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diary - archive - no.74




2003.07.12.Sat

久々に、千日前の方に赴いた。

あ、嘘かも。よく覚えて無い。

まあ、細かいことはいい。
とりあえず、ライブに行ったんです。
軍鶏礼讃”を見に。
このバンドは、なんとも不思議な演奏をするんすよ。
見せ物小屋で流れるような音楽。
ラッパがフンワカフンワカ。
あんま聴いたことがない音楽なんで、すごい新鮮。

でも、対バンが”騒音寺”とか有名どころで。
パフォーマンスとか楽曲の構成とか音そのものの分かりやすさとか、そういう点ではもう有名な彼等の方が圧倒的にウマイ。
盛り上がりも全然すごい。
ちょっと好きになった。

だけどもね、こういう先人が築いてきたジャンルに落ち着いてるタイプのバンドが目立つばかりで、ちょっと変わっているけど結構いい音を出してるバンドが目立たないのは、少し寂しい。
寂しいだけ。
寂しいだけだから、別にいいの。

話しは変わるけど、前に、友人2人とお茶をしていたんです。その内の1人がいわゆる”ハードコアが好き”というかんじの服装をしていて、で、もう1人は普通の格好をしている奴だったんですよ。
喋ってて(ダベってて)、なんだか洋服の話しになった。
そしたら、普通の格好の奴が”ハードコア好き”に言うんですよ。
「お前は楽でいいなあ」って。
これ聞いて「おもしろいなあ」と思った。
おもしろいなあと思っただけ。
思っただけだから。

まあ、結局は、そいつも自分もなにかしらスタイルに着地しちゃってるのは否めない。

”軍鶏礼讃”にしてもそうなんよね。
ただ、そういうスタイルが自分世代にとってメジャーかそうでないかってだけで。
いや、実際はよく分からんのだけど。個人とか大勢とか。
そうなんじゃないの?みたいなニュアンス。ファニーなかんじで。

でもなあ、そういうので演奏する時間とかも変わってきちゃうのは、すごいツライよなあ。
インディーズなんだし、みんな同じ時間でいこうよ!
遅刻しちゃったおかげで、1曲しか聞けなかったですやん。

とりあえず、”軍鶏礼讃”にはなにかしらの音源を出して欲しいところ。
話しはそれからかもしれない。

そうそう、道頓堀でテレビや雑誌で有名な”大タコ日本一”かなんかのタコ焼きを食した。
すごい適当な味だった。
絶望。


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画像はひろいもの。
なにがどうなってこういう状況なのかは分からないけども、とりあえず、将来はこういうオジさんになりたい。
「ヒャッホー!」と叫びながら、常に前のめりでいたい。



2003.07.12.Sat