項目名 | 地上最強の美女バイオニック・ジェミー |
読み | ちじょうさいきょうのびじょばいおにっくじぇみー |
分類 | SFドラマ |
作者 | |
公的データ | ジェミー・ソマーズ、女、27歳 元プロテニスプレーヤー、職業、教員。 瀕死の重傷、スカイダイビング中の事故。負傷個所、両足、右腕、右耳。 手術内容、バイオニック組織移植。責任者、オスカー・ゴールドマン。費用、極秘・・・ アメリカ作品 1976年〜1978年 第3期まで 「600万ドルの男」のスピンオフ番組。 【出演】 ジェミー・ソマーズ(リンゼー・ワグナー 田島令子) オスカー・ゴールドマン(リチャード・アンダーソン 勝部演之) スティーブ・オースチン(リー・メジャース 広川太一郎)(おっぺ) 元々は「600万ドルの男」の単なる1つのエピソードであったジェミーの物語を、あまりの反響の大きさからスピン・オフ(枝分かれ)させて始まった『バイオニック・ジェミー』は、可憐な女性がスーパーパワーを発揮するという設定と共に、考え抜かれた脚本、主演のリンゼイ・ワグナーの魅力、そして吹き替えの田島令子氏の名演とあいまって日本でも爆発的な人気を得た。 また、ジェミーに指令を出すOSIのゴールドマン局長とジェミーにバイオニック手術を施し、彼女のバイオニックをサポートするドクター・ルディ(マーチン・E・ブルックス)は「600万ドルの男」と共通のキャラクターであり、第一、二シーズンでは両作のクロスオーバーも多く見られた。 不慮の事故で瀕死の重傷を負ったジェミーは、OSIのゴールドマン局長の依頼で両足、右腕、右耳に手術を受け、バイオニック・ウーマンとして生まれ変わる。電子組織への拒絶反応もおさまり、記憶も徐々に回復してきたジェミーはリハビリ施設より故郷オーハイへ戻り、空軍基地附属学校の教師の職を得て、第二の人生を歩み始める。しかし、彼女の秘密を知ったある人物がジェミーをつけ狙い、バイオニック・パワーをテストするために、さまざまな罠を仕掛けてくる。 2 第2話「バイオニック・ジェミーのお値段」 WELCOME HOME, JAIME (PART 2) 教師としての生活を始めたジェミーだが、彼女の力を悪用し私腹を肥やそうと企むハリスという男がジェミーを監視していた。そこでジェミーはオスカーと示し合わせ、OSIに不満を持っていると見せかけてジェミーの方からハリスの組織にのり込んで行き、組織が隠している不正の証拠を探しだそうとする。だが、その息子ドナルドにOSIのスパイである事を見破られ、危機に陥る。 3 第3話「女王はワシの背に乗って」 BIONIC BEAUTY 国の防衛システムに関わるコンピュータ回路が盗まれ、ミス・アメリカ・コンテストと関連している事が判明する。ミス・カリフォルニアとして潜入したジェミーは、ミスコン関係者がミス・フロリダを優勝させ、専用機で回路を運ばせようとしていることをつき止める。だが、ジェミーの正体がばれ、睡眠薬を投与されてしまう。 4 第4話「バイオニック・ジェミーと母」 JAIME'S MOTHER ジェミーの前に、死んだはずの母アンが姿を現す。ヘレン達にジェミーが幻覚を見ていると思われるが、実際にアンが現れたのだった。アンによると、11年前に死亡したのは替え玉のクリスで、国際政治部門の秘密情報部員だった自分の身代わりとなって殺されたということらしい。真相はいかに…? 5 第5話「ジェミー操縦桿を引け!」 FLY JAIME ブラジルのフランカス博士が全世界を破滅させる最終兵器コバルト247の合成に成功する。しかし、この情報が東側に漏れてしまい、東西の均衡が保てなくなる事を恐れた博士は、西側にその情報を明かそうと親友のDr.ルディに相談する。そして、ルディが全化学式を暗記してOSI に渡すことになり、ジェミーはルディの乗る特別便のスチュワーデスに扮し、警護にあたる。 第6話「爆破60秒前の真実」 THE JAILING OF JAIME ドクター・ハッチがいかなる暗号も解読できる万能暗号解読器を開発し、最終テストのため、解読器を軍のセンターへ運ぶことになった。この解読器を東側のスパイが狙っているという情報があり、ジェミーが密かに届ける役目を務めることになる。彼女は無事将軍に手渡すが、届けた相手は偽者の将軍で、ジェミーは敵に協力した疑いをかけられてしまう。 7 第7話「もう一人のジェミー」 MIRROR IMAGE 久々に休暇をとったジェミーはヨットでクルージング中、睡眠薬で眠らされた上、海に沈められてしまう。ジェミーはバイオニック・パワーで脱出し、ゴールドマン局長に急報する。すると、驚くべき事に電話にでた局長の前にはもう一人のジェミーがいた。実はアメリカの機密書類を盗んで某国に売却しようとするコートニー病院の院長が、ジェミー暗殺を企み、ジェミーの顔に整形したリサを替え玉として潜入させたのだった。そして、暗殺の危機から逃れたジェミーは、リサになりすまして病院へ乗り込む。 8 第8話「砂漠に舞う世界一高価なスーツ」 CANYON OF DEATH 装着すると高度一万メートルまで自由自在に飛べるという画期的なフライング・スーツが、極秘テスト直前に紛失してしまう。実は警備主任のマロリーが密かにそのスーツを盗んで、ゲリラ組織に売却する陰謀を進めていたのだった。マロリーが砂漠で盗んだスーツを装着して訓練しているのを、ジェミーの教え子ペコが目撃してしまい、ペコと現場に居合わせたジェミーが命を狙われてしまう。ジェミーはスーツを奪い返し、ペコを守れるか・・・? 9 第9話「飛べ!オンボロ小型機」 ANGEL OF MERCY 南米の小国で内乱が起こり、ゲリラの標的となった大使夫妻が逃げ遅れてしまう。急遽、ジェミーはヘリで救出に向かうが、ゲリラの対空砲火を受け、ジャングルに墜落してしまう。ジャングルから脱出し、大使救出の使命を遂行しなければならないジェミーに、ゲリラの追っ手が迫る。 10 第10話「対決!ライオンとジェミー」 CLAWS 動物園を営む親友スーザンが資金集めに出かけ、留守を預かることになったジェミー。その頃、周辺の牧場で牛が食い殺される事件が続発し、動物園で飼っているライオンのニールが疑われる。ニールの無実を信じるジェミーは、真犯人捜しにのりだす。 第11話「迎撃ミサイル発射せよ!」 THE DEADLY MISSILES ある日、ロサンゼルス郊外に弾頭を装備していない正体不明のミサイルが落下する。しかも、ちょうどその時間に、ミサイル探知システムが故障していた。調査を進めるOSIは、防衛産業の大手企業の社長であるコナーズの私有地からミサイルが発射されたことを突き止め、ジェミーは内偵を命ぜられる。そして、コナーズの右腕レイカーが犯人であることをつきとめるが…。 12 第12話「15年目の脅迫」 A THING OF THE PAST 15年間、通学バスの運転手をしているハリー。ある日、ジェミーはハリーの運転するバスで遠足にでかけ、その帰途、事故に遭ってしまう。しかし、ハリーの活躍で全員無事。一躍英雄となったハリーの記事が新聞に載る。ところが、ハリーはそれを見た過去を知る人物から、脅迫を受けてしまう。ジェミーはハリーの危機を知り、助けようとする。 13 第13話「激走!800キロ」 WINNING IS EVERYTHING 西南アジアの小国でクーデターが起こり、軍事独裁政府が樹立、国境が封鎖されてしまう。OSI局員が入手した極秘情報を収めたテープを回収するため、ゴールドマンは国際ラリー・レースを利用することを思いつき、ジェミーは元F1ドライバーと組んで出場する。しかし、それを狙う他国のチームも参加していた。 14 第14話「パラサイコ!少女がジェミーを襲う」 THE GHOSTHUNTER あるプロジェクトに従事する博士が、幽霊騒ぎで研究に集中できないでいた。ジェミーはその騒動を解決すべく、家庭教師として屋敷に送り込まれる。そして、立て続けにおこる超常現象が、博士の娘がおこしたものだとわかるが…。 第15話「博徒ジェミー洋上戦」 ASSAULT ON THE PRINCESS 新たに開発されたエネルギーボックスを持った二重スパイが、ギャンブル船ルイーズ号に乗り込んだという情報が入る。そしてジェミーはラスベガスのカードの名手に手ほどきを受け、ディーラーとしてルイーズ号に潜り込み、スパイとエネルギーボックスを捜す。 16 第16話「ジェミー地球壊滅を救え(前編)」 DOOMSDAY IS TOMORROW (PART1) 著名な原子物理学者クーパー博士は戦争が止まない世界に対して、次に核実験を行ったら、最終兵器で地球を壊滅させると警告する。OSIはジェミーを潜入させ、博士が最終兵器を完成させていることを確認。国連に全世界の核実験廃止を求める。しかし、某国が実験を強行し、兵器のスイッチが入ってしまう。 17 第17話「ジェミー地球壊滅を救え」 DOOMSDAY IS TOMORROW (PART 2) 最終兵器のスイッチが入ると、自分にも止められないと言い遺してクーパー博士は息を引き取ってしまう。地球を救うため、ジェミーは最終兵器を制御するコンピューター、アレックスの中枢へ突き進む。 18 第18話「ジェミー女子プロレス入門」 IN THIS CORNER, JAIME SOMMERS OSI局員ヘイリーが重要な情報を入手したと連絡したまま消息を断ってしまう。唯一の手がかりは女子プロレスの競技場の住所。ジェミーはプロレスラー志望としてオーディションを受け合格、潜入に成功する。そして、米政府が開発中のスパイ衛星のデルタ回路に関わる陰謀があることをつき止める。 19 第19話「警官ジェミー只今特訓中!」 JAIME'S SHIELD (PART 1) 目的も正体もわからないある国のスパイが、サンタ・レジーナの警察学校に潜入したという情報が入り、ジェミーが調査のため入校することになる。ジェミーは成績優秀のスミスが怪しいとにらむが…。 第20話「警官ジェミー第5分署に殴り込む!」 JAIME'S SHIELD (PART 2) サンタ・レジーナの警察学校を卒業したジェミーは、潜入したスパイによる陰謀が疑われている第5分署へ配属される。そして疑惑通り、第5分署は署内に潜むスパイたちによって、署長までもが買収されていた。一味は署内で偽の警官隊を組織し、極秘でサンタ・レジーナを訪れる某国の首相の警護につくと見せかけて誘拐し、政治取引させようと企んでいるのだった。陰謀を阻止したいジェミーだが、一味に捕らえられてしまう。 21 第21話「ナッシュビルに愛をこめて」 ROAD TO NASHVILLE カントリー・ミュージックのメッカ、ナッシュビルでスパイ活動の調査をしていたOSI局員が消息をたつ。有名なカントリー歌手がそれに関係しているとにらみ、ジェミーは録音スタジオに潜入する。 22 第22話「グランドツーリー管制室応答なし」 THE VEGA INFLUENCE ジェミーはバイオニック医療装置の運搬に同行途中、給油のため北大西洋上にあるグランド・ツーリー島の基地に立ち寄る。しかし、そこには人影がない。農業研究所で発見された隕石に生物がついており、それが関係していることをつきとめるが…。 23 第23話「OSIを震撼させた遺産」 BLACK MAGIC OSIが買い取るはずだった戦闘機用の合金の化学式を手に入れるため、ジェミーはサイラス・カーステアの遺産相続をめぐる親族の集まりに潜入する。 24 第24話「ゴールドマン局長暗殺指令(1部)」 KILL OSCAR (PART 1) 7年前にOSIを追われ、それ以来復讐を企ててきた元職員の科学者フランクリンは、OSIが開発中の気象コントロール装置を狙っていた。そこで彼は人間そっくりのロボット、フェムボットをOSIに送り込み、職員とすり替えてゴールドマン局長を誘拐する。 第25話「ゴールドマン局長暗殺指令(2部)」 KILL OSCAR (PART 2) フェムボットとの死闘の末、ジェミーは重傷を負う。国家機密を知るゴールドマンは自分が誘拐された場合、その情報を守るため自分を暗殺するよう命じていた。スティーブは単身、暗殺者よりも先にフランクリンの基地に乗り込み、ゴールドマンとDr.ルディの秘書の救出に成功するが、それは罠だった。 26 第26話「ゴールドマン局長暗殺指令(3部)」 KILL OSCAR (PART 3) フランクリンに奪われた気象コントロール装置が猛威を振るい始め、世界中で異常気象が起こる。そして、軍によるフランクリンのロボット王国の壊滅作戦は、ハリケーンに行く手を阻まれ失敗する。現場に復帰したジェミーはスティーブと共に海中からゴールドマンの救出に向かう。 27 第27話「王様とジェミー」 JAIME AND THE KING 石油価格の値上げに反対して、諸外国に命を狙われている石油王国の王を警護するため、モンテカルロにある王の別荘に家庭教師としてジェミーが潜入する。しかし、身元がばれてしまい国外退去になった後、王の腹心の部下が命を狙っていることがわかって…。 28 第28話「パパ!わたしを助けて」 BEYOND THE CALL ジェミーの参加するOSI局員の訓練コースの教官クロス少佐は、妻を砲撃で失い、それを目撃した娘が失語症になってしまったことで、軍に恨みを持っていた。そして陸軍の開発したミサイル誘導システムを盗み出し、娘を連れて逃走してしまう…。 29 第29話「夜の悪魔マサウの像」 THE NIGHT DEMON ジェミーの恩師トーマスはインディアン文化の権威だが、今は牧場で引退同然の生活をしている。ある日、夜の悪魔マサウの像を掘り出してから、彼の周りで奇怪な事件が次々に起こる。インディアンの伝説、マサウの像にまつわる呪いなのか?ジェミーが真相解明にのりだす。 第30話「驚異のバイオフィードバック」 BIO-FEEDBACK OSIに務める学者兄弟ペイトンとダーウィンはお互いにライバルとして開発競争をしていた。しかし、予算を削減された兄のペイトンは、腹いせに自分の開発した暗号解読器を某国に売却しようとする。それを阻止するため、ジェミーは生体自己制御<バイオフィードバック>を体得したダーウィンと共にペイトンを追う。 31 第31話「解体船から出たガイコツ」 IRON SHIPS AND DEAD MEN ゴールドマン局長は、真珠湾で行方を絶った兄をずっと調査してきたが、30年間なんの手がかりもなかった。ところが、解体中の船から認識証が発見されたという知らせがあり、ジェミーが作業員として調査に乗り込む。 32 第32話「ジェミーの顔を持つ女(前編)」 DEADLY RINGER (PART 1) コートニー博士はジェミーを眠らせ、刑務所にいるジェミーの顔に整形したリサとすり替える。そしてDr.ルディが作った新薬の化学式を手に入れるため、リサをOSIに潜入させる。一方、刑務所で目覚めたジェミーは、リサの顔に変えられそうになり、刑務所からの脱出を試みる。 33 第33話「ジェミーの顔を持つ女(後編)」 DEADLY RINGER (PART 2) 刑務所を脱出したジェミーは、リサだと思われて警察に包囲されてしまう。一方、リサはこのままジェミーになりすまして幸せな生活を送ろうと決心。しかしDr.ルディが作った新薬の副作用で半狂乱に陥ってしまう…。 34 第34話「ジェミーと偽作の天才画家」 THE DIJON CAPER ヨーロッパ各国の美術館で、何点もの名作が贋作だと判明する。すり替えられた美術品の本物を取り返すべく、ジェミーは犯人一味の一員、贋作絵画の天才ピエールを説き伏せ、協力させることにする。しかし、パリに向かった2人は一味に捕まってしまい、ピエールはある贋作の完成に手を貸すことになってしまう。 第35話「シスター・ジェミーに御恵みを」 SISTER JAIME ダイヤの運び屋が修道女に変装していたことから、ルート解明のため、ジェミーが修道院に潜入する。すると、ニセ神父らによる修道院の悪用であることが判明する。修道院が閉鎖に追い込まれるのを避けるため、ジェミーは一味をまとめて捕らえる作戦に出る。 36 第36話「ジェミーと気の弱い泥棒」 ONCE A THIEF 泥棒に入った先でたまたまジェミーに見つかってしまい、盗みに失敗したビンキー。バイオニック・パワーの話をしても盗品の故買組織は信じてくれない。そこで、ビンキーはジェミーを密かに撮影し、それで脅して銀行強盗に協力させようと企む。ゴールドマン局長はこれを知り、強盗の現行犯でビンキーを逮捕し、フィルムも取り返す作戦を立てる。作戦は成功するが、ビンキーの所属していた盗品故買組織の仲間に盗んだ金を横取りされてしまう。 第37話「バイオニック・ドッグ登場 」 THE BIONIC DOG - PART I 6年前、小犬だったときに研究所内で起きた火事で致命傷を負ったマックスは、当時はまだ実験段階だったバイオニック移植手術を施され、バイオニック・ドッグとして甦った。だが最近、歩くのも困難な状態のマックスを見たドクター達は、新たな拒絶反応を起こしていると判断、解剖により原因を調査することを検討していた。マックスはなんらかの原因で生きる意欲を失っていると察知したジェミーは、5日間の猶予を貰いマックスの面倒を見ることにする。徐々にジェミーと心を通わせ、バイオニック・ドッグ本来の力を発揮するようになったマックスだが、突如暴れだし、研究所から逃走してしまう。 38 第38話「バイオニック・ドッグ登場 」 THE BIONIC DOG - PART II マックスと共にシエラ山脈のある森林警備隊の監視所を訪れたジェミーは、元恋人であるロジャーに助けを求める。だがロジャーが用意したディナーで、ステーキに振りかけられたワインに火がついた途端、マックスは再び凶暴化し夜の森に逃げ込んでしまう。マックスが小犬の時のトラウマから火を異常に怖がり暴れていたことに気づき、マックスを追うジェミー。だが、逃げる途中で農夫に撃たれたマックスのバイオニック装置がショートし、山火事を引き起こしてしまう。 瞬く間に燃え広がる炎の中、ジェミーはマックスを救出に向かうが・・・。 39 第39話「マックス誘拐計画」 MAX ジェミーが腕の傷の治療とバイオニックの点検をする間、マックスはOSIのバイオニック科学者、バレリーに預けられることになった。そしてバレリーは、マックスの体内に新開発のマクシコム・コンピューターを埋め込む。この装置はマックスの生命反応を敏感にとらえるだけではなく、追跡装置も兼ねているものだった。だがある日、追跡装置の実験のため、マックスを散歩に連れ出したバレリーの甥のボビーが、市の野犬捕獲員に呼び止められている間に、マックスが忽然と消えてしまう。 40 第40話「明日へ勇気を持って走れ!」 ESCAPE TO LOVE ベスティア国の著名な科学者アルロ・ケレツ博士は、息子のサンドールと共に亡命を計るが、警備隊に発見され、サンドールが捕らえられてしまった。地下組織に救出されてベルリンへ逃げ込んだ博士の要望で、サンドール救出計画が立てられ、ジェミーが派遣されることに。ベスティア抵抗運動のメンバーの協力を得て、ベスティア国に潜入したジェミーは、首尾よくサンドールを収容所から脱走させる。だが、その途中でサンドールが足首を捻挫し、迎えのヘリコプターに乗り遅れてしまう。 41 第41話「フェムボットの逆襲 」 ESCAPE TO LOVE ドクター・ルディが開発した宇宙テレスコープをロケットで打ち上げることになり、ジェミーはゴールドマンと共にネバダのバンデンバーグ空軍基地を訪れた。打ち上げまであと24時間。それまでの間、ジェミーたちはラスベガスへ。ゴールドマンはアメリカ政府の依頼で、太陽エネルギー光線砲と呼ばれる恐怖の兵器を開発したロッド・カイラーという人物から、その兵器を買い上げようとしていたのだ。だが、あのフランクリン博士の息子、アーサーをリーダーとするフェムボットの一団も、その新兵器を狙っていた。 第42話「フェムボットの逆襲 」 FEMBOTS IN LAS VEGAS, PART I 恐るべき太陽エネルギー光線砲を手中に収めたアーサーは、ドクター・ルディが打ち上げるロケットに、その光線砲を乗せようと企む。アーサーの陰謀を知ったゴールドマンは、直ちにバンデンバーグ基地に中止を命じるが、通信センターには既にフェムボットが潜入していて、その命令は握りつぶされる。そして、フェムボットたちの手でロケットに光線砲がセットされ、遂にロケットが打ち上げられてしまう。アーサーは父フランクリン博士の復讐を遂げるため、ジェミーたちの身柄を要求、皆殺しにしようとする。 43 第43話「ジェミー!ロデオ大会で大奮闘」 RODEO OSIの多くのプロジェクトに関わっているコンピューターの天才、ビリー・コールの趣味はロデオ大会に出場すること。この危険な趣味のために、ビリーは何度か負傷し、重要プロジェクトが大幅に遅れたことがあった。テキサスの街、テンプルトンで開拓記念ロデオ大会が行われることになる。この大会で総合優勝がかかっていたビリーを、ジェミーはカウガールに扮して密かに護衛をすることになるが、そこには数々の危険が待ちかまえていた。 44 第44話「大冒険!決死のジャングル突破」 AFRICAN CONNECTION アフリカ某国で大統領選挙が行われることになり、公正を期するため国連の監視下、コンピューターで票を集計することになった。以前、軍部を後ろ盾に大統領の座に付き、軍事政権を樹立したアザール大佐は、今回の選挙で大統領に返り咲くため、コンピューターに細工をして当選しようと画策する。このことを知ったOSIはアザールの企みを阻止するため、ジェミーをアフリカ某国に潜入させる。 45 第45話「熱い賭け!ジェミーと老スパイ」 OVER THE HILL SPY OSIの暗号解読表が何者かに盗まれる事件が発生。敵の手に渡ればOSIの過去半年間の極秘交信内容と、OSI秘密情報部員の姓名が解明され、彼らは危険にさらされることになる。その後、犯人がソビエト情報部KGBのベテラン謀報部員、ボリスの一味で、彼らは盗んだ解読表を同志に渡し、モスクワへ届けようとしていることが判明。ゴールドマンは、ボリスの顔を知っている唯一の人物、元OSI部員のテリー・クインを、ジェミーと共に現地に向かわせるが…。 46 第46話「ピラミッド!宇宙へのメッセージ」 THE PYRAMID 地球を取り巻くオゾン層が希薄になったため、ロケットを打ち上げて薬品を散布し、復元することになった。打ち上げテストをした際に、宇宙からケープ・マッカーサーの古い要塞付近にめがけて怪電波が発射されており、そのことに疑問を持ったOSIの技師クリスは、ジェミーと共に要塞へ向かう。すると地下室で奇妙な男に出会い、2人は捕らわれの身となってしまう。 第47話「生か死か!トミーの霊に呼ばれて」 OUT OF BODY ある夜、青年技師のトミーがOSI研究所で感電し、開発中の極秘兵器が盗まれる事件が発生。生死の境をさまようトミーは病院へ運ばれる。ゴールドマンはトミーが賊の一味だと判断するが、実はその兵器のあまりにも大きい破壊力に、政府から解体を命じられたことを不満に思った開発者のジェニング博士の仕業だった。博士は兵器を盗み出してOSIを脅迫し、500万ドルをせしめようと企んでいたのだ。先住民族のトミーは入院中ながらも霊能力でジェミーに語りかけ、事件の真相を告げようとする。 48 第48話「狙撃!ケネデイスタジアム午前6時」 BRAIN WASH ゴールドマンの親友、アントニオ・ピネダは南アメリカ諸国の在米大使館で起こった汚職事件の鍵を握る人物。その証拠が世間に出れば、何人もの南アメリカ大使が有罪になるため、殺し屋がアントニオの命を狙っていた。ゴールドマンは、アメリカ政府の正式な保護を望むアントニオと密かに落ち合おうとするが、敵に感付かれてその計画は二度も失敗。親友さえも信じられなくなったアントニオは、姿を消してしまう。 49 第49話「ジェミー!UFOとの遭遇」 THE MARTIANS ARE COMING, THE MARTIANS ARE COMING カリフォルニアの海岸に突然UFOが出現し、釣りを楽しんでいたドクター・ルディとレイ・フイスクを誘拐した。だが、UFOの存在を信じない新聞記者のケイシーは真実を暴こうと独自の調査を始め、やはりUFOを追っていたジェミーと知り合う。やがて、誘拐されたレイの妻、ノーマが人気のない山中に車を乗り入れるのを見たジェミーたちは、彼女の尾行を開始。すると2人は、ノーマがUFOに誘拐される現場を目撃してしまう。 50 第50話「ジェミー!オートバイで国境を飛ぶ」 MOTORCYCLE BOOGIE OSIの極秘暗号テープをソビエト情報局KGB部員に奪われてしまったジェミーは、西ベルリンでオートバイ・ショーに出演していた曲芸ライダー、イーベル・カニーベルのバイクに相乗りし、国境を越えて東ドイツに乗り込む。奪われたテープはKGB部員シュミットの手で、ベルグハウセンのKGB本部に届けられていた。憲兵隊の追跡を逃れたジェミーとカニーベルは、ドイツ人になりすましてベルグハウセンに向かうが、その途中でヘリコプターの攻撃に遭い、捕虜となってしまう。 51 第51話「深海の死闘!ジェミー対ジョーズ」 DEADLY MUSIC 3人のダイバーが、OSIが開発した潜水艦探知器を100メートル深海にセットし、テストすることになっていた。だが、彼らの身辺に次々と事故が起こり、1人が怪我をして入院する事態に陥る。何者かがこのテストを妨害しようとしていることは明らかだった為、ジェミーはテストを成功させると共に、事件を調査するよう依頼される。そしてジェミーは他のダイバーたちと共に深海に潜るが、3人を待っていたのは凶暴な人食い鮫だった…。 第52話「陰謀!キャンパス大泥棒」 ALL FOR ONE OSIの資金5000ドルが、何者かによって盗み出された。犯人は全国の大学や銀行、企業や政府機関のコンピューター・システムが集結している国会図書館の中央システムを利用し、金を自分の銀行口座に振り込ませたものと思われた。そのプログラムは巧妙を極めていたが、サウス・コースト大学のコンピューターを使用したことが判明したため、ゴールドマンの命令で、ジェミーは大学の聴講生として真相究明に乗り出す。 53 第53話「ジェミーの危機!マックス大活躍」 WHICH ONE IS JAIME? ジェミーは日本で重要任務に就くため、突然OSI西海岸本部へ呼び出される。だが、何故かゴールドマンはジェミーを避けている様子で、翌日になっても指令は出なかった。実は、何者かがジェミーの身辺を探っているという情報を得て、危険を察したゴールドマンが、彼女を保護していたのだった。一方、残されたマックスの面倒を見るため留守番を引き受けたキャラハンが、ジェミーと間違われて何者かに誘拐されてしまう。 54 第54話「惑星ゾーラからの訪問者」 SANCTUARY EARTH 太陽の黒点活動の調査をするためOSIは、人工衛星をいくつも打ち上げてデータを収集していたが、その一つの気象衛星が突然、軌道を外れて落下した。ジェミーが落下現場の湖に駆けつけ、溺れそうになっていた女性オーラを発見し助け出す。彼女は銀河の彼方の惑星、ゾーラの王女で、惑星ウーロとの戦争で人質にとられそうになっていた。そこで単身地球へ逃れようと宇宙船に乗ってきたが、その途中、太陽嵐の影響を受けて宇宙船が故障、付近を通過中だった人工衛星に乗り移ったところ、落下したのだという。 55 第55話「国王暗殺!ジェミー護衛作戦」 LONG LIVE THE KING 民主国家として安定した営みを続けていた中東のダポール王国の国王カサリが、ニューヨークを訪問した。だが、OSIが得た情報では、ダポール国の反乱分子が政府乗っ取りを計画しており、ニューヨークで国王を暗殺しようと密かに準備を進めているらしい。そこでゴールドマンはジェミーを国務省から派遣された秘書として、国王の護衛を命じる。ジェミーは次々と仕掛けられた暗殺の罠に立ち向かうが…。 56 第56話「走れマックス!ジェミー毒薬に倒れる」 THE ANTIDOTE 中東で対立を続ける二大勢力に平和条約を締結させるため、ゴールドマン局長は双方と秘密会議を持ち、意見を調整していた。ソビエトもこの動向に賛成し、政府の意思を正式に表明した書簡をゴールドマンに渡すことになる。そこでジェミーはその書簡を受け取るため、ソビエト大使のズーコフ主催のパーティに出席するが、毒を盛られて救急車で病院に運ばれてしまう。犯人は解毒剤を調合するのに必要な毒の種類と量を教える代わりに、ゴールドマンの所在を明かすよう要求するが、ジェミーはそれを拒否。ジェミーの死が刻々と迫る…。 第57話「ジェミー!犯罪ホテル潜入」 RANCHO OUTCAST 伝説的存在の大泥棒、フランク・ボイリンが造幣局から100ドル札の原版を盗み出し、中南米のサン・ラファエル共和国の奥地にある犯罪者たちの巣窟の町、ヒダルゴに逃亡した。かつてボイリンの相棒だったと自称するピーティが仮出所を条件に、原版奪回の任務に就いたジェミーに協力を申し出る。そしてスパニッシュ・ダンサーに扮したジェミーは、ピーティと共にヒダルゴへ向かうが、ホテルの支配人にジェミーは素性を見抜かれてしまう。 58 第58話「さよなら!ジェミー」 ON THE RUN 過去3年間のバイオニック・ウーマンとしての生活を振り返ったジェミーは、大きな疑問を抱き始めていた。ジェミーはOSIを去り、任務から解放されて自由な人生を歩むことを決心、ゴールドマンは彼女の申し出を快く受け入れる。だが、統合情報本部や国家安全保障局は納得しなかった。ジェミーが国家機密を知りすぎているうえ、彼女自体バイオニックという機密で敵国に狙われているとして、保護を理由に彼女を監視付きの檻に入れようとする…。 |
感想文等 |