じゃりまん小学校
漫画読書感想文
2011年1月分

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今月読んだマンガリスト:4冊
NICE! は特に良かったと思う作品
週刊少年チャンピオン2011年6号 週刊少年チャンピオン2011年7号
週刊少年チャンピオン2011年8号 週刊少年チャンピオン2011年9号



週刊少年チャンピオン 2011年9号
2011年1月27日発売
秋田書店 270円
▼モメンタム:濱口裕司
新連載バスケマンガ。作者は前に読み切りで
「Can you(勧誘)?」を描いていたヒト。

先週号の予告に載っていた画からも
独特のセンスがあって気にはなっていましたが、
主人公・名和菊苗(なわきくなえ・高1)という
バスケはうまいんだかなんだか分からない上に
ルールもロクに覚えていないという異端児キャラには
うまいことマッチングしていますね。

名和くんを自分が通っている高校のバスケ部に誘ってくれた泉宗介が
いきなり亡くなってしまっていたのは驚きの展開でしたが
キャラの性格や画からも思い出話にくれることなく
熱血しそうな気はするんで名和くんの異端児らしいプレーに期待。

▼範馬刃牙:板垣恵介
とりあえず
「ナンカ・・・ヨリ一層鋭クナッタネッテ♪」
のセリフに笑った。

▼鏡の国のアニー:重本ハジメ
読み切り。鏡の国の鬼族アニーが、人間界を映し出す鏡から
絵本作家を目指す女の子・安藤サナを毎日のように見ていた。
そしてサナが絵本コンクールに落選して挫折しているところを目撃したアニーは
思わず人間界と鏡の世界の境界線を越えてサナを励ましに現れる。

アニーは人間から見たら、頭に変な突起物があり、
片目になにか嵌っているモンスターの類。
そんな男が突然、目の前に現れて
「キミを鏡から毎日見ていた」なんて言われたら
普通の女の子だったら気味悪がって逃げると思うのだが、
サナは頭の中がファンタジーな絵本作家なんだから
そこはスルーしてOKということなのか。

ともかく、画とストーリーが思っきしファンタジーしてて
週チャンマンガとしてはちょっと浮いている感がありますが、
鏡の国の1年が人間界では7年経っているとする
全て丸く収めない締めくくりはGOOD。
絵柄も雑っぽいが好感は持てるんで、
もし次作掲載の機会があるなら
このイメージのままでいいんじゃないでしょうか。

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2011年1月28日 金曜日


週刊少年チャンピオン 2011年8号
2011年1月20日発売
秋田書店 270円
▼ハナコの○○:双見酔
「日刊!浦安WEB」に掲載中のWEBマンガが
週チャンに出張読み切りで登場。
植物から進化した少女・ハナコさんが主人公の不思議なエココメディ。

ハナコさんが人間の姿をしつつも、
植物のような知識と行動をちらほら見せる辺りがおもしろい。
ただ、砂糖が植物にとって麻薬なのかどうかは知らんけど。

▼キガタガキタ!:原作/つのだじろう・漫画/西条真二
ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家も
迷ヒ家(マヨヒガ)の仲間だったのか!!

新しい発見だねえ(笑)。

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2011年1月21日 金曜日


週刊少年チャンピオン 2011年7号
2011年1月13日発売
秋田書店 270円
▼毎度!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
奇跡的に真冬に生き延びたセミくんの鳴き声を聞くために
小鉄のクラスのみんなが一致団結して
夏の雰囲気を出しまくっているのがすばらしい。

冬にみんなでこんなことやったら楽しいだろうなー
という遊び心大爆発の回。
こういうの好きだ。

▼侵略!イカ娘:安部真弘

「仮に私自身が悪さをしようとしても
SPである私自身がそれを止めるから
実質24時間監視状態と言えなくもない」
ですか。

その言葉で少年達をだましたわけでもなく
嘘偽りもなかったですが、その矛盾っぷりが
妙におもしろかったぞ早苗。

▼ナンバデッドエンド:小沢としお
もう剛は完全に立ち直ってそちらは一安心なんですが、
最後の最後でとんでもない大仕事が。
仮に剛の腕っ節の強さと、仲間の協力で決着がついたとしても
相手がヤクザでは、また警察沙汰になるとかでただでは済まないでしょう。
これでさらに白百合から遠のかなければいいですが。

▼ノベルゴッド:雨墨篤
先週から3週連続で集中連載しているマンガ。
主人公は一見ダサいファッションセンスの女の子だが
実は、決して望まない方法で人の願いを叶えるという
自称神様であった。

正直先週だけなら、彼女は神様どころか
死神にも値しない人を無差別に殺すだけの殺人魔で
見ていて不快でしたが、今週号を見て彼女の冷徹ぶりには
理由があったのだと納得はした。

しかしそれでも彼女は神様なんて器じゃない。
そもそも彼女に特別な能力を与えるなんて
鬱になって世の中どーにでもなれと思いこんでる危険人物に
散弾銃を手渡すようなもの。
このまま次号彼女に何か変化が起こるのか?
間違っても彼女の改心は期待できんな・・・

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2011年1月17日 月曜日


週刊少年チャンピオン 2011年6号
2011年1月6日発売
秋田書店 270円
▼バチバチ:佐藤タカヒロ
床山のどアップ、一瞬廃人と化したブタフグくんかと思った・・・
にしても力の入ったどアップ画だな。

▼毎度!浦安鉄筋家族:浜岡賢次

「フグオ最高!」

習字の時間に、クラスメイトの1人を褒めたたえる言葉を書くのって
気持ちいいだろうなーと思った。

▼ナンバデッドエンド:小沢としお
ああ・・・もう剛に良心があったってことだけでも感慨深いです。
もういいからとっとと白百合の剛に戻れ。
落ちぶれている剛を見るのはホントに辛いのだ。

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2011年1月10日 月曜日