項目名 | 銀の檻を溶かして |
読み | ぎんのおりをとかして |
分類 | ミステリ小説 |
作者 | |
公的データ | |
感想文等 | なんか、三原順「はみだしっ子」のエピソード、「窓のとおく」を思わせたので。。。((おっぺ) 読み始めてみたら、いきなり美青年高美少年だかなので、(^_^;)\('_') オイオイ...(^^;)と思ってしまった(笑)。 シフトとしては、篠田真由美・建築探偵シリーズの桜井恭介一派と同じシフトでしょう。特に、「男の子」パートについては印象的に蒼とリベザルとはダブります。他の二人はキャラ的にはかぶってはいないはずですが、不思議と印象はやはりダブる(笑)。 物語的に妖怪でなければならないという必然性はないのですが、キャラ的にはあるようです(笑)。とても人間とは思えないからです(笑)。そうすると、桜井恭介一派も妖怪ということになってしまって困るのですが、それはわたしの思いすごしということに結論づけましょう。 ずっと読んでなかったのは、キャラクター小説にはあまり食指をそそられなかったからで、物語として、あるいはミステリとして、あまり「おお!」という評判も聞かなかったので、読む理由も必要も感じていなかったからなんですが、最新刊を書店で見かけて、読んでみたくなった。。。なんとなれば、タイトルになんだか心ひかれてしまったから。 『本当は知らない』。ほら、なんとも心ひかれますでしょう? わたしは引かれました。だから、シリーズの最初から読んでみることにしました。 小山田いくの妖怪たちが、3人でこたつか何かにあたりながら、みかん食べながら薬を売っている。。そんなイメージを持ちながら読み始めて、全然ビジュアル的に違っていて、でも、読み終わったとき、やっぱりこれは(さんざ桜井恭介云々と言っておきながらですが)小山田いくのようでした。。。 『本当は知らない』にたどり着くまではまだまだ何冊も待っているのですが。。。(おっぺ) |