じゃりまん小学校
じゃりまん読書感想文
2006年1月分
2006年1月度 |
総評 |
じゃりまんの部 |
リニューアルから2冊目となったボンボンは、全体的におもしろく感じました。 児童誌には向いてないDo−するパラダイスも今月はすばらしく良かったですし 一応、テコ入れの効果は現れているのかな。 あとは強引な打ち切りとはおさらばし、個々の作品のおもしろさを長く維持できるよう 雑誌そのもののレベルアップに臨んで欲しい。 もう大量の打ち切り作品を目の当たりにするのはごめんだ。 それとNOAですが、このマンガのどこがおもしろいのか私には分からないです。 他のサイトとかを見る限りでは評判良いようなことが書かれてるけど、 早送りのビデオを見ているような感覚で笑いどころがつかみ取れない。 これならへろへろくんやターパンのほうが分かりやすい分おもしろいと思う。 正直、復活連載をするほどの作品か?とさえ思えてしまう。 学年誌も小六は誌面リニューアルの年でしたが、 毎月、違うテーマで小六向けの大特集を組み、 充実した内容で読者の興味を惹き、 年間を通しておもしろくて良い企画だったと思います。 まあ、マンガのほうは闇の彼方に葬られたままの作品はいくつかあったけどね♪ コロコロはでんぢゃらすじーさんの校長の姿が問題になってますが、 3Dブックでは校長はちゃんと人間の姿なので そうそう長続きするものではないと判断する。 |
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2006年1月31日 火曜日 |
月刊コロコロコミック 2006年2月号 |
2006年1月14日発売 |
小学館 480円 |
▼デュエルマスターズFE:松本しげのぶ 白凰とバトルしている時の切札勝利がカッコよかった。 デュエルをすると命が削られてしまうと分かっちゃいても 白凰という強敵を前にしては燃えさかる闘志の炎を押さえることができず、 相手が誰だろうとただひたすらデュエルを楽しむ心で勝負に挑んでいく。 デュエルを後世に伝える人物にふさわしい戦いぶりだ。 ・・・それに比べて白凰は カッチョワル〜 ・・・ていうか見苦しいですね。 性格的にはどう見てもゴミ。いや、ゴミ以下。 個人的には、今そこにいる白凰はニセモノ以外の何者でもないと思ってますので 早く本物を登場させて下さいな松本センセ。 ▼デュエル・ジャック!!:伊原しげかつ シリウス天海と呪井カケルのデュエル対決がおもしろかった。 光と闇という分かりやすい対決もさることながら デュエルする2人のキャラも個性的で楽しい。 ショーのおもしろパフォーマンスは今回はかすんじゃったね。 解体人形ジェニーに変装したショーはかわいかったけど普通だったし。 ▼ケシカスくん:村瀬範行 ケシカスくんがタイムカプセルに埋められて20年後・・・ コンクリートに固められて出られなくなったケシカスくんよりも くわえタバコでパチスロを嗜むボウズに、ただひたすら哀愁を感じる。 ▼絶体絶命でんぢゃらすじーさん:曽山一寿 うわあ、性懲りもなくこの作者は 前月号のアレをひき続けやがりました。 しかも読者に次の校長の姿を考えてほしいなどと 行き当たりばったりな企画までおっぱじめやがってまあ。 でもこのマンガは基本的になんでもアリだからな。 読者から募集するだけ募集しといて、 次月号でいきなり校長の姿が戻った、なんてのもありえるからな〜。 そうでなきゃ校長は一生元の姿には戻れないと思う。マジで。 良い意味で読み手を無視した作者の暴走ぶりが窺えます。 ▼ミラクルボール:ながとしやすなり ストレートと言っておきながらカーブを投げるのはともかく、 グローブの位置をのぞいたり、盗塁を繰り返したりするのは 別に卑怯でもなんでもないと思うが・・・ しかし勝者の会のメンバーは今のところ普通の人たちですな。 ただ勝つために手段を選ばないってだけであって。 ▼西遊記ヒーローGo空伝:小西紀行 緊箍呪(きんこじゅ)の輪で脳みそがぶっつぶれてしまった孫悟空に失笑。 わざとらしくキーワードを言ってしまう三蔵法師もおもろい。 ▼サルゲッチュ ウキウキ大作戦!:後藤英貴 なべ:あの後、ヒロキくんはちゃんとみんなと一緒にナベは作ったんだろうね? それなら問題はないのだが、またヒロキくんだけが仲間はずれにされてる気がするんだよね〜。 みんな仲良く。 ピンクのコート:ピンクが着ている毛皮のコート、一瞬、ピンクが ヒョウを倒して身にまとっているのかと思ったがそこまで冷酷じゃなかったか。 ピンク以外の人物だったら、そのままヒョウに首を絞められて エサになってるはずだもんな。 秘境の温泉:温泉に入っても恐怖で震えて温まれないのですか。 画的にはサルとクマが一緒に天然温泉に入るなんて微笑ましい光景なんですがね。 やっぱダメですか(笑)。 こういう時にピンクがいてくれたらクマなんて(以下略) ▼爆球HIT!クラッシュビーダマン:倉谷友也 ビーダマンを兵器として欲しがるヤツらがいる・・・ 必人はそんな怪しげな軍団を敵に回して戦うことになるんですね。 見つけ屋稼業よりも危険な任務じゃん。 ▼推理の星くん:まんが/せいの奈々 ドキドキの展開。 今回は星くんが7年ぶりに再会を果たした 実の祖父にして大怪盗・トリックスターの底知れぬ実力を見せつけられた回だった。 時計の時刻をずらされるトリックは騙された読者も大半いただろう。 ・・・っていうかオレも騙された(苦笑)。 しかし7年ぶりって事は星くんは随分小さい頃から少年探偵やってたんだな〜。 7年前の星くんってどんなお子さまだったのだろう? 星くんもただの少年探偵ではない雰囲気を出してて また前月にも増しておもしろくなってますね。 ▼舞闘天国アフロダンサーズ:川野匠 新連載。 タイトルと同じ名前のホビーマンガ。 特集を見る限りでは、アフロ人形を逆さまに置いて 高速回転でぶつけ合って相手をぶっ飛ばせば勝ちになるという バトルホビーらしい。 ・・・ということで始まったこのマンガ、 描くのは「ロックメ〜ン」でおなじみの川野匠センセイ。 主人公は神賀アフ郎(かみがあふろう・小学生)。その名の通り、髪がアフロです。 アフ郎くんは、ダンスの名門・トラボルダ小学校に転校してきて 初日から担任のダンスキング・ハマーの前で、 逆さまになってアフロな髪を軸にくるくると高速回転を披露してみせたのでした。 川野匠氏の、のほほんとした画が影響して展開はのどか。 多分、アフ郎くんがいろいろと変わった高速回転を見せてくれて 読者を笑わせるタイプのマンガになるのだろうね。 熱くはないが、とぼけた彼らのギャグダンスに期待しよう。 ▼コロッケ!:樫本学ヴ 戦いの場は敵の本拠地・ビシソワーズ家の館の中に決定。 今回のタロとのやりとりでも前哨戦にもなっていないであろう ビシソワーズ家の真の恐ろしさを知らしめるのはこれからか。 どんなバトルになるのか今のところ予想がつかない。 ▼ロックマンエグゼ:鷹岬諒 またロックマンが何かに変身してしまうみたいですが、 伝説のプログラムは一体誰の手に渡るんだろう? ▼ドラベース:まんが/むぎわらしんたろう・原案協力/藤子プロ レツの手によって、ボロ助くんは他のロボットの部品を取り込んでどんどん改造されていく。 このままレツの思うように改造させてしまったら ボロ助くんが醜い鉄のバケモノにでもなってしまいそう。 そう思うとなんだか悲しくなってくるのだが。 ▼星のカービィデデデでプププなものがたり:ひかわ博一 雪玉を使った玉入れって今までありそうでなかったギャグだな〜。斬新だ。 ▼金色のガッシュベル!!:原作/雷句誠・まんが/矢高鈴央 703(ナオミ)コーナーの店員が全員ナオミ顔なのが笑えた。 大人の体型にナオミの顔は不釣り合いだよ。 ▼マスカレード:板垣雅也 シマウマの獣面能力はバーコードかい(笑)。 シマウマの縞模様からバーコードを連想する作者の発想力がすばらしい。 さらにシマウマのくせに相手の血を使ってバーコードを造り出すって なんとなくカッコいいぞ。 ▼太陽少年ジャンゴ:原案/小島秀夫・まんが/ひじおか誠 ジャンゴの故郷を舞台に繰り広げられようとしている ジャンゴ達吸血鬼ハンター軍団VS伯爵率いるヴァランシア団の決死のバトル! それぞれのメンバーの面々からして何やらおもしろいバトルになりそうな予感。 ジャンゴは自分の故郷をヴァンパイアに支配されて 「問題ナシ」なんて結末にだけはならないよう 気を引き締めていけ! ▼甲虫王者ムシキング:おおせよしお 世界を破滅から救うべく旅をすることになったザックとカブト丸。 しかし早くも宝以外に関心がないザックの悪いクセが現れて 先が思いやられる旅道中になりそうな。 ザックよ、今度ばかりはお宝に浮かれてる場合じゃないだろ。 世界の破滅が懸かっているんだぞ。 ※別冊付録 ▼のび太の恐竜2006DS:原作/藤子・F・不二雄・まんが/岡田康則 ドラえもん映画・のび太の恐竜2006を元にした ニンテンドウDSゲームソフトの漫画化。 前後編の2話にわたって連載する。今回は前編。 要約すると恐竜がいた時代を舞台に、 恐竜を捕まえて売りさばく悪の恐竜ハンター軍団と のび太たちとの全面戦争を描いたストーリー。 最初はドラえもん映画1作目の「のび太の恐竜」のリメイクじゃん、とか 「恐竜ブームにあやかって」とか高をくくってたんですが 読み始めるとおもしろいんですよね。 ドラえもんが誕生した時代のさらに未来の24世紀に開発された 写した生き物がそのままカードになる「レプリカード」が この物語の肝となる重要なアイテムとなってます。 自分で生き物を召喚できるカードを作れるなんてすごいよね。 後編も期待。 |
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2006年12月31日 火曜日 |
コミックボンボン 2006年2月号 | |||||||||||||||||||||||||
2006年1月14日発売 | |||||||||||||||||||||||||
講談社 480円 | |||||||||||||||||||||||||
あの惨劇から2ヶ月。 読者のことを全く考えない強引な誌面開拓によって 更地同然になってしまったボンボンの土地に 果たして希望の芽は息吹くのか。 ・・・で、ビンゴの結果。
・・・ま、当たんないことは分かってたけどさ。 でもやっぱくやちーのよね。 ▼デルトラクエスト:原作/エミリー・ロッダ・漫画/にわのまこと デルトラ王国が影の軍団に支配されてから16年の時が経ち、 ついに影の大王軍によって失われた7つの宝石を探し出す運命の時が来た。 その使命はジャードの息子・リーフと、仲間のバルダに託される。 7ヶ所ある魔境にそれぞれ散らばってしまった7つの宝石。 その場所とは 嘆きの森 ネズミの街 うごめく砂 恐怖の山 魔物の洞窟 いましめの谷 そしてもっとも攻略難易度の高い 沈黙の森。 リーフは果敢にも、最初に沈黙の森から攻略することを決意し バルダと共に旅立っていく・・・ 異常なまでに長すぎる勇者旅立ちまでの期間。 我が子に託してまで密かに待ち続けた運命の日。 果たして、リーフの宝石を取り戻す旅とはいかなるものなのか? そして沈黙の森で待ち受ける恐ろしいこととは? なにより、 ちゃんと7つの魔境全てを 回ることができるのか!? ここでボンボンの真価が問われることになる・・・ ▼MONSTER SOUL:真島ヒロ 復讐のために人間たちに戦争を仕掛けようとした魔物軍団を アキ率いる闇の翼(ブラックエアーズ)がそれを阻止。 とりあえず魔物同士の戦いなんだな。 過去に魔物と人間が大戦争を起こした、なんて言ってる割には 人間達が全然出てこないんですけど、 争いは争いしか生み出さないってことで、 人間達に戦争を仕掛けようとする魔物とブラックエアーズとの 対立を描いたマンガにするつもりなのかな? 内容的には普通にファンタジーものとしておもしろく読めた。 次号クライマックス。 ▼恐竜世紀ダイナクロア:宇野比呂士 新連載。近未来恐竜マンガ。 前の読みきりとは何もかも違う設定となってます。 主人公は恐竜がいた大昔の時代に憧れる少年・和久井悠くん(小6)。 ある日、悠くんは先生や友達と一緒に裏山で卒業の記念樹を植えていたら、 突然大津波が発生して巻き込まれてしまい気が付いたらお約束の 異世界へワープ! そこは人間と恐竜が同居する世界・・・つうか 200年後の東京にタイムスリップしていたのです! 200年後に恐竜が復活している・・・ということは、 その200年もの間に天変地異が起こったのか、 それともどこぞの恐竜博士がバイオテクノロジーで恐竜を復活させ、 現世に放ってしまったのか、 はたまた全ては悠くんの思い描いた夢の中の出来事なのか。 なんにせよ異次元恐竜ファンタジーとしてはおもしろかったっすね。 悠くんがスケボーを使ってティラノザウルスから逃れるシーンは爽快。 ただ、200年後の東京に現れた恐竜達ってみんな悪の手先なのかなー。 悠くんが途中で出会った女の子・ヒミカが住んでる村を見る限りでは 人間が幸せな生活を送っていそうにない雰囲気だし、 誰かさんの野望のために造り出された世界という感じがしてならない。 人間に好意を抱く草食恐竜さんとか現れないのかしら。 とりあえず今後の展開が気になるので次号も要チェック。 ちなみに、冒頭に出てきた記念樹と樹齢表示機能付きのプレートが 200年後の東京に意外な形で再登場させたのは上手かったですね。 ▼ゴンちゃん:田中政志 え?先月号で退治されたと思われていた異星人はまだいたんですか? このまま自分の星に帰れないまま 地球防衛隊のみなさんと楽しく暮らしてしまいそうな雰囲気なんですが、 コイツにも家族がいるみたいだしそれはなんとなくかわいそうだな。 ▼おジャ魔神山田くん!!:ダイナミック太郎 1本目のオチがおもしろかった。 こうなると分かっちゃいても笑える見本みたいなお話だね。 大切な人を守るため、大切なモノを出してしまう。 体を張って見事に不良退治に成功したナイスなラッキーくんでした。 3本目は、あらゆる鍵を解除する妖精さんの名前が あからさまなパクリでステキ。 このマンガのウリの1つになりそう。 ▼とびだせ!!ターパン:やまにのぼる チンチンはこれでもかってくらいに出してるクセに 女の子のモノはちゃんと隠すのね。 デンキクラゲでしびれてる時、ターパンとモンチーはチンチンの骨が見えてるのに、 エミリだけは見えていないのがポイント。 ▼Do(どー)するパラダイス:玉越博幸 うわ、やべェ。今回このマンガ、かなりおもしろく読めたぞ。 手芸が趣味の西本英雄くんが実にいいキャラしている。 手芸を、針と毛糸が織りなす芸術だとか、 メリヤスとガーターとかのこ編みが作り出す宇宙だ とまで断言するほどの入れ込みよう。 ここまで編み物に惚れ込んでるのに 中学生男子としては違和感なく普通のキャラしてるのが好感持てる。 却って手芸をバカにしている姉貴の方が嫌悪感を催すくらいだ。 そんな英雄くんの趣味によって 憧れの女の子と急接近ってストーリー展開もすばらしく、 ところどころにある選択肢やバッドエンドも笑えるものが多くて 最後まで楽しく読めた。 主人公となる男の子キャラが他人にはない個性的な面を持っていて、 バカバカしいまでに笑えるバッドエンディングがあって、 あと全体的に真剣にならない程度のラブストーリーであれば このマンガも児童誌でも十分楽しめるんだなーと実感できた回だった。 個人的には満足だったのでNICE!。 ▼機械惑星ガラクタニア:立花未来王とダイナミックプロ ノエルの両親には熱い血潮は流れてないけど、 温かい心は持っているんですねえ。人情味溢れる。 ▼ジェントルさん:山路シャイ 読み切りギャグマンガ。 小学4年生の花嶋マサトくんは道端で突然おしっこがしたくなって 公衆トイレに駆け込んだら、そこは綾小路ジェントルさんの自宅でした。 以降、マサトくんはトイレでおしっこするために 綾小路家で“Gプロジェクト”と称したテストに奮闘するのでありました。 くだらないですが、お子様マンガらしい痛快なハチャメチャギャグと言える。 「綾小路ジェントル」というネーミングセンスはすばらしいと思った。 ただ、これ1話だけでは短すぎてこのマンガならではのおもしろさが 伝わりきらなかったんじゃないかな。 2本立てだったら良かったかもしれない。 ▼ドクターマリオくん:あおきけい&みかまる 今回のコンピュータウイルス退治は ドクターマリオらしい活躍が見られておもしろかった。 もともとゲーム機の中でウイルス退治をするドクターマリオに コンピュータウイルス作戦は失敗だったんじゃないでしょうか。 ところでクッパもだんだんルイージやヨッシーの根暗仲間の予備軍に なりつつあるような・・・ ▼へろへろくんめっちゃワールド:かみやたかひろ へろへろくんは一瞬にしてボロボロくんから預かった4億円をパアに。 キミはとんでもない貧乏神だったんだな。 なぜボロボロくんのほうが貧しい生活をしているのか不思議ですわ。 でも、エスカレーターとエレベーターが合体した エスカベレーターはおもしろかったね・・・ ▼IDATEN翔:藤原としひろ そういえば翔は自転車で病院に電気供給をし続けた後で 思いっきり体力を消耗してたんだよな。 耐久レースだけに圧倒的不利じゃないか。 助っ人にやってきたケーシーは解説ばかりで、 翔にアドバイスとかメカニカルの面で工夫を凝らしたりはしないのか? ▼海の大陸NOA:じゅきあきら ダメ 3ヶ月読み続けたけど、オレにはこのマンガのおもしろさが分からん。 やっぱ、知ってる人だけが楽しめるマンガじゃないのかこれは。 読んでいくにつれ、だんだん1人置いてけぼり感を感じてしまい、 最後に空しい読後感だけが残る。 ファンには悪いけどもういいや。 また春頃掲載するとのことですが、 以降、読み飛ばします。 オレにはこのマンガは合わないってことで。 ▼マジシャン探偵A:石垣ゆうき JOKERの正体は純一郎の父親でした。 純一郎の父親がなぜ怪盗をしていたのかなどの不明な点も全て解き明かされ、 それに伴ってアキラの持つ杖も黄竜に進化して、レオンと最終対決。 あとはアキラ達や5本の杖がどうなるのか その結末をただ見守るのみだ。 ▼ろぼおっ!:小田太郎 12月号の読み切りが再び。 そうかー。今度は野外授業で攻めてきたかー。 ひろしくんは、ろぼお先生に言われて、 にわとり小屋のそうじをしにきたものの 中にいたのは半魚人ならぬ半鳥人! 名前は鳥山アンジェリーナさんというらしいですが あの胸から判断するに雄鳥(おんどり)なんでしょうか。 大して肉付きもよくないのに、食べられそうになる運命にあるキャラなのがおもしろいです。 彼を調理するなら、ろぼお先生みたいに鶏ガラの要領でダシをとるのが一番だね。 2話目は、ろぼお先生自らがゴミ処理場のゴミになって 生徒達にゴミの行方を説明・・・してるのか? まあオマケだからいっか(笑)。 さて、新生ボンボン2号目ですが、12月号での突然の打ち切りに 絶望感を抱いていたせいもあってか、 その反動で思っていたよりはおもしろい誌面になっていると感じる。 特に、今月はDoするパラダイスの編み物少年にヤラれました。 男が編み物をしても、学校では誰からもいじめられることもなく むしろ、それがきっかけで彼女と仲良くできるというストーリーに惚れた。 男子が編み物をしていても普通の男の子と変わらない元気さがあることを 読者に教えてくれたぞ。 しかし、まだボンボンが目指す雑誌の方向性が見えてこないのも確か。 児童マンガで行くのなら、ジェントルさんやろぼおは連載にしてもいいし、 BOYを捨てるのなら、デルトラクエストやオレには合わないNOAをプッシュしてもいいだろう。 そういえば次号より御堂カズヒコ氏のオリジナルギャグマンガが始まるようですね。 どうやらお下品ギャグになりそうでこれは期待できそう。 あと雑誌のサイズですが、サイズなんてどうでもいいですから 印刷をきれいにして下さい。 |
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2006年1月25日 水曜日 |
プレコミックブンブン 2006年2月号 |
2006年1月6日発売 |
ポプラ社 480円 |
▼アキラのうどんはサヌキもり!!:津島っくす ブンブンまんが大賞からGAG−1グランプリを経て、 ついに短期集中連載にまでこぎつけた! うどん人のサヌキくんは、つまんない人生を送っている小学生・アキラくんを喜ばすため うどん王国からやってきたのだ! うん、おもしろかった。 アキラくんはサヌキが来たことで日々の楽しさと同時に 運の悪さも手に入れてしまったようですが、 生きることの喜びを実感できたってことでいいんじゃないでしょうか。 やっぱ、ひとりぼっちのアキラくんが笑ったりわめいたりするだけで なぜだか嬉しくなっちゃうモンね。 アキラくんがどこまで明るい性格になれるかが サヌキに与えられた使命のバロメーターになっていると思うので。 最終的には友達が数人できてそいつらと遊べるようになれればベストかな。 ちっちゃくてもやることはデカいサヌキ達の奮闘ぶりに期待。 ▼大仏刑事:大崎亮平 大仏カーを使ったカーチェイスがおもしろかった。 大仏カーは大仏刑事の性格そのまんまの機能が満載で 無駄に笑えておもしろいです。 ▼まかせてペットくん:そにしけんじ そうだよなー。ニワトリって訳も分からずに襲いかかってくることがあるから 怖いんだよなー。 今回はにわとりのピヨちゃんを相手に のぼるくんやペットくん、リサイクルヒーロー達がワイワイやってておもしろい。 ▼からどろ:大西俊輔 洋平達とともに旅を続ける、小さな体型のマグの正体はなんと悪魔だった。 そして洋平の母に 悪魔と人間は 手を取り合って暮らせないのか? と、一言。 うーーーん。それは洋平のかーちゃんの言うように とっても難しい問題だと思うぞ。 なんせ悪いことをすることが専門ですからねー悪魔は。 悪魔から悪を取り除いたら悪魔じゃなくなると思うんですが、 人間と手を取り合って暮らすというのなら それこそ人間に悪になってもらうしか・・・ そんなマグの想いをよそに、零は悪魔の世界を造り上げるべく野望を遂行している。 それを阻止できるキーマンとなっているのが洋平、美奈子、からどろ、マグの4人。 あとは洋平のかーちゃんが鈴に渡した物や マグに教えた場所も気になる。 これらがどんな形で零の野望を打ち砕くのに役立つのか。 いやはや、予想がつかないですよ。 ▼トツゲキ!体験おけいこ道:滝沢のぼる 今回はお菓子教室。 4歳の子でもレッスンを受けられるのには驚き。 先生曰く、自分で作った料理なら嫌いな食べ物でも 食べられるようになると言うことから、 野菜をふんだんに使ったお菓子とかも作るんでしょうねきっと。 好き嫌いが激しいお子様にはオススメの教室なのかも。 ・・・で、椎茸が好きになるお菓子ってありますかね? ないだろうな〜。 (筆者は椎茸が大嫌い) ▼ペンペとギンギー:中川いさみ カラスの大群が作り出した、でかいクジラの形を見て オイラは“スイミー”の話を思い出してしまった・・・ ▼かいけつゾロリ4コマ大作戦:原作・監修/原ゆたか・ まんが/きむらひろき・滝沢のぼる・熊沢かえで・村上ゆみ子 ははは。のぼり旗に描かれた女の子の視線を感じるゾロリがマヌケだな。 ▼忍法武闘伝タイガ!:星和弥 読みきり忍者活劇マンガ。 忍者は戦(いくさ)がない時代では村を襲い、人々を殺すしかなかった。 しかし鉄拳忍者のタイガは、忍者とはみんなが笑って生きられる世の中を作るために 命をかけて戦ってるヤツのことだと心に決めて忍者の掟に背いた。 そしてタイガが忍者仲間によって岩に封じ込められて早1年、 好奇心旺盛な女の子・ミトがやってきて岩に封印されたタイガを発見。 そこへ忍者仲間もタイガの元に駆けつけ、ミトは事件に巻き込まれてしまう。 ・・・とまあ、設定自体はおもしろそうなんですけど、 これ、完全に序章だよね。 これから連載するのであれば物語の出だしとしては良いんですけど 読みきりということを忘れちゃいけない。 岩に封印されていたタイガが岩をぶち破って大暴れして 忍者仲間を懲らしめて、挙げ句の果てにはタイガがミトを引き連れていざ冒険の旅へ・・・って オイオイ、読みきりなのにこれからおもしろくなりそうなところで終わりにしてどないするのん。 冷酷非情の忍者達が国中存在しているのかとか、 地竜忍者が地の果てまでも追ってくるのかとか 壮大な物語になりそうな要素を秘めてますよこのマンガは。 短期集中連載ならともかく、 読みきりでこういうマンガに仕上げるのはどうだろうなあ。疑問。 ▼とつげき!ぷるぷる学園:くぼたまこと ガマーのバレンタイン大作戦を見てると、 バレンタインって一体なんなんだろうって思えてくる・・・ 少なくとも恋だの愛だのとは無縁だ。 ▼いたずらまじょ子の大冒険:原作・監修/藤真知子・まんが/みずなともみ まじょ子とナナがオトナになる薬で大人に変身したけど イマイチ萌えないなあ〜。 やっぱ2人ともお子さまだからこそ魅力的なキャラなのでありまして。 これからも2人は永遠の子供でいて下さいな。 それがムリなら見かけだけでもいいから。 ▼ケッタ・ゴール!:かわせひろし 柏レイソル小学生チームの助っ人三人組は 今のところ余裕の好青年ぶりを保っているな。 こうなるとケッタのプレーで三人組を本気にさせることができるかどうかが 注目されるところでありますが、 ケッタは天狗になりやすい性格なので、 一度は三人組に叩きのめされるのもいい勉強になるかな。 ただあまりケッタを怒らせるとアレがあるからなあ・・・ 男にとってはタマらないアレが・・・ ▼タロットマスター:岩村俊哉 なにやらザジタが何者かの策略で占力を使い切らされて、 トーナメントに出られないかもしれないピンチに立たされてるみたいですが、 今はザジタが無敗の貴公子・三輪純を倒せたことを素直に喜ぼう。 例えそれが何者かの策略だったとしても、 戦いの後に三輪との友情が芽生えたのは ザジタにとっても三輪にとってもプラスになるはず。 ▼名探偵ズッコケ三人組:シナリオ/矢澤和重・まんが/新山たかし ほほ〜、ポスターを丸めて吹き矢の筒代わりにね〜。 そんなものが凶器になるなんておお怖。 ★ブンブン4コマバトル!!GAG−1グランプリ 第3回GAG−1グランプリを制したのはワッチーでした。 ▼サイボーグ犬ワッチー:高田ミレイ ・・・ということで見事GAG−1グランプリ優勝を決めたワッチー。 今回は長編ということでワッチーの特殊能力がいかんなく発揮されとります。 絵に生彩さが漲ってきたのはいいけれど、 その分ワッチーが元気いっぱいになっちゃって 予想通りのことをしてくれるんで平凡になっちゃったかな。 少しくらい気弱な方がワッチーらしいと思うんだけど。 ▼スパナ:凪沢亮介 アキハはテレビ局の撮影所でも凄腕の格闘ぶりに加え、 ミノカのクソまずいバレンタインチョコを寿司ザムライに食わせて その名を轟かせたな。 しかしアキハの攻撃力と、ミノカの猛毒料理があれば 超能力がなくても無敵なんじゃないのか!? ▼ラッキーナイト カスタードくん:渡辺道明 今こそ極悪王女のチョコ・パを 滅ぼすぜっこうのチャンス!! ヨーグルト司祭、ここまで腐ったか。 でもオレはヨーグルト司祭の意見に賛成だな。 あれだけ死神のような所業をしでかした女を 誰が助けに行こうなんて気がおきるものか。 しかも死を呼ぶ馬もいることだし 命あるうちに早期撤退が身のためでございますよカスタードくん。 ▼ファントム:大斗改 エイプは必殺技のやじるシッポを駆使してドッグ救出に成功。 なあんだ。ドッグの体の中に入っているコアボールを吐き出させれば 済むことだったんだ。 単純でヨカッタ。 ▼フェアリーアイドルかのん:袴田めら シャープは自分が妖精界の王女になれなかった嫉妬心から アルトに執拗な嫌がらせをするようになったのか・・・ 2人の妖精姉妹の対決は人間界をも巻き込み、 さらに救世主であるかのんたちをもそっちのけで もはや誰にも止められないところまでイッてしまっている。 シャープは最後の最後で歌の妖精としての心を取り戻せればいいのだが果たして。 ▼ブンブンまんがクラブ:構成/小山田つとむ・まんが/赤垣新二 今月はいよいよ4コママンガの描き方です。 4コママンガは1コマ目から4コマ目を一気に考えるのではなく、 2コマ目用のネタ、3コマ目用のネタ、4コマ目用のネタ、それぞれ10〜20コ考えておき、 その中のベストな組み合わせで4コママンガを完成させていくのが良いのだそうだ。 うはー!そんな話聞いたことがねー!!ホントかよ! 2コマ目、3コマ目、4コマ目用のアイデアをそれぞれ10〜20も考えるなんて 大変な作業だぞ。 漫画家は想像力が大きくなけりゃだめなんだな〜。恐れ入ります。 ところで、汚いモノや下品なモノはやめておいたほうがいいと博士が言っていますが、 確かにやめておいた方がいい。 なぜなら下ネタは題材が難しく、下手をするとくだらない最悪のマンガになってしまうから 初心者には扱いにくい。 プロでも下ネタを使ったがために読者から反感を買ってしまう内容になってしまいがちなのだ。 つまりレベルの高い漫画家さんのみが取り扱える題材な訳だね。下ネタは。 さーて、来月のブンブンはっと・・・ ええっ!?少年ダンディが新連載ですと!? なぜよ!?どうしてよ!? 確かにおもしろいけどさあ、およそ児童マンガらしくないじゃん。 ・・・っていうかオッサンくさいじゃーん。 うわ〜、なんかこのマンガのところだけいやらしいムードが漂いそう。 絵柄的にも上品とは言えないし。 いや〜ビミョーだぞこれは(汗)。 |
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2006年1月23日 月曜日 |
小学六年生 2006年2・3月合併号 |
2005年12月28日発売 |
小学館 550円 |
今月の特集は学年誌最終号に相応しい“中学生ライフ”がテーマです。 有名人が自分の中学生時代を語ったり、 中学校生活を天国にする方法や勉強の必勝法、授業内容などが これでもかってくらいに載っている。 ついでに中学生になったら週刊少年サンデーを読もうだなんて ちゃっかりしてますな小学館。 ▼マジ天国と地獄だぜ!!〜どっちの学校ショー〜:藤波俊彦 中学生特集の中の特別読みきりマンガ。 小学校まではずっと一緒だったけど、 中学校は別々に通っているアキヒサくんとテルヒサくんが、 ある日コンビニで偶然再会し、お互いの中学校の制服と担任を 比べっこするというお話。 テルヒサくんの通っている中学校の制服はダンボール。 そして担任教師の着ている服はコンビニのビニール袋。 これはダサいというよりはヤバいだろ。 PTAがだまっちゃいないと思うが。 ▼宇宙教師(ティーチャー)ボンバー!番外編:唯洋一郎 これも中学生特集の中の特別マンガ。 中学校生活の不安は、宇宙教師・凡場先生に聞けっっ!! ―――ということで、凡場先生が中学校生活に向けての不安や疑問を、 寿命が200万年もあるポポリ星人の中学校生活を交えて、 4コマと対談形式でズバッと解決してくれます。 中学生になったら地球人は学校指定の制服を着ることになりますが、 ポポリ星では大学卒業までみんな裸なのだそうです。 どっちも外見ではなく中身が大事なんですよね、凡場先生? ▼ゐけゐけ!アリ☆ハマ:原作/よゐこ・漫画/市橋俊介 お笑いコンビのよゐこ原作のマンガ。 穴掘り大好き少年のハマちんが、友達と一緒に林の中で穴を掘っていると なんとタケノコ星人が現れて、そいつと一緒に良い中学校を探しに行くというお話。 ちなみにタケノコ星人はミミズが好物のようです。 内容的には他愛のないものですが、 小さい頃に「こんなことがあったらおもしれえなあ」 というどこか懐かしさを感じる作品ではある。 ▼夢への扉〜パティシエ 高木康政の章〜 :取材・原案/北野弘子・作画/鈴木小波 最終回は、見た目にも美しいお菓子を作り上げる お菓子職人・パティシエになった1人の男性の物語。 パティシエっていうと、おフランスに行って修行・・・という道筋が想定されるが 高木康政氏の場合はラスベガスからもヒントを得たそうで、 いやはや、お菓子の世界に国境はないんですな。ホントに。 ▼宇宙教師(ティーチャー)ボンバー!:唯洋一郎 凡場先生の教え子達が小学校を卒業する日に、 ついにポポリ星人の皇帝による地球侵略が決行される。 決行されてしまうと地球は丸焼けにされ、 ポポリ星人のビールのおつまみであるペソ豆畑にされてしまうという ワケの分からないことに。 しかし凡場先生は皇帝が浮気していることを女王にチクリ、 皇帝は青ざめた表情で自分の星に帰っていきました。 こうして凡場先生のナイスな機転によって地球は救われたのでした。 まあ、スパイ生活とはいえ地球に20万年も住んでりゃ情も移るわな。 凡場先生は卒業生と楽しく過ごした日々を思い返すシーンがありましたが、 20万年前の人たちと過ごした日々も、そうやって思い返す時があるのでしょうか・・・ 寿命が200万年もある凡場先生にとっては 人生の10分の1を地球で過ごしたに過ぎませんが 凡場先生はもう地球人以上の地球人であると私は思います。 なんつっても人類の進化を間近で見てきた生き証人ですからね♪ 社会科の授業では生徒達に嘘偽りのない授業ができたのではないでしょうか。 なかなかおもしろい作品でした。 ▼遭遇!たこちくび星人:あべさより 最終回。 とりあえず、中学校制服を着てマッチョな体型になるたこちくび星人を 皆で笑いましょう。男女それぞれのバージョンがあるのはポイント高い。 ▼トホホな犬:あいみてつろう トホホ犬と雪だるまは丸いお友だち同士。 ・・・といいたいところですが、トホホ犬はタイヤの部分だけがまるいのだから 「丸い」じゃなくて「円い」だな。 |
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2006年1月21日 土曜日 |
小学五年生 2006年2月号 |
2005年12月28日発売 |
小学館 550円 |
▼しっぽでハッピー!!:兄崎ゆな 淳平たち犬どもがお笑いコントをやらかしていくうちに あやかのラブストーリーはどんどん進んでいく。 あやかの初恋の相手は司か晴か? 晴はあやかちゃんになにかウソをついているらしいけど まさかオレは女でしたとは・・・言わないよね? でもこのマンガならどんな非常識なことでもありえるので 晴がどんなウソをついているのかある意味コワイです。 ▼おねがいっ!!ラブ・ルビー:みななあゆ 何事にも時間にルーズすぎるB型男の大地くんに、 面倒見の良いO型女の新菜ちゃんもとうとう激怒。 姉御肌のO型女と、自由人のB型男、 一見、相性が合わなさそうな2人ですが 自由人の大地くんは牛か馬みたいに思えばいいのよ。 普段は自由に放牧させて、必要な時には新菜ちゃんが手綱を引いて 自分のペースに持って行く。 これを繰り返せば2人は少しずつ仲を取り戻せるでありましょう(予定)。 そして、次回最終回は見事、彼氏をゲットした全血液型の女の子が カップルで総登場してハッピーエンドと。 こうなるわけですな(予定)。 ▼マサルの一手:監修/森内俊之・まんが/村川和宏 最終回。 マーくんと氏家の決勝戦は、お互いに深く読み合うことを 深海の闇底に例え、繰り広げられる。 マーくんが氏家の深読みによってピンチに立たされたなら 綾乃が深海までかけつけ、気合いのビンタをマーくんの頬に食らわす。 これが決定打となって、マーくんは冷静ながらも常に熱い魂をたぎらせる 己の将棋を貫き通すことができ、氏家に勝利した。 やったぜマーくん。キミを見下していた氏家を見返すことができ、 奨励会トーナメント優勝に花を添えることができたぞ。 もうこれだけで気分良いですね。 どんな相手でも見くびったらダメなのだ。 氏家くんはいい人生勉強になったあね。 ▼トップ 放課後社長は12さい:原作/野村伸・作画/岩田和久 2005年度の小六で連載されていた小学生社長が活躍するマンガが今年も連載決定。 主人公は遊びの天才・信楽天太(しがらきてんた・12)で、 今までは女装して楽天堂の女社長になって会社の危機を救ってきましたが、 今回は楽天堂の重要取引先であるホビー制作会社に出向命令が下されます。 そこで天太が待ち受けているものは・・・? なあんだ。今回は天太の女装はないのか。チェッ。 あ、いや、新天地での天太の活躍を楽しみにしてます。 あと、株の動向を取り上げる内容はしらけるので 今年は勘弁してほしいところ。 ▼ライオンは眠らない:六田登 とりあえず白目のモナリザに笑った。 サライがマンガ家が使うホワイトというやり方でモナリザの瞳を白くしたそうです。 お茶目さんですねえ。 ▼ダジャレ刑事(読者投稿ページ) おじょー刑事が捕まえた犯人、一瞬ナメパンかと思った・・・ ▼ないしょのつぼみ:やぶうち優 最終回。 ついに縁が自分の星に帰る時が来てしまいました。 縁は草壁一家の一員になったはずなのに、 つぼみの母親は実は縁の正体を知っていて お別れのあいさつをしに来たのには感動。 つぼみの「縁がいた時の記憶を消さないで」という希望も叶えてもらい、 縁は自分の星に帰っていきました。 うーん、結局、縁は異星人だったのか。 縁の住む星の生物(せいぶつ)は恋もしないし、 女性には乳房がなく、体毛も生えない。 それは一体どんな生物(せいぶつ)だったのか。 数々の謎を残して帰ってしまいやがったなあ、縁は・・・ ▼トホホな犬:あいみてつろう やっぱハンガー三兄弟が何かに吊らされてると、 首を吊ってるみたいだよな〜。 今回はハデに大回転までしちゃって大丈夫かね? トホホ犬と初キスしたなんて、もはやどうでもよくなる問題だぞ。 ※別冊付録 ▼あさりちゃん:室山まゆみ 「腐女子」と同性愛疑惑ネタ。 同性愛はギャグになるからいいとしても 腐女子の意味は小学生のうちから教えない方がいいと思う。 ▼金色のガッシュベル!!:原作/雷句誠・まんが/雷電 フォルゴレとレイザーラモンHGって似てるようで・・・ やっぱ全然似てないな。ウン。 ▼文具天国:そにしけんじ 2話掲載。 2話とも文具達のムダな努力が窺える。 その元凶はもちろんたかしくん。 どうでもいいけど電動消しゴムなんてムダな物持ってるのが いかにもたかしくんらしいね。 ▼デュエル・ジャック!!:伊原しげかつ 一富士二鷹三茄子。 クリーチャーだけでそれをやるのはかなりムリがあるが、 敢えて挑戦した作者の努力は認める。 ▼ふわふわシナモン:まんが/つきりのゆみ・原案/せきちさと 自分がいたら、キャビティの攻撃の巻き添えを受けて みんなに迷惑がかかるからと、カフェを出て1人旅を始めたシナモン。 う〜、なんてやさしいんだシナモン、キミってヤツは。 大丈夫。今はさびしくても、そのやさしさと勇気に きっとお友だちも応えてくれるはず。 そしてみんなでにっくきキャビティをやっつけよう! ・・・なあんてことになればいいけどな〜。 ▼なないろ☆ミラクル:かなき詩織 ななこちゃんは、自分の意思でアメリカ行きを取りやめることを夏樹さんに告げ、 この騒動は落着したのでした。 まあ、言い換えればななこちゃんはアメリカ行きよりも 大好きな汐見くんを選んだと。 こういうわけですな。 そしてななこちゃんが汐見くんにアメリカ行きをやめたことと、 遥貴と付き合っているのは誤解であることを打ち明けた時の 2人の顔つきがなぜかちょっとだけ大人っぽくなっていたのでした・・・ ってなんかできすぎた話じゃねーか(苦笑)? まあなんにせよ、これでななこちゃんと汐見くんとの距離が縮まったかな。 めでたしめでたしじゃないか。 ▼メイプル・メイド:山辺麻由 楓は西崎先生のところに行っちゃうのか。 楽しかった時任家を離れるなんて楓にとっては辛い選択だけど、 どうせ西崎先生の所にいくのなら水波と一緒に・・・ってのはどうでしょ。 西崎先生に恩を返せて、水波とも一緒にいられて これが今のところ考えられる最高のエンディングだと思うけど。 ▼まんがでマスター!!姫川明のイラスト教室:姫川明 今回はキャラの描きわけ。 同じ顔でも髪型を変えるだけでキャラに個性が生まれてきます。 そのほか、目を変えてみたり、帽子などの小道具を付け足すだけでも 見た目の変化が大きく変わるので 似たようなキャラしか描けない人には必須の回となっております。 さらに男の子編と女の子編があり、 男性キャラまたは女性キャラを描くのが苦手な方にとっても これまた必須の回となっております。 見本に描かれた男の子キャラや女の子キャラだけでも 姫川明さんが描いたキャラには不思議と魅力が生まれてきます。 やっぱレベルが高いね。まいるよね。 |
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2006年1月17日 火曜日 |
小学四年生 2006年2月号 |
2005年12月28日発売 |
小学館 550円 |
137億年前に起こった宇宙の始まり“ビックバン”。 そのビックバンよりも昔の宇宙を考えることはできないのだそうです。 それは10歳の子供が15年前に何をしていたのか分からないのと同じ理屈。 まあ、それ以前に「137億年」なんて年数自体 オレには考えられないことなんですけどね。 人間の一生だと一体何回分あるんだ!? ▼わいわい家庭学習 もっともっとファミリー:まんが・荒磯智之 今回は方言がテーマ。 130年前に日本のどこでも通用する「共通語」ができるまでは、 それぞれの地方だけで使われる言葉、いわゆる「方言」が使われていたらしいです。 それにしても同じ意味でも地方によって異なる言葉を よく「共通語」なんて1つにまとめることができたよな。 中には方言は地方独特のあったかさや馴染みやすさがあって良い、 という人がいるけれど、やっぱり、各地によって言葉が違うと 何かと不都合があったんでしょうかね。 方言はその地方の独特の文化なので大切にしていきたいけど、 様々な地方の人たちと話すには全国で使える共通語が便利だね。 特に沖縄の方言はオレには全く分からんちん。 ▼ちょボットオンライン:よしのえみこ 今回は皆さんもよくご存じの「顔文字」がテーマです。 文字や記号を組み合わせた絵文字を使って 文章を楽しくしちゃおう。 でも絵文字は親しい人同士でね。 面識のない人からの絵文字は却って失礼になるから注意。 オレは迷惑メールでそれをイヤと言うほど体験してるから。 ▼ちびまるぱらだいす:横山貴陽絵 そうだよな。流れ星が現れてから消えるまでに願い事を言うなんて 容易なことじゃない。 速すぎて願い事の一部分だけしか言えないのが関の山でしょ。 流れ星が現れるまで待ってるのもくたびれるし。 なのでみなさんも流れ星にお願い事をしようとする場合は 一言で言えるお願い事にしておきましょう。 ちびまるたちの失敗を教訓に。 ▼ふわふわシナモン:まんが/つきりのゆみ・原案/せきちさと 遊園地を乗っ取ろうとしている黒い悪魔って 例によってキャビティじゃないのか? 悪魔だからクマに化けるって発想がもう子供じみてるし。 ▼ヒミツのわん☆タッチ:兄崎ゆな 新連載。 今年も兄崎ゆな氏によるトンデモな犬マンガが始まります。 犬が生徒と一緒に小学校で授業を受けるだけでは収まりきらず、 とうとう犬語変換器を使ってしゃべる犬まで登場させる始末。 しかもこの犬、タッチされた人間を7年分も年をとらせることができるのだ! つまり小学生からコギャルに変身するも自由自在。 この能力で主人公の女の子・花本まお(10)ちゃんは 17歳の女子高生に変身して憧れの高校生の男子にアタックするのだそうだ・・・(滝汗) もう、なんでもアリですね。この人の描くわんこマンガは。 またそのうち、シルクハットをかぶったトカゲ(名前はカルロス)を ペットにしている男の子が登場するんでしょうか。 まあ、どんなハチャメチャギャグが飛び出すのか期待はしておきますよ。 ▼学ぶな危険!うらきょうかしょ:藤波俊彦 今年も新連載。 パンツ一丁の裸教師が教科書のウラの部分を教えるというマンガ。 ちなみに裸教師がはいているブリーフには武田@矢の似顔絵が。 とりあえず袋とじの教科書には笑ったけど 相変わらず意味が分からねーマンガです。 ▼絶体絶命でんぢゃらすじーさん:曽山一寿 じーさんのなわとび講座・第2面は じーさんも孫も確実に難易度があがってますね。 自分の腕をなわとびにしてしまうなんて そうそうできるモンじゃない。 ▼あさりちゃん:室山まゆみ ひょんなことから予知能力を持ってしまったうっちゃん校長に、 車にぶつかると宣告されたあさりちゃん。 でもぶつかったのは子供が遊ぶミニカーでした。 こういうオチって確か某ネコ型ロボットマンガにもあったよなー。 もっとも、本物の車だったら主人公が死んでこのマンガ終わっちゃうから ミニカーが妥当なトコなんでしょうけど。 ☆ここから先は別冊付録 ▼ポケモン4コマ大百科:山下たかひろ だだっ広い原っぱの小道で通せんぼしているミューツーが子供っぽくてかわいい。 みんな無視してよけてるし。 ▼甲虫王者ムシキング:今賀俊 イータによってバケモノクワガタへと自らを改造してしまったマティ。 毒アゴを持ってしまったマティにもう自然に帰る場所はない。 完全にキングを地獄へ送るための復讐鬼と化した。 毒アゴだけではなく、強力なパワーも手に入れたマティを前に さすがのタンゴもピンチ! いや〜、恐ろしいまでの執念だなマティは。 これで負けてしまったらマティは多分、 改造によって無理がたたってしまった体に異変が起きて 一気にボロボロになってしまうのではないか? 一体何が彼をそこまでにさせるのか? ▼光龍伝説ヒカル!:緒方さなえ エトーが光の龍を呼び出して惑星の王となり 破壊の限りを尽くそうとしているけど、 とりあえず弟の龍時が正気に戻り、救い出すことができたのでなにより。 あとは兄弟揃ってエトーをやっつけるという寸法か。 それにしても光達は今までしっちゃかめっちゃかなノリだったのに よくここまで辿り着けたよ。 どんな結末が待っているのか想像だにつかない。 ▼がんばれ!ドッジファイターズ:原作/村上としや・まんが/斉藤むねお あー、このマンガやっぱ終わるのか。 最後は堂児が、叔父さんの送り出した子供たちと真っ向からぶつかって、 その中で堂児の必殺技、C・C・A(クラッシュカウンターアタック)が 更なる進化を遂げて締めなのか。 堂児は全国大会決勝の場で、堂児の叔父が監督のチームと力の限り闘って、 さらに応援席にはこれまで闘ってきたチームが駆けつけてファイターズに力を与え、 堂児にとってはこれ以上ない最高の決勝舞台になりましたね。 とにかく来月の最終回を待ちましょう。 ▼名探偵コナン:原案/青山剛昌・まんが/太田勝・窪田一裕 バレンタインデーのチョコ、蘭はどうするの? まさか自分をチョコで固めて “私をあげる”なんてしないわよね あの〜、小学4年生でそーゆーギャグはどうかと思うのですが・・・ 早すぎでしょ? |
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2006年1月16日 月曜日 |
名たんていカゲマン 1巻 |
山根あおおに |
小学館 てんとう虫コミックスライブラリー 1600円 |
1975年(昭和50年)より、学年誌で連載されていた 名たんていカゲマンの復刻版。全3巻。 値段は1600円とバカ高いが、700ページ近くあってぶ厚く、 ボリュームはあります。 内容は、今となっては貴重なグルグル牛乳ビンメガネをかけた少年探偵・カゲマンと、 カゲマンの生きた影・シャドーマンが、 変装名人の大泥棒・怪人19面相をとっつかまえるために ありとあらゆる場所で大暴れしまくるドタバタ喜劇。 読み始めると、飛び込んでくるのはコマからキャラがはみ出さず、 コマの中でめいっぱいキャラが動きまくる、 いわゆる昔ながらのギャグマンガによくある作風。 なのでこりゃあ、懐古的な気分に浸りながら読んで終わりかな・・・ と思って読み続けると決してそうではない。 カゲマンやシャドーマン、怪人19面相など どれも何かしらの謎を秘めた愉快なキャラクター達が繰り広げる ドタバタ喜劇は今見ても楽しいし、 随所に見られる芸能ネタはその時代の背景を映し出していて このマンガのもう1つの特徴にもなっている。 昔のタレントさんのネタを出されると正直「???」な部分もあるのだが 分かるネタが出た時はとっても嬉しい。 描き下ろしマンガも掲載されており、 マンガの作風は連載当時のままとしておきながら 薄型テレビや六本木ヒルズを登場させ、 常に時代の最先端を行く(?)マンガに仕上がってます。 もし、連載終了後も年1ペースで連載されていたのなら 毎年その時代の背景が映し出されたカゲマンが見られたかもね。 そう思うと惜しいですよ、ええ。 |
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2006年1月14日 土曜日 |
小学三年生 2006年2月号 |
2005年12月28日発売 |
小学館 550円 |
別冊ふろくに掲載されているドラえもんの恐竜まんが特集に 8ミリやソ連の解説が書いてあった。 今の小学生って8ミリやソ連を知らないのかな。 ▼絶体絶命でんぢゃらすじーさん:曽山一寿 新連載。今年も小四で連載決定。 去年は1ヶ月早かったんですけども、 今年は2ヶ月も早くフライング連載してます。 だんだん小三にも侵食してきてるね。 ・・・で、初回は学年誌で初めてでんぢゃらすじーさんを読む読者のために、 じーさんが「世の中のいろんな危険から助かる方法を教える」ことを読者にアピール。 内容も、転がる大岩から助かる方法をじーさんと孫が体を張って教えるという 初心に返った内容でお送りしています。 そういえばでんぢゃらすじーさんってそんなマンガだったんだねー。 最近のコロコロとか見てる限りでは そんな目的など、もはやどうでもよくなってる気がしないでもないですが。 孫が岩で潰されるまでの2人のやりとりがおもしろかったです。 大岩が間近に迫っているというのに、四つんばいになったり、肩車したりで 2人でバカやってていい感じ。 このマンガらしいおもしろさが出ている良い回。 ▼甲虫王者ムシキング:今賀俊 パラに操られているヤーマを救い出せるのはオレしかいねえ! と言わんばかりにヤーマとのムシバトルを自ら買って出たクワガタのジョー。 正気のヤーマにバトルを躊躇していたタンゴも ジョーの気合いの一言でヤーマ相手にバトルすることを決意。 それでもヤーマにかかっているパラの呪いを解くことは決して容易ではないが、 カクタスの卑劣な作戦に怯むことなく、 思いっきりバトルできるようになったのはいい展開だ。 ▼星のカービィ:さくま良子 カービィはデデデ大王を雪だるまにして遊んでます。 なんとか雪だるまから脱出しようと必死なデデデ大王の努力も、 カービィのよけいなおせっかいのせいでデデデ大王は雪だるまのまま・・・ 笑えるけど、カービィのやってることってイタズラ好きの小悪魔みたいだよな。 ▼それゆけ!トンとり:杉木ヤスコ バレンタインが近づいているのに ハート形の箱に自分のマフラーと手袋を入れてもらうなよ、ねっぴょん。 まぎらわしいなあ。 ▼あさりちゃん:室山まゆみ あさりちゃんを励ます天使は見かけはゴージャスだけど、 「タタミのように顔も性格もねじまがっているやつにはあなたのよさがわからない」 なんてひねくれたことを言っているので、根本的には下品なんだな。 ▼ふわふわシナモン:まんが/つきりのゆみ・原案/せきちさと シナモンカフェの地下室が一面、星の花畑! しかも花の茎(根?)の部分が宝箱のカギになってるなんて 発想がユニークですな。 ☆ここから先は別冊付録。 SHO☆3コミックランドVol.11でありんす。 ▼ポケモン4コマ大百科:山下たかひろ むー、ルージュラのバレンタインチョコは、 ジュゴンのダジャレをも封じ込めますか。 言い換えればジュゴンのダジャレよりも ルージュラの愛の告白の方が威力があるということだな。 怖い怖い。 ▼アイアンフェザー:小山愛子 七色の戦士の死によってビンは満たされ、 ついに100万年ぶりに魔神王復活。 そしてワイズの正体は、フライのおじいちゃん・ウイング博士の持つフェザーだった。 魔神王に取り憑かれる前に、七色の戦士を集めるようにワイズにつかわせたのだ。 そっかー、ワイズの正体はアイテムが変化した物だったのか。 某RPGマンガのゴールデンメタルスライムに似ているな。 衝撃の事実だ。 しかしフライを除く七色の戦士は魔神王の前に倒れ、ワイズもいなくなってしまった。 必然的にフライは魔神王との一騎打ちを余儀なくされるが 果たして悪い心を切り裂くフライの剣で、魔神王を永遠の眠りにつかせることができるのか。 うーん、予想がつかない。気になってしょうがないのですよ。 ▼ダイナマイトストライカー空:川久保榮二 この子のバカは 母親の私が保証します!! おいおい、いくらなんでも自分の息子つかまえて そりゃないだろう空のママさんよ・・・ しかも空が足をケガしてるのに なおも試合に出させようとするアナタこそおバカさんじゃないか・・・ しかし翔馬のラフプレーはすさまじいな。 審判に見えないようにシーガルスの選手に頭突きをかましたり、 みぞおちにヒジ鉄食らわせたり・・・ 決勝戦という晴れ舞台で反則行為を披露しにやってきたのかと思えるほどの 悪辣ぶり。 翔馬がここまでヒネた性格になってしまったのは 両親が病気持ちの弟の翔矢ばかりかわいがって オレのことはちっともかまってくれない・・・ とかだったら笑うぞ。 ▼がんばれ!ドッジファイターズ:原作/村上としや・まんが/斉藤むねお 道央ファームズの北海道組と京都組の仲間割れを元通りにしたのは 幼い妹たちだった。 なんか同じ子供であるはずなのに、大人のいざこざを 子供が止める親子愛を見せつけられたような感じだ。 ▼トホホな犬:あいみてつろう タイヤをはめたトホホな犬に憧れて ガムテープの輪っかを首にはめたまめしばが登場。 ガムテープの輪っかは相当小さいので まめしばはまだ赤ちゃんなのかな。 成犬では首にはめられないでしょ。 ▼金色のガッシュベル!!:荒磯智之・原作/雷句誠 1.ウマゴンの角をつかって火をおこすギャグは笑った。 2.ティオはなんでバレンタインチョコの材料にブリやらキノコやらを使うんだよ(笑)。 ▼みらくる!ぱんぞう:つるおかけんじ 最終回まであと2回ってことで、 今回は「さよなら、ぱんぞう」の前編です。 ぱんぞうが宇宙の毒バチに刺されて 巨大な化け物に変身してしまったからさあ大変。 でも次回の後編できっと無事に戻るでしょう、多分。 副題は「こんにちは、ぱんぞう」ってことで。 ☆男子禁制 女の子だけのないしょのおへや 男子禁制にするなら鍵くらいかけとけ。 ▼リリカル☆ふぁんたじあ:池田多恵子 最終回。 結局、手品コンテストで優勝したのは魔法を使ったスバルでした。 でもスバルに手品のおもしろさが伝わっただけでも リリーちゃんと瑛人くんはコンテストに出た甲斐があったというものでしょう。 魔法を使わないで、不思議な現象を起こさせる手品は 魔法使いをもワクワクさせる力がある。 スバルにも手品の魅力が伝わったのが良かったです。 ま、魔法が存在しない人間界では魔法よりも手品のほうが 見る人を不思議な世界へ誘い、笑顔にさせるのに値する芸だってことですね。 スバルの魔法も観客は手品だと思ってすごいと言ってるわけだし。 魔法使いが魔法を使わずに手品をするってちょっと変な話だけど、 それだけに手品で人を喜ばすことの魅力は 最後によく表せていたと思う。 やっぱ魔法より手品だよなあ、人間界では・・・ ▼なないろ☆ミラクル:かなき詩織 ななこちゃんとまどかちゃんが 汐見くんにバレンタインチョコを渡そうと我先にと争うも 当の汐見くんは「腹減ったからチョコくれ」と バレンタインのことは特に意識せず。 ノーテンキだけど、こういうところが汐見くんのいいところなんだよな。 おかげで2人の争いが醜い方向へ発展しなかった。 ▼わんこ・みっくす:あべさより さとみちゃんと戸田センパイが バレンタインの日に両想いだということが分かって めでたしめでたし。 タスケからのバレンタインに大喜びする戸田センパイに ヤキモチ焼いてるさとみちゃんですが、 これもなかなか素直な気持ちになれない戸田センパイの 心の裏返しだと思って許してあげましょう。 |
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2006年1月9日 月曜日 |
小学二年生 2006年2月号 |
2005年12月28日発売 |
小学館 550円 |
▼超人だじゃれマン:じょうさゆり だじゃれマンの敵役・ドクターNが 流行らないさびれた動物園を、子守をするコウモリや、土ヒョウ入りをする豹など 親子で楽しめるダジャレ動物園に大変身させちゃいました! 宿題だって10頭いる天才なサイにまかせなサイってのよ。 いやはや、人間と動物が一緒に笑える動物園に生まれ変わりましたな。 敵ながらグッジョブ。 ▼甲虫王者ムシキング:今賀俊 おいおいおい、ニードルはまたヘンな甲虫連れてきてるなー。 ダンサーの次はプロレスラーかよ・・・ いや、それよりも外国甲虫の言葉遣いをなんとかしろ(笑)。 ▼ふわふわシナモン:原作/せきちさと・まんが/つきりのゆみ モカとシフォンが編み物に夢中。 トラや節分の鬼をイメージしたセーターや 虹のようにきれいな色の超ロングマフラーなど、 おもしろい編み物がたくさん登場。 センスはなかなか良さそうである。 ▼ねこねこファミリー:そにしけんじ あれ?猫山さん一家は新しいペットのフェレットを買ってきたんですか? そのフェレットは次号も登場するんですか? ・・・で、名前は、飼い犬のケン(犬)同様、 やっぱり“フェレット”にするんですか? ▼ポケモン4コマ大百科:やましたたかひろ 大音量のマイクを羽で拭いたりなんかしたら 雑音がとてもうるさくて鼓膜が破けそ・・・ 想像するだけでも空恐ろしい。 ▼おシャレ魔女 ラブandベリー:溝口涼子 ケガをしたベリーの代役はベリー本人の推薦でラブがすることに。 最初のリハーサルではラブは陽くんに「気持ちが入ってない」と 鋭く指摘されるものの、 次のリハーサルでは自分らしさ出して演技し、 陽くんやスタッフの皆さんにほめられましたとさ。 すごく真っ当な展開です。ハイ。 ▼星のカービィ:さくま良子 もうホントにデデデ大王が、かわいそ過ぎます。 カラスのケガなんぞよりもカービィの悪行をなんとかしてほしい。 カービィがケガをしたカラスに向かって火を吐き、ヤキトリにしようとするシーンには さすがに眉間にしわをよせてしまいましたよワタクシ。 ▼あさりちゃん:室山まゆみ あさりのアキバ系コスプレ美少女 勉強せん隊 バカレンジャー!! わははは!今、流行のアキバ系に、あさりちゃんも名乗りをあげましたか。 勉強せん(しない)隊バカレンジャーとは、勉強嫌いのあさりちゃんにはピッタリ! アキバ系コスプレ美少女とは、あさりちゃんにもそんな天職があったんだな〜。 あとは萌え要素をしっかり磨けばあさりちゃんの将来安泰。 萌え要素はぷりちー小鰭から学べばOK。 ▼わんこ・みっくす:あべさより スキー場で人間達がスキーやスノボで遊んでいる間に、 わんこ達は人を乗せて運んであげる犬ぞり屋さんを始めてお金稼ぎ。 ちゃっかりしてらー。 ▼学習体験コミック ドラえもんのなんでもチャレンジ: キャラクター原作/藤子・F・不二雄・まんが/三谷幸広 今回は日本でも頻繁に起きている地震がテーマ。 普段からの地震に対する心構えや、大地震がきた時の行動、身の守り方などを ドラえもんと一緒に学びましょう。 大地震がきた時は、物がよく飛んでくるから とにかく頭を守ることが大切です。 包丁とかガラス製品などが飛んできたら危ないですよね。 雑誌、なべ、ふとん、まな板、なんでも頭を守る道具にできます。 利用しましょう。 学校で、通学路で、ビルや地下、あるいは寝ている時など あらゆる時間、あらゆる場所で大地震が発生した時、 とにかく共通点は一番に自分の身を守ること。 ちょっとのケガが命取りになることもありますので 普段から物が飛ばないように家の中の整頓をすること、 防災グッズを用意しておくこと、非常口の確認など 地震がきた時の危険要因を最小限に食い止める準備をしておくことが大切ですね。 このマンガ1話だけでも地震がきた時の対処法が分かりやすく掲載されていて 役に立ちます。 |
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2006年1月6日 金曜日 |
小学一年生 2006年2月号 |
2005年12月27日発売 |
小学館 550円 |
今月号は犬年にちなんで、いろんな犬種の写真を交えながら、 犬に関する二者択一問題が8問出題。 胴長短足のダックスフンドの名前には実は 「アナグマ狩りのための犬」という意味があるんだって。 確かに地面の穴に潜ることが得意そうな体型してるね。 ▼オシャレ魔女 ラブandベリー:溝口涼子 憧れの彼にバレンタインの手作りチョコを渡したいけど、 他の女の子に比べたらとても地味なチョコなので渡すのが恥ずかしい・・・ そんな女の子の願いを叶えるべく、ラブ&ベリーは チョコが地味な分、女の子を派手な服装に変身させて明るい雰囲気を演出。 そして無事、手作りチョコを彼氏に渡すことができました! それにしても、派手な服装で彼氏の目線を引きつけて 手作りチョコを渡す作戦はナイスアイデアだったな。 まあ、派手を通り越してあの女の子かなり浮いた存在になっていたが 結果オーライだ。 ▼甲虫王者ムシキング 森の民の伝説:三鷹公一 部下の不甲斐なさに腹を立て、ついに黒幕アダー登場。 お約束の最強甲虫・ヘルクレスオオカブトを従えて、 果てさてポポとムシキング、一体どんな結末になるのやら。 次号最終回。 ▼ふわふわシナモン:げんさく/せきちさと・まんが/つきりのゆみ あ、雪の上のピクニックも すてきでしょ? いや、雪の上でシートなんか敷いたら寒いってば。 ▼ラブリープリンセス ふしぎ星の★ふたご姫:山辺麻由 闇の化身・ブウモが登場。 ブウモはふしぎ島を闇の世界に変えて 乗っ取ろうと企んでるからさあ大変。 人の心をも闇で支配することができるブウモは 宝石の国の王子様・ブライトの心を闇に染めてしまいました。 さあレインとファインはどう対抗しますか。 ・・・といっても、ブウモは闇の化身とはいえ見かけがマスコットみたいにかわいいし、 マヌケそうなので深刻な展開にはならないだろうけどね。 まして山辺マンガだし。 次号最終回。 ▼わんこ・みっくす:あべさより わんこたち専用のかまくらは壊れやすい雪のお城。 イタズラ好きのタスケたちにはうってつけのかまくらですねっ! 案の定、雪のお城を壊して楽しんじゃってます。 ▼たたかえ!キーボッツ:寿ミナト 闇のコアモンスターの残骸を集めて、醜く合体したギガスカルデーモン。 これを受けて光のコアモンスターも合体し、ジークパラディンで対抗する。 ジークパラディンは闇と違って見かけがかっこいい。 さあ、あとは闇のブ・キーを完成させてギガスカルデーモンを打ち倒すのみ。 苦しいが、あともう一息だ。 ▼星のカービィ:さくま良子 おみくじですか。 デデデ大王の場合はカービィが近くにいるだけで 大凶をつかまされているも同然なんですけど。 ▼ママだって1ねんせい:都あきこ 今回は雪で楽しく遊ぼうがテーマです。 子供にとっては雪は冬ならではの楽しいイベントなのかもしれませんが 大人はそうじゃないでしょう。 ・・・というか私は雪が大嫌いです。 日本に雪はいらない! 北海道にすら雪はいらないと常日頃から思っているくらい雪が嫌いです。 雪は全てを覆い尽くし物を破壊し、時には人命を奪いさる死神のようなヤツです。 そんな危険な雪で遊んでしまうお子様方のパワーはものすごいですね。 もっとも、雪が降ったら仕事を休ませてくれるなら 子供と雪遊びで戯れてもいいけど・・・っていうか 普通雪が降ったら仕事も学業もお休みにすべきだよな。 無理に電車や自動車を走らせる必要ナッシング! |
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2006年1月6日 金曜日 |
ロックマンエグゼ 8巻 |
鷹岬諒 |
小学館 てんとう虫コミックス 409円 |
ロックマンにそっくりな闇のナビ・ロックマンDS(ダークソール)の |
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2006年1月5日 木曜日 |
激闘!エグゼ兄弟ロックメ〜ン 1巻 |
川野匠 |
小学館 てんとう虫コミックス 409円 |
迷犬?ゴン太でゴー!!を読んで以来、川野匠氏のマンガが気に入ってしまい、 以降、川野匠氏の読み切り作品を読む度に 「この人の描くマンガはおもしろいな」と思ってたので ロックメ〜ンの連載化が決まった時は 別コロで毎号読めるようになるのが嬉しかった。 そしてめでたく単行本化。 主人公は、ゲームボーイアドバンスソフトの ロックマンエグゼシリーズに燃える双子の兄弟。 食いしん坊ですぐに熱くなる兄の六田熱太(ろくだねった・小4)くんと、 クールでお金に過敏に反応する弟の六田冷二(ろくだれいじ・小4)くんが、 おバカなギャグを交えながら兄弟で争ったり、 時には2人協力してひとクセもふたクセもある強敵を倒したりと 愉快なロックバトルを繰り広げます。 いいですね。おもしろいです。 六田兄弟のボケ・ツッコミはたまにテンポが悪くなったりするものの 万人向けで分かりやすいし、敵キャラも個性があっておもしろいし、 六田兄弟や彼女役の八沖モモエちゃんなどのメインキャラも愛らしく、 誰でも楽しく読める作品になってます。 ロールちゃんやフォルテなどのロックマンキャラもギャグに使っているのが 違和感あってそれがまた妙なおもしろさを誘ってます。 ほんのちょっとだけチンコネタがあるのはご愛敬。 バトルはあまり過激ではなく、どっちかといえばローテンション。 でもそれだけに、ロックマンを知らない人でも 純粋にギャグマンガが好きな人でも誰にでもオススメできる 全年齢対応の健全なゲーム少年マンガと言えます。NICE! |
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2006年1月5日 木曜日 |
別冊コロコロコミックSpecial 2006年2月号 |
2005年12月28日発売 |
小学館 440円 |
▼デュエルマスターズFE:松本しげのぶ 世界に7人いると言われるデュエルマスター。 勝ちゃんだけでなく、不亞幽もまたデュエルマスターを捜すべく 世界を旅しているのだった。 そんな訳で、不亞幽とバケツマンは、 南米はジャングルの奥地に潜入、 そこでぺぺという青年に出会い、 彼の住む村に温かく迎え入れられるのだが、 なにゆえ不亞幽はそんな野生児みたいな こっぱずかしい恰好をしなきゃいけないのだ・・・? ぺぺの村の子供達でさえそんな恰好はしてないのに。 つくづく周りの状況に感化されやすい女の子なのね幽ちゃんって。 次はどこでどんな恰好して登場するのかとても楽しみ。 ▼絶体絶命でんぢゃらすじーさん:曽山一寿 うわ、出たな。影の暗殺者・ちゃむらいが。 自らは手を下さず人を死に陥れる根暗なヤツ。 こいつが現れると必ずじーさんがひどい目に遭うよなー。 じーさんにとっての疫病神的な存在と言えよう。 じーさんの「あ・・・だんだん意識がなくなってきたっぽいわよ。」には爆笑。 実際、気が狂う寸前の状態なんてあんなもんだよな。 ▼ケシカスくん:村瀬範行 最低な犬が登場してるな・・・ でも最後には女子にボコ殴りにされたようなのでなにより。 ▼古代王者恐竜キング:酒井ようへい 新連載。SEGAのカードゲーム・恐竜キングをマンガ化。 恐竜キングは同じSEGAが出しているムシキングの恐竜版。 マンガは前に週刊少年サンデーで「東遊記」を描いていたヒト。 恐竜好きのリュウタくんは、ある日恐竜の化石を発掘中に謎の石版を発見。 その後、崖から落っこちてしまい、そのまま恐竜がいる時代へワープ。 そこで草食恐竜・トリケラトプスとお友だちになったリュウタくんは 恐竜を集めて世界征服を狙うDr.ソーノイダによって 恐竜たちが悪用されていることと、 自分が石版に導かれし勇者だということを知る。 こうしてリュウタくんはDr.ソーノイダに操られている恐竜たちと バトルすることになるのでありました。 えー、ありきたりなストーリー展開ですな。 しかしながらその分誰でも抵抗無く読めるはずなので 今後、どんな珍しい恐竜が出てくるのか それに期待しましょう。 ▼甲虫王者ムシキング:おおせよしお ムナコブクワガタのチャン・Gがこしらえた地獄の修行場で、 オオクワガタのダイと競争するカブト丸がおもしろかったです。 まるでどっかの番組のサスケみたいだ。 ▼激闘!エグゼ兄弟 ロックメ〜ン:川野匠 うーん、おデブになった六田兄弟を一目見てみたい・・・ ▼ポケモン不思議のダンジョン ギンジの救助隊:溝渕誠 人間に戻るべく、ギンジくんはミズゴロウと共に救助隊として 旅立つ決心をしたわけですが、 とりあえず誰にでも炎吐きまくるってのは やめたほうがいいんじゃないのか・・・? 大事なこと教えてもらえなくなるぞ。 ▼D・Mファイター焔(ほのお):足立たかふみ 死して感じる仲間の想い。 偶然にも戦死したレッドの形見のバイクが 焔のこれからの旅に役立つなんて泣かせる演出だな。 ▼ドラベース アシスタント特別編:まんが/むぎわらしんたろう・原案協力/藤子プロ わーい フニャコ・F・フニャオ先生 やっちゃったー!! ワッハッハ!20世紀を代表する伝説の漫画家が 原稿をインクまみれにする嫌がらせをかますとは・・・!! 夢が悪夢に切り替わる瞬間だな(笑)。 今回は、ドラーズのメンバーがなぜか漫画家のお手伝いをして 期待通りの失敗をやらかすお話だったんですが、 ポコえもんが一番 尊敬すべきF先生をギャグに使い、作者の遊び心が窺える回。 ▼サルゲッチュ ウキウキ大作戦!:後藤英貴 氷のメダルかあ。 随分儚いメダルですね。 ちょうどメダルの位置に股間があって 溶けた部分がまるでおもらししたみたいだ。 ▼豪快野球坊 ベスボル:毛内浩靖 今回、ベスボルと戦ったドッペルくんは、なーんかアブナイ性格ですな。 ベスボルの体のことを知り尽くしているし、美少女フィギュア買ってるし。 しかも冒頭の回想シーンから察するに、こりゃ絶対 ベスボルの入浴シーンとかも覗いてるなきっと。 ▼ポケットモンスター:穴久保幸作 研究所の部屋の家具一式&新車が一瞬にして粗大ゴミに。 こんなことオーキド博士は夢にも思ってなかったろ。 いや〜、大掃除なんて他人にさせるものじゃありませんな。ホントに。 悲惨な話だ。 ▼トイレの神様:黒葉潤一 けんたの勇気ある行動のおかげで 賽銭泥棒を逮捕できてめでたしめでたしの回じゃないか。 最後のページさえ見なければ良いエンディングだ。 そうだ。最後のページは見なかったことにしよう。そうしよう。 ▼オッス!ムシキングッス!!:小西紀行 かぶ太は久々に害虫ぶりを発揮してますね。 食い物をたらふく食って浅ましく肥え太って しまいにはナツキの家を破壊。 しかもちゃっかりナツキママに怒られる難を逃れてるし、 こんな図々しいヤツは一度蚊取り線香でもたいたほうがいいんとちがう? ▼金色のガッシュベル!!:原作/雷句誠・まんが/矢高鈴央 珍しくガッシュがナオミと張り合ってるんで ガッシュを応援しつつ読んだのですが、 いつものオチに愕然。 たまにはガッシュに勝たせてやろうよ。 ▼一発逆転!パワプロくん:山下たかひろ そりゃあ、助けたカメに連れられて、着いたところが メイド喫茶だったらイヤだなあ(苦笑)。 ▼史上最強天狗冒険物語 天までとどけ!:谷口あさみ 相手の姿形だけでなく、能力や考えていることまでコピーできる ?(ハテナ)選手の攻撃に苦戦するテン。 途中、ダンディに励まされて、 「やさしい心まではコピーできない!!」とか言って 逆転劇を見せてくれてたらカッコよかったんですが、 まあ何も考えてない方がテンらしいし、 それがテンのやさしさにも直結するのかもね。 ▼星のカービィデデデでプププなものがたり:ひかわ博一 “今牛もよろしく”か。 ありそうで・・・・・・やっぱりこんな間違いはないだろ。 ▼オニヒメ:勝見直人 読みきり。 主人公の男の子がバケモノのような女子につきまとわれるタイプのギャグマンガ。 ある日、ヒデヨシくん(小5)は遅刻しないように急いで登校している途中で ケガをして泣いている女の子を発見。 やさしいヒデヨシくんは女の子にハンカチを渡して立ち去ろうとするが、 これが不幸の始まり。 女の子は馬にまたがってヒデヨシくんを追いかけると、 自分は「オニヒメ」だと名乗り、ヒデヨシくんを運命の人に選んでしまった。 オニヒメは、おたふくのバケモノのような女の子で、 以降、ヒデヨシくんの行く先々に現れてはバケモノじみた行動をとって ヒデヨシくんを困らせるのでありました。 オニヒメは、ヒデヨシくんとあやちゃんの恋だけでなく、 男同士の遊びすら邪魔するので、見ていてヒデヨシくんがとっても哀れですね。 しかもヒデヨシくんに「オレはおまえといるより、みんなといるほうが楽しいんだよ!!!」と はっきり言われても、オニヒメはなおもヒデヨシくんにつきまとう図々しさ。 いやはや、ホントに歴史上のタチの悪い妖怪が現代にタイムスリップして ヒデヨシくんに呪いをかけているとしか思えんですな。 オニヒメに生気を吸いつくされる前になんとかせんとねえ(笑)。 P.S. ONIHIME写真集は笑えた。 ▼アニキの男気相談室:野島慎一郎 こちらも読みきり。 すごいリーゼント野郎のアニキと、シルクハットに蝶ネクタイの鳥・ペンちゃんが みんなの相談に男らしくビシッと解答してくれる。 ま、男らしいと言うよりは「行き当たりばったり」とか「単なる思いつき」が よく似合う解答ばかりっすね。 それをアニキの意味のないどアップで男らしく見せかけてるだけ。 まさかこれで男気を感じることはないだろうけど、 アニキなりの人生感の一部分が垣間見えたような気がいたします。 とりあえず殺虫剤でカブトムシをぶっ殺すシーンは笑っとけ。 ▼電人デンジロー:やのごん 読みきり。 突如、タマオくん(小4)の家にやってきた自称・正義のロボット・電人デンジローが 町の平和を守るためパトロールに出かけるも、 彼のやることなすことすべてが迷惑かけてばかりの ありがた迷惑なご近所ヒーローギャグです。 デンジローの悪行の数々は町の平和を守るどころか、 確実に町の平和を乱していると思います。 デンジロー1人いれば町を壊滅することも難しいことではないでしょう。 早い話が失敗作ですこのダメロボット。 でも、デンジローは食べた物が消化されずにそのまま再び食べることができる ある意味完璧なリサイクルロボットなのに そういう良い面が活かされないままただの悪行だけで終わってしまうのは 実にもったいないです。 食ったラーメン、ただポイ捨てしてるだけだし。(あ〜もったいねー!!) 本当はちゃんと世のために貢献できるロボットである可能性も秘めているだけに 1つくらいデンジローの良い活躍も見てみたかった。 ▼ロックマンゼロ:舵真秀斗 最終回。最後はホワイトクリスマスで悪者を倒して締め。 いつの間にか地味なマンガになってしまったな。 いや、それはそれでほのぼのとしていいんだけど。 |
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2006年1月1日 日曜日 |