感想文等 | これは最近、石田太郎バージョンしか放映されなくなってしまった。。。その点「策謀の結末」と同じなのだけど、「策謀の結末」みたいに小池朝雄バージョンの鮮烈な記憶がないのであまり未練は(笑)。寧ろ、石田バージョンだと(小池バージョンは違うようだ)ウィルソン刑事の声が石丸博也なので、それはなんだか楽しい(笑)。 さて、本題に移ると――この作品は、とにかく犯人役がまた印象薄い。レイ・ミランドなんだけど。コロンボが相手取るほどの頭脳派でも権力家でもない感じなので、対決の緊迫感がないのだ。で、見終わってみると、コロンボとウィルソンのやり取りの方が印象に残っていて、犯人は何してたんだっけ、となってしまう。おかげでかどうか判らないが、ときどき「毒のある花」とごっちゃになってしまう(^^;。 できれば、とこれまた無い物ねだりなのだけれど、コロンボには名犯人との丁々発止な頭脳戦、心理戦を求めてしまうのだ。出なければ、コロンボの出る幕ではないと感じているので。。。(おっぺ)
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