

▼〜なめねこ又吉最強伝説〜なめんなよ!:瀬戸カズヨシ
評価レベルUPPER
コメント:読者が考えた新キャラ・楠ジゴロウ登場。
普段はちっこい体をした普通の猫だが、
甘い物を食べると体が巨大化し性格も豹変するとんでもないヤツだ。
でもこれって甘い物を食べないと弱いってこと
いつもは弱いフリしていざという時だけめっぽう強くなる系のキャラだが
又吉にも劣らないケンカ好きの個性的なキャラに仕上がってます。
ちくわも、いざという時くらいは強くなってもらいたいですね。

▼トレジャーガウスト:勝見直人
評価レベルUPPER
コメント:あの手この手で子供につまらない物を買わせて
おこづかいを巻き上げるガウスト・ネクロディアが範人に挑む。

イタズラ好きな性格のガウスト本来の持ち味で
範人を困らせているのがGOOD。
一方、範人は買いたい物があっても我慢して無駄遣いせず、
意外と我慢強い男であることが判明。
その頑なな性格が、がめついネクロディアのイタズラをも寄せ付けない
これといった弱点のないガウストハンターになれたんだなきっと。

▼衝撃オンエア!!流星のロックメ〜ン:川野匠
評価レベルMID
コメント:流太はブラザーバンドで友人のバトルカードを手に入れたのと引き替えに
とんでもない秘密を友人に与えてしまったようだ。
友人がロックマンのように軽はずみな性格でないことを祈るばかりだ。

▼スーパーマリオくん:沢田ユキオ
評価レベルLOW
コメント:なし

▼世にも奇怪な物語 Xゾーン:青木たかお
評価レベルMID
コメント:どうしても欲しいという欲に駆られて、知らないおじさんの後にホイホイついていって
盗人働くと人形にされちまうぞ〜。
欲しい物は働いてお金を稼いで手に入れましょうね。

約束は守る、知らない人についていかない、ドロボーしないなど
いろんな教訓がこの1話に凝縮されたお話。

▼ラチェット&クランク ガガガ!銀河のがけっぷち伝説:のむらしんぼ
評価レベルPASS

▼サルゲッチュ ウキウキ大作戦!:後藤英貴
評価レベルMID
コメント:イエローの垂直跳びの記録はマイナスでいいのかな?

▼ポケットモンスター:穴久保幸作
評価レベルLOW
コメント:オーキド博士が小5の時に埋めたパンツなんて
いくらなんでもとっくに土に還ってるだろうに
掘り返すだなんて狂気の沙汰としか思えないぞ。

▼ただの!山田伝説:立川史
評価レベルLOW
コメント:とりあえず終わったけど、一体どこらへんが山田伝説なのか
小一時間問いつめたい気分。

▼D・Mファイター焔(ほのお):足立たかふみ
評価レベルMID
コメント:焔が「オレの気持ちを分かってもらえない」という理由で
メンテとケンカして1人飛び出してしまうがあっけなく光文明の罠にハマってしまう。

その後はお決まり路線で焔とメンテが和解するわけですが、
メンテは名前の通り、武器のメンテがメインのキャラですからね。
おあとがよろしいようで。

▼ワルクエ:萬屋不死身之介
評価レベルMID
コメント:新連載。いわゆるRPGの世界を舞台にしたおちゃらけギャグマンガ。
主人公は覆面プロレスラーみたいな顔したデス・ワルモンで
人の話は聞かない、畑から大根2本盗むといったセコイ悪者イメージのある勇者。
こんなヤツがポランというごくフツーの少年とともにポランの父親探しを兼ねて
魔王を退治しに行く冒険話らしいです。

ワルモンの言動に毒が効いていて、そこそこ笑わせてくれる作品ではあるものの
そもそも本当にポランの父親を捜す、大魔王を倒すといった目的が
次号以降も受け継がれるのか疑問。
次号になったらあっさりそれらの目的はほっぽらかしにされて
別の話になりそうな雰囲気なのでまともに考えたらバカを見そうです。

ストーリーやテーマは完全無視して萬屋不死身之介氏のギャグワールドを素直に楽しむのが吉。

▼怪盗ジョーカー:たかはしひでやす
評価レベルUPPER
コメント:読み切りドロボーマンガ。
派手なマジシャンの恰好をした主人公の怪盗・ジョーカーが
途中で出会った新人ドロボウの忍者・ハチと共に、
ミスター金有(かねあり)の屋敷内にあるお宝・竜の宝玉を奪いに参上。
必殺アイテム・イメージガムを使って多数のガードマンや罠をくぐりぬけて
無事にお宝をゲットできるか?

主人公の風貌からして、一瞬、某ボンボンマンガのマジシャン探偵を彷彿させるが
内容はそれとは全く違うドロボー視点のマンガ。
だが、ミスター金有自身も、ハチが住んでいる村から竜の宝玉を奪ったので
気乗りしないながらもジョーカーがハチの身の上話を聞いて
一緒に竜の宝玉奪還に協力している点が児童マンガらしいやさしさを感じる。

また、どんな形にでも変化できるイメージガムはジョーカーの必殺技とも呼べるアイテムで、
ジョーカーが竜の宝玉を狙う際にもイメージガムを使いまくって
ミスター金有の人間たちを翻弄するシーンを多用している。
この辺りも余計なバトルは入れずに、単純明快なストーリーにしているのがGOOD。
実際このガムさえあればどんな盗みも可能だと思うしね。
まさにお子様向けの怪盗マンガといっていいだろう。佳作。

▼トイレの神様:黒葉潤一
評価レベルMID
コメント:最終回。地上の滞在期限が切れたため
神の国に帰ることになったトイレの神様は
けん太に自分の像を渡して帰ってしまうも
一週間も経たないうちに像は町のゴミ捨て場に
捨て去られていったのでした。
めでたしめでたしなエンディング。

最初は読み切りだったこのマンガが人気を博して連載にこぎつけ、
そして今、こうして無事に最終回を迎えることができたトイレの神様は幸せ者だ。
別コロの微笑ましいお下品ギャグとして子供達の笑いを取る役割を
じゅうぶん果てしてくれていたと思う。次回作も似たようなマンガを期待。

▼甲虫王者ムシキング:おおせよしお
評価レベルMID
コメント:ザックとバランのライバル同士競い合うような攻撃法もまた
タッグの神髄と見たりか。
息が合った双子とのバトルでそれを証明して見せるが
今ひとつ説得力に欠けるのは2人の性格があまりに両極端だからか!?

▼伝説のスタフィーR(リターンズ):矢高鈴央
評価レベルLOW
コメント:ええ、ファミコンが最強ですとも!
つい4年前までまだ本体が売られていたくらいですからね。
ロムカセットのデザインがかっこよすぎです。

▼一発逆転!パワプロくん:山下たかひろ
評価レベルMID
コメント:円谷がどうがんばっても目立てる存在にはなれないことがよく分かった。

▼古代王者恐竜キング:酒井ようへい
評価レベルMID
コメント:アクト団のノーピス強えーなあ。
赤ちゃん恐竜だけでリュウタとレックスに攻撃すらまともにさせず
叩きのめしちゃうんだからまるで戦ったという感じがしない。
ノーピスに強敵の風格を感じる。

▼豪快野球坊 ベスボル:毛内浩靖
評価レベルMID
コメント:突然の最終回。
うーん、いくらいつでも終わらせられる状況だったとはいえ
打ち切り感が漂うなんとも煮え切らない最終回だったな〜。

でも作者が好きな野球をテーマにしたマンガを
今までのんびり描けたってことで良しとするか。
ピッチャーが投げてバッターが打つという、
野球で一番おもしろいシーンだけを抜き取ってそれをバトルにした
新感覚の野球マンガでした。

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2007年3月8日 木曜日