小室直樹文献目録 一般文献 1984003
[ 書名 ] 『ソビエト帝国の最期』
- [ 副書名 ] “予定調和説”の恐るべき真実
- [ 著 者 ] 小室直樹
- [ シ リーズ ] カッパ・ビジネス (10)-102
- [ 出版者 ] 光文社
- [ 総頁数 ] 209頁
- [ 発 行 ] 1984年07月05日初版1刷
1989年05月25日18刷 まで確認
- [ ISBN等 ] ISBN 4-334-01165-9 C0231
- [ 価 格 ] 定価650円(1刷時)、定価670円(本体650円)(18刷時)
- [ 箱・帯 ] 箱無・帯有
- [ 体 裁 ] 新書判 17.2×10.5cm
- [ 図 表 ] 無
- [ 注 記 ] カバーの推薦文:富永健一,谷沢永一
- [ 分 類 ] 図書
目次
まえがき
1 なぜソビエトは日本を恐れるのか
- ソ連脅威論から日本脅威論へ
- 西欧コンプレックス,アジア・コンプレックスのダブル・パンチ
- 恐怖の的,軍事大国日本の復活
- 一九七五年にアメリカを追いぬく,と信じていたバカなフルシチョフ
- ソ連人は「自由」をもとめている,と考える無能学者
- 超インフレ,フォークランド惨敗でも,なぜアルゼンチンは平気なのか
- ソ連海軍のエース,ミンスクはなぜ動けないか
2 弱きを挫き強きに媚びる論理
- ソ連は悪者,アメリカは正しい……という大誤解
- 大韓機事件でもっとも得をしたのはどいつだ
- 暴露されたソ連スクランブル能力の低さ
- 真珠湾攻撃はルーズベルトの罠だった
- アメリカの仕組んだ「罠」が大韓機に乗せられた
- ソ連はなぜアメリカに無条件降伏をしたのか
- 侵入機を撃墜するのは当然である
- 日本人の戦争観は「神風史観」
- ソ連には,独ソ戦争の後遺症がまだ残っている
- 東独軍のまわりに,なぜ三倍のソ連軍がいるのか
- クレムリンはもはや,ソ連軍をコントロールできない
3 仮面の超大国が弱小国にもどる
- ソ連ではなぜ,書記長がえらいのか
- パーシングU問題で暴露された,弱体なソ連外交
- スターリンの巨大さが,後のソ連をメタメタにした
- アルゼンチンにさえソッポむかれたブレジネフの兵器
- ソ連の最期のあとは,日本の最期がくる
4 ソビエト帝国の最期を示す「予定調和説」
- なぜソ連は「最期」になってしまったのか
- なぜ共産主義政権には,カリスマが不可欠なのか
- キリストがいつ再臨するかわからないことの重大な意味
- すべての社会を支える「世俗内禁欲」
- 社会主義国にも資本主義の精神が必要なのだ
- ソビエト帝国の最期を解くカギ,「予定調和説」
- 「自由」を与えられない社会主義国では,予定調和が作動しない
- 労働がなぜ,価値あるものとなったのか
- 重工業とともに伸び,ともに滅びるソ連経済
- ツァーは卵を持っていったが,スターリンがニワトリまで持っていった
- ついに生まれなかった「社会主義の精神」
所蔵館
情報元
他文献
備考
- 刷情報:1984年07年25日2刷/1984年07年30日3刷/1984年08月10日4刷/1985年08月01日9刷/1986年01月20日10刷//1986年04月01日11刷/1986年12月01日14刷
- カバーイラスト:依田定幸/著者撮影:田沼武能/本文イラストレーション:中山隆右
- 帯字句 表:
重工業と ともに伸び、ともに滅びるソ連経済!!
内容
更新日
- 2005-03-20
- 2010-04-05 「目次」の誤植 修正
- 2013-04-29 [他文献]欄 更新
- 2022-01-05 増刷情報 追加
- 2022-01-08 帯字句 追加