語る「万華鏡」

(元締無用)

元締無用(もとじめむよう)

項目名元締無用
読みもとじめむよう
分類必殺シリーズ

作者
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  • 公的データ
  • 新必殺仕置人」第19話。(おっぺ)
  • 感想文等
  • 寅の会造反劇の一編。いかに元締・虎死神が圧を取り仕切ろうとしても、もともと無頼な殺し屋たちの集団が寅の会だ。腕に覚えのあるものであればあるほど、いずれは邪魔なを追い落としてと考えない方がおかしいくらいだ。
     それがやがて「愛情無用」「解散無用」へと繋がっていくわけだが、今回は「の娘」話。
     の娘といえば、のちの「必殺仕事人V旋風編」から登場したお玉がそう名乗っていたが、寅の会を率いたという人物も複数いたので、かなりややこしくなっている。「必殺仕事人」以降、何かというと懐旧的に寅の会だのだのという名前が出てくることがあったが、あまり安易に過ぎると設定面がますます(笑)崩壊してしまうよ。
     ただ、それだけこの寅の会という存在が巨きかった、印象深かったということではあるだろう。
     今作は、という人物の造形面の深化、グループの一層の「癒着」へと繋がる、設定上意味の深めなエピソードだろう。(おっぺ)
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