[ キャラクタプロフィール ] 文:マスタードラゴン 絵:T-Joke

キャラクタ設定

ミューズ


魔法戦士

 圧倒的な魔力と高い戦闘力を持つ。
 元々、人間を越える存在を目標として作られたため、肉体的にも魔力的にも人間以上の能力を持つ有翼豹をベースに作られた。
 体力的にも魔法的にも、人間どころか、並の神より遥かに優れている。

性格

 のりやすく、トラブルを大きくして喜ぶタイプ。
 三妖神中、一番の策士。
 とにかく相手を徹底的に叩き潰さなければ気が済まず、そのためには、どんなえげつない手も平気で使う。
 性格的にはウルド+マーラーというところですか。
(そこまで酷くないかな?)
 最強最悪のトラブルメーカーでしょう。
 自分からトラブルを作らないところが唯一のすくいですね。
 ただし、起きたトラブルは徹底的に利用するのがちょっと ^ー^;

外見的特徴

 人間バージョン
 金と銀の”金銀妖瞳”と漆黒の髪を持つ。
 右目が金色、左目は淡く青みがかった銀色、肌の色は薄い琥珀色(東洋系)また、魔力により瞳の色を褐色にごまかすこともある(外出用)
 髪は背中の中程から腰の近くまでの長さでストレートヘア。
 額と胸に銀製のアクセサリーがある。
 額のアクセサリーの中心には赤い宝石、胸のアクセサリーの中心に青い宝石が組み込まれている。
 このアクセサリーは強大すぎるミューズの力を封じるためのものである。
 ミューズは、その強大すぎる魔力故に、2つのアクセサリーと人間の姿という二重の封印によってその力を100兆分の一程度に押さえられている。

 黒豹バージョン同様、翼は出し入れ自在。
 翼の形状は鳥と同じ羽毛系、4枚と2枚のどちらでも可
 身長/体重  167cm/46.2kg
 スリーサイズ 86/53/89
 元々人間の姿は仮のもので、魔法を使える彼女たちにはあまり意味がないが、基本的なサイズを上げておく
 他の二人にも言えることですが、瞳の色と髪の色が彼女たちのトレードマークなので変更は絶対に認めません ^ー^;
(ミューズの場合、淡い青がきつい場合は銀でも可)
 ただし、髪型や髪の毛の長さなどはある程度自由に変更は可能です。
 できれば私のイメージを優先してもらいたいものですが、それはまあ、要望ですので・・・・

 黒豹(猫)バージョン
 背中に漆黒の羽が4枚(2対)、この羽は自由に出し入れ可、また、必要に応じて、2枚(一対)だけの時もある。
 額と胸に銀の体毛で幾何学模様のアクセサリーがある。ただし、この模様は人間バージョンの時に付けているアクセサリーが変化したものなので、人間の時にアクセサリーを外すと、当然その模様もない。
 獣バージョンのサイズは、猫サイズ(子猫&成獣)と黒豹サイズを自由に選択。

イメージキャラクタボイス

 島津 冴子

作画に関して

 三妖神の中で最も早くイメージが固まったのが彼女です。
 まあ、小説本編を通して一番性格が分かりやすかったってのが最大の原因でしょうけどね。
 特にモデルがいるわけではないんですが、決定したイメージをマスタードラゴンさんに見せたら「灰色の魔女?」って言われちゃいました(笑)
 OAV版「ロードス島戦記」の、魔女カーラに取り憑かれている時のレイリアさんの事ですね。
 ・・・うーむ。そんなに似てるかなぁ・・・
 だけど、それは仕方の無い事なんですよ。と言い訳をしておきましょう。
 だって、ねえ。
”長髪・黒髪・黒マント・額にはアクセサリー”って、その設定だけでレイリアさんにある程度似てしまうのは仕方の無い事じゃないかと・・・
 うん、そう。だから俺には罪は無い!!(爆死)
 By T-Joke

メイル

戦士

 基本的には魔法を使えない。
 彼女は強大な魔力を持ってはいるが、その魔力をコントロールする能力に欠けているため、自由に魔法を使えない
 現在の所、彼女が使える”魔法”は以下の通り
1.変身能力
2.相手の魔力を無効化・中和吸収する対魔法防御能力
(中和レベルや質は自由に変更可能)
3.手持ちの武器や道具を自分の体に同化する物質変換能力
4.魔力による空間への干渉(これは2.の魔法防御能力の発展型である)
 攻撃呪文や、治癒術は使えない。
 おもに、魔法が使えない状況で最大の能力を発揮するように作られている。
 また、彼女の魔力中和能力は至近距離であればフルパワー状態のミューズの魔力すら完全中和する。
 彼女の絶対魔法無効結界の中で魔力を使えるのは、完全な状態のマスタードラゴンか上級竜族位である。
 剣に”気”の力を乗せて物理的限界を超えた力を武器に与える”剛破斬”
 剣を光速以上の速度で動かし”虚空”を作りその力で物理法則ごと相手を根元から破壊する”虚空閃”などの特殊な剣術を操る。
(光速以上の速度は物理的に出せないとされているが、それはあくまでも”人間”の常識に過ぎず、それに彼女が縛られることはない。勿論、なまじな力では実行不可能な力技である)
 また、グリフォン形態の時は回りの力を体内に蓄積しそれを高密度のエネルギー弾として打ち出す”激衝破”、翼を超高速振動させ、ほとんどの物質を切断したり、振動により共鳴破壊をおこす”斬冥翼”などの能力を持つ。
 これらは純粋に物理的・肉体的な能力のため、魔法が使えない空間においてもその威力が削がれることはない。
 また、彼女は武器や特殊な力を持つ道具を作る能力に長けているため鍛冶の神とも呼ばれている。
 向こうの世界では、彼女の作るものは最高の武器として、人間はもとより神々や魔族からも高く評価され珍重されている。

性格

 実は、通信&あとがきの時と、小説本編中の彼女の性格は少し違います。
 本来(小説本編)の性格はどちらかというと無口で無骨な頑固者で武人肌丸出しの性格です。
 不必要なことはあまりしゃべりませんが、ミューズとの漫才は健在で、口調はもっと男っぽくなってます。
 ミューズのえげつなさに(武人の性格故)少々反発しているところがあります。
 通信の時は無口では、あまり面白味がないので、あえてあの性格にしていますが、一応ミューズとは少々反りが合わないということになってます。
 通信上では、ミューズとのどつき漫才コンビを結成し、マスタードラゴンへのつっこみ役をしていますが、本来は三妖神中一番マスタードラゴンに忠実です。
 マスターの命令なら、世界を滅ぼすことも、自分の命を捨てることも平気で出来るこわいタイプ。

外見的特徴

 人間バージョン
 黄金の瞳・金髪のショートヘア、褐色の肌。
 髪の長さは変更可能だが、長髪にすると格闘戦で不利になるため、あえてショートにしている。
 外出するときはミューズ同様瞳の色を青色に変えることもある。
 黄金の翼を持つ、翼は2枚。出し入れ自在
 身長/体重  212cm/74kg
 スリーサイズ 97/68/99
 引き締まった、しなやかな体型。
 女性としての色気もあるのだが、その体格と戦闘力の高さから来るプレッシャーの方が大きく女性としての魅力を認められることは極めて希である。
 ただ、本人はそのことを全く気にしていない、というより、主人のマスタードラゴン以外の存在はゴミとしか見てないので、むしろ、好都合だと思っている。
 普段はそれほど筋肉ばってはいない(筋肉細胞自体、人間よりはるかに強靭なため、細目に見えてもけた違いのパワーを有する)が必要に応じて筋肉細胞を肥大化させ、そのパワーを上げることができる。
 その時の姿は、完全に筋肉ねーちゃん。
 またその体格ゆえ、服のサイズに悩むこと多し。
 変身能力のある彼女が、不便でありながらこの体格になるのは自分の体をもって、マスタードラゴンを危険から守る”盾”や”鎧”となるためである。

 グリフォンバージョン
  体長5mに及ぶ黄金のグリフォン
 マスタードラゴンが作ったため生粋のグリフォンとは異なる(あくまでも外見がグリフォンに似ていると言うだけ)がその戦闘力は幻獣の中でもベスト3に入るグリフォンをも遥かに凌駕する。
 グリフォンの時は人間の姿の数百万倍の戦闘力を持つ。
 ただし、人間の時よりも扱える武器の数が少なくなると言うハンデがある。

 鳥バージョン
 小鳥サイズ(カナリヤ程度)と大鷲程度のサイズを自由に選択。

イメージキャラクタボイス

 頓宮 恭子

作画に関して

 三妖神の中で一番”描き辛い”お人(?)です。
 設定によると人間形態時の身長は212cm!!。
 T-Jokeは女性を描く場合、大きくても8頭身程度じゃないと、バランスがすこぶる悪くなってしまうのですよ。
 ところが、この身長で8頭身ってのは頭のサイズが規格外になってしまうんですね。
 彼女単体の絵だったらそれなりに誤魔化す事もできますが、三人並んだりしたら違和感があったりして。
 作画するときは”意識して”頭身を高く描くように心掛けています。大体8.5〜9頭身くらいですね。
 マスタードラゴンさんは「エンジェルバーズ」のオメガをイメージしていたらしいですが、俺的には「サクラ対戦」の桐島カンナの影響が強いかもしれません。
 By T-Joke

シリス

魔道士・薬師

 肉体的な能力は勿論人間を越えてはいるが、メイルやミューズよりは弱い。
 三人の中では、魔力も低めであるが、一応、魔術主体の能力を持つ。
 だが、彼女の能力はむしろ、その薬学の知識と生成能力であろう。
 彼女の薬術はまさしく”神技”である。
 自称年齢 22億歳〜26億歳
 数十億年もの間、神々と魔王が作った結界の中に封印されていた。
 あまりに長く封印されていたため時間の感覚がずれているらしく、上記の年齢はあくまでも推定、実際はもっと長い可能性もある。
 何故、彼女が神や魔王に封じられていたのかは、現時点では秘密
 薬神と呼ばれる彼女が自らを魔神と自嘲するのもその辺に理由があるようだが・・・・
 ミューズ・メイルがマスタードラゴンの手で作られた存在であるのに対し彼女は元々存在していたので他の二人とは異なる。
 彼女がマスタードラゴンに仕えるようになったのは、ある出来事がきっかけである・・・・

性格

 マスタードラゴンに仕えるようになった彼女はどちらかというと、他の二人から一歩下がって、彼女たちとマスタードラゴンを見ています。
 基本的には沈着冷静な方ですが、生来の優しさ故に非情になりきれないタイプ。
 また、他の二人が主人の命令に(基本的に)絶対服従であるため、他の二人の暴走を押さえるストッパーとしての役割を自らに課しています。
 マスターに作られた者でないが故に、常に客観的に判断し、どうすればマスタードラゴンにとって最善であるかを考えて行動します。
 現時点に置いて、肉親を除いてマスタードラゴンを止められる唯一の存在で、三妖神の良心的存在です。

外見的特徴

 人間バージョン
 銀の瞳に銀の髪。
 髪の毛は腰まで届くストレートヘア
 色白(白人系)
 他の二人同様、外出時は瞳を濃い茶色に変えることが多い。
 線が細く、男の保護欲をそそるタイプ。
 身長/体重  154cm/39kg
 スリーサイズ 76/46/78
 額に小さな角を出すこともある。(ユニコーンのようにまっすぐな角)
 翼は他の二人が鳥の翼なのに対して、とかげやこうもりのように骨格に膜が張ってあるタイプのものが二枚ある。
 ただし、その膜はごく薄い微細な鱗におおわれている。
(蝶の羽にある鱗粉の様なもの)
 基本的に翼の色は白銀であるが、その鱗の光の反射率や透過率が微妙に違い、光に当たると微妙な色彩を描く。
 その色や模様は極めて微妙かつ繊細な美しさを持ち、それを目にしたものは”虹の翼””幻想の羽衣”とよび賞賛する。

 獣バージョン
 一応、彼女のもう一つの姿は銀色の蛇と言うことにはなっているがそれが彼女の真の姿ではない。
 彼女の真の姿は封印されているため、少なくとも現界(人間界)で、彼女の正体を目にすることはできない。
 全長約 20cm〜2mまで可変
 ごくごく普通の蛇。翼や角を出すことも希にある。

イメージキャラクタボイス

 井上 喜久子

作画に関して

 最初に頭の中に思いついたモデルは、やっぱり「ああっ女神様っ」のベルダンディー。
 やっぱ好きですわ、藤島画伯のキャラ(笑)
 ところが、描けば描くほどベル様とはかけ離れて行ってしまうじゃないですか。
 何も、”そっくりに模写”するつもりなんて有るわけ無い。”雰囲気くらいは近づけたいねぇ。”とか思って鉛筆を走らせたのですが、どうやっても妙な感じになってしまうのです。
 へっ。どうせ俺はその程度の画力しかないさっ!!
 結局、誰かをモデルにする事はあきらめて現在のイメージが出来上がりました。
 原案の段階で一番時間がかかったのは、間違い無くこの方です。
 余談ですが、ここ「Project-T」の図書室の管理をしている阿上結城嬢の眼鏡を外して髪の毛を銀色にしたらシリスになるのは、”ここだけ”の秘密(苦笑)
 By T-Joke

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