語る「万華鏡」

(「UFOロボ グレンダイザー(アニメ)」に書き足す)

UFOロボ グレンダイザー(アニメ)(ゆーふぉーろぼぐれんだいざー)

項目名UFOロボ グレンダイザー(アニメ)
読みゆーふぉーろぼぐれんだいざー
分類アニメ

作者
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  • 公的データ
  • 兜甲児とデュークフリード
    2 ああ! わが大地みどりなりき
    3 危機迫る白樺牧場
    4 若き血潮は紅に燃ゆ
    5 炎の愛を夕陽に染めて
    6 大空を斬る闘魂
    7 たとえ我が命つきるとも
    8 地球の緑はあたたかい       
    9 許されざる怒りを越えて       
    10 あこがれは星の彼方に
    11 黒い太陽の中の悪魔!!
    12 虹の橋を渡る少女
    13 狙われたグレンダイザー
    14 ボスボロットが やって来た!!
    15 遥かなる母への手紙
    16 こころにひびく愛の鐘
    17 小さな生命を救え!
    18 発進! 秘密ルート7
    19 恐怖のエアロライト!
    20 決死の雪山脱出作戦
    21 決戦! オーロラの輝き
    22 花一輪の勇気
    23 激流に叫ぶひかる
    24 危うしデュークフリード!
    25 大空に輝く愛の花
    26 スカルムーン総出撃!
    27 猛攻撃! グレンダイザー
    28 闇夜に響く悪魔のベル
    29 さらば 宇宙の友よ!
    30 赤い跡のバラード
    31 空に花咲け! ボスの友情
    32 母に向って撃て!
    33 必殺! ミュータントの最後
    34 狼の涙は流れ星
    35 飛べ! ダブルスペイザー
    36 燃える大空の誓い!
    37 翼に いのちを賭けろ
    38 ひかる涙のドッキング
    39 奇襲! ベガ星突撃隊
    40 激突! 炎の海原
    41 マリンスペイザー出動せよ!
    42 危機! 研究所よ立ちあがれ
    43 隕石落下! 謎の孤島
    44 祭りの夜 円盤獣が来る!
    45 燃えろ! ドリルスペイザー
    46 空からサメが降ってきた!!
    47 湖が地獄の火を吐いた!!
    48 地の底に悪魔がいた!!
    49 赤い夕陽に兄を見た!!
    50 暗殺!! 兜甲児を消せ
    51 大接近!! 悪魔の星
    52 ベガ大王軍団・大移動!
    53 死闘! キングゴリを倒せ
    54 謎の恐怖! 日本海溝
    55 襲撃! 恐怖の怪気球
    56 危機を呼ぶ 偽博士
    57 吼えろ! ぼくの怪獣
    58 悪魔にされたグレンダイザー
    59 ああ! 少年コマンド隊
    60 午後七時 東京タワー大爆発!
    61 特攻 スパイ大作戦
    62 戦慄! 白鳥が来た日
    63 雪に消えた少女キリカ
    64 東京全滅五分前!
    65 兜甲児一本勝負
    66 死の海底400M(メートル)!
    67 決死の海底基地爆破
    68 吹雪の中のマリア
    69 父に捧げる愛のオーロラ
    70 涙は胸の奥深く
    71 悲劇の親衛隊長モルス
    72 はるかなる故里の星
    73 この美しい地球のために
    74 永遠に輝け! 二つの星
  • 第1話 兜甲児とデュークフリード
     アメリカのNASAに留学していた、かつてはマジンガーZのパイロット・兜甲児が日本に戻ってきた。宇宙科学研究所に招待された直後、突如として現れたUFOが攻撃をしかけてくる。友好的な存在だと信じていた甲児はピンチに陥ってしまう……。
    第2話 ああ!わが大地みどりなりき
     地球にやって来た円盤「ミニフォー」は、侵略目的で月に前線基地を設置した「ベガ星連合軍」の尖兵だった!! 母星にいるベガ大王を筆頭に、前線基地スカルムーンの最高責任者ガンダル指令、そして攻撃隊長ブラッキー率いる円盤部隊が地球侵略を視眈々と狙っていたのである。
    第3話 危機せまる白樺牧場
     グレンダイザーで戦う決意をした大介だったが、ベガ星連合軍の脅威はトラウマとなって彼の中に潜んでいた。そのせいか、年に一度の楽しい牧場祭を前にして、地球総攻撃の不吉な悪夢に悩まされてしまう。それでも隣の牧場の息子である荒野番太に手伝ってもらいながら、大介たちは牧場祭の準備に取り掛かったが……。
    第4話 若き血潮は紅に燃ゆ
     TFOに武装を施し、自らも戦線に立とうとする甲児。そんな中、グレンダイザーの基地を探り当てようと躍起になっていたベガ軍は、隠れていそうな場所を無差別に攻撃することでおびき出そうとしていた。出撃しようとする大介だが、「それでは敵の思う壺」だと甲児が出陣の名乗りをあげる。
    第5話 炎の愛を夕陽に染めて
     甲児が飛行コンテストに出場することになった。シラカバ牧場からも、ひかる、吾郎、番太が応援にやってきて、彼の活躍に期待する。だがその会場はすでにブラッキー隊長が目をつけており、前線基地の建設とグレンダイザーへの人質作戦が実行されてしまうのだった。
    第6話 大空を斬る闘魂!!
     デュークフリードこと大介をおびき出すため、ガンダル指令は東京を襲撃するよう指示した。だがそこにはひかると番太も居合わせており、観光バスに乗ったまま円盤獣の体内に吸い上げられてしまう。円盤獣出現の一報を聞いてTFOで先発した甲児は、その事実に愕然とする。
    第7話 たとえ我が命つきるとも
     度重なる失敗に、ブラッキーは自分の立場の危うさを痛感していた。そんな時に限り、ベガ王直属親衛隊のゴーマン大尉がマザーバーンにやって来てしまう。自分を差し置いて地球攻撃を準備するゴーマン大尉に対し、自らの地位を心配したブラッキーは密かな陰謀を巡らせる……。
    第8話 地球の緑はあたたかい
     大気圏外に広がる謎の雲。それを調査するべく、大介の制止を振り切って甲児がTFOで飛び出した。実はこの現象、グレンダイザーをレーダー遮断幕で孤立化させ、宇宙機雷で破壊するブラッキーの罠だった!!
    第9話 許されざる怒りを越えて
     スカルムーンに新たなる刺客・コマンダーミネオが派遣された。しかし彼女に与えられた任務とは、グレンダイザーと共に自爆すること。もともとルビー星の住人だった彼女は、ベガ星連合軍に侵略されルビー星の安全と引き換えにこの任務を言い渡されていたのだった……。
    第10話 あこがれは星の彼方に
     「宇宙人に会った」「円盤に乗せてもらう約束をした」と言う近所の少年・新一。彼はそのことを誰にも信じてもらえず、バカにした番太に仕返しした。だが父親に叱られて走り去った直後、今度は妙に素直な様子でシラカバ牧場に現れるが……。
    第11話 黒い太陽の中の悪魔
     日食を前にして、ガンダル指令は地球上の主要天文台の撃破をブラッキー隊長に指示した。天文台を破壊することでグレンダイザーを月の本営におびき寄せ、日食による磁気異常でグレンダイザーを動作不良に陥れようという作戦であった。
    第12話 虹の橋を渡る少女
     美雪岳測候所が円盤獣に襲撃された!! 現場に向かった大介と甲児は、そのせいで雪崩に飲み込まれ、両親を失った少女・美雪を保護する。円盤獣の関与に気付いていない大介たちは真相を究明しようとするのだが、美雪は事故のせいで記憶さえも失っていた……。
    第13話 狙われたグレンダイザー
     ベガ星連合軍がグレンダイザーをおびき寄せて倒そうと、市街地に円盤獣を放つ。現場に駆けつけた大介と甲児は、そこで強固な装甲を持つ円盤獣ゲルゲルと交戦状態に入った。しかし太陽エネルギーを熱線に変えて放射するゲルゲルによって、グレンダイザーは武器制御回路を破壊されてしまう。
    第14話 ボスボロットがやって来た!!
     新年になり、かつてマジンガーZグレートマジンガーと共に戦ったボスボロット甲児のところに新年の挨拶に行こうと考えていた。しかしシラカバ牧場に向かう途中で偵察中のミニフォーに発見されてしまい……。
    第15話 遙かなる母への手紙
     地震発生装置を開発しつつ、それを戦争の道具にすることを拒んで特別営倉に拘禁された科学者コマンダーイアラ。正義感に厚く、軍部への協力を頑なに拒んでいた彼だったが、母が流刑星として悪名高いレッドゴースト星送りにされると脅され、やむを得ずグレンダイザーを打倒するための作戦への協力を了承する。
    第16話 こころにひびく愛の鐘
     宇宙科学研究所の研究員・林の恋人が東京からやって来ることになった。彼女の名は白川カオリ。美人で思慮深い女性だ。しかし林と一緒にいるところをベガ軍の諜報員に見つけられ、脳波リモコン装置によって知らないうちにスパイの道具にされてしまう……。
    第17話 小さな生命を救え!
     グレンダイザーの攻略には、何としてでも有効な前線基地を作らねばならない……そう決断したガンダル指令は、牧場の近くにある小山にターゲットを絞った。その頃、牧場では大介とひかるの間で仔馬の運動をさせようという話になっていたが……。
    第18話 発進!!秘密ルート7
     旧日本軍の坑道を利用し、グレンダイザー秘密発進口が作られることになった。その名は「ルート7」!! ベガ星連合軍に宇宙科学研究所のことを知られないため、7つのルートを使って秘密を守るというものである。しかし、その矢先にミニフォーの編隊が地球にやって来たのだった。
    第19話 恐怖のエアロライト!
     スカルムーンに突如接近した巨大な隕石「エアロライト」。このままではスカルムーンに激突して基地は壊滅状態に陥る……退避を指示しようとするガンダル指令だが、レディガンダルがそれを制した。誘導ミサイルを打ち込むことで地球に落下させようというのだった!!
    第20話 決死の雪山脱出作戦
     月の引力を利用し、地球を壊滅させようとするブラッキー隊長の作戦。それは月と地球に重力コントロール装置を取り付けることで、大津波や地震など自然現象を誘発して人類を抹殺しようとする、これまでにはない大規模なものだった!!
    第21話 決戦!オーロラの輝き
     ブラッキー隊長はガンダル指令の指示で任務を着々と進めていた。今度の作戦は、太陽熱反射装置で北極の氷を溶かすことにある。そうすることで世界中に津波を起こさせ、都市を水没させようというのだった!!
    第22話 花一輪の勇気
     磁力線収束装置が地球の立花研究所で開発されたと聞き、レディガンダルはその奪取を立案した。地球側にとっては磁気防護壁という心強い味方となるのだが、レディガンダルに奪われれば凶悪な兵器と化してしまう……!!
    第23話 激流に叫ぶひかる
     妙に馬が騒ぐ夜、白馬のシルバーが厩舎から逃げてしまった。同じ頃、研究所では円盤獣と思われる飛行物体を確認。その行く手に秘密の発進口「ルート3」があるため、その発見を食い止めるためにも大介がグレンダイザーで出撃する。
    第24話 危うしデュークフリード!
     またもやミニフォー軍団をグレンダイザーに撃破されたブラッキー隊長。そのせいか、ベガ大王はブラッキーを差し置いて、ホワイター少尉にデュークフリードの暗殺を直接指示した。そこでホワイターは、アメリカの科学者・Drスペースになりすまして暗躍を開始する。
    第25話 大空に輝く愛の花
     地球に墜落した円盤獣。その調査に向かった大介と甲児は、現場でベガ軍兵士に追われる少女を発見した。その少女の名はナイーダ。何と実はフリード星人で、大介のかつての恋人だった。保護された彼女は、大介や甲児たちにフリード星人たちが辿った悲劇の運命を吐露する。
    第26話 スカルムーン総出撃!
     ベガ星連合軍の目を盗んで密かに建造されていた宇宙ロケットが、ついに飛び立つことになった。その目的は、宇宙開発の第一歩として宇宙ステーションの建設と細かい実験をすることにある。パイロットに選ばれた甲児と林研究員は、宇宙科学研究所本来の任務にこれまでにない緊張感で挑んだ。
    第27話 猛反撃!グレンダイザー
     2体の円盤獣に手を焼く大介。そして戦闘に巻き込まれて重体に陥ったひかる。宇宙科学研究所の面々は、これまでにない絶体絶命の危機に瀕していた。そんな中、輸血用の血液を調達するために出撃した甲児が、攻撃を受けてTFOを破壊されてしまう。
    第28話 闇夜に響く悪魔のベル
     ブラッキーが果てたため、ガンダル指令と新たなを手に入れたレディガンダルが新攻撃隊長に任命された。そんな彼女の協力者として派遣されたのは、ガンダルも初めて会うという科学長官ズリル。降格された上、自分と同格の指揮官が着任したことにガンダルもレディガンダルも警戒し、その手腕を見届けようとする。
    第29話 さらば宇宙の友よ!
     子供の頃からハトを愛する、生粋の戦士コマンダーハルク。被験者の命を奪ったといういわくつきの細胞圧縮装置を使った作戦に志願した彼は、装置によって地球人の小学生「春雄」に化けることに成功し、大介に近づこうとする。
    第30話 赤い跡のバラード
     動物園に飛来した謎の小型隕石。分析の結果、それはサイズによってはエネルギー資源となり得る放電物質だと判明した。やはりその物質を入手していたベガ軍は、物質が持つパワーを借りた円盤獣を作り上げる。一方、新型円盤の開発を進めていた甲児は、無理に試験飛行させようとして大介に軽い怪我を負わせてしまっていた。
    第31話 空に花咲け!ボスの友情
     甲児からの手紙で、彼がTFOと新型円盤を失ったことを知ったボスは元気付けに行こうと考えていた。そのためベガ星連合軍のスパイに盗み見されているとは知らず、新たなアイテム「ボススペイダー」の制作に励む。スパイはボスボロットが第二のグレンダイザーに成り得ると警戒するが……。
    第32話 母に向かって撃て!
     ジャンボ機を突如襲った謎の蜃気楼。それはズリルが開発した蜃気楼発生装置によって作られたものだった。フリード王妃そっくりの容姿をしたコマンダーマリーネに陽子放射能を発する指輪をつけさせたズリルは、蜃気楼発生装置を搭載した円盤獣とマリーネの二段構えの作戦でデュークフリードを抹殺しようとする。
    第33話 必殺!!ミュータントの最後
     ミニフォー部隊を派遣しグレンダイザーの弱点を探るズリル。彼によると、一見無敵のようなグレンダイザーでも致命的な弱点があるらしい。グレンダイザーには飛行能力がないばかりか、それを補うスペイダーとの合体に6秒もかかってしまうのだ。
    第34話 狼の涙は流れ星
     ベガ大王の勅命を受け、コマンダーガウスがスカルムーンに派遣された。しかしガウスは一匹狼タイプで、出迎えたガンダルやズリルを無視するなど傍若無人な態度を取る。そんな彼には、ある特別な事情があった……。
    第35話 飛べ!ダブルスペイザー
     地球に潜入したコマンダービートルは、グレンダイザーの基地捜索を命じられた。これまでのように空からではなく、地中から奇襲しようという魂胆である。その頃宇宙科学研究所では、待望の新型ユニット「ダブルスペイザー」がついに完成していた。
    第36話 燃える大空の誓い!
     スカルムーンに接近する巨大隕石。ガンダルやズリルでも破壊できなかったその巨大隕石を、新たに派遣された親衛隊員コマンダージグラの円盤獣が打ち砕いた!! はぐれ者で強者と戦うことを好むジグラは、グレンダイザーの弱点を徹底的に突こうとする。
    第37話 翼に命をかけろ!
     これまでベガ星連合軍のエネルギー供給を支えてきたベガトロン星が、巨大新星に飲み込まれて消滅した。このままではベガ軍はエネルギーの枯渇により自滅してしまう。そこでズリルが提案する、地球の超ウラン略奪計画が実行されようとしていた!!
    第38話 ひかる、涙のドッキング
     依然エネルギー不足にあえいでいたベガ星連合軍。そのため地球に埋蔵されている超ウランを狙うことは容易に予想され、研究所側は激化するだろう戦闘に士気を上げていた。そしてそれは戦闘要員ではないひかるも同じだった。
    ダブルスペイザーが操縦できたことで、自分も戦力になろうとトレーニングを積むひかる。しかし大介は彼女を危険に晒したくないと、ずっと拒み続けていた。そんな中、グレンダイザーダブルスペイザーのエネルギーとしても使用されている「光量子」が大気圏外に観測される。
    第39話 奇襲ベガ星突撃隊
     もはや宇宙科学研究所がグレンダイザーと関係あることは疑う余地がない。しかしこれまでの戦いにおいても研究所には幾度となく作戦を阻まれてきた。そこでグレンダイザーダブルスペイザーを研究所から引き離し、その間に突入部隊が研究所を占拠するという奇襲作戦が立案される。
    その頃、研究所の面々はベガ軍の戦いに備えてチームワークを固めつつあった。前回の戦いで団兵衛も大介の正体を知り、牧場のみんなも力を合わせて大介をバックアップしようということになったのだ。しかしひかるを巻き込みたくない大介だけは、その状況を歓迎できない…。
    第40話 激突!炎の海原
     海底火山の噴火により、ベガ星連合軍に超ウラン鉱脈の存在が知られてしまった!! しかもそこでは既に採掘基地が稼働しており、タンクに貯蔵されている超ウランにマグマが流れこめば、周囲の島々はもちろん、放射能によって地球そのものが甚大なダメージを受けてしまう…。
    直ちに現場に急行した大介・甲児・ひかるのダイザーチームは、間一髪のタイミングでタンクの回収に成功した。あとは基地のカプセルに移送すればいいのだが、そこへベガ星連合軍の円盤獣がやって来て交戦状態に入ってしまう。
    第41話 マリンスペイザー出動せよ!
     「グレンダイザーは海ではもろい!!」…その弱点を突き、ガンダルとズリルは新たな作戦を立案した。それはガモ星に生息する凶暴な巨鳥を改造し、水中戦に強い円盤獣を作り出すというものである。しかし宇宙科学研究所でも、その対策はすでに講じられていた。
    グレンダイザーの新サポートメカ「マリンスペイザー」!! ダブルスペイザーに続く新たな合体ユニットは既に完成間近で、あとはパイロットであるひかりがグレンダイザーとの合体訓練をクリアするのみ。だが、ダブルスペイザーで遂げた合体が嘘であるかのように、なかなか上手くいかない…。
    第42話 危機!研究所よ立ちあがれ
     度重なるベガ星連合軍の攻撃により、すっかり疲弊してしまった研究所。そこで宇門博士は新たな制御コンピュータを取り寄せるなど、ベガ軍の攻撃に備えることにする。その一方で博士は、変わりつつある研究所に憂いを抱いていた。
    大介は、ひとり苦悩する宇門博士から憂いの理由を告白されていた。実は博士は研究所そのものを要塞化することを考えており、以前からコツコツと改造工事を施してきたのである。しかし戦闘用に改造するということは、宇宙研究という夢とは正反対の行為に他ならない。
    第43話 隕石落下謎の孤島
     スカルムーンからの攻撃は不利とあり、ベガ星連合軍は地上に前線基地を建設することにした。そこで最適な人物としてズリル直属のガスカに白羽の矢が立つ。コマンダーの地位を与えられたガスカは、更なる昇進を夢見て地上に降り立つ。
    ガスカが乗った巨大隕石を調査するため、甲児が自ら名乗りを上げた。しかし元々先走る傾向があった甲児は、慎重さを欠いて危うく死にそうになる。宇門博士は、甲児はもちろん大介やひかるにもチームワークが必要であることを、きつく忠告するのだが…!?
    第44話 祭りの夜円盤獣が来る!
     研究所付近にある神社の洞窟の奥には、宇宙人の飛来を示す壁画の遺跡があった。それに興味を持った考古学者志望のひろし少年は、遺跡調査に没頭するあまり妹のみどりを寂しがらせてしまう。だが大介と偶然出逢った事で、みどりは少しだけ元気を取り戻した。
    真夜中に洞窟の異常を感じ、遺跡内でベガ軍の将校ギランに身体を乗っ取られてしまうひろし。実はその洞窟は、数百年前にベガ星が飛ばした円盤が着陸した地点で、電送受信装置なる機械が眠っていたのである。ギランはその装置を使うことで、洞窟を掘り進んだ先にある研究所をスパイしようと企んでいたのだった。
    第45話 燃えろ!ドリルスペイザー
     役に立ちたいからと、簡易望遠を作って見張りを始めた吾郎。だがベガ軍らしき謎の飛来物を見たと言っても、「子供だから」と誰も信じてくれない。しかし大介だけは「信じていることがあったら、何があろうと堂々と主張すればいい」と励ましてくれた。
    グレンダイザーの地中での行動をサポートするため、新たなユニット「ドリルスペイザー」が作られた。そのパイロットに指名された甲児は張り切ってテスト飛行に挑むものの、その最中に石焼山から発せられた衝撃波で不時着を余儀なくされてしまう。
    第46話 空からサメが降ってきた!!
     甲児の元に届いた一通の手紙。それはサメの曲芸が目のレジャー施設「マリンランド」への招待状だった。大喜びで遊びに行く甲児・ひかる・吾郎・団兵衛。しかし、実は施設そのものがベガ星連合軍による甲児捕獲のための罠だった!!
    ひかるたちとプールを楽しんでいた甲児は、電話の呼び出しアナウンスに騙されて密かに囚われてしまった。従業員に扮した工作員の挙動から、偶然甲児が囚われてしまったことを知る団兵衛。彼の話から状況を察したひかるは、甲児や他の招待客のためにも気付かないフリをする。
    第47話 湖が地獄の火を吐いた!
     団兵衛の提案でキャンプに出かけた大介・甲児・ひかる・吾郎・団兵衛。しかし楽しいはずのキャンプなのに、甲児の様子がどうもおかしい。大介とひかるの様子に、急にイライラしたりと不安定な心理状態にある。そのことに吾郎が敏感に気付いた。
    甲児さん、お姉ちゃんのこと…好きなんだろ?」…甲児の本音を見透かしたような吾郎の言葉だが、それはストレートに甲児の心に突き刺さる。好きだと意識していないのか、それとも大介を含む三人の関係を案じて本心に気付かないフリをしているのか…。
    第48話 地の底に悪魔がいた!
     「ジープが勝手に動く」など、周囲の機械に影響を及ぼす謎の地殻変動。その調査に赴いた甲児とひかるは、現場で円盤獣と遭遇した。実はベガ軍の新たな作戦が展開されており、宇宙科学研究所そのものがアリ地獄に引きずり込まれるように地中に飲まれようとしていたのだ!!
    キャプテンヘドロが操縦する円盤獣と交戦状態に入ったグレンダイザーは、緑色のヘドロの沼に掴まってしまった。まるでアリ地獄のようなヘドロに飲み込まれ、身動きが取れなくなるグレンダイザー&ドリルスペイザー。しかしマリンスペイザーの助けでようやく脱出に成功する。
    第49話 赤い夕陽に兄を見た!
     ベガトロン爆弾の誤爆により、制御不能に陥ってしまった一機の円盤獣。それは地球にやって来ると、デタラメな行動を取った末に何の戦略的価値のない地方都市へとやって来てしまう。しかもその付近には、ひっそりと暮らす娘マリアとその祖父が住んでいた…。
    「あれは…我らが守り神・グレンダイザー!?」…円盤獣を追いかけてきたグレンダイザー見て、マリアの祖父は衝撃を受けた。そして息を引き取る寸前に、彼女の本当の生い立ちを打ち明ける。マリアは、実はフリード星王家の血を受け継ぐ少女だったのだ!!
    第50話 暗殺!!兜甲児を消せ
     宇宙科学研究所で生活するようになり、マリアは甲児とバイク対決するなどダイザーチームともすっかり打ち解けていた。そんな中、大介はマリアをダイザーチームに迎えるよう宇門博士に熱心に訴えていた。マリアはフリード星人の生き残りとして、ベガ軍と戦う運命にあったからである。
    ドリルスペイザーを託されたマリアは、いとも簡単にグレンダイザーとのドッキング訓練をパスした。ここにすべてのサポートマシンにパイロットが乗り込み、ダイザーチームが更に強化されることとなったのである。だがそのパイロットという存在はガンダルたちに目をつけられていて…。
    第51話 大接近!!悪魔の星
     ベガ大王が治める「ベガX3号星」。それがベガトロン放射能に汚染され、使い物にならなくなった。そこでベガ大王はその惑星を地球に送り込むことで人類の滅亡を画策する。束の間の安らぎを楽しんでいた大介たちは、地球が突然の嵐に見舞われたことでベガX3号星の接近に気付くが…。
    ベガX3合成が大気圏に突入すれば、大気との化学反応で惑星は爆発し、地上は未曾有の嵐に見舞われる…。核爆発誘導ミサイルを打ち込めば危機を回避できるのだが、それにはベガ軍の妨害が予想され作戦は困難を極めるだろう。大介たちはこの危機を回避するため、固い決意で作戦に当たる。
    第52話 ベガ大王軍団・大移動
     ベガ星のエネルギー供給になくてはならない、衛星「ゼータ4号」。ベガトロン鉱の採掘場所として重要なその衛星だが、鉱山の爆発事故により、惑星そのものがベガトロン放射能の汚染危機に晒されてしまった!! このままではベガ星まで死の星と化してしまう…。
    ベガ大王の側近・ダントス防衛長官は、一刻も早い地球侵略を成し遂げるため、新たなロボット兵器「ベガ獣」を地球に差し向けた。しかしそこでは既に、手柄を焦ったガンダルやズリルが放った円盤獣がグレンダイザーと交戦状態にあった!!
    第53話 死闘!!キングゴリを倒せ
     新たな巨大ロボット兵器「キングゴリ」…片腕をもぎ取られたグレンダイザー…そしてキングゴリの手の中に握られたひかる。キングゴリと対峙した大介たちは、これまでの円盤獣にはない、ベガ獣の「意志をもって行動する」という特徴に戸惑いを見せる…。
    とりあえず甲児グレンダイザーを託し、腕の修理を急がせる大介。その間に彼は、高層ビルに登ったキングゴリからひかるを救出することに成功する。一方、ベガ大王を迎えたスカルムーンでは、ガンダルとズリルがダントスの部下になって地球に向かうよう大王から指示されていた。
    第54話 謎の恐怖!日本海溝
     ガンダルとズリルに下されたベガ大王の命令は、地球上に前線基地を建設すること。そのため、まずは秘密裏に地球に潜入する必要があった。ベガ獣を与えられたガンダルは、ダイザーチームの目を逸らすためにも地球への攻撃を開始する。
    ガンダルの思惑は、あくまで海底に基地を建設することにある。そのため、大介たちがベガ獣に気を取られている間に基地が有効な場所を選び、先遣隊をそこに送り込もうと画策した。その企みは成功し、大介たちは突然姿を消したベガに振り回され、すっかりガンダルたちから目を逸らされてしまう。
    第55話 襲撃!恐怖の怪気球
     ベガ大王も太鼓判を押す海底の基地建設予定地は、まさに攻めるには固く守るには易い場所だった。いよいよ大王からGOサインが出たことで、彼らの当面の目的が基地建設に決定。まずは資材を集めるための隠密作戦が実行に移される。
    臨海工業地帯が原因不明の津波によって壊滅した。しかも不思議なことに、ガレキの一部が姿を消しているらしい…。それは資材としてベガ軍に持ち去られたのだが、宇門博士たちはそのことにまったく気付いていない。しかも現場で調査をしていた甲児たちがミニフォーの編隊に攻撃されてしまう。
    第56話 危機を呼ぶ偽博士
     ベガ軍の地球潜入を察知したダイザーチームは、パトロールを強化していた。そして監視の一環として、ベガ軍の目を盗んで監視衛星「スペースアイ」を打ち上げる。それは早速効果を発揮し、前線基地へと続く海底トンネルの存在を研究所側にもたらした。
    海底基地の殲滅を目的に出撃したダイザーチーム。彼らはベガ軍が資材倉庫として利用していた場所に向かうと、出現したベガ獣を撃破し、資材倉庫の殲滅も成功させた。しかしそれでベガ軍の危機が回避されたわけでもなく、世界的な監視が必要となる。
    第57話 吼えろ!ぼくの怪獣
     カブトムシの「ブドブド」を飼っているキヨシ少年。彼の夢はブドブドがもっと大きくなり、怪獣になって暴れるカッコいい姿を見ることだ。そのキヨシ少年は、建設途中のビルにベガ軍のトラックが入ったところを偶然目撃したためズリルに目をつけられてしまう。
    キヨシ少年の利用を思いついたズリルは、彼を催眠状態に陥れることでベガ獣に改造したブドブドを操らせようと企んだ。そして建設中のビル内でベガ獣にブドブドを組み込む一方で、東京にやって来た甲児とマリアを捕らえようと画策する。
    第58話 悪魔にされたグレンダイザー
     グレンダイザーの立場を揺るがすため、ベガ軍はベガ獣をニセ・グレンダイザーに、兵士をニセ・デュークフリードに偽装させた。そして本物のグレンダイザーと入れ替わらせようと、ミニフォー軍団を地球に派遣する。
    何も知らないまま出撃するダイザーチーム。その中で大介は、ひとり宇宙に飛び出してグレンダイザーごと磁力系の小型隕石に囚われてしまった!! 通信もできず、操作も利かない現状では、ただじっと脱出のチャンスを待つしかない…。
    第59話 ああ!少年コマンド隊
     グレンダイザーに倒された親衛隊員たちの息子を集め、「少年コマンド隊」を結成したベガ軍のダギル隊長。彼は「地球人がデュークフリードに洗脳された」と少年たちに吹き込むことで、デュークフリードが地球を侵略したように思わせた。
    「地球人を救い出すためにデュークフリードを倒す!!」…純粋な少年コマンド隊の子供たちは、何の疑いもなく国防軍の空軍基地を制圧した。その一方で、基地にいたマリアたちは「デュークフリードから助けるために来ました」「地球人の味方です」という彼らの言葉に戸惑いを覚える。
    第60話 午後七時東京タワー大爆発!
     ズリルが考案した新たな作戦「ラットラット作戦」。それは大量のネズミを捕獲し、それらを使って都市を破壊するというものだった!! 甲児とマリアがお互いの心の距離を縮めようとしつつ、つかず離れずの関係で微妙なバランスを取りながらパトロールをする最中も、その作戦は着々と進められる…。
    作戦は極めて巧妙なものだった。ベガトロン爆薬液を注入することでベガ獣化されたネズミが、あらかじめターゲットに取り付けられた「超音波発信鋲」に向かって突進。鋲に接触した途端に爆発するという仕組みである。
    第61話 特攻スパイ大作戦
     愛馬のアオを怪我させてしまった団兵衛は、徹夜の看病でアオを回復させた。そんな彼が今回のズリルの作戦で大きな役割を果たすことになる。ズリルが製作したサイボーグスパイたちの中に、団兵衛を完璧にコピーしたスパイ4号がいたのだ。
    人知れず研究所に潜入したスパイ1号・2号・3号。彼らは内部の爆破を画策するものの、堅固な防衛システムの前に作戦を阻まれてしまう。そこで次の作戦では、いよいよスパイ4号ことニセ団兵衛の出番となった。
    第62話 戦慄!白鳥が来た日
     吾郎が一羽の白鳥を保護した。しかし目立った外もなく、ただ弱りきった様子でグッタリするのみ。とりあえず団兵衛に相談して宇門博士に診てもらおうとするものの、獣医でもない博士では手当てのしようがなかった。
    実はその白鳥は、爆弾を埋め込まれ半サイボーグ化兵器だった!! ズリルたちがテストのために放った三羽のうち、不発に終わって弱ったところを吾郎に保護されたのである。一度は白鳥の診察を見送った博士だが、大介の説得で白鳥を診察するうちにそのことに気付く。
    第63話 雪に消えた少女キリカ
     コマンダーキリカは「ベガ星随一の天才少女」と呼ばれる科学者だ。今は亡き兄の遺志を継ぎ、冷凍光線の開発に心血を注ぐ平和を愛する少女である。彼女の研究が実を結べば、マグマが熱くたぎる若い惑星を瞬時に冷まし、移住可能な環境に改造することができるという…。
    地球との戦いを避け、冷凍光線で新たな居住惑星を作る…そんなキリカの想いを無視し、出撃を言い渡すベガ大王。ついに完成した彼女の研究を兵器として用いるつもりなのである。渋々ながら命令に従ったキリカは、地球でデュークフリードと対決するが…!?
    第64話 東京全滅5分前!
     東京都と同じ面積の孤島が、謎の大爆発によって消滅した!! どうやらベガ軍の仕業か…そう推測した研究所は、甲児とマリンスペイザーを調査に向かわせる。しかしそれこそベガ軍の罠で、誘い出された形になった甲児はミニフォーの編隊に攻撃されてしまった。
    甲児を助けるため、大介がグレンダイザーで出撃した。その中で大介は、「自分たちは誘い出されたこのでは?」と気付く。だが時既に遅く、グレンダイザーという地球防衛の柱が留守にしている間に、ベガトロン爆弾を携えたベガ獣が東京上陸を果たしてしまう…。
    第65話 兜甲児一本勝負
     巧妙に偽装したはずの国防軍・超ウラン貯蔵庫が、ズリルたちに知られてしまった!!  彼らはそこを攻撃することで、東京の都市部を破壊することなく人類の抹殺を企む。しかし作戦を託されたコマンダーサドンは、ガンダルたちに従順に従うつもりはないらしい…。
    貯蔵庫を狙うミサイル群の迎撃に向かった大介たちは、一発を除いてその他すべての破壊に成功する。しかし残り一発の迎撃に向かった甲児は、一般市民の救助を先行させて着弾を許してしまった。幸い貯蔵庫には命中しなかったものの、甲児はそのミスに責任を感じる…。
    第66話 死の海底400m!
     正月を楽しんでいた大介たちは、突然の地震に驚いていた。その直後にもたらされる、第七黒潮丸の遭難事故。甲児と共に調査に向かったマリアは、そこでマリンスペイザーが海草に絡まれて身動きできなくなるという、サルガッソー海域さながらのアクシデントに見舞われる!!
    アクシデントはベガ軍が仕組んだものだった。実は地震によってベガ軍の前線基地の一部が新火山島と共に地上に浮上してしまい、それを隠蔽するために目撃者である黒潮丸を沈没させ、マリアたちを攻撃して真実から目を逸らそうとしたのである。
    第67話 決死の海底基地爆破
     軍人としてのプライドにこだわり、スカルムーンからのサポートなしでグレンダイザーを倒そうとするズリル。彼は気球爆弾を使って研究所を襲撃するものの、スペイザー編隊に掃討されたばかりか、グレンダイザーにミニフォー軍団まで撃破されてしまう。
    ズリルの計画では、グレンダイザーの戦力が大幅に削がれる海中でのみ戦うことになっていた。いくらマリンスペイザーとドッキングしても、「海中で行動が出来る」という程度の意味しかないことを見抜いていたのである。しかしその対策は研究所でも検討済みで、新たなるサポートメカ「ウルトラサブマリン」の開発が進められていた。
    第68話 吹雪の中のマリア
     地上に残ったズリルは、前線基地建設にこだわって北海道に目をつけた。そしてそのためにフリード星人のケインに副指令の任を与える。しかしいくらズリルの信頼を得ているとは言え、ケインは兵士たちから「余所者」と蔑まされる存在だった。
    秘密裏に行うのが絶対条件…そう言い渡されて計画に取り掛かったケインだが、馬の買い付けに来ていた団兵衛にベガ獣のことを知られてしまう。一般人に変装したベガ兵は、宇門博士に電話を掛けようとしていた団兵衛から作戦の情報漏れを知って、彼を捕らえようとするが…。
    第69話 父に捧げる愛のオーロラ
     北海道での前線基地も失敗し、燃料補給もままならないまま放浪の旅を続けるズリル。しかしどんな惨めな状況でも、使命を果たすまでスカルムーンに戻るつもりはないらしい。ただし息子・ズリルジュニアのことは案じていて、手紙をしたためるなど父親としての役目も果たそうとしていた。
    ズリルを必要とするベガ大王は、彼の地球脱出に必要な燃料をズリルジュニアに託すことにした。ジュニアたっての希望だったからである。しかしそのことはジュニアの「父を驚かせたい」との言葉で、ズリル自身にも伏せられることとなってしまう。
    第70話 涙は胸の奥深く
     マリアを悩ませた不思議な夢。それは洞窟に囚われた彼女の父・フリード王がレディガンダルに協力を迫られるというものだった。しかもベガ獣に組み込まれ、地球襲撃に差し向けられそうになるという結末である。だが父はベガ軍の攻撃で果てたはず…大介はマリアにそう言い聞かせる。
    実はマリアの夢は、レディガンダルがテレパシーで見させたものだった。しかし予知能力があるマリアは、それがこれから起こるものだと思い込む。そして襲来したベガ獣に父の姿を発見すると、父が生きているとすっかり信じるのだった。
    第71話 悲劇の親衛隊長モルス
     もはや、地球侵略のためになりふり構っていられなくなったベガ軍。そんな彼らの元に、行方不明だった親衛隊員モルスとベガ獣「ジガジガ」がやって来た。ベガ星崩壊の際に、転送装置の事故で太陽系の果てまで飛ばされたというモルス。彼はジガジガがミイラのような姿になるまで放浪し、ようやくスカルムーンにたどり着いたらしい。
    そんなモルスの本来の姿は、ベガ大王が滅ぼしたモール星の王子で、しかもデュークフリードの無二の親友だった!! だが今は洗脳され、デュークフリードこそ母星を滅ぼした張本人だと思わされている。そしてベガ大王に忠誠を尽くし、地球攻撃のために親衛隊長に抜擢される程の軍人にまでなっていた。
    第72話 はるかなる故里の星
     ベガ大王の娘・ルビーナが治める惑星が反乱を起こした!! もともと平和を愛していた彼女は、そんな住民の意思を尊重して惑星を放棄。スカルムーンへとやって来る。だがベガ大王の元にやって来たのは、もうひとつ理由があったからだった。それは、元婚約者デュークフリードについてのことである!!
    ベガ大王から「デュークフリードが死んだ」と言われていたルビーナだが、彼の生存を知って改めて希望を見出していた。そして戦争をやめさせようと大王に訴えかける。ベガトロン放射能に汚染されていたフリード星が再生しつつあり、そこならデュークフリードやベガ大王らと共に移住できると考えたからだ。
    第73話 この美しい地球のために
     人工衛星を打ち上げた宇宙科学研究所が、ついに月の裏側の撮影に成功した!! そこで初めて明らかにされるスカルムーン。いよいよ最後の決戦を覚悟した大介たちは、新たなるサペートメカとして宇宙用スペイザー「コズモスペシャル」の開発を急がせる。
    愛娘のルビーナを失ったベガ大王もまた、地球への総攻撃を決意していた。そして自ら前線で指揮を執ろうとする。しかしそれにレディガンダルが意義を唱えた。まずは自分が…という訳である。
    第74話 永遠に輝け!二つの星
     レディガンダルとの激闘を征した大介たちは、研究所に戻ったところでレディガンダルから驚くべきメッセージを受けていた。彼女は既に戦いに疲れており、ベガ大王の首と引き換えに地球での移住を許して欲しいというのだ。その真意を図りかねる大介たちだが…。
    カルムーンに戻ってベガ大王を暗殺しようとしたレディガンダルを、もうひとつの人格であるガンダルが制止した。彼はベガ大王に忠誠を誓っており、レディガンダルのを銃撃することで彼女の人格を殺してしまったのだ!! しかしそれは、ガンダル自身にも致命的なダメージを与えることとなる…。
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