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Otomo Comments '80-'84

OTOMO KATSUHIRO Comments

大友克洋のコメント '85〜'89


Newtype '86/12 ニュータイプ '86年12月号

 

  • 角川書店
  • 発行:1986年12月1日
  • 178p
  • A4 変形版
  • 定価 400円
  • 雑誌07009-12
  • 「ロボットカーニバル開幕宣言」
  • 8p, color, 各監督の近影1点ずつ、映像からのカット多数
  • 「前略大友克洋様」
  • 6p, two-tone, b/w, 模写を含むイラスト多数

 

ビデオ発売前の「ロボットカーニバル」特集。各作品全てを1/2ページ〜1ページ使って紹介し、更に各監督(「OPENING & ENDING」のみ大友克洋と福島敦子の2名)の(恐らく事前に送った質問状に対する)コメントが掲載されています。
 また、同号には「前略大友克洋様」と題した大友克洋特集もあります。これはニュータイプから大友さんへのファンレター、という趣向の特集で、大友克洋は参加していません。そのかわり、大友ファンを自認する関係者、有名人のコメントを掲載しています。主な内容は「大友克洋について:青山栄 (フリートークライター)、大森英敏 (アニメーター)、北野浩之 (大友克洋 FC 会長)」、「大友克洋全作品リスト」、「単行本リスト」、「プロによるコメント:永野護、出渕裕、小林誠、押井守、今川泰宏」。


Young Magazine '87/7/20 Young Magazine '87年7月20日号

 

  • 講談社
  • 発行:1987年7月20日 No.14
  • 298p
  • B5 版
  • 定価 200円
  • 雑誌28883-7/20
  • 「特集 「映画 AKIRA」製作決定!」
  • 3p, color, 制作発表会での写真など6点、大友克洋の手によるイメージボード6点

 

映画 AKIRA」制作発表を告げた最初の記事。1ページ目は金田がバイクに向かって歩いている絵柄の第1弾イラスト (美術監督の水谷利春作)。見開き2ページには制作発表会見の様子を伝える写真と完成したばかりの「AKIRA スタジオ」の写真。レポートには発表会時の大友コメントも収録されています。また、制作初期段階に描かれた大友克洋の手によるイメージ・ボード6点 (Scenes 17,69,75,75(?),81,99) も紹介されています。さらに、第1号ポスターを70名、「アキラ・ショッパー」(イラスト入り紙袋) を30名にプレゼントする企画もあり。また、同記事の後ろには「AKIRA」第4巻の発売日決定を伝える1ページのカラー広告も。


OUT '87/8 月刊 OUT '87年8月号

 

  • 徳間書店
  • 発行:1987年8月1日
  • 146p
  • B5 版
  • 定価 500円
  • 雑誌01587-8
  • 「特集「アニメ・ニューウェイブの創造者たち」内」
  • 8p, b/w, 映像作品からのカット多数
  • 「OUT FILM LAND 内 「映画 AKIRA」制作発表記者会見レポート」
  • 1/3p, b/w, 記者会見時の写真1点

 

まず、ヴィデオ「ロボットカーニバル」と「迷宮物語」を一緒に特集した記事が 6p あります。その中の「ロボットカーニバル」部分では各監督へのアンケートがあり、大友克洋の回答も掲載されています。情報としてはほんの少しですが。また、「ロボットカーニバル」および「迷宮物語」での大友克洋ワールドについての評論もあり。
 別ページでは、「映画 AKIRA」制作発表記者会見のレポートもあり、会見時の大友克洋の発言(と思われるコメント)が引用されています。


Animage '87/8 アニメージュ '87年8月号

 

  • 徳間書店
  • 発行:1987年8月10日
  • 238p
  • A4 版
  • 定価 590円
  • 雑誌01577-8
  • 「ワイド特集1 目覚めよと、我を呼ぶ声あり AKIRA 始動 !!」
  • 6p, color, 制作発表会での写真2点、大友克洋の手によるイメージボード5点

 

映画 AKIRA」制作発表の記事で、制作発表会の様子と、この時点で発表されていたキャラクター設定、および大友克洋の手によるイメージボードが紹介されています。コメントは発表会時のもの。イメージボードは、「AKIRA WORLD」、「AKIRA グラフブック」などにも一部収録されていますが、ここで大きく見ることができます。ただし、ここでも全部で最低12点描かれた内の5点のみの収録。


Friday '87/12/11 FRIDAY '87年12月11日号

 

  • 講談社
  • 発行:1987年12月11日
  • 70p
  • B5 版
  • 定価 150円
  • 雑誌22212-12/11
  • 「アニメになるしアメリカ版は出るし SF 劇画『アキラ』の大友克洋の「素顔」初公開」
  • 2p, color, 三鷹「AKIRA」スタジオ内での写真1点

 

映画 AKIRA」制作中の三鷹「AKIRA」スタジオ内を取材した記事。といっても2ページのうち1.5ページが1枚の大きな写真、残りが文章。大友克洋のコメントも少々ありますが、記事のタイトルの「素顔初公開」というハッタリでも分かる通り基本的な紹介がメインで、これといって目新しい情報はありません。とはいえ、これだけはっきり顔が出たのは初めて?


Friday '88/02/26 FRIDAY '88年2月26日号

 

  • 講談社
  • 発行:1988年2月26日
  • 70p
  • B5 版
  • 定価 150円
  • 雑誌22214-2/26
  • 「カナダの有名SF作家が突然「来日」して超人気漫画家大友克洋の仕事場で「ネオ東京論」」
  • 2p, b/w, 三鷹「AKIRA」スタジオ内での写真1点

 

映画 AKIRA」制作中の三鷹「AKIRA」スタジオをSF作家 William Gibson が訪ねる、という記事。「PENTHOUSE 日本版 '88年4月号」での対談と同日と思われますが、こちらはツーショットの大きな写真1点とGibson氏のコメント1点、大友克洋のコメント2点のみ。


Animage '87/7 アニメージュ '88年7月号

 

  • 徳間書店
  • 発行:1988年7月10日
  • 206p
  • A4 版
  • 定価 590円
  • 雑誌01577-7
  • 「公開まであと1か月!大友克洋監督が語る AKIRA のアニメーション演出」
  • 2p, color, 近影1点、映画からのカット3点

 

映画 AKIRA」制作中の紹介記事で、2ページ全面に渡り、大友克洋自身によって解説、制作途中の苦労話などが語られています。質問が書かれていないのでコメント扱いにしましたが、分量、内容的にはインタビューに匹敵します。三鷹アキラ・スタジオにて収録。


Newtype '88/8 ニュータイプ '88年8月号

 

  • 角川書店
  • 発行:1988年8月1日
  • 162p
  • A4 変形版
  • 定価 490円
  • 雑誌07009-8
  • 「目覚めし者はアキラ!!」
  • 6p, color, 映画からのカット多数

 

公開直前の「映画 AKIRA」の紹介で、多数のカットを用いてクライマックスまでのストーリーとメカ、キャラクター等を紹介。その冒頭で、大友克洋のコメントが引用されています。但し、たった3行のみ。


Animedia '88/8 アニメディア '88年8月号

 

  • 学習研究社
  • 発行:1988年8月1日
  • 136p
  • A4 版
  • 定価 390円
  • 雑誌01579-8
  • 「最終兵器アキラ ベールを脱ぐ!」
  • 6p, color, 映画からのカット多数

 

公開直前の「映画 AKIRA」の紹介で、多数のカットを用いてクライマックスまでのストーリーを紹介。ピックアップされたいくつかのシーンでは、"AKIRA" プロデューサーの角田研氏が見所、聞き所を解説しています。また、記事の冒頭には、完成を目前にひかえた大友克洋のコメント(400文字程度)が掲載されています。


Animage '89/04 アニメージュ '89年4月号

 

  • 徳間書店
  • 発行:1989年4月10日
  • 230p
  • A4 版
  • 定価 590円
  • 雑誌01577-4
  • 「手塚治虫追悼特集「空を超え 星の彼方へ」内「手塚治虫と私」」
  • 6p, color, 映画からのカット多数

 

手塚治虫が亡くなった直後のアニメージュで、巻頭に追悼特集がありました。その中の「手塚治虫と私」というコーナーではアニメに関わりのある12人のコメントが掲載されていて、大友克洋のコメントもあります。ただ、短いものです。なお、このコメントは単行本「一億人の手塚治虫」に再録されました。


Tezuka Osamu, a hundred millions of Japanese 一億人の手塚治虫
  • JICC出版局
  • 発行:1989年8月20日
  • 558p
  • B6 版
  • 定価 1300円
  • ISBN4-88063-556-1

'89年2月に亡くなった手塚治虫を、本人および関係者の発言をカットアップすることで浮き彫りにしようとした本で、主に雑誌、新聞等に載ったコメントを収録しています。発言者は枚挙にいとまがありませんが、その中に大友克洋のコメントも2点収録されています。ひとつは「少年少女SF競作大全集5 '80年4月号」のますむらひろしとの対談の一部(と、手塚治虫による若手へのメッセージ中の大友克洋に関する部分)および、「アニメージュ '89年4月号」に載った大友克洋の追悼コメント。どちらもごく短いものです。


Days Japan '89/11 DAYS JAPAN '89年11月号

 

  • 講談社
  • 発行:1989年11月1日
  • 294p
  • A4 変形版
  • 定価 510円
  • 雑誌16441-11
  • 「情報コラム・DAYS REGULARS」内「大友克洋『KABA』超一流マンガ家の原点と未来を眺める」
  • 1/3p, color, 書影、イラスト引用1点

 

KABA」の紹介記事。表紙と序文にあるカバについてと、「妥協しない」ことについての大友克洋のコメントを引用。恐らくこの記事用に取材したものと思われます。

Otomo Comments '90-'94

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