小室直樹文献目録 一般文献 2002021
[ 表題 ] 経済を知らない官僚と,危機感なき国民が国を滅ぼす
- [ 副 題 ] 学問や思考の基礎となる数学教育を軽視すれば,経済は衰退する
- [ 著 者 ] 小室直樹
- [ 該当頁 ] 172〜179頁
- [ 図 表 ] 無
- [ 注 記 ] 無
- [ 分 類 ] 図書
[ 書名 ] 『脱「日本病」』
- [ シ リーズ ] 無
- [ 出版者 ] 宝島社
- [ 総頁数 ] 229頁
- [ 発 行 ] 2002年09月14日初版1刷 まで確認
- [ ISBN等 ] ISBN 4-7966-2848-7 C0033
- [ 価 格 ] 定価(本体1700円+税)
- [ 箱 ・帯 ] 箱無・帯有
- [ 体 裁 ] 四六判 19.5×13.8cm ハードカバー
- [ 注 記 ] 無
見出し
- 官僚が経済を理解していない
- 腐朽した「科挙」に近い日本の教育システム
- 数学教育と歴史教育の間違いを正せ
- アメリカと中国の一番よいところに学べ
所蔵館
情報元
- テルさん(2002-09-02 旧掲示板ログ[2472] 参照)
他文献
備考
- 以下,奥付から引用:
本書は週刊宝島に2002年7月3日号までに連載された「脱『日本病』」をまとめたものです。収録にあたり,増補改定を行いました。
- 以下,掲示板ログ[2506]より引用:
[2506] Re[2501]: 別の新刊 投稿者:小野寺 投稿日:2002/09/21(Sat) 19:28:39
>文献目録2002011を収めたものとおもわれます。
>まだどちらも読んでないので増補改定されているのかどうか確認してません。
微妙に違いますね。上に○2002011,下に●新刊の違う点を順を追って書いていきます。
○「第19回の......示唆する。」
●無
○カラー写真
●白黒写真
○無
●「官僚が経済を理解していない」
○「−日本が...何なのでしょうか。」
●無
○「経済に口を出す。」
●「経済に口を出している。」
○「これはめちゃくちゃだ。」
●「これはめちゃくちゃなことだ。」
○「供給力も巨大になった。」
●「また,供給力も巨大になってしまった。」
○「企業の設備投資や雇用に波及しなくなっている。」
●「その資金が企業の設備投資に回ったり,雇用を増やしたりしなくなっている。」
○「日本の資本主義」
●「日本の「資本主義」」
○「淘汰される。」
●「淘汰されることになる。」
○無
●「しかし,」
○「総量規制で......引き起こした。」
●「総量規制を行ったことで,.....引き起こしたのに,誰も責任をとっていない。」
○無
●総量規制の用語解説
○無
●「さらに,」
○「続け,.....介入する。」
●「続け,.....介入している。」
○「競争を妨げる特殊法人を,天下り先確保のために潰さない。」
●「また,競争を妨げる特殊法人を,自分たちの天下り先を確保しておくために潰さない。」
○「こういう経済の原則が分からず,失政の責任を取らない腐敗した官僚が統制し続けていれば,経済が崩壊するのは当たり前だ。それどころか日本の資本や日本人が海外に流出し,国が消えてなくなる可能性もある。」
●「このように経済の原則が分からず,失政の責任を取らない腐朽した官僚が,国を統制し続けていれば,経済が崩壊するのは当たり前だ。このまま経済が崩壊に向かえば,日本の資本や日本人が海外に流出していき,そのうち国が消えてなくなる可能性もある。」
○「教育が日本をだめにする」
●「腐朽した「科挙」に近い日本の教育システム」
○「−官僚による....よいでしょうか。」
●無
○無
●「経済の....教育システムにある。」
○「起こし,....を進んだ。」
●「起こして,....に進んできた。」
○「こうなれば...が生まれ,...生まれる。」
●「こうなってしまうと,...生まれる。また,...生まれてくる。」
○「機能したが,」
●「機能した。しかし,」
○「頂点は」
●「頂点も,」
○「学ばない,こういう」
●「学ばない。国民にこういう」
○無
●科挙の用語解説
○無
●「数学教育と歴史教育の間違いを正せ」
○教科書の写真とその説明
●無
○「−衰退を...しょうか。」
●無
○「最も」
●「中でも最も」
○「特にゆとり教育による数学の軽視はとんでもないことだ。」
●「ゆとり教育の名のもとに,数学が軽視されていることはとんでもないことだ。」
○「する上で」
●「するうえで」
○「だけは,子供の頃に身につける必要がある。」
●「だけは,他の学問と違って,子供のころに身につける必要がある。」
○「できず,」
●「できないから,」
○「数学を身につけた」
●「数学をきちんと身につけた」
○「今年度始まった...削減され,」
●「02年度から始まった...削減されている。そして」
○「歴史の」
●「世界の国々の歴史の」
○「こういう教育を積み重ねて,経済がおかしくなっている。こんな自堕落な教育を推進する文部科学省はなくなってもいい。」
●「こういう間違った教育を積み重ねてきているから,官僚も経済もおかしくなっている。こんな自堕落な教育を推進する文部科学省は,なくしてしまったほうがいい。」
○新指導要項の用語解説
●無
○「中国とアメリカに学べ」
●「アメリカと中国の一番よいところに学べ」
○「−そのような...しょうか。」
●無
○「短期間で...難しいが,危機感があるなら,最低限学ぶことはある。それは,アメリカの資本主義と中国の歴史だ。」
●「すでに..日本人が,短期間で...難しい。しかし,危機感があるなら,今からでも最低限学ぶべきことはある。それは,アメリカの資本主義と中国の歴史だ。」
○「アメリカの...教訓とする。」
●こういったアメリカの...教訓とするべきだ。」
○「日本の」
●「また日本の」
○「国民の危機感も足りない。」
●「国民の危機感が足りないのはまことに遺憾である。」
※そのほか,段落のくぎりかたや句読点の置き方が違う箇所もあります。
内容
更新日