日本全国あやしい城巡り

静岡編


*金谷消防署*

 大井川鉄道の日切駅近くに有る金谷消防署は、何故か城郭風です。国道1号のバイパスからも良く見え、とても目立つ建物です。
 この庁舎は、平成5年に完成したとの事ですが、一体誰の趣味?でこんな建物になったのか、興味深いところです。


2004年7月撮影


*新居町消防団第一分団*

 新居の関所跡の隣に有る、消防団の建物です。
 新居の関周辺の街並みは、古い宿場町の雰囲気を残しているのですが、この建物がそれに溶け込んでいるかは微妙な所です。


2004年7月撮影

 なお、上の画像で案内板が立っている所の後ろの棟は公衆トイレになっています。

−情報提供:今橋曳馬城さん−
(掲示板のNo273から)


*掛川市大手門駐車場*

 掛川の市街地の建物は、意図的に城下町風にしつらえられているのですが、なんでも良いから白壁に海鼠壁風の意匠を付け、瓦屋根を載せていればOKらしく、違和感バリバリの建物が多数見受けられ、それが微妙な街並みを形成しています。
 参考:ヌーベルまちなみ街道


2004年7月撮影

 中でも激しいのが、この大手門駐車場。鯱を載せないのは最後の一線を越えない為でしょうか。
 なお、手前に見える鯱の載った建物は復元された掛川城大手門です。

湯ヶ島邑美術館

 伊豆半島のほぼ中央、天城湯ヶ島町(現在の伊豆市)の中心部を見下ろす山腹に湯ヶ島邑美術館が有ります。二層の城郭造りの建物に個人の美術品コレクションが収蔵されているとの事ですが、自分が訪れたのはまだ早朝で内部は見ていないので良く判りません。


2003年6月撮影


*熱海城*

 熱海市街地から南側の岬を見るとその根元の方に熱海城が見えます。六層八階という非常に立派な天守です。
 戦国時代の曽我山城址の一角なので、模擬天守であるとの意見もあるようですが、それは余りに拡大解釈し過ぎではないでしょうか?
 とりあえず、あやしい城の元祖と言って良いでしょう。この城のお陰で「ああ、(勝手に)天守を建てても良いんだ」と勇気付けられた方も多い?と思います。
 でも、まだ入ったことが無いんです、すみません今度行ってきます。

 行ってきました(2001.9.24)>熱海城訪問記(前編) (後編)


2001年9月撮影


*下田城*

 伊豆において熱海城と双璧を成すあやしい城です。Googleとかで検索するとバリバリに引っかかりますので、参照下さい。
 機会が有ったら行きたいですが、下田は遠いです。

 2002.5行ってきました>訪問記


2002年5月撮影


*伊豆長岡城?*

 場所は伊豆長岡町のR414号で狩野川放水路沿いの南側です。見たのは夜だったのですがライトアップされてました。一瞬しか見なかったのですが立派な三層の天守でした。
 多分、なにかの商業施設だと思います。

 2001.11.19に修善寺に行くついでに寄ってみました。
 その正体はホテル555(スリーファイブ)というぁゃιぃ宿泊施設でした。本館?は(この写真では見えませんが)奥にある建物のようです。


2001年11月撮影


大平山城?*

 国道1号線を清水から富士川方面に走っていると、清水ICから2〜3Km行った辺りで左手の山の上に隅櫓のような建物が見えます。
 今回、急に清水に行くことになったので、その事を思い出しネットで検索してみました。すると大平山の貯水施設?の管理棟らしいという情報がヒットしました。
 かなり詳細なレポートも見つかったので、それを参考にして探索に寄り道してみました。

 国道1号バイパスから側道(というか横の道)に入り慮崎神社の駐車場に車を止めました、貯水施設には側道から真直ぐに階段が登っているのですが、ゲートが閉まっていて、
「関係者以外立ち入り禁止」
と書いてあるので入れません。
 神社の右手から谷沿いの小道を登っていくと墓地になっていて谷の右側の一番高い所の手前側が貯水施設に登る階段に隣接しています。
 墓地の奥に分け入って斜面を登って裏手に回るのも可能とは思いますが、普通に入れる範囲ではここが一番近付けるポイントです。


2002年1月撮影

 清水市(現在は静岡市)の上水道施設の管理棟のようです。無理して近づくより、国道1号線の旧道あたりから見たほうが良く見えるかもしれません。

小山城(吉田町展望台)*


2001年8月撮影(ステレオ写真平行法)
交差法はこちら

 これはそれほどあやしい城では無いのですが、吉田町の真中に有る戦国期の山城、小山城の三の丸跡に吉田町展望台という模擬天守が建ってます。この建物は資料館、展望台で小高い場所に有って周りが平地なので、五階展望台からの眺望は良好です。逆に周りからも良く見えます(東名高速からも)。

 因みに小山城自体も発掘整備され、山城の様子がよく判るようになっています。山と言っても台地が大井川によって削られた残りのような地形(舌状台地という用語で良いのかな?)で、平地からの標高差は2~30m程度です。

*関所*

 東海道新幹線が浜名湖を渡る橋の西の袂あたりの国道一号線沿いに有る(新幹線から見ると南側)、多分レストラン等の商業施設と思われます。
 古城址さんが新幹線からあやしい城を目撃したとの情報を寄せてくれたので、名古屋に行く途中で撮影に挑戦してみました。


2002年10月撮影

 なにしろ、フレームに入れるので精一杯で、こんな写真になってしまいました。看板等を見ている余裕は全く無かったので正体不明ですが、三層三階の天守風建築物でした。
 そのうち近所に行ったら、もっとちゃんとした写真を撮ってきます。
<2002.11追記>
 近畿に行く為、再び新幹線で浜名湖を通過する事になりました。今度こそは上手く写真を撮るために撮影計画は念入りにしました。
 前回は取り回しの手軽さを考えてコンパクトカメラで撮影したのですが、ファインダが見づらいのと、連写がイマイチだったので、一眼レフにモードラを付けて・・・
 なんか、だんだん手段が目的と化して来ましたが。

 そんなわけで大阪行きの新幹線で進行方向左の窓側に座り、浜松を過ぎた辺りでおもむろにカメラを取り出しました。
 そして、標的がファインダに入ってきた瞬間に、
「シャキー・シャキー・シャキー」


2002年11月撮影

 でも、結局まだ正体不明です。
<2002.11さらに追記>
 浜松方面で仕事が有ったので、ついでに探ってきました。

 昔はドライブイン等の飲食店だった模様です。今は廃墟と化してました。行ったのが夜だったこともあり、閉店してからどの程度の期間が経っているのかは判断できませんでしたが、それほど長い時間では無いかも知れません。

 なお、肝心の名称ですが、看板が壊れていて判りませんでした。
<2004.4さらに追記>
 掲示板(No.273から)に寄せらられた情報によると、この建物は昔は「関所」という喫茶店だったようです(末期には、あやしい個室喫茶だったらしい)。
 閉店してから10年以上放置され荒廃が進んでいるようです。
<2004.7>
 近所に行ったついでに写真を撮ってきました。


2004年7月撮影

−情報提供:古城址さん−


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