語る「万華鏡」

(バトル・ロワイアル)

バトル・ロワイアル(ばとるろわいある)

項目名バトル・ロワイアル
読みばとるろわいある
分類アクション小説

作者
  • 高見広春
  • 公的データ
  • 西暦1997年、東洋の全体主義国家、大東亜共和国。この国では毎年、全国の中学3年生を対象に任意の50クラスを選び、国防上必要な戦闘シミュレーションと称する殺人ゲーム、"プログラム"を行なっていた。ゲームはクラスごとに実施、生徒たちは与えられた武器で互いに殺しあい、最後に残った一人だけは家に帰ることができる。香川県城岩町立城岩中学校3年B組の七原秋也ら生徒42人は、夜のうちに修学旅行のバスごと府に拉致され、高市沖の小さな島に連行された。催涙ガスによる眠りから覚めた秋也たちに、坂持金発と名乗る府の役人が、"プログラム"の開始を告げる。ゲームの中に投げ込まれた少年、少女たちは、さまざまに行動する。殺す者、殺せない者、自殺をはかる者、狂う者。仲間をつくる者、孤独になる者。信じることができない者、なお信じようとする者。愛する気持ちと不信の交錯、そして流血…。ギリギリの状況における少年、少女たちの絶望的な青春を描いた問答無用、凶悪無比のデッド&ポップなデス・ゲーム小説。
  • バトル・ロワイアル(邦画)
  • 感想文等
  • 少年マンガとして面白かった。
  • 初めて読んだ時、さすがにやはり、あまりいい気持ちのする小説ではないな、、、とか思った。で、そういうことをひろさんのところに書き込んだような記憶がある。
    ところが、しばらくして、あるワンシーン、というかワンフレーズというかが、頭の中に残っていて、それが変に心の中にも残っているのに気がついた。それは、「中盤戦」の最後の最後、“ザ・サード・マン”三村信史の死んでいくシーンで。。。この、最後のワン・センテンスだけは、この長ったらしい小説の中で、どうやら私の心を「打った」と言ってしまえていたらしい。。。
    そして、今回ちょっと再読してみたのだけれど、実はこの小説はコミカライズされていて、今まさに連載中であるのだけれど、そのコミック版のほうが、この原作小説よりも、なんだかずっと面白い。ありとあらゆる点で面白い。。。でも、それでも。やはり、この三村の最後のシーンだけは、それでもやっぱり、原作小説のほうが優っていた、、と、そう、思ってしまったのだった。。。

    ちなみに、たいていの場合、小説の漫画化なんて、はっきり凡作、失敗作になるはずなのだけど、(いや、どんなに素晴らしい出来のコミックになっていても、結局原作には及ばないのが100%だと思っていた)このところ、2作ばかり、原作よりコミック版のほうが面白かったものに出くわした。
    1つは、山田風太郎の「甲賀忍法帖」をコミカライズした「バジリスク」で、もう1つがこの「バトル・ロワイアル」。こちらは、まあ、もともと原作小説を読んだ時点で、これは小説のスタイルより少年漫画のスタイルのほうが良いのではないかと思っていたくらいで、要するにそういうレベルの文章だったので、まあ、しょうがない(笑)。(三村の最後のシーンは除く(笑))
    けれど、山田風太郎の小説でコミック版があれほど面白いとは思わなかった。。。ちょっと、認識を改めないといけないかもしれない。(おっぺ)
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