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OTOMO KATSUHIRO Comments
大友克洋のコメント '80〜'84
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ぱふ '79年2・3月号 特集ますむらひろしの世界
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- 清彗社
- 発行:1979年2月10日
- 104p
- A5 版
- 定価:350円
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- 「78年度人気漫画ベストテン」及び巻末の近況報告欄
- b/w
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巻頭企画「78年度人気漫画ベストテン」で、作品は短編部門の第102位に「ヘンゼルとグレーテル」が入ってるのみ、漫画家人気投票では1票のみの得票なのですが、何故か「歌唱賞」で1ページ写真入りで紹介されています。ちなみに、歌唱賞の他の入賞者はいません(笑)。写真はこのページに載っているサインを書いているところ。コメントは極短い、しかもよくわからないもの。それと、巻末の近況報告欄では(よく好きだと言っていた)園田光慶の評論を書きたいとコメントしています。
同号では川本三郎による「イージー・ゼイ・カム−一風変わった大友克洋ー」と題した4p の大友論や、ショート・ピースの書評も掲載されています。'78年の漫画界をふり返る座談会でも言及されています。
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スターログ日本版 '80年3月号
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- ツルモト・ルーム
- 発行:1980年3月1日
- 104p
- A4 版
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特集「ディズニー夢の半世紀」内の記事で、主にマンガ・映画作家へのディズニーに関するアンケート。大友克洋はディズニーが大好きで、ベスト3は「ファンタジア」「101匹わんちゃん」「白雪姫」とのこと。他にはいしいひさいち、青池保子、高信太郎、ささやななえ、萩尾望都、山岸良子、花郁悠紀子、内田善美、大島由美子、矢代まさこ、樹村みのり、松本零士、新田たつお、南伸坊、横山隆一、諸星大二郎、川又千秋、大林宣彦、水野晴郎などが答えている。
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スターログ日本版 '80年4月号
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- ツルモト・ルーム
- 発行:1980年4月1日
- 104p
- A4 版
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- 小特集「SF CO猫TION」内
- 1/4p, b/w
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猫を飼う SF 関係者の写真と調書を掲載した小特集「SF CO猫TION」の中に大友克洋もいます。トロ(猫の名前)を抱く写真付き。他には横田順彌、小松左京、伊藤典夫、高千穂遥、高信太郎、川又千秋。
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スターログ日本版 '80年12月号
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- ツルモト・ルーム
- 発行:1980年12月1日
- 106p
- A4 版
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特集「スタンリー・キューブリック」内で、映画関係者などのコメントが掲載されていて、その中に大友克洋と内田善美の2人が漫画家から選ばれています。大友克洋のコメントはもちろん好きだということがよくわかるんですが、ちょっとひねくれたというか、他の人が言わないようなものです。短いです。
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ショートショートランド '81年春 創刊号
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- 講談社
- 発行:1981年4月10日
- 112p
- A5 版
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- 「マイ・ファースト・メモリー」
- 1/2p, b/w
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星新一に代表される「ショートショート」の発表の場として創刊された雑誌で、これは創刊号。創刊ということでか、「マイ・ファースト・メモリー」と題されたコラムを数名の有名人が書いています。その中の一人が大友克洋で、「遠い日のメロディー」という600字ほどの文章を寄せています。
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石黒ケイ/STORY (1981)
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果たしてどこに分類すれば良いのやら…。大友克洋による作詞の楽曲を収録した LP です。この LP では糸居重里、安西水丸、長谷邦夫、黒田征太郎、長谷川法世、荒木経惟、高信太郎、上村一夫という、カメラマンから漫画家まで様々な人物が詞を寄せていて、その中の1曲が大友克洋の手によるもの。曲のタイトルは「大きな金魚」。部屋の中にある大きな水槽に入ったぶくぶくに太った金魚についての、シュールな歌詞。この LP 以外に大友克洋と石黒ケイのつながりは知られていませんが、ここに参加したのは Special Thanks に糸居重里と共に名前のある高信太郎経由ではないかと思われます。
廃盤。CD化されていません。しかし、石黒ケイの LP のなかでは少ないかもしれませんが、特に入手困難ではないと思われます。
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- 集英社
- 発行:1982年10月25日
- 238p
- 新書版
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だからマンガ大好き!/さくまあきら
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(当時は)マンガ評論家、編集者だったさくまあきら(現在はゲーム関係での活躍の方が有名?)が、親交のあるマンガ家、編集者とのやり取りやインタビューなどをまとめ、マンガの面白さを紹介した本。辰巳出版「ターゲット」やみのり書房「OUT」などに掲載された文章と、この本のために書き下ろされた章からなります。最も分量が多いのが鳥山明とのやりとり、インタビュー。鳥山がいかに「凄い」人物かがよ〜くわかります(笑)。また、高橋留美子との対談も分量が多いです。これは同じ「劇画村塾」出身のため。大友克洋に関してはほんの10行ですが、「描くのは早いが原稿は遅い」ということについてのコメント引用があります。現在絶版。
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- 徳間書店
- 発行:1983年4月30日
- 106p
- AB 版
- 定価 1,000円
- 雑誌61577-73
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ロマンアルバム増刊・高荷義之アニメ・イラスト集
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- 「前略、高荷義之さま」内
- 1/4p, b/w, 近影1点
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重厚、リアルなプラモデルの箱絵で著名な高荷義之のアニメ関連イラストばかりを集めたムック。そのなかの「前略、高荷義之さま」というコーナーに、大友克洋のコメントがあります。当時出たばかりだった「気分はもう戦争」のカヴァーを依頼した経緯についてや、1960年代に雑誌のカラー特集を切り抜いていたことなどを語っています。
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SF Adventure '84年1月号
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- 徳間書店
- 発行:1984年1月1日
- 298p
- A5 版
- 定価 650円
- 雑誌02031-1
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- 「第四回日本 SF 大賞:受賞の言葉「日常からの飛躍」」
- 1.5p, b/w, 写真1点(著者近影)
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第四回日本 SF 大賞の発表が巻頭特集の SF Adventure です。当然、受賞作品は「童夢」。受賞の言葉は約800文字の文章で、子どもの頃からの SF 体験から、これから描いていきたいものなどについて語られています。また、大賞の受賞経緯について、選考委員の小松左京氏の文章も載っています。
この受賞コメントは「SF JAPAN Vol.00」に再録されました。
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