語る「万華鏡」

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模倣犯(映画)(もほうはん)

項目名模倣犯(映画)
読みもほうはん
分類ミステリ映画

作者
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  • 公的データ
  • ひとりの女性が失踪し、切断された右腕が発見された。やがて犯人はTVに電話出演し、殺人ライヴを予告する…。
    宮部みゆきの長編ベストセラー小説を、日本映画界の鬼才・森田芳光監督のメガホンで映画化したミステリー大作。犯罪における加害者の立場と被害者周辺の双方を両立して描いていく。
    理由なき犯行の恐怖性や、TVやインターネットなどのメディア批判、そして原作とは異なるラストの展開に賛否が飛び交い、結果として大ヒットを記録した。徹頭徹尾森田マジックともいうべき、彼の演出技術の集大成的作品に仕上がっており、また主演・中居正広の、これまで見せたことのないクールな一面も大いに作品のプラスとなっている。その他、木村佳乃、藤井隆、津田寛治など総じてキャスト好演。なかでも山崎努は名作『天国と地獄』をも彷彿させる貫禄の名演。(おっぺ)
  • 感想文等
  • 上の公的データでは好意的だけれど、個人的には、「山崎努はよかった」で終わる。。。
    なんだかツギハギだらけの映像で、サイコ・スリラーみたいな、そうでないような、中途半端な印象。まあ、拷問ブロックみたいな上下2冊の大長編を無理矢理映画にしたんだから仕方ないだろうが、オープニングやエンディングのやけにダイナミックな音楽といい、意味不明なギャグといい、原作をネタにしてサイコ・スリラーを作ってみましたというだけならいいんだが、、、という。
     これはあれですね、長大で壮大な一大宣伝ですね、、、原作の。

     原作でもちょっと弱かった「模倣犯」というタイトルの意味が、映画では完全無欠なまでに失われていたこと、いきなりの「全て冗談です」的クビチョンパ、せっかくの山崎努を無駄にするなよ。。。という感じでした。
    あー、ひさびさに悪態ついた(笑)。(おっぺ)
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