じゃりまん小学校
じゃりまん読書感想文
2005年8月分

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今月読んだマンガリスト:10冊
NICE! は特に良かったと思う作品
小学一年生2005年9月号 小学二年生2005年9月号 小学三年生2005年9月号
小学四年生2005年9月号 小学五年生2005年9月号 小学六年生2005年9月号
プレコミックブンブン2005年9月号 月刊コロコロコミック2005年9月号 コミックボンボン2005年9月号
B−伝説!バトルビーダマン5巻 総評



2005年8月度
総評
じゃりまんの部
今月はコロコロよりボンボンのほうがおもしろかった。
きっと、小学生恋愛シミュレーションマンガ「Doするパラダイス」を始めとする
読み切りマンガ勢が思っていたよりおもしろかったからだな。
やわ忍も見事にハマったし満足度大だ。>ボンボン

ブンブンのGAG−1グランプリはやっぱ「少年ダンディ」が勝ち上がるんかなあ・・・
いや、ギャグはおもしろいんだけどいかんせん内容と画が児童向けじゃない。
青年誌の最後のページに載る4コマの雰囲気プンプンなんですもの。
まるで場違いだわ。

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2005年8月31日 水曜日


B−伝説!バトルビーダマン 5巻
犬木栄治
小学館 てんとう虫コミックス 409円
ヤマト一行は謎の少年・カインに言われるがままについてきて
辿り着いたのはビーダマンのテーマパーク・ピーダワールド。
そこでビーダワールド四天王と激しいバトルをするも、
のちに友情が芽生える。
でもカインは明らかに不敵な笑み。
なんでだろう・・・?

・・・と思っていたらとうとうカインが牙を剥きだし、
ヤマトのコバルトブレードを破壊。
なぜヤマトを目の敵にするのか?

それはビーダワールドを計画していた父のために一生懸命勉強したのに
その父が亡くなってしまい目標を見失い、
信頼して者に裏切られる屈辱感をビーダーにも味わわせるためだったのだ。

―――ってなんじゃそりゃあ?
これは逆恨み以前に、ただの金持ちのお坊ちゃんのタチの悪いワガママじゃないのかね?
そのためにわざわざ自らウイナーズで優勝したヤマト一行を出迎えにいくなんて
ご苦労なこったなあ。

でも度がすぎるガキのおイタにはキツいお仕置きをしなければいかん。
ヤマトよ、炎呪が持ってきた新生コバルトセイバーでカインの目を覚まさせてやれ。

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2005年8月30日 火曜日


コミックボンボン 2005年9月号
2005年8月11日発売
講談社 480円
▼とびだせ!!ターパン:やまにのぼる
ついにターパンが単行本になるのか〜。
Xデーは10月6日。
なんだかんだで多分買います。>オレ

さて、動物たちと仲良く(?)暮らすターパンに肉食なんてありえるのか?

ターパンがハイエナから腐った肉をわけてもらい、
エミリに食べさせようとしているシーンがあったので
もしかしたらターパンが動物を殴打して
肉をゲットするのもアリかと期待したのですが
魚肉って手があったか。ちぇっ。

意外と動物愛護したマンガだ。

▼Do(どー)するパラダイス:玉越博幸
今月号は読み切りマンガが7つ掲載されてまして
このマンガはその第1弾です。

なんとボンボンという読者の大半がホビー好きな男の子であろう児童誌に
小学生恋愛シミュレーションコミックという
およそ男児向け児童誌では考えられないジャンルのマンガを持ってきた。
こんな試みはコロコロではまずありえない。
ボンボンだからこそできることだ。

さて、物語はTVゲームが趣味の河北壮平(かわきたそうへい・小5)くんが
クラスの席替えで前々から気になっていたかわいい女の子・冨田トモちゃんが
思いがけずに隣の席になって一気にトモちゃんと接近できるチャンスが訪れた!

以降、壮平くんがトモちゃんのハートをゲットするためどうしたらいいか?
・・・といった感じの男の子視点のラブアタックシミュレーションコミックです。

男児向け児童誌にお子様恋愛マンガ・・・
これってどうなの?と、
ちょっと不安感を抱きながら読んでみましたが
思っていたよりかなりおもしろくひと安心といったところ。
あまり本格的なラブストーリーではない
男女仲良しこよし程度のストーリー展開が微笑ましく
逆にクスッ笑えて好感が持てる。

途中、選択肢を設けて
それぞれの行動をとったときの壮平くんの運命を描いた趣向もおもしろく、
正しい選択だったとしても必ずしもそれが自分に当てはめた場合にも正しいとは限らず、
あくまで壮平くんの場合のシチュエーションを描いたのがGOODな点。

あまり萌え萌えでない画も功を奏し、
キャラ狙いでないシチュエーションストーリーで勝負に出たおかげで
少しだけゲーム感覚も味わえて、
タイトルの名に恥じない満足度の高いハートフルなラブコメディに仕上がった。
おもしろかったです。

・・・が、やっぱりボンボンという雑誌ではこのマンガは
とっても浮いてるんだよね・・・
あ、いや、おもしろければなんだっていいんだけど。

▼ステルス・フィッシャーオルカ:出月こーじ
読み切り第2弾は、影から日本の水場を守るために結成された集団・
「ステルス・フィッシャー」の一員である少年オルカが
人間の遺伝子操作で巨大化したブラックバスを相手に
身につけている多数の最新機器を駆使して激しいフィッシュバトルを繰り広げる
アクション釣りマンガ。

うん、素直におもしろかったです。
ただの釣りマンガではなく、オルカが数々の秘密道具を使って
バケモノと化した大魚を釣り上げるというストーリーに
影から日本の水場を守るというヒーロー的な要素が盛り込まれてて
健康的なお子様マンガとして楽しめて良いです。

毎回違ったバケモノ魚や凶暴な爬虫類を出していけば連載化もアリ。
そんな可能性を秘めたマンガ。

▼マジシャン探偵A:石垣ゆうき
さーて、第4の部屋は蟹座・・・え?乙女座?
ああ、やっぱ省きやがったな。まあいいや。

さあ、今度は死と直面することで
生きることを実感している血も凍り付くくらいクールな娘「ヴィルジニー・サファイア」を相手に
純一郎がインディアンポーカーで命を賭けたデスマッチに挑む。

負けてチップを失えば「アイアン・メイデン」という針の付いた拷問器具が
次第に閉じていき、この世のモノとも思えないほどの地獄を味わいながら死んでいくことに。

お金ではない己の命を賭けたギャンブルはもはや狂気の沙汰。
負けると分かっていても下りずにどんどんチップを上乗せして勝負をしていくサファイアに
快勝しつつも徐々に押し寄せる不安を心の奥底で感じる純一郎。
さてさて、どんな結末が待っているか。
一流マジシャンとして小娘相手に心理戦で負けるわけにはいかないよな〜。

▼愛とグルメの栄養戦士 LaLaLaクッキンガー:松下幸志
うーん、美しい兄弟愛だなあ。
でもいつものクッキンガーの料理はどうしたの・・・???

▼IDATEN翔:藤原としひろ
翔は愛機フレイムカイザーで友達と一緒に
幼稚園時代から走り慣れている山の中をツーリング。
のどかでいいね。

快走しているうちに思わず山を駆けるオオカミになりきる翔ですが、
その顔の表情はひょうきんでまだまだ野性味が足りない。
やはり手強いコース、手強い敵が現れないと
本当の牙をむいたオオカミとなり得ないのか?

そして翔はひょんなことからアメリカからの招待状を受け
韋駄天バトル世界GPに出場するためにアメリカへ。
そのグランプリで翔とフレイムカイザーの本当の力を存分に見せられるな。

でも韋駄天MTBのすごさよりもクセのあるライバルが見物となるんじゃないですかね?

▼ドクターマリオくん:あおきけい&みかまる

兄さんボクもう食べ頃だよ

ニセマリオの攻撃を受けて頭がアフロ果樹園になってしまっても
それを逆手に自分は食べ頃だとアピールするルイージですが
フルーツは賞味期限が短いんだってさ。
残念!ルイージ!!

▼へろへろくんめっちゃワールド:かみやたかひろ
今回のへろへろくんはすさまじい鼻水芸を披露。
へろへろジジとの鼻水キャッチボールが見応えたっぷり。
あそこまでやられるともう誰が誰の鼻水じゃなくて
2人の鼻水がミックスされてるから関係ないよね。

へろへろくんとへろへろジジにとっては汚くない鼻水なんだと思う。
多分。

▼ウルトラ忍法帖 輝(フラッシュ):御童カズヒコ

朝したクソ
略してあさクソ!!


あまりにくだらないダジャレに脱力しながら失笑。
ウンコに紙が添えてあるのはポイント高いぞ。

▼やわらか忍法SOS:帯ひろ志
今月は大当たりの回。実にすばらしい。
チン毛睾丸に続いて、今度は男から見た女の胸の在るべきカタチをテーマとし、
またしても男児にしか分からない性絡みのギャグを惜しげもなく提供してくれます。

“やわ忍”に憧れて、くノ一審査を受けに来たのはアヤメの妹・花梨(かりん)。
やわ忍になるためには女の武器である胸が大きくなければならず、
花梨ちゃんの胸はたわわに実っており、十分にその基準に達していたのだが
実はアンパンを入れて胸を大きく見せてるだけだったのだ。

そこで、快太が全国の男子になりかわって、
くノ一忍者の小さな胸を大きく見せるお手伝いをするという
男にとって禁断の行為を存分にやってのける。

花梨ちゃんが胸パット代わりに使っていたアンパンを食べたり、
胸を大きくするために掃除機を使って吸引させようとしたり、
挙げ句の果てにはすっぱだかになって花梨ちゃんの体に逆さまになって抱きつき、
己のシリをほうまんなおっぱいに見せかけたりと
その快太の大胆不敵な行為の数々は、
表沙汰に出来ない男子視点で捉えた女子の体の魅力的な部分である胸部を
これでもかってくらいにいじりまくっていて
現実世界ではプライベートな部分とされ我慢を強いられる男児の欲求不満を
これらの痛快なギャグで見事に解消している。

遊び半分で花梨ちゃんの豊胸大作戦を実行する快太。
これにいつものお下品ギャグも加わって
このマンガならではのおもしろさもバッチリ味わえ、
女子禁制に等しい男子だけが楽しめるストレス解消のギャグマンガとして
ワクワクしながら最後まで気持ちよく読め、おかげで読後感も心地よかった。

特に「エロい」と感じることなく、むしろ下品な部分を前面に出し
女性の体を使ってめいっぱい遊ぶ今回のお話は、
下ネタ好きの男児の遊び心に見事にジャストフィット!
女子禁制とまではいかなくても、男子を楽しませることを優先させたこのマンガに
敬意を払い、素直に拍手をおくりたい。

この作品に比べたら成人向けエロマンガなんてクズ同然ではないのか?
そんな気さえ起こさせる作品。本当にすばらしいです!NICE!

▼ゲゲゲの鬼太郎R 妖怪千物語:原作/水木しげる・作画/ほしの竜一
なんと鬼太郎が牛鬼に体を乗っ取られ、牛のバケモノに変身!
牛鬼は取り憑いた人間を殺さないと退治できない上に
退治した者の体を新たな宿主として永遠に生き物の体を渡り歩くやっかいな妖怪。

牛鬼に変身した鬼太郎は理性までも失ってしまったのでしょうか?
牛鬼だけに有効な武器かなんかがあればいいんだけどな。
そんな都合のいい武器があんのか?

▼スパイダーマンJ:山中あきら
今回の超常怪人・スカラベーダの超常能力がおもしれーなー。
フンコロガシの“糞を丸める”習性をそのまま活かし、
あらゆる地球上の物体を丸め込み大きな球体を作り上げる
超常怪人らしい能力にレベルアップ。
さらにその球体は重力球と名付けられ、あらゆる物体を吸い寄せてしまう。
まるで重力球が一つの惑星であるかのように。

フンコロガシの下品なイメージを払拭し、むしろかっこいいとまで思わせる
キャラクター造形に脱帽だ。

▼怪盗スライクーパー:今木商事
最終回。
あんまりパッとしないマンガだったな。
今度は、怪人ドクヒゲのダンちゃんのような
元気っ子を活躍させよう!

★別冊付録
ターパンや読み切りマンガが数本載っている別冊付録。
表紙にはターパンとモンチーの堂々としたフルチン姿が。
これをボンボンの表紙にババーンと載せて欲しかったんですが
もしそうなったらボンボンを買おうと伸ばしたその手が思わず止まっちゃいそうなので
載せなくて正解か(笑)。

▼とびだせ!!ターパン:やまにのぼる
2本立て。そのうち1本は4ページのショートギャグで
線だけしか描かれていないターパン達が
タコのスミを使って自分たちの体に色を塗る遊びをしてしまう。
非常識だけどターパンらしいですね。

▼おジャ魔神山田くん!!:ダイナミック太郎

読み切り第3弾。
作者は前にメカ沢くんを描いていたヒト。

ある日、とても運気がない真鍋楽喜(まなべラッキー・9)くんは
道端に捨てられていたランプを発見、こすってみたらあら不思議、
中からランプの精、魔神山田が現れた。
ナリはすごみがある魔神そのものだが、
風が吹いた程度で体が吹き飛んでしまったり
やることなすこと全くの役立たず。
以降、ありがた迷惑な魔神とラッキーくんのしょーもないやりとりが続く。

ショートギャグが3本掲載されており、ノリはメカ沢くんそのまんま。
3本目のRPGがギャルゲーに変わってしまうオチはおもしろかったけど、
他のマンガのパクリネタが目立ちすぎだな。
ドラえもん然り、鋼の錬金術師然り、
なによりこのマンガのタイトル然り。

▼うそっぷ童話:小田太郎
読み切り第4弾。作者はボンボン最年少で新人デビューとのこと。

いわゆるいろんな童話や昔話をネタにしたショートギャグマンガ。
金のオノと銀のオノ、織姫と彦星、ピノキオ、一寸法師と
次々にテンポ良く繰り出されるショートギャグがおもしろくて小気味よい。

その後童話ギャグに飽きてオリジナルに挑戦するもこちらはイマイチ。
童話ギャグだけに徹して欲しかった。

※ひっくり返してショートホラーギャグマンガ3連発

▼トイレの花子さん:かとうひろし
読み切り第5弾はあまりに有名な花子さんをテーマにした怪談話
―――じゃなくてギャグマンガでした。

ギャグマンガでいいんだよな?
“ハナ子さん”じゃなくて“八十子さん”だったなんて
笑い話にしかならないぞ。

▼オドオドおどろくん:石垣ゆうき
読み切り第6弾。
マジシャン探偵Aの石垣ゆうき氏が贈るホラーギャグ。
食べるのがとってもおそいおどろくんのお話。

おどろくんは学校の給食を翌日の深夜に食べ終えるほど食べるのが遅いのですが、
それよりもあまりに食べるのが遅すぎて
日が経ってしまい腐ってしまった物まで食べてしまう
不気味な印象の方が強かったな。
まあホラーギャグマンガだから方向性としては間違いではないけどね。

▼心霊写真:ぴろりん

読み切り第7弾は完全なホラーマンガ。
写真に載っている霊が少年に襲いかかってハイおしまい♪

ただそれだけ。
ヒネリもなにもなくスパッと終わらせている。
その潔さ自体がギャグなのか???


読み切り7作品はどれも思ったよりおもしろかった。
フィッシャーオルカはそのまま連載化してもいいんじゃない?

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2005年8月23日 火曜日


月刊コロコロコミック 2005年9月号
2005年8月11日発売
小学館 480円
▼絶体絶命でんぢゃらすじーさん:曽山一寿
よーするに今月号の付録についている
じーさん100ページマンガの予告編。
果たして、じーさんが言うように孫は8回以上死ぬのか?
キミも要チェック!

▼ケシカスくん:村瀬範行
文房具がテーマでしかも子供が読むマンガに
ワサビが登場すること自体場違い。
だけど子供達の“じゃあサビ抜きで!!”のオチが素晴らしかったなー。
いかにワサビが子供に不要な存在かよく表れたひとコマだ。

▼コロッケ!:樫本学ヴ
黒幕がDr.フォアグラーであること読者にはとっくに分かっていること。
分からないのはDr.フォアグラーをどう改心させるか?
やっぱ最終的にはDr.フォアグラーとの直接対決は
避けられないんでしょうかねえ。

▼太陽少年ジャンゴ:原案/小島秀夫・まんが/ひじおか誠
新章スタート。
今度のジャンゴは太陽少年・・・じゃなくてヴァンパイアハンター!?
一応弱者を助けてるんで正義感は持ち合わせているみたいだけど
賞金稼ぎに成り下がっちゃってるのはどうもなあ・・・

しかしストーリーのほうは、今までと違って
ジャンゴがバイクかっ飛ばして元気いっぱいなので
太陽少年らしくて明るくいい感じにスタートしてますね。

ジャンゴが未だ地球にはびこっている吸血鬼・ニーズホッグを
退治しに行く際に出会った吸血鬼ハンターのトリニティは、
手柄を横取りするためにジャンゴについていってるけど、
こういうヤツは得てしてなんだかんだでジャンゴの強さに圧倒されて
そのまま仲間になってしまいそうな気がします。伯爵みたいに。

とにかくニーズホッグとならず者のハンターを相手にジャンゴがどうでますか。期待。

▼デュエルマスターズFE:松本しげのぶ
リッチ(R)&シズカ(S)コンビが修行中の勝ちゃん&凶死郎の前に参上。

勝ちゃんと凶死郎が大苦戦している修行ロボを軽く蹴散らして
不亞家の決闘者達の尋常ではない実力を見せつける。
しかも修行ロボを護衛ロボと勘違いしてるし、
勝ちゃん達もまだまともに修行してないうちから
もう不亞家のレベルの高い決闘者とデュエルをすることに。

どうなんだろうなあ。
あの完膚無きまでの実力を見せつけられたら
勝ちゃんや凶死郎にまったく勝ち目はないと思うんだけど
どうやって勝ちに行くのかも見てみたいしな〜。
どう転んでもおかしくない状況だけに先が読めません。
一体どうなるんでしょ。

▼ミラクルボール:ながとしやすなり

栗男、自ら立ち上がり、
江夏の打ち上げたフライをキャッチ!!

ええええーーーっ!!!

こ・・・これはどうなのよ?
これを奇跡と呼ぶのはどうなのよ?
栗男くんは江夏に破壊されて完全に動けなくなっていたはず。
仮に壊れていなかったとしても稲尾くんが操作していたから
栗男くんが自分の意思で立ち上がることなどありえない。
なのに・・・なのに・・・栗男くんが立ち上がってボールを取っちゃいましたよ!
努力でも根性でも勇気でもないこの非科学的で摩訶不思議な現象、
もう、まさにミラクル以外に説明がつかないっ!
なにがなんだか分からないけど、すごいぞ、栗男!!

・・・でもこれが栗男くんの最期の前兆だとしたらそれはイヤだな。
そしてその穴埋めとして・・・
あ、いや、余計なこと考えるのはよそう。
外れたらバカみたいだし。

▼金色のガッシュベル!!:原作/雷句誠・まんが/矢高鈴央
メカバルカンが原始人のように木をこすって
火をおこすシーンがおもしろし。

▼ロックマンエグゼ:鷹岬諒
ネビュラグレイを倒すのにザコはいらない、
ロックマンとフォルテがいればそれでいいのか。
それではあまりに他のネットナビが哀れなので
せめてネビュラグレイの足止め程度に役立ってくれれば。

▼B−伝説! バトルビーダマン:犬木英治
ヤマトの友情パワーでビアスに勝利するのは予想の範疇だったが
ビアスに肩入れするヤツらが現れるとは思っても見なかったな。
・・・といってもコイツら顔がかわいいからあっという間に
ヤマトのビー魂に感化されやすそうですが。

▼マスカレード(予告編):板垣雅也
次月号より始まる板垣雅也氏が描くマンガの予告編。
タイトルに「仮面舞踏会」と名が付いたマンガ。
どうやら獣人が主人公のアニマル格闘マンガみたいですが・・・

今までの板垣雅也センセの読み切りマンガを鑑みるに
この手のマンガはなかなか合っていそうでおもしろそうだ。
時折しょーもないギャグを交えた冒険格闘マンガになりそうな気がする。

▼ドラベース:まんが/むぎわらしんたろう・原案協力/藤子プロ
ドラーズ一軍はまだ本調子ではないようだが
銅鑼之助監督の敬遠のサインを振り切って
シロえもんと堂々勝負したヒロシは立派だ。

シロえもんを三振に切って落とした後は勝利の扉へ。
ヒロシはその扉にイチバンに入る資格がある。

▼サルゲッチュ ウキウキ大作戦!:後藤英貴
ははは。おサルの電器店で売っている電化製品は
おもしろい商品ばかりじゃないの。
自動でハミガキ粉をつけてくれる電動歯ブラシや
原始的な最新洗濯機は便利だと思いますけどね。

マッサージチェアは・・・
本人が満足ならいいのかな・・・(汗)

▼甲虫王者ムシキング:おおせよしお
なんと天樹は暗黒甲虫を生産する工場でした〜・・・って
なんか程度の低いオッサンの吹いたホラにまんまと騙されるなんて
ムシマスター達があまりに情けないなあ。

まさかこんな男倒して、ムシキングの称号を得るなんて結末じゃあるまい。
本当のムシキング伝説があってもいいと思うんだが。

▼モリモリッ!ばんちょー!!キヨハラくん:河合じゅんじ
小さい子供達に野球を親しんでもらいたかったら
素直に野球をすればエエじゃないですか。

ほら、子供があんなのが野球だと信じ込んでしまった。
あーあ。

▼かっとびレーサー!ダンガン狼:こしたてつひろ
シンジローのジェットバルカンが風を味方にしたマシンだというのは分かったのですが
ケルベロスカイザーに傷つけられたバルカンのボディが
なぜピカピカになったのか分かんないな〜。

いくら風が友達だからってレース中に傷ついたボディが自動で回復するのは
かなりムリがあるんじゃないかと。

▼爆封スラッシュ!キズナ:青木たかお
えー、やりきれない最終回です。
まー、なんといいましょうか、題材が悪かったんじゃないスか?

☆別冊その1

▼デュエルマスターズFE特別編:松本しげのぶ
今明かされる、黒城凶死郎が死神と化した理由。


4年前、黒城凶死郎

職業ドロボウ!!


うわ最低。自称美しい死神の4年前が単なるドロボウっていうか
コソドロだったなんて。
あまりの明快っぷりに思わず失笑。

雨の中盗んだリンゴを抱え、逃走の末辿り着いたのが死神城!
ここに入り込んでしまったのが凶死郎の運の尽きだった。

死神城の主・長(オサ)!
コイツが凶死郎を狂人的決闘者に変貌させた張本人。
他人に好かれることを夢見て城を、カードを、そして決闘者全てをザキラに売り渡し、
己も闇をかなぐり捨てて光を求める狂った亡者へと変貌する・・・!

あー、なんというか凶死郎が時々イッちゃった態度を見せる理由が
この物語で分かった気がする。
こりゃーどう見ても死神に変貌したのではなく
信じていた者への裏切りのショックで気がふれただけでしょ。
死神というと人を死へ誘う暗いイメージがあるが凶死郎にはそれが感じられない。
やはり狂犬とかキレやすいとかそんな雰囲気が漂う狂人的決闘者!
確かに別の意味で近寄りがたい孤独感を醸し出している。

しかし一応この一件で凶死郎はザキラと接点はあったのね。
もっともまともに姿も見てないけど。

いやー、それにしてもおもしろかった。凶死郎の知られざる過去。
これで死神を名乗る凶死郎がステキだ。

▼デュエル・ジャック!!:伊原しげかつ
初心者デュエリスト・新米ハジメくんは
学ランに下駄、さらに「やんす」口調と
まるで1970年代のマンガから飛び出して来たようなキャラだよな。

▼ケシカスくん 消ちゃんFE編!:村瀬範行
んー、まあ適当な偽デュエルマスターズFEだけど
ザキラ様の絵はニセモノなりによくがんばって描けましたね。エライ。

☆別冊その2

▼絶体絶命でんぢゃらすじーさん 大長編「かこんでいたのにひどいや」:曽山一寿
いっつも数ページ程度のショートギャグしか描かない
そやまんがセンセが無謀にも100ページにも及ぶ
宇宙空間を超えた友情SFコメディ巨編を描いてくれました!

宇宙からやって来たセルフワンは闇の石版を追って地球に参上。
闇の石版を集めて闇の魔王を復活させ、全宇宙征服を目論んでいる。
そこでじーさんがセルフワンに体を張って伝えた重要な教訓とは・・・?

・・・なあんて堅苦しいこと考えんでもいつも通りギャグとして読めばよろしい。
でんぢゃらすじーさんオールキャストにゲストキャラを加え、
いつものギャグのノリを基本に、舞台をほんの少し背ぇ伸ばして拡げてみただけ。
内容も単純なだけに100ページあっても随所にギャグを入れて
笑いのテンションをギリギリのところで一定に保ったまま
最後まで飽きさせずに読ませるセンスはさすがです。

え?大魔王の正体?
まーひねってますけど、ダイの大冒険のキルバーンに比べたらまだまだかな。ハハ。
(そんな作品と比べるなっつーの)

また気力があったら今度は200ページ大巨編に挑戦してみて下さい。

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2005年8月21日 日曜日


プレコミックブンブン 2005年9月号
2005年8月6日発売
ポプラ社 480円
▼かいけつゾロリ4コマ大作戦:原作・監修/原ゆたか・
まんが/きむらひろき・滝沢のぼる・熊沢かえで・村上ゆみ子

ははは。確かに墓場にモグラが潜んでいたら
ゾンビが土の中から復活したのかと勘違いしちゃうよね。
でも実際、墓場にモグラって出没するのかな?

▼薫の拳:作/佐久間信・まんが/東タイラ
まあ薫クンったら大会が始まるまで大好きなカオルちゃんに
口聞いてもらえないなんてかわいそうねえ。

でもカオルちゃんの弟くんが薫にくっついて励ましてくれてるようなので
孤独じゃない分安心でしょ。

さてさて、大会では弟くんは薫とねーちゃんとどっちを応援するんだか。

▼ラッキーナイト カスタードくん:渡辺道明
今回のチョコ・パ姫はカスタードくんにではなく、
人魚や一般市民に対していつもの悪辣ぶりを発揮。

チョコ・パ姫に家を燃やされてもすぐさま家を建て直す根性を見せた
コンブばーちゃんに拍手。
カスタードくんをいじめていた時の負のオーラが漂ってなくて
なかなかおもしろく読めた。
チョコ・パ姫にいじめられてもそれを跳ね返すくらいの根性見せればいいんだね。

▼まかせてペットくん:そにしけんじ
遠足でカラスに奪われた吉川さんのお弁当を
ペットくん兄妹が頭脳プレイでキッチリ取り返すことができたのは
普段の行いからして奇跡といっていいかもしれない。
見ていて気持ちいいね。

▼からどろ:大西俊輔
洋平一行はシーフ(?)に続いて成仏できない女の魂をも旅の仲間につけましたか。
ガイコツ姿の美奈子もいるし、ずいぶん怪しげなパーティになりましたねー。
これだけ特殊能力のある人達が揃えば
おもしろい旅になりそうなんじゃないの?

▼ケッタ・ゴール!:かわせひろし
元プロの森山監督がめでたくサッカー部の監督に。
ケガのためプロに復帰できず、サッカーに踏ん切りがつかなかった森山監督だったが、
ケッタのひたむきなプレーを見て自分もサッカーがしたくなったようだ。

ケッタが大好きなサッカーをしている姿を見て、
森山監督の心の中のうやもやが晴れていく様子はごく自然で好感持てた。

でもケッタとタケちゃんの仲はどうなってるのかしら。
先月号を見ても2人の仲は元通りになっているとは思えないし、
森山監督のサッカー部の監督としての最初の大仕事になると思うんだけど。

▼キュウマ:前田春信
キュウマの野球部追放が懸かったプラチナバット杯決勝戦、
イナミ率いる忍者軍団との最終決戦もついに決着。
そしてまさかの最終回。
最後はキュウマやイナミの忍者技炸裂しまくりでしたが、
キュウマもイナミもチームメイトも
みんなで笑って幕を閉じるエンディングは良かったです。

キュウマが今までカオルのことを「殿」と言っていたけど、
この忍者軍団との試合を通して後に、
照れながらも“カオル殿”と呼べるようになったのは
親友としての距離がグッと近づいた証だと思います。


400年前から時が進んでいないような山奥に住む忍者の末裔・キュウマは
山から下りて町中に入ったとたん、あまりの文明利器の発展にカルチャーショックの連発。
類い希なる忍者技を用いて皆を圧倒させるも野球に関してはド素人。

はっきりいってしまえばストーリーはハチャメチャ。
でも、キュウマが仲間のために一生懸命努力している姿や
友達思いの星ノ月チームのメンバーを見てると熱さよりも温かみを感じる。
全体的に人情味のある爽やかな作品に仕上がっていると思いました。

忍者技やカルチャーショックだけに依存せず、野球を通して仲間というものの大切さを
全面に打ち出して描かれた良作でありました。前田春信センセお疲れ様。

★ブンブン4コマバトル!!GAG−1グランプリ
性懲りもなく第2回GAG−1グランプリが始まってしまいました。
趣旨は第1回と同じ。果たして次月号に残る2作品はどれだ?

▼ハナミルキー:白壱エルビ
舞台は近未来のハナミルクシティー。
そこで、フランスパンを盗んで店員から逃げまくる少年の前に現れたのは
ミルク星からやってきた牛乳ビンオバケのマルセーヌ・ビン。
少年はそのままマルセーヌ・ビンの非常識な行動に振り回されながらも
ただひたすら一緒に逃げまくる逃走ギャグ4コマ。

牛乳ビンの宇宙人って発想が奇をてらってておもしろいけど、
今ひとつインパクトに欠けるような・・・
言い方変えれば全体的にキャラがぶち切れてるけど
なぜかほのぼのするようなそんな作品。

牛乳ビンなのにペンキを注入されてるシーンはおもしろかった。
ギャグレベルはまあまといった感じ。

▼少年ダンディ:ボッカ
名前はダンディだが実はただおっさんくさいだけの小学生・小林ダンディくんの
オヤジっぷりを楽しむギャグ。

ダンディくんは小学生なのに太い眉、太いもみ上げ、中年腹と
外見に加えしぐさまで大人びているのですが、
そんな生意気な態度に担任の女性教師がしっかりとツッコミを入れてますので
ダンディくんがどんなに大人びた態度をとっても
所詮ガキだと言うことを演出しているのは見事です。
つまらないかおもしろいか二者択一のもとで聞かれたなら
間違いなくおもしろい部類に入るだろう。

▼チュンチュン丸の恩返し:トクタケキョウコ
少年・うずらくんの前に、鶴の恩返しならぬスズメの恩返しをいう名目で
突然現れたスズメの化け物・チュンチュン丸。
以降、うずらくんとチュンチュン丸の漫才ギャグが始まるのでした。

平凡だけど、チュンチュン丸がオスなのに卵を産もうとしているギャグは
おもしろかったかな。

▼熱血先生!:井漕尚樹
タイトルの通りです。
何をするにも情熱的な熱血先生の熱血行動を堪能する熱血教師ギャグ。
作者は前に読みきりで「賞状一直線っ!」を描いていたヒト。

遠足の日に雨が降れば生徒以上に涙を流し、
また、放課後に生徒と別れた後は夕日に向かって涙を流す。
そして溢れ出る悲しみの涙はボヤの火をも消す威力が・・・って
アンタ、泣きすぎです、熱血先生。

でも4作品の中では一番ストレートに笑いが伝わってくる作品ですな。
他の3作品に比べたらこの作品がキャラ設定の点で一番地味でありますが
その分取っつきやすい。
また、他の作品では得体の知れないキャラを登場させて冒険している割には
ギャグが弱くて今ひとつキャラを活かしきれてない感が見受けられた。
・・・ということでこの作品が一番主人公キャラが活き活きしていると思う。
そういう意味ではこのマンガが一番真っ当で好感が持てます。


さて、今回はどれをチョイスしようか。
素直におもしろいと思えるのは「少年ダンディ」と「熱血先生!」なのだが
「少年ダンディ」は絵柄、内容、ともにオヤジ臭くてはっきりいって児童マンガらしくない。
・・・ということで個人的には

1.ハナミルキー
4.熱血先生!

をチョイスするざます。

でも選ばれるのは「少年ダンディ」の方だろうな・・・

▼ペンペとギンギー:中川いさみ
新連載です。
カラスのギンギーとペンギンのペンペが繰り広げるほのぼのバードコメディ。
今月のストーリーから察するに、
ちょっといじわるだけど他人が困っているのを放っておけない損な性格のギンギーが
無邪気なペンペに振り回される日々を綴ったマンガになるのだろう。

ま、今のところ可もなく不可もなしってことで。

▼名探偵ズッコケ三人組:シナリオ/矢澤和重・まんが/新山たかし
幽霊屋敷で依頼された女の子が実は幽霊でした・・・ってのは割と良くあるオチ。
でも女の子が亡くなったおばあちゃんの子供時代の姿だったのはちょっと意外だった。

▼いたずらまじょ子の大冒険:原作・監修/藤真知子・まんが/みずなともみ
まじょ子の家には床下妖精の国があって、
床下妖精達はまじょ子の家の落とし物で家を作っていたのだった。

ボタンに羽の飾りにフォークにえんぴつ・・・
それらで造り上げた床下妖精の国はちっとも貧乏くさくなく
むしろファンタジックな世界観を醸し出している。
ロマンチックでステキな国ですね。

▼タロットマスター:岩村俊哉
ミズキと占堂がタロットをコンプリート。

タロットマスターになれる伝説の塔の謎も明かされたことだし
次号で一気に7つのタロットの保持者が決まりそうな気がする。

▼とつげき!ぷるぷる学園:くぼたまこと
ガマーは貧乏のクセに貧乏神を働かせてただ飯にありつくなんてとんでもないヤツだな。
もうガマーそのものが貧乏神なんじゃないか?

▼スパナ:凪沢亮介
カズマが体を張って、襲いかかる犬からチカちゃんを守ったのがGOODですね〜。
ごく普通の少年が猛犬を撃破して超能力を持つ女の子を救ったってのが嬉しいじゃないか。
カズマもやればできる!
昔チカちゃんにブレスレッドをあげたことを思い出したことよりも嬉しいことだ。

でも新型パソコンはもったいなかったですね。
パソコンをメチャメチャにして素通りした自動車が恨めしい。
(・・・っていくら自動車でもダンボールに梱包されたパソコンを
ペシャンコにすること自体かなりムリがあると思うけど)

▼フェアリーアイドルかのん:袴田めら
ジュリアがかのんたちと出会うたびにぶっ壊れていく様がすばらしい。
シャープもよく懲りずにアルトやかのんたちを影で陥れようと何度も何度もがんばるよな。
ここまでくるともう涙ぐましいモノまで感じてしまうのだが。

▼ファントム:大斗改
エイプは冷酷なクリーナーから追われる身でありながら
No.999という自分と同じ境遇のクリーナーを友達にすることに成功。
やっぱ子供だと更生の余地があるんだよな。
エイプの「友だちのコトバがいてぇわけねぇだろ!」のセリフに
グッとくるものがある。

▼銀河特命隊パキントキント:作/並木さとし・まんが/山上正月
暴走族が合体したロボの名前、一瞬「ドラえもん」かと思った・・・

▼アキラのうどんはサヌキもり!!:津島っくす
第1回GAG−1グランプリの準優勝作品も掲載するのね。
じゃあ別に優勝しなくても良かったんじゃないか?という疑問は置いといて。

今回は新キャラ・ソバ食いのテンザエモンが登場しています。
でも放浪の旅をしてるらしく、飼い主はおりません。

うどん人のサヌキや、ラーメン人のキムチ、そしてテンザエモンのハチャメチャな行動は
どこか憎めなくて微笑ましい。見てるだけで場が和むというか。
全体的にヌルい内容だけど、ブンブンという児童漫画誌の性格には
合っているような気がします。

▼ブンブンまんがクラブ:構成/小山田つとむ・まんが/赤垣新二
今回は顔の描き方。
大人子供の描き分けからキャラの顔の表情まで。

顔の表情はただニッコリした顔や怒った顔を描くだけでなく、
少し角度を変えたり口を大きく描いて大げさに表現したりすることにより、
顔の表情が際立つということが分かりますね。
下描きだけでも表情が豊かだ。
先月のキャラのポーズに加え、顔の描き方もマスターすれば
人間を描くのはもう完璧かな?


ちなみに今月で読者投稿コーナーの「こちらブンブン放送局 おたよりランチタイム」は最終回。
次号よりイラスト担当が変わって内容も一新する模様。
どう転ぶかはわかりませんが、ブンブンが安定してきたからこそ成せる技って事で
前向きに考えておきましょう。ウンウン。

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2005年8月17日 水曜日


小学六年生 2005年9月号
2005年8月3日発売
小学館 550円
今月は恋愛と友情の大特集ですよ。

友情のすばらしさをガッシュのマンガで、
恋愛の複雑さをドラえもんのマンガで説く辺りは
小学館の強みですかねー。

▼やっぱり目がいく女子の胸:山辺麻由
思春期を迎えた女子と男子の体の成長の特集に掲載されている1ページマンガ。
プールで男子が女子の胸の大きさをチェックしてます。

オイラは女子の胸の大きさなんてどうでもいいですが、
女子が水着姿になると男としてはちょっと気になりますよね。
悲しいけど。

▼夢への扉〜金色のガッシュ!!作者・雷句誠の章〜
:原作/福田幸江・作画/鈴木小波

清麿とガッシュの友情パワーで敵を討つ!!というモロに熱血少年マンガの王道を行く
金色のガッシュ!!の作者・雷句誠氏の少年時代と、
漫画家としての苦悩の日々を綴ったマンガ。

少年時代は親友の呼びかけで一緒によく遊んだ川や森のゴミ拾いをして、
漫画家時代では少年時代の忘れかけたヒーロー心を
親友の目の覚めるような一言で取り戻し、売れない漫画家から脱却を図る。

自分と関わり合いのある人物からの助言で立ち直る、なんてのはよくある話だけど
少年時代からの友情が今も続いてるのっていいなあ、とか思ってみたり。

▼トップ 放課後社長は12さい:原作/野村伸・作画/岩田和久
株主だのM&Aだの小難しい話ばかりで退屈していたところへ、
楽天堂を乗っ取ろうとしているパワードG社のハンサム社長が
女装している天太にデートを申し込んできた!
男同士のデートだ♪
意外なところでおもしろくなりそうだな、ヘヘ。

▼西原理恵子の人生一年生:西原理恵子
作者が体調を崩してしまったため3ヶ月間休載だそうです。
これも人生ですか。

体調を崩しても休載を「9歳」とギャグに徹する辺りは
一応西原らしい根性は見せつけている。
3ヶ月後の連載再開を待とうぞ。

▼宇宙教師(ティーチャー)ボンバー!:唯洋一郎
6月号のギャグ漫画バトル8作品の中で見事グランプリをとった作品。
そっかー。唯洋一郎氏のマンガが一番ウケたのかー。

―――ってなことで新連載。
裏原(うらはら)小学校の6年3組担任の凡場先生は
実は地球侵略のために送り込まれたポポリ星人のスパイだったのだ!

でも宇宙人らしいところがチラホラ見え隠れするものの
生徒達とは和気あいあいと楽しく過ごしている様子。
ホントに地球を侵略する気があるのか?
地球人に情を抱いてしまったのではないのか?
・・・と、そこへ現れた凡場先生をつけねらう謎の人物。

連載決定にあわせてストーリーの方も凡場先生の日常生活に
地球の運命の話も絡めてますますおもしろくなりそう。
だけどそんなに深刻な話にならずに、あくまでギャグ路線でいってほしいな。
間違っても宇宙大戦争なんて起こさなくていいから。

▼トホホな犬:あいみてつろう
1つのハンガーに3匹の犬が顔をつっこんでいるハンガー3兄弟が
階段の手すりに己のハンガーを引っかけて滑り落ちてます。
首吊ってる状態で滑り落ちてるので
そのまま地獄へ一直線という気がしないでもないんですが。


さて、今月、学年誌全てに付録としてついてきた「イコールカード」。
小一から小六まで学年誌6冊分のカードを全て集めれば相当な枚数になるので
これだけあると色合わせカードゲーム・UNOの代用品としても使えそうですな。
+はドロー2、−はリバース、×はスキップ、みたいな。

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2005年8月15日 月曜日


小学五年生 2005年9月号
2005年8月3日発売
小学館 550円
▼しっぽでハッピー!!:兄崎ゆな
オグキョンのおバカさんぶり炸裂の回。
司に惚れているみたいだが肝心の司にも気にもされてないみたいだし
オグキョンの一人からわまりっぷりが見ていておもしろいですな。
いわゆる「バカな女」タイプ。

▼ないしょのつぼみ:やぶうち優
縁が片手でビール瓶を握りつぶしちまいやがった。
縁ってやっぱり宇宙人の類なのか?
目まで光らせてもしかしたら人間に化けてるのかもな。

▼マサルの一手:監修/森内俊之・まんが/村川和宏
マサルが山の中でイノシシに襲われて学んだこと。
それはどんな状況に於いても常に冷静に戦況を見つめ、勝機を見いだすこと。
マサルはイノシシと戦った後、元奨励会の山寺の坊主と対局し、
そして見事撃破したのだった。

んなバカな

マサルが山寺へ来て誰とも対局もしてないどころか
他人の対局だって見学してないのに、
将棋と無縁の雑用&イノシシと格闘なんぞで
棋力があがるとは思えんのだがな〜。
でもマサルはサッカー少年から少年棋士に転向したくらいだから
他人とは違った発想力&柔軟性があると思えばそれもアリか。
とりあえず打倒氏家には期待してるぞ。

▼ライオンは眠らない:六田登
まだまだレオナルドメインで話が進行。随分引っ張るな〜。
このままサライとずーっと冒険の旅を続けるつもりなんだろうか。
でもレオナルドの命を狙う不逞の輩が登場してるからな〜。
いずれ別れの時がくると思うんだけど。

それにしても冒険ロマン主体のマンガなのに
低レベルなギャグが程よく盛り込まれた
適度に笑いながら楽しめる良いマンガですな。
今回もおフランスなのにタコ焼き3個とか言ってるし。

▼文具天国:そにしけんじ
美しき水性ボールペンの兄弟愛も、たかしくんから見たらただの2本の水性ボールペン。
使えなくなったら捨てられるだけよ。
文具としての運命を見せつけられた回。

▼ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし:姫川明
え?もう最終回なの?
展開早っ!

残念だなあ。童話のようなゼルダの世界観をもっと堪能したかった。
姫川明が描くゼルダシリーズの中では
一番セーフティな面で好感持てる作品だったのに。

ま、しかしこの最終回には安心しましたね。
リンクがグフーとの戦いを経て後、グフーを改心させ、
そして平和になったハイラルへとそれぞれのストーリーの流れが
感情移入しやすく、かつうまくまとめあげている。
ハイラルを混乱に陥れたグフーの悪事を皆で許し、改心させることで
殺伐としない童話のような世界観を完璧なまでに仕上げ、
最初から最後までファンタジー感に充ち満ちたマンガだった。
今までの姫川ゼルダシリーズとは間違いなく一線を画する作品だ。

※別冊付録

▼まんがでマスター!!姫川明のイラスト教室:姫川明
姫川明センセは、ゼルダを終わりにしてこんなマンガを描き始めた。
いわゆる姫川明のマンガ教室で、女の子主人公のあさの絵美ちゃんと、
男の子主人公の恵画康(えがこう)くんと、しゃべる犬サンディの2人+1匹で
イラストの描き方を楽しく覚えてしまいましょう。
しゃべる犬が登場しているのがいかにも姫川明らしくて良いです。

今回は犬・鳥・ワニなどの動物から、人間の大人・子供、男女の描きわけまで
覚えることができます。
男子は女の子の絵を描くのが苦手だろうし、
逆に女子は男の子の絵を描くのがうまくないだろうから
漫画家やイラストレーターを目指す人は必見!

次号では人間のいろいろなポーズの描き方を教えてくれるから
以降も要チェックですぞ。

▼デュエル・ジャック!!:伊原しげかつ
なるほど、デュエルの世界には墓場があるので
よく墓地に出入りするクリーチャーも幽霊になれるってわけね。
夏らしくていいけどクリーチャーももともとバケモノなので
幽霊とそう違和感はないなあ。

▼まろ:よしだゆうすけ
新連載。フツウが嫌いな女の子・小黒まろちゃんの小学生妄想ライフ・ギャグ。
まろちゃんは授業中に堂々と居眠りして食いきれないほどのカレーを食べまくる夢を見たり、
宇宙大図鑑を見ながら宇宙飛行士になって月に行く自分を妄想したりと、
かなり変わった女の子です。
フツウ、そういうアホみたいな妄想は男の子がしそうなものですが、
なにぶん、主人公のまろちゃんはフツウが嫌いな女の子です。
こんな子がいてもOKでしょう。

しかし画は男女ともに素直に受け入れられそうにはない絵で、
小五読者に指示されるかどうかは微妙なところだ。
こういう真っ平らな画は見た目で引きつけられない分
何かしらのインパクトが欲しいところなのだが
このマンガはそこんところがちょっと弱い。
次号以降でばけるか?

▼あさりちゃん:室山まゆみ

そうはイカのキンタマ
タコがひっぱるだ


女系家族だけにこーいうギャグも言えない
いわしパパがかわいそーね。
さんごママもハンカチを口に押さえるほど
嫌がらなくても良かろうに。

▼がんばれ!ドッジファイターズ:原作/村上としや・まんが/斉藤むねお
ダンス・ガンボの弱点は不協和音。
ファイターズがたろうの戦線離脱で人数が1人減ったために
足音の数が合わなくなりダンス・ガンボのダンスのテンポが狂わされていたのだ。
それに気づいたダンス・ガンボがとった作戦は、

リーダーがメンバーの1人に頭突きをかまし、再起不能にして
ファイターズと人数を合わせるものだった。

つくづくバカなチーム。
自分のチームの人数を1人減らしてどうする。
そこですかさずファイターズも負けじと

う〜み〜は〜ひろい〜な〜おおき〜い〜な〜♪

と、ダンス・ガンボがリズムに乗りにくい歌を歌ってさらに追いつめる。

もうドッジボールの試合じゃねーやこりゃ。
でもこのバカッぷりが児童マンガらしくて却って楽しい。

▼ふわふわシナモン:まんが/つきりのゆみ・原案/せきちさと
このマンガ初の男の子登場ですね。
なかなかかわいくてエエじゃないですか。
シナモンも慣れないお店のお手伝い、よく頑張りました。
だんだんと仲間達と溶け込んでいくね。

▼メイプル・メイド:山辺麻由
ますます水波に対する恋心が燃え上がる楓。
そこへ税務署から時任家差し押さえの連絡が・・・!!
そしてそのあと、うまい具合に時任一家が教える遺産相続のエトセトラコーナー。

時にはその家族の家を、財産を、そして全てを奪う
悪魔のような遺産相続税のこともちょっとだけ書いてあります。
どうせならもっと詳しく書いてほしかったな〜。
(どうしてそんなに多額の金を払わなくちゃならないのかとか
その税の使用用途とか小学生の頃から個人的に疑問に思っていたので)

▼なないろ☆ミラクル:かなき詩織
え?なに?今度は大人の女性スタッフがななこちゃんにいじわる?
なんで?えっげつなーい。

▼おねがいっ!!ラブ・ルビー:みななあゆ
野々香、塾で勉強中の葉山に向かって声を大にして
周りのことなどお構いなしに愛の告白!!

相変わらず我が道まっしぐらの野々香だけど
この恥じらいを知らない無神経な愛の告白は
葉山の友達や塾の先生までにもその意思がビビーっと伝わり
葉山はこいつらに後押しされ、野々香に素直な気持ちを伝えることができた。

野々香はおしとやかとは無縁な女の子だけど
近くにいて笑わせてくれるから退屈しないでいいかも。

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2005年8月12日 金曜日


小学四年生 2005年9月号
2005年8月3日発売
小学館 550円
国際宇宙ステーション・ISSの特集に載っていたんだけど、
地上ではうまく混ざらない物質同士でも宇宙空間ではそれを可能とし、
ISSでその性質を利用して新しい薬を作り出すことができるかもしれないんだってさ。
医学の発展が意外なところで進んでいるんですね。びっくり。

▼GOGO!たまたまたまごっち:ヤスコーン
手紙をポストの受け口に入れるのを競う「郵便配達大会」で、
手紙を投げてポストの受け口に命中させる入れ方はかなり無理があると思う。

▼ふわふわシナモン:まんが/つきりのゆみ・原案/関千里
モカは花の魔法でお姫様やナース、アイドルなどまるでファッションショーの如く
かわいい姿を披露!
お姫様スタイルはモカのイメージにぴったりでよく似合ってますよね。
でもナースはちょっといまいちかなあ・・・
もっといろんなスタイルを見たかったですねぇ。

▼わいわい家庭学習 もっともっとファミリー:まんが・荒磯智之
今回のテーマは社会で名産品の美味しいヒミツ。
例えばとうもろこしは大抵日本のどこででも手に入りますが
その生産量の半分近くは北海道であるということ。
つまりとうもろこしは北海道産が多いということなんですねえ。
さくらんぼに至っては約75%が山形産。

どうしてとうもろこしは北海道でさくらんぼが山形なのか。
それはその作物が育つのに気候などの条件が良いからだということは
大体分かってたことなので今さらという気がしたけど、
いろんな名産品が47都道府県で同じ量を生産しているのではなく、
1つの都道府県が突出してより多く生産していることが分かったのは
興味深かったです。だから名産なんですよね。

大きな町ではスーパーに行けば大抵手に入る名産品。
しかしそれじゃあなんか素っ気ない。
その名産品のおいしさはその場所に行って味わってこそだ。
なので機会があれば名産品を味わいに北海道や山形にでかけよう!
ああでかけたい。

▼ぼくら里山探検隊:作/ケビン・ショート・画/つやまあきひこ
読み切り。
動物マニアの来人(らいと)くんと心霊現象マニアの明里(あかり)ちゃんが
ヨーロッパからやってきた自然を愛するドルイド僧のマーリン先生と一緒に
人々を襲う黒いケムリのようなものの正体を突き止めに
森の中を探検するというなんとも奇妙なお話。

黒いケムリの正体といったら私はすぐにイナゴのような虫の大群を思い浮かべるのですが、
その正体は虫の大群じゃなくて子を残して逝ってしまった母イノシシの霊。
そして来人くんが、マーリン先生が持っていた不思議な杖を使って熊の霊と憑依して
母イノシシの霊を成仏させるという、なんというか森の精霊や御霊を通して
自然に感謝する気持ちを忘れてはいけませんよという
そんな物語になってるんじゃないかな〜と思いましたね。

ちょっととっつきにくいお話ではあるけれど、
森の自然を舞台にして人間の子が精霊の力を身につけ
生き物たちの暮らしを守るというちょっと視点を変えた設定が◎。
自然に感謝することで自然を守ることにもなるってお話は
小学生の間ではほとんど聞かれないんじゃないかな。

ただ奇をてらっただけでなく
ちゃんと自然の在り方について考えさせる内容になっているのは好印象。
ただ、もう1、2回くらい読まないとこのマンガの真価が分からないと思う。
いずれにしろおもしろいけど不思議な作品だ。

▼なないろ☆ミラクル:かなき詩織
沙世子は自分が仕掛けた裏工作が全部裏目に出て自滅の道へ。
仲間とつるんで読者モデルの人気投票を操作までして結局ばれて相変わらず懲りない女。
1位になるためにどんなことでもすると言ったって手段の選び方が違いますがな。
結局ななこちゃんや美咲ちゃんの懐の大きさを見せつけられたかたちとなった。
もー2度と二人にたてつくんじゃないぞ。

▼絶体絶命でんぢゃらすじーさん:曽山一寿
今回は珍しくじーさんがひどい目に遭ってますな。
呪いのお面が取れなくなってしまったじーさんのために
孫が呪いのお面をじーさんの頭ごと何度も何度も壁に叩きつけて壊そうとしている時の
孫の顔の表情に思わずニヤリ。
きっとクセになりそな快感を覚えたのだろう。
普段からじーさんにひどい目に遭わされてることからして。

☆ここから先は別冊付録

▼金色のガッシュベル!!4コマ映画スペシャル:原作/雷句誠・まんが/雷電
メカバルカンがなおみちゃんにウンコをプレゼントしてるのが笑える。

▼ポケモン4コマ大百科:山下たかひろ
先月号でダークポケモンになったルージュラが見てみたいという願いは叶ったけど
相変わらず他のポケモンに愛のキッスを求めているのでいつもと変わらないじゃん。

▼キラキラロック:溝口涼子
最終回です。
アニメの主題歌を歌う権利を懸けて、ことり達「リトル・ウイング」と、
すっかり嫌なヤツ的存在になってしまった「ハニー・ブランド」が
オーディションでバンド対決!

樹里は現在剣人とつきあってる恋の気持ちを前面に出したリアルなラブソングなのに対し、
ことりは、外を歩く通行人にも聞いてもらうため部屋の窓を開けて歌うという荒業に出た。
でもそりゃちょっと反則じゃありませんか?
部屋の窓を開けて通行人に聞いてもらうなんて一種の「賭け」だろう。
ことり達はその賭けに勝っただけであって、
リトル・ウイングの歌の実力で勝った印象が薄まったのがちょっと惜しまれるなあ。
リュウジも最終回なのに目立ってないし、急遽物語を終わらせてしまった感が否めないのが残念だ。

▼光龍伝説ヒカル!:緒方さなえ
何もない惑星に国を創立し、繁栄させるほどの力を持つ石の継承者が龍時というわけですか。
その石の力をわがものにせんとゆらゆら帝国の幹部が水面下で国王に極秘で
プロジェクトを進めていると。

しかしまー、光のじーちゃんも国の平和を守るためとはいえ
自分の孫である龍時とともに石を封印するとはとんでもねーヤローだなー。
封印するなら石だけでいいじゃん。
封印を解いた時、龍時が何かに洗脳されてなければいいんだが。
ちと心配。

▼がんばれ!ドッジファイターズ:原作/村上としや・まんが/斉藤むねお
なるほどー、堂児は沖縄の守り神・シーサーを味方につけましたか。
確かに沖縄の地と化したドッジコート上でたくさんの物の怪がうろつくくらいだから
シーサーがいてもそらおかしくはないわな。
ファイターズも沖縄の暑さに慣れてきたか?

▼甲虫王者ムシキング:今賀俊
今度はキングのツノを折ったギラファノコギリクワガタのマティがタンゴに本気で襲いかかる。
やはり甲虫と同じ立場に立たされた人間は悲しいくらい非力。
タンゴはマティに踏みつぶされてなにも抵抗できない。
やはりキングが過去の恐怖を振り切ってマティを改心させるしかないんですねえ。
マティの実力に加え、カクタスの配下・イータも食虫植物ならではの不気味さをさらに増して
悪魔らしい姿に変貌してパラやニードルとは格が違うことを見せつけてます。

キングにはがんばってほしいところ。

▼あさりちゃん:室山まゆみ
ウツボ校長は変なモノが大好き。
なら自分を愛するがいいわ。

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2005年8月10日 水曜日


小学三年生 2005年9月号
2005年8月3日発売
小学館 550円
なんと、小三で好評連載中の「アイアンフェザー」が
ニンテンドーDSでゲーム化するそうな。
でも登場キャラはマンガと同じだけど
画がいわゆるファンタジーアドベンチャーゲームによくありがちなので
描いた人が小山愛子だったとしても違和感ありまくり。
この分だと内容もマンガとは全然違うんじゃないかと思う。
やっぱアイアンフェザーはマンガで楽しむのが一番だね。

あとイコールカードですが、小学三年生ではついに「÷」の記号が登場。
さらなるレベルアップへ。

▼ポケモン4コマ大百科:山下たかひろ
ダジャレのためとは言え、ルージュラを抱くなんて
ジュゴンのヤツ、勇気あるなあ。

▼あさりちゃん:室山まゆみ
夏休みの日記にウソを書きまくって最後のページに
「この日記は実際とは多少違っている場合があります」と書いて
ことを済ませようとするあさりちゃんに爆笑。
それがまかりとおるのならテストで0点取る人はいないよ。

それにあさりちゃんは普段から変色したヨーグルトや
カビのはえたおにぎりなんか食べているのか・・・?

▼ふわふわシナモン:まんが/つきりのゆみ・原案/関千里
牛さんったら、自分が出したお乳を使ったシナモンロールを食べたいだなんて
わがままなんだから〜。
そんなに自分の体から出た分泌液を使ったお菓子を食べてみたいか?

▼星のカービィ:さくま良子
どんなお買い得な商品だってカービィがついてくるんじゃいりません!
100万円あげるといわれてもお断り。
被害額のほうが大きく上回るでしょ。

▼それゆけ!トンとり:杉木ヤスコ
ねっとりはネッピョンの誕生日プレゼントに
自分の歌を披露できなくてよかったじゃん。

♪コーヒーにさとうはいれないのさ〜
なぜならきみがあまいそんざいだから〜♪


こんなクセー歌詞の歌を歌って恥かかずに済んだのだから。

▼キャンディミントのおはスタいりゅ〜じょん!:浦本直見
新連載アイドルキャピキャピマンガ。
おはスタでおなじみのキャンディミントの娘っ子3人組が
ワイワイガヤガヤ大騒動を巻き起こす。
掲載ページは1ページのショートショート。

初っぱなから、まありがマジックで坊主頭になってしまう
とんでもな事になってしまったけど
それは夢オチでしたというベタベタ内容に思わずヘタレな気分。
大体まありはいつから寝てたんだよとツッコミを入れたくなる。

でも、幼いアイドルだけにわかりやすいオチで攻めるつもりなんでしょうかね。
あまり使い古されたオチを使うのはカンベンして欲しいところですが。

▼がんばれ!ドッジファイターズ:原作/村上としや・まんが/斉藤むねお
ファイターズ、今度は牧場を経営する
12人兄弟の北海道チーム・道央ファームズと対戦することに。
早速、選手一同、牛乳をゴクゴク飲みまくって
北海道ならではのパフォーマンスで楽しませてくれる。
沖縄の台風攻撃といい、その土地の名物をウリにしたチーム作りがおもしろい。
試合前でこれだけ北海道の牧場をウリにしたパフォーマンスを見せてくれたのだから
試合ではどんな北海道らしい攻撃を見せてくれるのか楽しみでありますよ。

ファイターズが神奈川代表なのがホントに惜しいなあ。
筆者が神奈川在住だけに神奈川らしさをこのマンガで見られたらなと思うんだけど。

☆ここから先は別冊付録。
SHO☆3コミックランドVol.6でありまする。


▼めざせ!グレイテストチャンピオン:ふじあかまさひと
・・・ということで5月号に掲載されていたムシキングゲーム実践マンガの第2話。
今回は主人公の森野かぶとくんが、ムシキング小学館カップで
強敵の黒崎ヒカルを相手に弱小甲虫カードで勝てるか?というお話です。

甲虫同士の相性や合体技次第でどんな強力な甲虫をも倒すことができる。
どの甲虫にもそんな力を秘めており、誰がどの甲虫を選んでも
勝てる可能性があるように設定されているのですね。
うーん、ムシキングはただのガキの遊びかと思ったけど奥が深そうだな。

アーケード版を忠実に再現したゲームボーイアドバンス用ソフトもあるし
家でお店で相当ムシキングを極めてる子供達が多いんじゃないですか。

▼アイアンフェザー:小山愛子
イルの生まれ故郷のアシャラ村の人々の魂を奪った怪物との戦いの中で
フライ達3人の団結力も強くなり、
村人達の魂を取り戻すため魔王を倒すという目標も見え、3人の絆もさらに深まった。
その中でやさしい心を持ち合わすフライが率先して怪物に立ち向かっていく様が
リーダーらしくていい。
だんだんとストーリーも盛り上がってきておもしろい。

▼ダイナマイトストライカー空:川久保榮二
サッカー大会瀬戸内地区予選2回戦の相手は
青ノリキャプテンが前に在籍していたFCパイレーツ。
しかも青ノリくんはかつてFCパイレーツの選手達にイジメにあっていたとか。
さて、青ノリくんは過去のイジメを克服し、勝利をものにできるか!?

・・・なあんて深刻なものでもなく、
青ノリくんは最初はFCパイレーツの選手達の動揺作戦に嵌り気味だったけど
その後は特に臆することなくチームメイトを信じて自分のサッカーをすることができ、
逆にそれを見たFCパイレーツが動揺してしまって、終わってみれば圧勝!

FCパイレーツは過去にいじめてたヤツに対して集中攻撃しかできないんじゃ
そのチームの実力もたかがしれてるだろってことでいいんじゃないっすか。
サッカーは11人でするものヨ。

▼金色のガッシュベル!!:荒磯智之・原作/雷句誠
ビッグボインになったウマゴンが笑える。

▼みらくる!ぱんぞう:つるおかけんじ
甲虫が昆虫界のアイドルとして表舞台でその強さをアピールしている中、
ゴキちゃんも密かに底力を見せつけてます。
ところで宇宙ゴキブリも地球のゴキブリ同様にバイキン持ちなんでしょうか?

▼クリック!一発!ふしぎ組:ながいのりあき
今回のテーマは台風。
台風が起こる仕組みだけでなく、
月ごとの台風が通るコースを紹介しているところがおもしろいね。
12月にも台風は日本を通過しないコースを通っているのか。
勉強になります。

☆男子禁制 女の子だけのないしょのおへや
男の子はチンチンをおまたにはさんで女のフリして読もう。

▼リリカル☆ふぁんたじあ:池田多恵子
リリーちゃんは自分が魔法使いであることを
もう瑛人くんに告白するつもりなんでしょうか?
まあ仮にそうなったとしても、二人三脚でリリーちゃんが魔法が使えるようになるよう
励まし合うシーンはそれだけでも甘いラブストーリーになりそうでいいんですけどね。

でも最後に出てきたリリーちゃんの魔法のことを知る謎の人物の正体が
気になるところ。
あんただれ?

▼なないろ☆ミラクル:かなき詩織
ななこちゃんはまどかちゃんをさしおいて
またまたモデルにならないか?とスカウトされ
早くも女同士の(以下略)

▼わんこ・みっくす:あべさより
さすが戸田センパイ。合気道で培ったあやし技で
襲いかかるクロワルさんをノックアウト!!
クロワルさんは戸田センパイのあやしテクニックにもうメロメロ。

ここでも戸田センパイの犬に対するやさしさが表れて好感度UP。
これならさとみちゃんやタスケが惚れてしまうのも当然だろう。
ええ男や。

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2005年8月8日 月曜日


小学二年生 2005年9月号
2005年8月3日発売
小学館 550円
小学二年生にも式を完成させていくカードゲーム・イコールカードが付いています。
小学一年生では記号カードが+(たす)と−(ひく)だけだったのですが、
小学二年生では×(かける)も追加され、レベルアップしています。
ところで算数の式では+、−よりも×が優先されることを
小学2年生の子供達は知っているんでしょうか?

1+2×3=9(間違い)
1+2×3=7(正解)

それともこのゲームに限り、その法則は無視していいのかい?


あと、一般人が月へ旅行ができるようにする計画は
乗客にもある程度の訓練がなされるだろうから
今のところ夢のまた夢だろうなあ。
月には水も空気もないし、宇宙服がないとあっという間に死んでしまう死の世界。
それだけに100年経ってもそう簡単に進歩しないと思うけどどうなのかなあ。

▼ポケモン4コマ大百科:やましたたかひろ
そうだよね。コーヒーとしょうゆは似てるから
よく飲み間違えますよね・・・って
そんなことがあってたまるかっつーの。

▼おはガールキャンディミントのどきどきマジックコミック:池田多恵子
読み切り。おはスタでおなじみのおはガールキャンディミントの3人組が
トランプを使った簡単な手品をみんなに公開。
タネも仕掛けもとても簡単で、初めての人に見せたら驚くこと請け合い。
低学年向けの手品マンガとしては十分満足できる内容
・・・ってあらら、おはガールのマジックグッズの
販促宣伝マンガだったんかい。

▼星のカービィ:さくま良子
デデデ大王はせっかく南の島でのんびり過ごそうと思っていたのに、
呼んでもいないカービィがのこのこやってきて
いつもの破壊工作でデデデ大王だけでなく
リゾートホテルにまで迷惑かける悪さをしでかす。
悪の申し子ぶりを存分に発揮するカービィでした。

いつの日かホントにカービィ抜きでデデデ大王に南の島のバカンスを
満喫してもらいたいと思う今日この頃。

▼とんでも刑事ブタコップ:兎野みみ
ブタコップはその時の気分に合わせてたくさんのサングラスを持っていたのか。
かわいい女の子を見た時はハート形のサングラスをつけ、
驚いた時は飛び出した目がついているサングラスをつける、というように。

でもそれだとちょっとした気持ちの変化ごとに
サングラスを変えなきゃいけないから大変だよなあ。
もし他のサングラスが壊れたら顔の表情が1つしかできなくなるのでとても困る、
というシチュエーションを提示して見せたのが良かった。

▼超人だじゃれマン:じょうさゆり
ひゅう太のクラスの子供達が育てたすいか畑から
すいかがごっそり盗まれた!
早速ひゅう太はだじゃれマンに変身して調査開始!

犯人の目撃情報を人からではなく、同じ菜園で育てている
野菜達から聞くところがお子様っぽくてイイ感じです。
植物のことならご近所の植物に聞けってことですね。
人も植物も近所づきあいは大切!

▼TV☆おわらいキャラ図鑑:じょうさゆり
今回は「脳内エステIQサプリ」でおなじみの伊東四朗氏。

内容も伊東四朗がどうのこうのじゃなく、
ただIQサプリをマンガ版にしただけ。
単なるなぞなぞコーナーになってしまった。
同じ伊東四朗なら伊東家の食卓のほうが良かったような気がする。

▼ねこねこファミリー:そにしけんじ
今回は猫山一家が忍者となって
おじいさんの家の庭にあるスイカを奪いに行く。

要するにこれがホントのドロボウネコだな。オイ。
でもある意味、ドロボウ行為こそがネコ本来の習性だよな。

▼金色のガッシュベル!!4コマパラダイス:原作/雷句誠・まんが/雷電
カブトムシを捕るために木に塗っておいた蜜をなめるなんて
意地汚いと言うよりばっちいです。>キャンチョメ

▼ふわふわシナモン:原作/せきちさと・まんが/つきりのゆみ
いやー、そろいもそろってみなさんオバケの恰好ですか。
とってもお似合いですねえ。
個人的にはドラキュラに変装したエスプレッソがお気に入り。

▼おシャレ魔女 ラブandベリー:溝口涼子

私たちだってあんたみたいなひねくれた子とおどりたくないわ!!
でも、楽しみに見に来てくれるお客さんがいるなら、
せいいっぱいがんばるだけよ!

えらいなー、ベリーは。
てっきりミクと女同士の醜い争いをおっぱじめるかと思ったら
ちゃんと自分の過ちを反省し、どんなことがあっても
観客を楽しませることに精一杯頑張ろうと思ってたんだ。
ううっ、大人な考え方だ。
ダークな展開を期待していたオレって・・・(恥)

▼あさりちゃん:室山まゆみ
ママが「ごはんよ」と呼んだあと、1分以内にテーブルの前に来れば
なんの問題もないのになぜ姉妹で争い始めるかな。
今回はトイレにいたためにやむを得ず1分過ぎてしまったあさりに
「食事の前にトイレに行くあさりが悪い」とママに指摘したタタミが原因か。
性格悪だな。

▼わんこ・みっくす:あべさより
タスケ達はまたまた犬だけの特殊能力・プミココロンを発動。
近所に引っ越してきた若奥様の心を覗いてみたらなんと犬嫌い!
でも原因は1年前に死んでしまった飼い犬のことを思い出したからだったのだ。
犬嫌いじゃなくて犬を見るのが辛かったんだね。

でもタスケを見てると犬の良さが見て取れて気分も晴れ晴れしちゃいますよねえ。
若奥様はタスケ達の行動をじっくり見て十分に癒されたら
また犬を飼うといいだろう。

▼学習体験コミック ドラえもんのなんでもチャレンジ:
キャラクター原作/藤子・F・不二雄・まんが/三谷幸広

今回は付録に付いているイコールカードの遊び方をマンガで分かりやすく説明。
数字カードは2枚使えば2桁の数字として使えるんですね。
なかなか奥が深そうですな。

▼甲虫王者ムシキング:今賀俊
別冊付録にて。
今回はとってもひょうきんなメスのカブトムシ・ルリちゃんが登場して
全体的にタリラリなギャグのノリ。
カクタスまでもがギャグ化している。

そういえばスーパーなどによく置いてあるムシキングゲームでも
メスのカブトムシの応援でパワーアップなんてのがあったなあ。
今回はこのシステムをマンガに取り入れたってことか。

ルリちゃんは強いオスを求めて並みいるオスに体当たりをかますとは
まるで女子プロレスラーみたいですな。
ルリちゃんを人間に例えたらぽっちゃり系の女の子になるんだろうね(笑)。

カクタスも3人のバトルプラントを配下に置いている割には
ボスの威厳まるでナシ。
番外編としてはとてもおもしろくできており、楽しく読めた。

▼夏休み自由工作チャレンジコミック:もちつきかつみ
読み切り夏休み工作マンガ。
コウサクくんとなっちゃんが家の中にある道具を使って
手作りのおもちゃを作る。

牛乳パックを切り取ってブーメランを作ったり、
空き缶とストローの組み合わせで鳩笛を作ったり。
ちょっと地味だけどいかにも子供が作る工作っぽくて健康的。

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2005年8月5日 金曜日


小学一年生 2005年9月号
2005年8月1日発売
小学館 550円
今月号の付録は学年誌共通のイコールカードが付いています。
数字カードと、+(たす)、−(ひく)カードを使って式を作っていくゲームらしい。
実際、存在するカードゲームのようだが詳しいことは不明。
でも、小学館から攻略本を出すくらいだから
今もどこかのおもちゃ屋か本屋でひっそり販売しているのかもしれないな。
ま、算数のお勉強しながら楽しく遊びましょ。

▼ふわふわシナモン:げんさく/せきちさと・まんが/つきりのゆみ
シナモンはパイ生地に自分の顔を突っ込んで
シナモンの顔型パイを完成させました。
どこか間が抜けてるけどおもしろいお菓子ですよね。

▼甲虫王者ムシキング 森の民の伝説:三鷹公一
ポポは敵に奪われた「守護者の証」を自分の力で奪取。
いつもムシキングに頼りっぱなしってわけでもなさそうだ。

▼ラブリープリンセス ふしぎ星の★ふたご姫:山辺麻由
ファインとレインはスイカを買い占めた犯人をつかまえるために月の国へ。
そこにはスイカがゴロゴロ。
早速2人は姿を消して犯人を突き止めようとする。

ファインはたくさんのスイカを前に
すぐにスイカを食べようとしなかったのはエライね。

▼オシャレ魔女 ラブandベリー:溝口涼子
ラブとベリーの浴衣(ゆかた)姿を期待していたのに
浴衣っぽい服装でオシャレとはちょっとガッカリ。
浴衣じゃあオシャレを極められないのか?

▼わんこ・みっくす:あべさより
きもだめしで犬を怖がらせるには見た目よりもニオイですか。
確かに見た目は飼い主でもニオイが全然違ってたら
犬にとっては恐怖モノですよね。
なかなかおもしろい発想です。

しかし五郎の飼い主・オガタさん兄弟は
顔といい、見た目といいものすごく似てるなあ。
でもこうして2人並んでみると結構愛嬌があってかわいいかも?

▼たたかえ!キーボッツ:寿ミナト
4人のブ・キーの勇者、アレックス、トーラス、ピート、ザウルに加えて
さらに新たな戦士(コアモンスター)が登場。
味方の数が敵の数に対してちょっと多すぎるような気もするがまあいっか。

▼星のカービィ:さくま良子
今回ばかりはデデデ大王の運が悪かった。
・・・というより怪物みたいな防水スーツ着てUFO型のプールに入ろうとしたら
そりゃあ宇宙人と勘違いしますって。

▼夏の思い出写真でスライドショーを作ろう!都あきこ
今まで親御さん向けの親子ふれあいマンガとして
巻末で細々と連載していた「ママだって1ねんせい」が
初のフルカラー特別版として登場。
くんぺいくん一家がマイクロソフト社の「Photo Story3」を使って
パソコン上でアルバム作りに挑戦する。

写真をアルバムにしまっていつでも見られるようにしておくのもいいけれど、
せっかくデジカメで撮ったのであればパソコンの写真編集ソフトを使って
アルバム作成するのもまたおもしろい。
画像をズームアップしたり、メッセージを追加したり、
おまけにスライドショーなんてものまでできてしまい、
しかも失敗してもやり直しがきく。
これは今までのアナログカメラではできなかったことです。

パソコンで写真編集だなんて味気ない、なんていう人がいるかもしれませんが
やり始めたらきっとおもしろいと思う。
少なくともくんぺいくん一家は楽しんでるようだし、
それが読者の私にも伝わってくる。

▼ママだって1ねんせい:都あきこ

そして本編。(いつものように白黒・・・)
テーマは“自然と遊ぼ”。

きれいな川には天然の遊びアイテムがいっぱい。
だけど川が汚ければ生き物だけでなく、人間も寄りつかなくなってしまう。
そういったきれいな川を守るためにも、生活排水を減らしていく努力をしなければならない。
したがって、食べ残しなんて厳禁!
みそ汁もラーメンのつゆも全て飲み干すのはもちろん、
飲み終えたスープの皿もきれいになめて、
台所洗剤を使う量を減らすのじゃー!!
どうだ!この徹底した川をきれいにする惜しみない努力!

オレって地球に優しいエコ人間だったんだ。

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2005年8月3日 水曜日