じゃりまん小学校
じゃりまん読書感想文
2005年11月分
2005年11月度 |
総評 |
じゃりまんの部 |
今月はなんといってもボンボンでしょうねー。 いきなりのリニューアル宣言、そしていきなりの6作品打ち切りですよ。 そして入れ替えとなる新連載5作品は予告を見る限りでは 誌面を変えていく力はなさそう。 1年後には5作品のうちいくつかは消えてしまっているのではないか? 思い切ったリニューアルは期待よりも不安な要素がはるかに上回る。 私にはどうしても今回のリニューアルは 作品を突然打ち切るというボンボンの悪しき伝統の 集大成のような気がしてならないのだが・・・ やっぱ、やわ忍やクッキンガーの打ち切りは悔しいし、 正直、この2作品を落とすくらいなら別に落として欲しい作品はあるのに・・・ とさえ思ってしまう。 今のところ不安と不満でいっぱいのボンボンリニューアルですが、 まだ次月号を読んでいないうちからあーだこーだ言ってもしょうがないかな。 こうなったらボンボンがどんな進化を遂げるか見てやろうじゃないか。 立ち読みじゃないぞ。ちゃんとお金を払って読むぞ。 ブンブンは、4コマギャグマンガ4作品がおもしろさを競う GAG-1グランプリが早くも3回目。 読みきり作品をガンガン掲載して、 その中からおもしろギャグマンガを発掘することに専念しているようです。 ちょっとやりすぎなような気もしますが、まあいっか。 コロコロは曽山センセの短編集が単行本で発売。 児童誌の漫画家で個人の短編集が出せるなんてすごいお方だ。 |
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2005年11月30日 水曜日 |
月刊コロコロコミック 2005年12月号 |
2005年11月15日発売 |
小学館 480円 |
▼コロッケ!コロット登場記念:樫本学ヴ コロッケキャラが合体しまくる特別読みきりマンガ。 ニンテンドーDSソフトではコロッケとリゾットが合体した 「コロット」なるキャラが登場するそうです。 なかなかかわいいですね。 でもコロット以外まともな合体キャラがいやしませんが、 個人的にはレモネードと合体したプリンプリンが大爆笑。 頭のカタチがナイスですねー。 ▼絶体絶命でんぢゃらすじーさん:曽山一寿 すげえ・・・曽山センセは、2003年12月号での予告通り、 ホントに「運動ならなんでもおまかせ隊」を出してきやがったッ!! この手のギャグは長期に渡る人気作品でなきゃ不可能なので なんだかんだ言われてもこのマンガはそれができるからすごいよなー。 今月号の「運動ならなんでもおまかせ隊」の登場には ある意味感動できた。パチパチ(←拍手)。 次回は2007年12月号に登場予定です。 再び登場できるのか?それともできないのか? さー、 どっち? ▼ケシカスくん:村瀬範行 イケメンになったケシカスくんですか。 暴言よりもチンコをピタピタ揺らすその様が ムカつくもアリ、おもしろおかしくもアリですね。 ▼デュエルマスターズFE:松本しげのぶ 白凰は随分、口が悪いクソガキに変身しちまったなー。 白い騎士団の時の方がよっぽどクールで格好良かった。 ザキラによってここまで性根が腐った男に成り下がってしまうとは・・・ 記憶が幼児化していただけに洗脳もしやすかったのか? うーーーん、最低だ。 せめて記憶が抜けている時のあどけない白凰に戻してくれザキラ・・・ オレはショックだよ・・・ 一方、勝ちゃんは新たなデュエルマスターに会うためにエジプトへ。 しかしよりによってなんでエスメラルダがついてくるんだよぅ。 どうせならトーイのほうが(以下略) ▼デュエル・ジャック!!:伊原しげかつ ショーはせっかくサイフを落としたのにリアクションがおとなしいですね。 ハダカになって貧しさを表現したりとかしないのか? ▼ミラクルボール:ながとしやすなり 先月号とは打って変わって今月は野球マンガとしてまともな回です。 いよいよ明日は校内野球大会決勝戦。 三中野球部の決勝の相手は、 打倒野球部のために外部から呼ばれたエリート集団、 自らを「努力をしなくてもいい勝ち組・勝者の会」と名乗る 6人のメンバーらが入ったチームと対戦します。 確かに勝者の会とやらにはただならぬ雰囲気が漂ってますが、 こっちにだって栗男と天馬という隠し武器があるんです。 例え勝者の会のヤツらが非人間だったとしても こっちとしては既に備えあれば憂いなし状態なのです。 これに不滅の奇跡が加わるんだからもう準備万全。 どっからでもかかってこいってーの。 ▼爆球HIT!クラッシュビーダマン(予告編):倉谷友也 なんと、倉谷友也センセが描くビーダマンマンガが次号より新連載! 今回はその予告編。 どうやらビーダマン大好き少年が活躍するマンガになりそうだ。 主人公の玉賀必人(たまがひっと・11)くんは 学校に遅刻しそうになるピンチを、ビーダマンを使って 立ちふさがる壁を粉砕し、校門の滑車を止め、 己の行く道を切り開いてガンガン突き進んで攻略していく! なんてまっすぐで熱い少年なんでしょう。 これはもう、D・M激王伝のゲットくんそのまんまじゃないですか(笑)。 なんでもぶっこわすってのが腕白な男の子らしくていいですね。 今から楽しみ。 ▼コロッケ!:樫本学ヴ うわあ・・・、Dr.フォアグラーとアンチョビ、マジで逝っちゃったのか? ピザの斜塔編・バッド・エンディングじゃん! 倒れた2人を抱え、どこへなりとも立ち去っていくカラスミ。 む・・・むなしすぎる・・・ さらにその後、バンキングを奪うナゾの集団が出現! ドラゴンボールでいうところの神龍を破壊するのに等しいことをする5人組。 コロッケ達の次なる目的は!? まさかバンキング救出編とか!? ▼ロックマンエグゼ:鷹岬諒 ロックマンはまたしてもフォルテの一言でとんでもない力を得る。 ロックマンはフォルテにけしかけられる度にパワーアップしていくな~。 まさに2人は真の強さのみを競い合う宿命のライバル同士といったところか。 ▼推理の星くん:まんが/せいの奈々 新連載お子様探偵マンガ。 9月号では読み切りマンガだったけど、ものの見事に連載化が決定! 頭と瞳に星マークをつけたサル少年・天童星(てんどうほし)くんが主人公。 町の狭い通りに「天童探偵事務所」を構え、 どんな事件もズバズバッと解決してくれます。 ・・・てなことで早速、じーちゃんを殺したという容疑がかけられた 小さい女の子・兎野月子(うのつきこ)ちゃんが 偶然にも天童探偵事務所を発見し、自分の無実を晴らしてほしいと 星くんに依頼してきたぞ。 さてさて、星くんは見事、月子ちゃんの無実を晴らすことができるか・・・!? 読み切りの時とは違って、名探偵ぶりをいかんなく発揮する星くん。 それでいて明るく元気な行動力は以前と何ら変わらない。 登場キャラも可愛くとっつきやすいが この画で殺人事件はちょっと合わないかな。 しかしながら星くんの推理はたんたんとして分かりやすく、 探偵以外の動作はとぼけたお子様みたいで コミカルなキャラに仕上がっていておもしろい。 また、星くんが追っているナゾの人物との絡みなど 探偵以外の要素でも楽しめそうだ。 まだ初回だけでは話がどんなふうに拡がっていくかは未知の世界だけど、 掴みはOK。 星くん自身も謎多き少年だが、それは話の過程で 徐々に解き明かされていくのだろうと思う。 とりあえず星くんのテキパキした行動力とたんたんとした推理力は魅力。 彼のこれからの活躍に期待が持てます。 おもしろかったです。 P.S. 兎野月子ちゃんはこれからもずっと星くんのお供をするのかしら? ▼サルゲッチュ ウキウキ大作戦!:後藤英貴 のっとられたー!! のっとられるなー!!って言いたくなりますよマジで。 ヒロキくん、とうとう自分の部屋まで犬にのっとられて・・・ ああ、ヒロキくんの居場所がどんどんなくなってゆく・・・(涙) ▼星のカービィデデデでプププなものがたり:ひかわ博一 カービィ達が野球でメチャクチャしまくって 最後のオチが野球拳なのはちょっと笑った。 ▼マスカレード:板垣雅也 山羊獣面(ゴートマスク)の能力は 手にふれた植物を紙に変える ・・・ってメチャクチャずるいじゃないですかこれは!! このどっかの法則みたいな能力があれば 植物を折り紙に変えて空を飛ぶも湖を渡るも自由自在。 マスカレード行きのバスの追いかけっこは まさにこの能力にうってつけだ。 ただのライオンの能力でしかない獣六には 湖あり崖ありのバスの追いかけっこは、かなりきつかっただろう。 でもここまで獣六に飛び道具的な能力が出てきてないのは素直にほめたいね。 ▼金色のガッシュベル!!:原作/雷句誠・まんが/矢高鈴央 日本列島がナオミに・・・ ホントにこの作者の発想力はどうなってんだ? ナオミギャグにとらわれすぎて どんなカタチでもナオミに見えてしまうのではないか? オレには何年日本列島とにらめっこしても ナオミには見えないよ。 ・・・で、四国の位置ですが、なんとな~く気になる場所にありますね・・・ ▼ドラベース:まんが/むぎわらしんたろう・原案協力/藤子プロ クロえもんの次なる敵はバッティングセンター生まれの ピッチングロボット・ボロ助くん。 元は故障多発のピッチングマシンだったけど 江戸川バッティングセンターでお父さんと一緒に仕事している レツくんの手によって野球ロボットへと生まれ変わりました! コロッとした体型と顔がチャームポイントです。 ボロ助くんか・・・なかなかおもしろそうなヤツが誕生しましたね。 作った人はかなりがめついけど。 ▼ポケットモンスター:穴久保幸作 リングマの山小屋にやってきたのはドロボーじゃなくて 放火魔でした。ちゃんちゃん。 ▼甲虫王者ムシキング:おおせよしお 体力の限界まで戦い抜いたザックとカブト丸の友情の絆は最高ですね。 カブト丸が地面に叩きつけられそうになったその瞬間、 ザックが身を挺してカブト丸を救ったシーンにシビれる。 メッサーノも正気に戻りかけたヤイバにさらに注射を打ったりして、 情け容赦ない冷酷ぶりを見せつけて手強かったんですけどね。 所詮は計画。本物の友情の絆の前にはメッサーノもかないませんでした。 で、戦いの終盤で「力の石」を手に入れたザック。 そして真のムシキング伝説を追う謎のじーさんクワガタが現れ、 早くも新たな大冒険が始まりそうな展開だ。 またザックがお宝探しに夢中になってしまわなければいいが・・・ まあ、それでもザックはカブト丸のことを良き相棒だと思っているから 2人がバラバラになってしまうという心配はないんだけどね。 メッサーノとの戦いでムシマスターとして大きく成長したザック。 天樹伝説は崩れ去ったが、新たなムシキング伝説を求めて ザックとカブト丸の旅はまだまだ続く。 ▼太陽少年ジャンゴ:原案/小島秀夫・まんが/ひじおか誠 やっぱりジャンゴは賞金のことは二の次に考えていたんだな。 吸血鬼退治をしながら行方不明になった兄を捜すことが真の目的。 なので、苦労の末にニーズホッグを倒しても、 その手柄をポーンと気前よくダルシスに譲ります。 ジャンゴの懐の広さが見て取れますね。カックイー! 最後に伯爵が悪役になって登場してますが、 確かジャンゴ達のために体を張って死んだんじゃ・・・? ジャンゴ達が伯爵と出会ってからの反応が気になります。ええ。 ▼モリモリッ!ばんちょー!!キヨハラくん:河合じゅんじ 最終回。 最後までキヨハラはクワタとはいいコンビでしたね。 でもバットで股間グリグリ攻撃はさすがに痛いです。 うううう~。 ・・・で、河合じゅんじ氏の野球ギャグマンガはもうやらないのかな? やるとしたら今度は誰をターゲットにするのかな?今のところ不明だ。 ※別冊付録 ロックマンエグゼ6の新機能をテーマに ロックマンマンガが3本収録。 ▼ロックマンエグゼ 新世代ギア誕生!:鷹岬諒 ロックマンは獣化(ビーストアウト)の影響で データ総量が格段に増えてしまった。 PETもロックマンの増えすぎてしまったデータ量を処理しきれなくなり、 ロックマン自身もいつ暴走するか分からない。 残念だがついにロックマンと別のネットナビとを交換する時が来てしまったようだ・・・ ・・・なあんて、それは熱斗くんの単なる勘違いだったわけで それは良いとしても熱斗くんが炎山にしでかした行為が強烈すぎ。 トイレで炎山に急所蹴りをかましたり、腕にかみついたり・・・ 炎山にそんな大胆なことができるのは熱斗くん、 アンタだけだよ。 ▼激闘!エグゼ兄弟 ロックメ~ン:川野匠 こちらも獣化した熱太が暴れまくってますね~・・・って ただ熱太が食いモン食ってるだけじゃん。 いつもどおりの熱太の行動だよそれは。 でもヤツは、食い物を与えるだけで猛獣と化し、 逆に奪うと怪獣と化すのだ! ご飯ひとつで凶暴になれる熱太に獣化の必要全くなし! さすが豚。 ▼ロックマンエグゼホビー 最新未来予想図:永井ゆうじ 「すけ☆かくさん」でおなじみの永井ゆうじ氏による ロックマンマンガのニューバージョンが新たに登場。 今回は読み切りだが、今月発売のコロコロイチバン!では 新連載マンガとして掲載されるとのこと。 ネットナビのロックマンと、プレーヤーのたけしくんが ロックマンエグゼ6に関するおバカなコントを繰り広げるギャグマンガ。 わりとあっさりした絵柄で、後味の残らないさっぱりしたギャグが特徴。 目玉で16連射は意味がないけど笑えた。 オチは思わず「えっ!?」と言ってしまいそうなギャグだ。 風呂場でもないのに身につけている物を外すなんて。 そんな状態でいったい熱斗とどこへ行くのか・・・ いろいろ想像できて楽しいですね。GOODだ。 |
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2005年11月28日 月曜日 |
タロットマスター 1巻 |
岩村俊哉 |
ポプラ社 ブンブンコミックス 409円 |
不思議なタロットカード“タロ”を操る 超占術師(スーパーフォチュナー)・ザジタ(9)が主人公。 ザジタはタロットカードに描かれた精霊を召還し、 悪魔をやっつけることができるのだ。 ザジタはフツーの小学生・勇介のいる小学校に転校してきて “タロ”を使って勇介に取り憑いた悪魔を退治、以降、勇介と友達になり、 さらに勇介も精霊を呼び出す能力が現れるのだった。 タロのタロットカードに描かれた精霊達がおもしろいですね。 これは実際にもある大アルカナのタロットが元になってるんですけど、 恋人の精霊が筋肉ムキムキマンだったり、 力の精霊がライオンを操る6歳の女の子だったり、 このマンガならではのヘンテコな精霊達が登場して 悪魔退治を楽しませてくれます。 ザジタだけでなく勇介の協力も必要になってるところがGOOD。 友情パワーが炸裂してます。 ザジタの目標はタロットの精霊22体を全て同時に操ることができる 「タロットマスター」になること。 タロットマスターになれば過去と未来を創り替えることができて 世界の支配者になれるんだとか。 無邪気なザジタが世界の支配者になるなんて想像もつかないのですが、 タロットマスターになるには苦難の道。 ザジタと勇介の友情パワーで究極の占術師になるという目標自体は 良いことだと思うので、 2人のこれから成長ぶりに期待したい。 |
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2005年11月27日 日曜日 |
コミックボンボン 2005年12月号 |
2005年11月15日発売 |
講談社 480円 |
なんか次号より、ボンボンが大幅にリニューアルされるようですが、 それに伴ってなじみの連載マンガが予告も無しに 一挙に6作品も終わらせてしまうやり方はいかがなものなのか。 リニューアル以前にそういう読者の気持ちを考えない 突然の最終回(打ち切り)をまずやめなさいっての。 リニューアル後も今回のようにボンボンならではの悪いクセが いつまでも続く限り、誌面の中身を変えても 根本的な問題点は何ひとつ変わらないだろう。 要するに、私が大好きなマンガである、やわ忍やクッキンガーが そのために終わってしまったことが残念なのだ・・・はぁ。 ▼デルトラクエスト:原作/エミリー・ロッダ・漫画/にわのまこと あらー、デルトラ王国の外側は、既に影の軍団が支配してたのね。 そらーショックでかいよなー。 ジャードが立ち直るのに7年もかかっちまったよ。 ・・・というか7年間も王国の外で何してたのよアナタ。 ▼とびだせ!!ターパン:やまにのぼる ターパンは自分がケガさせた小鳥を最後までキチッと看護して 自然に帰すことができましたとさ。 すきゃんてぃで作った小鳥の巣が笑えました。 人間の女の子の下着に包まれる心地よさは 鳥にも通用しますか(笑) ▼ドクターマリオくん:あおきけい&みかまる クッパがクッパJr.に励まされるギャグが このマンガの定番になってきましたね。 いや、クッパが息子に溺愛しているといった方が正しいのか。 いずれにしても息子のために張り切るクッパに健気さを感じる。 あと、キノコ王国のキャラで飾られたクリスマスツリーは 実際にあったらおもしろいかもね。 ルイージはせっかくイルミネーション効果で 明るく点滅して目立ってるんだから 性格も明るくならなきゃ。 ▼機械惑星ガラクタニア:立花未来王とダイナミックプロ スパークはノエル一家と一緒に楽しいピクニック。 ピクニックと言うよりはちょっとした冒険という感じがしたけれど このピクニックを通してノエル一家の家族愛に スパークがだんだんうち解けていく展開にちょっとだけホロッとくる。 モニターが墓標なのも、ガラクタニアならではの世界観が良く出ていて好感触。 でもあのひよこ三人組はいったいなんだったんだ・・・ ▼へろへろくんめっちゃワールド:かみやたかひろ サンタさんがみんなのプレゼントを聞き出すために 普段から気付かれないようにいろんなものに変装して 調べてるってなんかヤダなあ。 盗聴やストーカーを思い浮かべてしまう。笑えるけど。 ところで「おじさま写真集」ってなんなんですか? ▼ろぼおっ!:小田太郎 読み切り。 奇怪な行動しまくって自分はロボットじゃない言い張るロボット教師・ろぼおに 転校生・山口ひろし(10)くんが振り回されるというショートギャグマンガ。 転校生の山口ひろしくんが、校長室で担任の「ろぼお」が紹介され、 教室に行くまでの話を描いている。 先生と生徒というシチュエーションでありながら、授業風景を描かないのは珍しいなー ・・・と思ったら、なんだ。この続きが見たかったら アンケートでこのマンガを選べってことなのね。 確かに、ろぼおのアホな行動をあれだけ見せておきながら 楽しくなりそうなろぼお先生の授業風景が見られずじまいってのは 物足りなさを感じる。 ろぼおのキャラ自体とぼけてて良い感じがするので あと2、3回くらいは続けて読んでみたいなあ~。 ▼IDATEN翔:藤原としひろ 翔は速さと体力の無さを勇気で補い、 前回のチャンピオンを1回戦で下しました。 クサイけど勝利への執念を捨てなかったのは立派。 勇気1つで負けてしまったタイガー・ジェットがちょっと哀れねえ。 ▼マジシャン探偵A:石垣ゆうき これは驚いた――― 要塞の壁の外を伝ってストーリーを一気にショートカットしやがったっ! そしてもうゾディアックのボスと最終決戦! 結局12星座は最後まで出ずじまい。うわちゃ~。 シルエットだけの皆さんがかわいそうだ。 さらに、秋坂や大山といった程度の低い悪役を再登場させるとはとんだ茶番。 こんなヤツらを部下にするなんて レオンも大したことないなと思った。 しかしJOKERが純一郎の家族のことを聞き出し、 過去になんらかの関わり合いがあったような態度を見せる。 もしかしたらレオンとの戦いでJOKERが命を落とすことになるかもしれない。 ▼海の大陸NOA:じゅきあきら 特別読みきり。 7年前に連載されていたらしく、今回は読みきりとして復活。 ちなみに私はこのマンガを読むのは初めてなのであしからず。 えー、舞台は遠い未来の地球。 地球上にたった1つ残された孤島・サンクルスは、 生物実験に失敗した奇妙な生き物が集まる島で、 サンクルス島のボスのリューク少年が奇妙な生き物たちと一緒に ドタバタしまくるファンタジー風のギャグマンガ。 今回は、リュークが自らの鉄拳で奪ってしまった ドーカイテイオー(ウマ科の生物実験失敗作)の記憶を取り戻すために奮闘する。 設定はすごくおもしろそうなんですが、 読んでみるとギャグ展開がめまぐるしく切り替わりすぎて ついてこれなかった・・・ サンクルス島の魅力も伝わってこないし ギャグそのものも正直余り笑えなかった。 不条理ギャグの部類にはいるんだろうか。 今のところ少なくとも私のギャグのツボにははまりません。 でも次号も掲載らしいので読んでみる。 やっぱこのマンガの舞台設定が気になるので。 ▼ゲゲゲの鬼太郎R 妖怪千物語:原作/水木しげる・作画/ほしの竜一 最終回です。 ゲゲゲの鬼太郎Rを締めくくる最後の妖怪はのっぺらぼう。 のっぺらぼうは、ただ人を驚かすだけの妖怪だと思ってたけど 人魂の天ぷらを作って、食べさせた人の顔と能力を奪うことができるなんて 恐ろしい妖怪だったんですね。 でも、人魂の天ぷらの作り方コーナーはマヌケで笑えた。 人魂は水の中に入れておくと逃げないそうですよ。 う~ん、トリビアン。 ▼ウルトラ忍法帖 輝(フラッシュ):御童カズヒコ こちらも最終回。 最終回に相応しい今回の事件はマン突然の心臓病。 そしてギャグマンガに相応しい電気ショック療法でのマン復活。 ありきたりだけどギャグマンガのお涙頂戴物としては王道。 これまでもマンはウンコ食ったりなんやかんやで 笑いの中心的存在だったからな~。 そんなヤツが死んでしまうかもしれないなんて言われたら ハラハラしちゃうよな。 ちょっとホロッときて最後は爽やかな、いい最終回だったと思う。 ▼愛とグルメの栄養戦士 LaLaLaクッキンガー:松下幸志 これまた最終回。 父は仕事、母は事故で亡くし、 ひとりぼっちでクリスマスを過ごすおともだちの良幸くんの家に おかもちくんたちがやってきてみんなで励ますお話。 最終回に相応しい、良いお話だったなー。 良幸くんが車にぶつかりそうになった時、 お母さんが吹雪になって天国から助けに来てくれる演出も泣かせる。 そして最後にはおかもちくんにも・・・ これまでもこの作品は、クッキンガーが作る楽しい料理をテーマに おかもちくんの友情、親子愛、悪をやっつけるといった 現代の子供にとって大切な要素を盛り込み 毎月、読者を楽しませくれた児童マンガだった。 しかも友情に関しては男の子同士の友情を多く描いた点もポイント高い。 それだけにリニューアルのために終わってしまったのは非常に残念。 だがボンボン誌上に残る名作になったのは間違いないでしょう。 松下幸志先生、お疲れさまでした。 次回作期待。NICE! ▼やわらか忍法SOS:帯ひろ志 またまた最終回。 なんだかんだで快太はついにやわ忍試験合格、 明日香姫と結婚する時が来た。 しかしそれを知った蜘蛛隠れ軍団が最後の総攻撃に打って出た。 囚われの身になるアヤメ。そして快太が土壇場で会得した忍法とは――― やわらか珍法 やったー!またしても男の子の喜びを体で表現した下ネタギャグだー!! 快太がいつの間にかハダカになったかと思うと にゅい~んと、ゾウさんの鼻のようにのびのびと伸びたチンチンを まるで生き物のように操る男の子なら誰もが夢見る妙技を 快太は現実のものとしたっ! 早速、快太は伸びたチンチンでアヤメの肩を叩き、会得した技を披露する。 そうさ、このちんちくりんな妙技があれば、アヤメだけでなく 世界中の女の子をイカせる事が可能だっ! しかも普段はおもちゃとしても使えるため、 思わず明日香姫も「ねぇお婆 明日香も長いのほしいです!」とばあやにおねだり。 アンタはムリだよ ・・・ていうか、そんなモノ手に入れてどうする やわらか珍法をGETした明日香姫を想像するだけでも 空恐ろしいんですけど。 明日香姫が会得すべきは、お婆も披露してくれた「ボイン拳」でしょー! 女には女の武器があるんだからムチャ言わないの! 本当に男も女もみーんなバカやってて百池家は平和そのものだな~。 見ていて心底楽しかった。 こうしてこのマンガは最後の最後まで 男の子の性への欲求不満を解消する任務を果たし、 有終の美を飾る最終回と相成りました。 読み切りの“柔らか学園SOS”から本作品に至るまで 爽やかなスケベマンガを徹底的に貫き通し、 且つハダカシーンに於いても男女平等で 下ネタがありながらあからさまな下品さが全くない 男児向けの健全な児童マンガを描き続けて ぼくを楽しませてくれた帯ひろ志大先生。 今まで楽しいひとときをありがとう! 特に快太のチン毛騒動以降はどれもすばらしいお話ばかりでした。 ・・・ああ、もうこんな男児優位なスケベマンガは しばらくは登場しないだろうな・・・ あああ、ショックだなあ。NICE! 次号より、雑誌のサイズがA5からB5とビッグになった 新生コミックボンボンが発進します。 お値段はもちろん変わらずの480円。 新連載も5作品が控えていて さらに2月号にも新連載が1本控えています。 果たしてこのリニューアルは成功するのか? その昔、青年誌で旋風を巻き起こした恐竜・GONは? RAVEの真島ヒロ氏の新作マンガは? 児童誌に恋愛シミュレーションマンガは? 果たしてこれらの作品にボンボンの命運を任せてもいいのか? なにより 流行るのか!? 全ては12月15日、明らかになる・・・ |
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2005年11月24日 木曜日 |
プレコミックブンブン 2005年12月号 |
2005年11月5日発売 |
ポプラ社 480円 |
▼かいけつゾロリ:原作・監修/原ゆたか・まんが/きむらひろき ゾロリは月と地上を自由に行き来できるエレベーターとは こりゃまた便利な乗り物を発明してくれましたが、 いったいコレ何メートルの高さがあるんでしょうね。 ▼かいけつゾロリ4コマ大作戦:原作・監修/原ゆたか・ まんが/きむらひろき・滝沢のぼる・熊沢かえで・村上ゆみ子 コンビニおにぎりを使っておかゆを作るのも 発明といえば発明だよな。 ▼まかせてペットくん:そにしけんじ 新キャラ・ミラクルちゃん登場。 ミラクルちゃんは携帯電話のバッテリーから生まれたリサイクルロボット。 趣味は占い。 早速ミラクルちゃんはのぼるくんに、 好きな男の子と両思いになれるおまじないをかけたら、 あっという間に友達の広田くんがのぼるくんに恋心を抱いてしまって効果絶大! おもしれー! いつもはのぼるくんと遊んでいるだけの役の広田くんが まさかのぼるくんに胸をときめかせるとはね~。 広田くんもあんな可愛い顔を見せることができるんだ(笑)。 笑えた笑えた。いや~、意外な発見です。 ▼タロットマスター:岩村俊哉 ザジタはデジタルエレメント相手に健闘してるけど、 勇介の魔法学校編は省かれそうだな~。 おもしろそうなのに。 ▼ストロングサンタ鬼兵:河内丸じょあ 3本立て読み切り。 クリスマスの日にマッチョな鬼兵サンタと マッチョな人間の姿をしたトナカイ2匹が、よい子の町にやってきて 筋肉布教活動をするというドタバタギャグ。 鬼兵サンタはただでさえ見た目からして子供達の夢をぶち壊す姿をしてるのに そのうえマッチョ布教活動とは・・・ クリスマスのイメージぶち壊し。 さらに押しつけがましいので、迷惑度増大。 キミみたいな迷惑サンタは悪い子のもとへ行くべきだ。 ま、夢も希望もクリスマスの雰囲気さえも全く感じられないので サンタさんの正体を既に知ってしまっている高学年向けのマンガだなこりゃ。 ▼いたずらまじょ子の大冒険:原作・監修/藤真知子・まんが/みずなともみ こちらはお子様サンタが先輩のおじいさんサンタに代わって 良い子達にプレゼントを配ってます。 どんなに厳しい吹雪に出くわしても、楽しみに待っている子供のために プレゼントを届ける任務を全うするお子様サンタの心意気がすばらしいです。 それに引き替え、まじょ子はサンタさんが見たいがために 危険な罠を家中に仕掛けるなんて・・・ 生け捕りにする気あるのか? 悪者じゃないんだから。 ▼ケッタ・ゴール!:かわせひろし 王様はフォワード、将軍はミッドフィルダー、皇帝はディフェンダー。 その答えは、そう呼ばれたエースがサッカー史上に存在したということだ。 つまりポジションに関係なく誰でもエースになり得る資格があるということ。 要するに、攻守万能型のタケちゃんをミッドフィルダーに置くことで ケッタとポジションをダブらせずにお互いの能力を引き出せると。 こういうことですな。 ・・・ということはタケちゃんはケッタよりもすごいんじゃん! 精神的にも大人だしケッタよりも偉くみえるぞ。 やっぱケッタは目立とう精神が強いガキなんだな~と 強く認識させられました。 なんかケッタよりもタケちゃんのほうが好感持てるキャラになってるぞ。 がんばれ~ケッタ。 ▼トツゲキ!体験おけいこ道:滝沢のぼる 今回はマジック教室をレポート。 ・・・ということで、読者に体験入学させるが如く、 簡単なマジックのやりかたなどが掲載。 ほぼ予想通りの内容だったけど、マジック教室としては 嘘偽りのない内容でした。 ▼スパナ:凪沢亮介 犬猫が携帯電話を使う時代になったのかー。 ・・・で、その携帯電話には犬語翻訳機能はあるのかい? ▼からどろ:大西俊輔 洋平が悪霊と戦う姿を見て母ちゃんは何かを悟ったのか。 どうやら零との最終決戦に母ちゃんの出番はないようね。 洋平自身が零と渡り合える力をつけるしかないということか。 王道だ。 ▼名探偵ズッコケ三人組:シナリオ/矢澤和重・まんが/新山たかし ハチベエのアレは 見えるか? 見えたか!? 見えたのか??? ・・・・・・やっぱダメか。 ▼薫の拳:作/佐久間信・まんが/東タイラ 気が付けばもう薫同士の対決なのか。 薫ちゃんは大会決勝戦で薫クンと本気で戦えることにとても嬉しそうだなー。 薫クンのほうは薫ちゃんと仲直りするために ケガを押して戦うハメになって気が気じゃない状態だってのに。 試合にその影響がモロに出てるぞ。 薫クンはそんなヘナチョコな気合いで勝てるのか? このままじゃ薫ちゃんに「出直してこい」と言われるのが関の山だぞ。 一方、薫ちゃんの弟クンはちゃんと2人の薫を応援してエライねー。 お菓子でもやろうか? ▼ラッキーナイト カスタードくん:渡辺道明 駄馬・クリームが語る、過去にカスタードくんの父が魔王軍との戦いで死に至るまでの真実。 内容はどうであれ、額に矢が刺さってから1分、1秒でも長く生きようと懸命な パパさんの根性は見上げたものがあると思う。 その死に様をあざ笑うチョコ・パ姫についにカスタードくんが手をあげました! さあ、チョコ・パ姫は改心したのか?改心したのか? いや、改心はしてないだろうなあ。 魔王軍にさらわれながらも 「そーいえば騎士まんがだったわコレ」とか言ってるし。 そもそもオレはこのマンガを騎士マンガだとは思ってないし。 ▼とつげき!ぷるぷる学園:くぼたまこと 貧乏神が正義の味方で、福の神が悪役かよ。 友は宝!!貧しいながらも楽しい我が家へだなんて聞こえはいいけど 貧乏神に言われるとなんかだまされてるような・・・ ▼大仏刑事:大崎亮平 “ほとけだけにもうほっとけない!?” などとベタなコピーで華々しく新登場するのは 第1回GAG-1グランプリ優勝作品である大仏刑事。 観音署に赴任してきた大仏刑事が大ボケかましまくるギャグマンガだ。 連載第1回目から大仏刑事のムチャクチャな行動が目立つけど 全体的にギャグがおとなしい感じがする。 大仏刑事の本領発揮はまだまだこれからだろう。 大仏らしい大らかなギャグを期待。 ★ブンブン4コマバトル!!GAG-1グランプリ さーて、第3回GAG-1グランプリの作品は・・・ ▼サイボーグ犬ワッチー:高田ミレイ サイボーグ警察犬として運床警察署にやってきた サイボーグ犬・ワッチーが活躍するマンガ。 ワッチーは、外見は頭にパトライトをつけたチワワで 弱気な性格だけど、その反面、破壊力は抜群。 最初は弱気で頭の悪い部分をさらけだすが 徐々に本来の破壊力で周囲を驚かせるのだった。 ワッチーが物を壊すよりも、11-7の簡単な計算を間違えたり、 コンセントで充電をしているギャグの方がおもしろかった。 やっぱ、チワワは物を破壊するよりも マヌケな部分を見せてくれた方がかわいいし、おもしろいと思う。 ▼音楽のお時間:新沼志保 某音楽家にそっくりな小学4年生・モーツアルトくんが登場するギャグマンガ。 ・・・ということはフケ顔の小学生なので、外見は少年ダンディと同じ類だ。 でもただそれだけ。 モーツアルトくんが音楽家に似てるからって 普段は野比のび太くん並の平凡な小学生。 見るべき点がほとんどないのがツライ。 ▼バクレツじいちゃん徳川家康:栗木広和 タイトルの通り、元気なおじいちゃん・徳川家康(※同姓同名)が活躍するマンガ。 おじいちゃんは年寄りらしいところが微塵もなく テレビゲームからギャル語・犬のしつけまで、なんでもこなします。 4作品の中ではベスト。 ハメを外しすぎない程度に変わった行動を取るおじいちゃんが 妙にこのマンガのほのぼのとした雰囲気に合っている。 ひいてはブンブンという雑誌の性格にもピッタリだ。 おじいちゃんや孫、犬のチビなどのメインキャラもかわいいので 男女ともに楽しめるマンガと言えるだろう。 おじいちゃんがちっとも年寄り臭くなく誰よりも目立っていて、 ちゃんと主人公してる点がGOODだ。 ▼GO!GO!天竺:松上はる菜 孫悟空をモチーフとした4コマ。 登場キャラも孫悟空、沙悟浄、猪八戒とそのまんま。 うーん、これはただ孫悟空の登場キャラを使って ワイワイ騒ぐだけのマンガだな。 個人的には×。 ・・・ということでオレとしてはオススメは徳川家康。 次点でワッチー。 こんなとこ。 ▼ファントム:大斗改 エイプの悲しい過去が明かされる。 どうやらエイプの母親は人間で、ファントムにやられてしまったみたいだけど 父親は?話から察するに死んではいなさそう。 まさか兄のドッグと手を組んでいるとか? ファントムが人を襲う一件と、エイプの家族が何か関わりがありそうな そんな予感。 ▼フェアリーアイドルかのん:袴田めら ジュリアはどうやら悪の心がキチンと浄化されたようでひと安心。 あとはシャープだな。 とうとう禁断の魔法まで使ってなりふり構わず暴挙に出たか・・・ しかしコイツさえどうにかすればハッピーエンドとなるはず。 あとはシャープの変貌をどこまで食い止められるか。 このまま放っておくと、いずれとんでもない化け物に 変身してしまいそうな気がしてならないのですよ。 ▼少年ダンディ:ボッカ 惜しくも第2回GAG-1グランプリ準優勝となった作品。 おもしろかったんだけどね。 まあしょうがないね。 ・・・ってことでフケ顔ダンディくんのマセガキ度がさらにパワーアップして 無念の再登場です。 ダンディくんの赤ちゃん姿には思いっきり引いてしまいましたが やっぱおもしろいですね。 ダンディくんの度を超えたおませギャグに 女性教師も思わずケリを入れたりなんかして笑わせてくれます。 ダンディくんと女性教師は良いボケツッコミコンビですね。 でももうちょっと・・・っていうかもっと子供らしさがほしいよな。 子供なんだからさ。 ▼ブンブンまんがクラブ:構成/小山田つとむ・まんが/赤垣新二 先月に引き続いて今月も効果線講座でっす。 ベタフラから雲形定規を使った効果線の描き方までいろいろ。 どれも一筋縄ではいかないテクニックが必要だけど 効果線があるのとないのとではそのコマの雰囲気がガラリと変わるので 漫画家を目指すみなさんはぜひ覚えておきたいテクニックですね。 ここ、試験に出るからノートに書いておくよーに! さて、次号は、なんとあのマンガが新連載になります! 多分シルエットから察するにインスタントかんむりのヤツではないでしょうか。 あのまま放っておくのはあまりにもったいないと思っていた作品だったので 復活は素直に嬉しいですね。 |
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2005年11月21日 月曜日 |
小学六年生 2005年12月号 |
2005年11月2日発売 |
小学館 540円 |
今月は占い、心理テスト特集です。 女の子が好きそうな特集ですね。 ▼GOGO!たまたまたまごっち:ヤスコーン ついにヤスコーン氏のたまごっちマンガが小六にも登場。 小二を除いてたまごっちマンガはヤスコーン氏が担当していて たまごっちマンガとしては全ての学年誌を制覇。 すごいね。 ▼夢への扉~動物写真家 岩合光昭の章~ :取材・原案/北野弘子・作画/鈴木小波 今回は動物写真家の岩合光昭物語。 学年誌でも彼が撮った動物の写真が度々掲載されています。 岩合光昭氏は最初は動物よりも女性のファッション誌に興味があったそうです。 しかし、やはり動物写真家の父が息子(岩合光昭氏)に仕事を手伝わせていたため、 その父の地道な努力の甲斐あって息子もまた、動物写真家の道を歩んだそうです。 まあ、正しい選択だったと思いますよ。 きらびやかなファッションに身を包んだ女性よりも 大自然の中を生き抜く動物たちを撮った方が 見てる方も撮る方も健康的だと思いますし。 ▼宇宙教師(ティーチャー)ボンバー!:唯洋一郎 ポポリ星人の寿命は200万年かあ。 そりゃあ、地球人の女性に惚れちゃったら早く告白しないと 相手は待ちきれずに死んじゃうわな。 地球では200万年もあれば 生き物の体の構造すら変わってしまうくらいの年月だからね。 でも寿命が200万年だなんてうらやましいなあ。 ▼トップ 放課後社長は12さい:原作/野村伸・作画/岩田和久 天太は楽天堂の社運が懸かった株式シミュレーションゲームで パワードG社の社長と対決! 制限時間30分以内に資産をどんどん増やすのだ! でも天太は株式の仕組みを全然分かってない様子。 そうだろうそうだろう。 それが小学生として普通の反応だ。 オレも株の動向なんぞ全く分からん。 こんなのは子供の発想力でどうにかなる問題じゃないの。 興味を持つ以外に株の動向なんてこちとら知ったこっちゃないからね。 しかし、このマンガって株式経済マンガだったのかなー。 社会学習マンガとは意図が違うような気もするけど。 ▼遭遇!たこちくび星人:あべさより たこちくび星人の顔をしたライオンさんがコワイ・・・ ▼トホホな犬:あいみてつろう トホホな犬の頭の上に梨が置いてあります。 これは芸術家が新鮮な梨を「無し」とかけて 「心配なし」を表現したのだそうです。 ・・・ってダジャレかい!! そんなことのためにトホホな犬にアホな恰好させるんじゃねー!! ただでさえヘンな恰好なのに。 |
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2005年11月21日 月曜日 |
ス・パ・ナ 1巻 |
凪沢亮介 |
ポプラ社 ブンブンコミックス 409円 |
ブンブンで連載中の変なエスパーギャグマンガ。 ごくフツーの小学生・カズマ(10)くんが、 超怪力の姉貴・アキハ(16)や、女の子エスパーのミノカ(10)ちゃんの暴走や、 突然現れた謎の生命体・柱犬(はしらいぬ)に振り回されて そりゃあ毎日が大騒ぎさ・・・ってな感じのギャグ。 基本的にはミノカちゃんのメチャクチャなエスパー騒動と、 柱犬のおバカな騒動の2種類のギャグパターンがあり、 どっちかと言ったら、柱犬のおマヌケな行動の方がおもしろいかな。 柱犬はどこからともなく現れた生き物かどうかも分からない謎の生命体で、 見かけは犬の生首を誇張したような感じ。 電池が大好物で関西弁を使う訳の分からないヤツです。 犬や猫と付き合うことがしばしばあるので、 ペット並みの知能はあるかと(笑)。 エスパーとはなんら関係がない柱犬だけど 超能力者とはヘンに相性が良いので特に違和感なし。 ゲームコントローラーを操るおでこがまぶしいエスパー・輝矢(かがや)ヒカルくんも おもしろいキャラなんでこちらも注目です。 あと、どうでもいいことだけど よくよく考えたらこのマンガは女の子の方が非常識な行動とるんだよなあ・・・ 男の子タジタジ。 |
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2005年11月20日 日曜日 |
いたずらまじょ子の大冒険 1巻 |
原作・監修:藤真知子 原作イラスト:ゆーちみえこ まんが:みずなともみ |
ポプラ社 ブンブンコミックス 409円 |
この作品もプレコミックブンブンのゾロリやズッコケ三人組と同じく、 児童書のマンガバージョンです。 ドジでおっちょこちょいだけど、がんばりやさんの女の子魔法使い・まじょ子と ちょっと頭が弱いけど、やさしい小学2年生の女の子・ナナちゃんが 魔法の国のいろんなところを大冒険して笑いありドキドキな展開ありの 不思議な体験をするお話。 魔法の国へは、ナナちゃんが自分の部屋で見つけたまじょ子の日記を開くことで 行ったり来たりできるのです。 魔法の国にはオオカミ男がいて、人間界の虹を売る商人がいて、 魔法学校で魔法国語を習って・・・ とまあ基本的になんでもアリなんですが、 摩訶不思議な世界で、ナナとまじょ子が一生懸命がんばったり、 人を助けたりといろんな体験をしていく様子がおもしろいです。 魔法の国はとっても不思議でヘンな国だけど、 無限に拡がる夢と冒険の世界とも言えるのではないでしょうか。 登場キャラは原作と違ってちょっと萌えな要素がありますが、 子供受けしそうなやさしい画なんで好感持てます。 タイトルの通り、ナナとまじょ子が不思議な世界で いろんな所を冒険することがこのマンガの醍醐味かな。 結構おもしろいんで2巻も買います。 |
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2005年11月18日 金曜日 |
小学五年生 2005年12月号 |
2005年11月2日発売 |
小学館 540円 |
▼ないしょのつぼみ:やぶうち優 ・・・つ、つぼみっ・・・! ち・・・、血ぃ、出てるぞっっ・・・!! ・・・パンツの・・・あ間っ―――!! 怜麻(れいま)くんはそれが月経だなんてつゆ知らず、 パニックになりながらつぼみちゃんをおぶって家まで激走。 きっとつぼみちゃんの大事なところがケガをしたと勘違いしたんだろうね。 まあ、病院に行かなくて良かったよ。 もし行っていたら大恥かいてたぞ。 ・・・ということで、男子にも女の子の体の仕組みをキチンと教えないと こんな風にとんでもないことになっちゃうぞ。 いい教訓だね。 ▼しっぽでハッピー!!:兄崎ゆな 調理実習 わんこのごはん ↑小学校の家庭科でこんな授業やるのかよ。 つくづく信じられねー!! しかも「犬には人間のごはんとちがって、塩分がいりません」って 先生がレクチャーしてるよ。 なんか、あやか達が通う小学校は実は獣医を目指す人のための 専門学校じゃないのかと思えてきた。 ▼おねがいっ!!ラブ・ルビー:みななあゆ すっかり悪役になってしまった塾の先生は、懲りもせずまだ子供達をなめきって ついに一郎くんにパンチされて撃沈しちまいました。 ちょっとヌルいけど、学園ドラマの一部分を見ているみたいでカッコ良かった。 でも、実際にこんなことしたら一郎くんは 塾の先生を殴った問題児扱いにされるだろうけどね・・・ ▼文具天国:そにしけんじ 美しい字なんて書けなくてもいい。 たかしくんに気持ちよく字を書いてもらえれば えんぴつにとってはそれがなによりの報酬なんじゃないでしょうか。 ただでさえ文具を粗末に扱うたかしくんなんだから・・・ ▼マサルの一手:監修/森内俊之・まんが/村川和宏 アヒルになったマサルが、下品な大男をあっさり負かす茶番の回。 大男はまんまとマサルの罠にひっかかってるもんな~。 しかも角もらっといて負けてるし、これを茶番と呼ばずしてなんと言うのか。 ▼トホホな犬:あいみてつろう トホホ犬のトレードマークでもあるタイヤを外そうと企むおばあちゃん。 でも残念ながら逆にトホホ犬に押し飛ばされて作戦失敗。 がんばればーちゃん! オレはあなたがトホホ犬のタイヤを外してくれるその日を楽しみにしている。 ▼プウの瞳の中の僕:姫川明 そして後編。 うまく言えないけど、リクもプウも心の内をあからさまに表に出さず、 物語の中で2人(1人と1匹)だけの世界を作りあげているから 読んだ後にいつまでも余韻が残る切なさを感じるな~。 人間同士じゃなく、人間と犬だから言葉で語りようが無いので リクはプウの気持ちを想像するしかなく、 リクの心の中のセリフが淡い孤独感と切なさを醸し出す。 無口で顔の表情の変化に乏しい犬・プウ。 しかし感受性の強いリクにはプウに大きな瞳で見つめられることが特別だったのだ。 まるでプウがリクの心の中に刷り込まれるかのように。 数年後、リクが成長して沖縄に戻った時、 プウと過ごした日々があって、今の自分があり、支えになっている。 プウがリクの目の前から消えてしまっても プウがリクの周りにいつもいて、大きな瞳で励ましている。そんな風に思える。 きっとあの時、プウと一緒に過ごしているうちに リクの心の中にプウが宿ったんだなあと。 プウと過ごした日々が思い出以上に一層引き立ってくる。 なんだかマンガを読んだという気分がしない読後感。 病気の少年とサーカス団に捨てられた犬が繰り広げる 映画のダイジェスト版を見ているような不思議な感覚を覚える。 これみよがしにテーマを提示したマンガと違って しんみりした気持ちになれる大人の女性にも受けそうなストーリーになっていると思う。 レベル高いなあ。下ネタ好きなオレにはもったいないマンガだ。NICE! ▼デュエル・ジャック!!:伊原しげかつ 今回はドラゴンゾンビがゾロゾロと。 しかし、コイツらはドラゴンやゾンビのイメージがまるでないねえ。 愛嬌のある小太りのヘビって感じだな。カワイイからいいけど。 ▼ライオンは眠らない:六田登 レオナルドがピサの斜塔のてっぺんから誤ってダイブ!! レオナルドはこんな無様な死に方をするのか?病死ではなく、 こんなアホな死に方でレオナルドの人生は終わってしまうのか? いくらなんでもそりゃないだろ。ハハ。 ※別冊付録 ▼金色のガッシュベル!!:原作/雷句誠・まんが/雷電 ウマゴンが馬券を買うのってなんかヘン。 ▼ふわふわシナモン:まんが/つきりのゆみ・原案/せきちさと チビッコ占い師によれば、シナモンにはほかのおともだちにはない 特別な能力を持っていて、キャビティはそれを狙ってるとのこと。 特別な能力ねえ。シナモンは空を飛べる以外にこれといって 特別な能力なんてないように思えますけど。 しかももともと空を飛ぶことができるキャビティが その能力を手に入れてもしょうがないですし。 シナモンの特別な能力ってほかにどんなのがあるんでしょ。 まさかキャビティがそれを奪って世界征服とか企むっつーのは 考えすぎですか。 ▼メイプル・メイド:山辺麻由 時任家を救うために今から石火と楓が婚約発表!? いくら楓が時任家を救うカギを握っているとはいえ ドモンパ父ちゃん、気は確かですかっ! 家が差し押さえられて頭ン中パニックになったんですか!? ドモンパと石火、2人揃って気がふれてしまってどんどんパープリンな展開に。 もうこうなってしまったらまともな水波がこの状況を打破するしか・・・って あーもう、こんな時に楓とラブラブムードを演じてる場合か! どんどん時任一家の中で何かが壊れていく・・・ ▼なないろ☆ミラクル:かなき詩織 女性スタッフの流したデマが、ななこに対しての陰湿なイジメとなって 効果が現れてるな~。 とにかく今は耐えろななこ。 その苦難を乗り越えた先には、さらし者にされた女性スタッフの 哀れな末路が待っているはず。 ▼あさりちゃん:室山まゆみ あさりちゃんに携帯電話って、はっきり言って猫に小判ですよねえ。 基本的に浜野一家ってハイテク機器とは無縁の生活してると思うし。 |
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2005年11月15日 火曜日 |
小学四年生 2005年12月号 |
2005年11月2日発売 |
小学館 540円 |
日本で絶滅して再び復活させようとしている鳥って トキだけじゃなかったんっすねえ。 コウノトリもそうだったのか。 日本人が動物にとって暮らしにくい環境を作ってしまった結果なのかと思うと この先、日本に棲む生き物達はどうなってしまうのだろうかと心配になってくる。 今もなお外来動物などで絶滅の危機にさらされている動物がたくさんいるのだ。 ロシアからコウノトリを譲り受け、なんとかある程度まで増やし、 そしてコウノトリが暮らしやすい環境作りを始める。 全ては一度絶滅してしまった後のことなので遅すぎる復活大作戦ですが、 コウノトリが暮らしやすい環境作りは、自然を守る・残すという意味でも大切なこと。 もうこれ以上日本で絶滅する生き物が出ないような環境であってほしいな。 ▼わいわい家庭学習 もっともっとファミリー:まんが・荒磯智之 今月は理科で「水のヒミツ」がテーマ。 地球上にある水の約98%が海水で、真水はたった2%。 さらにその地球上の真水の約70%が南極にあるんだそうです。 陸上の生き物は真水無しには生きていけないというのに、 そのわずか2%未満の真水で 陸上の全生物の飲み水が賄えるというのだから驚きですわな。 地球の神秘。 ▼ちょボットオンライン:よしのえみこ ちょボットとピョコたんのおしごとは検索の他にメール配達もやっちゃいます。 でもメールアドレスを1文字でも間違えると配達してくれません。 アイちゃんは、メールアドレスのドット(.)とカンマ(,)を間違えて送信したため、 残念ながらちょボットとピョコたんはメールを配達できませんでした。 人間界の郵便だと、この程度の間違いは 融通を利かせて目的の住所まで配達してくれるんだろうけど、 ネット上の郵便はそうはいきません。 所詮、心のない精密機械が運営するお仕事ですから 間違いは間違いとしてしか処理しないのです。 冷酷な世界ですね。 ▼プリ☆かわ☆シナモエンジェルズ!!:まんが/つきりのゆみ・原作/せきちさと 今回のふわふわシナモンは、特別編! モカを中心に、シフォンとアズキの女の子3人が ユニット・シナモエンジェルズを結成! 早速、プリクラで大騒動を巻き起こします。 新キャラ・アズキちゃんは関西弁でしゃべるため、 彼女がいるだけで、周囲はお笑い劇場と化します。 おもしろいですね。 ▼なないろ☆ミラクル:かなき詩織 予想通り、美咲ちゃんは耀士(ようじ)くんにホレちゃったんだな。 しかも耀士くんの将来の夢の話まで聞けていいムード。 気が付けば美咲ちゃんは大きな夢に向かってチャレンジする 耀士くんに惹かれてしまい、 告白をしようと決めたのでした。 なんといいましょうか、告白するぞと意気込んだのはいいけれど、 ななこちゃんに協力を求めるのかあ? ななこちゃんは異性に対しては奥手だぞ。 あ、ルルカが力を貸してくれれば大丈夫か・・・ はてさて、美咲ちゃんの告白は耀士くんに通じるんでしょうか。 仮に通じたとしても、外国へ留学する耀士くんとは長距離恋愛ってことになるが 大丈夫なの? ▼あさりちゃん:室山まゆみ 歌声が怪獣のようなあさりちゃんは合唱コンクールでは歌を歌うより 指揮者をしているほうが目立たないそーです。 変わってますねー。 ▼ちびまるぱらだいす:横山貴陽絵 動物は寒さから身を守るために冬は太るようにできてるってホント? 人間もそうだといいんですが。 ☆ここから先は別冊付録 ▼絶体絶命でんぢゃらすじーさん:曽山一寿 半ケツでおしっこをもらす42才の男が登場。 このマンガも徐々にお下品になりつつあるのか。 ▼ポケモン4コマ大百科:山下たかひろ ゴミを焼くためだけに現れた伝説のポケモン・ファイアさまはごきげんななめ。 でも、しょうがないんじゃないの? 全身火に包まれてるんじゃそれを利用しない手はないでしょーに。 ▼甲虫王者ムシキング:今賀俊 おおーっ!今度はキングが逆にマティのアゴをへし折った! すげえ!ケンカが嫌いなキングがここまで底力を見せるとは。 命をかけて希望の光を切り開いたヴィーダの闘志に力強く応えた感じだ。 しかしそれは同時にマティのさらなる怒りを買うことに。 手負い状態となったマティの怒りは それはもう手がつけられなくなるくらい 恐ろしくなってると思いますが、 案外、あっさりとカクタスに見捨てられたりして(爆)。 ▼光龍伝説ヒカル!:緒方さなえ いつものよーにギャグのノリで弟の龍時がいる塔に向かう光。 事は深刻なんだけどギャグとシリアスの境目が無いに等しいので この2人が出会った時の様子がホントに想像できん・・・ ▼がんばれ!ドッジファイターズ:原作/村上としや・まんが/斉藤むねお ファイターズが決勝戦で対戦することになる天馬ガッツの 堂児にそっくりな3人組の正体は赤の他人の変装でした。 この3人は監督を尊敬しているのでスタイルを似せてるんだってさ。 でもいくら尊敬しているからって小学生が実力とは全く関係ない オッサンの外見をマネしますかね普通。 紛らわしい。 しかし天馬ガッツの監督が、堂児の父である可能性は濃厚になってきましたね。 でもなぜ父親は堂児の元を離れたんでしょう? どうやら母親公認のようですが、何か深~い理由でもあるんでしょう。 父親が妻子を置いて、しかも堂児には内緒で離れて暮らさなければならなくなった 深~い深~い理由が。 ▼学校では教わらないまんが人物伝 世界を変えた日本人たち: 原作/上山明博・作画/帯ひろ志 最終回となる5人目はビタミンを発見した鈴木梅太郎博士の物語です。 彼は明治時代当時、不治の病とされていた脚気(かっけ)の特効薬も開発しています。 また、彼の研究によって、日本人が欧米人に比べて体格が貧弱なのは、 欧米人が栄養価の高いお肉のタンパク質を摂取し、 日本人が栄養価の低いお米のタンパク質を摂取しているからだというのが 全く根拠のないデタラメであることが分かったのです。 だって玄米からビタミンB1を発見したんですものねえ。 お米には未知なる栄養素がいっぱいあるのです。 お米がこれまでの日本人を支え、繁栄させてきたのです。 だから日本人は肉なんぞ食わなくても米食いでエエんです。 お米食いの日本バンザイ!!!! 米食えば脚気はありえない!これ常識。 |
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2005年11月14日 月曜日 |
名探偵ズッコケ三人組 1巻 |
原作・監修:那須正幹 シナリオ:矢澤和重 原作イラスト:前川かずお まんが:新山たかし |
ポプラ社 ブンブンコミックス 409円 |
プレコミックブンブンでは、「かいけつゾロリ」と並ぶ超有名な 人気児童書のマンガ化作品です。 私もこの作品の存在は知っていたのですが読んだことはなかったので マンガ化された本作品を読んで「あー、こんな作品なんかー」ということを知る。 江戸川乱歩の“少年探偵団”に影響されたハチベエ(八谷良平・小5)は、 親友のハカセ(山中正太郎)とモーちゃん(奥田三吉)と一緒に少年探偵団を結成、 以降、迷い犬探しから銀行強盗退治までありとあらゆる事件を引き受けては 彼らの勇気と知恵で解決していくという大胆な小学生ズッコケ三人組が活躍する物語です。 絵柄も限りなく前川かずお氏に似せて原作の雰囲気を壊さないよう配慮がなされており、 殺人事件など殺伐とした内容もなくチビッコにも安心して読めるようなお話になってます。 ただ、殺人事件はないものの、小学生が警察がらみの事件に首を突っ込むのは 行きすぎた行為だと思いますが、 町内の名物少年達が元気いっぱいに活躍する様を楽しむ作品と思えばそれもアリでしょう。 単に推理マンガとしてでなく、一昔前の笑いあり涙ありのご近所賑やかコメディとしても楽しめる。 ファンタジー色濃厚な作品が多い児童誌ではこーいうマンガは貴重。 現代の子供だけでなく、あばれはっちゃくとかケンちゃんシリーズを楽しんできた世代にも 楽しめそうだ。 |
上 前月 次月 じゃりまんTOP 漫画TOP |
2005年11月13日 日曜日 |
小学三年生 2005年12月号 |
2005年11月2日発売 |
小学館 540円 |
▼ポケモン4コマ大百科:山下たかひろ 不思議のダンジョン内に店を構えれば 迷ったポケモンが客になって大繁盛するアイデアがおもしろい。 ▼星のカービィ:さくま良子 カービィやデデデ大王がバレエをやること自体、 体型的にかなりムリがあるぞ。 ▼甲虫王者ムシキング:今賀俊 カクタスは森のほこらを荒らして古代アンバーのかけらを見つけ、 それを使ってダークアンバーを強化させた。 タンゴとキングがカクタスの生み出したバトルプラント達と戦って苦戦しているうちに カクタスは自軍の強化作戦を着々と進めていたのですね。 やはりカクタスは頭脳派タイプの怪物。 ずるがしこいヤツだ。 ▼あさりちゃん:室山まゆみ 今回は漢字が苦手なあさりちゃんのために 一部、吹き出しのセリフの漢字にルビが振ってありません。 ・・・っておいおい読者まで巻き込むなよ。 漢字にルビを振らないのはあさりちゃんが読む本だけでいいんだよ。 ・・・ったくマンガならではのギャグをかましてくれるな~(笑)。 ▼それゆけ!トンとり:杉木ヤスコ クリスマスの日、ネットンもねっとりも自分の財産を犠牲にして お互いのクリスマスプレゼントを買うなんて泣かせる話だなあ。 2匹はクリスマスプレゼントよりも大切な物を手に入れたと思う。 クリスマスの夜は寒いけど、心温まるいいお話やね。 ▼キャンディミントのおはスタいりゅ~じょん!:浦本直見 「おかしの森」と「おかしな森」、 1文字違うだけで随分印象が変わるものだなあ。 ▼ふわふわシナモン:まんが/つきりのゆみ・原案/せきちさと ゲ、カプチーノの宝石箱の中から 虫の死骸がわんさか出てきた! ・・・と思ったら虫の抜け殻でした。 いくらカプチーノが虫好きだからって 死骸を集めるようなことはしなかったか。 ちょっとびびっただけに一安心。 ▼がんばれ!ドッジファイターズ:原作/村上としや・まんが/斉藤むねお ファイターズはようやく道央ファームズの千手観音アタックを攻略したけれど、 まだまだ敵は隠し技を持っているみたいですよ。 千手観音の次はなんだ? 北海道らしい必殺技を持ち出してくるか? ☆ここから先は別冊付録。 SHO☆3コミックランドVol.9じゃわい。 ▼劇場版 甲虫王者ムシキング グレイテストチャンピオンへの道:姫野よしかず 劇場版ムシキングマンガ第3弾にして 小学館児童誌が贈るムシキングマンガも これにてめでたく第10弾となりました。 ポケモンマンガ並みに繁殖してますねームシキングマンガ。 えー、このマンガは今冬に上映予定の劇場版ムシキングをコミック化したもので 今月と次月の前後編でお届けします。 ・・・ってなことで内容は3D画像化した甲虫同士がバトルする 近未来ムシキングをテーマに、 主人公の未来ケントくんが、 勝つためには手段を選ばない悪のムシキング開発者・ブラック博士と、 ブラック博士によってパワーアップしたライバルの溝呂木シローに立ち向かう といった感じの話。 別コロや小一に掲載されていた映画版ムシキングは ブラック博士の手によってパワーアップした溝呂木シローが登場したところで 終わりになってますけど、 このマンガではさらに後編へと続くので、他の2作品より もうちょっとだけ先が見られそう。 ▼アイアンフェザー:あさだみほ 新連載。アイアンフェザーマンガ第2弾。 DSゲームソフト発売間近ということで よりゲームの世界観に近いコミックが登場した。 2000年に1度の割合で訪れる大彗星・ジェネシスが接近。 その影響で世界中のモンスターが大暴れして人々を襲う。 そこで七色(なないろ)のアイアンフェザーを持つ少年・フライは、 同じ七色のアイアンフェザーを持つ仲間5人とともに ジェネシスから自分たちの星を守るのだ! 目的ははっきりしてますけど、 内容はゲームのストーリーを要約しただけのマンガなので ストーリーもへったくれもありゃしません。 フライは自分の運命を知り、仲間を1人見つけ、 アイアンフェザーの能力を引き出して襲いかかる機械兵をなぎ倒し、 あっという間にどんどん話が進行していくので、 キャラに感情移入しているヒマもない。 忙しすぎるマンガだ。 ▼アイアンフェザー:小山愛子 やっぱりこっちのアイアンフェザーのほうがしっくりくるな。 で、ラウも実は魔王を倒す志を持つ勇者だったんですねー。 魔王に奪われた仲間の仇をうつために 誰の力も借りず、自分一人だけで魔王を倒すと心に決めていたんですって! その心意気は立派。 ・・・ということで、ラウの真意が分かってしまえばこっちのもの。 フライはすぐさま自分と同じ境遇であったラウの気持ちを察して、 自分の剣の力をラウに示しました。 それは復讐心に燃えるラウの心を揺り動かすのに十分。 ラウの心と、フェザーの剣の力を信じてラウを攻撃したフライは やっぱり七色のアイアンフェザーを持つ勇者のリーダーとしてふさわしい。 自分の力をも信じ切らなければ味方に攻撃なんてできん。 こういう行動がイルやボスがフライにかなわないところなんだよなー。 そしてアイアンフェザーを持つ勇者が4人揃い、いよいよ魔王と対決。 しかし今度は最初からフライと共に旅をしてきたワイズの態度が怪しい。 魔王の発言に対して無言で冷静だ。 ラウの次はワイズかー。 確かに最初から気になっていたキャラではあったけど、 果たしてその正体は・・・? ただの旅の者っていうけれど、七色のアイアンフェザーの勇者と共に旅をする理由も 未だ分かってませんし、どうなんでしょうねえ。 ワイズの真意を知るにはラウの時と同じように ワイズに向かってフライの剣を振るしかないのかしら? うーーーん、気になる・・・ ▼ダイナマイトストライカー空:川久保榮二 シーガルズの選手達は皆、自分のポジションが一番重要だと 他のポジションの選手を罵り、収拾がつかなくなってしまった。 そこで監督が選手達に指示したポジションは、 ディフェンダー陣とフォワード陣を総入れ替えするいうものだった。 フォワードを務めていた空もゴールキーパーを担当することになり、 つまり監督はポジションを総入れ替えすることによって 他の人たちのポジションの重要性を知ってもらおうというのが狙いだ。 監督の思惑は正しい。全員に違うポジションを経験させることは 今まで自分の役割以外のポジションを軽視していた 選手達の考えを改めさせると共に それぞれのポジションが連絡し、協力し合って 1つのチームを形成してるんだということを認識させることにもなる。 ただ・・・ただそれを準決勝の場でやるかね・・・ 相手も準決勝まで上り詰めた強敵だぞ。 そんな大事な試合でポジションを総入れ替えして 選手達の目を覚まさせる機会にしてしまうなんて、 酔狂以前に相手をなめてるとしか思えない。 そんなことして準決勝で勝利を収められるわけが・・・ ・・・・・・え?勝っちゃったの?ギャフン!! ▼みらくる!ぱんぞう:つるおかけんじ ぱんぞうは、胸につけてる青い石をコブラに奪われてしまった! 早速、青い石を取り戻すためぱんぞうはピラミッド内に潜入。 しかし中には包帯に包まれたコブラのバケモノが・・・!! 両腕がヘビと化したミイラの化け物!! でもその正体は、ただコブラが数体寄り集まったものだったりして。 ▼クリック!一発!ふしぎ組:ながいのりあき 今回は犬が苦手な人のために、犬と仲良くなれる方法を伝授。 その前にまずは犬の種類を知ろうって事ことで いろんな犬の紹介がされてますけど、 そのほとんどが、警察犬や猟犬など、攻撃的な面で人間に役立つ犬が多く、 しかも主人以外の人物には警戒心が強いそうです。 こんな動物と仲良くなろうなんて容易なこっちゃありませんよ。 小学生のみなさんは知り合いの犬ならともかく、 赤の他犬が近づいたら、おとなしく離れるのが一番ですね。 今回紹介された犬と仲良くなれる方法はあくまで 顔見知りの犬専用ということで。 ▼トホホな犬:あいみてつろう いつもなんてことない顔してタイヤを首にはめたまま生活するトホホ犬ですが、 さすがに土管が首にはまってしまったら身動きはできないか。 もし身動きできたらおもしろかったんだけどなー。 土管に顔をつっこんだトホホ犬が 首で土管をブンブン振り回すのを想像するだけでもものすげーし。 ☆男子禁制 女の子だけのないしょのおへや 男子も女子と一緒に仲良く見よう。 ▼リリカル☆ふぁんたじあ:池田多恵子 魔法の国のスバルさん、手品のコンテストなのに 魔法を使うなんてそれこそインチキだー! ・・・でも本当に手品だったら称賛に値するけど。 さて、瑛人くんはスバルの手品か魔法か分からないとんでもなマジックに 一体どんなマジックて対抗するつもりだ? あまりこりすぎたマジックに執着せずに 人を感動させることに重点を置けば勝機はあるかも。 ▼なないろ☆ミラクル:かなき詩織 小学生女子がミニスカートをはいたら、 男子からどう見られるかがよく分かるお話ですね。 ミニスカごときで女の大人の魅力を語られてもねえ・・・まどかちゃん。 ▼わんこ・みっくす:あべさより 警察犬としての素質はクロワルさんよりタスケのほうが数倍あるようだ。 タスケは犯人の残された布きれからニオイを分析し、追跡。 そして女装した犯人を見事に見破って捕獲することに成功! もうやってることは警察犬そのものじゃないですか。 フレンドリーな上に悪を許さない正義のヒーローまでやってのけるなんて すごいぞタスケ! クロワルさんなんかメじゃないね。 |
上 前月 次月 じゃりまんTOP 漫画TOP 7月号 8月号 9月号 10月号 11月号 |
2005年11月9日 水曜日 |
小学二年生 2005年12月号 |
2005年11月2日発売 |
小学館 540円 |
▼おシャレ魔女 ラブandベリー:溝口涼子 ミュージカルの主役の座を賭けてオーディションに臨むラブとベリー。 結果、主役に選ばれたのはまじめに練習したベリーの方。 その後、ベリーは相手役の陽くんに好意を抱かれ だんだんと2人だけの世界に入りそうな雰囲気。 ラブはただそれを見てうらやましがるだけなのでありました。 ま、心配はないでしょう。 ラブは陽くんのことが好きみたいだけど、 ベリーの方はあくまでミュージカルの主役になりたかっただけで 陽くんには興味なさそうよ。 そりゃあ多少いざこざはあるかもしれないけど、 お互いの気持ちをぶちまけて、ラブは練習に励み、 ベリーは感情を取り入れて皆を楽しませるように心がければ それでいいんじゃないの? ▼あさりちゃん:室山まゆみ あさりちゃんはママが買ってくれた手袋を 無意識のうちに捨てちゃうとは! あさりちゃんには金銭も手袋も身に付かないのね。 ▼わんこ・みっくす:あべさより わんこの抜け毛を使って犬用のセーターを編み、それをわんこに着させる。 犬界究極のリサイクルですね~。 そもそも毛が生えている犬にセーターを着せるなんて変だと思うけど、 わんこの毛を使ったセーターなら着せてもなんら違和感なし! すんばらしい発想だ。 ▼ふわふわシナモン:原作/せきちさと・まんが/つきりのゆみ クリスマスのイベントで、公園の大きな壁に絵を描くことになったシナモン達。 そしてできあがった絵はサンタになったシナモンがピンク色のお菓子をばらまいて カプチーノが食べまくるというものだった。 なぜかシナモンは恥ずかしがってますけど、 いやいや、どうしてなかなか味のある絵になってるじゃないですか。 そもそもお菓子とは子供達みんなが大好きな食べ物。 カプチーノはそんな子供達の代表になってプレゼントのお菓子を満足そうに食べている。 一時の幸せを感じずにはいられない絵じゃないですか。 公園の壁の絵を見た人はきっとお菓子を食べたくなるに違いないぞ。 ▼金色のガッシュベル!!4コマパラダイス:原作/雷句誠・まんが/雷電 クリスマスツリーに木の魔物を使ったり、 イルミネーションにガッシュの電撃を利用したりするところが いかにもガッシュ達魔物らしいクリスマスパーティだ。 ▼ねこねこファミリー:そにしけんじ 猫山さん一家は焼き肉よりも生肉を好み、 レストランの料理よりも水槽で泳いでいる熱帯魚を好む。 やっぱ所詮ドラネコなんだなー。 ▼甲虫王者ムシキング:今賀俊 ヘイ、メーン!! (やあ、きみたち) どうだい、このミュージック!! イカしてるだろ!! (どうですか、この音楽。かっこいいでしょう) バ・・・バカだ! 最近頭のネジが外れはじめたニードルの頭の悪さに さらに拍車がかかってしまったっ! ニードルが連れてきたのは 人間が使うポータブルプレーヤーでガンガンに音楽をかけながら ヤンキー口調で話しかけてくる外国甲虫・カンターゴカクサイカブト! ちなみに彼が使うヤンキー口調は、小学生にも意味が通じるように 全て翻訳付きとなってます。 親切ですね~。 それにしてもニードルはカクタスにまだ見放されていなかったのか。 こんなおバカな作戦でタンゴ達に勝負を挑み続けてる限りは ニードルに勝利はありえないと思うぞ。 おどけて相手の不意を突くなんて所詮子供だましだし。 ▼超人だじゃれマン:じょうさゆり 今回はクリスマスネタでダジャレは少なかったけど、 箱がオナラして「さよおなら」と去っていくシーンは笑えた。 ▼星のカービィ:さくま良子 デデデ大王は福引きで温泉旅行を当てるも 例によって地獄からの使者・カービィがついてきてしまったからさあ大変。 早速、カービィはデデデ大王を川に突き落として 冷泉地獄を味わわせてます。 彼の悪行にも困ったモンですネ。 ▼学習体験コミック ドラえもんのなんでもチャレンジ: キャラクター原作/藤子・F・不二雄・まんが/三谷幸広 今回は渡り鳥のいろんな秘密に迫ります。 渡り鳥は春に日本にやってきて夏を過ごし、 秋になったら日本を飛び立つタイプもいるそうです。 てっきり日本で冬を越すタイプしかいないと思ってた。 鳥によって日本の国土が越冬地になったり避暑地になったりと おもしろいですね。 ▼小二おたよりチャンネル エンター天国(読者投稿ページ) だじゃれコーナーのネタで、「ゴキブリのうごきぶり(動きぶり)」が うまいダジャレだと思いました。 ゴキブリという単語をゴキブリの習性にうまくジャストフィットさせた見事なダジャレ。 かなり高レベルだ。 あと、「ラッコちゃんはいたずラッコちゃん」もかわいくて好き。 思わず吹き出してしまう。 |
上 前月 次月 じゃりまんTOP 漫画TOP 7月号 8月号 9月号 10月号 11月号 |
2005年11月8日 火曜日 |
小学一年生 2005年12月号 |
2005年11月1日発売 |
小学館 540円 |
今月の特集はペットボトルのリサイクル。 リサイクルすればペットボトルを粉砕器で細かくしていろんな物に生まれかわる。 ランドセルや定規、ペンなどの学用品から、 学生服やくつしたなどの衣料品、はたまた傘などの生活必需品まで。 これだけいろいろな物に生まれかわるのだと分かると、 ペットボトルをポイ捨てする気にはならなくなりますね。 みんなもゴミ分別に協力を! ▼オシャレ魔女 ラブandベリー:溝口涼子 ラブとベリーはディスコステージで大いに盛り上がってます。 2人のオシャレは子供の世界だけでなく大人の世界でも通用するようです。 一応レベルアップかな? ▼甲虫王者ムシキング 森の民の伝説:三鷹公一 ムシキングは、アダーが送り込んだ2体の外国甲虫を 新必殺技のローリングスマッシュで撃破。 でも、ソーマはアダーの手下のままなのかな? ▼ふわふわシナモン:げんさく/せきちさと・まんが/つきりのゆみ シナモン達にプレゼントを持ってきたサンタさん。 その正体は一体誰だったんだろうなあ。 耳が垂れていたからシナモン達と同じ犬には間違いないんだろうけど、 素顔を一度見てみたかったよ。 シナモンの住んでいるところのサンタさんって 人間のおじいさんじゃないのね。 ▼ラブリープリンセス ふしぎ星の★ふたご姫:山辺麻由 おしゃれヘア発表会にレインは参加してもファインは興味がないからと参加せず。 やはりキミは色気より食い気なんだな。 ▼わんこ・みっくす:あべさより 風邪を引いて熱を出したさとみちゃんの看護をする大役を 見事に果たしたタスケ。 キミは立派なわんこだなあ。 それにひきかえ、さとみちゃんは熱出して寝込んでいるのに携帯ゲームなんぞ・・・ 看護しているタスケの身になりなさい! まったくお子様なんだから(笑)。 ▼たたかえ!キーボッツ:寿ミナト アレックスはネオガディアの試練に打ち勝ち、 光のブ・キーと光の力を手に入れ、 すぐさま強敵と必死に戦っているザウルの元へ向かう。 果たしてネオガディアそのものである光のブ・キーの威力はいかに!? ピンチの時、アレックスに語りかけてくれそうだ。 ▼星のカービィ:さくま良子 デデデ大王は冬服のデザインを募集しますと言っているのに、 なぜカービィはこたつやドラム缶風呂を持ち出してくるかな・・・ どう考えてもイヤガラセしているとしか思えん。 ▼ママだって1ねんせい:都あきこ 今月は芸術の秋ということで、 親子で楽しめる美術鑑賞がテーマとなってます。 そんなわけでくんぺいくんは美術館へレッツらゴー。 子供はもちろん、大人でも退屈になりがちな美術館ですが、 美術館と言っても絵画や像が展示してある美術館ではなく、 くんぺいくんが行ったのは奇怪な絵やオブジェなどが飾ってある現代美術館です。 オブジェや宇宙人的な絵を見て、「これはなんだ?」と疑問を持ち、 自分であれやこれやといろんな発想をして親子で楽しむ趣向です。 さすれば想像力も養えると。 風景画などの絵画や像を見るばかりが美術館ではないんですね。 奇怪な絵やオブジェを見てそれを楽しむのもまた美術館の魅力。 デパートのおもちゃ売り場にもそれと似たようなコーナーがありますよね。 銀の玉を使ったカチカチボールとか。 あんな感覚ですよ。 ▼劇場版 甲虫王者ムシキング グレイテストチャンピオンへの道 スペシャルコミック:映画シナリオ/藤田伸三・まんが/三鷹公一 別冊付録読み切り。来月に上映予定のムシキング映画をコミック化。 小学館児童誌が贈るムシキングマンガ第9弾です。 ムシキングの映画版は、テレビアニメ版とはキャラ設定から舞台まで 全て違っています。 舞台は今よりちょっとだけ未来の世界。 主人公はみらいケントという少年で、 ケント達がバトルするムシキングは未来に向けて進化しており、 甲虫が巨大な3D立体映像として出現、迫力あるバトルを繰り広げるのだ。 ケントはある日、ネプチューンオオカブトを操るみぞろぎシローという少年と ムシバトルし、惨敗を喫す。 負けて悔しい思いをしたケントは ムシキングを開発したネブ博士がいる研究所でトレーニングをし、 その成果の甲斐あってレベルアップした。 その後、ケントはムシキング公式戦でシローと再びバトルすることに。 しかしシローは、ネブ博士を目の敵にしているブラック博士の手によって パワーアップしていたのだ! ・・・で、この後は映画で見よう!!ってことで終わってしまっています。 ダイジェスト版としては少ないページで分かりやすく簡潔にまとめてあります。 ムダが全くないです。でもちょっとさびしいね・・・ |
上 前月 次月 じゃりまんTOP 漫画TOP 7月号 8月号 9月号 10月号 11月号 |
2005年11月6日 日曜日 |
別冊コロコロコミックSpecial 2005年12月号 |
2005年10月29日発売 |
小学館 440円 |
▼絶体絶命でんぢゃらすじーさん:曽山一寿 ガムをくちゃくちゃ噛みながらしゃべるため、 何を言っていたのか思い出せないじーさん。 だからって最強さんに体当たりして自分自身がガムになるこたぁねーだろうによ・・・ ところで、じーさんと校長がガム噛みながら言い争っている時に どちらかが「きんたまきんたまー!!」って言いましたよね? せっかくこのマンガではなかなか言ってくれない 子供達が喜ぶキーワードが出てきたのに ガムの噛む音でかき消されるとは・・・ つくづく作者は恥ずかしがり屋さんだな。 ▼甲虫王者ムシキング グレイテストチャンピオンへの道:おおせよしお 読み切りムシキングマンガ。 ただいま小学館児童誌ではムシキングマンガが増殖中です。 この時点で第8弾。 本作は今冬上映予定の映画版が原作となってます。 舞台は近未来で、主人公はムシキングが大好きなムシバトラー・未来ケント。 ケントがいるそう遠くない未来の世界で行われるムシキングバトルは、 甲虫達が巨大な3D画像としてリアルに立体化され、 プレイヤーの目の前で迫力あるバトルが展開されるのだ。 このリアルなムシバトルに悪の手先を登場させたりして、 ホビーものとしては割とありがちなストーリーになるわけですが、 おおせよしお氏が描くと不思議とオリジナル作品っぽく見えるから すごいというかなんというか。 ちなみに敵が使ってきた炎に包まれたオオカブトはかっこいいですね。 反則だけど。 ▼ケシカスくん(1本目):村瀬範行 いやいや、シャープペンが現在の文具界をしょって立とうとも 消しゴムだって2005年現在ではなくてはならない文房具でございますよ。 消しゴムに変わるハイテクな消しゴムは今のところ存在しませんから。 つまりケシカスくんの所業自体に問題があるということです。 ▼デュエルマスターズFE:松本しげのぶ デュエルマスターの証が7つにばらまかれた理由にはそんな経緯があったのですね。 ヤエサルは自らの命を閉じる前に、未来ある子供達にデュエルマスターの証を託した。 一方、ザキラは手に入れられるはずだったデュエルマスターズの証を手に入れられず、 血眼になってデュエルマスターズを探し出し、強引にその証を奪う。 そこにはデュエルを愛する心など微塵もないのです。 ・・・となるとデュエルマスターズの証を持つものはみんな子供ってことかあ。 ヤエサルさんも最後の最期で酷なことするよなあ。 いくらデュエルを愛する子供達にその希望を託すとは言え、 冷酷な不亞一族が襲いかかってきたら 子供達はほとんど無抵抗で何もできないじゃないか。 その未来ある子供達を守るべく勝ちゃんが立ち上がる・・・って寸法なんだなきっと。 無抵抗な子供達がザキラの犠牲になるなんてとんでもねぇ話。 今回のエピソードで勝ちゃんを応援する気持ちがますます高まった。 勝ちゃんこそデュエル界の未来を救う希望の星だ。 ▼D・Mファイター焔(ほのお):足立たかふみ メンテ、おれはこれからも1人で戦うぜ。 だってそうだろ・・・・・・ おれとメンテは2人で1人だからな! んまぁ、鼻つまみたくなるくらい でもそれは焔(ほのお)が自分の言ったことを最後まで貫き通す責任感と、 メンテとの友情が芽生えてきた証拠だから大目に見てやるべか。 ▼サルゲッチュ ウキウキ大作戦!:後藤英貴 ヒロキはこの期に及んでまだ腕人形なんぞ・・・ そんな物を持っているから孤独になってしまうんだ。 今すぐ捨ててしまえ! ピポサル人形にやってみせたように、 ヒロキくん人形も思いきり蹴り上げて捨ててしまえ! 戦うなら人間相手で。 いっそ、イエローのキス連打で気絶しているヒカルと 入れ替えて欲しいくらいだよ。 ▼激闘!エグゼ兄弟 ロックメ~ン:川野匠 しかしせっかくその自慢の髪型もほとんど隠しっぱなしで堪能できず。 まあ相手は数十年も続いてる怪物マンガだ。 サザエさんヘアーをこれ見よがしに描いても大いに問題アリだから仕方ないか。 前回に続いて、サザエさんをパロディネタにした作者の挑戦心だけは◎。 ▼ポケモン不思議のダンジョン ギンジの救助隊:溝渕誠 新連載ポケモンマンガ。 近日、DSソフトで同タイトルのソフトが発売されるらしいです。 ・・・で、マンガの方はかなりぶっとんでおりまして、 ある日、せっかちだけど平凡な小学生・銀次くんが眠りこけてしまって そのままポケモンワールドにワープするだけならフツーのホビーマンガなんですが、 このマンガはそれだけではなく、なんと銀次自身が ポケモン・アチャモに変身してしまいます! ポケモンマンガは小学館児童誌ではたくさんありますが、 人間がポケモンに変身するなんてのは このマンガが初めてではないでしょうか。 しかもアチャモとは・・・(そういう設定だから仕方ありませんが) 主人公の性格に妙に似合ってるぞ(笑)。 まあ、ポケモンを知らない人にとってはただの小鳥にしか見えないでしょうけどね。 アチャモに変身した銀次は気が短いけどおどおどしてなくて、 逆に臆病なミズゴロウに勇気を与えてるところが好感持てるかな。 とりあえず溝渕誠氏の描くポケモンマンガってことで次号も注目。 ▼星のカービィデデデでプププなものがたり:ひかわ博一 どうでもええですけど、カービィにふんどしって ちょっと変じゃないか? 似合う似合わない以前に無意味なような気がするんだけど。 ▼豪快野球坊 ベスボル:毛内浩靖 いや~、ピンホールの「ブーちゃん作戦」がとてもステキですね。 オイラ、すっかりだまされてしまいました! 100%堕落したものとばかり思ってたよ。 そういうストーリーなんだとオイラは信じ込んでましたよ。 人をだますという意味でとてもステキな作戦。 でもベスボルに見破られるまではその作戦は読者をだますほど完璧だったんですが、 見破られた後がダメダメでしたね・・・ ピンホールの千本ノックを全て受けとめたベスボルのほうがかっこよかった。 今回のピンホールは本当に肥満体型だったら もしかしたらベスボルに勝てたんじゃないかしらね? ブーちゃん作戦よりも手段を選んでないと思うし なにより自分の体なので正々堂々と戦ってることにはなるだろう。 今度ピンホールと会う時は、強化された体での再登場を求む。 ▼金色のガッシュベル!!:原作/雷句誠・まんが/矢高鈴央 浦島太郎の劇を巨大水槽の中でやり遂げるなんてすげーなあ。 このおかげで魚も本物を泳がすことができ、 竜宮城の世界がよりリアルに。 でもサメなんて登場したっけか? ▼一発逆転!パワプロくん:山下たかひろ カレンの美貌は地球侵略に来た宇宙人にも通用しますか。 でも地球人には分からない美的センスですかねぇ。 あるいは宇宙の怪奇現象とか。 ▼オッス!ムシキングッス!!:小西紀行 かぶ太はお金に反射的に支配されやすい性質なのね。 心の貧しさが体からにじみ出ている。 自ら働くことをせず全て人任せ。 昆虫界のニートと呼ぶにふさわしい。 救われないヤツ。 P.S. ゲームソフトの注意書きに書いてあった 「このようなゲームはありません」にはちょっと笑った。 ▼トイレの神様:黒葉潤一 頭のいいペットが欲しいというけん太の願いを叶えるべく トイレの神様は天界からウンチのペットを呼び寄せてきた! でも最初は犬だと思ったけど正体はハエ・・・ やっぱりトイレの神様だけに天界のトイレからしか 生き物を集められないんですかねぇ・・・ どんなにかわいくてもハエはハエだし、しかも頭悪いし 見てる方は笑えるけど、あんな何もしないペットは 飼いたくはないな~。 ▼史上最強天狗冒険物語 天までとどけ!:谷口あさみ うーん、テンとモグ助の友情話よりも テンと二等辺三角形とのバトルをメインにした話を進めてほしかった。 「二等辺三角形」という見た目も名前もそのまんまの敵キャラ、 そして二等辺三角形が繰り出す「底辺×高さ÷2ビーム」という数学的な必殺技、 今までにない敵キャラで斬新ではあるが、 即、一発で消されることが確定されるテキトーなキャラなだけに せめてその数学的な必殺技をもっと見せつけてほしかった。 こんなおもしろキャラ、もう登場しないぞ、多分。 ▼ケシカスくん(2本目):村瀬範行 不良化した文具達が集まって チンコの数え方について語り合うのって・・・ どうなのよ!? ▼おれはプロレス!!マッスル先生!!:桜ナオキ 読み切りです。 3年3組のクラスに新しい先生がやってきた。 その名はマッスル先生。 マッスル先生はプロレスラーと教師になりたいという2つ夢を同時に叶え、 プロレスラー教師として就任、彼の授業はプロレスそのものと化すのだった。 学校の授業としてはメチャクチャですが、 プロレスラーになるための授業と考えれば割とまともなのではないでしょうか。 マッスル先生の授業は決してムダではなく、その成果がキチンと 生徒達に現れている点がGOODです。 でもプロレスラーであることよりも、 学校の先生が覆面なんぞしていることのほうが問題アリ。 どうみても怪しすぎるでしょ、今の世の中。 ▼ロックマンゼロ:舵真秀斗 ゼロがコーラで酔っぱらってたのは読めちゃったな・・・ ▼超IT系セレブ!!金田社長:永井ゆうじ なにやらものすごいタイトルですが、 なんてことはない、金持ち小学生が転校してきて てんやわんやする読み切りギャグマンガです。 金持ち転校生の金田きん太くんは 額に「金」のマークをつけて何かに呪われてるんじゃないかってくらい 金に物を言わせてますが、不思議と憎めないキャラになってますね。 札束でデュエルして福沢諭吉を召還してるのには笑った。 札束ビンタってあんた・・・ ま、きん太くんには友達はできなさそうだけど、 なぜか気になるタイプの男の子。そんな感じですかね。 |
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2005年11月1日 火曜日 |