小室直樹文献目録 一般文献 1966003

[ 表題 ] 構造機能分析と均衡分析

  • [ 副  題 ] パースンズ枠組の発展的再構成へむかって
  • [ 特集等 ] 無
  • [ 著  者 ] 小室直樹
  • [ 該当頁 ] 77〜103頁,142〜140頁(英文による要約)
  • [ 印  刷 ] 単色
  • [ 図  表 ] 10表,2図
  • [ 注  記 ] 引用文献 98〜103頁
  • [ 分  類 ] 雑誌記事・論文

[ 掲載誌名 ] 社会学評論

  • [ 号  数 ] 第16巻第4号;通巻64号
  • [ 出版者 ] 編集:日本社会学会/発売:有斐閣
  • [ 発  行 ] 1966年03月30日発行
  • [ ISBN等 ] 不明
  • [ 価  格 ] 480円
  • [ 体  裁 ] 不明

見出し

  • 一 パースンズが,構造機能分析を取上げてきた意図は何であるか。…
  • 二 彼の一般分析枠組には,二つのレヴェルがあると考えられるが,これを明示することは非常に重要である。…
  • 三 相互連関過程の分析枠組としてのAGIL図式は,数学的に表現すれば性格は明確になる。…
  • 四 以上,パースンズ枠組を,均衡分析のタームに翻訳することによりその性格を特徴づけたが,次に,このような一般的分析理論の意義について論じよう。…
  • 五 前節まで,パースンズ理論の決定的重要性と可能的有望性を強調したのであるが,彼の理論の現在のレヴェルにおいては,それらに対し,十分強力でもなければ完備もしていない。…
  • 六 本稿がこれから取上げようとする問題は,(2),(4)の欠陥の理論的性格を吟味することにより,それがいかに致命的であるかを示し,改善の方向を指示するにある。…
  • 七 パースンズを含め,多くの社会学者は,均衡分析の理論的構成を必ずしも正確には把握していないと思われるので,その整理から始めなければならない。…
  • 八 パースンズ理論の均衡分析としての第一の不備は,均衡条件が明確化されていない点である。…
  • 九 第二の不備は,安定条件が明確化されていない点である。…
  • 一〇 均衡条件の無前提の成立が当然の属性として安定条件を伴うとき,すべての均衡には,自動的成立の保証が与えられ,さらに,均衡条件が機能的必要(Functional Requisite)の達成に結びつくとき,均衡分析は一つのテレオロジーに転化される。…
  • 一一 この間の事情を理解するには,サイバネティクスのタームで語るのが有効であると思われる。…

 (英文による要約のタイトル)

  • Structural Functional Analysis and Equilibrium Analysis
    -- Toward a Reformulation of the Parsonian Theory --

所蔵館

情報元

他文献

  • -

備考

内容

  • -

更新日

  • 2005-04-05
  • 2011-09-17 「備考」欄 情報追加
[ 一つ前のページに戻る ] [ サイトのトップに戻る ] [ このページのトップに戻る ]