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diary - archive - no.76




2003.07.19.Sat

友人が『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』を見たらしい。
「どうだった?」と聞くと、「おもんない。」ということだった。

あと、「シワシワや。」とも言っていた。

そうか、シワシワなのか。


祇園祭りが終わった。

自分は数日、仕事終わりから終電くらいまでの1、2時間プラッとした程度だけど、それなりに満喫した。(という気になった。)
宵山には調子にのって、鼓笛隊?みたいな人たちと共にかなりの距離を歩いてしまい、結局迷子。帰れたけどね。
で、まあ、鼓笛隊?についていって何をしていたかというと、ずーっとその人たちが奏でる音を聞いてた。
いや、別にそんな凝った音じゃないし、素人さんがコンチキチンと適当にやっておるだけなんですが、それがなんだかすんごい染みたんですな。

とくだん、今まで民族音楽とかにはさほど興味があったわけではないんだけど、ここ最近妙にそういうタイプの音が染みる。

理由というか、キッカケは分かっていて、まあ、日本の、それも大阪に”OORUTAICHI”っつうアーティストがいるんだけど、彼の作品に”Bill Evans”(ジャズジャイアント?よく知らないけど)の曲と日本のお祭りの時に録音したであろう音(太鼓や笛、加えて儀式的な子供の復唱など)が重ねてあるだけの曲があるんです。
で、最近それを聴いた時に、今までにないくらいスルスルと内側に染みたんですな。
その曲っていうのは、あまり手を加えてるわけでもなく、その上完成度もさほど高いわけじゃないんだけど、落ち着いたピアノとお祭の「音」が驚くくらいマッチしてて、もうなんていうか、号泣。

それからか、なんかそういう音の「聴き方」みたいなものを覚えたような気がする。


あと、祇園祭りには、四条河原町あたりに「勝手に参加」というかんじで、エスニック・ドラムをずーっと叩いてる数人のアーティストがいたんだけど、そっちもかなり良かった。
リズムがひっぱるひっぱる。
グイグイグイグイ。

んで、たまに、「コンチキチン」という音が遠くから近付いてきて、そのエスニック・ドラムの「パカパカ」という音とフイに重なるんだけど、もうそのトリッキーなリズムが強烈なんです。
クラックラする。

病みつきになりそうよ。


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画像は拾いものです。
なんとまあ、ふてぶてしい猫ざんしょ。
たまらんなあ。

あと、いいかんじの画像を拾ったので、お裾分け。
タイトルはトッポジージョで。
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2003.07.19.Sat