小室直樹文献目録 一般文献 1986002
[ 書名 ] 『韓国の呪い』
- [ 副書名 ] 広がるばかりの日本との差
- [ 著 者 ] 小室直樹
- [ シ リーズ ] カッパ・ビジネス (10)-129
- [ 出版者 ] 光文社
- [ 総頁数 ] 208頁
- [ 発 行 ] 1986年04月30日初版1刷
1987年10月15日9刷まで確認
- [ ISBN等 ] ISBN 4-334-01192-6 C0231
- [ 価 格 ] 定価680円(1刷時),定価700円(本体680円)(9刷時)
- [ 箱 ・帯 ] 箱無・帯有
- [ 体 裁 ] 新書判 17.2×10.5cm
- [ 図 表 ] 無
- [ 注 記 ] カバーの推薦文:田原総一朗
- [ 分 類 ] 図書
目次
まえがき
1 韓国民主主義にかけられたアメリカの呪い
- 韓国のデモクラシーは,断固,きわめて健全である
- 「良心の自由」とは「悪魔の自由」のことである
- 国会内で暴力事件が起こるのは,成熟したデモクラシーの何よりの証拠
- 全斗煥政権と野党第一党新民党のかけひきが意味するもの
- 「言論の自由がない」と言っても,韓国とソ連では意味が違う
- 韓国の「独裁者」は「民主的」に支持されている
2 韓国恐竜経済の呪われた構造
- 豊富な資源があると,経済的にかえって不利になる
- 「韓国の奇蹟」を実現した朴正熙の評判
- 技術者,組織,アメリカの意志,資本,韓国経済はすべてを欠いていた
- 朴モデルの第三の特徴は,政府保護による巨大財閥の飼育
- 韓国の大切な二十匹の恐竜は腺病質である
3 韓国ナショナリズム,呪いの淵源
- 韓国での残虐行為はアメリカによって開始された
- すべての残虐は許しても,陵墓の盗掘は許せない
- 白人の侵略を撃退した栄光の歴史が,悲劇の始まりとなる
- われわれは一つの民族であるという自覚の重大な意味
- アメリカとフランスは,日本のお裾分けにあずかることに政策を変換した
- 朝鮮征伐に成功した,ただ一つの国,それが日本である
4 中国コンプレックスと日本への呪い
- 韓国人の,中国人より複雑な対日感情の由来
- 必ず外国をひきこむという韓国式のやりかた
- 白村江の決戦の戦況報告の真偽
- 中国コンプレックスをついて同盟した新羅の金春秋
- 大都市は大城塞であり,大城塞は大都市であった
- 朝鮮を日本のものにした古代,近代の混成の論理
5 「韓国の呪い」は「韓日の呪い」
- 倭寇のせいで魚を食べなくなった?韓国人
- 日本・侵略する人,韓国・される人
- 日本人の感情の根底にあるもの
- 暴力を崇拝する日本人と白人の傾向
- 日本人は平和主義者か,戦争主義者か
エピローグ ― 明治水滸伝と事大主義の呪い
所蔵館
情報元
他文献
備考
- 刷情報:1986年05月15日3刷/1986年05月25日4刷/1986年08月15日7刷
- カバーイラスト:依田定幸/著者撮影:大神達夫/本文イラストレーション:中山隆右
- 帯字句 表:
日本 誤解した“躍進”の呪い/中国 宗主国のコンプレックスの罪/アメリカ 韓国民主主義の呪い
内容
更新日
- 2005-03-20
- 2022-01-08 価格情報 追加