語る「万華鏡」

(人を呼ぶ流動生命体)

人を呼ぶ流動生命体(ひとをよぶりゅうどうせいめいたい)

項目名人を呼ぶ流動生命体
読みひとをよぶりゅうどうせいめいたい
分類SFドラマ

作者
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  • 公的データ
  • スタートレック・ヴォイジャー(おっぺ)
  • 感想文等
  • このエピソードの面白さは、複製があくまで自分達を「本物」と信じていた……というところにある。だから、いささかその部分が曖昧になっているうらみはあるかもしれない。
     自分が、信じていた自分ではなかった。
     自分が自分でなくなる。
     そういった魂とか精神、自我、自己、これらの崩れ去る恐怖は、SFやミステリなどの過剰状況が設定できる分野で特に、忘れられない作品が様々に残されている。
    この「人を呼ぶ流動生命体」がそうした意味での佳作かといえば、また違ってきてはしまうのだが、ところどころでゾクッとする興奮はおぼえたのだ。
     だから、不評も多いエピソードなのだが、個人的にはこれは忘れられない。さらに、これの続編となるエピソードも。(おっぺ)
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