じゃりまん小学校
漫画読書感想文
2008年6月分
今月読んだマンガリスト:5冊 |
◎NICE! は特に良かったと思う作品 |
週刊少年チャンピオン2008年26号 週刊少年チャンピオン2008年27号 週刊少年チャンピオン2008年28号 週刊少年チャンピオン2008年29号 週刊少年チャンピオン2008年30号 |
週刊少年チャンピオン 2008年30号 |
2008年6月30日発売 |
秋田書店 250円 |
▼弱虫ペダル:渡辺航 追い禁解除の田園区間でますますワクワク感が増す坂道くんですが いかにギアをパワーアップしてもママチャリじゃ限界があるようで。 そういや、坂道くんはちゃんとしたロードレース用のチャリを使って 走ったことないですよねえ。 ようやく遅れてきた坂道くん用のチャリが届いて レース中でも自転車の乗り換えが認められればいいですけどね。 あとやはり坂道くんの得意の場所となろう山岳地帯での激走ぶりも どうなるか見てみたいものだ。 ▼ギャンブルフィッシュ:原作/青山広美・作画/山根和俊 全てはあのお方の掌(て)の中とも知らず・・・ なんとまあこのサバイバルゲームすら阿鼻谷の手中にあったというのか。 スーパーダイス3本勝負のフォーシングといい、 よくもまあこんなスケールがでかいお膳立てをしてくれたものだ。 じゃあ天狗の正体も当然知っている訳ね。 天狗によって大けがを受けてしまったグリーンベレーの状況を見て エミリーはますます天狗はトムくんが送った刺客だと信じて疑わず 状況は混乱していく。 あー、もうこうなるとなにもかも阿鼻谷の思うツボだな。 エミリーが言っていた「お前達などゲームの駒に過ぎない」 「敵は卑劣で狡猾」というセリフはそのまま阿鼻谷に熨斗(のし)つけて 送りつけてやりたい気分です。 ・・・が、当のトムくんはそんなことはつゆ知らず ゴールに着くことだけを考えている・・・ それで状況が一変してくれればいいが。 ▼みつどもえ:桜井のりお プールで、ふたばがすのこを使って即席すべり台を作ってすべったはいいが すのこの釘が水着に引っかかっておしりの部分を破いてしまった雌豚達。 で、後からやってきた男子達はすべり台に興味がなくてすべらずに被害なし。 うーーーん、男子の方が大人じゃないか・・・ そんなこと知る由もない男子達に振り回される雌豚たちがいとおかし。 ▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次 普段から接触することもないであろう涙と中田さんが キャッチボールコントを見せてくれたのがこれまた意外なおもしろさだ。 涙の無限キャッチボールもすごいが、 その無間地獄から脱出する方法を思いついた中田さんもすごいです。 ▼ナンバMG5(エム・ジー・ファイブ):小沢としお 車の中で剛と長谷川先生との話し合いを見ていると 剛も中学生時代は進路のことで随分悩んだんだろうな~ とかしみじみ思ってみたり。 剛の中学生時代を長谷川先生を交えてエピソードでやってみたら 小沢節全開のヤンキー人情味あふれるドラマになるんだろうね。 ▼侵略!イカ娘:安部真弘 イカ娘の烏帽子(?)の新たな能力に栄子を初めとする主要メンバーが集結。 でも宇宙オタクのシンディは呼ばれなかったのね。 それにしてもイカ娘の帽子も髪も服も、みんなイカ娘の体の一部なんですよね。 やっぱり見かけは人類でも人間離れはしているよなあ。 ▼PUNISHER(パニッシャー):佐渡川準 ケンカして別れたアルトとミルキィだけど 2人とも似たような考え&シチュエーションをしているのがおもろいね。 特に2人が別れる際の「お世話したわ」の辺り。 意地っ張りなミルキィらしくておもしろい。 ▼ストライプブルー:原作/森高夕次・作画/松本幸太朗 えっと、夏カゼをひいて倒れてしまったら患者のベルトを緩める必要があるんでしょうか・・・? どうでもいいけど。 ▼金縛っておくれよベイベー:西森茂政 ミツ子ちゃんは今回はアホ幽霊というよりは疫病神に徹してますな。 少しくらい中村家に焼肉残しといてやれよミツ子ちゃん・・・ ▼天国遊戯-ヘブンズゲーム-:雨墨篤 前後編の読み切りの前編。 婚約者を亡くした綾瀬優子さんは、公園である少年から “天国遊戯(ヘブンズゲーム)”というゲームソフトを受け取る。 そのゲームをクリアすればどんな願いも叶うというのだ。 優子さんは婚約者の弟のいる部屋に行き、 半信半疑でゲームを始めて見るとけったいなゲーム進行役が現れて 優子のことを見透かしたようにクリアすれば婚約者を生き返らせることもできると言ってきた。 クリアできなかった場合は婚約者との思い出がなくなるとのこと。 果たして優子は婚約者を生き返らせることができるのか――― ゲームは、婚約者に絡むクイズ形式で進行していくんですが、 その問題の内容がエグいといえばエグいですね。 でもそうなると優子が婚約者の弟とハッピーエンドになる可能性が高くなっていくな・・・ 婚約者のエグいところを見せつけて弟の浩次くんとくっつくというオチ・・・みたいな。 ま、単純な予想ですがどんな結末になるやら。 ▼LOOK UP!-上を向いて行こうぜ!-:水穂しゅうじ ヤンキー抗争を起こした問題児・刈谷を サッカー部に入れちゃおう作戦を決行した怖いモノ知らずの良くんが 4階建ての校舎の渡り廊下のフェンスのない屋上で刈谷とサッカー対決。 良くんの勧誘の仕方も非常識ですが、刈谷が決めた対決方法もハンパなく非常識。 お互い非常識で怖いモノ知らずですな。 でも屋上でプレーをしているうちに 刈谷の態度がまんざらでもなくなってきているような気がします。 刈谷ゲッチューも時間の問題か。 |
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2008年6月30日 月曜日 |
週刊少年チャンピオン 2008年29号 |
2008年6月19日発売 |
秋田書店 250円 |
▼ギャンブルフィッシュ:原作/青山広美・作画/山根和俊 「獅子堂の天狗」のグリーンベレーの攻撃をもろともしない圧倒的な戦闘力、 そして女子中学生の服を脱がして木に拘束する圧倒的な変態力、 これがオイラが今のところ分かり得る「獅子堂の天狗」の実態です。 つまり人間として最凶最悪のキャラクターです。 その天狗の行動を高みの見物で堪能する獅子堂学園の巨悪2名。 オマエらホントに天狗の正体知らないのか? オマエらが送った刺客なんじゃないのか? 一方、トムくんはこの一連の事件に乗じて一気にゴールを狙う肚。 危機こそ好機とばかりに行動するのはいいが、 それがますますエミリーに良からぬ誤解を招くことにならないことを祈る。 ▼みつどもえ:桜井のりお プールでカーリング大会がおもしろかったです。 雌豚はカーリングでは使えないことが判明。 距離を稼げなかったり、道をふさいだりと 不要な存在感を出してます(笑)。 ▼侵略!イカ娘:安部真弘 雨に濡れないために作られた傘も、イカ娘にかかれば 単なる遊び道具にしかならないんですね~。 まあ、イカ娘の場合はもともと棲み家が海の中なので 傘がどんなものか分からなくて当然なんだけど。 ▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次 抜け毛が止まらない絶滅間際の大鉄の髪が凶器に変身! 薄い髪も手入れの仕方によっては強くなれることがよく分かりました。 “斬鉄ヘアー”なんて発想がおもしろいやね。 ▼弱虫ペダル:渡辺航 今泉、鳴子、坂道、勢揃い!! 激熱レース スタート!! まるで今泉くんと鳴子くんと坂道くん以外は その他大勢扱いの目立たないヤツらだと言わんばかりの コピーで始まったウエルカムレース、 今泉くんは 「ママチャリの小野田に気づかってわざと遅く走ってる」と言われた際 それを否定して「おまえたちのペースに合わせてギリギリまで落として走ってる」と 言っていたのが妙に気になった。 その発言はママチャリながらも坂道くんの秘めたる実力を見抜いているようにも 聞こえましたからね。 田園区間に入ったときの激熱レースがどうなるのかが見物。 坂道くんに気づかっていると言った人は多分、回収車に捕まってしまうでしょうね。 あとテニス部だったの人も。 ▼ナンバMG5(エム・ジー・ファイブ):小沢としお 吟子はヤンキーどもが集う難破一家の面々に比べたら 今時の学生っぽいだけのごくフツーの子なんですよね。 そんな吟子が悩む将来に救いの手をさしのべるのは やはりヤンキーファミリーのメンバーということになるのか。 もしくは難破三兄妹の担任を務めた長谷川の協力もありえるのかしらね。 どうなのかな? ▼金縛っておくれよベイベー:西森茂政 短期集中連載にして新人まんが賞入選作品。 高校生・中村マスオ(16)と死にたてホヤホヤの女の子の幽霊・丑ミツ子が送る 学園幽霊ギャグ。 マスオに取り憑いたミツ子は、時と場所を選ばずどこでも現れ、 その間はマスオは体が金縛り状態になって動けなくなってしまう特徴を持っている。 いかにもマンガマンガした画なので当然ギャグマンガにもよく合っており、 女の子幽霊のミツ子のバカまる出しな行動の数々はどれも嫌みなく楽しく読めます。 故にチャンピオンマンガ連載陣の作者が褒めるのも頷けるが、 幽霊だけに「死」を取り扱ったギャグに片寄らないよう注意。 ま、このマンガならそんな心配はないだろうけど。 ▼マイティ♡ハート:マツリセイシロウ あー、遠足や修学旅行での友達がいない孤独感はつらいですよねー。 ええつらいっすよ。 ▼鉄鍋のジャン!R:西条真二 「料理は『成仏』」ですか。やはり3人の中で伍行壊が一番あくどさが突出してるやね。 料理に秘薬という名の劇薬を持ち出すなんざ、料理人以前に人として大いに問題があるぞ・・・ ▼ヤンキーフィギュア:ミッチェル田中 接着剤でヒツジの顔にくっついてしまったさくらをひっぺがすため、 除光液を買おうとしたヒツジの母に 突然病院から電話がかかってきて買いに行けなくなってしまった このあまりに素早いご都合展開に爆笑。 どうあがいてもヒツジにトラブルが舞い込むようにできているのだなあ。 稚拙だけど笑える。 ▼現代怪奇絵巻:根本尚 保健体育と言えども、テストは男女共通で 男子用女子用なんて無いと思うのだが(それともあるところにはあるの?)。 |
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2008年6月20日 金曜日 |
週刊少年チャンピオン 2008年28号 |
2008年6月12日発売 |
秋田書店 250円 |
▼ギャンブルフィッシュ:原作/青山広美・作画/山根和俊 謎の天狗の乱入により状況が急変、 これを受けてエミリーは勝手にトムくんの仕業だと判断、 グリーンベレーに実弾発砲の許可を出して 実戦同様のサバイバルゲームに。 それにしてもエミリーはつくづく思い込みが激しい危険な女だ。 少しはトムくんと話し合えよ。 ライカとヨシヲを襲った人物が、トムくんが送った刺客だなんて よくもまあそんな安易に犯人を決めつけてしまうものだ。 エミリーの一声が一般人とグリーンベレーを巻き込んでしまい、戦争にまで勃発していく。 アンタの頭の中は軍隊のことしかないのか。 あと、謎の天狗ですが、美華さんが言うには 獅子堂学園には天狗の伝説があるとか。 ま、獅子堂学園には地球人離れしたナメック星人みたいな人もいますからね。 天狗がいてもなんら不思議ではないでしょう。 ▼侵略!イカ娘:安部真弘 イカ娘にとって、虫は天敵といってもいいですな。 なぜなら、千鶴を激怒させてしまうから・・・ しかし、壁の至るところに潰れた虫の死骸がくっついてる部屋って 嫌だなあ(汗)。 ▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次 小鉄が赤ちゃんの時の順子さんのパンツの履かせ方がいかにも大沢木家らしくて良し。 ▼弱虫ペダル:渡辺航 いきなりウェルカムロードレースで60キロもの距離を走らなければならない坂道くんですが、 心の中はワクワクモード。 とりあえずレース前の坂道くんの気持ちは良い方に傾いてくれた。 しかもアニオタ知識が功を奏して難題の3本ローラーもクリア。 さらに今泉と鳴子もお互い適度にライバル視してストーリー的にいい展開。 正のオーラが沸き立って読んでるこっちもワクワクしてくるおもしろさだ。 ▼ナンバMG5(エム・ジー・ファイブ):小沢としお 今度は猛と剛の妹・吟子の進路についてですか。 吟子の担任は猛と剛の担任でもあり、剛の事情を知る者の1人。 どうやらこの先家族愛をテーマにしたストーリーになっていきそうな。 ▼PUNISHER(パニッシャー):佐渡川準 カッツがアルトと初めて出会った頃の話をしておりますが、 これだけだとカッツがただ単にアルトのことを勝手に意識してつきまとってるだけのような気がする。 でも、一見おとなしいアルトが熊を内臓ブリブリで仕留める辺り、 時折見せる彼の本性でもある冷血な面を見せつけられた感じがして確かに興味を惹く。 やっぱり脇役のカッツよりも主人公のアルトを際立たせたほうがおもしろくなりそうだね。 ▼覇道:木村シュウジ 忌川は新しく入ってきたならず者2人対して 100万円の高級酒の3滴ほどの価値しかないと これまた随分と大それた発言をなさってますねー。 いやもうビックリ。人を小馬鹿にするのがお上手なようで。 もっとも忌川の恐怖政治の前にはどんなこと言われても 誰も何も言い返せないのでしょうけど。 いや、それ以前に、不良なんて誰もが100円のジュースの 3滴ほどの価値もないものなのよええ。 ▼現代怪奇絵巻:根本尚 波浪注意報は、難しい漢字は読めても意味は分からないことに通ずるものがあると思います。 「相殺」とか「慮る」とか。 |
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2008年6月12日 木曜日 |
週刊少年チャンピオン 2008年27号 |
2008年6月5日発売 |
秋田書店 250円 |
▼侵略!イカ娘:安部真弘 イカ娘、初サッカーで子供達と戯れる。 個人的にはイカ娘に興味を持ってまとわりつく輩よりも 子供達に気を遣われながら遊んでるイカ娘が好き。 栄子も千鶴も登場しない、たけるとその友達だけで構成されたストーリーが斬新。 ▼ギャンブルフィッシュ:原作/青山広美・作画/山根和俊 ヨシヲも“地獄の優等生”なんぞと呼ばれる割には大したことねーなーと思わせる回。 女グリーンベレーにあっけなく捕まった上に、 挑まれたナイフ勝負で、度胸試しをさせられるハメになるとは。 結果は土壇場でヨシヲの勝ちと相成ったが、 超強力なフェロモンを放つ蛭子に比べたら平凡だ。 しかも女には弱いところなんざ他の男と変わりなくますます平凡。 ヨシヲが目指す世界征服もエミリー・ドーンや阿鼻谷、トムくんのほうが まだ達成できそうな気がするぞ。 水原(の幻影)が言うようにその程度じゃ世界征服なんてムリムリ。 ▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次 晴郎が作った掃除機「晴郎ウルフ」が家の中をピカピカにしてくれて 晴郎メインにしては珍しくハッピーエンドとなりましたが、 大鉄は晴郎ウルフにゴミと判断されて無惨な結果に。 で、最後に晴郎ウルフの排気口から噴出しているものは まさか大鉄の血じゃないよね?ね? ▼弱虫ペダル:渡辺航 ああ、坂道くんついに「自転車競技部に入る」って言っちゃいましたよ。 そうだよな、そりゃそうだよな。高校生活初っぱなから 自転車でものすごくドキドキするような感覚を何度も体感してるもの。 それに坂道くんの長年の願望であった「友達が欲しい」ってのも 自転車を通して叶えられたようなものだからな。 しかし自転車部には曲者揃いの先輩方がいて、 坂道くんが入部して早々、自転車競技部恒例1年生対抗自転車レースに 参戦するハメに。 ここで坂道くんがレースでつらい思いをするのか、 それともさらなる進化を遂げるのか。 いずれにせよこの先注目ですよ。 ビリになった人には罰ゲーム的要素があるんでしょうかね? 楽しみ。 ▼ナンバMG5(エム・ジー・ファイブ):小沢としお レディース編終了。 伍代は 魔苦須のメンバーにイケメン先生と呼ばれて剛より扱いがいいような・・・ いや、でも、やよいだけは特服に変装した剛が気に入っているようでなにより。 激しい戦いのあとの爽やかなエンディングとなりました。 しかし、変装しているとはいえ剛は魔苦須のメンバーに 名前を明かしてしまってもいいのだろうか? 剛はやよいと同じ部活動をしているだけに(以下略) ▼東京HocusPocus(トーキョーホーカスポーカス):伊藤正臣 なんと2話目は、もみじちゃんがすかとろな手品を・・・ と思ったら、背後から聞こえてきた音の正体はコーヒー牛乳でした。 しかしカレーとアレをかけたお約束のネタを 女の子が手品ギャグとして披露してみせてくれるとはね。 非!常識な手品ではあるけれど、突拍子もないことを次々見せてくれるもみじは マジシャンとしての素質はアリなのかもしれない・・・ そこそこ楽しめた作品。 ▼ヤンキーフィギュア:ミッチェル田中 さくらと美星の2人のおっぱいを賭けたヒツジと天宮のテニス勝負。 その決着をつける明暗がネット上のボールの息の吹きかけあいとは・・・ つくづくおバカなマンガ。 ▼現代怪奇絵巻:根本尚 確実に寝ていたのにチャンネルをかえると起き出して 「見てるんだぞ!!」とおこられる ↑うちのオヤジがまさにこれでした! お前寝てたじゃん!見てないじゃん!! いつ見ていたのか本当に不思議です。 寝るのか見るのかはっきりしてもらいたいですね。 |
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2008年6月10日 火曜日 |
週刊少年チャンピオン 2008年26号 |
2008年5月29日発売 |
秋田書店 250円 |
▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次 小鉄のそっくりさんを本物の小鉄だと思いこんで追跡をするのり子とあかね。 小鉄はあんなやつじゃないと普段の小鉄の行動を想像する のり子たちがおもしろかったなあ。 でも、にせ小鉄クンは性格があまりに陰気で根暗なので、 このマンガではバカ春巻や金子くんや中田さんなどの根暗キャラは 既に間に合っている状態。 残念ながらこの1回限りで出番は終わりでしょう。 要するに一発キャラ。 ▼弱虫ペダル:渡辺航 前にも載ってはいたけど改めてこうして見ると扉絵の坂道くんのレーサー姿、 かなりサマになってるじゃねーか。 そこにはアニメオタクの片鱗など感じさせない。 そして偶然学校が同じになった鳴子くんにロードの魅力を見せられ聞かせられ もうホントに坂道くんがこのままロードレースの世界へ一直線疑いなし ってな感じの展開だ。 坂道くんの秋葉原への自転車通いが功を奏して 3人の自転車好きに彼のロードレーサーとしての魅力に惹かれたのですね。 彼のアニオタ魂が人生を変える岐路に立たされると親ですら思っても見なかったろう。 おもしろいわ。 ▼ナンバMG5(エム・ジー・ファイブ):小沢としお 剛、逆転勝利へまっしぐら。 ただ殴るだけでなく、しっかりと友達(ツレ)に関して光一にレクチャー。 光一の邪気を浄化し、力だけじゃなく心に於いても剛の完全勝利だ。 そして伝説へ・・・みたいなエンディングがまた清々しい。 ▼ギャンブルフィッシュ:原作/青山広美・作画/山根和俊 蛭子は己の超強力な“蛭子汁(フェロモン)”を分泌してグリーンベレーを追いつめるも、 あと一歩というところで、グリーンベレーに足腰をやられてしまって撃沈。 蛭子は自称・ヒルコジルを分泌して男に嗅がせ、虜にさせる特異体質の持ち主だったのか。 なるほどねー。そんな悩殺技があるのなら彼女に巨乳が不要なのも納得がいくというもの。 攻撃力もそこそこあるので並の男では太刀打ちできないだろう。 一方のレイノルズは・・・ありゃホントにグリーンベレーなのか? 某こち亀の海パン刑事とかがいる特殊刑事課の間違いじゃないんですか? まさか妻の試着済みのパンティが勝利の女神を呼び寄せる ラッキーアイテムになろうとは・・・・・・(汗) ▼みつどもえ:桜井のりお 小6の女の子がクラスメイトの男子の服を脱がす光景もまたエロいなあ。 なまじ肌が見えるだけに余計にエロっぽさを感じる。 もしこれが逆なら笑い話じゃすまないよね。 ▼ヤンキーフィギュア:ミッチェル田中 さくら、ふんどしで空を飛ぶ。 せっかくヒツジがふんどしを締めているのにそんなことなどどーでもよく、 ふんどしが単なるトラブルグッズになってしまっているのが悲しい。 もうちっとヒツジがふんどしを締めたことによるギャグを見せてほしかったなあ。 どーでもいいけどさくらはよく飛ぶ女やね。 ▼PUNISHER(パニッシャー):佐渡川準 スキがカッツをお仕置き中にまた変なスーパーマンが参上。 メインキャラのアルトとミルキィを置き去りにこの話はどこまで拡がってゆくのか。 もうそろそろカッツを引っ込めてもいいんじゃね? ▼悪徒-ACT-:原作/猪原賽・漫画/横島一 陽虎を慕う者として金坐座と比べると実力不足が否めないタカチくんですが、 針塚の背後にいる者の正体を聞き出すために 率先して針塚に勝負を挑もうとするタカチの心意気がかっこよかった。 「コバンザメにも魂(かくご)は あらーな!!」 タカチくんのこの決めゼリフはいいですね。 コバンザメでも陽虎の意志を継いだ男の魂は 女もどきの針塚をもきっと降伏させることができるだろうと思わせる。 ▼東京HocusPocus(トーキョーホーカスポーカス):伊藤正臣 全2話の読み切り。 都立山手中学校のとあるクラスに東京もみじという女の子が転校してきた。 もみじは自校紹介をするやいなや早速特技の手品を皆の前で披露してみせるが――― いきなり手品を繰り出すだけでも非常識なのに、タネ明かしはもっと非常識。 まさか物を消す手品で濃硫酸を使用するとはなんて危険な女なんだコイツ。 もちろん、そういうとんでもな手品まがいの彼女の行動を楽しむマンガなので それ自体はそこそこおもしろいと思うが、いかんせんページ数が短かすぎ。 これで2話構成にするのなら、最初からページ数を少し多めの1話構成でいいんじゃね? いや、どっちでもいいか(苦笑) ところで、このクラスの女子はなんで脱げそうなスカートの履き方をしているんですか? ▼鉄鍋のジャン!R:西条真二 “秋山のおと”を自分のほうまんな胸の中にしまうキリコに対抗して ジャンも“キリコファイル”なるマル秘ノートをこれまた自分の股間にしまって抵抗。 お互い自分のシンボルをノートの隠し場所にしてんのねえ。 そんなところに隠すのに何の意味があるのかよく分かりませんが、 まさか四六時中そんなところに隠し続けるつもりか? ノートがうっとうしくて動きづらいだろうに。 ▼現代怪奇絵巻:根本尚 セリフの吹き出しがケツから出ている少女は 屁みたいというよりはおしりがしゃべってるみたいだね。 |
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2008年6月3日 火曜日 |