項目名 | マイナス・ゼロ |
読み | まいなすぜろ |
分類 | SF小説 |
作者 | |
公的データ | |
感想文等 | 確かに、「時間のパラドックス」の部分は、それだけ取り出しても無類の面白さだ。後発の同種作品たちが束になってかかっても、この「マイナス・ゼロ」のパラドックス・トリックにはかなわない。。。いや、本当にそうか?(^^; 高畑京一郎「タイム・リープ」とか、その他、時間ものの面白い作品はいくらでも出ている。中には、「マイナス・ゼロ」を超えるタイム・パラドックス・ストーリーはたぶんいろいろとあるはずだ。。。 にもかかわらず、少なくとも私が「マイナス・ゼロ」を、読み返すたびにどうしても面白いと。。。感傷にも似た面白さを感じるのは、それは。。。やっと分かったような気がするのだけれど、私がとても「再会」というものに強いおセンチを感じる人間だからであるらしいのだ(笑) 新しい出会いもすばらしい。それは知っていないでもない。。。。 けれど、私にとって、とても心揺さぶられるのは、なぜか「再会」であるのだ。。。 神坂一「スレイヤーズ!」本編で、突然白蛇のナーガの「影」が覗いたとき、リナの口から「その女魔道師」のことが出たとき、感動にも似たものを感じてさえしまったのも、そのせいだ。。。 いつか、会った。。。いつか、聞いた。。。いつか、こんなことがあったような気がする。。。 そして、もう一度「その人」と「その人たち」と「再会」する。 それがとても。。。 どうしてなのか、知らないんだが。。。(おっぺ) ・時間物は好きです。 ・途中訳の分からないギャグもあるけど、とにかく圧倒的。 |