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diary - archive - no.82




2003.08.05.Tue

大分たったけど、先週末に”サマーソニック2003”に行ってきた。
毎年、行こうか行くまいか迷ったあげく結局行かなかったこのロックフェス。(同様にフジロックも行ってない。これは物理的に遠い。)
出演アーティストに決定打が欠けていたり、お金なかったり、普通に忘れてたり、まあ、理由はいろいろだった。
しかし、今年は自分が敬愛している”RADIOHEAD”がトリ。
丁度友人も誘ってくれている。
これは行かないわけにはいかない。(行かいでか。)
ということで、参戦を決意した次第。

当日、もうこれでもかという晴天。神様も祝福してなさる。
会場は、南港の中ふ頭だかなんだかいったとこ。海の近くの更地。
そこに野外ステージが設置されてる。デカイ。
よく考えたら野外ライブは初めてで、そのステージのデカさに感動。

このフェスは、この野外ステージ以外に会場(室内)が近場に数カ所設定されていて、同時刻にそれぞれの場所でそれぞれアーティストがパフォーマンスしているというシステム。
よって、見たいアーティストが重なってたら見れない。
うまく前後していても、会場が違えば移動しなければならない。めんどくさい。

とりあえず目的のアーティストを限定して、前半は室内会場の方で楽しむ。
MANDO DIAO””INTERPOL””THE MARS VOLTA(ex.AT THE DRIVEIN)”とか。

合間にオアシスとかいう休憩広場みたいなとこで御飯たべたり、ビキニのコンパニオンさんにスプレーをかけてもらったり。
みんな「オレも!オレも!」みたいなかんじ。
いやー愉快愉快。
こういうフェス独特のフインキがたまらない。
みんな気ぃ許しすぎ。

後半、野外の方に移動して、”STEREOPHONICS””STROKES”、んで”RADIOHEAD”。
夕日が沈みかけの時のSTEREOPHONICSは良かった。
あと、自分の目的のRADIOHEAD。
これも良かった。
ハッチャケた。
泣きそうになった。
今思い出してもブルブルっとくる。

RADIOHEADが終わり、フェス終了。
人ゴミをさけて帰ろうとして迷ったりしつつ、なんとか終電には間に合う。
で、無事帰宅。

疲れた。もう、グデグデ。でも、楽しかった。
帰ってからなんだか興奮しててなかなか寝つけなかったもん。

ああー、来年も行きたい。かもしれない。


そうそう、実は、”MANDO DIAO”を見てるとき、メガネ落とした。
半端じゃない数の人間が密集してる中、それも全員タテのりの中。

落とした時、もう瞬時に諦めたね。
そのメガネで見てきたものをちょっと思い出したりして。
あれは悲しかった。

でも、すぐに思い直して、踏みつぶされててもいいから探そうと。
みんな、「ウヒャァァァァァァァァ」ってなってるなかに腰かがめて、ありえないかんじで「メガネ、メガネ」。

ない。

その時、一緒に見てた友人が自分の異変に気付いてくれて、「どうしたん?」と聞いてくれてね。
「メガネ落としましてん・・・。」と力なく言ったのね。
そしたら、彼、すぐに「ちょっとみんなどいてんか!この人メガネ落としはってん!」と周りに叫んでくれたんですよ。
で、周りの人もそれ聞いてササーとどいてくれたんです。

すかさず、自分「メガネ、メガネ」。
なんか、水びたし。その中を手探りで。
(後で気付いたけど、この水、全部汗だ。)
「すんません。すんません。」と心でつぶやきながら、「メガネ、メガネ」。
うれしくて泣きそうになりながら「メガネ、メガネ」。

んで、見つかったんですよ。メガネ!ME-GA-NE!
それも無傷!!!!

奇蹟おきたね。神様降りてた。
っていうか、後光っ照ってた。
友達の背中に。
もう、拝んじゃう!みたいな。

これ、フェスのハイライト。
この場を借りて改めて、ありがとう。

(・・・でも、ウソついちゃイヤーン。(マダムヤーン。))


ああっと、それとDOORS。
時間帯がRADIOHEADとちょいカブってたから見送った。
残念。
『ハートに火をつけて』聞きたかった。

そういことなので。テュクイくん。


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写真は、タイのリゾートホテル。
いやー、楽しかったなー。

と言っていました。友人が。



2003.08.05.Tue