小室直樹文献目録 一般文献 1981004
[ 書名 ] 『超常識の方法』
- [ 副書名 ] 頭のゴミが取れる数学的発想の使い方
- [ 著 者 ] 小室直樹
- [ シ リーズ ] NON BOOK 193/知的サラリーマン・シリーズ(12)
- [ 出版者 ] 祥伝社
- [ 総頁数 ] 216頁
- [ 発 行 ] 1981年09月30日初版1刷
1991年04月01日15刷 まで確認
- [ ISBN等 ] 書籍コード (分)023-(製)100193-(出)3440
ISBN 4-396-10193-7 C0236
- [ 価 格 ] 定価680円(1刷時),定価750円(本体728円)(15刷時)
- [ 箱・帯 ] 箱無・帯不明
- [ 体 裁 ] 新書判 17.5×10.8cm
- [ 図 表 ] 7図
- [ 注 記 ] カバーの推薦文:山本七平,新井喜美夫,松崎巌
- [ 分 類 ] 図書
目次
まえがき
〈存在問題―近代数学最大の貢献〉
第1章 論理的発想の基本
―まず「解の存在」の有無を明確化せよ
- 1 はたして解けるのか解けないのか
―無駄な努力を排し、“やる気”を保証する
- 2 社会観察にどう応用するか
―人間の悩みの根元は、すべて「存在問題」にある
〈集合論―数学の本質〉
第2章 数学的思考とは何か
―日本人が世界で通用するための基本要件
- 1 「論理」の国と「非論理」の国
―なぜ、日本型行動様式が諸外国に理解されないのか
- 2 「法の精神」の根底にも数学がある
―論理の世界から日本流曖昧社会を点検する
〈必要条件と十分条件〉
第3章 矛盾点を明確に掴む法
―論理学を駆使するための基本テクニック
- 1 論理矛盾は、どこから生まれるか
―「必要条件」と「十分条件」を峻別する意義
- 2 人間の精神活動を数学的に読む
―宗教・イデオロギーの骨子とは何か
〈非ユークリッド幾何学―否定からの出発〉
第4章 科学における「仮定」の意味
―近代科学の方法論を決定した大発見
- 1 非ユークリッド幾何学の誕生
―背理法が通用しなかったユークリッドの第五公理
- 2 近代科学の基本となった発想法
―なぜすべては仮説にすぎないのか
〈数量化の意義〉
第5章 「常識の陥穽」から脱する方法
―日本には、なぜ本当の意味での論争がないのか
- 1 数学の背景を読む
―「数量化」が意味を持つための三つの条件
- 2 「全体」と「部分」の混同
―『アローの背理』が明らかにした社会観察手段
所蔵館
情報元
他文献
備考
- 刷情報:1984年03月15日9刷(定価680円)/1988年04月01日13刷(定価720円)
- カバーデザイン:福田繁雄/著者撮影:ムトー清次
内容
更新日
- 2005-03-19
- 2005-07-21
- 2006-08-18
- 2018-08-26 [他文献]情報 追加。